2005年のアルバムですが、2000年にカセット販売されていたものをリイシューした作品になっています。96年から活動しているバンドで、最初はカセットやアナログ盤などのフォーマットで販売していました。その頃から既に独特のスタイルは生み出されていることが分かります。
1. Lumottu Karkkipurkki
2. Metsä
3. Af Rikka
4. Systeemi I
5. Aaveet
6. Systeemi 6
7. Linna
8. Systeemi 9
9. Sumusaha
10. Puutos
11. Sininen Maa
12. Aasia
13. Systeemi 4
14. Karkit
15. Aarre
レコーディングもアナログ卓でテープレコーディングされている風でもあり、それでいてサンプリングも駆使していたり、かなり自由な発想でレコーディングされています。こだわりがない事がこだわりみたいな雰囲気です。テープ録音ならではのローファイさもあり、まさに
サイケデリックなサウンドなのですが、それだけでは収まらないような許容量です。
ポップ言語を否定するような挑戦的な
音楽である事は間違いありません。それでいてポップな響きもあり、ポップアヴァンギャルドのもっとマニアックな世界です。既存の
音楽を再現しようなどとは全く思ってもおらず、たまたま出てきた音がポップだったりしているに過ぎません。生理的に受け付けない人がいるかもしれませんが、非常に生理的な
音楽だと思います。
Metsä
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