1. London Calling 2. Brand New Cadillac 3. Jimmy Jazz 4. Hateful 5. Rudie Can't Fail 6. Spanish Bombs 7. Right Profile 8. Lost in the Supermarket 9. Clampdown 10. Guns of Brixton 11. Wrong 'Em Boyo 12. Death or Glory 13. Koka Kola 14. Card Cheat 15. Lover's Rock 16. Four Horsemen 17. I'm Not Down 18. Revolution Rock 19. Train in Vain
アナログ盤では2枚組でした。パンクバンドで2枚組を出したのは彼等くらいでしょう。しかも次作は3枚組になりますが。このアルバムで何と言ってもカッコいいのはタイトル曲のLondon Callingです。レゲエとロックの融合と行っていい名曲です。Brand New Cadillacは50年代風のロックンロール、場末のジャズのようなJimmy Jazz、Hatefulでやっとパンクらしい曲が出てきます。
音楽的にはかなりポップで親しみ易い曲が多いです。特にアナログ盤では隠しトラックだったTrain in Vainはミックジョーンズの歌で、STAND BY MEというリフレインのラブソングが入っています。ブラスやキーボードも入り、音楽的幅が広くなっており、まずこのアルバムで慣らして次回作を聴く事をお勧めします。前進無き者には死を!これはパンクにも当てはまり、唯ギターをかき鳴らすだけの事で満足しているようでは駄目なのです。最近の前進を忘れたヒップホップの連中は死んでいるも同然です。パンクスピリッツを見直して頂きたい。