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2006/06/24(土) 23:37:58
 Title → ロック名盤シリーズ PUNCH DRUNKARD
PUNCH DRUNKARD PUNCH DRUNKARD
THE YELLOW MONKEY (1998/03/04)
ファンハウス
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前作同様イギリスで録音されたアルバムです。よりハードロック色を全面に出すようになりましたが、イエローモンキーとしてのサウンドはいよいよ完成されていきます。

1. パンチドランカー
2. 球根
3. 間違いねえな
4. ゴージャス
5. 見して 見して
6. クズ社会の赤いバラ
7. セックスレスデス
8. エヴリデイ
9. SEA
10. バーン(アルバム・ヴァージョン)
11. 甘い経験
12. 離れるな
13. ラヴ・ラヴ・ショウ(アルバム・ヴァージョン)

パンチドランカーはハードロックですが、サビの歌い上げるところがイエモンらしくてカッコいいです。当時レディオヘッドを中心にイギリスでは申し合わせたように暗く悲しげなロックが流行っておりました。それの日本からの回答が球根です。命という重たいテーマでダークなアレンジのこの曲をシングルヒットさせたというイエモンの実績は無限の底力を感じさせてくれました。こういう曲を支持させるという事は、それまでの日本では考えられない事でした。間違いねえな、ゴージャスなどハードロックなのですが、歌謡曲のような親しみ易さもあります。

見して 見してはワウクラビネットを使ったファンキーな曲。クズ社会の赤いバラもハードロックなのですが、ギターフィルがビートルズのヤーブルースしています。メロディーの付け方も旨くなっております。セックスレスデスはライブ向けの曲という感じ。エヴリデイはブリットポップのようなのですが、サビで歌謡ロックになるところがイエモンらしさでしょうか。SEAは序曲的な小曲です。BURN派シングルヒットしたフラメンコ調のハードロックで、アルバムバージョンとなっております。BURNといえばディープパープルを連想しますが、デヴィッドカヴァーディルが使っていた二段階に曲げられるマイクスタンドを使って吉井氏はテレビで歌っておりました。そういう小技をつかったりしていたのですが、分かっている人は何人いたでしょうか。

甘い経験はグラムポップロックです。こんなUKポップな曲を演奏出来るのは日本ではイエモンくらいしかいないでしょう。ポップなのに濡れちゃいそうです。離れるなは切ないほど淫猥な歌謡ロックの極みです。こんな生々しい歌謡曲は存在するはずも無く、イエローモンキーにしか成しえない音楽なのです。ラヴ・ラヴ・ショウもシングルヒット曲ですが、アルバムバージョンとなっております。ポップなロックンロールなのですが、聴いているとなんか妊娠しちゃいそうな気分になるのはいかなる事なのでしょうか。最後にノイズまじりの球根がリプライズされますが、キュアーのように淫美です。

イエローモンキーの本質を顧みたとき、このアルバムの完成度の高さというものを痛感させられます。行き着くべきところに行き着いたという感じです。傑作アルバムの一つです。

Love Love Show

Burn
 テーマ : ハードロック / ジャンル : 音楽
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