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2006/06/24(土) 16:19:16
 Title → ロック名盤シリーズ SICKS
SICKS SICKS
THE YELLOW MONKEY (1997/01/22)
ファンハウス
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レーベルを移籍しての第一弾アルバム。これまでの世界感はそのままに、より雄大なスケールを感じさせるアルバムとなっております。イギリスのピーターガブリエルが所有するリアルワールドスタジオなどで録音されています。

1. レインボウ・マン
2. アイ・キャン・ビー・シット,ママ
3. 楽園
4. TVのシンガー
5. 紫の空
6. 薬局へ行こうよ
7. 天国旅行
8. 創生児
9. HOTEL宇宙船
10. 花吹雪
11. 淡い心だって言ってたよ
12. 見てないようで見てる
13. 人生の終わり~フォー・グランドマザー

レインボウ・マンはシタールっぽいギターがサイケなニュアンスを少し与えております。インドの山奥で修行をしていたレインボーマンに引っ掛けてそれっぽくしたのでしょうか。サビの歌詞のメロディーがいまいちです。ここをしっかり創っていればいい曲になっていたでしょう。アイ・キャン・ビー・シット,ママはあっかんべーしたままを英語化した曲で、ハードロック的な曲です。楽園はシングルヒット曲でsus4を聴かせたコード進行でイエモンの魅力を存分に聴かせてくれる名曲です。TVのシンガーはディープパープルのようなハードロックナンバーで、この頃からグラムというよりハードロック性が強く成っていきます。

紫の空はジャズっぽい曲でメランコリックで激しさは椎名林檎に通ずるものです。薬局へ行こうよはブルース曲でインストです。ユニゾンするスキャットが喘ぎ声に聴こえたらたいしたものです。天国旅行はドラマティック名ハードロックです。こういう曲が創れるように成ったという事は、かなり充実した活動が出来ている事だと思われます。創生児は二重人格についてのないようでしょうか、これはグラムロックの薫りがします。HOTEL宇宙船はストーンズのジャンピングジャックフラッシュのwont youというかけ声を宇宙といっているのが笑えます。乗りのいいロックンロールで、アシッドセックスがテーマでしょうか。

花吹雪は日本語ロックとしては見事な出来映えです。淡い心だって言ってたよは名曲です。デビッドボウイがジョンレノンを手本として創っていた曲を吉井和哉が手本として創っているというロックの歴史を循環しているような曲です。歌詞とメロディーが見事にマッチしております。初期のボウイのような声で歌う吉井はとうとう自分のものにしたなーという感じです。見てないようで見てるはモットザフープルのようなロックンロールで、この流れは正にグラムロックです。人生の終わり~フォー・グランドマザーはグラムのようでいて独特の美しさを持った名曲です。前作にはファーザーがありましたが、今回はグランドマザーです。これほどの曲を創れるのは日本では吉井和哉くらいなものでしょう。フォーク界で名曲を創る人はいろいろおりますが、これほどの完成度があり、独自性は見かけません。

最後にオマケでジョンレノンのLOVEのような曲が入っておりますが、これはグランドマザーへの鎮魂歌なのでしょうか。
イエローモンキーの充実した時期の作品はどれも名作ですが、これがその中の一つであり、誰も寄せ付けないだけの確信が籠った作品であります。

楽園

TVのシンガー
 テーマ : ハードロック / ジャンル : 音楽
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