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2008/07/22(火) 23:27:36
 Title → ジャズ名盤シリーズ I.O.U.
I.O.U.I.O.U.
(2008/03/31)
Allan Holdsworth

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数々のバンドを渡り歩いたアランホールズワース。彼が自身のバンドを創って自主制作して出したアルバムです。メンバーはベースのポールカーマイケル、ドラムのゲイリーハズバンド、ヴォーカルはテンペストでも共演していたポールウィリアムスです。当時彼のソロアーティストとして契約してくれるレコード会社はありませんでした。その為の自主制作だったのですが、彼を師匠と崇めるエドワードヴァンへイレンが強くワーナーに彼の作品をプッシュして、このアルバムもようやくワーナーから販売される運びとなりました。

1. Things You See (When You Haven't Got Your Gun)
2. Where Is One
3. Checking Out
4. Letters of Marque
5. Out from Under
6. Temporary Fault
7. Shallow Sea
8. White Line

ヴェルヴェットダークネスのときにはまだ未完成だったホールズワース独特のギタータッチが完成されています。ピッキングやフィンガリングの際に発せられるノイズを極力排した演奏力で、まるでギター以外の楽器のようなニュアンスを生み出しているのです。シンセ的に説明すると音のエンヴェロープ波形がギターとは違うものになっているのです。

そしてコードでもジャラーンといった弾き方ではなく、全ての和音を同時に発音させるので、まるでシンセサイザーを弾いているようなイメージが生まれるのです。これはゴングあたりからやっていた奏法で、ロバートフィリップなども真似しています。独特のワイドなストレッチを用いたコード・ボイシングなど、普通のギタリストとは全く違う発想のもとに生まれた彼独自のギター奏法は、ヴァンへイレンに指が届かないから右手も使っちゃえ、という事態になりライトハンド奏法が生まれたとさえいわれています。

サウンドはフュージュンですが、歌もあり、U.K.やブラッフォードのようなプログレ的なニュアンスもあります。シンセサイザーを必要としないその奏法で、独特な世界がここにはあります。オリジナル性とテクニックいう意味ではマクラフリンと双璧をなすスーパーギタリストの創りだす音世界をご堪能ください。

Things You See

Where Is One

Checking Out

Letters of Marque

White Line

 テーマ : FUSION / ジャンル : 音楽
INDEX <A> | TB : 0 | CM : 0 |

ジャズ名盤シリーズ Road GamesHOMEDREAM.5 ライト級グランプリ 2008 決勝戦

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