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[20170930]

Book Of The Folded Forest
(1998/07/14)
Orla Wren

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2013年の作品です。映像作品を収録したDVDもついて、見開きの8面パネルのパッケージ、6枚のカードも付いた豪華仕様になっています。今回もボーカルを含めたゲストが参加しています。歌の存在感というものも意識してきたのか、しっかりとした構成の歌になっていますので、どこかプログレっぽい雰囲気になっています。これまで彼がイメージしてきたものは森林などの自然の空間でしたが、今回もタイトルからして森を描いています。

CD
1. The Words Under The Wood
2. I Must Live In My Lantern
3. The Wintering Box
4. Willow Bows And Cats' Cradles
5. Four Feathers Few
6. Shipwreck Seems Sweet To Me In This Sea
7. The Painting Tree
8. Swallow Tails And The Story Born
9. A Lone Flake Of Sail
10. Things You Cannot Keep
11. Rising Swing Ringing
12. In A Past Life I Was A Woodcarver's Knife
13. Ashes From A Long Fire
DVD
1. The Words Under The Wood
2. Four Feathers Few
3. Willow Bows And Cats' Cradles
4. Shipwreck Seems Sweet To Me In This Sea
5. Rising Swing Ringing
6. In A Past Life I Was A Woodcarver's Knife
7. Ashes From A Long Fire

森を表現するなら、森の木々から作られたバイオリンなどのアコースティック楽器が適していますが、それにエレクトロニクスなデジタルサウンドも絡めていくというのがフォークトロニカの手法であり、彼のやりたい音楽を作る上では、その手法が多いに役立っています。一般的な楽器だけで表現すれば、それはデフォルメいているに過ぎませんが、サンプラーなどのデジタルサウンドと合わせるだけで擬似的ではありますが、リアルなバーチャル感が生まれます。

実際の森の中に入ると、そこには森ならではの音楽が流れています。クラシック音楽の中には森の中で作曲されたものも多くあります。鍵盤の前で楽譜とにらめっこしながら曲を作るのとは違うスケールになってきます。それは得てして変拍子になる事が多いです。大自然を表現するのに4拍子だと嘘になってしまうのです。4拍子って一般的ですが、かなり人工的な拍子なのです。それを数学的に作っていくラップトップで表現するのですから、事前に頭の中で構築されていないと難しいと思います。生演奏も助けにはなっていますが、素晴らしい構成力だと思います。

The Words Under The Wood
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[20170930]

The One Two Bird And The Half Horse
(1998/07/14)
Orla Wren

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2009年の作品です。今回はゲストが複数参加しており、ポストMeredith Monkとして現在世界中から注目を浴びている東欧の若手ボイス・パフォーマーRussudan Meipariani、フリー / 即興シーンで活躍するジャズ・シンガーJessica Constable、日本のSMILE DOWN UPON USのmoomloooなどのボーカリストも起用して歌も入っています。歌が入ることにより、北欧的なイメージで曲を作っているのが分かります。

1. First Wooden Words
2. Seven Papers Torn
3. Tugboats And Railroads
4. Two Note Winter
5. Book Of Frost
6. Words Of Finn
7. The Fish And The Doll
8. A Wren Coloured Fable
9. 33 Fainting Spells
10. Some Tales Wait Shy
11. The Unbowed Hand
12. The First Born Daughter Of Water

アコースティック楽器もゲストに演奏してもらう事により、前作には無かった表情なども手に入れています。全体を統括しているのはOrla Wrenによって作られたサウンドスケープなトラックであり、演奏も歌もその中の一部であるように表現しているので統一感があります。即興的なアンビエントではありません、あくまでも綿密に練り上げられた構成を持っていますから、抽象的なようでいて抽象的な印象がありません。

一つ一つの音に意味があって、絵画の中の一部を表現しているかのようで、そのアンサンブルにより奥深い映像が見えてきます。但し、その映像は日本で見る事がないような風景だったりするので、多少幻想的に感じられます。枯葉を踏みながら森を歩く音、空には鳥がいて小川では石がぶつかり合う音があり、風が耳にあたる時に発するノイズ。湿度は残響音で感じる事が出来ます。まるで北欧の深い森にいるかのようなバーチャルリアリティを体感出来ます。それも音楽的に。

Seven Papers Torn
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[20170929]

Butterfly Wings Make
(1998/07/14)
Orla Wren

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イギリス出身のTui comesことOrla Wrenの2006年のファーストアルバムです。ウェブデザインや絵画を売ってはヨーロッパを渡り歩いていた彼が旅行中にexpanding recordsからリリースした作品になっています。エレクトロニックなサウンドエスケープ作品になっています。ピアノやギターは生演奏していますし、スタイル的にもフォークトロニカらしい雰囲気になっています。

1. Closure
2. Myself And Movement
3. Ballad Of A Daydream
4. Between The Rain And My Skin
5. Hand Stitched
6. Moth
7. Weir
8. Happy Done Gone
9. Fawn
10. She Smiles When He Calls Her Friend
11. Sea Grass

アンビエント的なのでリズム楽器はありませんがビート感というか、ミニマル感を演出しながらも浮遊感を作り出しています。絵画などヴィジュアル面を手がけているだけに、音楽を作らせても映像が浮かぶような配慮があります。楽器が弾けますので音楽面では素人というわけではありません。どちからというとクラシックな教養を持っているようです。

非楽器なサンプリングループなどはフォークトロニカの常套手段ですが、その使い方などはセンスを感じます。ペイティング感覚に音楽という時間の流れを加える作業は彼にとってはそれ程特別な作業でもなかったみたいです。主旋律はありませんが、ミニマルな流れによりテーマを感じさせますので抽象的なものより明確なビジョンを感じさせます。一つ一つの音処理も繊細で見事です。

Closure
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[20170928]

Ciencia Exacta
(1998/07/14)
Gepe

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2017年のアルバムで現在までの最新作になります。もう普通にポップスを演奏するようになっています。これまでの要素は全て入っていますが曲そのものが普通のポップスになっているので、チリのイメージは全く感じなくなっています。スペイン語で歌っているのでブラジルのミュージシャンと大差無くなっています。やりたい事を突き詰めていけばここに至るとしても、あまりにも素直な表現になっています。

1. Hablar de ti
2. Abrir la puerta
3. Hoy
4. Solo
5. Flor del canelo
6. Cine en tu cama
7. Ojos que no ven
8. Hoy dia me lanzo
9. Las Flores
10. Hasta cuándo con

ポップスになってはいますが、今風のポップスでは無く、80年代っぽい感じですから、特に世界的に売れてやろうという野心が無いようにも感じますし、好きな事をやっているだけなのかもしれません。チリ国内なら歌謡曲として売れるのかもしれませんが、世界的にも多少なりとも注目されていますから、もう少し冒険があってもいいと思いますが、これ以上の事をやる気は無いようです。

ラテンの要素もフォルクローレの要素も西洋では昔から取り入れていますから、普通に西洋のポップスと大差無くなっています。一般的には知られていないようなチリの音楽性を広めようとか、そこまでの野心は感じられません。あくまでも誰でも知っているうような音楽の枠組みの中で作れる範囲で良いものを作ろうとしているのは伝わってきます。そこには新しいとか、珍しいとか、目立ってやろうとか、顕示欲を抜きにした素直な表現は好感が持てます。

Full Album
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[20170927]

Estilo libre
(1998/07/14)
Gepe

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2015年のアルバムです。ラテンアメリカにスカのリズムは定番になってきましたが、そこに再びフォルクローレの要素も付け足してGepeのスタイルが完成された作品になっていると思います。アフリカンっぽいアレンジもあり、その結果、まるでインドのポップスみたいな印象に聴こえるようになりました。インディオが西洋文明と融合してインドの歌謡曲になってしまうとは不思議な巡り合わせです。

1. Marinero Capitan
2. Hambre
3. TKM
4. Punto Final
5. Melipilla
6. Invierno
7. Fiesta Maestra
8. Siempre Quiero Lo Que No Tengo
9. Piedra Contra Bala
10. Ser Amigos
11. A La Fiesta
12. Vivir

いろんな要素を感じさせますが、この人の音楽は結局大衆的な音楽を趣向していると思います。コード進行は極めて普通で、アレンジの引き出しが一般より多いというだけです。大衆性を重んじているので突き詰めていくと個性的にはならずに、大衆食堂のような誰でも受け入れられる音楽に仕上がっています。これは良い事なのかどうか、本人が納得しているならそれで良い事でしょう。

少し聴き手を突き放すくらいの独創性もあるともっと売れると思います。物足りないと感じるのはそこだと思います。せっかくいろんな武器を手にしているのに、武器が少ない人と同じレベルで甘んじている。それは結局チリ国内だけで支持されるような音楽になってしまっていないか、C-POPみたいになってしまっているように感じます。海外から見れば珍しい感じはしますが、世界で通用するようなレベルからは後退してしまった感じがします。

Full Album
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[20170926]

GP
(1998/07/14)
Gepe

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2012年のアルバムです。ラテンアメリカとファンク、ヒップホップの融合という方向性を示しました。もうチリだけの音楽ではなく、ラテンアメリカ全体と北米の音楽を融合するという選択をしました。その結果、どこかメキシコのマリアッチとファンク、ヒップホップが融合してスカも加えたような音楽になっています。

1. En La Naturaleza (4-3-2-1-0)
2. Fruta Y Té
3. Con Un Solo Zapato No Se Puede Caminar
4. Bacán Tu Casa
5. Libre
6. Campos Magnéticos
7. Lluvia Diente Lluvia
8. Bailar Bien Bailar Mal
9. Platina
10. Bomba Chaya
11. Un Gran Vacío

マリアッチとファンクの共通点としてホーンセクションを有効的に使うようになっています。もはやフォルクローレの雰囲気は影を潜め、スカのリズムとタンゴとフラメンコのリズムがシンクロするような不思議なリズムを作り上げています。結果としてダンスミュージックになっていますから世界的にも通用するような内容になっています。

今やほとんどの国にインターネットがつながっていますから、世界中に様々な音楽オタクがいて、自由に自分の音楽を発信できる環境になっています。南米にも沢山個性的なミュージシャンが潜んでいると思いますが、そういう人達に希望を示す事が出来るような作品になっていると思います。自分のお国柄の音楽にこだわる必要もありませんし、何千万の有志がいたら何千万通りの音楽が存在すると思います。売れる売れないは別として自分の個性を誤魔化す事なく音楽に反映していった人が、未来を切り開いていく音楽を作っていくという期待と希望を持ちたいと思います。

Full Album
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[20170925]

先頭を走っていた豪栄道を星一つで追いかけていた日馬富士が千秋楽でぶつかり、本割で勝った日馬富士が決定戦でも勝って逆転優勝しました。横綱が集中すれば実力の差が出てしまいます。角番脱出が目的だった豪栄道はいつの間にか勝ち続け、自信が出てきて内容も良くなってきましたが、後半は優勝を意識してしまい、立会の駆け引きなどの小細工をするようになり連敗して勝ち星の貯金を使いきり、優勝のチャンスを逃してしまいました。最後まで平常心で戦っていれば優勝は間違いなかったと思いますが、準優勝なので、来場所は綱取りの場所になります。そのチャンスも逃してしまったら万年大関のままでしょう。

上位の成績
日馬富士 11勝4敗 優勝
豪栄道 11勝4敗
高安 1勝2敗12休
照ノ富士 1勝5敗9休
嘉風 8勝7敗
御嶽海 8勝7敗
玉鷲 7勝8敗
栃煌山 6勝9敗
琴奨菊 10勝5敗
栃ノ心 4勝11敗
北勝富士 7勝8敗
碧山 3勝5敗7休
千代大龍 8勝7敗
阿武咲 10勝5敗


技能賞をとった嘉風は前半調子が出ませんでしたが、気力と長年の熟練の巧さが光りました。伊達に長く続けていません。平幕に落ちた琴奨菊は大関の頃のような気迫で二桁勝ちました。三役復帰は間違いありません。阿武咲は入幕から3場所連続二桁という、誰も成し得なかった記録を作りました。新入幕の朝乃山は二桁勝って敢闘賞となりました。

遠藤も相撲感を取り戻し二桁勝利。後は重さと速さを手に入れれば期待通りの地位まで上り詰める事でしょう。石浦は小兵なので変化を得意としますが二の矢が遅いので裏目に出ます。怪我もありますがもっと勝つための研究が必要です。逸ノ城はなんとか勝ち越しましたが、なんとか勝っているようではずっと平幕です。いい加減勝つ為の相撲を身につけて欲しいと思います。

千秋楽幕内の全取組
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[20170924]

Audiovisión
(1998/07/14)
Gepe

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2010年のアルバムです。さらにポップ感覚を磨いています。しかし、エスパニョーラな言葉はトロピカーナを連想させます。トロピカーナはボサノヴァとブリットポップの融合でしたが、こちらは時代と国が違いますからフォルクローレとテクノハウス、それにビーチボーイズのようなソフトロックとの融合になっています。フォルクローレで使われるギターは一般的なクラシックギターとも違いますから、民族音楽の印象が潜んでいます。

1. Amigos Vecinos
2. Por La Ventana
3. 12 Minerales
4. Alfabeto
5. Ayelén
6. Estado De Vista
7. Lienza
8. Salón Nacional De Tecnología
9. Un Día Ayer
10. Victoria Roma
11. La Bajada
12. Budapest

ギターの弾き語りだけにとどまらないアレンジの盛り上げ方も心得ていて、70年代に登場していればきっと知名度も残っていたと思います。現在ではデジタル感覚が少なめで、ポップソングとしても古いタイプのものであり、ヒットチャートに出てくるような曲ではありません。だからこそ、この素朴な感じが好感が持てます。最近では少なくなっている柔な傘を持った音楽になっています。

古臭いわけではありませんが、こういう感覚の音楽はめっきり少なくなっていますので、新鮮でありますし、エスパニョーラな歌のイントネーションも特別な感じがします。和音構成も80年代までの感覚で止まっている感じがしますが、フォルクローレとの兼ね合いでは、まずここに落ち着くのが妥当だったのかもしれません。これが90年代っぽいアレンジになったらもっとかっこよくなると思います。

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[20170924]

Hungría
(1998/07/14)
Gepe

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2007年のアルバムです。フォルクローレの要素を秘めて世界的にも通用するポップな作品に仕上げています。世界を視野に入れ出したのでしょう。ブラジルにおけるトロピカリアのような雰囲気になっています。デジタル楽器も使っていますが、生演奏なのでテクノ感は薄めです。チリにおける良質なヒネクレポップです。

1. Esgrima
2. Gracia
3. Celosía
4. 357
5. No Te Mueras Tanto
6. A La Vista
7. 8tema
8. Samoriseva
9. Hungría
10. Hebra Prima

シーケンスはありませんが、リズムボックス的な打ち込みはあります。しかし、チリにおいてはかなりのベテランが集まっているようで、生演奏が基本です。DAWも使うようになっていますが、編集的な使い方です。チリの音楽性にこだわらなくなった感じがします。レゲエやブリットポップ、テクノの要素もあるかもしれませんが、西洋の音楽と地元の音楽を融合させるというトロピカリアの精神性に似ています。

チリでもフォルクローレだけではありませんから、チリの特徴も残しつつ世界に通用する音楽を確立させて、世界的にもヒットを飛ばして欲しいと思います。トロピカリアは渋谷系的なセンスもありましたが、彼にも似た感じがします。しかも現在進行形のミュージシャンですから、トロピカリアよりも進化した感覚を持っています。かなり期待したいアーティストです。

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[20170923]

Gepinto
(1998/07/14)
Gepe

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チリのアーティストDaniel Alejandro Riveros Sepúlvedaの一人プロジェクトGepe2005年のファーストアルバムです。南米らしいフォルクローレとエレクトロのフォークトロニカという発想はかなり斬新です。デジタルサウンドも入っていますが、ほぼ生演奏で録音されている雰囲気があります。なんといっても歌がポップで親しみやすいというのが魅力です。

1. La Enfermedad De Los Ojos
2. Nunca Mucho
3. Multiplicación
4. Sal
5. Namás
6. Los Barcos
7. Los Trapenses
8. El Gran Mal
9. Torremolinos
10. Vacaciones
11. Nihilo
12. Estilo Internacional
13. Guinea

南米といえばブラジルから世界に出てくるミュージシャンはいますが、チリからも出てくると新しい発見があります。日本のフォークトロニカみたいな優しい感じがありながらも、フォルクローレを基盤としていますから今まで聴いた事がない感覚になっています。アルゼンチン同様チリもラテン系の音楽と土地に根付いた音楽が融合してきた文化があり、その要素を含みながらも世界的に通用する音楽まで高めているところは素晴らしいと思います。

どうしてもワールドミュージック的な扱いをされがちですが、ポップスとして成り立っています。80年代はワールドミュージックとしてアフリカの音楽が大流行しました。その次は南米だと言われていましたが、流行するまでには至っていません。ロックとの相性というのもありますから、相容れられるアイデアが必要だったのだと思います。これからもアイデア次第で南米の音楽はくると思いますから、こうしたアーティストには期待したいものです。

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[20170923]

Stories
(1998/07/14)
Avicii

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2015年のアルバムで現在までの最新作になります。この作品もヒットシングルを集めた形で、アルバムは2枚ありますが、どちらもベストアルバムのような内容になっています。全曲違うシンガーに歌わせていますから、ファンじゃない人が曲を聴いただけじゃAviciiの曲だとわかる人は少ないと思います。アレンジも定番通りですから何が特徴かと言われても困ってしまいます。

1. Waiting For Love
2. Talk To Myself
3. Touch Me
4. Ten More Days
5. For A Better Day
6. Broken Arrows
7. True Believer
8. City Lights
9. Pure Grinding
10. Sunset Jesus
11. Can't Catch Me
12. Somewhere In Stolkolm
13. Trouble
14. Gonna Love Ya

学校で教わった通りのアカデミックなテクノダンスミュージックであります。ここでレゾナンスをいじくって、ここでフィルターを動かして、ここでリバースを入れて、ここでブレイクしてと、岡崎体育に比喩されるような内容になっています。曲によってプロデューサーも使い分けているので飽きることはありませんが、予想通りの展開が待っています。90年代あたりからヒット曲の法則はリスナーを満足させる為に想定通りの展開が求められるようになりました。所謂商業ロックのなりの果てです。

リスナーに寄り添う事でヒットを飛ばす。J-POPの定石です。アメリカのヒットチャートも然りです。ポップスとしては当たり前かもしれませんが、リスナーの想定を遥かに超えたものを提供してきたロックにとってはタブーとも言える事ですが、ロックも80年代のヘヴィメタリバイバルあたりからリスナーに寄り添う、想定内の定番が支持されるようになって、もはやロックもどきの音楽がロックとして広まってしまいました。聴く側はそれでいいとして、創造者としてそれでいいのかという疑問、疑念が浮かんできます。商売という捉え方ならそれでいいのでしょう。

Waiting For Love
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[20170922]

True
(1998/07/14)
Avicii

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スウェーデンのアーティストTim Bergの一人プロジェクトAviciiの2013年のファーストアルバムです。Nile Rodgersプロデュースという華々しいデビューで、メジャーならではの豪華なサウンド、ほぼシングルヒットした曲ばかり集められています。彼はDJ、プロデューサーで、彼が作ったトラックにゲストが参加して歌っています。歌のうまい人ばかりです。

1. Wake Me UP
2. You Make Me
3. Hey Brother
4. Addicted to You
5. Dear Boy
6. Liar Liar
7. Shame On Me
8. Lay Me Down
9. Hope There’s Someone
10. Heart Upon My Sleeve

基本的にユーロビートのハウス系のスタイルで、フォークトロニカと呼ぶにはあまりにもメジャーなサウンドです。シングル用の曲ばかりなので、ヒット性もありますし、これで売れなきゃどうする、みたいな完成度です。ゲストも含めてプロフェッショナルな人が集まって作り上げたヒットメーカー的なところがあるので、インディーズ系に比べると面白みは少ないです。

それでもギミックなど満載ですが、定番とも言えるやり口なので予想通りの展開になっています。未だにユーロビートは売れる要素なのですね。ダンスミュージックの需要は今でも続いています。それでも飽きさせないような要素としては歌でしょう。旋律もいいし、ゲストの歌が素晴らしいので、ゲストの力がほぼこの完成度を決定づけています。メジャーならではの面白みの無さを差し引いてもヒットするのはわかります。

Wake Me UP
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[20170921]

8AM
(1998/07/14)
Teengirl Fantasy

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2017年のアルバムで現在までの最新作になります。やっていることは同じですが、さすがにここまでくるとお金もありますから、新しい機材を揃えているようで音源も新しくなっています。音源が新しくなっただけで印象が全く違ってきます。マルチ音源ですから、音源だけで独自の動きを持っています。ですからレトロな感じを演出しても古臭く感じません。

1. Glare
2. Crash Soft
3. Telepaths
4. We Out
5. It Was Already Light Out
6. Where I Went
7. All Of The Time
8. Star-rise
9. Don't
10. Seeds
11. En Route
12. Wet Eyes & Exhilaration

サンプラーの使い方は相変わらず古臭いですが、エフェクトも最新になっていますので古臭さをカバーしきれています。今までは持っている機材をいじくり回していましたが、さすがに新しい機材はまだいじくりきれていないみたいで、余力を残している感じがします。その分聴く方は楽な気持ちで聴くことができます。

余力を残しているということは、今後さらに進化する事が期待出来るでしょう。最近の機材は使い尽くせないほどの機能を備えていますから、能力以上の使い方をしているミュージシャンって、まだお目にかかっていません。音楽的にそこまでする必要が無いからです。でもこの二人はやってくれそうな気がします。そしたらもうレトロなんて気にしている場合じゃ無くなるでしょう。そうなってから私は楽しめると思います。

Star-rise
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[20170920]

Tracer
(1998/07/14)
Teengirl Fantasy

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2012年のアルバムです。テクノ、ハウスの手法を継承しながらも、今回はゲストミュージシャンとのコラボレートが楽しめます。二人だけでやるときはインストものですが、ゲストに歌わせることで躍動感も加えることに成功しています。サンプラーも多用するようになっていますが、80年代的なサウンド、使用法によりレトロな雰囲気が満載です。

1. Orbit
2. EFX (feat. Kelela)
3. Eternal
4. Pyjama (feat. Panda Bear)
5. Mist of Time (feat. Laurel Halo)
6. End
7. Vector Spray
8. Inca
9. Do It (feat. Romanthony)
10. Timeline

サウンドはかなり古めかしいものになっていますが、一回りして現在では新鮮に聴こえるのかもしれません。さすがに昔よりもテクノロジーは進化していますので、細部にまでこだわったアレンジになっています。今ではかなり容易に再現出来るスタイルだと思います。既存のループを組み合わせるだけでも作れるような音楽です。

レトロなサウンドばかりですが、打ち込み、ミキシングに力が入っており、見せ場は沢山あります。それに歌が加わっていますので、よりコマーシャルな作りになっています。いつも部屋にこもってシンセをいじり倒しているようなイメージを受けるくらい、レトロながらも昔のものより凝ったものになっています。それにしても新鮮に聴こえるサウンドが一つもないというのは、私としては聴き続けるのは辛いです。

EFX
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[20170919]

7 AM
(1998/07/14)
Teengirl Fantasy

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アメリカのエレクトロニックデュオTeengirl Fantasyの2010年のファーストアルバムです。メンバーはLogan TakahashiとNick Weissの二人。大学で知り合った二人が作り出した完全なエレクトロサウンドで、このアルバムではシンセサウンドのみで構成されていますが、ターンテーブルを使っている曲もあります。ヨーロッパ系のダンスミュージック的でもあります。

1. Vibes
2. In An Arena
3. In The Rain
4. Make The Move
5. Floor To Floor
6. Forever The Feeling
7. Dancing In Slow Motion
8. Koi Pond
9. Cheaters

アメリカのメジャーで拾われるのはヒップホップ系だったりしますので、アメリカ的とは言いにくいですが、インディーズにはそんな事お構いなしで好きな事をやっているのが沢山いたりします。オタク系もヨーロッパが多い印象ですが、アメリカでも水面下ではうようよいる訳です。ですからユーロ系のダンスミュージックをやっていても不思議ではありません。

この時期にこのサウンドというのも勇気がいる事だと思います。でも好きならしょうがない。レトロな感じでもダンスミュージックなら需要があります。ラップトップミュージックを始めたばかりならうってつけのスタイルでもあります。ダンス系のシンセ音源やサンプリング音源は山ほど用意されていますから、プリセット音源そのままでも作れる音楽です。そこで何をやるかが問題になってきますが、彼らはまず素直にエレクトロダンスミュージックを作り出しています。

Vibes
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[20170918]

上位陣の相次ぐ休場、負傷者が多く出ています。今まで調子が良かった力士が不調だったりしても、代わりに調子がいい力士が盛り上げてくれるところが大相撲の醍醐味でもあります。角番の豪栄道は星を上げるために変化したりしていましたが、白星を重ねるうちに調子に乗ってくるタイプなので、相撲内容もよくなってきて首位につけています。もう一人の首位が阿武咲で、調子がいい時に星を稼ぐ事で来場所の躍進につながってきます。

中日までの上位の成績
日馬富士 5勝3敗
豪栄道 7勝1敗
高安 1勝2敗6休
照ノ富士 1勝5敗3休
御嶽海 4勝4敗
嘉風 4勝4敗
栃煌山 2勝6敗
玉鷲 3勝5敗
栃ノ心 1勝7敗
琴奨菊 4勝4敗
碧山 0勝1敗7休
北勝富士 4勝4敗
阿武咲 7勝1敗
千代大龍 6勝2敗
松鳳山 4勝4敗


遠藤は5勝あげて、相撲内容も形が出来てきて良くなっています。ただ、まだ相撲が遅いので、自信を持って前に出ていけるようになってくれば上位に定着出来るでしょう。逸ノ城も5勝で、大きな力士には勝てています。前に出るよう心がけているので勝つ気はあるようです。それでも未だに相撲感は鈍いように感じます。角番だった照ノ富士は休場になり、大関陥落が決定しました。横綱になる人で大関陥落した人はあまり知りません。古傷のせいなので致し方ありませんが、来場所10勝あげれば大関に戻れますから、それにかけていると思います。調子に乗っている豪栄道が調子に乗りすぎなければ優勝の可能性もありますが、先が見えない場所だけに最後まで盛り上がってくれると思います。

中日幕内の全取組

[20170917]

Diluvia
(1998/07/14)
Freelance Whales

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2012年のアルバムで現在までの最新作になります。まだ2枚のアルバムしか出していないんですね。それでも今完成度の高さは何なんでしょう。今風の電子音も含まれていながらもダイナミックなバンドサウンドもしっかり出している。そして心地良いポップセンス。メジャー顔負けの出来栄えです。外部のブレインは少なめで、バンドだけでこれだけの完成度を生み出せるなんてすごいバンドだと思います。

1. Aeolus
2. Land Features
3. Follow Through
4. Spitting Image
5. Locked Out
6. Dig Into Waves
7. Red Star
8. Winter Seeds
9. The Nothing
10. DNA Bank
11. Emergence Exit

楽曲が良いというのが一番重要ですが、それをより魅力的に聴かせるアレンジ能力も並外れています。メンバー全員がアイデアを出し合っているのだとしても、その引き出しの豊かな事。こういう将来性のあるバンドを育てていくのもレコード会社の責任があると思いますが、インディーズのままでいるというのも末期状態だと思います。メジャーにはもう鋭敏なアンテナは備わっていないのでしょうか。

イギリスだったら間違いなくメジャーが動くと思いますが、若い才能を見つけて育てていかなければ、本当に音楽シーンの未来は無くなってしまいます。目先の利益しか見えていないのだとしたら、もうレコード会社の果たす役割すら必要ないと言わざるおえません。宣伝も自分達で出来る時代になったとしたら、本当にレーベルは無くなっていく事でしょう。自分発信の音楽が未来を変えていく事になるでしょう。そんな期待が持てる素晴らしいバンドです。

Full Album
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[20170917]

Weathervanes
(1998/07/14)
Freelance Whales

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アメリカのフォーク、カントリー系エレクトロバンドFreelance Whalesの2009年のファーストアルバムです。メンバーはボーカル、ギター、バンジョーのJudah Dadone、ベースのChuck Criss、ドラムのJacob Hyman、ギターのKevin Readです。男女混合バンドで、カントリーやフォークソングとして曲を書いていますが、アレンジはシンセポップの現代的なアレンジになっています。

1. Generator ^ First Floor
2. Hannah
3. Location
4. Channels
5. Starring
6. Kilojoules
7. Broken Horse
8. Danse Flat
9. Ghosting
10. We Could Be Friends
11. Vessels
12. Generator ^ Second Floor
13. The Great Estates

カントリーもフォークもロックのルーツの一つですから、コード構成などはロック、ポップスとかぶります。ですからカントリー系のアレンジにするのも、ポップスとしてアレンジするのも容易でありますが、彼等はそれを共存させています。Taylor Swiftもカントリー系のシンガーソングライターですから、アメリカではポップスとしてのカントリーも確立されています。ですから全く違和感無くヒットチャートに登場してもおかしくないようなヒット性のある曲ばかりです。

とてもインディーズに収まるようなレベルでは無いと思います。作曲能力もアレンジ能力も演奏力もメジャークラスです。ポップ感覚も優れています。インディーズのひねくれた感じが全く無い素直でチャーミングな曲ばかりです。もはやインディーズもメジャーも大差無い状況になっていると思います。自分達だけでここまでプロデュース出来る能力を備えたミュージシャンがゴロゴロいる訳ですから、メジャーの威厳などとっくの昔に地に落ちているのです。素晴らしい作品です。

Full Album
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[20170916]

Orbitor
(1998/07/14)
Alcoholic Faith Mission

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2015年のアルバムで現在までの最新作になります。さらに洗練された進化を遂げて行き着いたのはエレクトロなシンセポップのスタイルになっています。まるで80年代のシンセポップのようでありますが、自分達のスタイルを突き詰めたその先に出来上がったものですから、かなり水準の高い内容になっています。何と言っても曲が良く出来ています。

Orbitor
Another You
Everyone's Got Dynamite
Crystalized Night
Come Here Wash In Over Me
Cut You Up
The Best Day Of My Life
Let In All The Ghosts
Time To Bring The War
Dream In Silence
Breaking For The Last Time

この作品だけを聴いた人には単なるシンセポップに聴こえるかもしれません。それにしてもよくできた楽曲に仕上がっていると感じるはずです。なぜこんなに良く出来上がっているのか、それは、これまでの彼らが作り上げてきた作品を通して感じて欲しいと思います。ここまでたどり着くその流れが明確に記録されています。それは一つの楽曲を仕上げる為のプロセスとして大きなヒントとなる事でしょう。

最初からシンセポップを作ろうとしても、ここまで濃密な内容にはならないと思います。いろんな事を積み重ねたからこそ生まれる厚み。全体的にシンセポップな内容ですが、アレンジを変えればいつでも昔のトラッドフォーク時代に戻れるような曲でもあります。つまり自分たちのスタイルを貫いてきた上での変化なのであります。だから説得力も生まれますし、それ以上のものにもなれるダイナミズムを沸き立たせています。

Orbitor
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[20170916]

We Stop The World From Falling Apart
(1998/07/14)
Alcoholic Faith Mission

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2014年の作品です。これまでの代表曲をリメイクした内容になっています。バンドサウンドが劇的に変化していますから、昔の曲は新たな命を吹き込まれていますし、最近の曲はバンドサウンドがはっきりとしたソリッドなスタイルになっています。ライブ演奏に近い感じでレコーディングされているのような躍動感を感じさせるものになっています。リメクと言ってもまるで新作のような気持ちで聴く事ができます。

1. My Eyes To See
2. Dancing Fools
3. Nut In Your Eye
4. Into Pieces
5. Running With Insanity
6. Throw Us To The Wolves
7. Honeydrip
8. Reconstruct My Love
9. Legacy
10. We All Have Our Shortcomings
11. Got Love? Got Shellfish!
12. Escapism

新しいスタイルでのリメイクというより、スタジオライブのような雰囲気を大事にしていると思います。ですからコーラスワークなど難しいパートはサンプラーに取り込んで再生するような形を取っています。明るく元気になれるような曲が選択されており、そういうアレンジになっています。ベストアルバムとはまた違った趣旨になっていると思います。

よりロックな演奏になっていて、アイルランド系のロックバンドみたいな雰囲気になっています。現在の技術を持って80年代後半のようなスタイルを再現したような感じかもしれません。かと言ってラフな演奏でも無く、きちんと練り込み直されたアレンジは原曲に新たな魅力を加える事に成功しています。より世界を視野に入れた作品に仕上がっていると思います。

Nut In Your Eye
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[20170915]

Ask Me This
(1998/07/14)
Alcoholic Faith Mission

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2012年のアルバムです。賛美歌のようなコーラスから始まる本作は劇的に進化した彼等の最高傑作となっています。オルタナティヴフォークロックバンドのような立ち位置からプログレッシヴな感性も遺憾なく発揮された、北欧の情緒性をドラマティックに表現する事に成功しています。

1. Down From Here
2. Alaska
3. Into Pieces
4. Statement
5. I'm Not Evil
6. Running With Insanity
7. Ask Me This
8. Reconstruct My Love
9. We Need Fear
10. Throw Us To the Wolves

コーラスを多用した、ゴスペルを意識した曲作りになっています。一時ゴスペルの再興をイーノが宣言しましたが、それに呼応したのか、曲のスケール感が大きくなりました。デジタル処理も大胆になり、フォークバンドだった事を意識する事なく大きく飛躍しています。これまでの流れを考えると全く突拍子もない変化ではなく、表現力を豊かにしてきた故の変化になっていると思います。

洗練されながらもダイナミックになったという点では、バンドとしては良い方向に進化したと言えるでしょう。あまりにも短い間での変化に戸惑うかもしれませんが、昔のバンドは1年もあればかなりの進化をしていましたし、流行も1年の間に劇的に変化していましたので、現在の全くゆったりとした何の変化も無い状況の方が信じられないくらいです。日々向上心を持っている健全なバンドなのだと思います。

Down From Here
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[20170914]

Let This Be The Last Night We Care
(1998/07/14)
Alcoholic Faith Mission

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2010年のアルバムです。よりロックでエモーショナルなサウンドになっています。Thorben Seierø Jensenのボーカルも使われるようになり、女性ボーカルのKristine Permildとの両輪で、よりバンドの結束が強まっています。エレクトロニクスな部分もバンドサウンドの一部として機能しており、ニューウェイヴとシューゲイザーが共存したような90年代っぽいスタイルになっています。

1. Put The Virus In You
2. My Eyes To See
3. Closer To Dallas
4. Got Love? Got Shellfish!
5. Sobriety Up And Left
6. Season Me Right
7. Education
8. Snuck In To Ride It
9. The You, That You Could Use
10. Should've Left Before She Woke
11. Honeydrip
12. Hidden Track

彼等の世界戦略も功を奏し、知名度はどんどん上がってきます。トラッドフォークを基調としていた事を忘れさせるような内容になっていますが、アコースティックギターを効果的に使うなど、自分達の特色を忘れてはいません。結成当初はThorben Seierø JensenとSune Sølundのフォークデュオでスタートしていたので、ファーストアルバムはトラッドフォークな曲が多かったのですが、バンドとして曲作りをするようになり、このスタイルへと辿り着いたのだと思います。

バンドサウンドを固めていく段階としての自然な流れでのサウンドの変化ですからおかしくはありませんし、いろんな要素を取り入れていく自由さが多くの武器を装備するタフさを獲得させています。アコースティックギターの弦の擦れる音だけを抽出してループさせたりと、細やかなアレンジも光ります。それによりロックバンドの中にフォークの雰囲気を無意識のうちに刷り込ませるサブリミナルな効果を演出しています。

Full Album
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[20170913]

421 Wythe Avenue
(1998/07/14)
Alcoholic Faith Mission

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2009年のアルバムです。ここから世界的にも知られるようになっていきます。これまでと大きな変化があり、デジタルサウンドも使うようになり、女性ボーカルのKristine Permildの歌を全面に出すようになりました。世界戦略というところでしょうか、世界を舞台に売れるためには何をすればいいのかを考え抜いた結果の新たなスタイルを作り出しています。

1. Theme From Soft Ice Cream Products
2. Gently
3. Nut In Your Eye
4. We All Have Our Shortcomings
5. Escapism
6. Guilty Scared Eyes
7. Painting Animals In Watercolors
8. Someone Else
9. Did You Eat
10. Sweet Evelyn
11. Time

これまでの自宅で録音したようなサウンドとは違い、デジタル環境でのレコーディングは大きな変化であり、音の違いは明白ですが、彼らの特徴的だった素朴な感じは一気に豪華なサウンドになってしまいました。しかし、その手法の中でもフォークを基調としたサイケデリックでもあり、ポップでもあるスタイルには磨きをかけています。

60年代や70年代っぽいサウンドだったのが、90年代以降のサウンドになっており、フォークトロニカな雰囲気にもなっている事から現代風のサウンドを手に入れたと言えます。現在ではこういうフォーマットにしてしまうのは簡単なことです、それでもアナログな雰囲気を大事にした方が個性的でいられると思いますが、デンマークから世界へ挑戦するにはこれだけの変化は必要だと思ったのでしょう。インディーズに留まるような嗜好ではないという事でしょう。自分達のスタイルを曲げているのではないので懸命な選択だと思います。

Full Album
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[20170912]

Misery Loves Company
(1998/07/14)
Alcoholic Faith Mission

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デンマークのバンドAlcoholic Faith Missionの2006年のファーストアルバムです。メンバーはギターとボーカルのThorben Seiero Jensen、ベースのSune Solund 、女性ボーカルとキーボードのKristine Permild 、キーボードのAnders Hjort 、ドラムのMagnus Hylander Friisの5人組です。フォーク調を基盤としたポップなスタイルになっています。

1. Lemonade Song
2. Not What Veronica Did
3. No Word In Days
4. Dead Birds
5. Drift
6. Silly Songs
7. She Was Never Happy
8. Should've, Would've, Could've
9. God Wouldn't Approve

曲調はトラッドフォークで、アレンジはアコースティックな響きとバンドサウンドを織り交ぜた、少しサイケデリックな雰囲気を持っています。ドラムはパーカッション程度で控えめなのでドラムレスなフォークソングを基本としています。あまりバンドとしての演奏にこだわらず、曲の雰囲気を壊さないようにアレンジされています。

まだシンセは登場しませんので、アシッドフォークのような雰囲気で70年代のフォークロックやイギリスのトラッドフォークバンドのような感じになっています。歌とアコースティックギターは部屋の反響も含んだマイク録音になっていて、自宅で録ったような雰囲気を出していますが、その周りにしっかりスタジオで録ったようなバンド演奏が包んでいきます。味の濃度が違う料理をひとつに絡めたような、今までになかったようなミキシングが特徴と言えるでしょう。自分達でプロデュースしないと、こんなミックスはあり得ないのですが、他にはない感じでとても新鮮です。

Drift
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[20170911]

東京秋場所が始まりました。3横綱が休場となりましたが、それでも充実している力士達がいますので、その熱気は変わりませんが、やはり3人も横綱がいないと終盤は盛り上がりません。角番の豪栄道と照ノ富士は黒星スタート、休場明けの遠藤も14枚目と後がない状態での黒星スタートとなりました。先場所調子が良かった力士達が黒星となっているので、少し盛り上がりに欠けます。

初日上位の取組結果
栃煌山 上手投げ 日馬富士◯
◯高安 押し出し 栃ノ心
◯琴奨菊 押し出し 豪栄道
照ノ富士 引き落とし 北勝富士◯
御嶽海 叩き込み 阿武咲◯
◯千代大龍突き出し 嘉風
玉鷲 引き落とし 松鳳山◯
正代 とったり 宇良◯
逸ノ城 押し出し 貴景勝◯
◯千代の国突き落とし 輝
千代翔馬 押し出し 勢◯


逸ノ城は小さい相手が苦手だと分かっているのに、何も対策を考えてこないという成長の無さ、自分より背が低い力士は沢山いるのに、苦手を克服してこない、出稽古をどんどんやるべきだと思います。新入幕の朝乃山は白星スタートです。体も出来ているし、動きもいいので期待が持てます。琴奨菊は平幕まで落ちましたが、まだ続けますね。逆に開き直って動きが良くなっているようにも感じます。いつも以上に誰が優勝してもおかしくない状況ですから、最後まで盛り上がると思います。

初日幕内全取組

[20170910]

Tropism
(1998/07/14)
Bexar Bexar

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2007年の作品で現在までの最新作になります。当初はダウンロードオンリーだったものですが、後にCDとしてもリリースされました。前作に比べるとアンビエントな部分が多くなっています。生演奏もアンビエントの雰囲気に合わせたものになっています。そういう意味ではポップ性はにこだわらなくなっていると思います。

1. Patterned Like Lovers
2. Listening To Your Party
3. Tearing Apart The Noise She Makes
4. Oil Thumbprints
5. Cotton In The Grossness
6. The Messy Message
7. Sweet Devil
8. A Little More South
9. Window Piece
10. Unsettled And Unable

環境音楽的な音響、日常を断片的に音楽にしていくタイプのフォークトロニカになっています。これは日本のミュージシャンが得意としている分野ですが、彼は早くからこのスタイルを手にしています。どちらかというとヨーロッパ的な感覚を持っているのですが、アメリカの若者がこういう音楽をやるというのは、なかなか捨てたものではありません。アメリカのトップ20の音楽はアホな曲が並んでいますが、インディーズまで掘り下げていくと、アメリカにもまだまだダイヤの原石は隠れているのです。

ただアメリカのメジャーで売れるようになるには悪魔に魂を売り渡さなければならないのが現状のようで、彼も苦し紛れでダウンロードオンリーな販売をせざるおえないような状況だったのです。こういうのはコツコツと創作活動とライブ活動を地道に行わなければなかなか広まりません。彼の作品はここで途絶えてしまっているので、そういう現状に勝てなかったのでしょう。思い切ってヨーロッパで活動すればいいのに。

Patterned Like Lovers

[20170910]

Haralambos
(1998/07/14)
Bexar Bexar

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アメリカのアーティストBexar Bexar の2003年のファーストアルバムです。エレクトロニクスと生演奏をミックスさせたフォークトロニカのスタイルをいち早く取り入れています。アコースティック楽器だけではなく、エレクトリック楽器も生演奏させて、冷淡な感じのエレクトロニクスに柔らかな温もりを感じさせています。

1. N.R.O.T.
2. Aidos
3. Kt
4. Where She Lives Every Day
5. Blue R.O.T.
6. Las Cruces
7. Princess Of Daughters
8. Memento Mori
9. Red R.O.T.
10. The Turning Bull
11. Learning To Love Her Lazy Eye
12. Pay Attention
13. Esther's Vice
14. Deming
15. Sick On Elizabeth

ミニマルっぽいエレクトロニクスにミニマルを無視したような生演奏が絡んできて、当時はかなり不思議な感じになっていたと思います。ゆったりとした癒し系っぽい雰囲気ですが、とんがった音やノイズも平然と羅列させていますので、本人は癒し系の音楽を作ろうとかは思っていないようです。血の通ったエレクトロニクスという、当時としてはかなり斬新な試みだったと思います。

エレクトロニクスの部分がなければ単なるワールドミュージックのような雰囲気に終わっているでしょうし、生演奏の部分を覗いたら、単なる今まで通りのエレクトロニクスですから、この二つを合わせる事でこれまでになかった雰囲気の音楽を作り出した、という事でフォークトロニカの概念はマンネリ化していたエレクトロニクスに新しい風を吹かせる事に成功したと思います。その事が明確にわかる作品だと思います。

N.R.O.T.
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[20170909]

Brotherocean
(1998/07/14)
Syd Matters

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2010年のアルバムで現在までの最新作になります。ポップな作風になった事で打ち込みのアレンジが加わっても違和感が無くなっています。アコースティックな響きもデジタルなサウンドも自分達のスタイルが確固たるものになった事で共存出来ています。こんなにも分かり易くバンドの進化を目の当たりに見せてくれました。こういうバンドは応援したくなります。

1. Wolfmother
2. Hi Life
3. Halalcsillag
4. A Robbery
5. We Are Invisible
6. River Sister
7. Lost
8. Rest
9. I Might Float
10. Hadrian's Wall

デジタルとアコースティックの融合という事でフォークトロニカという手法はありましたから、彼らも早くからこの手法を取り入れる事は出来たでしょう。しかし、自分達の足固めをまずはしっかりとやってきて、その上で自分達のスタイルの幅を持たせるために必然的に取り入れているので、こういうアレンジになるのにも説得力を持っています。

凝りすぎているとポップな曲でも売れませんが、ロックファンからも支持されますし、コアなファンは確保出来ます。素晴らし曲を書いていますが、売れる曲ではありません。しかし、ここまで構成がしっかりしていると、どんなに時代が変わっても微動だにしない存在を残していけます。今売れるだけの使い捨ての音楽に甘んじる必要はないのです。作曲家である以上永く愛される音楽を作っていくべきだし、それが当たり前にならないとおかしいと思います。

Wolfmother
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[20170909]

Ghost Days
(1998/07/14)
Syd Matters

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2008年のアルバムです。よりコンパクトでポップな作風になってきました。シンセやサンプラーよりもメロトロンを使用したり、アナログな雰囲気を醸し出しています。プログレをコンパクトに、ポップにという方向性は10ccのようでもあります。ポップだけど凝っているという意味ではひねくれポップなのかもしれません。

1. Everything Else
2. I Was Asleep
3. Ill Jackson
4. It's A Nickname
5. Ghost Days
6. My Lover's On The Pier
7. Cloud Flakes
8. After All These Years
9. Louise
10. Big Moon
11. Anytime Now !
12. Me And My Horses
13. Nobody Told Me

Jonathan Moraliが中心人物ですが、バンドで曲を作って演奏しますから、他のメンバーの嗜好性も反映されてきます。その化学反応の結果によって良いバンドかどうかが判定されますが、この作品ではかなり良い結果になっていると思います。作曲者の意見が一番反映されると思いますが、他のメンバーが違う角度からアイデアを出してくる事で、より豊かな表情の音楽に仕上がります。その充実ぶりがよく伝わってくる内容になっています。

バンドの始まりとしてはコピーバンドから始まり、オリジナル曲を作る事でバンドの方向性が見えてきます。そしてバンドならではのグルーヴ、コンビネイションが熟れてきて、そのバンドでしか作れない音楽を手に入れるというのが健全なバンドの姿だと思います。それが出来ているバンドと出来ていないバンドがいますが、最近はほとんど出来ていないバンドばかりだという印象があります。このバンドはそれが出来ている貴重なバンドになっていると思います。

Everything Else
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[20170908]

La Question Humaine
(1998/07/14)
Syd Matters

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2007年の作品で、映画のサウンドトラックになっています。演奏自体はいつものフォーマットですが、サウンドトラックという性格上インストの部分が多くなっています。音楽も抽象的で歌もフレージングな歌い方になっています。ポップである必要もないのでプログレッシヴだったりします。ピンクフロイドも映画音楽を手がけていましたが、それに近いながらも、それよりもポップかもしれません。

1. Like Horses
2. Like Shoes
3. Like Leaving
4. Like Mum
5. Like Heart
6. Like Pulses
7. Like Dancing
8. Like Drowning With A Stone
9. Like Home
10. Heartbeat Detector
11. Heartbeat Detected
12. Later, Dogs Howl

ピンクフロイドのように間を大事にしていた作品は全て映画音楽のようなものだったとも思います。ですから手本としては最適なわけです。シンセも活躍しますが、このバンドの要はアコースティックギターです。サンプラーではありませんが、非楽器な音も効果的に使われています。映画の内容は産業の進化による労働が及ぼす精神への影響を糾弾したシリアスな内容になっています。

このシリアスな内容に彼らの音楽が使われているというセンスも興味深いものがあります。電子音ではなく、アコースティックな楽器による表現はよりシリアスな印象を与えます。現代音楽的なミニマルなリフレイン、エレクトロニクスよりも現実味を帯びて伝わってきます。彼らを起用した監督も凄いですが、見事にそれに答えた彼らの表現力も見事です。

Like Horses
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