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[20170907]

Someday We Will Foresee Obstacles
(1998/07/14)
Syd Matters

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2006年の作品です。バンドとしても熟れてきたのか、自分達のスタイルを固めてきてプログレっぽさは薄れてきました。骨格となるフォークソングの部分での曲の良さを活かすアレンジになっています。生ストリングスを入れたりして、エレクトロな部分も薄めです。アレンジも大げさにならないように抑えられているので、普通にポップスとして聴けます。

City Talks
Obstacles
To All Of You
Icare
Someday Sometimes
Passe Murailles
Watcher
Lost Bird
Flow Backwards
English Way
Middle Class Men
Motion

アレンジ次第では現代的なサウンドにも出来るくらい今風の曲になっていますが、今風にしないところがこのバンドの特色です。アコースティックプログレを中世的ではなく、現代的にしているところが特徴でしょう。バンドとして生まれるスタイルを大事にしているので、過去のプログレとは違ったものになっています。本来バンドが100あったら100通りのスタイルが生まれるべきですが、最近は10通りのスタイルを1000のバンドが無理やりやっているような状態ですから、素直に個性的なバンドが出てくると嬉しくなります。

こんなバンドになりたいと目指すスタイルはあって当然ですが、全く同じような事をやっている。もしくはレコード会社に強要される事でプロになって何が楽しいんだろうと思います。人と同じ事をやって喜んでいられるのはアマチュアのうちです。自分なりのスタイルが生まれて初めてプロだと言えると思います。そう考えると現在のプロとして稼いでいるミュージシャンはほとんどアマチュアレベルだという事になります。そんなミュージシャンの作品を購入したいとも思いませんし、コンサートに行きたいとも思いません。見ておかないと置いていかれると思えるほどのミュージシャンが今は皆無です。

City Talks
⇒ 続きを読む

[20170906]

A Whisper And A Sigh
(1998/07/14)
Syd Matters

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フランスのバンドSyd Mattersの2003年のファーストアルバムです。フォーク調の曲にエレクトロニクスと言うより、シンセアレンジがあるピンクフロイドのようなプログレッシヴロックの風情があります。プロジェクト名のSyd MattersもSyd Barrett と Roger Watersからとっているようです。メンバーはClément Carle、Jean-Yves Lozac'h、Jonathan Morali、Olivier Marguerit、Rémi Alexandreの5人組です。


1. Automatic
2. Black & White Eyes
3. Battle Of Olympus
4. Stone Man
5. Bones
6. End & Start Again
7. Dead Machine
8. Morpheus
9. Have A Nice Day
10. Love & Sleep
11. Tired Young Man
12. Untitled

ピンクフロイドのようにビートルズやボブディランから影響を受けたフォークソングとは違って、現代的なフォークソングではありますが、アレンジはエレクトロニクスとは違った。バンドスタイルにシンセが混じっているような、やはりプログレの影響が大きいのですが、バンド演奏だけではなく、打ち込みもありますので、現在の耳で聴くとフォークトロニカの一種のように感じられるでしょう。

フォーク調ですが、歌の旋律はオルタナっぽいですし、現代的な感覚で作曲されています。アコースティックギターが主でエレキはほとんど使われていません。シンセも70年代風の音源を選択していますので、エレクトロニカな感じはしません。しかし、ヴィンテージシンセを使っている訳ではないので、古臭くは感じませんが、不思議な雰囲気にはなっています。

Automatic
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[20170905]

Sno Dub
(1998/07/14)
Hey-O-Hansen

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2016年の作品で現在までの最新作になります。激スローなダブという新境地を開いています。アナログ盤では33回転で再生しますが、それをシングル盤のように45回転で再生するとある程度まともになるのですが、それでも遅いくらいのスローなダブという、これまでになかった試みをしています。

1. You
2. Get
3. Cold
4. If
5. You
6. Don't
7. Dance

スローにする事で生演奏の部分もシンセやサンプリングのような印象になります。実際は一般的な速度で演奏しているものをテープ速度で遅くしているのか、それにしてはヒスノイズが少ない。シンクラビアに取り込んで小節割を少なくするとか、そういうやり方なのか、普通の発想では、ここまでクリアな音でスローにするのは難しいと思います。

新しい武器を手に入れて、このは発想に至ったのか、スロー過ぎて踊れない、曲名のように、踊らないと風邪ひくよみたいな皮肉めいたジョークがユーモラスですが、単にラップトップミュージックのBPMを下げて、かなりの低音で再現しているのか、素材がサンプリング音源だったらとしたら、こういうサウンドになるのか、やった事がないので分かりませんが、普通ならもっと歪んだ音になるはずです。世にも奇妙な作品に仕上がっています。

You
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[20170904]

We So Horny - Serious Pleasure Riddims
(1998/07/14)
Hey-O-Hansen

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2010年のアルバムです。バンド編成で生演奏したものをベースに編集されており、ライブでの再現性を重視しているようです。ダブ的なエフェクト処理も控えめで、シンセの音源としての音処理としてダブっぽさを出しているので、従来のありきたりのエフェクト処理に比べて繊細な感じがします。ヒップホップ的になったという感じです。

1. Zulu
2. Fire Spirit
3. Creep
4. Please
5. Jungle
6. Family
7. Gan Jah
8. Lonesome

ヒップホップの成り立ちも、金の無い黒人が中古のエフェクターやシーケンサーを手に入れて、極端な使い方をする事でダブ的な破壊力を手に入れる事で発展してきました。そのチープな感じがいつしかクールだと思われるようになり、金があってもそのチープな感じを再現するようになっていきますが、それに近い感覚でダブを再構築しています。

高価なエフェクターならもっと綺麗な処理が出来るはずですが、あえて手頃な値段の機器を集めてジャンキーな感じを演出しています。最近のアメリカのヒップホップが忘れている飢えた感じがして、挑戦的とも言えます。ビッグマネーを手に入れてしまったアメリカのラッパーの醜くも肥えてしまった感じの、ヒップホップも地に落ちたと印象づけてしまうくらいのサウンドをドイツの地で発信している彼らは、ある意味英雄であるかもしれません。それでも新しい事をやっている訳ではありませんが。

Zulu
⇒ 続きを読む

[20170903]

Betrogen
(1998/07/14)
Hey-O-Hansen

商品詳細を見る


2002年の作品です。スタジオライブを録音したものです。つまり、ラップトップは使いながらも生演奏してるのです。全曲Betrogenという曲名になっています。組曲のようなイメージではなく全く違う曲にでありますが、演奏のテーマがBetrogenなのでしょう。

1. Betrogen
2. Betrogen
3. Betrogen
4. Betrogen
5. Betrogen
6. Betrogen
7. Betrogen
8. Betrogen
9. Betrogen
10. Betrogen

ダブ自体本来はDJプレイですから生で演奏しているようなものです。ジャマイカではラジオも届かない、レコード店もないような場所にサウンドシステムを積んだ車で訪問して、音楽を流しながら、エフェクト処理して遊んでいたものがダブというスタイルとなっていきましたから、生で音楽を聴かせると言う点では本来の意に即しているのです。

ラップトップである程度管理出来る時代ですから、生演奏も楽勝であります。アイデアとイメージがしっかりまとめられていてれば即興で演奏する事も可能でしょう。ダブの精神を忠実に現代に再現した二人組である事の証とも言えます。忠実にあるべき必要も無いとも思いますが、そうする事で今までになかったような発見も見つかるのかもしれません。

zzapp.tv Archiv 2001

[20170903]

R_em Phase III
(1998/07/14)
Hey-O-Hansen

商品詳細を見る


2002年の作品です。ダウンロード販売のみになっています。ラップトップによるダブも現在では珍しくないのかもしれません。昔はターンテーブルとエフェクト処理でやっていた事も、ラップトップで管理することにより簡単に表現できるようになっています。彼らの場合、それに歌や多少の生演奏も加えているので、割と明るいポップな雰囲気になっています。

1. Kigatech 1
2. Lion
3. Callupth
4. Dariosnd
5. Horns
6. Eiram
7. Kigatech 2

ダブの手法をDJ達が用いてヒップホップに発展していくわけですから先祖返りという事になります。しかしレゲエのリズムが似合わないドイツでやっているわけですから、かなり特異な存在だと思います。ライブではドラムなどの生演奏も演出としてパフォームしていますから、ヒップホップに比べてかなり忙しい事になっていますが、それだけ臨場感はあります。

トリップホップのようにダークな演出もありますが、ギミックなエフェクト処理が命のダブですから、かなり派手なサウンドになります。サウンドとしては新しいものはありません。古臭いと感じる人もいるでしょう。忠実にダブを再現していますから、お決まりのディレイ処理やヒットサウンドが炸裂します。エレクトロニクスなサウンドもお決まりのものなので、驚きもありません。ただドイツ人がやっているというのが何故かおかしい感じがします。

3000 Grad Festival 2010

[20170902]

L'Éléphant Cruel
(1998/07/14)
Hey-O-Hansen

商品詳細を見る


ドイツの二人組Hey-O-Hansenの2000年のファーストアルバムです。メンバーはHelmut ErlerとMichael Wolfの二人です。ダブ系の曲をブレイクビーツ的に作り出すのが特徴です。歌も入っていたり、ポップであります。ダブと言うか、レゲエをエレクトロニクスで表現するという点においてはトリップホップな雰囲気にもなっていますが、あくまでもポップです。

1. L'Éléphant Cruel
2. Answergiver
3. J'Ai Peur
4. Go Away
5. Shining Commas
6. Refraichissements Dans Un Train
7. D Night Out
8. Sitting In The Sun Of Rome
9. I Want To Know
10. Mixed Up With You

ドイツでレゲエというのは珍しいく、黒人音楽は育たない環境かと思っていましたが、イギリスのトリップホップに影響を受けているのだとしたら納得がいきます。トリップホップほどダークではなく、歌のせいかポップで明るい感じがします。サンプリングを駆使して作っているのでダブみたいな雰囲気にもなっています。

レゲエみたいに3連のリズムではなく、イギリスなどで白人による3連ではないリズムのレゲエ、本来のレゲエとは違いますが、これもロック界ではレゲエとみなされています。そしてそれはテクノシーンにも受け継がれています。裏拍を強調しているだけのリズムですが、こうした白人によるレゲエが沢山生まれていますので、泥臭くないレゲエとして認識されています。これはテクノに取り入れるのに好都合であります。しかし彼らはアクセントは3連として打ち込んでいる点もユニークです。

Shining Commas
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[20170902]

Parallax
(1998/07/14)
Atlas Sound

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2011年のアルバムでAtlas Sound名義では最後の作品になっています。ソロやDeerhunterでの作品はこの後も続いていきますので、この名義ではもう新作は出ないと思われます。Bedroom Databankシリーズで未発表曲を大量に発信した後の作品だけに、選りすぐりの曲が揃っています。Mona Lisaオリジナル曲に昇格していますが、その他はポップでより完成度の高いものになっています。

1. The Shakes
2. Amplifiers
3. Te Amo
4. Parallax
5. Modern Aquatic Nightsongs
6. Mona Lisa
7. Praying Man
8. Doldrums
9. Angel Is Broken
10. Terra Incognita
11. Flagstaff
12. Lightworks
13. Quark Part 1
14. Quark Part 2

サイケデリックな雰囲気を通り越して、ポップソングとしての完成度を追求するようになっています。サイケデリックやエレクトリックな手法は全面に出す事なく、あくまでも味付けとして供えるだけの洗練された内容になっています。Atlas Soundとしてここまで極めてしまったので、この一人プロジェクトはこれにて役目を果たしたのかと思います。

ここまでポップソングとして成り立ってしまったので、あとはソロ作品でやっていけばいい事なので、サイケな雰囲気が売りだったAtlas Soundではこれ以上極められなくなったのでしょう。あらゆるジャンルを内包して増殖していったロックも、いつかは無駄な贅肉を削ぎとって洗練されて新たな形へと進化しなければなりません。それをこのプロジェクトでは成し遂げたと思います。そういう意味においてはBedroom Databankシリーズも必要な要素だったと思いますし、一人のアーティストしてそこまで成し遂げた偉業ある作品になっています。

The Shakes
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[20170901]

Bedroom Databank Vol. 4
(1998/07/14)
Atlas Sound

商品詳細を見る


2010年の作品でBedroom Databankシリーズ第四弾になります。この年一気に4作品をダウンロードリリースしています。これまで溜め込んでいたものを排出した形になります。おそらくリミックスもほどほどに、そのまんま出していると思われます。それにしてはこの4作目は音もクリアですし、ほぼ本チャンに使えるようなサウンドになっています。

1. Farmland Fantasy
2. Terrarium
3. Spectre (Royal Trux)
4. Talent Show Audition Tape, Winnipeg 1975
5. Wire Brush Stomp
6. Ex-Prodigy (For Norbert Wiener)
7. Moonlight On Verlaine
8. How To Pass The Time

エレクトロニクスからフォークソング、ロックサウンドまでアルバムとしての構成もしっかりしていて、オリジナルアルバムだとしても問題ないくらいの出来栄えです。まだシンプルなので手を加える余地は沢山ありますが。リミックスするのも楽なくらいに完成されています。これをオリジナル作品としなかったという事は、よっぽどの自信作が他に残されていたと思われます。

全体的にはサイケデリックな雰囲気であり、Atlas Soundスタイルが出来上がっています。もはやデモですらないくらいです。この4シリーズを順番に聴いていくと、1作目が一番ラフで、どんどん完成されていく過程になっているような構成になっているようでもあります。そこまで全体的な流れを配慮して作品としてまとめていたのだとすると、やっている本人はかなり楽しんで編集していたと思われます。これだけの隠し玉を持っているというのも凄いですが、ミュージシャン冥利に尽きると思います。

Full Album
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