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[20170324]

LushRush
(1998/07/14)
Midori Hirano

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日本人女性Midori Hiranoの2006年のファーストアルバムです。現在ドイツを拠点に世界中で活動しています。クラシック音楽と電子音、ノイズなどのサンプリング音源などを使った。フォークトロニカな内容になっています。歌も歌っていますが、基本はクラシック音楽です。そこに躊躇なくデジタルサウンドを織り交ぜるあたりは若さを感じます。

1. Lush Rush
2. Ancient Story In The Room
3. Calling
4. Secret Aria
5. Night Wish
6. Inori
7. Another Root
8. Dim
9. Leaving

クラシック音楽の教養がありますが、現代音楽も学んでいたり、世界の動向も目の当たりにしていたのでしょう。オーケストラを操るだけがクラシックメソッドではないはずですし、現実問題、自分が音楽を作る上での役には立つでしょうが、自分が何を表現したいかは各自の自由であり、彼女にとってはエレクトロも必要な素材だったのでしょう。

自ら打ち込みを行い、そこに生ピアノ、歌を重ね、チェンバーなアレンジ、珍しいものではありませんが、日本人女性が海外で立ち回る事で自然と注目されていきます。どうしてもインディーズでの活動となってしまいますが、それも現在では普通であり、メジャーに拾われる事はさほどステータスにはなっていません。

Midori Hirano
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[20170323]

The Spectacular Nowhere
(1998/07/14)
Manyfingers

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20015年のアルバムで現在までの最新作になります。生絃楽器を入れてチェンバーロックな雰囲気になってきました。ゲストボーカルに歌わせたり、表現の幅が増えています。エスニック、テクノな要素も増えて、なにものでもないような音楽を作り出しています。いろんな民族が入り混じったヨーロッパの雰囲気はひしひしと伝わってきます。

1. Ode To Louis Thomas Hardin
2. The Dump Pickers Of Rainham
3. Erasrev
4. No Real Men
5. 70
6. Alone In My Bones
7. Go Fuck Your Mediocrity
8. It's All Become Hysterical
9. The Spectacular Nowhere
10. From Madam Hilda Soarez
11. Le Problème De Charbon
12. Triplets
13. The Neutering Of Stanley

映画音楽と呼ぶにはかなり特異なフィルムであり、この音楽が似合う映画はかなり個性的だと思います。基本はクラシックだろうと思いますが、クラシックを否定するような音楽性も平然と同居しているところは現代音楽的なのかもしれません。既存のジャンルとは違う進化をしたミュータント的な音楽だと思います。こういう感性を持ったミュージシャンがもっと続々と登場してくると音楽界も活気付くと思います。

既存の音楽を手本としながらも表現しようとしている形が他のミュージシャンとは全く違う感性を持っているのです。歌ものを聴いているとデヴァインコメディーを連想してしまいますが、デヴァインコメディーも表現出来なかったような形になっています。テクノにしろ、エスニックにしろ、クラシックにしろ、それらは全て引用でしかなく、彼にしか作れないスタイルを確立させています。

No Real Men
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[20170322]

Our Worn Shadow
(1998/07/14)
Manyfingers

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2005年のアルバムです。今作でもコルネット以外の全ての楽器を演奏しています。女性ボーカルによるスキャットを入れたり、より考え抜かれたアレンジになっています。ドラムの打ち込みはアシッドジャズっぽかったり、パーカッションはエスニックだったり、電子音も入りフォークトロニカっぽさも多くなっています。

1. Some Shield...
2. For Measured Shores
3. 3 Forms
4. No Opera
5. Our Worn Shadow
6. A Remark
7. Tsunami

曲がスパニッシュになりきれないような、チェンバーになりきれないような中途半端な感じになっているのも意図している事であり、そのものを演奏する技術も持っている人ですが、あえてそこまで明確なスタイルを打ち出さない、そこにある種のポップ職人のような気概を感じます。どんな音楽なのか探っていくうちにどんどん彼の音楽性の深みに引き込まれるという顛末になってしまいます。

ミニマルのような簡単なアルペジオ、どのパートも簡易的にシンプルにまとめられていて、高度な演奏による緊張感を持たせないような緩やかで柔なか音楽なのですが、徐々にリズムが入ってきて知らぬ間に高揚感を持たせるような作りになっています。そこまでの演出をしなければならないので曲も長めになっています。物足りない前菜からいつの間にか豪勢なフルコースを食べさせられたような、そんなに食ってないぞと思っていると最後は満腹になるような不思議な音楽です。

Some Shield...
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[20170321]

Manyfingers
(1998/07/14)
Manyfingers

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イギリスのアーティストChris Coleの一人プロジェクトManyfingersの2004年のファーストアルバムです。トランペット以外の全ての楽器を演奏しています。主にクラシカルな楽器を演奏していおり、それにエレクトロな打ち込みを絡めたフォークトロニカになっています。アナログな部分が中世的である事が特長です。

1. In A Dead Man's Shoes
2. Ballybane
3. Something For Someone I Forgot To Tell
4. Interlude
5. Elise
6. A Room To Breathe In
7. Grace In Rain

アコースティックギターもスチールじゃなくナイロンギターなので、普通のフォークトロニカとは違う雰囲気になっています。曲調もメランコリックなチェンバーな感じですが、クラシック音楽とは違う、ローカルな中世の音楽のような、ヨーロッパの民族音楽のような雰囲気です。これにデジタルな処理が入るのでプログレッシヴロックのようでもあります。

映画音楽のようでもありますが、そこまでの描写はされていません。映画音楽になりきれていないところがロック的とも言えます。バロック調と断定出来るほどバロック色にこだわってもおらず、自宅で録音している割には音が良いのですが、こういう音楽はやはりきちんとした音響の部屋で録音されないと決まらないという事でしょうか。ですから独特の感じになっている味わいが逆に心地良いです。

In A Dead Man's Shoes
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[20170320]

稀勢の里が全勝で折り返し、同じ部屋の高安も関脇の地位で全勝ですから、これから上を目指す為の貯金がかなり出来ています。予想に反して稀勢の里以外の横綱が金星を与えまくり、白鵬に至っては3敗した事で休場としました。稀勢の里は緊張しないように毎日変な顔でとっていますが、焦らない事で白星になっています。相撲内容は良くはありませんが、元々体も実力も付いていたので、不利な体勢になっても対処出来ています。これが強い力士に通用するかどうかは後半になってくればわかってきます。二場所続けて優勝となったら、横綱として文句はないでしょう。

中日までの上位の成績
白鵬 2勝3敗4休
日馬富士 6勝2敗
鶴竜 6勝2敗
稀勢の里 8勝0敗
照ノ富士 7勝1敗
豪栄道 1勝5敗3休
玉鷲 5勝3敗
琴奨菊 6勝2敗
高安 8勝0敗
正代 3勝5敗
御嶽海 3勝5敗
豪風 2勝6敗
勢 1勝7敗
貴ノ岩 2勝6敗
蒼国来 2勝6敗


角番の照ノ富士は怪我も良くなりかけ、気迫も戻ってきたので勝ち越しまで後1番。琴奨菊も後4番勝てれば大関に帰れます。遠藤は5勝で調子はいいです。貴乃花のような取り口を自分の形にしようとしているのが見えてきていますが、まわしにこだわりすぎて勝機を逃している場面もあります。後は勝つという気迫が体を自然に動かせるようになってくれば安定してくる事でしょう。逸ノ城は調子は悪くないと思いますが、気持ちで負けている事が多々あります。もう若手ではないので、そろそろ自分に自信を持っていいと思います。

中日 幕内全取組

[20170319]

1123581321345589
(1998/07/14)
Oskar Hallbert

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2008年の作品で、現在唯一のフルアルバムであります。ノスタルジックな楽器によるノスタルジックな音楽、ドラムレスでありますから、テクノ感も全くありません。しかしフォークトロニカの雰囲気を持っています。それはサンプリング編集によるものでありましょう。

1. Intro
2. Prime Number
3. From The Stockholm Tape 2
4. Look It's Kama Aina In My Garden
5. From The Stockholm Tape 1
6. Fractal
7. Unsent Letter
8. Not OK.
9. Harrold & Maud
10. Entertainment

生演奏したものをサンプリングしたり、部屋の音をサンプリングしたり、それもテープで録音したような、テープのワウンドヒスノイズのようなものが入っていて、そのヒスノイズの周期が1小節の様な流れになっています。電子音と言うよりノイズなのです。非楽器なノイズをガイドに演奏がループされていきます。

テクノと言うより現代音楽であり、現代音楽家もインディーズから作品をリリースする様な時代になりました。オノヨーコの時代だったらこれも前衛音楽だったのでしょうが、今ではそれほど前衛でもありません。単なる現代音楽です。昔はテープをつなぎ合わせて作られていたものが、今ではサンプラーで簡単につなぎ合わせることができる様になりました。後は何を表現するかです。この人の場合は日常に転がっている音楽でしょうか。

Look It's Kama Aina In My Garden
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[20170319]

Sid's Apartment
(1998/07/14)
Oskar Hallbert

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スウェーデンのアーティストOskar Hallbertの2008年のミニアルバムになります。一週間の日常を描いているようですが、Oskar Hallbertは日常の音をマイクで録音しているだけで、友人にギターを弾いてもらっているだけの内容になっています。まるでウクレレのようなギターが同じような曲を演奏しているだけですが、これだけでフォークトロニカな雰囲気になるところがユニークです。

1. Monday
2. Tuesday
3. Wednesday
4. Thursday
5. Friday
6. Saturday
7. Sunday

日常の雑踏をサンプリングし、特に加工する事もなく、その情景を邪魔する事なくウクレレでも済むようなギターが淡々っと流れていきます。よく聴くとギターの演奏の小節の頭に重なるように雑踏の音が重なるような不思議なシンクロをしています。日常の空気感にも小節が存在するかのように聴こえます。これはギタリストの感性によるものだと思います。

しっかり雑踏の音を聴いた上でのギターの演奏。雑踏と見事にコラボレートしているのです。だからギターが日常に溶け込んで自然な響きに聴こえます。これって意図的に雑踏のノイズをコントロールしているのか、そうだとしたら編集力の勝利だと思います。現代音楽感覚なのですね。

Sid's Apartment

[20170318]

Familiars
(1998/07/14)
The Antlers

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2014年のアルバムで、現在までの最新作になります。これまではロックな演奏に哀愁のある歌が乗っかったギャップがありましたが、今作では哀愁のある歌そのものを活かしきるアレンジに変わっています。ですからバンドサウンドにもこだわらなくなりました。まるで映画の挿入歌のような物悲しい音楽になっています。

1. Palace
2. Doppelgänger
3. Hotel
4. Intruders
5. Director
6. Revisited
7. Parade
8. Surrender
9. Refuge

映画音楽ですから様々な要素の音楽性が含まれていますが、ジャズ的と言いますか、ジャズやクラシックの要素を持ったポップス、それにバンドらしき演奏が加わるようなkな時です。これまでも歌の魅力がそのままバンドのイメージではありましたが、バンドとしての主張もありました。そうしたバンドの主張は置いといて、とりあえずは歌の世界観をそのままアレンジにも反映した形になっています。

これも彼らにとっては大きな進化でありますが、ライブで再現するにはゲストが必要になってきます。ライブで演奏する事を置いとけば音楽性は飛躍的に進化していきます。これは大きな賭けに出たと思います。自分たちにしかできない音楽を追求するならば、最大の魅力である歌を中心に考えなければなりません。そこで何ができるか、まずはこうした答えが出てきましたが、これからどういう風に進化していくかがとても楽しみです。

Palace
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[20170318]

Undersea
(1998/07/14)
The Antlers

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2012年のアルバムでミニアルバムになっています。シンセサウンドが増えてアンビエントな感じになっていますが、よりロック的なポップ作品になっています。このバンドの唯一の弱点があるとしたらドラムだと思いますが、多少パターンも工夫するようになって良くなっています。生演奏ゆえにルーズになるのはいいのですが、そのルーズさを演出するにはドラムが決め手にならなければならないのですが、Michael Lernerには荷が重い役割になっています。

1. Drift Dive
2. Endless Ladder
3. Crest
4. Zelda

バンドの決め手はやはりドラムです。ここがしっかりしてくれないと面白い事が出来ません。最近は打ち込みで済ませられますが、ライブを想定した生演奏にこだわるバンドには重要な役割となります。スタジオならミックス段階の音処理でかっこ良くも出来るはずですが、バンド自体が歌に気を取られてドラムをおろそかにしているとしか思えません。

ドラムにもチューニングがあって、全体に馴染むチューニングにするべきですが、歌や他の楽器のキレの良さに比べてもっさりしています。普通レコーディングはドラムの音決めから始めるように、ドラムをどう録るかで全てが決まってしまうくらい重要な作業ですが、アナログ感を強調したいのか、もっさりした音になっています。スティーヴガットがフュージョンしている時はキレがあるのに、クラプトンのバックをやる時はもっさりしているような感じです。ドラムの音が良くなるだけで評価も桁違いに良くなると思えるだけにもったいないです。

Full Album
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[20170317]

Burst Apart
(1998/07/14)
The Antlers

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2011年のアルバムです。歌が達者になったせいなのか、随分ポップな曲調になりました。まるでブリットポップもしくはネオアコのような曲調。そこにもの悲しい歌声。とても心地よい組み合わせですが、毒っぽさが無くなったと思いきや、ローファイなシンセサウンドなどが単なるポップソングに終わらせないような働きをしています。

1. I Don't Want Love
2. French Exit
3. Parentheses
4. No Widows
5. Rolled Together
6. Every Night My Teeth Are Falling Out
7. Tiptoe
8. Hounds
9. Corsicana
10. Putting the Dog to Sleep

80年代のニューウェイヴやネオサイケのような雰囲気もありつつ、独自のスタイルを確立しようとしているようです。どこかで聴いたような手法を使いつつ、どこにも無いような存在感を放とうとしています。まだ完全に確立されたとは言えないと思いますが、ポップでありながら独自性を打ち出せるバンドってそれほどいるわけではありません。

哀愁がありながらも絶望よりも希望を感じさせる音楽だと思います。あまりアメリカのバンドらしからぬところもあり、アメリカでもインディーズには面白いバンドが沢山いるようです。新しさはありませんが、時代に迎合しない潔さを感じさせてくれる頼もしいバンドだと思います。こういうバンドが売れてくれる時代になってほしいものです。

Full Album
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[20170316]

Hospice
(1998/07/14)
The Antlers

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2009年のアルバムです。Frenchkissレーベルに移籍してPVも作るようになり、知名度が一気に上がりました。ベーシストとしてJustin Stivers、女性シンガーソングライターのSharon Van Ettenが数曲歌で参加しています。サウンドは完全にロックバンドになりました。オルタナっぽいですが、ノイジーなシンセや必要であれば、それなりの装飾を施すところはオルタナにこだわっていないと思います。

1. Prologue
2. Kettering
3. Sylvia
4. Atrophy
5. Bear
6. Thirteen
7. Two
8. Shiva
9. Wake
10. Epilogue

ニールヤングのような弱々しいボーカルですが、しっかり発声することも出来て歌唱力はあります。悲哀のある曲調が特徴ですが、レディオヘッドのようなダウナーな感じではありません。病んだ感じではないのです。何かっぽい事をやろうとしても自分達の個性が出てしまい、何んかにはなれない、オリジナリティが生まれてしまう、大物バンドが持っている実力を持ったグループだと思います。

何かを真似して真似に終わってしまうバンドがほとんどの昨今、久しぶりに個性を持ったバンドが登場したと思います。それに見合うほど売れていませんが、こういうバンドが報われなければ今の時代はただ退屈なだけになってしまいます。例えばストーンズはモノマネやパロディーがいっぱい入っているのにストーンズにしか聴こえないくらい自分達のカラーが出てしまっています。演奏が下手だから自分流にしか出来ないというのもありますが、自分達にしか出来ないスタイルを確立している事で、それは達人の領域に達してるのです。

Full Album
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[20170315]

In the Attic of the Universe
(1998/07/14)
The Antlers

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2007年のアルバムです。インディーズからのリリースになりました。ちゃんとしたスタジオでレコーディングしているので音が良くなりました。それだけでは無く作曲の面でも成長が見られます。曲の構成もしっかり練りこまれ、ドラマティックな抑揚があり、鍵盤の出番も多くなり、エレキギターも効果的に使い、曲の幅が広がっています。

1. In The Attic
2. Look!
3. On The Roof
4. Shh!
5. The Universe Is Going To Catch You
6. The Carrying Arms
7. In The Snow
8. Stairs To The Attic

ロック寄りになったとも言えますが、以前もエレキを使っていればロック的なアレンジになるような曲でした。ある程度収入も増え、楽器、機材にお金をかけられるようになったのか、使用する楽器も増え、レコーディング技術も利用し、曲が持つエネルギーを増幅させるような工夫が見受けられます。元々イメージとしては持っていたものを表現できる環境になったという事でしょう。

曲は短めでもプログレッシヴな構成になっています。イメージとしてはオルタナですが、オルタナ枠で縛られていたら表現できないような自由な発想を持っていると思います。だから面白いですし、演奏も歌も格段に上手くなっています。少し弱々しい歌い方はニールヤングを意識しているのか、若々しいニールヤングがオルタナバンドを率いてハードディスクレコーディングを活用したような、そんな楽しい内容になっています。力み過ぎていないのにメリハリがしっかりしている素晴らしい作品だと思います。

Full Album
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[20170314]

Uprooted
(1998/07/14)
The Antlers

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アメリカのバンドThe Antlersの2006年のファーストアルバムです。自主制作でリリースされています。メンバーはボーカル、ギター、キーボードのPeter Silberman、ドラムのMichael Lerner、キーボード、ベースのDarby Cicciの三人組です。アコースティックギターを使ったオルタナな感じです。

1. First Field
2. Keys
3. Flash Floods Don't Retreat
4. Nashua
5. It Seems Easy
6. Last Folk Song
7. Stonethrower
8. Uprooted
9. I'm Hibernating

多少シューゲイザーな感じのエフェクトを使いますが、少し憂いのあるオルタナです。アコースティックギターがメインなので異質な感じがします。オルタナにしては旋律は女性シンガーソングライターのような歌なので、一般的なイメージのオルタナとは違いますが、無駄な80年代の装飾を省いたような原点回帰の趣向はオルタナと呼んで間違いありません。

しかし、ロックよりもフォーク的な的なアレンジがそれまでに無かった新鮮な印象を与えてくれます。ポストオルタナと呼んだ方が正解なのかもしれません。フォーキーなポップさもあって、男臭いオルタナとは異質な雰囲気がユニークであります。自宅録音のローファイな感じもいい味わいになっています。それでも多重録音によるシンプルながら考え抜かれたアレンジも只者ではない感じがします。

First Field
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[20170313]

稀勢の里が横綱に昇進して四横綱となりました。稀勢の里は白星スタートで一安心でしょう。関脇に陥落した琴奨菊は10勝あげれば大関に戻れます。気合いも入って横綱日馬富士に勝ちました。角番の照ノ富士も気合いが入って白星。稀勢の里に刺激を受けて気合いが入っているのが豪栄道と遠藤のような気がします。

初日上位の取組結果
白鵬 突き落とし 正代○
御嶽海 下手出し投げ 鶴竜○
日馬富士 押し出し 琴奨菊○
豪風 押し出し 稀勢の里○
○豪栄道 上手出し投げ 勢
蒼国来 寄り切り 照ノ富士○
○玉鷲 突き落とし 貴ノ岩
松鳳山 寄り切り 高安○
嘉風 突き落とし 宝富士○
○遠藤 寄り切り 荒鷲


白鵬が初日まさかの黒星。正代が安定していたというのもありますが、白鵬が多少なめていたのか、回しも取らずにバランスを崩しました。新入幕の宇良は初日白星で初々しいです。やはり中堅どころが充実してきているので見ごたえがあります。四横綱時代がいつまで続くかわかりませんが、それだけ金星を与えることも増えてくると思います。下克上 上等の気の抜けない模様を呈してきました。

初日幕内全取組

[20170312]

We Built a Fire
(1998/07/14)
Seabear

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2010年のアルバムで、これ以降のフルアルバムは出されていません。アコースティックギターがエレキギターに変わってフォークロックな雰囲気になりました。ホーンなども入ったりして普通にポップな内容になっています。ベースはフォークですが、メロディアスなのでブリットポップに聴こえなくもないです。

1. Lion Face Boy
2. Fire Dies Down
3. I'll Build You A Fire
4. Cold Summer
5. Wooden Teeth
6. Leafmask
7. Softship
8. We Fell Off The Roof
9. Warm Blood
10. In Winter's Eyes
11. Wolfboy

Sindri MarSigfussonの甘いボーカルが一番の魅力でしょう。アレンジを変えたらベックみたいに聴こえなくもないです。つまり現代的なフォークソングになっているのです。アレンジは古臭くもないですが、トラッドな雰囲気をちゃんと出しています。曲調はとても楽しい雰囲気ですが、歌に哀愁があってちょうどいいバランスになっています。

現在のイギリスでは生まれないような感じですが、アイスランドなのでガラパゴス的な進化をしたフォークソングだと思います。ボブディランの癖と毒を抜いたような爽やかなフォークロック。バーズほどマニアックでも無く、それでいてありきたりなフォークソングになっているところが好感が持てます。こういう音楽は時代に関係無く、広く永く愛されていく音楽だと思います。

Lion Face Boy
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[20170312]

The Ghost That Carried Us Away
(1998/07/14)
Seabear

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アイスランドのフォークグループSeabearの2007年のファーストアルバムです。ボーカルのSindri Sigfussonのソロプロジェクトとして始まりましたが、バンドとしてやっていく事になりました。バイオリンも入ったアイルランドフォークに近い感じですが、曲がロマンチックなくらいに甘いポップソングになっていて、とても心地よい音楽になっています。

1. Good Morning Scarecrow
2. Cat Piano
3. Libraries
4. Hospital Bed
5. Hands Remember
6. I Sing I Swim
7. Owl Waltz
8. Arms
9. Sailors Blue
10. Lost Watch
11. Summer Bird Diamond
12. Seashell

サイモンとガーファンクルもケルトやトラッドフォークをポップに聴かせるフォークデュオでしたが、近い感じがします。60年代のフォークロックのとても甘酸っぱいくらいの青春フォークのような雰囲気があります。アナログな機材で一発録りで録音する60年代フォークのリバイバルなコンセプトで製作されています。曲も近年にはないくらいに心の琴線に触れるような素直な旋律になっています。

60年代と違うのは、アレンジ構築をどうすれば良いかがミュージシャン目線で客観的に作れるくらい、先輩方のやってきた事をきちんと学習してきているところです。それはフォークに限らず、あらゆるジャンルのスタイルを聴いてきているからこそ出来るセンスを持ち合わせています。日本からすればアイスランドなんて人が住めるか?と思ってしまうほどの印象しかありませんでしたが、新しい感性が育ちつつあります。

Good Morning Scarecrow
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[20170311]

Intentions and Variations
(1998/07/14)
Mikael Lind

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2016年の作品です。ミニアルバムですが、現在までの最新作になっています。アンビエントな作風になっていますが、ただ淡々とした静かなアンビエントではなく、ノイジーな音源、生ストリングス、など一つのスタイルにこだわらない
サウンドトラックのような内容になっています。時間的な概念はアンビエントかもしれませんが、それだけに終わっていないところが新しいです。

1. Intentions And Variations
2. Sleeping Pauper
3. Unyielding Rocks
4. With A Murmur
5. Eternal Weaver

雄大なアイスランドの景色、険しさや厳しさもあり、静粛でも荘厳でもあり、優しさだけではない大自然の音楽だと思います。その中でちまちまと機械をいじくっている人間達、それら生活空間が全て詰まったような音楽、だから電子音もあれば生楽器もあり、SEもある。フォークトロニカというのは、そんな共存している世界を表現出来る音楽なのだと思います。

エレクトロニカが根本にありますが、それだけにとどまらない可能性を持った概念としてフォークトロニカの誕生は意義のある史実だと思います。何をどうしなければならないという決まり事も定まっていませんから、表現の幅は広まるばかりです。デジタルとアナログの共存、大自然と工業社会の共存、文明の行き着く先にあるものは決して機械文明に頼るだけのものではないはずです。

Unyielding Rocks

[20170311]

Unsettled Beings
(1998/07/14)
Mikael Lind

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2013年のアルバムです。前作から徐々にビート感を少なめにしてきましたが、ここにきてアンビエントな作品に仕上げてきました。入り口は普通にアンビエントな雰囲気ですが、徐々にピアノやストリングなどの室内楽的な楽器が加わって、クラシックっぽい歌も入ってきます。クラシックと言うより、クラシックな声楽を心得た歌手による北欧の民謡のような歌です。

1. Unsettled Beings
2. Old Tales Of Folly
3. The Hermits Fly Trap
4. Refuge Of The Rats
5. Choleric Witch Doctor
6. Mumblings Of A Soothsayer
7. There Are More Things
8. Refined In The Fire

Mikael Lind自身はスウェーデン出身ですが、アイスランドに移り住んで制作活動をしています。彼なりのアイスランドを表現した内容のような気もします。元々そこに住んでいる人と、よそから来た人では印象も表現も違うでしょうし、そういう意味では無国籍な音楽に仕上がっていると思います。そこにアンビエントなパッド音源が加わって現代音楽な印象になっていきます。

生楽器音源がリアルに演奏されることにより、単なるアンビエントとは違う躍動感をもっています。アイスランドの大自然の情景を写し取ったような、荘厳さとそこに息づく人々の日常。ですから、普通にBGMとして聴いていると、どんどんその音楽に吸い込まれるような吸引力を持っています。やがて聴き入る耳はこの音楽から離れられなくなっていく事でしょう。

Unsettled Beings
⇒ 続きを読む

[20170310]

Felines Everywhere
(1998/07/14)
Mikael Lind

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2012年のアルバムです。作風がガラッと変わりました。これまでのビートを追求していたドラムンベースのスタイルをやめて、ノスタルジックな雰囲気の楽曲をフォークトロニカな手法で作るようになっています。アコースティック楽器等をサンプリングした音源で、それを組み合わせながらも、切り貼りしながらもほのぼのとした雰囲気を作り出しています。

1. Opening
2. Sunt Sunt
3. Untangling Lines
4. Draumaherbergi
5. Thoork
6. Contorted Manifestation
7. A Memorable Occasion
8. Twin Earth
9. To All Things Unknown
10. Felines Everywhere
11. Cognition, Relaxation, Disturbance
12. Periphery

リズム系の楽器を少なめに使い、フレーズサンプリングのループの組み合わせでゆったりとしたビートを作っています。複雑なミニマルと言っていいのか、ミニマルと言うにはかなり複雑な組み合わせですが、つくられた流れはミニマルのような雰囲気がしてきます。かなり独自に進化したフォークトロニカを作り出しています。

これまでの好きなドラムンベースのスタイルを極めながらも時代の流れを見極めながら、自分なりの手法を生み出した作品だと思います。模倣から独自の答えを見つけたようなオリジナリティーに溢れています。これを極めていけば、きっと誰も見つけることの出来なかった彼ならではの世界が見えてくるのでしょう。これからがとても楽しみな期待を抱かせる内容になっています。

Draumaherbergi
⇒ 続きを読む

[20170309]

Alltihop
(1998/07/14)
Mikael Lind

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2009年のアルバムです。ドラムンベースの手法を基本としながら、サンプリングによるアコースティック楽器の使用などでフォークトロニカっぽさも少し出てきました。基本はスクエアープッシャーのようにフュージョンをデフォルメしたようなところがあるので、エレピ系の音源が中心になっています。

1. Luft
2. Ballonger
3. Eins Og Bú
4. Nämen Mikael
5. What
6. Í Eldgömlu Húsi
7. Bokorm
8. Upprisa
9. Konservburkar
10. An Army Of Dancing Puppets
11. Spuni

ロックとジャズとファンクが融合したのがフュージョンですが、それをドラムンベースで表現しようとしたのがスクエアープッシャーでした。黎明期のフュージョンのテーマはリズム革命でしたので、ブレイクビーツやドラムンベースの考え方と似ているところがあります。それにフュージョン的な和音を重ね、テクノのようなクールさもありながらポップでもあります。

この手法は既に90年代に完成していますから、その焼き増しに過ぎないのですが、アコースティック楽器の音源を加える事で90年代のそれとは少し違う感じになっていますが、Mikael Lindはフォークトロニカを意識しているようには感じません。あくまでも音源として利用ぃているだけで、彼がやろうとしているのはフュージョンポップなドラムンベースなのです。

Ballonger
⇒ 続きを読む

[20170308]

After Summer Comes Fall
(1998/07/14)
Mikael Lind

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アイスランドのMikael Lindの2004年のファーストアルバムになります。スタイルとしてはドラムンベースです。アイスランドらしさはありませんが、90年代にやり尽くされたこのスタイルを極めようとしているところがアイスランドならではなのかもしれません。新しい事は何もやっていませんが、エディットを極めています。

1. Cupboard XYZ
2. Broken
3. Heatwave
4. Dab 22
5. Norwegian Hairdressers
6. Wait A Little Longer
7. New Shoes
8. Already Useless
9. Kramiz
10. Liksome Typ
11. Adjusted 700
12. Stök
13. En Stilla Höstdag

サンプリング音源を加工してつなぎ合わせ、柔らかめの電子音と組み合わせる。スクエアプッシャーが初期の頃にやっていたスタイルの再構築のようになっています。時代が違いますからPCの性能も良くなっていますし、音楽制作ソフトも進化しています。環境が良くなった上での再構築ですし、敬意をもった上での再構築ですから極められた感じがします。

細分化したエディットはドリルンベースのようですが、そこまで攻撃的ではありません。クールにポップに雰囲気作りされたスクエアプッシャーへのオマージュのような気がします。ノイズ系の電子音にディストーションをかけてコンプレッサーで圧縮したようなサウンド、こういう事が手軽に作れる時代になったからこその作品だと思います。

live in Edinburgh

[20170307]

Patterns
(1998/07/14)
Aroah & Dot Tape Dot

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2012年の作品で女性シンガーIrene Rodríguez TremblayことAroahとコラボレートしたアルバムになります。Dot Tape Dot名義での最新作になります。Aroahのボーカルを中心としている為、ポップでフォーク色が強くなっています。どこかジョンレノンをオマージュしているような曲調でもあります。

1. antipatterns
2. heritage
3. sound of keys
4. wyrd gd theme
5. two boys maybe three
6. wyrd gd
7. the con
8. ost
9. bees
10. enp
11. sunday
12. 13 hard hits
13. xmas wish

アコースティック楽器と電子音の組み合わせではありますが、アコースティック楽器の割合が多く、これまでのソロ作品ではフレージングループ的な演奏が多かったのですが、ここでは普通にトラッドフォークな演奏が披露されています。トラッドフォークとジョンレノンの組み合わせというのも面白いですが、それを女性シンガーが歌っているというのもユニークです。

ほぼ生演奏なのですが、こんなにもまともに演奏できるのか、というくらい雰囲気を壊さないように普通に演奏してくれています。ほのぼのとした雰囲気はいつも通りですが、Aroahの歌を引き立てるような役目に徹して、余計な事はやっていません。それでも巧みな演奏とアレンジ力には非凡な才能の持ち主である事を証明しています。

antipatterns
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[20170306]

Paintings
(1998/07/14)
Dot Tape Dot

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2005年のアルバムです。日常的な音のSEに電子音。アコースティック楽器の生演奏とフォークトロニカを代表する内容になっています。特に日本でのフォークトロニカに影響を与えたような作品になっています。このアルバムで注目を集めるようになり、のちに丸ごとリミックスアルバムのRepaintedというアルバムで更に注目されるようになっていきます。

1. Walden Dos
2. Defight
3. Lo-Pencil
4. With Paul
5. Franky Rendered
6. Mountain Office
7. The Projectionist
8. Lactoc Fuck
9. Slow Birds
10. You've Bought A Minicity Free Of Plastic Squirrels

リミックスの方がテクノファンには馴染みやすいかもしれませんが、リミックスされる前のこのアルバムの方が日本のフォークトロニカミュージシャンには影響を与えていると思います。このほのぼのとした雰囲気、電子音なのに近未来な感じがなく、古い町並みの日常を描いたような陽だまり感。そこはアコースティック楽器によるものですが、電子音も明るい雰囲気です。

電子音にしてもアコースティック楽器にしてもToy感があって、子供達が遊んでいるような和やかな雰囲気があります。これがリミックスになると近未来感が出てきて、この和やかな雰囲気が崩されますので、このオリジナル作品の方がDot Tape Dotワールドを堪能出来ると思います。チープで丸みのある音源。安いシンセでも出せそうな音ですが、中には高いシンセじゃなきゃ出せないような音も混ざっていて、そこが飽きさせない作りになっています。

Walden Dos
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[20170305]

Flying Over Bañugues - Loops & Sketches
(1998/07/14)
Dot Tape Dot

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スペインのDaniel Romeroの一人プロジェクトDot Tape Dotの2002年のファーストアルバムです。生演奏とエレクトロの組み合わせですが、デジタルトラックに合わせて生演奏していて、この時点ではまだほぼ打ち込みの部分が多いです。曲調はポップで明るめではあります。

1. Point
2. Bm Song Preludic
3. Bm Song
4. Full Smoking
5. Snowing On Desert Lull
6. Hello Flucky
7. Scholarship Holder
8. Biciclette Part 1
9. Buying Cigars With Feet (Kicking My Computer)
10. The Night You Shouted Bye
11. Too Much Coffee Circus
12. Goodbye Flucky
13. My Life As A Comedy
14. Biciclette Part 2
15. Miniode
16. Bm Song Collage
17. Biciclette Part 1 Missing Person Mix
18. Snowing On Desert Lull Sweet Trip Mix
19. Biciclette Part 1 Kunstner5 Mix

オリジナル曲はアブストラクトなエレクトロですが、リミックス作品などでテクノ的なわかり易さが出てきますが、ポップであっても実験的な感じがあって、オリジナル曲は不思議な世界観を持っています。生演奏もサンプリング処理されてループを切り貼りしたようなミニマルミュージックになっています。

生演奏の部分も巧いというより、民族音楽を演奏しているようなフレーズを切り取っています。これがエレクトロと相まってユニークな音楽になっています。これもフォークトロニカの一つの形態だと思います。フォークトロニカはダンスミュージックである事が少ないので、いろんな形態に変化していく柔軟性を持っています。

Hello Flucky

[20170305]

Promenade
(1998/07/14)
Goodbye Ivan

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2015年のミニアルバムで、現在までの最新作になります。アナログ盤のみのリリースになっています。テクノでもないのにアナログ盤にする意味がわかりませんが、カセット販売したり、アナログなフォーマットが好きなようです。アコースティックギターも使っていますが、エレキギターが今回は主役です。

1. Stuyvesant
2. Franklin
3. Jefferson
4. Atlantic
5. Flatbush
6. Herkimer

ブルックリンの通りからインスパイアされて制作されています。エレキギターでのアンビエント作品なので、ロバートフィリップとイーノのコラボレートに近い、ドイツっぽい雰囲気になっています。しかし、彼の音楽は歌はありませんが、独特の歌い回しがあり、独自の世界観を持っています。70年代っぽくもありますが、オルタナ、テクノの時代を通過してきている人ならではの部分もあります。

ギターだけで物語を語れるほどの表現力を持っていますが、それをデジタルサウンドでも分担させている手腕が見事です。アンビエント色を強める事で音階に頼らない表現も身につけています。一人でこれだけ表現できる強者がスイスにいるという事実を、世界はもっと賞賛すべきだと思います。流行には左右されない絶対的な存在感を持った音楽です。

Atlantic
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[20170304]

Marées
(1998/07/14)
Goodbye Ivan

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2015年のアルバムです。アコースティックギター、もしくはエレキギターを中心にしたアンビエントミュージックになっています。パッド音源がメロトロンみたいな音源を選んでいるので、プログレのような雰囲気も持っています。オルガンが出てきらもうそれは70年代の世界です。ある意味現代音楽のような作風ですが、本人はロックを作っているという認識ではないでしょうか。

1. Untitled #1
2. Untitled #2
3. Untitled #3
4. Untitled #4
5. Untitled #5
6. Untitled #6
7. Untitled #7
8. Untitled #8
9. Untitled #9
10. Untitled #10
11. Untitled #11
12. Untitled #12

アンビエントなので淡々としていてドラマティック性は薄れています。それでもコード進行はあって、環境音楽と言うよりは、やはりサウンドトラックのような性質を持っています。しかし、映画というよりは絵画のサウンドトラックのような感じになっています。展覧会の絵のような感じでしょうか、しかし曲名はつけられていません。

ピアノの弦の部分に、特定の音程だけに物を挟んでミュートさせたり、結構現代音楽的な試みを仕掛けています。スイスの音楽シーンは詳しくありませんが、これだけの感性を持ったミュージシャンが一人でもいるだけで、その評価は高まります。日本はJ-POPが主流になっているだけに、かなり遅れをとっているとしか言いようがありません。

Untitled #1
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[20170304]

The Lost Tape
(1998/07/14)
Goodbye Ivan

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2014年の作品です。カセットとダウンロード販売もされています。シンセとドラムマシーン、生演奏を加えたフォークトロニカなサウンドになっています。バンドスタイルにこだわらず、アンビエントな情景による、デジタルな雰囲気ですが情緒的な音楽になっています。

1. Désirs
2. Fantasmes
3. Douceurs
4. Disparition
5. Déception
6. Remords
7. Cercle Vicieux

スイスでは多くのサウンドトラックを手がけている人ですが、オリジナル作品でもサウンドトラックのような、映像が浮かぶような音楽を作っています。エレクトロな音源も使うようになりましたが、使おうが使うまいが、その風格は微動だにしません。絶対的な存在感を持った音楽であります。

サンプリング音源による打ち込みで作られた曲は、これまでの作風とは違う雰囲気を持ちますが、映像音楽というコンセプトを持っている彼にとっては手段の一つであり、一般的なテクノのスタイルとは違う使い方をしています。ただし、あくまでもイメージを音楽に変換したような曲調はジャンルにこだわっておらず、彼にとっては絵の具の種類が増えたにすぎません。

Disparition
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[20170303]

Nowhere
(1998/07/14)
Goodbye Ivan

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2013年のアルバムです。スイスの写真家Pascal Grecoの映像の為のサウンドトラックになっています。これまでリミックス作品などでエレクトリックな楽器も使うようになっていて、よりロック的なサウンドになっています。曲調からオルタナな感じもしますが、もっとスケールが大きいと思います。

1. HKG
2. Perspective
3. Toboggan
4. Iclnd
5. Sunburst
6. Fuzzy
7. Neon Strobes
8. Fire Bulbs
9. Fire Works
10. Agée

これまでは架空のサウンドトラックのようなイメージで作品を作っていましたので、いつも通りの内容ではありますが、エレクトリック楽器、デジタルサウンド、生楽器と、フォークトロニカの枠を超えたプログレッシヴでアグレッシヴなスタイルになっています。哀愁がありますので、ダウナーなオルタナに聴こえてみ仕方ありません。

私には壮大な別環境で進化してきたプログレという認識で納得出来ます。一言では語り尽くせないくらいの音楽性を内包して、自在に物語を雄弁に語っているからです。音楽による歌のない語りべ、それがGoodbye Ivanの本領だと思います。これほど豊かな表情の表現が出来る一人のミュージシャンを近年知りません。もっと世界が注目するべき人だと思います。

Perspective
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[20170302]

Intervals
(1998/07/14)
Goodbye Ivan

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2011年のアルバムです。フルアルバムではバンドスタイルになっていますが、やはり架空の映画音楽のようにドラマティックな展開になっています。ロック色も出てきて、ジャズ色もフュージョン的になり、フォーク色と相まってプログレッシヴロックな仕上がりになっています。歌詞を書いてもらってゲストに歌わせたりしています。

1. L'Ennui
2. East River
3. Brooklin Bound
4. Hollidaysburg
5. На Прощание
6. Шутка
7. Andrée Roy
8. Intervals
9. Anxiolytics (The Visit)
10. Left Wind
11. Strokkur
12. Lónsfjör∂ur

ギター一本で表現出来るものをバンドアレンジにする事で、よりダイナミックで劇的な表現を完成させる事に成功しています。アメリカにも、イギリスにも、現在これだけ質の高い表現の出来るミュージシャンは存在しません。世界が絶賛し讃えなければならない音楽だと思います。スイスのインディーズだけに埋もれておいていい音楽ではありません。

ノスタルジックでオルタナな雰囲気はダウナーな感じもしますが、ダウナーにこれほど躍動的な音楽は作れないでしょう。しかも的確なアレンジセンス、演奏力、表現力、どれを取っても世界のトップレベルです。歌がなくても情景が浮かぶくらいの説得力のある音楽です。近年稀に見るくらい優れた名盤です。

East River
⇒ 続きを読む

[20170301]

The Cherry Wood EP
(1998/07/14)
Goodbye Ivan

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2011年の作品です。ミニアルバムですが、ドラマティックな内容になっています。それもギターだけで表現されています。SE的なサウンドも入りますが、アコースティックギターの多重録音のみで構成されていますが、架空の映画音楽のイメージで制作されていますから物語性を持ったドラマティックな音楽になっています。

1. The Crows
2. Dancing Leaves
3. A Soft Wind
4. Mosses
5. Seeding
6. Deforestation

ジャズ的な要素はなく、フォーク調ではありますが、トラッドフォークとしてもかなりプログレッシヴな展開になっています。民族音楽的な色合いもあり、かなりスケールの大きなフォークソングになっています。そもそもフォークソングとは民謡の事ですから、それを拡大解釈した展開が痛快ですらあります。ギター多重録音のアレンジも見事です。

打ち込みはなく、ギターの生演奏だけでこれだけ広がりのある空間を生み出せるのは凄いです。多重録音と言っても2パートか3パートくらいしかありません。音の配置やダイナミズムはロック的なのです。演奏もテクニックというより正確で巧みなので、まるでオーケストラのようなダイナミックな演奏をギター数本で表現しています。こんなすぐれた音楽が世の中に埋もれているという嘆かわしい現実があるのも事実です。

The Crows
⇒ 続きを読む

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