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[20160731]

ひとてま
(1998/07/14)
paniyolo

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2012年のアルバムです。クラシックというよりニューエイジミュージックのような洗練感があります。ポップ感覚もあり、情景を描く作風に躍動感も加わり、ポピュラーミュージックとしての気楽さも感じられます。ファーストが日常の隙間にあるような音楽だったのに対して、ここではより日常の日頃の動きみたいな流れを感じます。

1. 深呼吸
2. ひとてま
3. 彩り
4. カラー
5. エ
6. 浮かべ
7. 川辺の花
8. ことこと
9. かすむ子
10. 春の庭
11. ベランダ
12. 移ろい
13. モチーフ
14. そろそろ

インストものですから、ギターが大いに歌っています。生演奏主体ですから、ファーストにあったようなデジタル感よりもナチュラルな感じがします。ほのぼの具合もよりやんわりとなっていて、力を抜きたい時に聴きたくなるような音楽です。ギターも難しい事はやっていません。技巧派で技を見せつけるようなギタリストでないからこそ表現できる世界だと思います。

クラシックギターのテクニックがずば抜けていたら、もっとギターだけで何とかしようと考えるところですが、そうしないからこそ、そこに重点を置いていないからこそ、このゆとり感の有る音楽になっていると思います。例えばテクニックが無かったビートルズが沢山の名曲を残して、ギターテクニックがあったクラプトンには名曲と呼ばれる曲が少ないようなもので、どちらもあった方がいいのかもしれませんが、テクニックを補うセンスが音楽には大事なのではないでしょうか。

ひとてま
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[20160731]

I'm home
(1998/07/14)
paniyolo

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日本のクラシックギタリスト高坂 宗輝の一人プロジェクトpaniyoloの2009年のファーストアルバムです。クラシックギターを中心にゲストミュージシャンによる柔らかなアレンジが絡んでくる、日常を忘れさせるようなほのぼのとした作品に成っています。クラシックギターの手法を現代音楽的に分解させてループさせた流れは、アコースティックでアナログ感満載なのにデジタルミックスされたような現代的な雰囲気も持っています。

1. 記憶
2. green&cloud
3. 雨
4. sheep
5. reverie
6. onigocco
7. sunday
8. snow country
9. 暮らし
10. room
11. おかえり
12. ...
13. 日々

クラシックギターだけではなく、フォークギターもダビングして、時には電子音も取り入れながらも、柔らかな日差しを思わせるような情景を描いています。クラシックギターを学んできた経歴を活かしながら現代的なHDDレコーディングのデジタル環境での表現を使って、現代音楽のようなカットアップの手法と環境音楽のような淡々とした流れの中で、情緒的な旋律を加えるという現代的なクラシックの表現を具現化させた作品に成っています。

アコーディオンやチェロのような柔らかい音色を加えることで日常の喧騒から離れた優しい響きを追求しています。サンプリングも日常の生活音を使って、日々の隙間にあるほのぼのとした情景を切り取っています。インディーズだから出来る表現かもしれませんが、クラシックの教養がある現代の若者がいくつでも表現していてもおかしくない事をやっています。商品としての音楽にこだわり過ぎていると忘れてしまっているような、未開の音楽ってまだまだ沢山あるのかもしれません。

記憶
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[20160730]

Kidsticks
(1998/07/14)
Beth Orton

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2016年のアルバムです。現在までの最新作になります。プロデュースは Andrew Hung、デジタル処理もありのロック色の強い作品になっています。新境地を求めて作品ごとに変化していきます。ダブ的というか、ニューウェイヴっぽいロック色があります。曲の作り方もそれにあわせて変化しており、おそらくアレンジを作ってから曲を完成させているようで、フォーク色を払拭しようとしているようにも感じます。

1. Snow
2. Moon
3. Petals
4. 1973
5. Wave
6. Dawnstar
7. Falling
8. Corduroy Legs
9. Flesh and Blood
10. Kidsticks

ジョニミッチェルっぽい感じは同じであり、ジョニもロックっぽい事をやったりしていましたから、スタイルが変化しても彼女らしさは失われていないと思います。デジタルと言うよりシンセポップのようなアナログシンセっぽいサウンド、ダブのようなミックス、80年代初期のサウンドを思わせるようなサウンドですが、明らかにこれは2016年の感覚で作られていて、懐古主義とは違うものになっていると思います。

音色的には80年代初期の感じですが、彼女の歌が入ると全く別のものになります。ギター弾き語りで作られるような曲ではなく、80年代の定番だったリズムから作ってアレンジを固め、最後に旋律や歌をかぶせていく作曲法になっています。そこでどういう歌をかぶせていくかでその人の力量が試されていく事になるのですが、彼女の感性はそこでも見事に熟練されていて素晴らしい曲を完成させています。この後何を目指していくのか明確ではありませんが、彼女の挑戦はこれからもまだまだ続いていくのだと思います。

Snow
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[20160730]

Sugaring Season
(1998/07/14)
Beth Orton

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2012年のアルバムです。プロデュースはTucker MartineでMarc Ribotなどが参加しています。バンドスタイルでの演奏で原点に帰ったようなスタイルになっています。生ストリングスによるアレンジが目立ちます。彼女流のジョニミッチェルみたいなスタイルであり、70年代のアメリカのシンガーソングライター系の雰囲気があり、新しい試みをしようという事はなく、このスタイルに落ち着いたような彼女のやりたい事の結果がこれだと思います。

1. Candles
2. Dawn Chorus
3. Something More Beautiful
4. Magpie
5. Poison Tree
6. Call Me The Breeze
7. See Through Blue
8. State Of Grace
9. Last Leaves Of Autumn
10. Mystery

オルタナと言うより、その原点である70年代のジャズもカントリーもフォークも混じった、アメリカならではのジャズ理論を取り込みながらのフォークソングになっています。ティンパンアレイのような当時の先鋭的なシンガーソングライターが好きなのでしょう。元々この傾向がありましたが、その事を強く意識した作りになっています。前作でのJim O'Rourkeはそこに新しさも加えていましたが、新しさは求めていないと今作のようになります。

だから彼女のやりたいことがストレートに現れた作品になっています。イギリスでも70年代初期はアメリカ的な作品を作っていたニックロウとかいましたので、イギリス的ではないとは言いきれないのです。歌も曲もこのスタイルを確立する為に熟練されています。ですから完成度も高いです。レトロ感覚でもなく、時代に関係なく存在感を示せる音楽。そういうものが少なくなってきている現在においては貴重なシンガーだと思います。

Candles
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[20160729]

Comfort of Strangers
(1998/07/14)
Beth Orton

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2006年のアルバムです。4年ぶりとなる作品ですが、その間にフォークトロニカの勃興があり、その中心にいる事が想像できる彼女が作品を出していないというのが面白いところで、この作品ではJim O'Rourkeをプロデュースに迎えてオルタナな雰囲気を作り出すのかと思いきや、フォーク面を進化させたような内容になっています。

1. Worms
2. Countenance
3. Heartlandtruckstop
4. Rectify
5. Comfort Of Strangers
6. Shadow Of A Doubt
7. Conceived
8. Absinthe
9. A Place Aside
10. Safe In Your Arms
11. Shopping Trolley
12. Feral Children
13. Heart Of Soul
14. Pieces Of Sky

全て生演奏でデジタルな音がありません、アナログの雰囲気を大事にしつつもJim O'Rourkeの手腕は以前のようなフォーク調とは全く次元が違うものを生み出しています。彼女の作曲能力が更に巧みになったというのもありますが、アレンジが実に立体的で、音を厚くしたり、薄くしたりと、オーソドックスな演奏もアレンジの采配次第でこんなにも劇的に斬新で独特の存在感を生み出せるのかと感心してしまうほど巧妙です。これも奇才Jim O'Rourkeのなせる技だと思います。

デジタルではない事で新境地を切り拓こうとする彼女の意図が見事に具現化された作品となりました。流行などを横目に実に野心的で挑戦的に自分の信念を貫いた創作が成されています。それはとても新鮮であり、しかもやろうとしている事が分かり易く表現されています。単なるフォークソングではありません。新しい時代のフォークソングを切り拓いたのです。デジタルの力を借りずに、テクノロジーに頼らず、イマジネーションのみで新しいものを生み出すという作曲家としての能力で生み出したのです。見事な名盤です。

Worms
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[20160728]

Daybreaker
(1998/07/14)
Beth Orton

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2002年のアルバムです。基本的な曲調は変わっていませんが、今回は曲によってプロデューサーを変えています。The Chemical BrothersやWilliam Orbitなどテクノ系からEmmylou HarrisやRyan Adamsなどのフォーク系のプロデュースで曲によってはデジタルサウンドが多くなっています。この辺りからフォークトロニカと言う概念が生まれていますので、フォークトロニカとして売り出せますが、まだそこまで意識的には作られていません。

1. Paris Train
2. Concrete Sky
3. Mount Washington
4. Anywhere
5. Daybreaker
6. Carmella
7. God Song
8. This One's Gonna Bruise
9. Ted's Waltz
10. Thinking About Tomorrow

基本的な彼女のギター弾き語りを崩すことのない程度でアレンジされています。彼女の歌もある程度方向性が定まってきて、より情緒的でエモーショナルな歌になっています。方向性が定まったことで、アレンジによってマンネリにならないように工夫されているようにも感じます。その試みは成功していると言えます。表現力が増しながらも、今までいなかったブレインが加わった事で、彼女の持っている魅力をより鮮明に引き出していると思います。

これまでの手法をリミックスしたようなアレンジになっていたりしますので、捨てる部分も大胆ですし、加える部分も斬新ですから幅が広がった感じになっています。基本となる歌の部分がしっかりしていますので、どんなアレンジにも耐えられます。知名度も上がってきていますので、時には冒険する事もキャリアの中では必要になってくると思います。そして更に表現の幅が広がれば良い結果になると思います。せっかくいい曲を書いているのですから、いろんな可能性を模索するのは良いことだと思います。

Paris Train
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[20160727]

Central Reservation
(1998/07/14)
Beth Orton

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99年のアルバムです。生演奏を中心にシンガーとしての彼女の魅力を全面に出した作品になっています。Dr. JohnやBen Harperが参加しているのは、彼らのアルバムに彼女が参加した事へのお返しなのでありましょう。打ち込みは控えめでバンド演奏、生ストリングスが主体で、打ち込みはちょっとしたアクセントとして使われています。曲も情緒的なものが多く、全曲オリジナルになっています。

1. Stolen Car
2. Sweetest Decline
3. Couldn't Cause Me Harm
4. So Much More
5. Pass In Time
6. Central Reservation (Original Version)
7. Stars All Seem To Weep
8. Love Like Laughter
9. Blood Red River
10. Devil Song
11. Feel To Believe
12. Central Reservation (The Then Again Version)

サイケな雰囲気を持ったフォークソング、少しジャズ的だったりとジョニミッチェルを連想させるような、それでいて自分のカラーをしっかり出しています。テクノ色を控えめにする為の生演奏中心になっていて、70年代初期の頃のようなフォークロック、カントリーロック、サイケフォークなどのフォークの革命期のようなミクスチャー感覚、ある意味アメリカ的な作品だと思います。

これもDr. Johnなどとの交流から生まれたものなのかもしれません。これまではネオアコのようなソウルフルな歌い方をしていましたが、ジョニミッチェルのようなハネ方をした歌い方になっています。だけどジョニミッチェルほどの癖を出さずにBeth Ortonならではの感性で歌い上げています。シンガーとしての自分を確立させる事に成功したと思います。派手でも地味でもありませんが、このちょうどいい感じのシンガーってそんなにいるものではありません。

Stolen Car
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[20160726]

Trailer Park
(1998/07/14)
Beth Orton

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96年のアルバムです。ファーストは日本限定でリリースされていましたが、ケミカルブラザースのアルバムにゲスト参加した事で一気に知名度が上がり、このアルバムから世界リリースとなります。当時流行っていたトリップホップなスタイルとなっていますが、プロデューサーのWilliam Orbitから離れてVictor Van VugtとAndrew Weatherallがプロデュースした事により80年代っぽさは消えて90年代らしい作品になっています。

1. She Cries Your Name
2. Tangent
3. Don't Need A Reason
4. Live As You Dream
5. Sugar Boy
6. Touch Me With Your Love
7. How Far
8. Someone's Daughter
9. I WIsh I Never Saw The Sunshine

シンガーソングライターでありますからギターの弾き語りによるアコースティックな部分も出すようになっています。その雰囲気を大事にしつつトリップホップのようなダブっぽいアレンジを取り混ぜる事で彼女の新局面を導き出そうとしています。アコースティックな雰囲気は後のフォークトロニカと言うより以前のネオアコの雰囲気であり、これは彼女の好きな傾向だと思いますので、そこが原点なのでしょう。

女性シンガーソングライターブームは80年代に起こりましたが、90年代も引き継がれて現在に至っています。90年代の特徴はアメリカのフォークとカントリーとロックをミックスしたようなスタイルと、イギリスにおけるソウル系のシンガーです。彼女はイギリスですが、アメリカ的な部分とイギリス特有の雰囲気がいい感じで混ざり合っています。当時としても特徴的なシンガーだったと思います。懐かしさと新しさが同居しているのです。

She Cries Your Name
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[20160725]

白鵬が黒星を増やす中、日馬富士が2敗をキープ、稀勢の里と貴ノ岩が3敗で追うことになります。稀勢の里と貴ノ岩は千秋楽勝って、三つ巴戦になるのを待ちますが日馬富士は本割で白鵬に勝って優勝を決めました。稀勢の里は又しても優勝を逃しましたが、何とか今回も準優勝して来場所に繋げる事が出来ました。しかし、白鵬の調子が悪い今場所は千載一遇の大チャンスでした。これを逃したのは大きいと思います。平幕の貴ノ岩はやっと芽が出てきた感じで、闘志と実力が噛み合った場所となりました。

上位の成績
日馬富士 13勝2敗 優勝
白鵬 10勝5敗
鶴竜 2勝2敗11休
照ノ富士 8勝7敗
琴奨菊 1勝6敗8休
稀勢の里 12勝3敗
豪栄道 7勝8敗
魁聖 7勝8敗
栃ノ心 6勝9敗
高安 11勝4敗
琴勇輝 2勝13敗
御嶽海 5勝10敗
栃煌山 8勝7敗
宝富士 10勝5敗
隠岐の海 8勝7敗


照ノ富士は最初調子が良かったのですが、体調はまだ不完全で、不利な態勢からまき返す事が出来ず、千秋楽にやっと勝ち越して角番脱出しました。体調のいい時は不利な態勢からはね返す力がありましたが、立会いを厳しくして有利な態勢に持っていく事を心がける必要性を感じてもらえる場所になってくれれば上に上がれると思います。魁聖は関脇で安定した相撲を取れるようになっていましたが、千秋楽に負け越しました。豪栄道は負け越して来場所は角番です。

逸ノ城は9勝しましたが、まだまだ相撲を覚えていない為に負けた取り組みが幾つかありました。勝つ意欲は出てきていますので、負けない為に覚えること、勝つ為に覚えることを増やしていく必要があります。今場所は好取り組みで真っ向勝負して期待を裏切らない取り組みばかりでしたので大いに盛り上がりました。それだけ力士の意識も充実していた場所だったと思います。

幕内全取り組み
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[20160724]

Superpinkymandy
(1998/07/14)
Beth Orton

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イギリスの女性シンガーソングライターBeth Ortonの93年のファーストアルバムです。この人はメジャーデビューしていて80年代ポップスにハウスの手法が加わった90年代ならではのスタイルになっています。プロデュースはWilliam Orbitで、彼がほとんどのアレンジを手がけています。Goldieが参加していたりとテクノ系にも太いパイプを持つようになっていきます。

1. Don't Wanna Know 'Bout Evil
2. Faith Will Carry
3. Yesterday's Gone
4. She Cries Your Name
5. When You Wake
6. Roll The Dice
7. City Blue
8. The Prisoner
9. Where Do You Go?
10. Release Me

リズムの作り方などは90年代らしいものですが、アレンジの分厚さは80年代ポップスのようにゴージャスに音が詰め込まれています。メジャーレーベルならではの音造りです。当時流行っていたグラウンドビートにネオアコのようなニューソウルな歌の組み合わせ、当時はまだこんな女性シンガーはいませんでしたので売り上げはそこそこですが、テクノ作品で彼女の歌が必要とされるようになり、徐々に名前が広まっていきます。

テクノにソウル系の女性シンガーが参加することが定着していく事になりますが、彼女はその先駆けとなっていきます。その彼女が自身のアルバムでは普通にシンガーとして作品を作っていますので、歌に集中している彼女の実力を聴く事ができます。シンガーソングライターとしてはフォーク系を連想しますが、彼女は最初からソウル感覚のある曲を書いています。それがグラウンドビートと上手く調和して90年代らしい作品になっています。

Don't Wanna Know 'Bout Evil
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[20160724]

What Makes Us Glow
(1998/07/14)
Psapp

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2013年のアルバムです。これが現在までの最新作になります。現在も活動中ですが新作はリリースされていません。どうもインディーズで活躍していたこの手のユニットはこの年の後に作品を出さなくなっているミュージシャンが多い気がします。何か経済的な影響でもあったのでしょうか。このアルバムもレーベル移籍していますので、その後契約出来るレーベルが探せないという事だと思いますが、彼らのスペックで契約出来ないというのは深刻な事情だと思います。

1. Life Hums
2. Wet Salt
3. The Cruel, the Kind and the Bad
4. Seven
5. That's the Spirit
6. In the Black
7. Everything Belongs to the Sun
8. Bone Marrow
9. Your Hot Knife
10. The Well and the Wall
11. What Makes Us Glow
12. In and Out

初期の頃のサンプリング主体のアレンジとフレンチっぽいヨーロピアンでアンニュイな歌の組み合わせに戻っています。一つ一つのサンプリング音の役割がしっかりしていて無駄な音はありません。チープな音でもアレンジの中の重要なピースをになっています。すべて計算し尽くされたアレンジなのです。使い回しの音源もあるかもしれませんが気になりません。アコースティック楽器と同じで定番の音として認識させられているようです。

それだけ生楽器とサンプリング音源の区分けが曖昧になっているのです。デジタル楽器の進化の恩恵を受けている現在のミュージックシーンですが、その使い道も多様化され、使用するミュージシャンの采配次第でいかようにもなると思います。デジタルの可能性は無限に近いものになりつつあります。それなのに似たようなサウンドになるのは怠慢であり、安易な方向性を容認しているプロが多いという事になります。こうしてインディーズの方に真摯にその可能性を追求している健全なミュージシャンが多いのが現状です。その可能性を追求しながらもポップスとして成り立たせているこのユニットは現在あるべきミュージシャンの姿勢を示していると思います。この先に未来の音楽はあるのです。名盤であります。

Life Hums
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[20160723]

The Camel's Back
(1998/07/14)
Psapp

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2008年のアルバムです。ファンクな曲があったりと、バンドフォーマットによる演奏、生演奏が主流になってきています。ライブ活動も盛んになってきて、ライブでの再現性を考慮するようになったのか、サンプリングの役割も減っているように聴こえますが、さりげなく打ち込みと生演奏を組み合わせて、そういう事を気にかけないで楽しめるように配慮されています。

1. I Want That
2. Part Like Waves
3. Camel's Back
4. Fickle Ghost
5. Monster Song
6. Somewhere There Is A Record Of Our Actions
7. Marshrat
8. Fix It
9. Mister Ant
10. Screws
11. Homicide
12. Parker

これまでのように考えつかなかったようなアレンジよりも、歌、曲のあり方を重視するようになっていて、必要以上のものを入れない、それでもシンプルになり過ぎないちょうどいい感じのアレンジになっています。この辺のさじ加減はセンスの問題であって、それは誰に指図されるでもなく自分たちで心得ているところがこの二人の凄いところだと思います。基本、音響派なんだろうと思わせるところが多く、少ない音数でも満たせる手腕を持っています。

生演奏の部分もサンプリングしているかのように聴こえるような音処理をしたり、サウンドメイキングにかなりのこだわりを持っています。メリハリというか、コントラストのつけ方が絶妙です。セルフプロデュースでここまで行き届いたミックスを作れるというのも才能であり、メジャー作品でもここまで出来ているものは、そう多くはありません。もう少し派手にやってもいいのではないかとも思いますが、このちょうど良さこそが彼らのカラーだと思います。

I Want That
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[20160723]

The Only Thing I Ever Wanted
(1998/07/14)
Psapp

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2006年のアルバムです。曲の完成度もさらに高まり、曲自体でも勝負出来るユニットですが、サンプリングの組み合わせによるアレンジもさらに巧みになり、的確な音源を的確に組み合わせた配列は見事です。非楽器な音も含まれているので奇抜になりがちなところを音楽的にまとめているセンスは見事なものです。曲自体が良いというのが一番の強みですし、それを普通なままで終わらせていないアイデアの豊かさもあると思います。

1. Hi
2. King Of You
3. This Way
4. Needle And Thread
5. New Rubbers
6. Tricycle
7. Hill Of Our Home
8. The Words
9. Make Up
10. Eating Spiders
11. Upstairs

音色は多彩ですが音数は少なめでシンプルに聴こえるような配慮、歌の邪魔になるような事はしません。それなのに心地良く斬新な印象も受けます。生演奏による部分も増えていますが、アコースティック楽器のサンプリングと混ぜ合わせているのでエレクトロニカとしての雰囲気もありながら、オーガニックな質感を持っています。サンプラーという楽器をセンスよく使う手本となるような作品です。

曲自体が持っている雰囲気を壊すことなく、普通考えられる音色を置き換えるような計算し尽くされた配慮が繊細に施されています。最初のイメージを断捨離する勇気と再構築していく果敢さが素晴らしい結果をもたらしていると思います。普通に生演奏しているパートも音処理がさりげなく素晴らしいので、非の打ち所がありません。音楽としても心地良く響きますので、主流になるような音楽ではありませんが、一度聴けば耳を傾けずにはおられない存在感を持っています。今作も名盤です。

Hi
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[20160722]

Tiger, My Friend
(1998/07/14)
Psapp

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イギリスの男女デュオPsappの2004年のファーストフルアルバムです。Carim ClasmannとGalia Durantの二人ユニットでサンプリングによる打ち込みで構成されたエレクトロスタイルですが、フォークトロニカ的なアコースティックな響きとフレンチ感覚のアンニュイなエレクトロポップになっています。どちらかというと音響派であり、電子音も凝っています。

1. Northdown Flat B1
2. Rear Moth
3. Leaving In Coffins
4. Calm Down
5. Velvet Pony
6. About Fun
7. Curuncula
8. King Kong
9. The Counter
10. Chapter
11. Tiger, My Friend

生演奏している部分もありますが、楽器以外の日常的な音のサンプリングなどと組み合わせた構成は、下手すると乱雑になりがちですが、よく計算されたセンスの良さが光ります。カットアップのような展開になっていますが、アレンジとしてとても音楽的です。普通の楽器で演奏したとしても曲が良いので、それなりの評価される作品になっていると思いますが、それだけ根本がしっかりしているので、ハイパーなサンプリング音源によるアレンジでも曲が負けていません。

曲がこれだけポップでなければアヴァンギャルドに聴こえるでしょうが、どんなに大胆な事をしても歌の存在感を示せるようなアレンジのセンスの良さ、これだけかなり熟練された構成力はメジャーの世界で探しても見当たらないでしょう。自分達でプロデュースしていますので、音処理の技術力も並大抵のものではありません。これ以前にミニアルバムを数枚出していますが、既にこのファーストアルバムにして完成度の高いものにしています。名盤です。

Northdown Flat B1
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[20160721]

Cave Rave
(1998/07/14)
Crystal Fighters

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2013年のアルバムです。現在までの最新作になります。まだ2枚しかアルバムを出していませんが、バスクフォークとダンスミュージックの融合も熟れてきてポップで曲も良くなっています。アフリカンポップのようなリズム感に近いものになっていて、それなら先達がいますから参考になるものも多いと思います。しかしサンプリングしている楽器の音源がバスクフォークで使われているものなので独特の雰囲気を作っています。それでもこのポップさはどこにでもあるものです。

1. Wave
2. L.A. Calling
3. You & I
4. Separator
5. No Man
6. Bridge Of Bones
7. Love Natural
8. Are We One
9. These Nights
10. Everywhere

バスクフォークも踊るための音楽だったりする為、ダンスミュージックとしてリメイクするのも馴染みやすいのかもしれませんが、ダンスミュージックの要素が強いので、ちょっと毛並みの違うダンスミュージックと言う印象になってしまいます。これなら売れるかもしれませんが、エスニックな要素をもう少し強めにした方が他との差別化になると思います。試みとしては面白いので、もっと特徴的にした方が印象が残ると思います。

ある程度メンバーも固まってきて、やるべき方向性も見えてきていると思いますが、これ以降作品が続いていないところを見ると何らかの壁にぶち当たっているのでしょうか。ポップすぎて普通のポップスになっていますから、バスク地方の音楽としての存在感が薄れているようにも思います。ファーストはある程度訛った感じがありましたが、ここでは洗練されてきて訛りが抜けた感じになっており、標準化してしまったよくある音楽になってしまっています。もう少しひねくれてもいいと思います。

Wave
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[20160720]

Star of Love
(1998/07/14)
Crystal Fighters

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スペイン出身でイギリスで活動しているCrystal Fightersの2010年のファーストアルバムです。フランスのレーベルZirkuloからリリースしています。メンバーはトラックメーカーのSebastian Pringle、Gilbert Vierich、Graham Dicksonを中心にボーカルのMimi BorelliとLaure Stockleyなど様々なミュージシャンが参加して制作されています。インディーズですが、メジャーからも配給されて結構ヒットしています。

1. Solar System
2. Xtatic Truth
3. I Do This Everyday
4. Champion Sound (Alt. Version)
5. Plage
6. In The Summer
7. At Home
8. I Love London
9. Swallow
10. With You
11. Follow

スタイルとしてはユーロビートの様なダンスミュージックなのですが、サンプリングしている音源がエスニックな楽器なので、軽薄になりがちな音楽性がユニークなサウンドになっています。彼らの意図するところはスパニッシュフォークとダンスミュージックの融合であり、フォークトロニカな手法を用いています。ダンスミュージックにこだわっているという事でメジャーでも売りやすい素材になっています。

やっている事はユーロビートであり、それにヘヴィメタなどの既成の手法を恥ずかしくも無く取り混ぜて、ありがちな音楽をやっているのですが、音源がエスニックな楽器の音色ですから奇妙な感じになっています。エスニックな音源はありがちでは無く、スペインなどで用いられる楽器を使っているので、そこは新鮮に感じます。大衆性満載なのですが、その聴き慣れない音色こそが生命線です。

Solar System
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[20160719]

Still Life
(1998/07/14)
Young Magic

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2016年のアルバムです。現在までの最新作になります。これまでの80年代的なネオサイケの手法、90年代のダークシンセポップなスタイルがミックスされて独自の世界観をより追求した内容になっています。サンプリングも多様するようになり、ダンサブルなリズムも使ったり、彼らのカラーを崩すことなく新しい試みも行われています。

1. Valhalla
2. Lucien
3. Sleep Now
4. IWY
5. Held
6. Default Memory
7. How Wonderful
8. Homage
9. Sky Interior
10. Valhalla (Reprise)

ある意味レトロなサウンドであり、新しいスタイルではありませんが、いろんな要素の組み合わせが、これまでに無かった彼ら独自のスタイルを築き上げています。好きな事をやっていたら流行のスタイルではありませんが、なぜか心地良い、そういう事って結構まだ沢山あるのだと思います。現在は最新の音楽も流行もあって無いようなものですから、好きな事をやっても問題は無いのです。後は売れるかどうかの問題がありますが、心地良い音楽なら好きな事をやるに限るのです。

頭打ちしている音楽業界ですが、既存の音楽でも、まだまだ追求するべき余白が残っていると思います。ただ昔を蒸し返すだけではなく、その先にある、まだ誰も成しえなかったものを作り出すのも良いのではないでしょうか。そういう追求心が思いがけなく新しい音楽を生み出すこともあるでしょう。自分の信じる自分の好きな音楽を追求する。インディーズだからこそ出来る特権に、今は期待するしかありません。

Valhalla
⇒ 続きを読む

[20160718]

Breathing Statues
(1998/07/14)
Young Magic

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2014年のアルバムです。Michael Italiaが脱退してIsaac EmmanuelとMelati Melayの二人組になりました。その影響からかバンドサウンドから打ち込み主体のスタイルに変貌しています。ネオサイケな感じからシンセポップ、しかもダークな雰囲気になっています。こういうタイプのデュオは結構いるので珍しくはありませんが、独自の世界観は持っています。

1. One
2. Fall In
3. Foxglove
4. Something In The Water
5. Ageless
6. Cobra
7. Holographic
8. Mythnomer
9. Waiting For The Ground To Open
10. Captcha

アメリカのバンドでしたが、スタイルとしてはヨーロッパのプログレから派生したシンセポップサウンドになっています。デジタルサウンドも絡ませながらのバンドスタイルとしてライブでは再現しますので、90年代以降のデジタルロックバンドの類ではあります。それでもドラムパターンなどはテクノっぽくならずにワールドミュージック的なパターンを使ったりしているところがプログレッシヴです。

二人組になって打ち込みに頼るところも多くなっています。アメリカのグループなのにヒップホップ性を出していないシンセポップのスタイル、ヨーロッパの退廃的な雰囲気を出しているところが特徴であり、黒人音楽の要素がないというのは珍しいと思います。アフリカンなリズムは黒人音楽なのかもしれませんが、ヨーロッパな解釈なのです。今回はピーターガブリエルっぽさはありませんが、その影響下にあるのは間違いありません。

Fall In
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[20160718]

中日までの全勝はいなくなり、白鵬、日馬富士、稀勢の里、高安が1敗で並んでいます。稀勢の里も1敗してからは焦りが見えていますが、勝ち続けているのも運のうちでしょう。上位相手に万全で臨む必要があると思います。鶴竜と琴奨菊が休場しています。照ノ富士は気迫を見せますが3敗しています。それでも角番脱出まであと3番。嘉風は調子を取り戻して2敗と健闘しています。栃煌山は3大関を撃沈するなど調子が良さそうです。

中日までの上位の成績
白鵬 7勝1敗
日馬富士 7勝1敗
鶴竜 2勝2敗5休
稀勢の里 7勝1敗
豪栄道 5勝3敗
琴奨菊 1勝6敗2休
照ノ富士 5勝3敗
栃ノ心 1勝7敗
魁聖 5勝3敗
琴勇輝 0勝8敗
高安 7勝1敗
栃煌山 5勝3敗
御嶽海 1勝7敗
隠岐の海 4勝4敗
宝富士 6勝2敗


上位に上がった御嶽海は初の上位と総当たりとなり7敗していますが試練の場所です。この経験は必ず次につながっていきます。宝富士は実力がついてきて安定感があります。遠藤は頑張っていますが、どうしても足がついていかず、土俵際で負けることが多くなっています。全敗で負け越しです。逸ノ城は勝つ事に意欲を出すようになり2敗です。どうしても背の低い相手を苦手としているようで、うまく捕まえきれません。この辺が課題でしょうか。

正代も奮闘しています。これから上位戦ですが、5勝の貯金は大きいと思います。関脇の魁聖も5勝で安定しているので上位定着しそうです。先場所、故郷の熊本の為に頑張れなかった佐田の海は6勝と健闘しています。白鵬も万全ではないので優勝の行方は分かりません。稀勢の里にもチャンスは大いにあると思いますが、このチャンスを活かしきれないと横綱という称号は掴みとれません。後は器の問題でしょうか。

中日幕内の全取組

[20160717]

Melt
(1998/07/14)
Young Magic

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アメリカの三人組Young Magicの2012年のファーストアルバムです。メンバーはMelati Malay、Isaac Emmanuel、Michael Italiaの三人で、それぞれマルチに楽器を演奏しています。サウンド的には80年代のプログレ残党、例えばピーターガブリエルあたりのサウンドに似ています。サンプリング有りのシンセポップ、ネオサイケなど80年代の雰囲気がたっぷりあります。

1. Sparkly
2. Slip Time
3. You With Air
4. Yalam
5. Jam Karet
6. Night In The Ocean
7. Watch For Our Lights
8. The Dancer
9. Cavalry
10. Sanctuary
11. Drawing Down The Moon

海外では、日本では想像も出来ないほどピーターガブリエルの影響を受けたミュージシャンが沢山います。彼らもその典型的なバンドだと思います。アフロアフリカンなリズム、ネオサイケ独特のギターリフ、ゲートリバーブを強力にかけたドラムサウンドなど、21世紀のバンドがやるには古臭いサウンドですが、それを真面目にやっているインディーズバンドなのです。

流行に左右されないインディーズならではの現象ですが、こういうサウンドにこだわるバンドも珍しいと思います。この手のサウンドも90年代に入って廃れてきますが、まだ突き詰めようと思えば突き詰められる領域であります。こういうバンドがいてもおかしくないのですが、表に出てくるほど時代は待ってくれません。インディーズだからこそ許されることでもあります。若いバンドがこういうことを真面目にやるのも面白いものだと思います。

Sparkly
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[20160717]

Into the Trees
(1998/07/14)
One Little Plane

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2012年のアルバムです。これ以降の作品は出ていないので、これが最新作になります。前作に引き続きKieran Hebdenがプロデュースしています。バンドスタイルでの演奏になっています。エレクトリックフォーク時代のボブディランのような感じです。それにスザンヌヴェガのような歌、今では珍しくない女性フォークシンガーであり、今回もデジタル処理よりもアナログなレコーディングになっています。

1. She Was Out In The Water
2. Nothing Has Changed
3. Paper Planes
4. It's Alright
5. Hold You Down
6. Bloom
7. If You Ask
8. Simmer Down Simmer
9. I Know
10. Synthesizer

80年代後半に登場してきた女性シンガーソングライターのような雰囲気、シンプルにまとめられていますし、曲も歌もいいので、このジャンルが好きな人にとってはめっけものです。イギリスで活動していますがアメリカ的なフォークソングです。今回はギターの弾き語りだけにはしないで、バンドとしてアレンジされています。薄っすらとサイケな雰囲気の曲もあります。あくまでもデジタルっぽさは排除したようなサウンドにその方向性が見えてきますが、彼女を売れるシンガーに育てようというような意図が見えてきません。

彼女の素材を大事に作られているのは分かります。彼女の要望も十分酌み取られていると思います。そうなるとプロデューサーのKieran Hebdenの存在に疑問が出てきます。フォークトロニカの首謀者のような彼のカラーが全く感じられないのです。その意外性だけでも十分おかずになる作品ではあります。あくまでも素朴な感じの印象はありますが、やっている事はそれほど素朴でもないと思いますので、もう少しだけ大胆なアレンジがあってもいいのではないかとも思えます。それともこの感じがちょうどいい感じなのかもしれません。そういうニーズもあると思います。

She Was Out In The Water
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[20160716]

Until
(1998/07/14)
One Little Plane

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アメリカ出身でイギリスで活動しているOne Little Planeの2008年のデビューアルバムです。One Little PlaneはシンガーソングライターのKathryn Bintの一人ユニット名になります。Four TetことKieran Hebdenに見出されて彼にプロデュースされたファーストアルバムになります。しかし、テクノ色はそんなに出ておらず、彼女の弾き語りが中心になっており、あまり余計なことはしていません。

1. Rise
2. Nobody out there
3. Make of me
4. Sunshine kid
5. Until
6. Summer stream
7. Lotus flower
8. The snails are out tonight
9. Take me home
10. Long time ago
11. She waits

脱力系のキュートなフォークソングを歌う彼女の良さをそのまま出した内容になっています。打ち込みもほとんどなく、生演奏によるレコーディング、デジタルサウンドやエレクトリックサウンドも彼女の弾き語りを邪魔しない程度に抑えられていて、Kieran Hebdenによるプロデュースというのはほとんど話題作りになっているだけのような気がしないでもないです。そういう触れ込みがなければ、どうということもない普通のシンガーソングライターとして話題にもならなかったかもしれません。

曲も悪くないし、魅力的な歌声だと思いますし、売り方次第では売れる才能は持っていると思います。それならばそれで、それなりの味付けをしてもいいのではないかと思うのですが、ほとんどありのままの彼女をそのまま出したような内容であり、Four Tetによるフォークトロニカ流布にもなっていませんし、このシンプルな作品の意図するところはよく分かりません。それでも嫌いではないです。

Make of me
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[20160716]

Wintergatan
(1998/07/14)
Wintergatan

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Detektivbyrånの活動を停止してメンバーを四人体制にしてWintergatanとして活動するようになりました。2013年にリリースされた現在までの唯一のアルバムになります。ほとんどシングルばかりリリースして現在まで活動を続けています。このアルバムもシングル曲を集めたものです。メンバーはEvelina Hägglund、Martin Molin、Marcus Sjöberg、David Zandénの四人で固定されています。四人体制でライブ演奏での優位性を増しながらもデジタルサウンドも遠慮なく使うようになっています。

1. SOMMARFAGEL
2. THE ROCKET
3. TORNADO
4. VALENTINE
5. SLOTTSSKOGEN DISC GOLF CLUB
6. BIKING IS BETTER
7. VASTANBERG
8. STARMACHINE2000
9. ALL WAS WELL
10. PARADIS
11. Marble Machine

音楽性はDetektivbyrånをそのまま継承していて、オルゴールやアコーディオン、グロッケンなどを演奏していますが、デジタルサウンドによるシーケンスなども、こだわらずに使うようになっています。ですからフォークトロニカの手法に近くなっていますが、フォークソングとポピュラー音楽の融合というスタイルを貫いている為、テクノよりもポップスに近い感覚で使用されています。インディーズで頑張っていますが、親しみやすく明るい雰囲気になっているので、広く知られるようになっています。

Detektivbyrånと大きな違いがあるとしたら、ドラムを軸としたバンドサウンドになっているので、よりポップ色が強くなっているところでしょう。生演奏による表現力を追求する為に始められたバンドですので、Detektivbyrånでのやり方にもこだわっていない所があって、そうなると彼らにしか無かった個性も薄れていくことになるのですが、ベースとなる部分はしっかり持ち続けて尚進化しようとしているのが分かります。個性的である事にもこだわっていいないのでしょう。少しポップになり過ぎているような印象を受けますが、この先に彼らが目指すものが良い結果を届けてくれることを願うばかりです。

SOMMARFAGEL
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[20160715]

Wermland
(1998/07/14)
Detektivbyrån

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2008年のアルバムです。このバンド名ではこれが最後の作品になります。これまで通りヨーロピアンフォーク調に僅かばかりの電子音を交えたスタイルですが、曲の作り方はポップソングの感覚になっています。ですから現代的なフォークソングとしての融合の仕方も画期的ですし、そして独特の構成された楽器群によるアレンジも斬新です。それでいて懐かしいような温もりのある音楽が特徴です。

1. OM DU MOTER VARG
2. KARLEKENS ALLA FARJOR
3. HONKY TONK OF WERMLAND
4. RYMDEN I EN LADA
5. GENERATION CELEBRATION
6. LIFE/UNIVERSE
7. NEONLAND
8. HUS VID HAVET
9. PARTYLAND
10. CAMPING
11. SISTA TRYCKAREN
12. EN ANNAN TYP AV DISCO
13. DYGNET RUNT
14. 054

アコーディオン、グロッケン、トイピアノ、オルゴールなどにシンセも使っていますが生演奏にこだわっているところが柔らかな雰囲気を生み出しています。テクノっぽい事もやろうと思えばあれるけれどやらない、そういう感覚はありますが、あくまでもバンドとして生演奏する事にこだわっています。フォーク、テクノ、どちらに偏っても新しい感覚にはならない、どちらとも言えないちょうどいいスタンスが彼らを独自の存在としてならしめています。

古さを感じさせないのに懐かしいような感じ、個性的なのに奇抜では無い、ポピュラーミュージックなのに今までなかったような感覚、手法が新しいのではなく、感覚として新しく感じる唯一無二の存在であります。ロックをやりたい若者がやるような音楽ではありません。それなのにこのスタイルを選択した彼らの感性が素晴らしいと思います。このバンド名での活動はここまで、この後メンバーを増やして別名で活動していくことになります。

OM DU MOTER VARG
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[20160714]

E18 Album
(1998/07/14)
Detektivbyrån

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2008年のファーストフルアルバムです。これまで発表されていたミニアルバムとシングル、それに新曲が加わった構成になっていますが、新しくリミックスされており、電子音や打ち込みも増えています。打ち込みなしのようなミニアルバムと聴き比べると、打ち込みに合わせる演奏の為リズムが明確になっています。サンプリングされた音源や電子音の使用によりフォークトロニカっぽさが出ています。

1. E18
2. Hemvägen
3. Nattöppet
4. Monster
5. Dansbanan
6. Granmon
7. Vänerhavet
8. Lyckans Undulat
9. Hem Ljuva Hem
10. Home Sweet Home
11. Laka-Koffa

日本のインディーズレーベルP-Vine Recordsからもリリースされていて流通も広がっています。リミックスされていない曲もあり、生演奏による暖かで柔らかな感じは伝わってきます。ストリートバンドとして活動していたので、持ち運びやすい楽器を選択するようになり、オルゴールやトイピアノなど変わった楽器を主流に演奏しています。変わり者ではありますが、結果個性的でユニークな音楽を生み出しています。そして親しみやすいフォークソングと言う親しみ易さ、既成概念に縛られていては音楽の進歩は望めないという手本だと思います。

既成概念に寄らないと売れないというのもありますが、音楽本来の音を楽しむという本質を見失わない自由な発想だけは大事にしなければなりません。フォークソングだからと言ってフォークギターを使わなければいけないという発想が無い時点で面白い、フォークソングにこだわっている訳でも無いフィーリングによる演奏が面白い、本当に音楽を楽しんでいる雰囲気が伝わって来る良質な作品だと思います。

E18
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[20160713]

Hemvägen
(1998/07/14)
Detektivbyrån

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スウェーデンのエレクトログループDetektivbyrånの2006年のデビューミニアルバムです。メンバーはアコーディオン、オルゴールを担当しているFlanders" Molin、グロッケンシュピール、おもちゃのピアノを担当しているMartin Molin、ドラムやベルを担当しているJon Nils Emanuel Ekströmの三人から始まっています。エレクトロと言っても電子音っぽいサウンドなだけで、これらの楽器を使っているので柔らかな音になっています。

1. E18
2. Hemvägen
3. Nattöppet
4. Monster
5. Dansbanan
6. Granmon
7. Vänerhavet

ヨーロッパ民謡、つまりフォークソングをエレクトロニカっぽく表現する、フォークトロニカ的でありますが、ほぼ生演奏で多少打ち込みのようなシーケンスもありますが、それも生演奏のようでもあります。それだけリズム感はしっかりしています。アコースティック楽器を演奏していますが、テクノ感覚の音処理、テクノ感覚のリズム感で演奏されているので、伝統音楽を新しい感覚で表現しています。

テクノで変拍子を使うことは少ないですが、打ち込みに頼らない分、そこは柔軟に対応しています。打ち込みだと人間の生理的なものを強制的にクォンタイズする事での心地よさが生まれます。標準とされている4分の4拍子は生理的ではないけど心地よく感じられる拍子です。生理的に合っているのが三拍子だと言われています。ですから民族音楽とか昔のクラシック音楽も三拍子が多くなっています。テクノは人工的な事を強調する音楽なのでこの生理的な部分を無視する事が多いのですが、中にはあえて生理的に表現する人もいます。この人達の場合は生演奏する事により、生理的に心地よく感じられる音楽を作り出しています。

E18
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[20160712]

Turaida
(1998/07/14)
志方あきこ

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2013年のアルバムです。メジャーからのフルアルバムはこれが最新作です。今回もコンセプトアルバムのようになっています。アコースティック楽器が大半を占めるようになってダイナミズムが出せるようになっています。日本はスタジオが悪いのか、空気感がつまらないという欠点がありますが、その欠点を補なっている作品もありますので、そこに気づいていないというのはスタッフも含めて不感症だと思えます。

1. 時に埋もれた言葉
2. Arcadia
3. 光降る場所で~Promesse~
4. アラベスク
5. 化石の楽園
6. 翅亡キ花
7. Buonanotte
8. ひらいてさんぜ
9. 萼-utena-
10. 祈りの果てのひとふりの
11. 刻限のロンド
12. Leyre

日本のスタジオ環境の欠点をさらけ出すくらいなら全て打ち込みで作る方がマシなくらいで、日本のテクノミュージシャンに優れた作品が多いのもスタジオの良し悪しに左右されないからです。しかし、マイク録音が必要なアコースティック楽器、これには楽器特有の倍音が含まれているのでさほど気になりません。問題はライン録りしているエレクトリック楽器です。マイク録りしているパートとの馴染み方が悪いのです。エフェクターでいかようにでもなりそうなものですが、これほど相性の悪い作品ばかり作っているのは久しぶりに聴きました。

あまりJ-POPを好んで聴きませんので、今はテクノロジーも発展してだいぶマシになっていると思っていましたが、平気でこんなミックスをしているのを聴くと愕然とします。アコースティック楽器が多くなっているのでこのアルバムは大分マシです。いっその事、アコースティック以外は入れない方がいいと思いますし、彼女の世界観も活きてくると思います。いっその事アナログな環境で録音した方が良い結果になると思いますが、そこに気づくか気づかないかで大違いだと思います。

時に埋もれた言葉
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[20160711]

暑い名古屋場所が始まりました。先場所準優勝だった稀勢の里は引き続き綱取りの場所になります。初日の取組を見たところ、さほど力んでもなく落ち着いている感じがします。千秋楽まで集中力を切らさなければ希望は持てるでしょう。照ノ富士は角番ですが、先場所より相撲が取れる状態のようです。初日横綱は安泰でしたが、大関で勝っているのは照ノ富士だけです。

初日 上位の成績
○白鵬 寄り切り 高安
琴勇輝 押し出し 鶴竜○
○日馬富士 上手出し投げ 栃ノ心
○稀勢の里 寄り切り 御嶽海
○栃煌山 押し出し 琴奨菊
豪栄道 突き落とし 宝富士○
隠岐の海 寄り切り 照ノ富士○
○魁聖 不戦 大砂嵐
○松鳳山 押し出し 妙義龍
○正代 下手投げ 勢
碧山 押し出し 嘉風○
○逸ノ城 極め出し 遠藤


初日から逸ノ城と遠藤の対決がありました。立会は遠藤でしたが、前に出る圧力では逸ノ城が勝っていました。遠藤はまわしをとってから前に出る踏み込みを鍛えることが課題のようです。正代など新興勢力が力をつけてきているので、とても楽しみな場所になりそうです。暑い名古屋ですから横綱は安泰だったと言っても最後まで好調でいられるか分かりません。横綱に隙ができない限り、稀勢の里がどんなに頑張ってもチャンスは訪れないのが先場所で分かりましたから、運に任せるしか無いのかもしれません。

初日 幕内 取組

[20160710]

Harmonia
(1998/07/14)
志方あきこ

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2009年のアルバムです。調和をテーマにしたコンセプトアルバムになっています。壮大なオーケストレーションとエスニック感、好きなジャンルのはずなのですが、どうもしっくりきません。何が気に入らないのかずっと考えていましたが、結局J-POPのガラパゴスな領域を出られずにいるところがしっくりこないのだと分かりました。日本にしては斬新な事をやっているはずなのですが、J-POPと云う業界の中で制作されているので斬新さが伝わってこないのだと分かりました。

1. 調和~風来の調べ~
2. 遥かなる旅路
3. 軌跡
4. 風と羅針盤
5. 調和~焔の共鳴~
6. 埋火
7. レプリカーレ
8. うみねこのなく頃に~煉獄~
9. 調和~泡沫の子守唄~
10. 久遠の海
11. アオイロ缶詰
12. 追想花
13. 調和~大地の讃歌~
14. 謳う丘~Salavec rhaplanca.~
15. Amnesia
16. 調和~Harmonia~
17. Harmonia~見果てぬ地へ~

かなりプログレッシヴな展開になっているので好みのはずなのですが、しっくりこない。テクノっぽいサウンドもありきたり、せっかく斬新な事をやろうとしているのだから音にもこだわって欲しいものです。デジタルエフェクターで矯正されたチープな人工的感。バックミュージシャンにも、ある程度注文してもいいと思うのですが、お任せし過ぎているのか、彼女自身がそれにOKを出しているのだとしたら、センスが無いことを晒しているようなものです。

せっかくいい感じの曲を書いているのに、音にも工夫を凝らして欲しいところです。勿体無いです。インディーズ出身なのだから、メジャーでは聴けないような音を発して欲しいし、そうでなければ曲が死んでしまいます。コーラスとオーケストラの音は悪くありません。それ以外が台無しにしているのです。J-POPのガラパゴスな環境から世界に耳を傾ける事をしないと、このレンジの薄い感じの音でOKを出してはいけません。

調和~風来の調べ~
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[20160710]

RAKA
(1998/07/14)
志方あきこ

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2006年のアルバムです。ほぼ生演奏によるアコースティック楽器で構成されているので、前作よりも彼女の音楽性を活かせるようになっています。前作はスタジオミュージシャンや打ち込みが主体だったのでありがちな音楽になっていましたが、ある程度知名度も上がってきたのでサポートしてくれるミュージシャンも予算も使えるようになったのでしょう。葉加瀬太郎をはじめ一流のプレイヤーがバックアップしています。

1. 大地の鼓動
2. 金環蝕
3. 春告げ~Raggi di primavera~
4. まほろば
5. 蒼碧の森
6. 黎明~Aurora~
7. 祈り~モンラム~
8. Luna piena
9. うたかたの花
10. 晴れすぎた空の下で
11. AVE MARIA
12. 謳う丘~EXEC_HARVESTASYA/.~

コーラスワークは彼女一人で多重録音していますので、癖のない歌い方もできるようですが、リードボーカルではかなり意識して癖のある歌い方になっています。これも日本ではよくありがちになりましたが、方言的なイントネーションを使って歌うことでワールドミュージックのような雰囲気を出そうとしています。しかし、これはかなり癖がありますので好き嫌いがあると思います。私個人としてはあざとい感じがするのであまり好印象ではありません。もっと素直に歌った方が音楽的にもよくなると思いますが、そこまで他人が言える範疇ではありません。

ゲーム音楽も作っていますが、民族音楽的なワールドミュージックこそが彼女のやりたい事だと思います。そういう意味では前作より大分良くなっています。コーラスでの声質はかなり良いので、リードボーカルで誰かを意識したような歌い方をするよりピュアな感じで歌った方が世界に通用する音楽になると思います。メジャー作品ですが、大手ではありませんのでほぼインディーズ的な存在でありながら成功している人ですが、まだまだ一皮も二皮も剥けなきゃいけない感じがします。まずこのありがちな日本特有の空気感をなんとかしなけりゃいけません。

大地の鼓動
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