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[20160331]

MOMUSMCCLYMONT II
(1998/07/14)
Momus

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2014年のアルバムで、再びDavid McClymontとコラボレートしています。今回はモーマス色が強く、エスニックなサンプリングが多く使われています。それでもファンク、テクノのポップな感覚が出ているのはDavid McClymontがいるからでしょう。最初の作品の方がポップで聴き易かったと思いますが、それにフォークトロニカ的なサンプリング音源が加わり、微妙に混沌とした世界になっています。

1. The Shepherd
2. Jesus Was A Loser
3. Shoot The Planet
4. Little Winners
5. Buttfuckistan
6. Yes
7. The Baobab Tree
8. Wombwhip
9. Hygiene
10. The Boring Friend
11. The Pasha
12. The Shape Of A Pear
13. Charles The Lobster Man
14. Decembers

メルボルンと大阪でレコーディングされています。完全にモーマスに主導権が与えられていますが、コラボレートしているだけあって何とか暴走せずに留まっています。作曲の手法は基本的に変わっていません。普通に普通の曲を創って、アレンジの段階で様々なサンプリング音源に置き換える事で生まれる独特なイントネーションを大事に仕上げていきます。つまり、エスニックなサンプリング音源が持っている訛りを大事にしているのです。

普通に打ち込めば訛りの無い無機質な音楽になります。それこそがテクノの特長になりますが、サンプリング音源を加える事でグルーヴが生まれます。グルーヴを通り越して訛りの領域に達しているのが、この時期のモーマスの特長です。ロックの原点でもあるブルースは訛っています。黒人独特の訛りがかっこ良く感じられて、やがてロックへと発展していきます。ですから訛る事はロックにとっては新たな力を得る事が出来るのです。ビートルズもボブディランもツェッペリンも訛っていたから衝撃的だったのです。ですからモーマスがやっている事は非常にまっとうな事なのです。

The Shepherd
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[20160330]

Bambi
(1998/07/14)
Momus

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2013年のアルバムです。ソロ名義では更に独特な手法をとるようになっています。サンプリング音源の選び方がより独奏的になっています。民族音楽の楽器のサンプリング、特に和楽器のサンプリングの大胆な使用。曲自体はヨーロピアンなのに対して、まったく違和感があるサンプリング音源をあえて使う事で生まれる不自然な感じを創り出す事に重点が置かれています。

1. The Blind Boy
2. Bambi
3. Deer Wife
4. The Fallacy
5. Love Isn't A Right
6. The Ephebophobe
7. Lipgloss
8. Kinski Gets Angry
9. Song Of Norway
10. Hammered Horse
11. Pots
12. Skriptorium
13. Crispbread Pagoda
14. For Elise

モーマス流のフォークトロニカの発展系だと思いますが、ここまでアバンギャルドだとビュークのやっている事に近い感じがします。ビュークほどしっかりしたサウンドプロダクションではないので、かなり乱暴な感じがします。日本の大阪を拠点に活動しているので、大阪でレコーディングされています。日本で見つけるサンプリング音源も、かなり独特な物をチョイスしています。

日本で暮らしている人にとっては興味が向かないような所に目がいくのはフォリナーならではの感覚でしょうが、特にこの人は個性的な音源を見つけています。普通は曲調に合わないと敬遠してしまいそうな音源を真っ向から使うからこそ生まれる面白さがキモです。エスニックフォークトロニカという感じです。曲自体は普通ですから、あくまでもアイデアだけで勝負しています。これならいくらでも創れそうですが、売れるかどうかは別です。

The Blind Boy
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[20160329]

MOMUSMCCLYMONT
(1998/07/14)
Momus

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2013年の作品で、元Orange JuiceのDavid McClymontとコラボレートしています。二人のコラボレートは又新しい作風を生み出しています。ネオアコっぽい感じになるのかと思いきや、ファンクの部分に特化した曲調になっています。しかし、80年代風では無く、どちらかと言うと90年代っぽい感じファンクです。かといって完全に90年代風でも無く、独特のリズム感があります。

1. Pinocchio
2. Buzz
3. Hotpants
4. My Greatest Mistake
5. Incompetence
6. Google Is Wrong
7. Shadowman
8. Buses
9. Oxygène Liquide
10. Parallel
11. Stakhanovites
12. Eurabia
13. The Snowdog

レゲエのリズムを分解してテクノでコーティングして、あまりはねた感じではないファンクを構築しています。これまでのコラボレートシリーズの中でも一番顕著な化学変化が現れています。ヨーロピアンファンクとでもいいますか、ヨーロッパの何処だとかいう特定のイメージは無く、非黒人な感じのファンクであります。

テクノとネオアコが融合したイメージなのでしょうが、まったく新しい作風になっています。どちらとも言えない感じがいい意味での化学反応になっていると思います。フォークトロニカの新しい局面とも言えるでしょうし、ここにきて新しい進化をみせるとは底が知れません。ほぼ同期のDavid McClymontとのコラボレートは大成功です。お互いが自分らしさを出しながらも新しい世界を切り開いています。名盤です。

Pinocchio
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[20160328]

優勝は結局後半充実してきた白鵬が優勝しました。貫禄勝ちでしたが、千秋楽、横綱日馬富士戦は変化で勝ってしまい、ひんしゅくをかってしまいました。最後まで優勝に絡んでいたのが大関稀勢の里と角番だった豪栄道です。千秋楽に直接対決がありましたが、稀勢の里が勝って準優勝となり、来場所は綱取りとなりますが、この人は二場所続けて好調だった事がありませんので、あまり期待出来るものではありません。平常心になれるかが鍵です。

幕内上位の成績
白鵬 14勝1敗 優勝
日馬富士 9勝6敗
鶴竜 10勝5敗
琴奨菊 8勝7敗
豪栄道 12勝3敗
稀勢の里 13勝2敗
照ノ富士 8勝7敗
嘉風 4勝11敗
豊ノ島 3勝12敗
宝富士 6勝9敗
栃煌山 4勝11敗
琴勇輝 12勝3敗
高安 5勝10敗
栃ノ心 6勝9敗
隠岐の海 8勝7敗


綱取りだった琴奨菊は結局8勝しか出来ていません。万年大関の地位は何とか守りました。同じ部屋で刺激された琴勇輝が12勝で初の殊勲賞を受賞。上位に通用する力士に成長しました。勢も上位に通用する力をつけてきましたので、これからが楽しみです。魁聖が11勝と調子が良かったですが、相撲内容はまだまだです。逸ノ城も勝つ事への意欲が出てきて11勝。この人に足りないのは立ち会いの鋭さです。相撲も遅いので、相撲感を磨いていく事が上位定着の鍵です。

怪我の力士も多く、好調、不調の明暗がはっきり分かれた場所ですが、怪我が回復してくればもっと実力がついている力士が活躍してくれると思います。来場所も楽しみになってきました。

千秋楽 幕内

[20160327]

Sunbutler
(1998/07/14)
Momus

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2012年のアルバムで、再びJoe Howeとコラボレートした作品になっています。曲調がテクノポップのようになっているので、デジタルアレンジも全開よりやり易くなっていると思います。わざと70年代後半風のシンセ音を使用して、レトロな感じを出していますが、80年代風なファンクのアレンジの曲もあったり、ニューウェイヴな雰囲気も持っています。

1. Sun Butler
2. Doghouse
3. The Foreigner
4. So What?
5. Orion
6. Oriental Lothario
7. Never
8. Spinoza
9. Heliopolis
10. Bodypop
11. Zero Sum
12. Glitterships
13. Beginnings

ベルリンというか、ジャーマンテクノの雰囲気があり、80年代のゴスニューウェイヴな感じがあります。歌もダウナーで低音で歌う事が多く、YMOとか、ジャパンの雰囲気、テクノポップ、シンセポップとバウハウスのようなニューウェイヴ感覚、どちらにしてもレトロな感じですが、それを現代の感覚で編集していますから、古い訳でもありません。

シンセポップも一回りして新しいという感覚なのでしょう。最近では使われなくなったシンセ音源ですから新鮮に響きますし、フォーク感覚は一切ありませんので、人間味を極力省いた感じが特長です。これもレトロ感覚の近未来と言う雰囲気です。ロック感覚がありますので、以前よりは一般的になっているようですが、主流になれる音楽ではありません。

Sun Butler
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[20160327]

Momus in Samoa
(1998/07/14)
Momus

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2012年の作品です。1曲74分だけが入ったCDとDVDがセットになっています。アンビエント作品のように淡々とした電子音やサンプリングのつぎはぎが74分も続きますが、曲調はどんどん変化していきますので飽きる事はありませんが、いつものポップな作品とは性質が違いますので、ある程度覚悟して聴くか、淡々と音楽を流していいくのも難しい感じです。

1. Samoa Sonata

DVD 1. The Conductor

サモアというイメージの音楽でも無く、サウンプリングミュージックによるコンクリート音楽のようでもあり、歌がありませんので、ただ、音の洪水に身を任せるような感じになります。モーマス龍現代音楽であり、いつも創っているアレンジの部分を、意図的に脈絡が内容に組み合わせて繋ぎ合わせたような音楽です。かなり凶暴でとぼけたブレイクビーツです。

Samoa-Scotia-Sonata

[20160326]

Bibliotek
(1998/07/14)
Momus

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2012年のアルバムです。コラボレートしていようが、いまいが、作風に変わりが無くなってきました。今回は少しベルリンの雰囲気が強く出ていると言うか、ベルリン時代のデヴィッドボウイみたいなアレンジが目立ちます。ある意味テクノの原型のようなものであり、少し暗い感じがちょうどいい感じの作風になっています。

1. Erase
2. Lycidas
3. Dunes
4. Farther
5. Core
6. Southbound
7. Huge
8. Bibliotek
9. International
10. Cheekbone
11. Erostratus
12. Jackdaw
13. Shunned
14. Isaak

まるで真空管の技術のまま未来になったような、未来世紀ブラジルのような世界観。あえてリズムボックスの音源を際立たせているレトロなアレンジがそう感じさせます。しかし、これはまぎれも無く過去の音楽ではありません。ガラパゴスな進化を遂げた音楽なのです。現実世界とは違う方向性を向いた未来を突きつけられたような作品です。

いつもよりシリアスな雰囲気がダウナーな感じで統一されています。シンセの音も70年代風です。完全にボウイファンが創り上げたサウンドだとも思えます。コーラスの感じもイーノっぽいし、これも彼なりのパロディー精神なのでしょうが、決まっています。それでもモーマスの世界として聴ける所が凄いです。

Erase
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[20160326]

Thunderclown
(1998/07/14)
Momus

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2011年のアルバムです。今回はJohn Henrikssonとのコラボレートです。コラボレートと言う形が好きになっていますが、もうモーマスワールドはコラボレートとか関係なく、確立されてしまいました。誰と一緒にやろうがモーマスの世界以外の何ものでもありません。普通にポップソングですが、普通と言いにくいのが特長です。

1. Love Wakes The Devil
2. The Thunderclown
3. Willow Pattern
4. Precocious Young Miss Calloway
5. The Criminal
6. How I Met Your Mother
7. Baloney Polonius
8. The Teacher
9. Futura Bold
10. We Don't Have To Make Children
11. Shangri-La
12. Gibbous Moon

日本では馴染みが無いかもしれませんが、子供の頃のカーニバルが町にやってきて、はしゃぐ子供のファンタジー、子供の目に映る夢のような情景、それはまぎれも無く子供にとっては現実の世界であって、そのイマジネーションが無限の可能性を拡げてくれる。大人になるにつれて見えなくなってくる。しかし、その楽しい世界を失わずに大人になった人が発明家になったり、未来を創り出したりします。それを音楽でやっているのがこの人なのです。

商業音楽の路線でしか音楽を発信出来なかったら失われていた感性です。インディーズだからこそ可能な世界、今ではネットで自由に自分の音楽を発信する事が可能になっています。多くの人に聴いてもらうのは大変ですが、彼の場合は何とかCDとしても発信出来ています。その音楽に出会える事は幸運な事であります。メジャーでなければ独りよがりな音楽になりがちですが、音楽は一人の人間の独りよがりな発想から生まれる物です。それを好きになれるかどうかは人それぞれです。だから出会いが大事なんです。

Love Wakes The Devil
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[20160325]

Hypnoprism
(1998/07/14)
Momus

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2010年のアルバムです。モーマスがこれまでやってきた事が一つの形としてまとまった、確立された作品となっています。ソロ名義のアルバムではありますが、他のアーティストとコラボレートしている曲が多くありますが、この手法でもまったくモーマスんぼ音楽になっています。自分のやるべき事が明確になり、表現の方法も確信を持ってきたように感じます。

1. Hypnoprism
2. The Charm Song
3. Datapanik
4. Evil Genius
5. Mr Consistency
6. Deliverance
7. Is There Sex In Marriage?
8. Death Ruins Everything
9. Bubble Music
10. The Building Song
11. Confiance Absolue
12. Adoration
13. Strawberry Hill

モーマスは普通に歌っていれば良い訳です。いつも通りの歌で、良い曲であれば尚良し、流行歌は時代によってアレンジが違うし、それに合わせて歌にも変化が現れますが、アレンジを気にしなければ、ただ良い曲を書いていれば良い訳です。なので時代に関係なく普遍の良い歌が生まれます。アレンジは生まれた曲に合わせる訳ですが、即興的であっても面白いですし、合わなければいくらでも差し替えが出来ます。

それで、これまで調和しているものも、調和していないものも生まれてきましたが、試行錯誤の末、ついに曲を活かした調和の領域に辿り着きました。合っていないサンプリングフレーズもあります。それでもジャズ的な解釈でなら不自然ではなくなっています。おやっと思わせますが、おかしくありません。これこそがロックなのであります。あれって思いながらもその魅力に引き込まれるのがロックの本来の力でした。それが当たり前になるとロックは死に絶えていきます。それが現在のロックの現状です。その今でさえ、おやって思える音楽を創れるなんて、しかもそれが心地良い音楽だったりするなんて天才でしか創れません。勿論ここまで辿り着くまでの努力がありました。素晴らしい名盤です。

Hypnoprism
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[20160324]

Joemus
(1998/07/14)
Momus

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2008年のアルバムです。コラボレーションシリーズで、今回はブレイクコア・アーティストのJoe Howeとコラボレートしています。モーマスはいつも通り、フォーキーな曲を歌っています。アレンジもそれほど攻撃的でもなく、センチメンタリズムを感じられる曲が多くあります。これもフォークトロニカの一貫の表現なのだと思います。

1. Birocracry
2. Widow Twanky
3. Mr Proctor
4. Thatness and Thereness
5. Jahwise Hammer of the Babylon King
6. The Next Time
7. Cooper O’ Fife
8. Ichabod Crane
9. Strewf!
10. Dracula
11. Goddiepal
12. Fade to White
13. Mouth Organ
14. Man You’ll Never Be
15. Vaudevillian

ボコーダーを使ったような切ない歌だったり、あくまでも主役はモーマスの歌です。ブレイクビーツも普通ですし、コラボレートじゃなくてもいい感じですが、二人にしか創れない部分もあるのでしょう。Joe Howeはモーマスに合わせ過ぎて、モーマスらしい音源をサンプリングしていように感じます。

センチメンタリズムというテーマがこの頃のモーマスにはあるようで、切ないような、ほのぼのしたような曲が多いです。ですからアレンジもその流れで出来上がっているので、このコラボレートは、あくまでもフォークトロニカの表現の幅を広げる為のものなのでしょう。テクノの表現がどんどん陳腐化しているようにも感じますが、面白ければ良いみたいな事を言っているようにも感じます。

Widow Twanky
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[20160323]

Ocky Milk
(1998/07/14)
Momus

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2006年のアルバムです。ベルリンと大阪で制作されています。デジタル化して後退していたセンチメンタリズムが復活しています。それは心の琴線に触れるような意図があるようです。そこで彼が選んだサンプリング音源が演歌だというのが斬新でもあり、違和感もあり、ある意味、彼にとっては演歌もシャンソンも似たような感覚なのかもしれませんが、演歌のイントロをそのまま使うのは、まったくの異物が混入してきたような気分になります。

1. Moop Bears
2. Frilly Military
3. The Birdcatcher
4. Nervous Heartbeat
5. Dialtone
6. Hang Low
7. Permagasm
8. Pleasantness
9. Devil Mask, Buddha Mind
10. 7000 BC
11. Zanzibar
12. Count Ossie In China
13. Dr Cat
14. I Refuse To Die
15. Ex-Erotomane

これも彼にとってのフォークトロニカとしての表現なのでしょう。本来、フォークは民謡の事ですし、それに日本の文化、ベルリンの文化が交わり、モーマスと言うシンガーによって融合を試みながらも、交わりきれない感じをテクノのクールさとして表現しています。調和が彼にとっての最終目標では無く、異種格闘技による違和感こそが彼にとっての意図する所ではないでしょうか。

センチメンタリズムは万国共通だと思います。この部分だけが調和していて何とか一つの音楽として成り立たせています。いくら文化が違っても、人間の基本的な心理に変わりは無いと思います。私は小学校の頃、横浜の多民族が共存する社会で暮らしていたので、子供の頃から西洋人も東洋人も内面は同じだと思っていました。それでも違う文化を、音楽を知っていく中で、その表現の仕方の違いに興味がありました。モーマスも世界中を旅して、そこに興味を示し、そして自分の音楽の糧にしているのだと思います。

Frilly Military
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[20160322]

Otto Spooky
(1998/07/14)
Momus

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2005年のアルバムです。ベルリンで制作されています。これまで通りフォークトロニカの手法を突き詰めています。そこにベルリンのダウナーな雰囲気が加わり、人をおちょくったような感じからちょうどいい感じになっています。シリアスな感じになる事でフォークトロニカとしての手法も活きてきます。いつもこんな感じでやっていればもっと売れていたはずです。でも出来ないんですね。

1. Sempreverde
2. Life of the Fields
3. Corkscrew King
4. Klaxon
5. Robin Hood
6. Lady Fancy Knickers
7. Lute Score
8. Belvedere
9. Your Fat Friend
10. Mr Ulysses
11. The Water Song
12. Jesus In Furs
13. Bantam Boys
14. Cockle Pickers
15. The Artist Overwhelmed

Corkscrew Kingは志村けんのバカ殿を題材にした曲で、この曲だけふざけています。後はデヴィッドボウイが生み出したベルリンのダークな雰囲気を継承しています。昔のベルリンとは違って、東西の壁が崩壊していますので、いつまでも暗いイメージを持たれるのもベルリンにとっては迷惑だと思いますが、クラウトロックとモーマスの音楽が融合したような雰囲気が作られています。

この融合がとてもいい混ざり具合で、ちょうどいい感じのロック感覚もある作品になっています。これならモーマスがやりたい事が多くの人によく伝わると思います。実際にベルリンに行っているのに、昔の雰囲気で表現してしまう所は日本に対する印象と似ています。異国の人にとっては異なる文化が特出されてしまうのですね。それでもイギリス的な歌がとても心地良いです。

Sempreverde
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[20160321]

Summerisle
(1998/07/14)
Momus

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2004年の作品で、エレクトロニカのAnne Laplantineとコラボレートしたものになります。モーマスのエレクトロはなんちゃってな感じなので、違う感覚を持ったミュージシャンとこれボレートする事によって、フォークトロニカな感じがより鮮明に浮かび上がってきます。モーマスにとってフォークトロニカを独自に追求する事が多くなっています。このコラボレートでもかなり独創的になっています。

1. Fur Ming Felt Hunt
2. Black Earth Buzz
3. Go Fishing Willy
4. Spin Thread Annie
5. McKenzie Fling
6. Fingal Martin’s Mistress
7. Tailor of Dunblane
8. Manty Kelin
9. Spratch O’ Thyme
10. Trilly Birthphone
11. Johnny Jump Up
12. Seakliff Kragg
13. Ossian May

サンプリングによるサウンドコラージュ、つぎはぎだらけのアレンジに曲をつけて歌う、それはかなりアバンギャルドな感じに仕上がっていますが、テクノミュージシャン側からは決して発想出来ないような手法でありながら、フォークトロニカとしては成り立つと言う不思議な作品になっています。あえてポップにならなくてもかまわないと言う意志が創り出した斬新な内容であります。

アナログの生々しい感じのサンプリング音源はエレクトロニカと言うには赤裸々な音であり、シーケンスよりもフレーズサンプリングのコラージュですから現代音楽のようでもあり、それでもモーマスらしいスコティッシュな感じも出そうとしたり、これもぶっ飛んだ作品であります。もしくはDTMに一旦生演奏した物を録音して、それを切り刻んでカットアンドペーストして創り上げたようにも思われます。

Spratch O’ Thyme

[20160321]

まだ優勝の行方は見えてきませんが、全勝対決の調子のいい稀勢の里と勢の対決は稀勢の里が制して勝ち越し。単独トップになっています。この人はまったく何の意識もしないでいい時は強いので、これから優勝を意識すると気の弱さが出てくる可能性があります。それでも前半戦は落ち着いて、調子のいい時の下から上への立ち会いが出来ているのが良いと思います。勝ちパターンは持っているのに、何故か出来なくなる時があるのが玉に傷です。

中日までの上位の成績
日馬富士 6勝2敗
鶴竜 7勝1敗
白鵬 7勝1敗
稀勢の里 8勝0敗
照ノ富士 5勝3敗
琴奨菊 7勝1敗
豪栄道 7勝1敗
嘉風 2勝6敗
豊ノ島 1勝7敗
宝富士 2勝6敗
栃煌山 2勝6敗
琴勇輝 5勝3敗
高安 1勝7敗
隠岐の海 2勝6敗
栃ノ心 1勝7敗


琴勇輝が上位に上がって、1横綱、2大関を倒す好調ぶり、突き押しの相撲に磨きがかかっています。妙義龍も久しぶりに調子がいいようです。この人の場合はいつも同じような取り組みなのに、勝てる時と負ける時の明暗がつく事です。相手が警戒して先を読まれているといけないのか、先を読まれる前に速く相撲を取った方がいいようです。十両に落ちた大砂嵐は全勝で勝ち越しています。幕内復帰も期待出来るでしょう。綱取りの琴奨菊は1敗してしまいましたが、気力も集中力も継続出来ています。これで優勝出来なかったら、二度とこのチャンスは巡ってこないでしょう。逸ノ城は相撲は遅いですが、星は上がっています。やれば出来る人なので、勝負への執念を持って、日々精進するべきです。

中日幕内全取り組み

[20160320]

Oskar Tennis Champion
(1998/07/14)
Momus

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2003年のアルバムです。日本でレコーディングされているので東洋的なサンプリング音源が使われています。前作よりもフォークトロニカの手法に近い感じであり、サンプリングによるコラージュ感が満載です。それでも普通のテクノの使い方とは違う、独自のファニー感があります。日本にいながら、あまり日本を理解していない西洋人の発想で音源が使われているのが、又おちょくられたような感じになっています。

1. Spookykabuki
2. Is It Because Im A Pirate
3. Multiplying Love
4. Scottish Lips
5. My Sperm Is Not Your Enemy
6. Oskar Tennis Champion
7. Little Schubert
8. Laird Of Inversnecky
9. Last Communist
10. Pierrot Lunaire
11. Beowulf (I Am Deformed)
12. Electrosexual Sewing Machine
13. Lepdog
14. Lovely Tree
15. Palm Deathtop

いつもよりアバンギャルド感があって、ポップさは損なわれているようですが、彼なりのフォークトロニカへの返答とも言えるような内容になっています。ちゃんと流行りのスタイルも気にしているのでしょう。それでもそのスタイルに従わない自由さこそが彼の特長であります。反復とは言えないようなミニマル感、前作同様ぶっ飛んでいる感じはあります。

メジャーな売れ方はしなくていいのですから怖いもの無しです。玄人受けするような内容でありますが、かなり日本のミュージシャンにも刺激を与えるような作品になっていると思います。ちょっといつもより遊び過ぎな感じがあります。ポップでなくてもいいような開き直りになっているようです。陰な感じも彼らしいところですから、更に進化したサウンドになっていると思います。

Spookykabuki
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[20160320]

Folktronic
(1998/07/14)
Momus

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2001年のアルバムです。アルバムタイトルが当時流行りだったフォークトロニカそのものになっています。しかし、彼の場合はフォークシンガー側からテクノへのアプローチですから、テクノミュージシャンがアコースティック楽器をサンプリングするフォークトロニカとは違った解釈になっています。フォークソングにデジタル処理を施した内容であり、一般的なフォークトロニカを期待していると笑ってしまいます。

1. Appalachia
2. Smooth Folk Singer
3. Mountain Music
4. Simple Men
5. Finnegan The Folk Hero
6. Protestant Art
7. U.S. Knitting
8. Jarre In Hicksville
9. Tape Recorder Man
10. Little Apples
11. Robocowboys
12. Psychopathia Sexualis
13. Folk Me Amadeus
14. Handheld
15. The Penis Song
16. Heliogabalus
17. Going For A Walk With A Line
18. The Lady Of Shalott
19. Mistaken Memories Of Medieval Manhattan
20. Pygmalism

フォークというタイトルがつきながらビートロックやカントリー調があったり、幅の広いポップワールドになっています。カントリーのバンジョーのフレージングをデジタルシーケンスで再現したり、かなりぶっ飛んだ発想になっています。彼の歌そのものがフォークであり、後はデジタルアレンジでかまわないという発想です。ですからクールなフォークトロニカとは全く違うものであります。

彼なりのフォークとテクノロジーの融合であり、しかもブリテンなトラッドフォークであり、楽しい曲ばかりで、ある意味フォークトロニカをおちょくっているような内容でもあると思います。普通にいつものモーマスのポップワールドであり、デビュー当時から彼がやってきた事であり、それを極端な形で表現しています。センチメンタルな雰囲気が無く、全体的に楽観的な楽しい雰囲気も徹底されています。ある意味コンセプトアルバムでもあります。名盤です。

Appalachia
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[20160319]

Stars Forever
(1998/07/14)
Momus

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99年のアルバムです。CD2枚組です。後半はカラオケバージョンが登場してきます。人の名前の曲が多く、Keigo Oyamadaも登場しています。全体としては渋谷系の影響を受けたポップワールドが展開されていきます。何でもありであり、なんちゃって感が満載であり、モーマスらしい世界が構築されています。

ディスク:1
1. The Minus 5
2. Akiko Masuda
3. Steven Zeeland
4. Mika Akutsu
5. Stephanie Pappas
6. Kokoro Hirai
7. Stefano Zarelli
8. Paolo Rumi
9. Natsuko Tayama
10. Girlie Action
11. Mai Noda
12. Robert Dye
13. Florence Manlik
14. Adam Green
15. Maf
16. Other Music
17. Tinnitus
18. 3D Corporation
19. Miles Franklin
ディスク:2
1. Shawn Krueger
2. Jeff Koons
3. Noah Brill
4. Team Clermont
5. Brent Busboom
6. Indiepop List
7. Keigo Oyamada
8. Minty Fresh
9. Milton Jacobson
10. Reckless Records
11. Karin Komoto
12. Christian Carl
13. Bill Hardy
14. Mr Kate Jenkins
15. Diego Zapporali And Paota
16. Jack Curtis Dubowsky
17. El Topo
18. Richard Knowies
19. Oliver Schopfer
20. Momus

メランコリックな曲調もありますが、デジタルで軽快な曲が多いです。彼の集大成のような内容でもあり、これまでやってきた事が満載です。渋谷系ってある意味B級な感じがありますが、そうしたミュージシャンが多い事で自分のやってきた事に自信が持てるようになって、吹っ切れたような作品になっています。好き音楽を好きなようにやる自由さ、それはインディーズだからこそ出来る事でもありますが、だからこそ生まれる面白い音楽であります。

シンセアレンジもあえてレトロ感がある感じになっています。とぼけたような雰囲気、カラフルなポップワールド、彼にしか創れないような世界観。入門編としては最適だと思います。特に難解な事をやって奇をてらって訳でもなく、ちゃんとポップミュージックとして気軽に聴ける音楽であり、アヴァンギャルドポップまではいってませんし、全体を通して楽しく楽しめる内容になっています。

The Minus 5
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[20160319]

The Little Red Songbook
(1998/07/14)
Momus

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98年のアルバムです。シンセサイザーが登場して最初に創られたアルバムはSwitched-On Bachというバッハの曲もモーグで演奏した物でした。クラシックやオーケストラを演奏する事でシンセサイザーがどれほど凄い楽器なのかを伝え易かったのです。それをパロディーにしたような作品です。わざとチープな音色を選んでいますが、サンプラーも使っていたり、アナログなチープさはさほど再現されていません。

1. Old Friend,New Flame
2. MC Escher
3. Who Is Mr Jones?
4. Harry K-Tel
5. Lucretia Borgia
6. How To Spot An Invert
7. Everyone I Have Ever Slept With
8. Born To Be Adored
9. Coming In A Girl’s Mouth
10. What Are You Wearing?
11. The New Decameron
12. The Symphonies Of Beethoven
13. Tragedy And Farce
14. Miss X,An Ex-Lover
15. A White Oriental Flower

中世的なアレンジを施していますが、曲自体はポップなものであり、シンセによるオーケストレーションが独特の世界を創り出しています。ポップなので、ソフトロックを大げさなシンセアレンジにしたような内容になっています。この頃ですとデジタルによるアナログシンセモデリングが登場していて、不安定だったアナログシンセの欠点が無く、安定した環境でアナログの分厚い音を再現できるようになってきます。お金のないヒップホップアーティストなどは中古のアナログシンセを買って独特のサウンドを創っていたので、アナログシンセがやっぱりいいね、という風潮に応えた形になってきます。

ターンテーブルやサンプラーなどもアナログな空気感を纏っていますし、アナログな感じの方がクールな感じがするようになります。そんなアナログシンセの音色をボタン一つで呼び出せるデジタルシンセは重宝されるようになってきます。そういう雰囲気を出したかったようですが、いまいちデジタルっぽさは抜けていません。この人の場合はどうしてもなんちゃって感があって、今回もそんな雰囲気になっています。それこそが彼らしさであり、楽しい感じになっています。

MC Escher
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[20160318]

Ping Pong
(1998/07/14)
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97年のアルバムです。日本の渋谷系と接近した事によって、自分のやってきた事に自信が持てたのか、吹っ切れたようなポップな作品になっています。以前のようにサーカスっぽい曲調ですが、懐かしいサーカス音楽ではなく、新しい感覚のサーカス音楽になっているようです。センチメンタルな雰囲気ではありません。

1. Ping Pong With Hong Kong King Kong (A Sing Song)
2. His Majesty The Baby
3. My Pervert Doppelganger
4. I Want You, But I Don't Need You
5. Professor Shaftenberg
6. Shoesize Of The Angel
7. The Age Of Information
8. The Sensation Of Orgasm
9. Anthem Of Shibuya
10. Lolitapop Dollhouse
11. Tamagotchi Press Officer
12. Space Jews
13. My Kindly Friend The Censor
14. The Animal That Desires
15. How To Get - And Stay - Famous
16. 2PM

日本が彼にとって新しいサーカス、カーニバル、遊園地のような物になったのではないでしょうか、日本で知り得たような内容の曲が多くなっています。日本でも個性的で自由な発想で音楽を発信している渋谷系もいますので、彼もテクノ以外の新しい感覚を何やら見つけたようです。それでも基本はゲンズバーグのようなフレンチ感覚です。

ネオアコのような曲もありますが、アレンジの作り方が全く違います。彼なりのファンクアレンジはとてもポップセンスの良い物になっていて、アフリカの要素を省いたトーキングヘッズのような感じになっています。フレンチファンク、と言うよりシブヤファンク、否、彼にしか創れないファンクであります。それも無駄の省けた良質なポップ作品になっています。

His Majesty The Baby
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[20160317]

Twenty Vodka Jellies
(1998/07/14)
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96年のアルバムです。日本のカヒミカリに楽曲を提供しましたが、その時のデモテープを元にした内容になっています。セルフカバーというより、カバーされる前の原曲と言う事になります。そんな内容をアルバムにしてしまうなんて、普通の発想ではありません。ギターによる弾き語り、リズムボック、それに簡単なシンセアレンジが施されているだけです。

1. Am A Kitten
2. Vogue Bambini
3. The Poisoners
4. Nikon 2
5. Giapponese A Roma
6. Paolo
7. The End Of History
8. London 1888
9. Streetlamp Soliloquy
10. An Inflatable Doll
11. Saved
12. Someone
13. Howard Hughes
14. Three Beasts
15. Good Morning World
16. Germania
17. The Girl With No Body
18. Radiant Night
19. Orgasm Addict
20. Nobody

シンプルなアレンジではありますが、フレンチポップを意識した曲ばかりなので、このシンプルさがアンニュイな良い味わいになっています。これで少しだけに日本でも知名度が上がってきたので気を良くしたのでしょう。いつものモーマスらしい曲調ですが、カヒミカリのウィスパーボイスを意識して作曲されているので、フレンチ感が程よくいい感じです。

女性シンガーを意識する事で素直なポップさが現れています。ビートルズもデビュー当時はあえて女性シンガーの曲をカバーする事で黒人音楽でもポップなイメージを創り出していました。女性を意識する事は音楽に新たな魔法をかける事になるのです。モーマスらしさは失われていませんが、しとやかな雰囲気に焦点が当てられたようになっています。

I Am A Kitten
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[20160316]

The Philosophy of Momus
(1998/07/14)
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95年のアルバムです。この頃から日本の渋谷系に急接近してきて、サウンドメイクは日本のSoft BalletのKen Moriokaが担当しています。曲自体はいつものモーマスですが、外部の人間がアレンジに加わった事で、これまでになかった要素が加わっています。それでもシンセポップ色が強くなっていて、モーマスのなんちゃってシンセポップとは違う本格的なシンセポップになっています。

1. Toothbrushead
2. The Madness Of Lee Scratch Perry
3. It's Important To Be Trendy
4. Quark & Charm, The Robot Twins
5. Girlish Boy
6. Yokohama Chinatown
7. Withinity
8. K's Diary
9. Virtual Valerie
10. Red Pyjamas
11. The Cabinet Of Kuniyoshi Kaneko
12. Slide Projector Lie Detector
13. Microworlds
14. Complicated
15. I Had A Girl
16. The Philosophy Of Momus
17. The Loneliness Of Lift Music
18. Paranoid Acoustic Seduction Machine
19. The Sadness Of Things

親日家である事は昔から分かっていましたが、友人も多いようで、曲のタイトルに日本人名が登場しています。日本でもシンセポップというか、テクノポップリバイバルが後に興るくらい信奉者は多く、ドイツ発祥の音楽ですが、日本で完成されていった歴史があります。時代の主流では無くなっていますが、テクノ系でもテクノポップに影響を受けている物もあり、なぜかモーマスも好んでいます。

テクノロジーも発展してきて、シンセも進化してきてシンセポップも進化しています。それでもアナログシンセっぽい音が好まれます。モーマスだけの時では使われなかったような豊富な音色、これは今後の作品にも刺激となった事でしょう。音楽を聴いてシンセをいじくって音を創るより、実際に音を創る現場に立ち会う事の方がより勉強になります。いくらプリセット音が豊富になっても、個性的な音を生み出す事が、ありきたりなシンセポップにとっては重要だと思います。

The Madness Of Lee Scratch Perry
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[20160315]

Slender Sherbert
(1998/07/14)
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95年の作品です。初期のアコースティック作品をリミックスして、エレクトリックなアレンジを施した内容になっています。サンプラーも多様してハウスミックスになっています。それでも曲自体がトラッドフォークですから、かなり個性的なアレンジになっています。これにより、この頃のスタイルとあまり変わらない事が良く分かります。やっている事は同じなのです。

1. A Complete History Of Sexual Jealousy
2. The Guitar Lesson
3. Closer To You
4. The Homosexual
5. The Charms Of Innocence
6. Lucky Like St Sebastian
7. I Was A Maoist Intellectual
8. Lifestyles Of The Rich & Famous
9. The Angels Are Voyeurs
10. Hotel Marquis de Sade
11. The Gatecrasher
12. The Hairstyle Of The Devil
13. Bishonen
14. Angel's Reprise
15. Sexual Jealousy Reprise
16. Guitar Reprise
17. Closer To You Reprise

打ち込みにより作曲する事もあるのでしょうが、基本はこのリミックスのようにギター弾き語りを基本として、DTMによりハウスなアレンジを施しているからこそのモーマスワールドが出来上がっている事が、この作品により明確になりました。リミックス作品となると、普通はクラブでかけられる事を前提としたダンサブルなリズムになりがちですが、彼の場合はそこはこだわっていません。

自分の音楽性をよく理解してもらう為に制作されたのだと思います。テクノはあくまでも手段であって、そこにこだわりはないのです。しかし、ベックなどの登場により、アコースティック楽器とテクノ融合が当たり前になってくると、彼の孤軍奮闘も認められるようになってきます。テクノの枝分かれも多様化してきて、フォークトロニカが明確な形になり始めます。フォーク側からテクノにアプローチしてきた彼にとって、やっとやり易い状況が生まれようとしてきたのです。

A Complete History Of Sexual Jealousy
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[20160314]

初めての綱取りを目指す琴奨菊は初日白星。逆に豪栄道と照ノ富士は角番です。白鵬と鶴竜の2横綱が初日敗れるという波乱の幕開けとなりましたが、琴奨菊にとっては、またとないチャンスとなりました。気迫と集中力が最後まで続けば可能性が見えてきました。白熱する大阪場所となる予感です。

初日上位の結果
○日馬富士 vs 栃煌山
○宝富士 vs 白鵬
鶴竜 vs 豊ノ島○
○琴奨菊 vs 高安
琴勇輝 vs 稀勢の里○
○豪栄道 vs 隠岐の海
栃ノ心 vs 照ノ富士○
嘉風 vs 碧山○
○勢 vs 安美錦
○旭秀鵬 vs 蒼国来
○妙義龍 vs 松鳳山


新入幕力士も増えて若い勢力となりそうです。全体的には満身創痍な力士が多く、いつも通りの結果にはならない感じです。ここで元気な力士がどこまで星を伸ばせるかが見所でしょう。遠藤も大砂嵐も十両に落ちています。それでも琴奨菊効果で客席は超満員です。上位に上がってきた貴ノ岩もそろそろその資質を発揮する事が期待されています。上位が不安定なだけに、最後まで予想がつけづらい面白い場所になりそうです。

初日幕の内の取り組み

[20160313]

Timelord
(1998/07/14)
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93年のアルバムです。打ち込みによる彼らしいポップノスタルジックな内容になっています。打ち込みアレンジではありますが、テクノにはこだわらなくなっています。初期の頃のスタイルを打ち込みによるポップアレンジで表現しています。ネオアコみたいになっている曲もあります。そういう意味では日本の渋谷系に通じるものがあります。

1. Platinum
2. Enlightment
3. You've Changed
4. Landrover
5. Rhetoric
6. Suicide Pact
7. Christmas On Earth
8. Breathless

様々な要素の音楽スタイルを持っていますが、その多彩さによる統一感の無さを逆に特長として、パソコンフォーマットでのDTMで自由に表現する。何か特定された音楽では無く、彼にしか創れない世界を表現する為に何でも使うし、シンセを使っているからと言って、シンセミュージックのイメージに縛られない、打ち込みはあくまでも手段でしかありません。

だからといって否定的な音楽でもなく、彼の世界を肯定する音楽であり、必然的に分類される事を嫌う音楽であり、特定するのも難しい自由さがあります。それが売れない原因である事はおかまい無しです。イメージを絞られた窮屈な音楽よりも自然体であり、80年代に巨大化した商業ロックの枠から抜け出した音楽が、どういう風に進化していくのかが見て取れます。面白いと思うか、思わないかは聴く側の自由であります。

Platinum
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[20160313]

Voyager
(1998/07/14)
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92年の作品です。Ultraconformist とは対照的にハウス色が強い内容になっています。リズムはハウスですが、歌ものですから、アレンジがどうしてもシンセポップになっています。ユーロビートがあったり、クラブでかけられる事を意識しているのか、同時代のスタイルを取り入れていますが、細工の仕方が独特ですし、音源もいまいちダサい音色を選んだり、ひねくれているのか、天然なのか、良く分かりません。

1. Cibachrome Blue
2. Virtual Reality
3. Vocation
4. Conquistador
5. Spacewalk
6. Summer Holiday 1999
7. Afterglow
8. Trans Siberian Express
9. Voyager
10. Momutation 3

パソコンで出来るソフトも充実してきて、それを試していたのか、本当に時代のサウンドに敏感だったら選択しないようなサウンド、アレンジがあったり、これも彼なりのパロディーなのでしょうか。フレンチっぽい歌い方は統一されています。テクノミュージシャンという立ち位置じゃないから出来るお遊び感がポップ職人ならではではないでしょうか。

曲調はこれまで以上にポップです。親日家でもあり、日本語のサンプリングというか、日本語のナレーションが入っている曲があったり、イギリスだけに留まらず、世界中を旅していく事になる予兆が現れています。アレンジが違うだけで、基本はギター弾き語りの頃と変わっていない所が独自の世界を生み出していると思います。イギリスでも特異な存在である事が良く分かります。

Cibachrome Blue
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[20160312]

The Ultraconformist
(1998/07/14)
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92年のアルバムです。ライブを模したような拍手で始まりますがライブアルバムではありません。テクノになる前のサーカス音楽のようなノスタルジックなスタイルに戻っています。これが一番得意な分野なのでしょう。これをポップなテクノ作品にしても良いような曲ですが、ノスタルジックなアレンジに留めています。

1. Sinister Themes
2. Last Of The Window Cleaners
3. The Ladies Understand
4. Cape And Stick Gang
5. The Ultraconformist
6. The Mother-In-Law
7. La Catrina
8. The Cheque's In The Post
9. Spy On The Moon 3:23
10. Forests

非ロックな内容に戻っていますが、イギリスではこのスタイルでもロックに出来ます。しかし、あえてロックフォーマットにしていない所がこの人のこだわりのようで、テクノなアレンジもかれにとってはむずがゆい感じなのではないのでしょうか。日本では馴染みがありませんし、現在はヨーロッパでも少ないのかもしれませんが、街サーカスがやってくると胸躍る子供師時代を過ごしたユーロッパの人にとっては馴染み深い音楽であり、イギリスのミュージシャンもこの手のサウンドを使う事が多いので、ロックファンにも馴染みのある音楽であります。

アメリカのミュージシャンでこの手のスタイルをやる人はほとんどいません。ヨーロッパ特有の庶民の音楽なのです。初期の頃よりはポップフォーマットに近い曲調になっています。私はこれもブリットポップの一つだと思っています。キンクスしかり、スモールフェイセスしかり、ピンクフロイドしかり、ビートルズもやっていました。ブルースを源流としたロックとは違う音楽、これも私にとってはロックであります。

Sinister Themes
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[20160312]

Hippopotamomus
(1998/07/14)
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91年のアルバムです。Serge Gainsbourgに捧げられており、打ち込みによるヘンテコテクノポップですが、囁くような歌い方でSerge Gainsbourgがテクノをやったら、みたいな感じの作品に仕上げています。ゲストに女性ボーカルを入れたりしているのもSerge Gainsbourgを意識しているようです。テクノ、ハウスの時代になっていますが、テクノポップなアレンジというのもひねくれています。

1. Hippopotamomus
2. I Ate A Girl Right Up
3. Michelin Man
4. A Dull Documentary
5. Marquis Of Sadness
6. Bluestocking
7. Ventriloquists And Dolls
8. The Painter And His Model
9. A Monkey For Sallie
10. Pornography
11. Song In Contravention

一人マルチレコーディングを行う手法として、パソコンで打ち込んだアレンジを使ってレコーディングしているだけで、本人はさほどテクノに興味がある訳ではなく、やっていくうちにテクノポップっぽい感じに仕上がっているだけのような感じになっているではないかと思えるほど、どこかパロディーっぽい、いかさまな感じがSerge Gainsbourgスタイルなのかもしれません。

ハウスっぽいアレンジもありますので、ちゃんと時代の動向も見据えていると思います。やれば出来るのにやらない、天の邪鬼なポップ職人。そういう人は結構いますが、どこかで売れる事を意識しているものでものですが、この人はあくまでもメジャーな世界とは距離を置いているようにも感じます。それでもポップだから好きになればファンになれる、アンダーグラウンドな立ち位置でのポップ職人なのであります。

Hippopotamomus
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[20160311]

Don’t Stop The Night
(1998/07/14)
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89年のアルバムです。前作からトラッドフォーク色を払拭するようになりました。サンプラーを利用した打ち込みによるスタイルを極めた結果、シンセポップのようなサウンドになっています。時はシンセポップ、日本で言うテクノポップリバイバルになっていて、時代的にはシンクロしていましたが、純粋なテクノポップではなく、彼なりの80年代スタイルの構築であり、ファンクやヒップホップなど、これまで避けてきたスタイルを取り入れています。

1. Trust Me, I'm A Doctor
2. Righthand Heart
3. Lord Of The Dance
4. Lifestyles Of The Rich And Famous
5. How Do You Find My Sister?
6. The Hairstyle Of The Devil
7. Don't Stop The Night
8. Amongst Women Only
9. The Guitar Lesson
10. The Cabriolet
11. Shaftesbury Avenue

彼の最大のヒットシングルThe Hairstyle of the Devilが収められています。最大といってもさほど大きなヒットには至っていません。PVなども創るようになっていて、それなりに売れようとしていたようですが、あくまでもインディーズレベルであります。打ち込みを極める過程で、80年代スタイルの真似事をしてみました程度のアレンジであり、それでもひねくれた所があって、そこが少し90年代っぽくなっていて面白い所です。

80年代ポップスをパロっているのかもしれません。これくらい自分でも創れる程度の発想なのか、真面目にやっているとは思えません。それでもコンピューターベースの作曲スタイルを身につける過程の作品であり、基本的なアレンジはしっかり創れるけど、少しひねくれてます的な部分がちらほらあって、これじゃ売れないのもうなずけますが、90年代になると時代が変わってきますから、彼のようなハウス感覚が主流になってきます。80年代の終わりに登場してくるには皮肉めいた印象も受けるアルバムだと思います。

Trust Me, I'm A Doctor
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[20160310]

Tender Pervert
(1998/07/14)
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88年のアルバムです。前作後半で見せたバンドスタイルを本格的に始めました。バンドスタイルと言ってもサンプラーでの打ち込みによるもので、全て一人で制作されています。Nigel Palmerをエンジニアに招いてDTMと生演奏を巧い具合にまとめています。歌が非ロックなのは相変わらずで、ソフトロックのようなポップさがあります。

1. The Angels Are Voyeurs
2. Love On Ice
3. I Was A Maoist Intellectual
4. The Homosexual
5. Bishonen
6. A Complete History Of Sexual Jealousy (Parts 17 - 24)
7. Ice King
8. In The Sanatorium
9. The Charm Of Innocence
10. The Angels Are Voyeurs (Reprise)

サンプラーが廉価になり出した事もあって、時代はサンプラーサウンドまみれの時代になっていましたが、それら80年代サウンドに染まらない使い方をしています。ドラムの音はそれらしいものを使っていますが、彼はアンチ80年代なのでしょうか、あくまでもトラッドでノスタルジックな雰囲気を大事にしています。これもブリティッシュらしいものでしょうが、売れなくても真っ向から時代に反旗を翻しています。

まるで絵本を読み聞かせしているみたいに歌われるポップワールドは独自の世界観を持っています。80年代も終焉を迎え、そのけばけばしいサウンドに飽きている人達にとっては、新しい選択肢に入る音楽ですが、名前がまだ知られていないだけに、どれほどの人が彼に注目した事でしょう。それでも自信に満ち溢れた自分のスタイルを貫いています。インディーズというフォーマットは、こうした優れたミュージシャンを沢山アンダーグラウンドに秘めています。それを一つ一つ発掘するのは大変であります。

The Angels Are Voyeurs
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[20160309]

The Poison Boyfriend
(1998/07/14)
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87年のセカンドアルバムです。前作同様、ギターとボーカルだけの弾き語りだけでも成立するトラッドフォークですが、そこにシンセなどポップな音色をちりばめて、新しい感覚のトラッドフォークを創り出しています。今回はエレキギターやSEサウンドなども交えて、独特の世界観を生み出しています。歌とギターだけだと地味ですが、カラフルなサウンドが縦横無尽に浮揚する事でポップに聴こえてきます。

1. Murderers, The Hope Of Women
2. Eleven Executioners
3. What Will Death Be Like?
4. The Gatecrasher
5. Violets
6. Islington John
7. Three Wars
8. Flame Into Being
9. Situation Comedy Blues
10. Sex For The Disabled
11. Closer To You

アコースティックギターの腕前も、しっかりトラッドフォークギタリストとしての技術を身につけています。それ以外にも普通にポップシーンの動向にも触れながら、あえてこのスタイルを選択しているのでしょう。従来のトラッドフォークの伝統を守るだけなら、この自由な発想は生まれていないと思います。歌は明らかに非ロックでありますが、アレンジはロックな発想を持っています。

ファーストは彼一人でマルチ演奏していましたが、今回はギターと歌だけに専念して、他の演奏はゲストに任せています。ジャズ、サイケなロック感覚もあって、ペンタングル的な感じもありますが、80年代らしい楽器を使っています。それでも80年代らしからぬ音色を選んでいます。フォークだけに留まらない、後に出てくるデヴァインコメディーのような、非ロック感覚は、あまりにも早過ぎた才能であります。後半はどんどんポップな曲調になっていきます。

Murderers, The Hope Of Women
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