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[20151231]

The Secret of Bwlch
(1998/07/14)
Daniel Schell & Karo

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90年のセカンドアルバムです。Made To Measureシリーズの27番に数えられています。民族音楽的な雰囲気は世界中の民族音楽を取り入れるような幅広いスタイルになっています。ある意味現代音楽のようでもありますし、ヨーロッパ的なくらい雰囲気も持っています。ファーストほどスティックが活躍していないので、ファーストほどプログレ色が薄れているようにも感じます。

1. Choral
2. Souvenir d'une vague
3. Parfume mon frere bilingue (van de 7 sloten)
4. Sois ilot
5. Le secret de la pyramide
6. Le nouvel an Birman
7. Le voyageur
8. Cwlch se cache
9. Il fouine l'eau des havres
10. The secret of Bwlch
11. Midir perd l'oeil
12. Het gezin van Paemel, opening
13. Papegaai, quartet for clarinet and string

タンゴなどラテンのリズムを取り入れたり、幅が広がった分、クリムゾンのような前衛的な尖った感じがしません。それでも民族音楽が持つ非西洋音楽な前衛性は持っています。ワールドミュージック、その取り入れ方は尖っているのかもしれません。現代音楽的な解釈は楽器を変えればアシッドテクノのようでもあります。

変拍子が多いので難解な感じがしますが、アグレッシヴなプログレだと思えば面白く感じるはずです。当時はもっと有名になるのだと思っていましたが、聴いていたのは私のような偏屈者ばかりだったのかもしれません。かなり攻め込んだ内容になっていますが、彼らの売りだったスティックの活躍が少ないので期待はずれな部分もあるかもしれませんが、音楽的には面白い内容になっていると思います。

Souvenir d'une vague
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[20151231]

If Windows They Have
(1998/07/14)
Daniel Schell & Karo

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Daniel Schellはベルギーの芸術家で映画や創作ダンスなどを手がけていました。そして彼が音楽をやる為に結成したKaroによる88年のファーストアルバムです。ベルギーの CRAMMED DISCSというレーベルの企画によるワールドミュージック、室内楽シリーズ を特集したMADE TO MEASUREシリーズのVOL 13として世界に紹介されました。

1. Un Celte
2. Remi Face au Lacis Dore
3. Vienna Carmen
4. 3 Moustiquaires
5. If Windows They Have
6. Binja Zomer en Ik Loop Altjd
7. Listen to Short Waves: Je Suis Dans Ce Chant
8. Tapi la Nuit (Kammerquintet)
9. Buches/Logs/Holz

Daniel Schellはチャップマンステックという新しい楽器を駆使してプログレッシヴでエスニックな世界を表現しています。チャップマンステックはキングクリムゾンでトニーレヴィンが有名にしました。ベースのみならず、ピアノのように両手の指のタッチで発音させる、ギターで言えばライトハンド奏法によるタッチを両手で同時に行う演奏が可能になっています。クリムゾンでもシーケンスミニマル的な演奏を披露していましたが、彼らもクリムゾンに近い演奏法になっています。

当時再結成されたクリムゾンに無限の可能性を感じていた私にとってはこのアルバムは教科書のような存在でした。チャップマンステックってなんぞや、と言う所から入って、どうすればこれをギターで再現出来るのかと四苦八苦したものです。今聴くとワールドミュージック的な要素が大きな作品ですが、当時はプログレ作品として聴いていました。こうした音楽がロックの再起爆剤になると信じていましたが、それほど浸透しませんでした。時代は演奏能力を退化させる方向に進んでいったからです。

Un Celte
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[20151231]

Sirens
(1998/07/14)
Level 42

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2013年にオフィシャルサイトのみで限定販売されたミニアルバムです。ミニアルバムといっても昔のLP時代の容量は入っています。これが現在までの最新作で、一番新しい彼らのサウンドを伝えています。かなり本格的にフュージョンをやっています。歌より演奏面を重視するようになっています。これが本来彼らがやりたかった事です。

1. Sirens
2. Too Much Time
3. Mind On You
4. My Independence Day
5. Build Myself A Rocket
6. Where's Yo' Head At?

思いっきりブンブンチョッパーベースが唸りを上げています。フュージョンバンドでもここまでチョッパーを連発するバンドは少ないので、これが彼らの個性でした。この個性を殺してヒット曲を連発した時代もありました。歌はあくまでも注目を浴びる為の手段だったのですが、いつしか歌中心のバンドになっていきました。そして再結成した事により、そうした束縛から解放され、やっとフュージョンバンドとしての本来の姿に戻っています。

もう売れるとかそういう事は関係なく、再結成を喜んでくれるファンと共に歩いていく覚悟なのでしょう。ファンキーなフュージョンと言う事でも充分カッコいいですし、こうしたバンドも少なくなってきていますから頑張って欲しいと想います。このスタイルではレーベルとの契約も難しかったのか、オフィシャルサイトからダウンロードする形での販売となっています。もう良質な音楽はそうした手段でしか手に入らなくなってしまうような危機感を感じています。

Sirens
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[20151231]

Retroglide
(1998/07/14)
Level 42

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再結成して2006年にリリースされたアルバムです。当初はオリジナルメンバーはMark Kingのみで再結成されていましたが、Mike Lindupも加わってLevel 42と名乗るのに相応しい状態になってからのリリースになっています。音楽的にはデビュー当時のファンキーなフュージョンスタイルに戻っていて、売れていたエレクトロポップじゃないのが嬉しいです。バンド本来のやりたかった事を再現しているのでとてもカッコいいです。

1. Dive Into The Sun
2. Rooted
3. Way Back Home
4. Just For You
5. Sleep Talking
6. Retroglide
7. All Around
8. Clouds
9. Hell Town Story
10. Ship

シンセは昔のテクノポップっぽい音色を使っているので懐かしい感じがしますが、なんでもありの時代になっていますから逆に新しい感じもします。ポップな曲もありますがバンドがフュージョンモードになっていますから昔と違います。私は昔からフュージョンとハードロックの融合を常に考えながら現在に至っています。デビュー当初の彼らは参考にしていませんでしたが、この作品は参考に出来るぐらい完成度の高いものになっています。

Mark King主導でプロデュースされているのが良いのだと想います。バンドの中心人物でありながら昔はプロデュースを人任せにしていました。それで売れていたので、それはそれで良かったのですが、こんなにカッコいい作品ではありませんでした。フュージョンとポップの融合と言う事である意味プログレとポップを融合させているXTCに近い感覚があります。素晴らしい名盤です。この状態で売れて欲しいです。

Dive Into The Sun
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[20151230]

Forever Now
(1998/07/14)
Level 42

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94年のアルバムです。ボーカルのAnnie McCaigは脱退してMark KingとMike Lindupのボーカルに戻っています。90年代サウンドを取り入れるようになって、ブレイクビーツなリズムにシンセ主体のアレンジから、バンドの生演奏を主体としたアレンジに戻っています。チョッパーベースは控えめですが、初期の頃の感じに戻りながら90年代サウンドになっているのでいい感じです。

1. Billy's Gone
2. The Bends
3. Play Me
4. The Sunbed Song
5. Past Lives
6. Don't Bother Me
7. Heart On The Line
8. Romance
9. Time Will Heal
10. Learn To Say No
11. Forever Now
12. Model Friend
13. Love In A Peaceful World
14. One In A Million
15. Talking In Your Sleep

売り上げは少し落ちますが、曲はポップなのでシングルヒットは出しています。アシッドジャズなども流行っていますので、彼らが本来やってきた事が認められる時代になりました。そうなるとポップな曲も作れるようになった彼らにとってはかっこ良くて売れる曲を作れるので、彼らの時代が来た事になりますが、バンドとしては限界だったようで、このアルバムを最後に解散してしまいます。

ここからどういう展開になっていくのかが期待出来たのですが、バンド内部は穏やかではなかったようです。それでもこの作品は90年代でも彼らが活躍出来る事を証明した素晴らしい内容になっています。しかも売れる前のバンドグルーヴが蘇っていて、やっとやりたい事が出来る環境が整ったと思いますが、バカ売れした事で何か歯車が違って来てしまったのでしょうか。実にもったいないくらいの名盤であります。

Billy's Gone
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[20151230]

Guaranteed
(1998/07/14)
Level 42

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91年のアルバムです。これまで通り売れていますが、人気は少し落ち着いてきます。リードボーカルとしてAnnie McCaigが加入してMark KingとMike Lindupは演奏に集中する事になります。完全にバンドとしての在り方を変えようとしています。ギターも定着せず、複数のギタリストを起用しています。ゲストでAllan Holdsworthが参加しているのは、まだフュージョンバンドとしての名残が残っているからでしょう。

1. Guaranteed
2. Overtime
3. Her Big Day
4. Seven Years
5. Set Me Up
6. The Ape
7. My Father's Shoes
8. A Kinder Eye
9. She Can't Help Herself
10. If You Were Mine
11. Lasso the Moon
12. With a Little Love

サウンドはまだ80年代のままで、新しい時代には対応出来ていません。それでもヒットチャートではお馴染みになっているからまだ売れています。しかし時代が求めているものからすればかけ離れ始めています。売れているとこの頃合いが読めなくなるもので、まだ大丈夫だと思っていると急激に売れなくなるものですが、確固たる人気は確立しているので、劇的に売れなくなる事はありませんでした。

ヒット狙いの曲ばかり作っていますが、もはや別のバンドのようにさえ感じます。チョッパーベースも無くなり、ボーカルも変わっているのであればそれも当然の事ですが、変な方向に進んでいるようにも感じます。ポップだけれどアメリカンプログレのようなアレンジがあったりと、かなり迷走し始めているようにも思います。全盛期は過ぎてしまいました。

Full Album
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[20151230]

Staring at the Sun
(1998/07/14)
Level 42

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88年のアルバムです。前作での成功をそのままつないでいますが、ドラムがPhil GouldからGary Husbandに代わり、ギターでAlan Murphy が加入しています。メンバーの変更はそのままサウンドに表れていて、同じ80年代サウンドでも、これまで彼らがやってこなかったネオサイケなどのエレクトロポップではないスタイルもやるようになっています。

1. Heaven In My Hands
2. I Don't Know Why
3. Take A Look
4. Over There
5. Silence
6. Tracie
7. Staring At The Sun
8. Two Hearts Collide
9. Man
10. Gresham Blues

多彩な感じになっているので、これまでのようなアルバムとしてのまとまり感はありません。これが良いのか悪いのかは分かりませんが、何とか80年代の軽薄な感じがしなかったのに、軽薄な印象を受けてしまうアレンジになっています。ポップ過ぎるというか、リズムが軽くなっているのが、あまりにもヒット狙いな浅ましい感じに映ります。

売れている時に追い込みをかけるようにヒットを狙うのは分かりますが、これまでの雰囲気を残しながら変化していった方が印象が良かったと思うのですが、妙に明るい感じが軽薄感と感じさせます。元のファンキーな感じを出したかったのでしょうが、軽過ぎて逆効果になっているように感じます。完全に狙い過ぎです。

Full Album
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[20151230]

Running in the Family
(1998/07/14)
Level 42

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87年のアルバムで、彼らの最大のヒット作品です。前作と同じプロダクションで楽曲重視にした内容がヒット要因であり、MTVを最大限に活用したプロモーションも成功の要因です。フュージョンバンドだった事は忘れ去られたようにエレクトロポップバンドに変身していいます。Mark Kingも髪伸ばしているし、チョッパーベースも控えめです。

1. Lessons In Love
2. Children Say
3. Running In The Family
4. It's Over
5. To Be With You Again
6. Two Solitudes
7. Fashion Fever
8. The Sleepwalkers
9. Freedom Someday

当時のエレクトロポップは曲の作り方はソウル系であり、そうしたポップ性がシングルヒット向けの曲を沢山生み出しています。このアルバムからは5曲ものシングルヒットが出ています。その影響は大きく、アルバムもこれまで以上に売れています。これにより彼らがフュージョンバンドだった事は忘れ去られていきます。このアルバムの印象が強いからです。歌も優しい感じの曲が多くなりました。

エッジの効いた演奏からマイルドな曲の雰囲気を大事にしたものに変化し、軟弱になったようにも感じますが、曲が良いと悪い印象はありません。シンセの割合が多くなっていますが、アレンジを変えればライトフュージョンのような曲ばかりで、ライトフュージョンとして演奏する事も可能なのに、80年代らしいサウンドに、イギリスらしいスタイルに徹しているのが戦略的にも功を奏しています。80年代ポップスとしては問題無く名盤です。

Full Album
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[20151229]

World Machine
(1998/07/14)
Level 42

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85年のアルバムです。プロデュースは5人目のメンバーとも言えるキーボードでサポートしているWally Badarou とバンドで行っているので、80年代のスタイルは継承しながらも自由に演奏出来るようになっています。つまりバンドとして80年代のスタイルをものにした事になります。それにより、これまでは窮屈に演奏していたのから解放された感じがして、それが伝わったのか、売り上げも爆発的に上昇していい来ます。まさに絶頂期であります。

1. World Machine
2. Physical Presence
3. Something About You
4. Leaving Me Now
5. I Sleep On My Heart
6. It's Not The Same For Us
7. Dream Crazy
8. Good Man In A Storm
9. Coup D'Etat
10. Lying Still

もうフュージョンバンドには後戻り出来ませんが、それならそれなりに80年代のスタイルを楽しみながら、バンドとして出来る最善の手法をとっています。ベースもチョッパーのこだわらず、時にはシンセベースも織交ぜています。自分達が楽しむ事よりも曲の完成度を優先するようになって、それがSomething About You のシングルヒットに結びついています。演奏力を誇示するよりも曲の良さを誇示するようになっています。

こうしたさじ加減の出来るバンドになった事が成功の要因だと思います。80年代ポップスも成熟期にきていて、他のバンドもそれなりに良い曲を残すようになります。彼らもそれに負けないくらいに成熟した80年代ポップスを創り上げています。アレンジだけでなく、曲で勝負出来るレベルになっています。ここまで来るのにいろいろな贅肉を削ぎ落としてこなければなりませんでしたが、これまでは悪く言うと耳障りな余計なものが多かったように感じます。やっと洗練された名盤であります。

Full Album
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[20151229]

True Colours
(1998/07/14)
Level 42

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84年のアルバムです。プロデューサーはKen Scottに変更して、更なる80年代サウンドを追求しています。80年代は第三世界、アフリカのリズムがもてはやされるようになりますが、そのアフリカのリズムを大胆に取り入れるようになっています。アフリカンビートとチョッパーベースの相性はいいもので、新しい可能性が見えてきました。

1. The Chant Has Begun
2. Kansas City Milkman
3. Seven Days
4. Hot Water
5. A Floating Life
6. True Believers
7. My Hero
8. Kouyate
9. Hours By the Window
10. The Chant Has Begun (Powermix)
11. Hot Water (Master Mix)
12. The Chant Has Begun (Unique Mix)
13. Hot Water (Edit)

歌が完全に80年代ポップスになっていますから、アレンジがどんなに変わっても80年代ポップスですね。70年代までは曲先行や詩先行といった作曲方法が普通でしたが、80年代になってからはアレンジ先行が当たり前になっていきます。リズム重視の時代ですから、まずドラムとベースラインを決め手から作曲していくのです。ですから弾き語りで歌っても同じようなアレンジが求められてしまいます。歌自体の求心力が薄れていくのです。

サンプラーも使うようになって打ち込みも多くなっています。打ち込みも絡んでくるとライブでもタイムを性格に演奏しないといけなくなり、ファンクグルーヴも平坦なものになります。売れるのは良いのですが、その代わりに大きなものを失わなければならない状態になっています。80年代って便利になる代償として面白みを失っていった時代でもありました。しかし、それが当たり前の状態だったのでかなり狂った時代でありました。

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[20151229]

Standing in the Light
(1998/07/14)
Level 42

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83年のアルバムです。プロデュースにEarth, Wind & FireのLarry DunnとVerdine Whiteが起用されて80年代ポップスとしての完成度を高めました。正に時代の音であり、爆発的なヒットに結びつきました。フュージョン色を薄めてポップに楽曲をまとめています。これにより世界的な成功を手に入れますが、フュージョンバンドとしての認識は遠ざかっていく事になります。

1. Micro-Kid
2. The Sun Goes Down (Living It Up)
3. Out of Sight Out of Mind
4. Dance on Heavy Weather
5. A Pharoah's Dream (Of Endless Time)
6. Standing in the Light
7. I Want Eyes
8. People
9. The Machine Stops
10. Micro-Kid (Single Version)
11. Can't Walk You Home (Edit)
12. Micro-Kid (Dub Version)

リズムも単純になり、ベースも常に唸りを上げるのを控えて、必要な時にだけ目立つようなアレンジに変化しています。まるで手を抜いたように単純に演奏するだけで売れると言うのは皮肉なものですが、演奏の遊びの部分は邪魔にならない所で行うと言う徹底ぶりで、演奏している方は欲求不満になりそうですが、徹底的に統率されたアレンジにより80年代ポップスに矯正されています。

80年代サウンドにはファンクやテクノの要素が混じり合っていますが、ファンクではありません。テクノでもありません。ましてやフュージョンであるはずも無く、ただただ80年代ポップスとひとくくりにされてしまうスタイルになっています。彼らの本来の方向性とは違いますが、売れる為の手段を選んでしまいました。MTVという手段も利用して世界的に知られる存在になっていきます。

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[20151229]

The Pursuit of Accidents
(1998/07/14)
Level 42

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82年のアルバムです。TR-808のようなシーケンサーも使って80年代ポップスの中でフュージョンっぽい事をやっています。80年代ポップスとしてはベースがうるさ過ぎますが、当時流行っていたファンカラティーナのようなトロピカルなリズムも取り入れて大ヒットしました。純粋なフュージョンバンドではなく、今で言うミクスチャーなバンドだったと思います。

1. Weave Your Spell
2. Pursuit Of Accidents
3. Last Chance
4. Are You Hearing (What I Hear)?
5. You Can't Blame Louis
6. Eyes Waterfalling
7. Shapeshifter
8. Chinese Way
9. Chinese Way (Extended John Luongo Remix / New York Remix)
10. You Can't Blame Louis (Extended Remix)

キーボードのMike Lindupもボーカリストとして積極的に歌うようになっています。バンドの主旨としてはフュージョンをやりたいけれど、それだけじゃ売れないので、歌を入れたり、流行のスタイルを全面に出しながら合間合間にフュージョンのような演奏を織り交ぜるというスタイルをとっています。建前と本音を共存させているのです。

白人でこれだけチョッパーベースが弾ける人がいませんでしたし、チョッパーはじきながら歌うというビジュアルは結構衝撃的でした。パンクの時代は終焉してポストパンクの時代になって、リズム重視の80年代スタイルが確立してファンクがキーワードになってきますので、ファンキーさを全面に出した彼らは歓迎されました。シンセの使い方が少しテクノっぽくなっていますが、常にベースがブンブン言っているのが特徴的です。

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[20151228]

The Early Tapes
(1998/07/14)
Level 42

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82年の作品です。デビュー前、80年頃の録音された音源をアルバムにしています。デビューしていきなり人気が出ましたので、もっと自分達がやりたかった事を伝えたかったのでしょう。デビューアルバムに比べるとフュージョンバンドらしい演奏になっています。チョッパーベースは既にブンブン言っていますが、ファンキーなフュージョンバンドといったところです。

1. Sandstorm
2. Love Meeting Love
3. Theme To Margaret
4. Autumn (Paradise Is Free)
5. Wings Of Love
6. Woman
7. Mr Pink
8. 88

まだインストものが多く、歌が入ってもフュージョンバンドらしいテンションのある旋律になっています。さすがにこれではヒットは出ませんが、既に人気を獲得していたのでそこそこ売れました。このスタイルのままでは売れなかったのでしょうが、売れてから出しているので、昔の曲でも報われた形になりました。このバンドがどういう方向性を持っているのかが分かる内容になっています。

しかし、この作品の反響で、このスタイルでは売れない事を感知した彼らは売れる為の作品を出し続けていく事になります。かなりハードな感じのファンキーなフュージョンスタイルでカッコいいのですが、ライバルのシャカタクが売れたか事で方向性を絞っていく事になります。80年代初期はこれだけ混沌として面白いのですが、やがて誰もが同じような事をやりだす80年代サウンドに馴染んでいってしまいます。つまり貴重な素晴らしい音源なのであります。

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[20151228]

Level 42
(1998/07/14)
Level 42br />
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Level 42の81年のデビューアルバムです。当時のイギリスではシャカタクと人気を二分するフュージョンバンドでした。この頃はファンク色が強く、歌ものですからフュージョンバンドというイメージはありませんでした。ポストパンクということでファンク色のある曲が徐々に人気になっていた頃の立役者ですから、フュージョンバンドと言うイメージは持ちにくいのですが、本人達はフュージョンバンドという認識だったのでしょう。

1. Turn It On
2. 43
3. Why Are You Leaving?
4. Almost There
5. Heathrow
6. Love Games
7. Dune Tune
8. Starchild

メンバーはベースとボーカルのMark Kingを中心にキーボードのMike Lindup、ギターのBoon Gould、ドラムのPhil Gouldの四人組です。Mark Kingのチョッパーベースを弾きながら歌う姿が印象的でした。イギリスの若者ですから、どうしてもフュージョンバンドというよりポストパンクバンドでファンクやってます、みたいな感じでした。もう少し後になっていればネオアコバンドと言うイメージがし易かったと思いますが、少し時が早過ぎています。

シンセソロなどが入るとフュージョンっぽくなりますので、歌が入るフュージョンとして珍しいバンドでした。シャカタクのデビュー当時は女性コーラスをつけているだけでしたから、フュージョンアレンジで歌うと言う手法は珍しかったと思います。私も80年代はフュージョンの歌ものを創ろうと苦労していましたが、私はどうしてもハードロック寄りのサウンドを目指していたので、このバンドはあまり参考にはしていませんでした。どうしてもファンクバンドにしか聴こえないのです。

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[20151228]

On The Corner
(1998/07/14)
Shakatak

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2014年の作品で、現在までの最新作になっています。まだまだ衰える事無く現役で頑張っているバンドなので、これからも新作が届けられると思います。今回は都会的な夜の雰囲気を持ったフュージョン作品になっています。歌が中心になっているのでソウル系でもありますが、いい感じでシャカタクらしい内容に仕上げています。

1. On The Corner
2. To Be In Love
3. The Greatest Gift
4. No Clouds
5. Sao Paulo Sunshine
6. Million Voices
7. Good Time
8. Jazz And Romance
9. Deeper
10. Ojai Freeway
11. Daydreamer
12. She's Not Here
13. On The Corner (Latin Mix)
14. The Greatest Gift (Dance Mix)

演奏力、表現力が増しても同じ事を追求するとどうなるか、同じような内容でも質が高まっていくのです。それこそ熟練の成せる技であり、裏切る事無くいつものシャカタクであり、冒険はありませんが貫禄を感じさせます。ここまで極めてくれば同じ事の繰り返しでも納得してしまいます。そこまでのレベルまで達してるので、いつでも新鮮な気持ちで聴く事が出来ます。これは凄い進歩です。

これまではピアノが主役だったり、サックスが主役だったり、歌が主役だったりという演出でしたが、バンド全体が主役であり、メンバーそれぞれが最高の演奏でまとめあげられていて、本当に良いバンドになったと感心してしまいます。売れていた頃よりも現在の方がバンドとしてはとてもいい状態だと思います。これからの作品もきっと期待通りのものを提供してくれる事でしょう。

On The Corner
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[20151228]

Once Upon A Time
(1998/07/14)
Shakatak

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2013年の作品です。往年のヒット曲をアコースティック楽器でセルフカバーしたアルバムで、所謂アンプラグドによるセッション形式で録音されています。ギターで渡辺香津美が参加しています。アレンジもスウィングしていて、普通にアコースティックジャズになっています。こうしてアレンジを変えてみると、いかに良い曲を創っていたかが改めて分かります。

1. Invitations
2. Easier Said Than Done
3. Night Birds
4. Blue Note
5. Once Upon A Time
6. Rio Nights
7. Down On The Street
8. Lonely Afternoon
9. Dark Is The Night
10. Streetwalkin'
11. Day By Day
12. Mr.Manic & Sister Cool
13. Lumiere

ジャムセッション形式ですから、ほぼスタジオライブのグルーヴがあり、ヒット曲の多いバンドですから、お馴染みの曲という素材も充実していて、バンドの長い歴史が改めて熟成された演奏で蘇ってきます。ヒット性のアレンジを心がけていた為に誤解されがちなバンドではありましたが、ジャズバンドとしても通用する実力を兼ね備えていた事を証明した内容にもなっています。

音楽はアレンジ次第でいかようにも表情を変えていきますし、その時、その時の演奏でバイブレーションが変わってきます。まったく同じ演奏は二度と出来ないのです。ですからジャズはライブこそが真骨頂なのです。それをポップスとして提供していたバンドですから、レコードとして完成されたものをライブで再現する事を大事にしていました。それではフュージョンバンドとして面白くありません。そういうマイナス面を帳消しにしてくれるようなアルバムであります。

Down On The Street
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[20151227]

Across The World
(1998/07/14)
Shakatak

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2011年のアルバムです。今回は歌ものが中心になっていたりしますが、フュージョンスタイルも織交ぜてシャカタクらしい作品になっています。ソウルの要素も取り入れるフュージョンですし、フュージョンの手法を取り入れるソウルミュージックも当たり前になっていますし、境界線が曖昧になっていますが、歌より楽器が目立とうとするとフュージョン、楽器は出しゃばらないのがソウルミュージックだと言う認識で良いと思います。

1. Across the World
2. So High
3. Waterfall
4. Love Holds the Key
5. Real Thing
6. Chance of a Lifetime
7. Smile
8. Funktional
9. Lovers Hideaway
10. My Heart in 2 Places
11. Blue Dawn
12. Trouble
13. Rise and Fall

今回は歌もしっかり歌っていますが、楽器もきちんと主張しているのでフュージョン系だと思います。このバンドも、この辺の曖昧さをもっと突き詰めていけば個性的なバンドになっていけると思います。つまりフュージョンともソウルとも認識出来ないようなシャカタクサウンドってあり得ると思います。しかし、そこまで自己主張しないのがポップさだと思っているようで、自己主張の苦手なバンドなんだと思います。

どっちつかずのような優柔不断は本来嫌われる原因であります。それならどちらともとれないような個性を発揮していくべきですが、そこまで冒険が出来るバンドではありません。そこが長く続けて来れた世渡りのうまさなのかもしれませんが、アーティストとしては魅力がないもに感じられます。もう少し踏み込んだ音楽を創っても許されるくらいのベテランになっていますので、そこまでいけば好きなバンドになれると思います。

Across the World
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[20151227]

Afterglow
(1998/07/14)
Shakatak

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2009年のアルバムです。今回はダンスナンバーが中心です。フュージョンスタイルとダンスチューンの2パターンの繰り返しになっていますが、ダンスチューンの時はR&Bのようなアレンジを取り入れるようになっています。歌も全面に出てきます。この両面をバランスよく配置するアルバム作りはしないで、1面のみを全体に通した作品作りになっています。

1. Footprints
2. Afterglow
3. First Light
4. Giving Up
5. Out of Town
6. In My Heart
7. Lullaby
8. Red Skys
9. Freefall
10. Tower of Babel
11. Groove Me Tonight
12. Domino Dance
13. Sierra Nevada

歌ものも得意で良い曲を作れるようになっています。この辺は研究しただけでは良い曲を作れるものでもなく、センスの問題ですから、年をとってセンスも磨かれてきたのが良く分かります。もはやバンドとしては安定した感じがします。いくつかのパターンの繰り返しでありますが、飽きさせずに聴かせる演出が出来ていますので、ワンパターンには感じません。

フュージョンバンドですからイギリスらしさよりもアメリカナイズされた感じはしますが、アメリカには女性ボーカルを入れているフュージョンバンドはいませんので、シャカタクにしか創れない世界があります。その事を良く心得ていて、そして何をすべきなのかも分かっていて、それを実際に行っていると言う事で、良いバンドに成長したと感じます。もう誰も彼らを軽く見る事は無いでしょう。

Footprints
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[20151227]

Emotionally Blue
(1998/07/14)
Shakatak

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2007年のアルバムです。フュージョンスタイルを大事にした内容になっています。ダンサブルなスタイルとは別に都会の夜を思わせるA.O.R.感覚のスタイルと二面性を持っていますが、今回は都会的なフュージョンスタイルを全面に出しています。何が違うかと言うと、リズムですね。踊れるリズムと踊るのには適していないリズムがあります。この作品でも踊れない訳ではありませんが、オフビートが多いと踊るのは難しいのです。

1. All Because Of You
2. Emotionally Blue
3. Osaka Skyline
4. 5 A.M.
5. Cascade
6. Two Hearts
7. Te Amo
8. Lagoon
9. Turn On The Stars
10. Can't Make The Night
11. Time And Again
12. Fall In Love
13. Small Hours

歌の旋律にしても、歌を全面に出す場合と楽器の役割のように歌を使う場合がありますが、今回は後者になっています。つまり、フュージョンバンドとしての演奏を楽しむような内容になっています。それでもいつものようにイージーリスニングのような聴き易さもあって、このバンドの良さが十分現された内容になっていると思います。難しく考えなくても楽しめる音楽でありながら、単純な平坦に音楽にはならないような、さりげない工夫が好感が持てます。

リード楽器がピアノばっかりの時は飽きましたが、リード楽器を振り分ける事で幅が広がってきます。シンセの音も雰囲気作りに徹しているので、時代に関係のない良質なサウンドに聴こえます。このさりげなさと押さえる所はしっかりと押さえている所がバランスよく配分されているのがいい感じになっています。無駄に年月を費やしてきたのではありません。表現者としてのセンスが磨かれてきた結果が実を結んでいます。

All Because Of You
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[20151227]

Beautiful Day
(1998/07/14)
Shakatak

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2005年のアルバムです。長く続けているバンドですが、まだ活動している事を知っている人も多くはありません。それでも常に作品をリリースし続ける事で衰えぬ人気を誇っています。ダンスミュージックにこだわっていますが、年齢を重ねるように質も高くなっています。アレンジも立体的になって巧妙になってきています。

1. Beautiful Day
2. Lover's Paradise
3. The Girl Who Dances In The Moonlight
4. Andre's Place
5. Java Dawn
6. In My Eyes
7. Above The Clouds
8. Mornington Crescent
9. Let's Get Away
10. Cane Garden Bay
11. Now Summer's Gone
12. You Keep Me Waiting
13. Beautiful Day(Remix)

コンテンポラリーなジャズ、フュージョンとしての演奏はダンスミュージックとしては聴きませんが、それをダンスミュージックだと感じさせるアレンジはリズムの構成にあります。普通のフュージョンではもう少し複雑なリズムにしますが、それを可能な限り単純にまとめる事で踊り易くしています。特にダンスミュージックにこだわる事も無く、ドライブのBGMとしても良いと思います。

初期の頃のイージーリスニングな雰囲気は持っていますが、それだけに終わらないものを手に入れています。それもこれまでの経験の蓄積であり、進歩の振り幅は少ないバンドですが、初期の頃に比べると、ちゃんと聴き込んでみようと言う思いにさせてくれるようになりました。かなりアレンジの細かな部分にも配慮が行き届いている良質な音楽になっています。名盤だと言っても良いと思います。

Beautiful Day
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[20151226]

Blue Savannah
(1998/07/14)
Shakatak

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2003年のアルバムです。このバンドはフュージョンバンドでありながら、ダンスミュージックに特化したスタイルをずっと持っていました。時代が変わってもダンスフロアをターゲットにすれば売れると言う目論見があるようで、ダンサブルな曲を中心に創り上げてきました。目論みは間違いではなく、それなりに売れています。

1. Summer Of Love
2. Blue Savannah
3. Tortola Sunset
4. Shadow
5. Walking On Starlight
6. Blue Gorizon
7. Come To Me
8. Someone I Could Love
9. Music In The Air
10. Fool In Love
11. Sunset Street
12. Seattle Express

ジャズはそもそもダンスミュージックです。ファンクの要素を取り入れたフュージョンも本質的には踊れる音楽であった方が正当性が感じられますが、テクニック重視のフュージョンは必ずしも踊れる音楽ではありません。それをもっと単純にして踊れる音楽にしたのがこのバンドですから、踊れる音楽にこだわっているのはこのバンドのもっともらしい所であります。

ですから踊れる音楽に徹したこのアルバムは彼ららしく、自分達のやるべきスタイルを見極めた内容になっていると思います。演奏力も歌唱力も衰える事無く充実した内容になっています。彼らが生き残る術はこの方法しか無いのかは疑問ですが、これはこれで良いのでしょう。難しく考えずに楽しめる音楽が本当は良い音楽なのですから。

Summer Of Love
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[20151226]

Under Your Spell
(1998/07/14)
Shakatak

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2001年のアルバムです。21世紀になると時代をリードしていく音楽が登場しなくなってきます。様々な音楽に対して、それなりのファンが支持していきますから、何でもありの時代になっていきます。正解が無いのです。何をやっても良い作品ならそれなりに売れるようになります。そうなるとシャカタクもやり易くなるのですが、このバンドは今度は90年代のスタイルを捨てられなくなっています。

1. Sunshine
2. Falling
3. The Squizzle
4. Paradise Garden
5. Under Your Spell
6. Changes
7. Running Back To You
8. Tahitian Nights
9. Night Time
10. In My Mind
11. 'Til Sunrise
12. Silver Falls
13. Tell Me Tonight

新しいスタイルが生まれないと言う事は、いつまでたってもヒップホップが新しいという事になってしまいます。さすがにそれは違うなと、声を大にして言い続けているのですが、それが分からない音楽業界というのも保守的な世界だなと思ってしまいます。シャカタクもやっと自分達のやりたい事が出来る時代になった事を感じるべきなのですが、このバンド、いつまでたっても鈍感なままなのです。

フュージョン界はさほど大きな変化はありませんでしたので、鈍感なバンドは結構多いのです。時代も一回りして、昔のファンが懐かしんでくれるので、既に古くさくなった90年代のスタイルも必要ないのですが、これが分かるまでもう少し時間がかかりそうです。内容としては悪くないのですが、どれも既に使い古された手法ですから、新鮮さがありません。頑張ってはいますが。

Sunshine
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[20151226]

View From The City
(1998/07/14)
Shakatak

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98年のアルバムです。ブレイクビーツなど90年代のリズムの作り方を習得してからの、シャカタクらしい都会の夜を描いたようなA.O.R.作品になっています。なので基本的にはいつものシャカタクサウンドです。リズム、アレンジが90年代になっているので、又これか、とはなりません。それでもやっぱりこれが得意技なのですね。

1. Nova Bossa
2. Drive-in
3. Magic
4. Sundown
5. Get Up
6. Driftin'
7. Move A Little Closer
8. Say What You Want
9. Slammin'
10. It's Alright
11. Steveland
12. Say Somethin'

スムースジャズスタイルの継承であり、当時のフュージョンも同じような感じなので、前作ほど個性を感じませんが、バンドとしての個性を活かしながらも時代に合わせる事に成功したようにも感じます。80年代のフォーマットをそのまま90年代の卓にぶち込んだようにも感じます。これなら昔からのファンにも納得でしょうが、せっかく前作で素晴らしい展開になってきたのに、又戻るのか、と残念な感じがしないでもありません。

いろいろと試行錯誤しながら前に進んでいるのであれば問題無いと思います。自分達に無かったものを要求される時代になったのですから、自分達にマッチングするやり方を手探りしている段階なのだと思います。なので中途半端な感じがしないではないですが、こなれていけばもっと良くなっていく事でしょう。普通にムーディーな音楽としては楽しめます。

Nova Bossa
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[20151226]

Let The Piano Play
(1998/07/14)
Shakatak

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97年のアルバムです。3年ぶりという彼らにとっては珍しく間が空いています。所属レーベルが定まっていなかったのですが、ビクターに落ち着きます。90年代も後半になっていますが、本格的に90年代サウンドをものにしています。ヒップホップの要素を大胆に取り入れています。ジャズ界でもヒップホップスタイルを取り入れる事が流行っていましたが、ポップダンスナンバーが得意なシャカタクにかかれば、ヒップホップのつまらないところを帳消しにするくらいゴージャスなアレンジにまとめています。

1. Let The Piano Play
2. Let's Start Over Again
3. Legacy
4. Fly Away
5. Chase The Sun
6. Space Dance
7. Nothing Can Stop Me
8. Ocean Sway
9. Blow Ya House
10. Somethin's Goin'on
11. Time Stretch
12. Sakura Moon
13. Love Somebody

ヒップホップはあくまでも要素であって、シャカタクのスタイルの基盤はしっかりしていますから、単調なヒップホップも楽しいダンスチューンに変身します。ヒップホップの影響を受けた作品は沢山ありますが、シャカタクのミクスチャー感覚が一番センスが良いと思います。言い方は悪いですが、ヒップホップって下品な音楽なのです。それを上品で優雅なファッショナブルなサウンドに変身させているのですから、ヒップホップが嫌いな人でも楽しめます。

様々な音楽と融合しながら進化してくロック、ここではポップス、ジャズでありますが、融合しながら別物を生み出すサムシング、それこそが音楽の進化していく過程での面白みであると思っています。そうした面白みを感じさせてくれる内容に仕上がっています。ようやくバンドとして面白みが出てきたと感じます。売れると言う貪欲さはあっていいのです。その結果に素晴らしい音楽が出来上がってくるのであれば、音楽こそが雄弁に全てを語ってくれるのです。名盤です。

Let The Piano Play
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[20151225]

Full Circle
(1998/07/14)
Shakatak

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94年のアルバムです。ジョージデュークのBrazilian Love Affairをカバーするなど、これまで以上にゴージャスなアレンジで、スムースジャズを極めた作品になっています。90年代になるとデジタル環境も成長してきてアナログに負けないくらい音圧のあるサウンドが作れるようになります。音もクリアで粒立ちがはっきりしたメリハリのある音の振り分けが出来て、その恩恵を受けた内容になっています。

1. Brazilian Love Affair
2. Catwalk
3. Out Of My Sight
4. Sweet Sunday
5. You Are
6. Walk In The Night
7. Haze
8. Diamond In The Dark
9. Midnight Temptation
10. Havana Express
11. Tonight's The Night
12. Blue Azure
13. Love In The Afternoon
14. Brazilian Love Affair (Steve Mac Mix)

音が良いと言うのは綺麗なサウンドだけではなく、音圧、迫力のあるサウンドでもあるべきで、それでも歪まずクリアであるのが理想ですが、その理想的なサウンドをようやく手に入れられるようになるのが90年代になってからです。それまではミキシングエンジニアのセンスに左右される問題でした。それは現在も変わりない事ですが、良いミキシングのノウハウも受け継がれて素晴らしいサウンドになっています。それだけでも満足出来る作品になっています。

リズムの作り方も90年代らしいものになって、これまでのありきたりなスタイルから進化しています。アレンジが進化すればそれだけ曲の作り方も良くなってきます。一皮むけたバンドへと進化した結果を出したアルバムだと思います。10年以上やっているバンドですから、熟練してきてもおかしくありません。成長しない方が不自然です。それが作品として成果を上げる事は容易い事ではありませんが、これなら誰が聴いても満足出来る出来映えだと思います。今までの作品の中で一番良いです。

Brazilian Love Affair
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[20151224]

The Christmas Album
(1998/07/14)
Shakatak

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93年のアルバムで、クリスマスソングのカバーアルバムになっています。以前、日本のみでリリースされたChristmas Eveというアルバムがありましたが、それは楽しいクリスマスソングにアレンジされていました。今回はクリスマスらしい荘厳な感じのアレンジでしっとりとした雰囲気を創り出しています。夜のイメージのシャカタクサウンドになっています。

1. Happy Christmas To Ya!
2. Winter Wonderland
3. White Christmas
4. O Little Town Bethlehem
5. Silent Night
6. Christmas Time Again
7. Christmas In Rio
8. Good King Wenceslas
9. Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!
10 . Sing (Little One)
11. God Rest Ye Merry Gentlemen
12. Lonely On Christmas Day
13. Jingle Bells
14. The Christmas Song
15 . Away In A Manger
16. Auld Lang Syne

日本向けには楽しいクリスマスソング、世界向けにはしっとりとしたアレンジ、という使い分けはよく日本のばか騒ぎするクリスマスを理解していたと思います。ラテン系のChristmas In Rioもありますが、これもしっとりと夜のイメージのフュージョンスタイルになっています。日本向けのクリスマスアルバムの方が個性を感じましたが、こちらも悪くない演奏になっています。

この93年は3枚のアルバムをリリースしています。それだけ集中して充実した年になっています。最初が総決算的なStreet Level、そして新生シャカタクのUnder the Sun、最後に企画もののクリスマスアルバムになっています。毎年アルバムをリリースしていましたので、多作なバンドです。同じスタイルの曲を沢山作れるのです。それも才能でしょうが、さすがに聴く方は飽きてきます。極端に変化する必要もありませんが、バンドとしての成長が感じられるのが活きたバンドだと思います。そんな成長を感じさせられる93年でした。

White Christmas
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[20151223]

Under the Sun
(1998/07/14)
Shakatak

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これも93年のアルバムです。前作は彼らの集大成的な内容でした。ここでもさほど変わりはないのですが、リズムの作り方などは多少90年代っぽ感じになっています。スムーズジャズとしての感触をつかめた感じになっています。フュージョンバンドらしい感じにはなっていますので、代わり映えがしないながらもしっかりグルーヴを出せているので悪くはありません。

1. Soul Destination
2. Don't Walk Away
3. Paradise Island
4. Rest Of Your Life
5. Crosstown
6. One For The Boyz
7. Beyond Our Reach
8. Can't Stop Running
9. Sweat
10. It's Over
11. Fly By Night
12. Shine Your Light

グラウンドビートっぽい感じはアシッドジャズに通じるものではありますが、グラウンドビートは90年代の最初期のみ流行っていましたので、まだ時代の流れが分かっていません。彼らなりに新しい事に挑戦しようという姿勢が出てきていますが、さほど新しくもなく、曲は沢山作るバンドですが、新しいアイデアは枯渇しているとしか思えません。

80年代っぽさからは卒業したので、そこは成長したのでしょうが、振り幅が非常に短いです。かなりファンキーになっていますが、これも前にやっていた事であります。それでもフュージョンバンドらしくなってきていますので、今までの作品の中では躍動感があるものになっています。このスタイルを極めるのであれば面白くなってくるかもしれません。

Don't Walk Away
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[20151223]

Street Level
(1998/07/14)
Shakatak

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93年のアルバムです。ここからはずっと世界リリースになります。スムーズジャズが流行っていたので、それに乗っかる事になりました。それは自分達が最初からやっていた事であり、自分達のスタイルを維持すれば良いだけの作業になっています。彼らが本家本元だと言う事でありますが、だからといって、これまでと何ら変わりないスタイルをやると言うのは滑稽に思えてしまいます。

1. One Day At A Time
2. Street Level
3. Sleepin' Alone
4. Siberian Breeze
5. Anyway You Want It
6. The Night Ain't Over Yet
7. Watchin' The Rain
8. Without You
9. Jump 'n' Pump
10. Empty Skies
11. Calm Before The Storm
12. Vibe Tribe

世界的にもこのスタイルで通用する時代になりましたが、ただ現状維持しているだけのバンドにしか思えません。まるで最近のクラプトンのようなもので、現状維持は衰退であり、前に進めないなら引退するのが潔いと思うのですが、それを許してしまうファンが最近の音楽シーンをダメにしてしまっていると思うのですが、真面目に考え過ぎでしょうか。

シンセの音も80年代と変わり映えがしませんし、これを新作だと言って良いのかも疑問です。これしか出来ない、これしかやらないと言う決意の元でやっているのなら、それはそれで良いと思いますが、私はファンにはなれません。聴き続ける意味が無いからです。同じ事しかやらないのなら、新作を買う必要も無いと思います。

One Day At A Time
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[20151223]

Utopia
(1998/07/14)
Shakatak

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91年のアルバムで、当時は日本のみのリリースでした。日本向けにはフュージョンスタイルになっていますが、今回は結構歌もあります。ダンサブルな曲はえてしてラテン系のリズムになっています。日本だけのリリースもこれが最後になります。と言う事なのか、これまでの日本のみの作品の中では比較的ダンサブルになっています。

1. MARIE-LOUISE
2. Hideaway
3. HOW LONG
4. Heart To Heart
5. Silk Emotion
6. Nothing But A Dream
7. FIRST LOVE
8. My Utopia
9. Just The Way It Goes
10. High Life
11. Whispers In The Night
12. THE STORY OF MY LIFE

昔からのシャカタクサウンドであり、これで日本のファンは喜んでもらえるという発想は、結構日本のファンは馬鹿にされているようにも思えます。普通、本当のファンならバンドが成長していく姿を見ていきたいものですが、成長しない姿をずっと見せられている訳ですから、怒ってもいいと思うのですが、シャカタクファンは怒らないのでしょうね。

ファンがそうならバンドは成長しないものです。サザンにしてもミスチルにしても成長しないのはファンのせいではないでしょうか。これも商業ロックの弊害でしょう。バンドがファンが求めているものを作る。それ以上の事をしないと言う結果になってしまいます。昔はファンも結構厳しかったし、バンドもファンにとって未知の世界へと誘ってくれていました。そんなバンドはもう出てこないのかもしれません。

MARIE-LOUISE
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[20151223]

Bitter Sweet
(1998/07/14)
Shakatak

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91年のアルバムです。世界リリースなので歌が中心のダンサブルな内容になっています。90年代になってもダンスミュージックは廃れる事無く売れていきます。その種類も多様化していき、ヒップホップ以降の影響を受けていくのですが、デトロイトテクノからユーロビート、ブレイクビーツなど様々な枝別れをしていきます。当時のイギリスではグラウンドビートが流行っていて、その影響を多分に含んでいるリズムになっています。

1. Don't Start Giving Up
2. Blue
3. Bitter Sweet
4. Cool Down
5. Don't Look Back
6. They Call That Cool
7. Holding On
8. Fly Away
9. Shake It Down
10. You'll Never Know

イギリスのダンスフロアーでは週末になると様々なイベントがもようされて、同時多発的に様々な多様なダンスミュージックが同時進行で好まれていきます。その時その時の流行はあるのですが、踊れればいい訳ですから流行が変わっても廃れずに平均的に売れていくのです。90年代はある意味オタクの時代であって、どちらかと言うと内向的なものが好まれていきます。外交的で虚栄な80年代に比べて内向的で現実的な弱さをさらけ出すのが好まれていきます。

バブルがはじけるのです。それはまるで夢から覚めるみたいに現実と向き合う時代になっていきます。しかし、イギリスでは不況から徐々に回復していき、社会的な不満は薄れていきますが、ジェントルマンの国ですから病んでいる人が多いのです。所謂鬱の人が多いのです。そうした傾向の人が自分をさらけ出す事で共感を得ていきます。そして世界中の病んでいる人が共感してダウナーな事が恥ずかしくない時代になっていきます。そういう時代の影響を受けながらもシャカタクらしい踊れる作品になっています。

Don't Start Giving Up
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