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[20150831]

Life in a Day
(1998/07/14)
Simple Minds

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Simple Mindsの79年のデビューアルバムです。プロデュースはJohn Leckie、スコットランド出身のバンドで、後にポストパンク時代を牽引していくのですが、ここでは時代に沿ったニューウェイヴサウンドになっています。スタイルとしては最初期のXTCに近いと思います。彼等にもロキシーミュージックからの影響が伺えます。

1. Someone
2. Life in a Day
3. Sad Affair
4. All for You
5. Pleasantly Disturbed
6. No Cure
7. Chelsea Girl
8. Wasteland
9. Destiny
10. Murder Story

メンバーはボーカルのJim Kerr を中心にギターのCharles Burchill、ベースのDerek Forbes、ドラムのBrian McGee、ドラムのMichael MacNeil の5人組です。Life in a DayとChelsea Girlをシングルカットしていますが、当初はあまたあるニューウェイヴバンドの中の一つであって、注目度はそれほど高くありませんでした。キーボードの入ったアレンジはパンクの影響を受けながらもシンプルに凝っていて、音楽的に野心的なバンドだったと思います。

パンク、ニューウェイヴの中には、本当にテクニックが無くてシンプルに力任せに演奏するだけのバンドと、実力はありながらも他のバンドに合わせてシンプルにまとめていたバンドがありました。このバンドは後者だと思います。ケルトっぽい旋律を入れたり、実験的な部分もありながらも、しっかりとニューウェイヴとして短くシンプルにまとめていると思います。後のサウンドとは違っていますが、こういう時代の音も面白いものです。

Someone
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[20150830]

No Thyself
(1998/07/14)
Magazine

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2011年に再結成した時のアルバムです。メンバーはオリジナルメンバーのHoward Devoto 、Dave Formulaの他、ドラムのJohn Doyle、ギターにはNorman Fisher-Jones 、ベースにはJonathan "Stan" Whiteが参加しています。スタイルとしては昔のまんまなのですが、時が経っていいる間に、彼等を継承したバンドがグランジ、ローファイなどでの手法を彼等も取り入れて自分らの音楽を再構築しています。

1. Do The Meaning
2. Other Thematic Material
3. The Worst Of Progress
4. Hello Mister Curtis (with apologies)
5. Physics
6. Happening In English
7. Holy Dotage
8. Of Course Howard (1979)
9. Final Analysis Waltz
10. The Burden Of A Song

昔活躍したバンドが再結成をして小銭を稼ぐと言う風潮が流行っていて、一度限りの再結成でも話題性でそれなりの収入が期待出来る為に、無策でも再結成するバンドが後を絶ちません。彼等の再結成も売り上げは少ないですが、ライブもこなして、引退してる中での臨時収入にはなります。昔のファンは大喜びですが、若い人にもしっかり響く内容になっていると思います。ダウナー系の元祖ですから、一回り、二回りして新鮮なのです。

相変わらずアナログシンセを使っていますが、これもアナログシンセの音が再評価されていますので、逆に新鮮に響きます。彼等がブレイクビーツのドラムパターンを使うと言うのは笑えますが、それだけ時代の流れにあったものを取り入れても違和感がありません。彼等こそが90年代サウンドの元祖だからです。昔に比べて音は良くなっていますが、屈折した世界観は健在です。再結成は一度限りですので、実質上のラストアルバムになります。

Do The Meaning
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[20150829]

Magic, Murder and the Weather
(1998/07/14)
Magazine

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81年のラストアルバムです。ギターがJohn McGeochからBen Mandelsonに代わって鋭いギター構築が失われていますが、バンドカラーは存分に発揮されています。バンドの異質な感じは保ちながらもポップになろうとしている感じがユニークなスタイルになっています。かなりテクノ感覚も吸収しようとしていたように思われます。というか、この感覚は最初から持っていました。

1. About The Weather
2. So Lucky
3. The Honeymoon Killers
4. Vigilance
5. Come Alive
6. The Great Man's Secrets
7. This Poison
8. Naked Eye
9. Suburban Rhonda
10. Thinking Flame (The Garden)

商業的な成功を収められなかったので、この後バンドは解散してしまいます。バブルのアメリカとは正反対に不況時代のイギリスにおいて、多少売れても生活していけないくらい当時は病んでいました。パンクじゃなきゃ売れない時代とまで言われた時期でしたが、どんなに売れても、ロックスターのイメージのように華やかな生活とは無縁だったのが当時のバンドでした。マネージメントがしっかりしていないとミュージシャンに支払われるものは微々たるものだったのです。だから余計に反抗的になっていました。

このバンドのように中堅どころのバンドは尚更です。ですから烏合のように登場したきたあまたのバンドがいつの間にか消えていました。そしてパンクの喧騒は収まってポストパンクに時代になっていき、華やかな80年代が始まっていきます。ですから80年代再初期のバンドは報われないバンドが多かったと思います。しかし、それだけ刺激的なバンドが多かったのも事実です。このバンドはその最もたるバンドでした。

About The Weather
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[20150829]

The Correct Use of Soap
(1998/07/14)
Magazine

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80年のアルバムです。プロデューサーはMartin Hannettで、これまでのアルバムみんな違っています。しかし、スタイル的にはセカンドでまとまったようで、シンプルなビートにまとわりつくような歌い方で方向性が明確になっています。そうなるとファーストでのデカダンが特殊な感じで懐かしくもあります。当時のギター系のテクノポップみたいなスタイルでもあります。

1. Because You're Frightened
2. Model Worker
3. I'm A Party
4. You Never Knew Me
5. Philadelphia
6. I Want To Burn Again
7. Thank You (Falettinme Be Mice Elf Agin)
8. Sweetheart Contract
9. Stuck
10. A Song From Under The Floorboards

セカンドはイーノっぽい感じでしたが、ここではベルリン時代のデヴィッドボウイのようでもあります。後に出てくるジョイディヴィジョンやバウハウスに影響を与えながらも、彼等の方が売れているので、その前座に甘んじる扱いも受けていきます。バックコーラスなども入れてポップになっていて、ファーストにおけるおどろおどろしさは影を薄めています。それdめお個性的なバンドではあります。

Thank YouはSly and the Family Stoneのカバーで、意外性もありますが、80年代当初の刺激的なバンドの一つでありました。それまでのハードロックとは全く違う感性は、ハードロックばかりコピーしていたギター小僧のテクニック改造が必要なほどでした。日本の布袋などもそうして独自のギタープレイを創り上げていました。パンクよりニューウェイヴの方が後のロックシーンにもたらした影響は大きかったのです。特にJohn McGeochのギタープレイは、日本ではほとんど無名ですが、イギリスでは大きな影響力をもたらしています。

Full Album
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[20150829]

Secondhand Daylight
(1998/07/14)
Magazine

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79年のアルバムです。プロデューサーはColin Thurstonになり、ドラムがMartin JacksonからJohn Doyleに代わっています。ファーストはロキシーっぽかったのですが、セカンドではイーノの初期の頃のようなサウンドになっています。イギリスのパンクバンドはグラムロックの影響がありますが、ニューウェイヴ系はロキシーなどの影響があります。どちらも下手ウマでもロックミュージシャンになれると言う自信をもたらしていますが、ロキシー系はジャーマンロックなどのセンスが受け継がれています。

1. Feed The Enemy
2. Rhythm Of Cruelty
3. Cut Out Shapes
4. Talk To The Body
5. I Wanted Your Heart
6. The Thin Air
7. Back To Nature
8. Believe That I Understand
9. Permafrost

ジョイディヴィジョンなどの退廃的な雰囲気は似ています。ビートをシンプルにしている分、後のテクノ感覚も既に持っています。ニューウェイヴバンドの中ではあまり成功した方ではないバンドですが、後に出てくるバンドに多大な影響をもたらしている事が分かります。Howard Devotoのボーカルは芝居がかってきてて、これもグラムロック的であります。イギリスの伝統芸とでも言えますが、それだけにこのバンドからインスピレーションをもらったバンドが後に続いてきます。

ファーストに比べるとキーボード、特にアナログシンセの使い方がシンプルになっています。それよりも疾走感のあるビートに重点が置かれるようになっています。ギターにしてもベースにしてもフランジャーなどのエフェクト処理が目立ちますが、これはイーノの影響だと思います。それに近い感じのシンセの音色を使って、ファーストではバンドサウンドから浮いていたキーボードサウンドをバンドに馴染ませています。バンドとしてよりまとまった名盤です。

Full Album
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[20150829]

Real Life
(1998/07/14)
Magazine

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マガジンというイギリスのバンドの78年のデビューアルバムです。元バズコックスのHoward Devotoが結成したバンドです。パンクよりも音楽的に意欲的なバンドはニューウェイヴと呼ばれるようになりました。彼等もニューウェイヴバンドとして紹介されました。ロキシーミュージックやヴェルベットアンダーグラウンドを融合させたような退廃的で実験的な音楽が特長です。

1. Definitive Gaze
2. My Tulpa
3. Shot By Both Sides
4. Recoil
5. Burst
6. Motorcade
7. The Great Beautician In The Sky
8. The Light Pours Out Of Me
9. Parade

メンバーはボーカルのHoward Devotoを中心にギターとサックスのJohn McGeoch 、ベースのBarry Adamson 、キーボードのDave Formula、ドラムのMartin Jacksonの5人組です。プロデュースはJohn Leckieで、キーボードを全面に出した演奏はストラングラーズに近いかもしれませんが、ストラングラーズは反体制色が強かったのでパンク扱いだったのに対して、こちらの歪曲した世界観はニューウェイヴと呼ばれました。

シングルカットしたShot by Both Sidesがヒットして当時は結構注目されていました。不協和音を平気で使って、少しハズレぎみのボーカルスタイルがいかにもパンクっぽかった印象があります。ブームと共に消えていったバンドでありましたが、耽美的な雰囲気は後のダウナー系のミュージシャンに多大な影響を与えています。イギリスの陰な部分を代表するバンドなのです。知名度は低いかもしれませんが、歴史に名を残す名盤であります。

Full Album
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[20150828]

Rock Swings
(1998/07/14)
Paul Young

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2006年のアルバムです。ほぼ引退状態でしたが、久しぶりにメジャーレーベルと契約して出したカバーアルバムです。ロックのカバー曲をビッグバンドでスィングジャズにアレンジして歌っています。そういうカバーの仕方はありませんでしたから、狙いは悪くありませんが、ほとんど忘れ去られている存在ですから、これも全く売れていません。この後の作品リリースはありませんから、これが最新作になります。この後にも復活する事があるのかどうかは分かりません。

1. Tainted Love
2. Bennie and the Jets
3. Enter Sandman
4. Why Does It Always Rain on Me
5. Isn't It a Pity
6. The Boys of Summer
7. Lose Yourself
8. Hungry Heart
9. I'd Better Get My Coat
10. In the Ghetto
11. The Jean Gene
12. Walk on the Wild Side
13 White Christmas

ジャズのスタンダードをカバーするシンガーは何人かいますが、ロックの曲を完璧にスウィングジャズにして歌うと言う試みは初めてです。本当にジャズスタンダード曲のように聴こえます。アレンジも素晴らしいですが、歌い方も素晴らしいです。作品としては完成度が高いのですが、それが伝わるには知名度が無くなっていますから厳しいものです。

活動を続けるだけの財力が残っていればマイペースに好きな事をやっていけたでしょうが、才能があっても活動がままならないまま終わってしまうのはもったいない事だと思います。誰かが手を差し伸べなければ、この才能は埋もれたまま失われてしまうのでしょう。しかし、全盛期の歌は間違いなく残っていきますので、一時代を築いた栄光は残っていくと思います。

Tainted Love

[20150828]

Paul Young
(1998/07/14)
Paul Young

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97年のアルバムです。何とかメジャーレーベルと契約して創り上げたオリジナルアルバムです。内容はアイリッシュソウルになっています。多少は売り上げは盛り返しましたが、全盛期には及びません。既に忘れ去られた存在になっていますから、新作が出ても注目されなくなっていました。それでもアイリッシュソウルと言う自分らしいスタイルに辿り着いて素晴らしい作品に仕上げています。

1. Ball And Chain
2. I Wish You Love
3. Tularosa
4. Vanish
5. Hard Cargo
6. Say Goodbye
7. In A Dream Gone By
8. (You'd Better) Runaway
9. Across The Borderline
10. And Then There's You
11. It Was A Very Good Year
12. Window World

ケルトミュージックなど、ワールドミュージックが活気づいていましたので、狙いは悪くありません。アイリッシュトラッドのようなアレンジでソウルミュージックを歌う、ヴァンモリソンとは違った表現になっていますが、彼らしい表現が良くマッチしています。売り上げは思わしくありませんから、この後の活動がうまくいかず、ほぼ引退状態になってしまいます。良い音楽が売れない時代に入っていくのであります。

どこか懐かしいような雰囲気でありながら古くさく感じさせない、打ち込み無しの手作りの暖かみのある素晴らしい音楽になっています。狙いは悪くありませんから、この路線を続けていけば何とかなったと思いますが、一度落ちた人気はなかなか取り返すのが難しいのです歳とってゲイリームーアみたいな顔になっていますが、地味でも活動を続けて盛り返すのは難しい世界なのでした。

Ball And Chain
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[20150828]

Reflections
(1998/07/14)
Paul Young

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94年のアルバムです。マイナーレーベルに移籍してソウルミュージックのカバーアルバムになっています。彼のボーカルを活かす素晴らしい内容になっていますが、もうこの時点で過去の存在になってしまい、売り上げは格段に落ち込んでいってしまいます。ネオアコのようなアレンジで軽快なソウルミュージックを展開していますが、どこか音がチープです。特にシンセベースの音は最低です。お金がなかったんでしょうね。

1. Grazing in the Grass
2. Until You Come Back to Me
3. That's How Heartaches Are Made
4. Love Won't Let Me Wait
5. Just a Little Misunderstanding
6. Hey Girl Don't Bother Me
7. Baby Don't Change Your Mind
8. Reflections
9. Loves Like an Itching in My Heart
10. Ain't No Sunshine
11. Your Precious Love
12. More Love
13. Take Me in Your Arms and Love Me
14. Love Makes the World Go Around
15. Reach Out (I'll Be There)

カバーアルバムを出すようになればいよいよ末期になってしまっている証拠ですが、彼の場合は正にそうで、もう何もやる術が無くなっていたようです。これまでは優れたスタッフと創り上げていましたが、レーベルも変わり、お金も賭けられなくなってしまい、何をやってもうまくいかなくなってしまったら、もはや終わりに近づいてしまいます。どんなに優れたボーカリストであっても、それを表現する最良の形を見つけられなくなればどうしようもありません。

カバーアルバムも沢山ありますが、かなり渋い選曲になっています。渋いと言っても曲はポップなものばかりで、とても楽しい作品になっていますが、あまり知られていない曲を選択している所が渋いのです。まるで彼のオリジナル曲みたいに聴こえます。軽快なアレンジはいいアイデアだと思いますが、プリセット音に近いチープな音で打ち込んでいるので、素人が創ったみたいになっています。これによりほぼヒットチャートから遠い存在になっていきます。

That's How Heartaches Are Made
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[20150828]

The Crossing
(1998/07/14)
Paul Young

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93年のアルバムです。Don Wasなど、新しい感覚のプロデューサーを複数起用しています。スタイルとしてはやっと純粋なソウルアルバムになっています。やっと前評判通りのボーカルを堪能出来るような内容になっています。アレンジもフィリーソウルっぽい感じですが、90年代らしいアシッドジャズやネオアコっぽい雰囲気にアレンジされています。

1. Hope in a Hopeless World
2. Now I Know What Made Otis Blue
3. Bring Me Home
4. Heart Is a Lonely Hunter
5. Won't Look Back
6. Only Game in Town
7. Love Has No Pride
8. Down in Chinatown
9. Half a Step Away
10. Follow On
11. It Will Be You

基本はバンドグルーヴによるソウルミュージックですが、ドラムフィルにサンプリングを使うなど、完全なオーソドックスにしない所は彼らしい所でしょう。ロバートパーマーと並んで80年代から活躍しているブルーアイドソウルシンガーでありますが、やっとやりたい事をやっていますが、それに反比例して売り上げは急激に落ち込んでいきます。

旋律の無いリズム重視のヒップホップが主流になってくると、しっかりした歌ものは売れなくなっていきます。少数派ですが、その為歌ものを恋しがる傾向もありました。そうした少数派の欲求は満たしてくれます。90年代になってアナログな音も綺麗に録音出来る環境が進化して、生演奏の輪郭がくっきりしてくるようになっています。60年代のこもったような音から、70年代は鮮明な音に変わっていったように、80年代の嘘っぽいデジタルサウンドが90年代になってリアルな感じになっていきました。そうした鮮明でいてソリッドな素晴らしい音になっています。音楽も申し分ないです。名盤ですね。

Hope in a Hopeless World
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[20150827]

Other Voices
(1998/07/14)
Paul Young

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90年のアルバムです。Nile RodgersやPeter Wolfなど複数のプロデューサーを起用しています。まだまだ80年代サウンドしています。生演奏とサンプラーを使った打ち込み不思議な組み合わせで共存しています。まったく異質な音質が違和感を感じさせますが、何故かうまくまとまっているのです。彼のソウルフルな部分を全面に出した作風になっていて、これまでの中では一番歌を感じさせます。

1. Heaven Can Wait
2. Right About Now
3. Oh Girl
4. Little Bit Of Love
5. Stop On By
6. Our Time Has Come
7. Softly Whispering I Love You
8. Together
9. It's What She Didn't Say
10. Calling You

ソウルミュージックを80年代ならではのアレンジで再現するという主旨は貫かれていて、バンド色が強めなのは90年代に近くなっていると思いますが、やたらエレクトリックなギミックが入る所がこれまでのスタイルを継承しています。ブルーアイドソウルというホール&オーツを手本にしているからなのでしょう。ここまでは何とか売れていますが、やがて時代に埋もれてしまいます。ヒップホップが主流になって従来のソウルミュージックが古くさくなってしまうからです。

打ち込みを少なめにしていた方が方向性がはっきりしてよかったと言う印象です。複数のプロデューサーを使っているので統一感がいまいちなのです。それでも彼の歌唱力を遺憾なく発揮するようになっています。そうなると今までのファンが離れていくと言うのは皮肉な感じです。ある意味ニューウェイヴの衣を着たソウルシンガーでしたから、ニューウェイヴの衣を脱げば普通のシンガーになってしまいます。それでも素晴らしい歌声ですから、それだけで勝負する方向性を見いだすのが生き残れる道だったと思います。

Heaven Can Wait
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[20150826]

Between Two Fires
(1998/07/14)
Paul Young

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86年のアルバムです。プロデュースとエンジニアにHugh Padghamを起用。これまでのテクノなアレンジから80年代ポップスらしいサウンドになっています。ソウルシンガーとしての力量を存分に発揮するようになっていますが、それでも80年代ならではのスタイルにこだわっています。これまでと雰囲気は違いますが、それでも彼の歌は唯一無二なので、それほど違和感は感じません。

1. Some People
2. Wonderland
3. War Games
4. In The Long Run
5. Wasting My Time
6. Prisoner Of Conscience
7. Why Does A Man Have To Be Strong?
8. Certain Passion
9. Between Two Fires
10. Wedding Day
11. Steps To Go
12. Wonderland (12" Milan Mix)
13. Matter Of Fact
14. Some People (New York Mix)
15. Why Does A Man Have To Be Strong? (Extended Mix)
16. Trying To Guess The Rest

Wonderland、Some People、Why Does a Man Have to Be Strong?とシングルカットしていますが、これまでほどのヒットには至っていません。それでもまだまだ人気は衰えていません。Hugh Padghamの音処理はメリハリが効いていて、リバーブ処理が絶妙です。余分な残響音は見事にカットして滑らかです。これまでのテクノなアレンジはリバーブたっぷりでしたからすっくりした感じがします。

曲はそれほどソウルフルでは無く、イギリスらしいポップソングになっています。それでも彼が歌うとソウルっぽくなります。まだ売れる為の曲を歌っている感じで、本当の力は全て発揮していないようにも感じます。ただ、この適度に控えめな感じが彼の特長でもあるのかもしれません。思いっきり80年代サウンドですが、軽薄な感じがしないのは、アレンジも含めて音処理の巧妙さだと思います。

Some People
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[20150825]

The Secret of Association
(1998/07/14)
Paul Young

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85年のアルバムです。彼の最大のヒット作であり、代表作です。ホール&オーツのEvery Time You Go Awayをカバーして大ヒットさせました。エレクトリックシタール風のイントロはフィリーソウルへのオマージュになっています。ホール&オーツはシングルカットしていませんので、ポールの曲だと思っている人も多い事でしょう。

1. Bite The Hand That Feeds You
2. Every Time You Go Away
3. I'm Gonna Tear Your Playhouse Down
4. Standing On The Edge
5. Soldier's Things
6. Everything Must Change
7. Tomb Of Memories
8. One Step Forward
9. Hot Fun
10. This Means Anything
11. I Was In Chains

全体的にはファースト同様、テクノとソウルミュージックの融合になっています。ポールも遠慮なく思いっきりソウルフルに歌うようになっています。ソウル系シンガーの評価が高まった事で、ソウル色を全面に出しても売れると判断されたのでしょう。トムウェイツのSoldier's Thingsをカバーしたり、シンガーとしての能力を存分に発揮しながらも、テクノなアレンジも凝りまくっています。歌もアレンジも絶妙でありながらヒットすると言う恵まれた作品になっています。

ソウルミュージックが好きだと言う事をカミングアウトするロックミュージシャンが続出して、ソウルリバイバル、後にネオアコへと発展していく流れの中で、彼の存在は大きかったと思います。パンクの後の音楽として通用する事を示したのです。そうしたタイミングが重なって出来上がった名盤だと思います。軽くもなく、重くもなく、これこそがポップスの醍醐味だと思います。

Bite The Hand That Feeds You
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[20150824]

No Parlez
(1998/07/14)
Paul Young

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ポールヤングの83年のデビューアルバムです。80年代はソウルミュージックが重宝されてブルーアイドソウルリバイバルが興ります。ポストパンクとしてソウルミュージックのダンサブルでポップな雰囲気が好まれたのです。そのブルーアイドソウルの代表格としてポールヤングの活躍が一役買っています。Laurie Lathamのプロデュースにより、テクノ、ニューロマンティック風の80年代サウンドのアレンジにソウルフルな彼の歌が自然に交わっています。

1. Come Back And Stay
2. Love Will Tear Us Apart
3. Wherever I Lay My Hat (That's My Home)
4. Ku Ku Kurama
5. No Parlez
6. Love Of The Common People
7. Oh Woman
8. Iron Out The Rough Spots
9. Broken Man
10. Tender Trap
11. Sex

サウンドだけ聴くと普通に80年代ポップスなのですが、軽くハスキーな彼の歌声はソウルシンガーのようです。彼もソウルミュージックをストレートに歌いたかったはずですが、ストレート過ぎると売れません。ですからこうしたテクノっぽいアレンジになっています。MTVも利用して歌唱力のある新人シンガーとして最初からヒットを飛ばしていきます。イギリスでは70年代からブルーアイドソウルを標榜するシンガーが眠っていました。ロバートパーマーもそうですが、そうした実力者達が80年代になって報われていく事になります。

ロックファンからすればすぐには、それほど魅力的なシンガーだとは気づきにくいのですが、玄人の人達から絶賛された事もあり、注目度が高まっていきます。曲も80年代ポップスらしい、ヒット性のある曲ばかりで、コード進行はオーソドックスでもテクノっぽいアレンジにするだけでソウルミュージックというより、ニューウェイヴ系の音楽に様変わりしています。これだけなら普通のニューウェイヴになりますが、ソウルフルなボーカルが加わる事で、ヘタウマニューウェイヴとは違った魅力が生まれています。

Full Album
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[20150823]

After Dark
(1998/07/14)
Bobby Caldwell

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2014年のアルバムです。又してもジャズスタンダードのカバーアルバムです。これまではジャズオーケストラをバックにしていましたが、今回はビッグバンドスタイルのアレンジになっています。ジャズオーケストラはストリングスが主体でしたが、ビッグバンドはホーンセクションが中心になっています。これが現在までの最新作であります。

1. FOLLOW ME
2. I ONLY HAVE EYES FOR YOU
3. THE MOST BEAUTIFUL GIRL IN THE WORLD
4. TOO MARVELOUS FOR WORDS
5. I'VE GOT A CRUSH ON YOU
6. PLEASE BE KIND
7. SATURDAY NIGHT (IS THE LONELIEST NIGHT OF THE WEEK)
8. WHAT YOU WON'T DO FOR LOVE [AFTER DARK]
9. MY KIND OF TOWN (CHICAGO IS)
10. IN THE WEE SMALL HOURS OF THE MORNING
11. FLY ME TO THE MOON
12. WITHOUT A SONG
13. YELLOW DAYS
14. COME FLY WITH ME
15. YOU MAKE ME FEEL SO YOUNG

フランクシナトラのカバーが多いですが、自身の曲のカバーもあります。フランクシナトラの時代はビッグバンドが主役で、その楽団にシンガーとして入団する事がスターへの道でした。楽器も高価だったので、楽器を演奏するすると言うだけでも選ばれた人に限られていました。現在では誰でも演奏するチャンスがありますし、パソコンを使えば一人でバンドを構成する事も可能です。

しかし、シンガーという職業だけはいつの時代でも特別です。ヘタウマというのも有りですが、人を魅了出来るシンガーは現在でも限られた人だけの才能です。ボビーにはその才能がありますから、カバーアルバムでも充分人を魅了出来ます。音楽と言うのは人それぞれの好みがあり、どれがいいと言うのは決まっていません。しかし、誰が聴いても良い音楽は共通だと思います。時代を超えて生き残れるのはそうした音楽だけだと思います。ジャズスタンダードはそうして現在までも生き残っているのです。

I ONLY HAVE EYES FOR YOU
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[20150822]

House of Cards
(1998/07/14)
Bobby Caldwell

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2012年のアルバムです。前作からは7年のインターバルがありますが、忘れた頃に作品を出すようになりました。オリジナル作品でありますが、いつも通りの内容になっています。ラテンのリズムを取り入れるようになったのが最近の傾向であり、この同じような作風でも、これだけの水準をいつも創り出せると言うのは凄い事だと思います。コード進行が決まればいくらでも旋律が生まれてくるんでしょう。

1. Game On
2. Blue
3. Dance With Me
4. It's all Coming Back to Me Now
5. Heart's on Fire
6. One of Those Nights
7. Dear Blues
8. Dinah (Diamond in the Rough)
9. What About Me
10. Mazatlan

アレンジは全く進歩していません。音色もプリセット音をそのまま使っているような印象があります。音色にはこだわらない、アレンジもこだわらない、ただやれる事だけをやる。コンポーザーとしては一流だと思います。シンガーとしても一流だと思います。しかし、それ以外の事が欠けているとしか思えません。もっと違う感性を持ったブレインがいた方が良かったのではと思います。

そうなると面白い音楽を創れていたと思いますが、そうなると日本での人気も無くなってくるのか、難しい所ですが、同じ事を繰り返すのはもったいない事だと思ってしまうのは私だけでしょうか。もうベテランですから好きな事をやっていいのですが、これしか出来ないから、好きな事をやっても同じ事を繰り返してしまう。だからこそジャズスタンダードのカバーアルバムを創っていたのかと思いますが、それによって新しい刺激を受けるとか、新しい発想が生まれるとか、そういうひらめきとは無縁の人なのかもしれません。

Game On
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[20150822]

Perfect Island Nights
(1998/07/14)
Bobby Caldwell

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2005年のアルバムです。大分ブランクがありましたが、久しぶりのオリジナル作品になります。昔と変わりのないA.O.R.作品になっていますが、変わりがないというより、これしか出来ないと言った方がいいのかもしれません。アレンジも80年代の時のままで、アレンジを組み替える何て発想は全く無いようです。

1. In The Afterlife
2. Crazy for Your Love
3. Donna
4. Where Is The Love - (with Deniece Williams)
5. Perfect Island Night
6. Our Day Will Come
7. I Need Your Love
8. Can't Get Over You
9. Call Me Up
10. Extra Mile
11. Rain
12. Sukiyaki

このスタイルでの彼の作曲能力は天性のもので、ワンパターンですが、まったくブレる事無く良い曲を書きます。21世紀は流行は全くありませんから、何でもありの時代です。ですから、こうした音楽も一回りして新鮮なのかもしれませんが、ジャズスタンダードのカバー作品よりは反応が悪いです。サウンド処理も80年代のままですから、こうした音楽もある意味スタンダード化してしまっていると思います。

ラテンのリズムを取り入れたりしていますが、それすらもはやオーソドックスな手法であります。いい曲を書いていますが、これしか出来ないという事なのでしょう。これしか出来ないと言うのも才能ですから、好きな人が楽しめばいいと思います。ブレがないからハズレもありません。思っている通りの音楽が聴けます。最近はそうした予測出来る音楽が好まれていますから、特に日本向きなのだと思います。

In The Afterlife
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[20150822]

Come Rain or Come Shine
(1998/07/14)
Bobby Caldwell

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99年のアルバムです。再びジャズスタンダードのカバーアルバムになっています。内容は前作とほとんど同じです。ジャズオーケストラをバックに気持ちよく歌っています。ベストアルバムを出したり、カバーアルバムを出したり、この時期はコンポーザーと言うよりもシンガーに徹しています。

1. Come Rain Or Come Shine
2. Old Devil Moon
3. Day In Day Out
4. I'll Be Around
5. Indian Summer
6. (I've Got You) Under My Skin
7. Guess I'll Hang My Tears Out To Dry
8. The Best Is Yet To Come
9. Beyond The Sea
10. April Moon 3:2
11. I've Got the World On a String
12. Ill Wind
13. Come To Me

白人によるジャズスタンダードはそのままアメリカンポップスへと繋がっていくものですから、シンガーとしてはこうした曲へ挑戦する気持ちは分かります。ロッドスチュアートも歳を取ってからはジャズスタンダードばかり歌っています。ブルースをルーツとするミュージシャンは多いかもしれませんが、シンガーにとってはジャズスタンダードもルーツの一つとなるのでしょう。日本では分からないかもしれませんが、彼らにとっては憧れの音楽なのだと思います。

ボビーの歌声がこれらの曲にぴったり合っていると言うのもあって、アメリカでは好評になっていますから、この路線に変換してもしょうがない事でしょう。A.O.R.時代とはかなり雰囲気が違いますが、これも彼の魅力なのです。この頃はデヴァインコメディーなども登場していますから、若い人にとってもポップスに飽きている人にとっても新鮮な響きだと思います。

Come Rain or Come Shine
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[20150822]

Blue Condition
(1998/07/14)
Bobby Caldwell

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96年のアルバムです。今回は完全にジャズのスタンダードのカバーアルバムになっています。しかもジャズオーケストラをバックに歌っていますので、大きなアレンジの変化はありません。純粋にジャズスタンダードを楽しんで歌っています。しかも白人が歌うジャズスタンダード曲を選んでいますので、もてもムーディーで、これも都会の夜が似合う音楽になっています。

1. Street Of Dreams
2. You Go To My Head
3. Angel Eyes
4. Don't Worry 'Bout Me
5. Beyond The Sea
6. I Concentrate On You
7. All The Way
8. Stuck On You
9. I Get A Kick Out Of You
10. Tomorrow
11. The Girl I Dream About
12. Smile

これまでモダンなアレンジにカバーする事がありましたが、原曲を損なわないストレートなカバーになっていますので、ボビーはボーカリストに徹しています。アメリカでは好評でしたが、こうなると日本では売れなくなってきます。立場が逆転しました。ソウルシンガーとしての歌唱よりもジャズを歌うにはぴったりの声だと思います。あまり黒人っぽさは感じられませんので、ブルーアイドジャズになっています。

本場アメリカではヒップホップが主流になってジャズを演奏する若者が減ってきます。その為、ジャズは観光客相手に演奏される事が多くなり、実質死に絶えてしまっているのが現状です。そうした中で、再びジャズにスポットを与えるような動きが90年代には少なからずありました。ジャズによって新しい開拓を興すような動きは無くなりますが、こうしてジャズの魅力を伝える作品を創る事も意義があると思います。

Street Of Dreams
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[20150821]

Soul Survivor
(1998/07/14)
Bobby Caldwell

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95年のアルバムです。カバー曲とオリジナル曲が半々で構成されています。カバー曲も彼流のアレンジに生まれ変わっていて、全体を通して統一された雰囲気になっています。それにしてもいつまでたってもそのスタイルを変えていません。まだ80年代のままです。音色も80年代のままです。曲の作り方は変える必要は無いと思いますが、音色くらい工夫して欲しいと思いますが、そこは無頓着みたいです。

1. Walk on By
2. I Give In
3. Don't Ask My Neighbor
4. Your Precious Love
5. Show Me
6. At Last
7. Back in the Fire
8. Promise
9. Until You Come Back to Me
10. Let It Be Me

サンプラーの使い方も既成の楽器を模倣する音色を使っています。そういう使い方も出来ますが、90年代はそういう時代ではありません。既成には存在しないような楽器の音を出す時代でしたから、あまりにも安易な使い方になっています。まだマルチサンプリングのようにリアルな音ではありませんから、とてもチープな感じがします。音は綺麗ですが、これは80年代の音です。

あくまでも彼の場合はいかに良い曲を書くか、そして歌こそが主役であり、アレンジは完成されたものですが、時代遅れなのが分かっていないようです。これを一度崩してから再構築するくらいの工夫が要求されていた時代のはずですが、そこは全く気にしていません。それでもファンがいますから、これで良いのでしょう。バブルの頃から変わっていない音楽として楽しむ事は出来ると思います。

Walk on By
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[20150821]

Where is Love
(1998/07/14)
Bobby Caldwell

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93年のアルバムです。前作でのジャズ色が受けていたので、よりジャズっぽい感じを強めています。ジャズミュージシャンでもスムーズジャズというスタイルを演奏する人が増えていましたので、そのスタイルを取り入れる形になっています。サンプラーが多用されていて、彼の作品にしては珍しい打ち込みっぽい雰囲気が全体的に漂っています。

1. Where Is Love
2. Once Upon A Time
3. One Love
4. Don't Worry 'Bout Me
5. Love Lite
6. Shape I'm In
7. Carrie Anne (You'll Never Know)
8. Never Take A Chance
9. Trying Times
10. Rina
11. I Get A Kick Out Of You

アメリカでやっと売れるようになりましたが、日本では徐々に忘れ去られていくようになりました。バブルがはじけたのです。こうしたおしゃれな音楽の需要が減ってきたのです。トータルして考えると、彼には常に支えてくれるファンがいて、デビューしてからずっと活動を続けられる環境を与え続けていた事になります。そういう意味では恵まれていました。

基本的なアレンジの考え方は80年代から変わっていません。時代遅れな感じもしますが、スムーズジャズとして考えると新しい捉え方をされていたようです。彼の魅力は洗練された曲作りであり、その甘い声です。それだけでも需要があるのです。ジャズのカバーは白人によるジャズであり、ブルーアイドソウルのジャズ版になっています。サンプラーの音源の使い方がチープですが、それでも雰囲気作りに役立っていますから面白いものです。

Where Is Love
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[20150821]

Stuck on You
(1998/07/14)
Bobby Caldwell

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91年のアルバムです。やっとアメリカでも流通出来る環境が整い、アメリカでもヒットしました。日本ではSolid Groundというタイトルで発売されています。まだ80年代的なアレンジですが、生演奏主体だったので、90年代でも通用するスタイルになっています。ジャズ色が強く出るようになって、スムーズジャズと言う言われ方をするようになりました。この頃になるとA.O.R.なんて呼称は私語になっていたのです。

1. Don't Lead Me On
2. Stuck On You
3. Cry
4. Janet
5. Without Your Love
6. Promised Land
7. Don't Give Me Bad News
8. Solid Ground
9. Back To You
10. Every Man

基本はライトフュージョンによるポップな歌ものでありますので、その流れでジャズ的な雰囲気を出しても自然な流れになっています。コンポーザーとしては多くのヒット曲を出していましたので、アメリカでもそれなりに知名度はあります。それがやっとしっかりとしたプロモートをしてもらえるようになり、彼自身の作品も売れるようになりました。日本での人気も衰える事はありません。

曲がいいので、時代の流れが変わっても親しみ易い作品になっています。90年代はジャズが見直されていた時代でもあり、スムーズジャズという新しいジャンルも確立され、それに近い感じの雰囲気を持っていた彼の音楽も受け入れられていました。基本的には80年代と変わっていませんが、少し雰囲気を変えただけで90年代でも通用する音楽になっています。

Don't Lead Me On
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[20150821]

Heart of Mine
(1998/07/14)
Bobby Caldwell

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88年のアルバムです。やはり日本だけですけど爆発的なヒットとなりました。今回はA.O.R.バラードに特化した作品になっています。これまで作品によって微妙に方向性を変えていましたが、今回は素直にA.O.R.らしい作風に仕上げています。これは日本のファンが求めているものであって、これまでの彼のスタイルを集大成して確立させた名作になっています。

1. Heart Of Mine
2. Real Thing
3. Next Time (I Fall)
4. All Or Nothing At All
5. Saying It's Over
6. In The Name Of Love
7. Even Now
8. First Time
9. Stay With Me
10. China

A.O.R.というジャンルも曖昧ではありますが、その代表作とも呼べる内容になっています。ライトフュージョンとニューソウルがいい感じで融合していてポップである事、そして都会的でロマンティックな音楽、おしゃれだし、洗練された大人の音楽であります。そういう意味で非の打ち所の無い内容になっています。デヴィッドフォスター的なコード進行と旋律、どこをとっても完璧です。

これまでは様々な要素を取り込んで、ある意味素直ではありませんでしたが、かなりシンプルに素直にA.O.R.としてのスタイルを全うしています。故に日本では大ヒットとなりました。アメリカでは後に再評価されますが、プロモーションの関係であまり売れていません。シカゴが売れて、これが売れないと言う事がおかしい事であり、プロモーションが大事かがよく分かります。それでも作品としては完璧であり、これこそがA.O.R.サウンドだと言えるくらい見事な名盤です。

Heart Of Mine
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[20150820]

August Moon
(1998/07/14)
Bobby Caldwell

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84年のアルバムです。当時はイタリアと日本でしかリリースされていませんでしたが、日本では大ヒットしています。スタイルはニューウェイヴ色が強くなっていて、A.O.R.感覚からポップ色が強くなっています。TOTO的なアレンジの延長にあると思います。その為ソウル色はかなり薄れています。彼も売れる為に必死だったのでしょうが、アメリカでのリリースはかないませんでした。

1. Sherry
2. She Loves My Car
3. Fraulein
4. She Does It Better
5. Cover Girl
6. Loaded Gun
7. Class Of 69
8. Saying Goodnight
9. Once You Give In
10. Never Loved Before

これも又80年代らしい作品です。どちらかと言うとスーパートランプのような感じと、スティーリーダン的な感じが入り交じっています。これもA.O.R.が80年代サウンドを取り込んだ結果なのでしょう。スティーリーダンがより難解に進んでいるのとは反対にシンプルでポップであろうとしています。それがちょうどいい感じで日本では受けていたのです。

アメリカでも売れるだけの内容になっていますが、レコード会社との契約が結べないと売り出してもらえません。この時代は我慢の時代でありますが、日本ではバカ売れしていますので、それで活動を続けられています。TOTOが好きな人にはお勧めです。スティーリーダンの初期の頃のポップな感じがしますので、そうしたファンにも受けると思います。音楽的には良く出来ていますから、後はプロモートの仕方なのですが、本国アメリカではほとんどプロモートしてもらえていない時期であります。

She Loves My Car
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[20150819]

Carry On
(1998/07/14)
Bobby Caldwell

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82年のアルバムです。バックにはTOTOのメンバーなどが参加していて、A.O.R.色が強くなっています。レゲエのリズムを取り入れたりと、複雑なアレンジですが、ポップに仕上げているところが日本では受けていました。バブルを飾るには相応しいおしゃれでゴージャスなアレンジ。アメリカでは復活出来ていませんが、この頃は日本のファンが彼を支えていました。

1. All Of My Love
2. Sunny Hills
3. Loving You
4. Words
5. Catwalk
6. Jamaica
7. You Belong To Me
8. Carry On

日本で言えば山下達郎辺りが売れていましたので、同じくくりで売れていました。ライトフュージョンが好きな人には受けるサウンドです。ソウルフルな部分もありますが、かなり洗練されているのでブラックミュージックというイメージはありません。あえて言うならブルーアイドソウルなのです。一般的な80年代サウンドではありませんが、こうしたスタイルも確かに80年代の音楽なのです。

ブラコン好きな人にとっては、あまりアクがありませんのでBGMとしても聴かれていましたが、ただ聴き流す訳にはいかないほど巧妙なアレンジになっています。音数は分散していて、シンプルに聴こえますが、かなりの音色が立体的に絡み合っています。当時のデジタルシンセの使い方としてはとても優れている使い方になっています。打ち込みではなくてもこれだけ気のきいたアレンジが創れている所が大変参考になります。

Sunny Hills
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[20150818]

Cat in the Hat
(1998/07/14)
Bobby Caldwell

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80年のアルバムです。順調なデビューを飾りましたが、レコード会社が倒産すると言うアクシデントがあり、これ以降アメリカでは鳴かず飛ばずの活動となります。しかし、日本でついた人気は消える事無く、これ以降も彼の作品はヒットしていきます。何と言ってもバブルの80年代を飾るには相応しいおしゃれな音楽ですから、日本では需要が沢山あったのです。

1. Coming Down From Love
2. Wrong Or Right
3. To Know What You've Got
4. You Promised Me
5. It's Over
6. Open Your Eyes
7. Mother Of Creation
8. I Don't Want To Lose Your Love

時はA.O.R.からブラコン、ブラックコンテンポラリーの時代になり、彼もそのスタイルで曲を書くようになっていきます。この二つは連続しているものですが、ブラコンはよりソウル色が強くなっています。A.O.R.はどちらかと言うとポップス感覚でまとめられていましたが、ソウル色が強くなった事でディスコでもヒットするようになっていきます。どちらも都会的な音楽です。

ブラコンの方はどちらかと言うと夜のイメージが強いです。セクシャルになっているのです。このアルバムではまだそこまではいっていませんが、夜にも相応しい音楽になっています。フュージョンという考え方から様々な要素を混ぜ合わせて曲を創っていますので、いろんな音楽性が隠れていますが、それを気づかせないくらいにおしゃれにアレンジしているのがA.O.R.です。シンプルにまとめるという一番センスが必要とされる感性が大事なのです。

Coming Down From Love
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[20150817]

Bobby Caldwell
(1998/07/14)
Bobby Caldwell

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Bobby Caldwellの78年のデビューアルバムです。彼もブルーアイドソウルというくくりですが、ソウルと言うより、時代的にブラコンです。当時はボズスキャッグスの活躍によりA.O.Rというジャンルが確立されていきます。彼のデビューがちょうどこの時でしたから、A.O.R.の新旗手として大変注目されました。既にファーストからその音楽性は確立されていて、すぐに大ヒットとなりました。

1. Special To Me
2. My Flame
3. Love Won't Wait
4. Can't Say Goodbye
5. Come To Me
6. What You Won't Do For Love
7. Kalimba Song
8. Take Me Back To Then
9. Down For The Third Time

当時はクロスオーバー、ライトフュージョンが流行っていて、それとソウルミュージックを融合させてこのA.O.R.サウンドが出来上がりました。フュージョンではどうしてもテンション系のコードが使用されている為に、こうしたおしゃれなサウンドになってしまいます。私は20代の頃にフュージョンのアレンジでハードロックが出来ないものかと試行錯誤していましたが、なかなかうまくいきませんでした。どうしても歌がハードロックにならないのです。

フュージョンのテンションコード、16ビート、ファンク、ソウルのダンサブルなリズム、ニューソウルの系譜、その結果、おしゃれな音楽に仕上がります。バブルを迎えようかというアメリカではステータスのように人気となり、日本でも大いにヒットしていきました。その人気に拍車をかけたのが彼でした。ファーストから既に熟成されています。

Special To Me
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[20150816]

Faithful
(1998/07/14)
Dusty Springfield

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2015年にリリースされた作品ですが、レコーディングは71年のもので、当時のシングルが不調だった為にAtlantic Recordsがお蔵入りにしていたアルバムをJeff Barryの手によって作品としてまとめ直したアルバムです。既にCDのボーナストラックとして知られている曲ですが、アルバムとして一つの作品としてリリースされた事で彼女への追悼の意も込められています。

1. I’LL BE FAITHFUL
2. LIVE HERE WITH YOU
3. HAUNTED
4. SOMEONE WHO CARES
5. MAKE IT WITH YOU
6. LOVE SHINE DOWN
7. I BELIEVE IN YOU
8. Have A Good Life Baby
9. NATCHEZ TRACE
10. ALL THE KING’S HORSES
11. YOU’VE GOT A FRIEND
12. I FOUND MY WAY THROUGH THE DARKNESS
13. NOTHING IS FOREVER

当時はフィリーソウル系からサザンソウルへ行き来していた頃で、そうしたサウンドの曲になっています。当時の彼女は絶好調で、素晴らしい作品を残していますが、人気が落ちていた事もあって売り上げが思わしくありませんでした。その為、このアルバムは没になっていたのです。しかしこれだけ素晴らしい曲をお蔵入りにするのはもったいないので、これまではボーナストラックとして紹介されていました。

フィリーソウル系と言う事で、レアグルーヴ作品としての性格性を持たせています。しかし、一番の魅力は彼女の歌声であり、それが陽の目を浴びた事で、彼女への再評価となればと思います。演奏もアレンジも彼女の歌も、どれも一流のものでしか表現出来ない境地に達しています。イギリスでは評価の高いシンガーでありましたが、もっと世界中で評価されるべき偉大なる女性シンガーでありました。

I’LL BE FAITHFUL
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[20150816]

A Very Fine Love
(1998/07/14)
Dusty Springfield

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95年のアルバムです。前作で再び人気が出た事で、今度は自分らしいスタイルの歌を聴かせる作品に仕上げています。それでも再び脚光を浴びた事で、この作品もまずまずのヒットとなりました。この後、99年に乳癌で亡くなってしまうので、これが彼女の遺作となりました。打ち込みは無しで、彼女にとってはオーソドックスなスタイルで彼女らしい作品に仕上げています。

1. Roll Away
2. Fine, Fine, Very Fine Love
3. Wherever Would I Be
4. Go Easy On Me
5. You Are The Strom
6. I Can't Help The Way I Don't Feel
7. All I Have To Offer You Is Love
8. Lovin' Proof
9. Old Habits Die Hard
10. Where Is A Woman To Go

複数のゲストとのデュエットも聴きもので、Daryl Hall 、Mary Chapin Carpenter 、K.T. Oslinとのデュットを実現しています。バックコーラスも重厚になっていて、ゴスペル調のコーラスがいいアクセントになっています。ソウルミュージックと言っても、ブルーアイドソウル、あくまでも白人の解釈による洗練されたソウルミュージックを得意として彼女らしい内容になっています。

全盛期ほどの声は出ていませんが、人気が蘇った事で、生涯を通してシンガーとしての人生を全うしました。どちらかと言うとポップシンガーとしてのイメージが強いのですが、ソウルシンガーとしての技量も卓越しており、テクノっぽい作品を除いては、どれもセンスの良いものばかり残しています。ポップス、ロックの歴史の中でも忘れては行けない偉大なるシンガーであります。

Roll Away
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[20150816]

Reputation
(1998/07/14)
Dusty Springfield

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90年のアルバムです。彼女のファンだったPet Shop Boysが彼女に再びスポット当てさせました。Pet Shop Boysも80年代に売れていましたが、しばらく停滞、90年代に再びテクノブームがきて復活しています。テクノとDusty Springfieldの融合。80年代にやっていましたが、今回は90年代のユーロビートっぽいテクノ、サンプラーなど、打ち込みが主流になっていて、PVも創っていますので、再ブレークしました。

1. Reputation
2. Send It To Me
3. Arrested By You
4. Time Waits For No One
5. Born This Way
6. In Private
7. Daydreaming
8. Nothing Has Been Proved
9. I Want To Stay Here
10. Occupy Your Mind

もう彼女の名前など忘れ去られていた頃に復活した事によって、生涯彼女はシンガーを全うする事が出来ました。Pet Shop Boys効果と言えるでしょう。Pet Shop Boysのスタイルも決して新しいものではありませんでした。しかしヒップホップ以降、再びダンスシーンが活発化して、様々なジャンルが生まれていきます。テクノなどはアメリカよりもヨーロッパ圏で支持され、ディスコからクラブに呼び名が変わっていきます。

音楽的には得に新しさは感じられません。それでもこれが売れる環境があったのです。ダンス系はインスト曲が多く、ベテランシンガーを起用する事で歌ものとしても通用するような曲がいくつかありました。この場合もそのパターンです。ベテランの彼女がテクノをバックに歌うと言うのが斬新だったのです。歌唱力も衰えていますが、それでも売れれば再び活動が出来るのです。

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