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[20141031]

UltraUltra
(2013/08/13)
Depeche Mode

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97年のアルバムです。前作の大成功で一気にビッグネームの仲間入りを果たしましたが、バンド内はメンバーの自殺未遂、ドラッグ依存など、様々な問題に直面していました。それでも音楽面ではビッグビートを取り入れた90年代らしい内容になっています。プロデュースはTim Simenonで、ギターもサンプリングでなく、生演奏で録音されています。BJ Coleがスチールギターで参加していたり、ロック色が強くなっています。

1. Barrel of a Gun
2. The Love Thieves
3. Home
4. It's No Good
5. Uselink
6. Useless
7. Sister of Night
8. Jazz Thieves
9. Freestate
10. The Bottom Line
11. Insight
12. Junior Painkiller

前作に近い売り上げで、Barrel of a Gun、It's No Good、HomeとUselessの4曲のシングルヒットを生み出しています。ハウス的な手法でデジタル感も満載ですが、生演奏の部分もミックスされて、より歌を主役に添えたアレンジになっています。時代はダウナー全盛期でありますが、元祖である彼らもゆうつな感じを出していますが、洗練された優雅さもともなっています。

日本ではそれほど人気は出ませんでしたが、それなりに売れています。90年代らしくなってはいますが、少し流行遅れな感じもあって、斬新さはありませんが、音楽的な完成度は更に増しています。70年代はアナログモノシンセだったからこそのピコピコサウンドでしたが、コンピューター制御される時代になって、このスタイルは自然な流れだと思います。

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[20141030]

Songs of Faith & DevotionSongs of Faith & Devotion
(1993/03/23)
Depeche Mode

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93年のアルバムです。前作同様Floodがプロデュースに参加していますが、サウンドが大きく変わっています。やっと80年代の手法をぬぐい去って90年代に適応しようとしています。もはやテクノの雰囲気は無く、普通のポップロックになっています。音源が完全にデジタルの最新版を使用しているので、これまでとは全く違う雰囲気になっています。そういう事も合って、このアルバムは世界的に大ヒットとなりました。

1. I Feel You
2. Walking In My Shoes
3. Condemnation
4. Mercy In You
5. Judas
6. In Your Room
7. Get Right With Me
8. Rush
9. One Caress
10. Higher Love

U2やエコバニのようなネオサイケの流れを汲むサウンドになっています。歌詞も、曲も全てに熟成された完成度を誇っています。I Feel You、Walking in My Shoes、CondemnationとIn Your Roomの4曲のシングルヒットを生み出し、世界各地でNO.1の記録を出しています。日本でも売れました。どちらかと言うと時代的にオルタナに近い感じですが、イギリス独特のサウンドであり、この仰々しくて感情的な歌が当時は流行っていました。

最新のデジタル環境で制作されていますが、90年代テクノ方面にはいかず、普通にポップロックの曲調になっています。シンセよりも歌が主役になっていましたが、それがより顕著になった形で、テクノに特化したサウンドが引っ込んだ事で大ヒットに結びついたとしたら皮肉な事です。機械的なテクノから人間味溢れる音楽になっています。彼らに無縁だった黒人音楽の要素も感じられます。

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[20141029]

ViolatorViolator
(2013/08/13)
Depeche Mode

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90年のアルバムです。プロデュースはU2でもお馴染みのFlood。基本的な構造は変わっていませんが、デジタル処理されているので、細かなニュアンスが明瞭に伝わってきます。元々80年代ポップスにはなっていませんでしたが、80年代を代表するバンドであり、80年代のスタイルをそのまま受け継いでいます。新しい時代になっても、その独創的な作風は色褪せていません。

1. World in My Eyes
2. Sweetest Perfection
3. Personal Jesus
4. Halo
5. Waiting for the Night
6. Enjoy the Silence
7. Policy of Truth
8. Blue Dress
9. Clean

歌が中心の楽曲になっているので、Personal Jesus、Enjoy the Silence、Policy of TruthとWorld in My Eyesの4曲のシングルヒットを生み出しています。バンドとしては絶頂期を迎えていますが、日本では過去のバンドになりつつありました。コアなファンには高い支持を持っていますが、一般的には80年代に活躍したバンドは90年代には、よっぽど新しい事をやらない限り注目されなくなっていきます。

曲の完成度はまだまだ高まっていますが、それでもテクノポップ的な感覚は残されています。これは90年代テクノにも影響を与えているので、90年代になっても彼らの手法は微妙にシンクロしています。サンプリングミュージックもデジタルレコーディングによってより高度なミキシングが可能になっているので、音の一つ一つが際立って聴こえます。装飾音も多いですが、無駄に感じる音はありません。全てが程よく計算された繊細な音楽です。

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[20141028]

Music for the MassesMusic for the Masses
(2013/08/13)
Depeche Mode

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87年のアルバムです。より音楽性を高めて進化した作品になっています。当時大ヒットしていたのがTears For Fearsで、そのエンジニアを務めていたDavid Bascombeをプロデューススタッフに招き入れています。いつものようにサンプリングをシンセサイザーで創られていますが、音楽的に進化する事で、普通のシンセポップに近づいてしまっているようですが、その完成度は群を抜いています。

1. Never Let Me Down Again
2. The Things You Said
3. Strangelove
4. Sacred
5. Little 15
6. Behind the Wheel
7. I Want You Now
8. To Have and to Hold
9. Nothing
10. Pimpf

Strangelove、Never Let Me Down Again、Behind the WheelとLittle 15の4曲をシングルヒットさせて、アルバムとしても大成功となっています。はしゃいでいない80年代ポップスと言う感じです。このバンドはヨーロッパ的と言いますが、80年代の要素であるファンクのはねた感じを出さない所が特長で、ダンスナンバー風の曲も極力はねさせないリズムになっています。

これまではシンセサウンドの方が主役のようなミキシングでしたが、ここでは歌を主役にして、シンセは少し脇役という普通のミックスになっていますので、普通の80年代ポップスに聴こえますが、やっている事はいつもと同じです。それでもこの事によって敷居が低くなって、より一般的に受け入れられ易くなり、ヒットに結びついています。David Bascombeの功績はボーカルの処理だと思います。これまでに無いくらいに色気が出て存在感を増しています。

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[20141027]

Black CelebrationBlack Celebration
(2013/08/13)
Depeche Mode

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86年のアルバムです。より官能的になった、彼らの音楽性をより高めた作品になっています。退廃的でメカニカルなサウンド、そこに情緒的な切なさ、情念などを織り込んだより完成度の高いサウンドを創り上げています。歌詞の面でもよりディープな世界を表現して、後のダウナー系の手本となるような内容になっています。

1. Black Celebration
2. Fly On the Windscreen (Final)
3. A Question of Lust (Minimal)
4. Sometimes
5. It Doesn't Matter Two
6. A Question of Time
7. Stripped
8. Here Is the House
9. World Full of Nothing
10. Dressed in Black
11. New Dress

MTVにも頻繁にオンエアされるようになり、Stripped、A Question of Lust、A Question of Time"、But Not Tonightの4曲をシングルヒットさせています。それでもテクノポップ時代からの手法は活かされており、シンクラビアにより、より複雑なアレンジが可能になっているにもかかわらず、シンセポップのシンプルなシーケンスにこだわったり、古くからのファンも納得させるような構成になっています。

80年代は華やかなヒットチャートとは別にインディーズも盛り上がっており、インディーズ系にこそ面白い作品が多く登場していました。そのインディーズ系にも、メジャーでも通用するような特殊性と大衆性を両立させている所が凄いと思います。玄人受けするようなサウンドだと思いますが、それほど難解な事はやっていないので、商業面でも成功している数少ないバンドであります。

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[20141026]

Some Great RewardSome Great Reward
(2013/08/13)
Depeche Mode

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84年のアルバムで、彼らのスタイルを確立させた代表作です。Gareth Jonesがプロデュースに加わり、よりハイパーなシンセポップになっています。前作同様シンクラビアを使ってコントロールされ、ギターもフレーズサンプリングされたものを使っていますが、退廃的な雰囲気はロキシーミュージックから受け継いだイギリス独特の伝統芸です。

1. Something to Do
2. Lie to Me
3. People Are People
4. It Doesn't Matter
5. Stories of Old
6. Somebody
7. Master and Servant
8. If You Want
9. Blasphemous Rumours

JAPANのような雰囲気もあって、けだるい感じがありますが、People Are PeopleをシングルヒットさせてMTVでもお馴染みになりました。他にもMaster and Servant、Blasphemous RumoursとSomebodyをシングルヒットさせました。性的な歌詞も多いのですが、People Are Peopleは人種差別問題などを取り上げています。かなり挑発的な作品なのですが、彼らの中では一番成功した作品になっています。

シンセ、サンプラーの使い方が普通の80年代ポップスとは違って、後期JAPANのような独特な音色を使っていますので、シングルヒット性の曲も独特の世界観を持っています。ニューロマンティックには無い実験性と綿密に計算されたアレンジはポストテクノポップとしても一番その意志を受け継いでいます。それでいてポップスとしても通用するような曲の出来映えで、見事なバランスを持っています。歴史的名盤です。

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[20141026]

Construction Time AgainConstruction Time Again
(2013/08/13)
Depeche Mode

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83年のアルバムです。新しくAlan Wilderが加入してサウンドも変化しています。これまではテクノポップらしい作風でしたが、ここからはシンセポップという方向になっています。80年代サウンドも確立され始めた頃であり、ピコピコサウンドをやめて、ポップ性とダークな感じが歪に混じりあったサウンドになっています。

1. Love, in Itself
2. More Than a Party
3. Pipeline
4. Everything Counts
5. Two Minute Warning
6. Shame
7. The Landscape Is Changing
8. Told You So
9. And Then...
10. Everything Counts (Reprise)

ここからサンプラーを使うようになっているので、ピコピコサウンドが消えているのです。サンプラーの中でも一番高価だったワークステーション系のSynclavierを使っています。高級外車が帰るほどの値段がしますので、ある程度金が入るようになったのでしょう。ワークステーションとして、現在のパソコンのように使えますから、サンプリング音源で打ち込みが出来ます。ドラムもドラムマシーンよりも生っぽくなっています。

いかにもサンプラーを使っていますよと言う感じの使い方では無く、シンセの延長線としてサンプリング音源を使っています。曲はポップになっていますが、実験性も増しているので、独特な世界観を打ち出しています。ポップフィールドでのサンプラーの使い方では無く、テクノポップのセンスで使っているので、かなり独特なサウンドを創りだしています。インダストリアルとも違う感覚です。

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[20141026]

A Broken FrameA Broken Frame
(2013/08/13)
Depeche Mode

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82年のセカンドアルバムです。ほとんどの曲を書いていたVince Clarkeが脱退して、Martin Goreが曲を書くようになっています。Vince Clarkeが創る曲はどちらかと言うと明るい曲でしたが、Martin Goreが創る曲はどちらかと言うと陰な感じの曲で、少し退廃的な雰囲気になっています。その方がテクノポップらしい感じであり、イギリスらしい雰囲気になっています。

1. Leave in Silence
2. My Secret Garden
3. Monument
4. Nothing to Fear
5. See You
6. Satellite
7. The Meaning of Love
8. A Photograph of You
9. Shouldn't Have Done That
10. The Sun and the Rainfall

See You、The Meaning of LoveとLeave in Silenceの3曲をシングルカットしています。ファーストはアイドルっぽい明るさがありましたが、影のあるニューウェイヴバンドに雰囲気が変わってきました。ドラムマシーンにシーケンスしているシンセベース、ピコピコサウンドはまだあります。叫びまくるパンクとは違って、けだるい感じで歌うDave Gahanは、後のダウナー系を生み出す予兆のような存在になっています。

肉感的に歌うのはテクノポップには向いていません。淡々と歌って、人間味を感じさせない感じが良いのです。曲自体はシンプルなので、シンセの音色によるアイデアが重要になってきます。アナログモノシンセなので古い感じがしますが、こういう音色はデジタル化されてからも重宝されています。楽器を模倣したサウンドではなく、いかにもシンセという音色が当時は新鮮だったのです。

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[20141026]

Speak and SpellSpeak and Spell
(2013/08/13)
Depeche Mode

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Depeche Modeの81年のデビューアルバムです。彼らもテクノポップ系として有名になりました。ルックスやファッション面でもニューウェイヴな感覚もあってイギリスを始めとして大人気となっていきます。メンバーはリードボーカルのDave Gahan、キーボードはMartin Gore、Vince Clarke 、Andy Fletcher の三人になります。ギターレスでキーボード、シンセだけで演奏するバンドとして、これまでに無かった新しい形のバンドでありました。

1. New Life
2. I Sometimes Wish I Was Dead
3. Puppets
4. Boys Say Go!
5. Nodisco
6. What's Your Name?
7. Photographic
8. Tora! Tora! Tora!
9. Big Muff
10. Any Second Now (Voices)
11. Just Can't Get Enough
12. Dreaming of Me

キーボードもベースパートやストリングス系やシーケンス系と役割があります。このアルバムではVince Clarkeがほとんどの曲を書いています。これも所謂ピコピコサウンドであり、これはテクノポップと言って良いと思います。シンセポップはもっと歌中心になっていきます。当時はテクノディスコと言うジャンルもあり、ディスコでもテクノポップがかけられていました。ロボットダンスや今で言うパラパラのようにみんなで同じ動きを会わせる踊りが流行っていました。

ディスコで受ければヒットする方式もあり、Dreaming of Me、New Life、Just Can't Get Enoughの3曲のシングルヒットを出しています。これまでにかったバンド形式と、テクノポップとしても確立されたスタイルは当時の最先端でもあり、ファッションリーダー的にも支持されました。かなりポップでルックスも良い事から、ニューロマンティックに変わる新しいアイドル的な存在でもありました。

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[20141025]

イングリッシュ・エレクトリックイングリッシュ・エレクトリック
(2013/04/24)
オーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダーク

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2013年のアルバムで、現在までの最新作になります。ここでは80年代よりも前のテクノポップだった時代に戻っています。それにユーロビートを付け加えて少しモダンな感じにしています。本来クラフトワークに影響を受けた彼らのサウンドはこれでした。これこそ原点回帰であり、OMDと言えばこのサウンドだと思います。所謂ピコピコサウンドですが、最新のシンセ音源でもこの感じは創り易くプリセットされています。

1. Please Remain Seated
2. Metroland
3. Night Café
4. The Future Will Be Silent
5. Helen of Troy
6. Our System
7. Kissing the Machine
8. Decimal
9. Stay With Me
10. Dresden
11. Atomic Ranch
12. Final Song

機械的な無機質なミニマルビート、歌は最初からエモーショナルでしたので、これぞOrchestral Manoeuvres in the Darkだと言えるサウンドです。ブルースが好きな人はいつまでもブルースを演奏するものですが、テクノが好きな人はいつまでもテクノを演奏するのです。これで良いと思います。いつまでも80年代の栄光にしがみつくよりも、これこそ彼らが愛してきた音楽であるはずです。

曲の作りは変わりはありませんが、アレンジがテクノポップになっているだけで雰囲気が変わってきます。ドラムは生に近いサンプリングと生ドラムを併用しているようですので、デビュー当時のリズムボックスな感じではありませんが、これが彼らの新しい、そして変わらないサウンドだと思います。90年代以降のテクノに走る事はせず、テクノポップと呼ばれていた時代のサウンドのリバイバル。音源は昔のアナログシンセでは無く、アナログモデリングなデジタルシンセですが、それだけに古くさくは感じません。

Please Remain Seated
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[20141025]

ヒストリー・オブ・モダーンヒストリー・オブ・モダーン
(2010/09/22)
オーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダーク

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2010年のアルバムです。解散していた訳ではないのですが、またしても長い沈黙期間に入っていました。2008年くらいからライブ活動を再開して、このアルバムで復活を宣言しています。プロデュースは彼ら自身で、サウンドは変わらず80年代しています。音源は流石に新しいものを使っていますが、やっている事は80年代そのものであり、ここから変わるつもりは全く無いようです。

1. New Babies; New Toys
2. If You Want It
3. History Of Modern (Part I)
4. History Of Modern (Part II)
5. Sometimes
6. Rfwk
7. New Holy Ground
8. The Future, The Past, And Forever After
9. Sister Marie Says
10. Pulse
11. Green
12. Bondage Of Fate
13. The Right Side?

パソコンソフトで曲を創るのが当たり前になってきていますので、音源は最新のものを使っているようですが、その中でも80年代っぽい音源を選んでいます。アレンジはまったくの80年代のそれであり、今ならもっと凄い事が出来るはずですが、それをやらないのは、彼らならではのこだわりなのでしょう。If You Want It、Sister Marie Says、History of Modern (Part I)の3曲をシングルカットしています。

21世紀になると流行は無いに等しく、何でもありの状態になっています。ヒットチャートでは多少流行りの傾向性があるのでしょうが、ほとんど無視していいくらいのものです。何も新しいものが生まれない時代になりました。ですから何をやっても良いのです。良い音楽を残す事しか生き残る術は無い時代だと思います。それならこのバンドの真骨頂でしょう。しかし、内容的には前作の方が出来がいいです。

New Babies; New Toys
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[20141025]

UniversalUniversal
(1999/01/12)
Orchestral Manoeuvres In The Dark

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96年のアルバムです。プロデュースはAndy McCluskey、Matthew VaughanとDavid Nicholasの三人。懲りずに80年代サウンド全開です。まるでTears for Fearsのようなタイプのサウンドになっています。音は良いです。曲も良いです。しかし、ブリットポップ全盛期でありながらブリットポップっぽさよりも80年代サウンドにこだわっています。出来映えはこれまでで最高に素晴らしいのですが、時代の寵児だった彼らが全く時代の流れを無視した内容に驚きます。

1. Universal
2. Walking On The Milky Way
3. The Moon And The Sun
4. The Black Sea
5. Very Close To Far Away
6. The Gospel Of St Jude
7. That Was Then
8. Too Late
9. The Boy From The Chemist Is Here To See You
10. If You're Still In Love With Me
11. New Head
12. Victory Waltz

音楽としては素晴らしいので、Walking on the Milky WayとUniversalのシングルヒットを生み出しています。音楽的な完成度も高く、もっと評価されるべき作品だと思いますが、どうしてもTears for Fearsに聴こえてしまいます。これが彼らの新たな境地だとすれば、ファンなら受け入れるしかありませんが、ファンでない人にも聴いてもらわなければ大きなヒットには結びつきません。

これが彼ら流のブリットポップだとすれば、新たな流れになる所ですが、既に世界的には知名度は低くなり、既に過去のバンドのイメージがあるので、そうした風潮を払拭するのが先だと思うのですが、あくまでも80年代に培ってきたものにこだわり続けています。80年代サウンドに飽きてきている人にとっては90年代は新しい事が山積みで面白いのですが、80年代サウンドが恋しい人にとっては、こういうバンドがいてもいいのかもしれません。

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[20141025]

LiberatorLiberator
(1993/06/29)
Omd

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93年のアルバムです。プロデュースはAndy McCluskey、Phil CoxonとBarry Whiteの三人が担当しています。リズムトラックはハウスの手法がとられていますが、ほとんど新しい時代に適応出来ていないです。曲は80年代ポップを引きずっています。それでもより良い曲を書いているので、彼らとしては進化しているのでしょうが、昔のまんまです。恐らく歌と言う観点がこれまでの手法でしか表現出来ないのでしょう。

1. Stand Above Me
2. Everyday
3. King Of Stone
4. Dollar Girl
5. Dream Of Me (Based On 'Loves Theme')
6. Sunday Morning
7. Agnus Dei
8. Love And Hate You
9. Heaven Is
10. Best Years Of Our Lives
11. Christine
12. Only Tears

新しさはありませんが、復興したペットショップボーイズにあやかるような内容になっていると思います。90年代は歌ものが廃れていた時期でもあり、シングルチャートではこうした曲の方が受けて、Stand Above Me、Dream of Me (Based on Love's Theme)、Everydayのシングルヒットを生み出しています。ヒットといってもイギリスに限定されて、世界的には昔ほどの成功には及んでいません。

80年代にはイギリスでは歌謡曲みたいになっているスタイルですから、イギリスでは歌謡曲的なヒットになっていたのだと思います。もう少し待てばブリットポップブームになりますので、この手のポップなメロディーは大きく支持だれると思いますが、かなり古く、少し早過ぎる内容だと思います。曲の出来映えはどんどん良くなっているだけに、アレンジに一工夫欲しい所です。

Stand Above Me
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[20141024]

Sugar TaxSugar Tax
(1991/05/07)
Orchestral Manoeuvres In The Dark

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91年のアルバムです。解散していた訳ではありませんが、少し休止していました。その間に時代は又大きく変わり、ハウスからデトロイトテクノの時代になっていきました。テクノポップ、シンセポップではないテクノの時代となったのです。しかし、久しぶりに届いた彼らの新作は80年代のそれを引きずったままの内容になっています。活動停止していた事で人気も下火になっていて、時代の流れを拾いきれなかったこともあって以前のようには売れなくなってしまいます。

1. Sailing On The Seven Seas
2. Pandora's Box
3. Then You Turn Away
4. Speed Of Light
5. Was It Something I Said
6. Big Town
7. Call My Name
8. Apollo XI
9. Walking On Air
10. Walk Tall
11. Neon Lights
12. All That Glitters

しかし、この時期に、彼らの後輩であるペットショップボーイズがシンセポップを再興させた事で、このジャンルも少し需要が出来てきます。ディスコに代わってクラブではユーロビートが人気が出て、ユーロビートに近いアレンジの曲は何とか彼らの活きる道を開いてくれました。Sailing on the Seven Seas、Pandora's Box、Then You Turn Away、Call My Nameのシングルヒットを出しています。

全盛期ほどではありませんが、なんとか生き残れる事が出来ましたが、既に時代遅れのサウンドであり、90年代初期はまだ80年代ポップスの魔法が解けていないミュージシャンが途方に暮れる事が多くありました。彼らもその一つだったと思います。私はもう80年代中頃から80年代サウンドには飽きていましたので、90年代を超えてもまだこの手のサウンドをやっているのは信じられないくらいでした。みんな新しい事を求めていたのです。それくらい80年代ポップスは、あまりにもお茶の間に浸透し過ぎていたのです。

Sailing On The Seven Seas
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[20141024]

Pacific AgePacific Age
(1986/09/17)
Orchestral Manoeuvres In The Dark (OMD)

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86年のアルバムです。もう80年代ポップスタイルに迷いが無く、この路線でより強力な作品を創り上げました。プロデュースは前作から引き続きStephen Hagueです。普通のポップソング、それを演奏するだけで売れるならそれでいい訳ですが、より高度な音楽が肥大し過ぎてポップなだけでは売れないようになった所にパンクの一撃で風穴が空き、新しい武器であるテクノポップという武装をしてデビューした彼らがその武装を脱ぎ捨て、普通のポップソングで売れる時代になったのです。

1. Stay (The Black Rose And The Universal Wheel)
2. (Forever) Live And Die
3. The Pacific Age
4. The Dead Girls
5. Shame
6. Southern
7. Flame Of Hope
8. Goddess Of Love
9. We Love You
10. Watch Us Fall

(Forever) Live and Die、We Love You、Shameの3曲のシングルヒットを生み出していますが、ポップソングとしてもそのソングライティングの才能がある所を証明しています。特に(Forever) Live and Dieは80年代ポップスの名曲であります。アレンジも完璧に80年代のそれであり、シンセポップの手法はまったくありません。打ち込みもほとんど無いように感じます。それだけバンド演奏がしっかりしています。

シンセポップのようなサウンドも当たり前になって、シンセを使ったアレンジ、ホワイトファンク、モータウンのグルーヴ、そういったロックとは違う部分の要素を取り入れながら80年代ポップスはそのスタイルを確立されていきました。普通のバンドに比べればシンセの占める割合が多いだけで、ほとんど変わりはありません。そうなると後は曲の良さだけです。それだけで勝負出来ているのです。

Stay (The Black Rose And The Universal Wheel)
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[20141024]

CrushCrush
(2000/04/04)
Omd、Orchestral Manoeuvres in the Dark 他

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85年のアルバムです。プロデュースはStephen Hagueで、80年代ポップスの要素の一つであるモータウンスタイルも取り入れて、よりポップになった作品です。もはやテクノポップだった頃の面影はありません。完全にMTVに流す為に創ったような曲ばかりです。実験性は影を潜め、普通のロック、ポップスを生み出すバンドへと変身しています。

1. So In Love
2. Secret
3. Bloc Bloc Bloc
4. Women III
5. Crush
6. 88 Seconds In Greensboro
7. The Native Daughters Of The Golden West
8. La Femme Accident
9. Hold You
10. The Lights Are Going Out

シンセもサンプラーもアレンジの中の一つの歯車でしか無く、バンド形態で演奏しているので打ち込みもシーケンス部分だけです。シンセポップという形容も似合わないくらいに普通の80年代ポップスになっています。So in Love、Secret、La Femme Accidentの3曲のシングルヒットを生み出し、産業ロックと呼ばれてもおかしくないような内容になっています。

勿論ポップになってもそのセンスは抜群で、これぞイギリスらしいポップソングであり、80年代ポップスを代表するような存在になっています。それはテクノポップと呼ばれていたスタイルの終焉を物語るようなものであり、テクノポップ、シンセポップも淘汰されて80年代ポップスへと昇華していったのです。パンクもニューウェイヴも70年代までの既成概念を破壊する事は出来ましたが、より巨大な産業ロックの方法論への踏み台になってしまっています。

So In Love
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[20141024]

Junk CultureJunk Culture
(1989/10/20)
Omd、Orchestral Manoeuvres in the Dark 他

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84年のアルバムです。この頃になると80年代ポップスも確立されて、彼らも例外に漏れず80年代ポップスの手法を存分に発揮した作品になっています。目立つのはサンプラーの占める割合で、思いっきりサンプラーだと分かるような使い方をしています。ブラスアレンジでTony Viscontiを起用して、マスタリングはBob Ludwigです。デジタルサウンドによる音質の均一化を防ぐ為に工夫をしているようです。

1. Tesla Girls
2. Locomotion
3. Junk Culture
4. Apollo
5. Never Turn Away
6. Love and Villence
7. Hard Day
8. All Wrapped Up
9. White Trash
10. Talking Loud and Clear

ドラムから何から打ち込みになっていて、ゲートリバーブは当たり前で、少しファンキーなアレンジ、典型的な80年代ポップスサウンドに彼らならではのシンセポップなアレンジを施すと言う、当時のヒットチャートにありがちなサウンドであります。それ故にシングルでもLocomotion、Never Turn Away、Tesla Girls、Talking Loud and Clear、The Angels Keep Turningの5曲をヒットさせています。

サンプラーもEmulatorとFairlight を併用しており、完全にシステムコントロールされたアレンジになっています。打ち込みでグルーヴを生み出すのは難しいのですが、テクノポップのイメージのある彼らにとってはしっくりくるアレンジになっています。サンプラーもまだまだ高価な時期であり、売れている彼らだからこそ創りだせるサウンドでもあります。MTVも利用して大ヒットしたアルバムです。

Tesla Girls
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[20141023]

Dazzle ShipsDazzle Ships
(2008/04/15)
Orchestral Manoeuvres In The Dark

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83年のアルバムです。このアルバムからEmulator、つまり、サンプラーを使用するようになります。かなり早い時期での導入なので、その使い方に個性を感じます。まだ初歩的な使い方だと思いますが、他のミュージシャンに比べると綺麗な使い方をしています。サンプラーを使っている事を前面に出すのではなく、それとなく使っているのです。あくまでもアレンジの中の一つなのです。

1. Radio Prague
2. Genetic Engineering
3. ABC Auto-Industry
4. Telegraph
5. This Is Helena
6. International
7. Dazzle Ships (Parts II, III And VII)
8. The Romance Of The Telescope
9. Silent Running
10. Radio Waves
11. Time Zones
12. Of All The Things We've Made

この頃になるとシーケンサーでトラックメイキングも出来るようになりますので、全て打ち込みでも曲が創れるようになります。それでもまだリズムボックスを使ったり、初期の頃のテクノポップ的な曲があったり、インストも多く、ポップに実験的な作品になっていると思います。特に斬新な事はやっていないと思いますが、所々にこれまでには無かった細工が仕掛けられています。

間、間にインスト曲を挟んでいるので、アルバムとしてのトータル感を感じます。これまでほどは売れていませんが、Genetic Engineering、Telegraphとシングルヒットも出しています。インダストリアルなサンプリングも入りますが、エフェクト処理が滑らかなので、シンセサウンドにも溶け込んで違和感がありません。プロデュースに加わったRhett Daviesのセンスなのかもしれませんが、シンセポップとしても進化していると思います。

Radio Prague
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[20141022]

Architecture & MoralityArchitecture & Morality
(2007/06/12)
Orchestral Manoeuvres in the Dark

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81年のアルバムです。この頃になるとピコピコサウンドのテクノポップから80年代的なシンセポップへと変貌しています。ギターを弾いて攻撃的な演奏をやったりと、新しい試みが加わっています。単純化したテクノからポップソングに必要な部分は省かない作風になって、シングルヒットを連発しています。力の抜けた歌い方など、後のネオアコへと継承されるようなスタイルを確立しています。

1. The New Stone Age
2. She's Leaving
3. Souvenir
4. Sealand
5. Joan Of Arc
6. Joan Of Arc (Maid Of Orleans)
7. Architecture And Morality
8. Georgia
9. The Beginning And The End
10. Extended Souvenir
11. Motion And Heart (Amazon Version)
12. Sacred Hear
13. The Romance Of The Telescope
14. Navigation
15. Of All The Things We've Made
16. Gravity Never Failed

それまでのロックは力まかせに歌い上げる事で自己顕示欲を発散させていましたが、そんな暑苦しい事を避け、クールに、退廃的な雰囲気を生み出す為に歌唱力にものを言わせないスタイルが確立されていきます。これにアクのある歌い方をすればJAPANみたいになりますが、アクを無くし、もっと細く、弱く歌う事で、過渡期のJAPANとは違う事をアピールしているように思います。

本能のままに叫ぶパンクとは違うクールさがテクノには合っていたのです。Souvenir、Joan of Arc、Maid of Orleans (The Waltz Joan of Arc)、She's Leavingのシングルヒットを生み出し、より確固たる地位を固めた作品になります。より流麗なテクノサウンドは、それまでのテクノポップとは違い、情緒性も表現するようになっています。日本から見るとこれがシンセポップであり、テクノポップとは分けて聴く事が出来ます。

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[20141021]

OrganisationOrganisation
(2003/02/03)
Orchestral Manoeuvres in The.

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80年のアルバムです。プロデュースはOMDとMike Howlett。この時点でPaul Humphreys とAndy McCluskeyの他にドラム、パーカッションでMalcolm Holmes もオリジナルメンバーに加わっています。しかし、前作同様リズムボックスを使っている曲が多く、このリズムボックスのスネアのリリースタイムの短さが後のゲートリバーブサウンドのヒントになっていると思います。

1. Enola Gay
2. 2nd Thought
3. VCL XI
4. Motion And Heart
5. Statues
6. The Misunderstanding
7. The More I See You
8. Promise
9. Stanlow

シンセポップと言うだけあって、ダークなシンセサウンドですが、歌はかなりポップです。Enola Gayがシングルカットされて大ヒットしています。シンセアレンジも複雑に構成されていますが、音楽的には非常にシンプルで難しい事は一切やっていません。シンセ以外にもオルガンやエレピを加工して多重録音されています。テクノの登場で既成のバンドフォーマットで無くてもバンドとして成り立つようになっていきます。

一発録音ではなく、多重録音で音を重ねていきますから、音数も自然と増えてきます。しかし、ここが80年代サウンドの凄い所で、音数が増えても同時に発音する事を可能な限り避け。各音源が編み重なるように繋がっていきます。ですからうるさくなく、それでいて音数が多いので豪華に聴こえます。しかも当時は耳新しいシンセサウンドの様々な音色をちりばめているので刺激的です。

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[20141020]

Orchestral Manoeuvres in the DarkOrchestral Manoeuvres in the Dark
(2010/06/22)
Omd

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Orchestral Manoeuvres in the Darkの80年のデビューアルバムです。当時日本でテクノポップと呼んでいた類いの音楽です。クラフトワークに影響を受けたAndy McCluskey とPaul Humphreysのデュオであり、サポートメンバーとしてMalcolm Holmes とMartin Cooperがバックアップしています。所謂ピコピコサウンドのテクノであり、当時ではディスコでもかかっていてヒットを飛ばしていました。

1. Bunker Soldiers
2. Almost
3. Mystereality
4. Electricity
5. The Messerchmitt Twins
6. Messages
7. Julia's Song
8. Red Frame/White Light
9. Dancing
10. Pretending To See The Future
11. Messages (Single Version)
12. I Betray My Friends
13. Taking Sides Again
14. Waiting For The Man
15. Electricity (Hannett/Cargo Studios Version)
16. Almost (Hannett/Cargo Studios Version)

クラフトワークなどのドイツの影響を受けながらもウルトラヴォックスを始め、チューブウェイアーミーなどの先駆者がある程度の形を創り上げ、この頃になるとテクノポップのスタイルも確立されて、彼らが売れる土俵は出来上がっていました。クラフトワークのようなアナログシンセによるベース、シンセドラム、ピコピコサウンドによるシーケンス、そしてストリングス系のロングトーンのフレーズなどが定番になっています。

それに加えていかにも80年代のイギリスらしい歌。後のペットショップボーイズなどにも影響を与えています。Electricity、Red Frame/White Light、Messagesと、立て続けにシングルヒットを生み出し、イギリスで言う所のシンセポップの代表格となりました。ポップと表現されるように、タンジェリンドリームのような仰々しいプログレスタイルではなく、短いコンパクトな曲にしている所はニューウェイヴの影響も含まれているようです。

Bunker Soldiers
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[20141019]

Mr Alien Brain Vs the Skinwalkers (W/Dvd)Mr Alien Brain Vs the Skinwalkers (W/Dvd)
(2008/12/09)
Psychic TV、PTV3 他

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2008年のアルバムです。これ以降新作は出していませんので、これが最新作となっています。それでも今でもライブを中心に活動しています。前作はあまりにも衝撃的な作品でしたが、ここではサイケ感も復活して、より妖しい作品に仕上げています。破壊的なサウンドもありますが、70年代っぽいというか、サイケガレージバンドみたいな感じでしょうか。シドバレットのカバーもやっています。

1. The Thin Garden
2. No Good Trying
3. Trussed
4. The Alien Brain
5. Boys Are Girls And Girls Are Boys
6. Pickles And Jam
7. Foggy Notion
8. Papal Breakdance
9. New York Story (Michael Gira Mix)
10. I Love You, I Know
11. Slow Roman
12. Rollercoaster
13. Jumpin' Jack Flash

ロックが面白くなくなってから久しくありませんが、ロックが面白かった頃を想い出させてくれるような作品になっています。復活してライブ活動を行うようになって、ライブで受けるような曲を書くようになったのかもしれませんが、時代性とか、流行りとか関係なく、ただやりたい音楽だけをやっているようにも感じます。それはとても自由でありながらも革新的であります。

もしもシドバレットがリタイアせずに活動を続けていたら、ジムモリソンがもしも活きていたら、こんな作品を創っていたのではないかと想像させるような事を自分達でやっているみたいな、勿論それは想像の世界なので、実際にはこんなにはならなかった思われますが、そういう期待を抱かせるようなサウンドです。こういう作品が売れてくれれば、ロックはもっと面白くなると思います。これはかなりの名盤です。復活してからの方が面白いです。

The Thin Garden
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[20141019]

Hell Is Invisible Heaven Is Her/E [12 inch Analog]Hell Is Invisible Heaven Is Her/E [12 inch Analog]
(2008/02/05)
Psychic TV

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2007年、再結成してからのアルバムです。しかも、きっちりとしたバンド演奏による80年代サウンドになっています。ニューウェイヴ、ポストパンクサウンドなのです。デビュー当時の衝撃を蘇らせるようなパンキッシュなサウンドになっています。そして80年代特有のチョッパーベースなど、明らかに80年代の復興を目論んでいるように感じます。

1. Higher And Higher
2. In Thee Body
3. Lies, And Then
4. Maximum Swing
5. New York Story
6. I Don't Think So
7. Hookah Chalice
8. Just Because
9. I'm Making A Mirror
10. BB
11. Milk Baba

80年代と言っても、ポップな側面だけではなく、インディーズのダークで破壊的なスタイル、インダストリアルの旗手だった頃を彷彿とさせます。再結成ともなると売れていた頃を再現するものですが、このユニットはあえてとんがっていた頃を蘇らせています。それは21世紀になっても破壊力を持った危険な香りがしています。

軟弱になったロックシーンに喝を入れるべき復活だと認識します。こんな危険なバンドは今や存在しませんから、とても刺激的な作品になっています。しかし、このアルバムがどれだけ活性剤になってくれるかは未知数です。売れないと、全体に浸透しないからです。パンクが持っていた衝撃性を今に蘇らせながらもどこかアシッドな触ってはいけないような危険で淫美で甘美で、失いかけていたロックスプリットが目覚めさせられるような名盤です。

Higher And Higher
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[20141019]

Cold Blue TorchCold Blue Torch
(1996/04/09)
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96年のアルバムです。リミックズ作品で、この後解散してしまいますので、前作のTrip Reset でやり尽くしたと言う事になるのでしょうか。Trip Resetの曲のリミックスですが、テクノビート、ドラムンベースのリズムになるだけでクラブ受けするサウンドに早変わりです。アナログ感が強かった曲がいっきにデジタルサウンドになっています。

1. Wrongs Of Spring (Paul Raven Mix)
2. Fire Woman (cEvin Key Mix)
3. Lady Maybe (Dub Me Maybe Mix)
4. I Believe What You Said (Laether Strip Version)
5. Suspicious (Unfaithful Mix)
6. Fire Woman (Fabrique Club Mix By Martin Atkins)
7. I Believe What You Said (Spahn Ranch Mix)
8. I Believe What You Said (Oneiroid Psychosis Mix)

Trip Resetはサイケ、特にピンクフロイドへのオマージュ作品になっていましたが、リミックスしただけで90年代でも通用するようなサウンドになっています。80年代もリズムの時代でしたが、90年代はより複雑なリズムの追求が成されています。リズムを入れ替えるだけで曲の表情が一変してしまいます。

けだるい感じの曲が16ビートによって活気溢れる曲に変身しています。インダストリアルだけではなく、後半はアシッドハウスの先頭に立ってきた彼らを象徴するようなアルバムになっています。まるでPrimal Screamのような70年代と90年代が混ぜ合わさったような雰囲気になっています。

Wrongs Of Spring (Paul Raven Mix)
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[20141019]

Trip ResetTrip Reset
(1996/02/06)
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96年のアルバムです。ピンクフロイドのSyd Barrettに捧げられており、Set the Controls for the Heart of the Sunをカバーしています。オープニングのThe La La Songは、彼らの作品の中でも一番ポップな曲で、まるでブリットポップのようであります。実際ブリットポップ全盛期でありますので、時代に即していますが、Syd Barrett時代のピンクフロイドへのオマージュなので、サイケでポップな内容になっています。

1. The La La Song
2. Set The Controls For The Heart Of The Sun
3. I Believe What You Said
4. Mother Jack (A Children's Story)
5. Wrongs Of Spring
6. Lady Maybe
7. White Sky
8. Black Cat
9. A Star Too Far (Lullaby For Sid Barrett)
10. Suspicious (West Coast Experimental Pop Art Mix)
11. Firewoman (Exhuma Exhortation)

普通にポップな曲を創れる事を知らしめるような作品でありますが、初期の彼らにもこのポップ感覚はありましたので、基本的にはSyd Barrettに影響されていた事が明白です。ですから、彼らがテクノな作品を創ってもアナログなサイケ感が失われない理由のようです。時代的にもブリットポップという60年代から70年代にかけてのイギリスのポップスタイルが見直されていた時期でもありますので、タイミングのいい作品だと思います。

けだるい感じを出していますが、Syd Barrettが実験的でもポップな曲を書いていたセンスを継承しています。90年代にもアシッドな文化がありますが、それをリセットして原点に帰るような方向性なのだと思いますが、シンセやサンプラーを使用して、90年代にリメイクしたような内容になっています。アルバムとしても一番ポップな作品になっています。

The La La Song
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[20141018]

BreatheBreathe
(1996/05/03)
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95年のアルバムで、組曲になっているBreatheの1曲のみで、69分あります。アンビエント作品で、タブラなどの民族楽器が使われたアシッドなアンビエントサウンドになっています。何かの宗教儀式のようなスタイルは初期の頃に戻ったようであり、そして語りが入って、呪文のような吐息が込められていきます。

1. Breathe / Believe / Being

呼吸、信仰、行い、と言う宗教的な活動を音楽で表現しているようです。まるでヴードゥーの儀式のような、どこか邪悪な感じがしますが、これは彼らがデビューした時からやっているスタイルであり、この時期になってもこれを貫き通す所は、我々の想像を遥かに超えた感性であります。

音楽的にはそれほど変化がありませんので、最後まで聴くのは飽きてくると思います。彼らもこの作品で売れようと言う意志は感じませんし、彼らの宗教活動の一環なのでしょう。音楽的に新しい事もやっておらず、何故、この時期にこの作品なのかは疑問があるところです。

Live In Saint Petersburg

[20141018]

SirensSirens
(2000/01/04)
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95年のアルバムです。リミックス作品のUltradrugをリメイクしたような内容になっています。ビート感があるアシッドハウス作品であり、ドラムレス作品にリミックスでドラムビートをミックスさせたようなサウンドであり、意図的にオリジナル作品はドラムレスにして、リミックス作品でクラブでも使えるような作品に仕上げているようです。かなり戦略的です。

1. Stardogs
2. Skreemer
3. Re-United (Mix 1)
4. Re-United (Mix 2)
5. Re-United (Mix 3)
6. Re-United (Mix 4)
7. Sirens

リズムが入れば分かり易いテクノ作品になってしまいます。この時期のリミックスはハードディスクで処理され、素材をPCのトラックに取り込んで、使いたい部分だけをカットアップして並び替えています。それにより余分な部分は削ぎ落とされて単純なテクノ作品に仕上がっていきます。ダンスにはミニマルな高揚感が必要で、単純に腰を動かせれば良いのです。

彼らの独創的な世界観も雰囲気だけもぎ取られてテクノビートに乗せられています。今度は彼ら自身がサンプリングネタになっている訳です。ですから、全く違う作品としても通用するような音楽になっていますが、リミックスという手法を使っている事を明白にして、新作とは違うものとしてリリースしています。全くの新しい作品と言われても聴いている方は納得してしまうほど、原曲は跡形も無くなっています。

Skreemer
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[20141018]

Cathedral EngineCathedral Engine
()
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94年のアルバムです。ジャケットが物議を醸し出しそうですが、インディーズからのリリースなので、日本ではそれほど問題になっていません。サウンド面はより動きのあるアンビエント作品になっています。エレクトロニカなスタイルをいち早くやっていますが、ドラムレスなのです。しかし、フレーズにビート感があって、それでいて残響音を大事にしたアンビエントなスタイルにした摩訶不思議なサウンドなのです。

1. Our Eyes Still Turn: Choice Hard As Tooth
2. Thee Blood: Thee Room
3. Thee Shadow Wood: Refuse This Laughter
4. Outclass Death: Assembled Razors Stifle Breath
5. Cathedral Engine: Mark Cold Stone
6. Manouevre Plagues To Stand: Alone In Madness
7. Shame: Makes Two Late
8. Slow Motion: Flood: Opens Thee Gate

サンプリング音だけではなくギターは生で演奏しています。アナログシンセの初歩的な音からサンプリングした音をシンセサイズさせた複雑な音まで、70年代から90年代にかけての音がごっちゃになってうごめいているような音楽です。あきらかにこの時期のテクノとは一線を画すした作品になっています。ジャーマンロックが壮絶な進化を遂げたような音です。

タンジェリンドリームの初期の頃のサウンドをより過激にしたような音と言えば良いのでしょうか。もはや独走態勢に入ったような独自の世界観を創り上げています。生演奏とサンプリングが同時に存在しているので、アナログ感とデジタル感が不思議な空気感を生み出しています。そして音楽としてもとても美しい響きを出しています。何か、生々しくも淫美な世界であります。

Thee Blood: Thee Room
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[20141018]

Al-OrAl-Or
()
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94年のアルバムです。インダストリアルの旗手からアシッドハウスの中心選手となった彼らのサンプラーをフル活用した作品になっています。環境音と電子音、スピーチ、様々な素材をサンプラーに詰め込んで、環境音楽とも、アンビエントとも、テクノとも捉えられながらもそのどちらでもないような独自の音楽性。ビートを絡みながらも踊る為の音楽にはなっていません。

1a. Sheathed In Moons
1b. Speaking With Angels
2. Thee Induction Ov Trance
3. Red Lion And White Eagle
4a. Hexagram 18: Air Ov Sun
4b. Thee Triad
4c. Queen Ov Discs

これもアンビエントシリーズっぽいですが、アンビエントにしてはあまりにも動きがあり過ぎます。サイケアンビエントテクノと言うべきか、もっと自由な発想で創られている事は間違いありません。時代に即したサウンドでありながら、その枠に留まらない発想。それは彼らがデビューした頃から変わらない姿勢であります。だからテクノ系になっても違和感が無いのです。

自然の音と機械的に加工された音の対比、言葉を乗せているので、言いたい事は発しており、音だけのテクノ作品とは違うアプローチをしています。恐らく彼らがジャーマンロックから受けた衝撃は、新しい時代になっても色褪せていないのでしょう。そこから生まれた発想は、デトロイトテクノから派生したハウスとは見ている地平が違うのだと思います。

Sheathed In Moons
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[20141016]

A Hollow CostA Hollow Cost
(1994/11/17)
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94年のアルバムです。ホロコーストの事を語ったタイトル曲の1曲のみの作品です。これが76分もあります。電子音によるリズムとアンビエントなパッドサウンドはクリムゾンのようでもあります。それに語りが入って、ソトーリーテラーのように時間が進んでいきます。エフェクト処理されたサンプリング音源がアブスクラクトに響いています。

1. A Hollow Cost

サンプリング音源も電子音の一つのような音色に処理されており、リリースタイムが違うディレイが飛び交います。環境音楽としてホロコーストを表現していますので、どれほどの環境だったのかを物語ろうとしています。アドリブで演奏されるバイオリンやギター、エフェクティヴに処理されていますので、これも電子音の一つのように響いています。

既にアシッドテクノやアンビエントテクノも定着している時期でありますが、そこよりも、一つも二つも先を行くような内容になっています。彼らのフォロワーのように登場した若手に、全く引けを取らない斬新さです。時間枠を気にせず音を並べているようなので、次から次へと様々な音源が同じテンションで発音されていきます。その為、飽きる事無く最後まで聴き通せます。

A Hollow Cost

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