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[20131130]

A Whole New ThingA Whole New Thing
(1977/01/01)
Billy Preston

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77年の作品です。76年にBilly Prestonと言うアルバムがあって、アップル時代のThat's the Way God Planned Itのリメイク盤で参加ミュージシャンを変えている作品で、That's the Way God Planned Itではクラプトンだったのがジェフベックになっていたり、Tower of Power が参加していたりと面白い事をやっていたのですが、廃盤みたいなので紹介は省きます。曲は全く一緒なのです。

1. Whole New Thing
2. Disco Dancin'
3. Complicated Sayings
4. Attitudes
5. I'm Really Gonna Miss You
6. Wide Stride
7. You Got Me Buzzin'
8. Sweet Marie
9. Happy [Instrumental]
10. Touch Me Love
11. You Don't Have To Go
12. Get Back

この時期にはディスコブームが起こっているので、ビリーの曲もディスコチャートで流行る訳ですが、ディスコの時期でもいつものビリー節になっています。そもそもディスコミュージックはビリーなどのダンスナンバーを元に作られているので、元祖は動じる事が無いのでしょう。それでもチョッパーベースがあったり、Disco Dancinなんて曲もありますが、ストリングスはディスコ的ですが、リズムは複雑なままです。

ディスコの基本は16ビートでもドラムは四つ打ちであり、シンプルなリズム故に黒人のようなリズム感がない人でも踊れる事で広まっていきますので、それでもあえてダンスフロアー向けの曲でも、今まで通りにはねたリズムになっています。黒人の人にとってはこれが当たり前なのでしょう。ボーナストラックで入っているビートルズのGet Backは映画サージェントペッパーのサウンドトラックバージョンです。元々ビートルズのバックでもビリーが演奏していましたので、5人目のメンバーと言われていたビリーがこの曲を担当したのも粋な計らいであります。

Whole New Thing
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[20131130]

イッツ・マイ・プレジャー(紙ジャケット仕様)イッツ・マイ・プレジャー(紙ジャケット仕様)
(2008/05/14)
ビリー・プレストン

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75年の作品です。共同プロデュースにStevie Wonderの黄金期を支えたRobert MargouleffとMalcolm Cecilが加わっています。そしてStevie Wonderもハーモニカで参加、George Harrisonも久々にHari Georgesonという変名でThat's Lifeに参加しています。その他にも天才ギタリストと一時騒がれていたShuggie Otisの名前を見つける事が出来ます。

1. Fancy Lady
2. Found The Love
3. That's Life
4. Do It While You Can
5. It's My Pleasure
6. Song Of Joy
7. I Can't Stand It
8. All Of My Life

女性バックコーラスをつけたり、Stevie Wonderのプロダクションが関わっているので、ニューソウルなサウンドになったのかと思いきや、いつものビリー節で逆にびっくりです。確かにシンセサウンドなどは大分洗練されていますが、いつもの熱いサウンドなのであります。アレンジとしては多少の変化は感じますが、どんなフォーマットになってもビリーが演奏すれば全てビリーのカラーにしてしまうのであります。

どんなに実験的な曲をやっても演奏していくうちにいつものノリになってしまうのでしょうか、バックアップの人達もビリーが好きで集まっているので、ビリーの引力に引き寄せられて、結局いつもの感じになってしまっています。Stevie Wonderのハーモニカもしかりです。いつもはセッションミュージシャンとしてバンドに合わせているビリーですが、ソロ作品でのリーダーシップの強さを思い知らされます。

Fancy Lady
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[20131130]

キッズ・アンド・ミー(紙ジャケット仕様)キッズ・アンド・ミー(紙ジャケット仕様)
(2010/04/01)
ビリー・プレストン

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74年の作品です。まだイーグルスに参加する前のJoe Walshが参加しています。トレードマークのスライドギター、バンジョーのAlbert Perkinsなどが参加してカントリーロックやブルースロックのような要素を取り入れたダンクソウルミュージックになっています。かなりブラックな音楽なのですが、ロック的なエッセンスも持っていると言うパワフルな作品です。

1. Tell Me You Need My Loving
2. Nothing From Nothing
3. Struttin’
4. Sister Sugar
5. Sad Sad Song
6. You Are So Beautiful
7. Sometimes I Love You
8. St. Elmo
9. John The Baptist
10. Little Black Boys And Girls
11. Creature Feauture

Joe Cockerもカバーしたバラードの名曲You Are So Beautifulはビリーがオリジナルであります。シングルヒットしたNothing From Nothingは映画にも使われるほどのヒットとなっています。インストダンスナンバーStruttinでのアナログシンセプレイはもはや定番になっています。プログレで使われていたシンセをダンスミュージックに導入して、後にファンクでも使われるようになって、黒人音楽にもシンセは欠かせないものになっていきます。

カントリーにブルースなどロック的なアレンジもありますが、それでもとことんブラックミュージックしている所がこの人のバイタリティーの凄さを物語っています。この時期のソウルミュージックはファルセットボイスなどが流行っていましたが、あくまでも地声で唸っています。セッションミュージシャンというよりもシンガーとしての地位を確立しています。

Tell Me You Need My Loving
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[20131130]

エブリバディ・ライクス・サム・カインド・オブ・ミュージック(紙ジャケット仕様)エブリバディ・ライクス・サム・カインド・オブ・ミュージック(紙ジャケット仕様)
(2008/05/14)
ビリー・プレストン

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73年のアルバムです。これまで同様Billy Prestonによるプロデュースですが、ソウルだけに留まらず、ロック、ジャズ、アメリカンポップス、カントリーなど、幅広い音楽性をミックスした作りになっています。タイトル曲をオープニングにもってきてリプライズを後で持ってくる作りはビートルズのサージェントペッパーを手本にしているみたいで、ビートルズ的なポップ感覚を出してソウル系のサージェントペッパー的なアルバムに仕上げています。

1. Everybody Likes Some Kind Of Music
2. You're So Unique
3. How Long Has The Train Been Gone
4. My Soul Is A Witness
5. Sunday Morning
6. You've Got Me For Company
7. Listen To The Wind
8. Everybody Likes Some Kind Of Music (Reprise)
9. Space Race
10. Do You Love Me?
11. I'm So Tired
12. It's Alright Ma (I'm Only Bleeding)
13. Minuet For Me

ストーンズだけでなく、ロック界ではひっぱりだこのビリーですが、ソロではその分純粋なソウルミュージックを追求していました。しかし、ソロでもこれまで蓄積してきた音楽性を発揮するようになりました。基本はソウルミュージックですが、かなりいろんなアイデアがたまっていたのでしょう。タイトル曲のEverybody Likes Some Kind Of Musicはまるでレニークラヴィッツがジョンレノンの真似しているような感じの曲であり、レニーはビリーからも影響を受けていた事が分かります。

Space Raceがダンスミュージックとしてシングルヒットしています。アナログシンセを使ったディスコっぽい曲ですが、この頃はまだディスコミュージックではなく、ソウルミュージックという言い方しかありませんでした。ディスコはビージーズが開発しましたので、もう少し後になります。ビージーズがこの手の曲を手本にもっとシンプルにまとめたのがディスコです。この頃はまだダンスフロアーは黒人中心で、白人が増えてくるのはサタデーナイトフィーヴァー以降です。しかし、そういう事を気にしない少し不良っぽい人がディスコに出かけていたのを映画にしたのがサタデーナイトフィーヴァーでした。

Everybody Likes Some Kind Of Music
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[20131129]

Music Is My LifeMusic Is My Life
(1972/01/01)
Billy Preston

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72年の作品です。この頃にはすっかりストーンズの顔になっていました。前作に引き続きA&Mからの自身によるプロデュース作品です。ギターにGeorge Johnson、ベースにチョッパーの名手Louis Johnsonというブラザースジョンソンが参加してファンキーでありながらもソウルフルなスタイルを貫いています。

1. We’re Gonna Make It
2. One Time Or Another
3. Blackbird
4. I Wonder Why
5. Will It Go Round In Circles
6. Ain’t That Nothin’
7. God Loves You
8. Make The Devil Mad (Turn On To Jesus)
9. Nigger Charlie
10. Heart Full Of Sorrow
11. Music’s My Life

ビートルズのBlackbirdをソウルバラードにアレンジしてカバーしています。Louis Johnsonのチョッパーは控えめで、ファンクではなくR&Bが基本であり、かなり熱いブラックソウルであり、作曲面においてはイギリスで鍛えられているようで、かなり良い出来で、ハズレがありません。まだディスコブーム前のソウルトレイン的なダンスミュージックであります。

ピアノプレイはニューオリンズスタイルでありますが、これが後のA.O.R.へと変化していきますので、決して古くさい手法ではありません。これが黒人音楽の面白い所で、徹底的に古いスタイルをフューチャーしまくる中から新しいスタイルを生み出す事が多いのです。この時期はその過渡期ではありますが、下手に洗練された音楽よりも私は好きです。70年代初期はロックだけに限らず、黒人音楽も面白かったのです。捨て曲の無しの名盤です。

We’re Gonna Make It
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[20131128]

I Wrote a Simple SongI Wrote a Simple Song
(2000/03/21)
Billy Preston

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71年のアルバムです。アメリカに戻ってアップルから当時の新興レーベルA&Mかr亜リリースされています。プロデュースはビリー自身ですが、Quincy Jonesがホーンとストリングスのアレンジを行っています。George Harrisonがドブロギターで参加していますが、他はアメリカのミュージシャンを起用しています。いかにも70年代らしいソウルアルバムになっています。

1. Shoud've Kown Better
2. I Worte a Simple Song
3. John Henry
4. Without a Song
5. Bus
6. Outa-Space
7. Looner Tune
8. You Done Got Older
9. Swing Down, Chariot
10. God Is Great
11. My Country 'Tis of Thee

当時はニューソウルが流行っていましたが、ニューソウルにはいっておらず、ホットなソウルミュージックになっています。脱ビートルズでは初めてのボーカルアルバムで、彼のオルガンもアンサンブルの一つとして機能しています。どちらかと言えば南部系のファンクソウルに近いサウンドです。第二期ジェフベックグループあたりにも近いかもしれません。70年代初期はスティーヴィー辺りのニューソウルとは別にこの手のサウンドが主流でした。

作曲の面でもビートルズとの出会いは糧となっているはずですが、その上で、敢えてビートルズっぽさは出さずに自分の土俵で作曲しています。クールなニューソウルもこなせる人ですが、あえてホットなサザンソウルを選択している所が彼らしい所であります。引き続きストーンズとのセッションなどに引っ張りだこ状態ではありますが、自分の作品作りもしっかりこなしています。

Shoud've Kown Better
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[20131127]

Encouraging WordsEncouraging Words
(2010/10/25)
Billy Preston

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70年のアルバムで、これもアップルからリリースされています。プロデュースも再びGeorge Harrisonで、号かメンバーを集めています。ギターのEric Claptonはファンキーな演奏ながら、まだクリームっぽい歪んだアグレッシヴな演奏をしています。サザンロックつながりでDelaney Bramlettもギターで参加。ドラムがJim GordonとKlaus Voormannで当時のジョンとジョージのセッションには欠かせないドラマーであります。そしてRingo Starr も参加しています。

1. Right Now
2. Little Girl
3. Use What You Got
4. My Sweet Lord
5. Let The Music Play
6. The Same Thing Again
7. I've Got A Feeling
8. Sing One For The Lord
9. When You Are Mine
10. I Don't Want You To Pretend
11. Encouraging Words
12. All Things (Must) Pass
13. You've Been Acting Strange
14. As Long As I Got My Baby
15. All That I've Got (I'm Gonna Give It To You)
16. How Long Has The Train Been Gone

今回は女性コーラスの他にホーンセクションやストリングスも加えて厚みのあるサウンドになっています。完成度としてはこちらの方が高いと思いますが、かなりイギリスのミュージシャンの影響が強くなっています。そして当時ヒットしていたジョージのAll Things (Must) PassとMy Sweet Lordをカバーしています。My Sweet Lordのコード進行はトッドラングレンのI Saw the Lightの元になっているだけあって、ここではA.O.R.的な、ニューソウルというべきか、そういうおしゃれなアレンジになっています。

ビートルズのI've Got a Feelingもカバーしていますが、オリジナルではジョンが冷たいスタジオで手を凍えさせながらオルガンを弾いていました。ビリーも同じセッションに参加していながらジョンが自分で演奏していたのはジョンなりのこだわりだったのでしょうか。ゴスペル調というか、レイチャールズっぽい曲が多いです。歌中心ですから、この作品もソウルミュージックの金字塔として語り継がれていくべき名盤であります。

Right Now
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[20131126]

御陰さまで60万アクセスを突破いたしました。
これからも沢山アルバム紹介して参りますので、
よろしくお願いします。

最近はマイナーな作品も紹介していますが、
広い心でおつきあい下さい。

[20131126]

That\'s the Way God Planned ItThat\'s the Way God Planned It
(2003/12/01)
Billy Preston

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69年、アップルからリリースされた彼の代表作です。レットイットビーやアビーロードのセッションに参加した事によって、ビートルズのメンバーに気に入られ、アップルからソロ作品を出します。バックアップもビートルズのメンバーになっていながら彼らしさも前面に出す事によって、良い化学反応が起こっています。サザンロックブームの最中と言う事もあって、ダウントゥーアースなソウルミュージックに仕上がっています。

1. Do What You Want
2. I Want To Thank You
3. Everythings All Right
4. She Belongs To Me
5. It Doesnt Matter
6. Morning Star
7. Hey Brother
8. What About You
9. Let Us All Get Together Right Now
10. This Is It
11. Keep It To Yourself
12. Thats The Way God Planned It (Parts 1 & 2)
13. Thjrough All Times (Previously Unreleased Bonus Track)
14. As I Get Older (Bonus Track)
15. Thats The Way God Planned It (Alt. Version Bonus Track)

ボーカルにも定評があるビリーの歌を中心にオルガンだけではない魅力ある作品になっています。George Harrisonがプロデュースしていて、参加ミュージシャンも豪華になっています。George Harrisonは勿論、Eric Clapton、Keith Richardsはベースで参加、ドラムがGinger Baker、バッキングボーカルがDoris TroyとMadeline Bell と夢のような競演になっています。Keith Richardsがきちんとベースを演奏していると言うのも驚きですが、Ginger Bakerもちゃんとソウル系のドラムを叩いているのも不気味です。

全体的な雰囲気としては当時のスーパースター、スライ&ファミリーストーンのようなノリがあります。ボブディランのShe Belongs to Me意外はほとんどオリジナル曲で、ビリーの歌を中心にした事によって、よりポップでありますし、何より曲が良いです。バックが彼らでなくてもいい出来だったに違いありません。しかし、この奇跡的なメンバーならではのグルーヴと言うのもあって、他には変えがたい無二のアルバムであります。クラプトンのファンキーなギタープレイもおかしな感じですが、マジで演奏しています。これ以上のものは無いくらいに最高の出来映えです。歴史的な名盤であります。

Do What You Want
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[20131125]

Wildest Organ In Town / Club MeetingWildest Organ In Town / Club Meeting
(2004/02/08)
Billy Preston ビリープレストン

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66年のWildest Organ In Townと67年のライブアルバムClub MeetingのカップリングCDです。Wildest Organ in Town!ではSly Stoneがアレンジを担当しています。ソウルミュージックとビートポップスのカバーとオリジナル曲がバランス良く収められています。ビリーは歌も達者で、歌有りの方が良いと思いますが、インストの方が個性が分かり易いかもしれません。

1. In The Midnight Hour
2. Uptight (Everything's Alright)
3. A Hard Day's Night
4. Ain't Got No Time To Play
5. Love (Makes Me Do Foolish Things)
6. The Duck
7. Advice
8. Satisfaction
9. I Got You (I Feel Good)
10. It's Got To Happen
11. Free Funk
12. The ''In'' Crowd
13. Introduction
14. Sunny
15. Hoochie Koochie Man
16. Billy's Groove
17. No Man Is An Island
18. Let The Music Play
19. Wade In The Water
20. Summertime
21. This Little Light Of Mine
22. Ike's Theme
23. Together
24. James Brown Medley

モッズ受けするようなオルガンジャズっぽい感じの演奏はスタイルカウンシルのミック・タルボットも影響を受けているだろうな思わせるような演奏になっています。全編通して明るく陽気で元気になるような演奏が特長で、バラード系でも悲壮感はありません。ライブ盤ではスタジオ盤には無かった曲を演奏しているので、これもオリジナルアルバムの一つだと思っていいと思います。

ライブは熱気が伝わってきますね。当時はまだ黒人と白人が場所を同じくするような事がありませんでしたので、観客は黒人が多いのだと思われますが、この熱気は他のライブアルバムでは感じられないくらいに汗臭いです。客席が近いのかもしれません。共にとても楽しい作品であります。選曲も良いです。センスもあると思いますが、人の良さがにじみ出ています。こういう作品はもっと広く知られるべきだと思います。音楽は素晴らしいと改めて思わさせてくれる作品です。

In The Midnight Hour
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[20131125]

千秋楽は両横綱が相星決戦で日馬富士が勝ち、優勝を決めました。ずっと全勝で来ていた両者でしたが、二人とも稀勢の里に敗れています。稀勢の里は本来、下から上に攻める体勢で勝ち上がってきた力士ですが、いつからか、その万全の攻め方を忘れて負けがこんでいました。本場所は、その下から上に攻める姿勢を貫いており、その圧力を遺憾なく発揮していました。本人はまだしっかり把握しきれていない感じがしますが、この取り口なら上を目指す事も可能でしょう。後は気持ちの強さだけです。

上位の結果
白鵬 13勝2敗
日馬富士 14勝1敗 優勝
稀勢の里 13勝2敗
琴奨菊 1勝2敗12休
鶴竜 9勝6敗
琴欧洲 1勝3敗11休
豪栄道 8勝7敗
栃煌山 7勝8敗
松鳳山 4勝11敗
隠岐の海 7勝8敗
妙義龍 8勝7敗
安美錦 6勝9敗


琴欧洲は来場所大関陥落ですが、二桁勝てば大関に復帰出来ます。大関取りをの最中だった豪栄道はやっと勝ち越せた感じで、又振り出しに戻りました。今場所活躍したのは勢で11勝しました。これまでの思いっきりの良い若い取り口がそのまま勝ち星に繋がっているので、日頃の稽古の賜物だと思います。もう一人が千代大龍で、同じく11勝あげています。どちらも三賞を受賞しています。

期待の遠藤は足の故障もあって、初めての負け越しとなりました。出世が早過ぎたので、これも経験の内だと思います。取り口は横綱相撲で、相撲感も良いのですが、後は立ち合いの圧力を身につければ上位にも通用していくと思います。新入幕の大砂嵐は負け越してしまいました。この人はどうも相撲の基本である、すり足が出来ていないようで、足が地に着いた感じがしません。もっと基本稽古に時間を費やした方が良いと思います。技はその後です。兎も角、両横綱が最後まで頑張ってきた事で、最後まで大いに盛り上がった場所となりました。

白鵬 vs 日馬富士
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[20131124]

プレイズ・モータウン・ヒッツ&モア(紙ジャケット仕様)プレイズ・モータウン・ヒッツ&モア(紙ジャケット仕様)
(2006/08/18)
ビリー・プレストン

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これも65年の作品で、 Most Exciting Organ Everの時にレコーディングされていたものです。全曲カバー曲で、Most Exciting Organ Everではオリジナル曲を入れる為に外されたテイクです。特にソウル系ではなく、当時のポップスのヒット曲を網羅しています。それらをソウルフルに演奏していますが、ポップスが素材なだけに洗練された感じはります。

1. You’ve Lost That Lovin’ Feelin’
2. Eight Days A Week
3. Downtown
4. Goldfinger
5. My Girl
6. Go Now
7. Ferry Across The Mersey
8. Shotgun
9. Stop In The name Of Love
10. King Of The Road
11. The Birds And The Bees
12. Can’t You Hear My Heartbeat

後にセッションに加わる事になるビートルズのEight Days A Weekをカバーしています。これがビートルズのメンバーに気に入られていたのかもしれません。My Girlは定番ですが、映画音楽のGoldfingerをオルガンで演奏するというのもかっこいいです。マージービートのFerry Across The Merseyなど選曲が素晴らしいです。後にジミヘンがカバーするShotgunも聴き応えがあります。

ビリーのオルガンプレイはニューオリンズのセカンドラインを基本としながらもフィルイン的にいれるグリッサンドやトリルなどにより、より歌に近い演奏になっている事です。そのダイナミズムがバックの演奏も巻き込んでダイナミックな演奏になっています。勢いがありますがかなり緻密なアレンジが絶妙です。パワフルでありながらシンプルではないのです。見事な演奏です。

Eight Days A Week
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[20131124]

ファンキー・ソウル・オルガン(紙ジャケット仕様)ファンキー・ソウル・オルガン(紙ジャケット仕様)
(2006/08/18)
ビリー・プレストン

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65年のセカンドアルバムです。全編オルガンによるインスト曲で、半分はカバー曲ですが、半分オリジナル曲になっています。作曲もやり出したのですね。まるでオルガンジャズのようにソウル系の曲を演奏しています。モッズ系に好かれそうな曲ばかりです。ソウルインストバンドのBooker T'sみたいです。

1. If I Had A Hammer
2. Low Down
3. Slippin’ And Slidin’
4. Drown In My Own Tears
5. I Am Coming Through
6. The Octopus
7. Don’t Let The Sun Catch You Cryin’
8. Soul Meetin’
9. Let Me Know
10. Billy’s Bag
11. The Masquerade Is Over
12. Steady Gettin’ It

この人の演奏は実に楽しそうなのが特長です。演奏もユーモアに溢れていて、同じ曲を演奏する人は多いですが、グリッサンドからのフレージングにしても、他の人には無い陽気な人柄がにじみ出ています。ですからバックの演奏もそれに合わせてダイナミックでための効いた演奏になっています。陽気なソウルダイナマイトになっています。若くして注目を集めるようになったのもうなずけます。

まだアメリカの一部のファンしか獲得していない時期ですが、大物ぶりが如実に現れています。暗い黒人音楽ばかりがロック界でもてはやされがちですが、黒人音楽はかくも陽気な音楽だという本来の黒人音楽の良さがよく出ています。歌うようにオルガンを演奏して、インスト作品でも飽きる事無く説得力のある演奏をこなしています。バックミュージシャンとしても定評がありますが、ソロになってからの自己主張のある演奏も出来る器用さがあります。

If I Had A Hammer
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[20131124]

16-Yr. Old Soul16-Yr. Old Soul
(2013/10/01)
Billy Preston

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アップルレーベル関係、最後に紹介するのはビリープレストンです。ビートルズの5人目のメンバーとさえ言われるほど、後期ビートルズの作品に大きく関わってきた黒人キーボーディストです。アップルでの在籍は勿論短く、このファーストソロアルバムは63年にリリースされ、わずか16歳の天才キーボードプレイヤーとしてサムクックのレーベルからリリースされています。

1. Greazee
2. Lost and Lookin'
3. I Can't Stop Lovin' You
4. Born to Lose
5. Ain't That Love
6. Bring It On Home to Me
7. God Bless the Child
8. Pretty Little Girl
9. In the Spring
10. Good News
11. Sweet Thing
12. Win Your Love for Me

R&B系の鍵盤奏者として、ここでは主にオルガンを演奏しています。ビートルズがサージェントペッパーから原点回帰、又レイドバックブームに乗っかる時に、このアメリカのキーボーディストを重宝していました。そこで初めて世界的に知られるようになり、その後もストーンズなどのセッションにも参加し、ロック界でも屈指のソウル系鍵盤奏者として多くの作品に参加してきます。

有名ミュージシャンとのセッションは有名ですが、ソロアルバムはあまり知られていません。それでも多くのソロアルバムを出しているので紹介していきます。若くしてソロ作品を出していますので、その業界ではかなり期待の新人だったのだと思います。実際、16歳とは思えない円熟したソウルプレイをしています。曲は全てカバーですが、R&B系ではずれはありません。

Greazee
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[20131124]

The Radha Krsna TempleThe Radha Krsna Temple
(2003/12/01)
The Radha Krsna Temple

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71年の作品で、ジョージハリソンがプロデュースした一度限りのインドポップスアルバムです。ポップスと言っても内容はヒンズー教の宗教的なチャントでありますが、ポップなアレンジになっています。ジョージがMy Sweet Lordをヒットさせていた頃で、My Sweet Lordもヒンズー教の神を称えた歌でした。インド音楽でなく、ポップスで歌う事によって、よりヒンズー教を身近に感じさせようとしていました。

1. Govinda
2. Sri Guruvastak
3. Bhaja Bhakata/ Arotika
4. Hare Krsna Mantra
5. Sri Isopanisad
6. Bhaja Hure Mana
7. Govinda Jai Jai Jai
8. Prayer To The Spirtual Masters

女性コーラス、男性コーラスの、黒人で言えばゴスペルのような音楽だと思います。みんなで合唱して神々を讃えるというスタイルです。インド音楽として演奏されていますが、GovindaとHare Krsna Mantraは完全にジョージハリソン節のポップスになっています。どこかゴダイゴのガンダーラを思わせる雰囲気がありますが、ゴダイゴがこの作品を題材に選んではないかと推測されます。宗教界の厳格な音楽ではなく、庶民が集まって歌っているような感じでしょうか。作品としてはこれだけですが、アップルからリリースされた事で結構湯名なアルバムだと思います。

まるでフィルスペクターのウォールオブサウンドのようにシタールやタブラが洪水のようにステレオで迫ってきます。そして8ビートのゆったりとしたコーラス。Sri Isopanisadではツェッペリンのファーストアルバムのようなアコースティクギターとスライドギター、フェイザーをかけたエレピなど、サイケな感じになっています。ジョージが言っているちょっとはずれたノーザンソングみたいな感じです。兎も角、難しい事を考えずにインド音楽を楽しめる作品だと思います。

Govinda
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[20131123]

Living Room Sessions Part 2Living Room Sessions Part 2
(2013/05/27)
Ravi Shankar

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2013年にリリースされた作品で、Living Room Sessionsの続編になります。パート1と同じセッションの残りの曲になります。これからも発掘作品がリリースされるかもしれませんが、これがシャンカールの一番最後と思われる演奏になっています。これまでも演奏してきた曲をやっていますが、この穏やかさは何なんでしょう。

1. Raga Mishra Kafi
2. Raga Sindhi Bhairavi
3. Raga Bhairavi

人間が丸くなったと言う次元のものではありません。彼の生き様辿り着いた境地がこの演奏となっているのです。インド音楽は演奏者の感情のままに即興で演奏して良い部分がありますが、それだけの精神性の成長がなければヘタな演奏は出来ないと言うような厳しさも感じさせる決まり事だと思います。そしてついにシャンカールはその精神性をより人間に近い神の領域にまで上り詰めていく事に成功したと確信させる演奏になっていると思います。

人に委ねられる演奏の発露。インド音楽とはそれほど技術だけでは成し得ない部分までも前提に決まり事がなされているのです。勿論表現者としての演奏技術もなければ、これだけの表現は出来ない訳であり、身体も精神も鍛え上げなければならないものなのだと、改めて思わされました。それほど技術も精神も申し分無いほど充実した演奏を死の直前に演奏していたという奇跡的な作品であります。音楽史上永遠に讃えていかなければならない名盤だと思います。

Raga Bhairavi

[20131123]

Ravi Shankar / The Living Room Sessions Part 1 [輸入盤] [日本語解説・帯付]Ravi Shankar / The Living Room Sessions Part 1 [輸入盤] [日本語解説・帯付]
(2013/01/20)
ラヴィ・シャンカール

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2012年、カリフォルニア州サンディエゴでシャンカールは亡くなりました。彼の死後リリースされた作品で、2011年の弟子達とのコンサートを収録したものです。メンバーはシタールのRavi Shankar、タブラのTanmoy Bose、タンピューラのKenji Ota、ベースタンピューラのBarry Phillipsの四人です。

1. Raga Malgunji
2. Raga Khamaj
3. Raga Kedara
4. Raga Satyajit

生前の最後のセッションだと思われる演奏で、直弟子達と居間でくつろぎながら演奏しているような音楽を楽しんでいる感じが伝わってきます。初期の頃の孤高な切ない演奏に比べると、かなり優しさに満ちた愛情に満ちた演奏になっていると思います。これが達人が辿り着いた境地なのでありましょう。どの楽器も説得力に満ちあふれた演奏になっています。

ロックやジャズに影響を与えてきたシャンカールでありますが、ロックもジャズも失速している現在の音楽シーンの中で、これだけ輝きに溢れた音楽を奏でられると言うのは凄い事です。旋律的にも響き的にもポップな感じがしますし、インドの厳格な様式から解き放たれたような自由と喜びを満喫しているようにも感じます。最後の最後まで自分の音楽を追求してきた証がここにあります。名盤です。

Raga Khamaj
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[20131123]

ラヴィ・シャンカール:交響曲 (Ravi Shankar Symphony)[Import]ラヴィ・シャンカール:交響曲 (Ravi Shankar Symphony)[Import]
(2012/03/28)
アヌシュカ・シャンカール

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2012年の作品です。2010年に行われたLondon Philharmonic OrchestraとDavid Murphyとのコラボレート作品になっています。これまでもオーケストラとインド音楽の融合の試みは成されてきましたが、シャンカールの人生の総集大成として、彼がこれまで練り上げてきた構想を現実のものとした演奏を収録しています。形式としては交響曲でありますが、それぞれにインド音楽の形式も含まれています。

1. Symphony: I. Allegro - Kafi Zila
2. Symphony: II. Lento - Ahir Bhairav
3. Symphony: III. Scherzo - DoGa Kalyan
4. Symphony: IV. Finale - Banjara

ここでは愛娘のアヌシュカ・シャンカールがシタールを演奏しています。ノラジョーンズとは異母姉妹となります。クラシック音楽にもエキゾチックな音楽は存在します。それに近い形でインド旋律が使われています。オーケストラの演奏はかなり雄大なものであり、響きを大事にするインド音楽の空間を埋めるものでありますが、その分、インド音楽の響きは埋もれています。

シャンカールが人生をかけて書き上げた作品だけあって、かなり迫力がある素晴らしい音楽になっています。これまでのオーケストラ作品の中でも最高傑作だと思います。イギリスに侵略されていたインドは、どこかで西洋に負けないものと言うコンプレックスがあったと思いますが、シャンカールはその先に友好的な光を見いだして演奏してきたのだと思います。素晴らしい名盤です。

Symphony: III. Scherzo - DoGa Kalyan

[20131123]

Flowers of IndiaFlowers of India
(2007/09/11)
Ravi Shankar

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2007年にリリースされた作品です。晩年はライブ作品や過去の作品の掘り返しが多くなっていまして、この作品も56年にレコーディングされた演奏になっています。まだインド時代の録音です。ですから北インド音楽の基本的な演奏を紹介している形になっています。伝統的な音楽ですから、有名になってからも同じ曲を演奏しています。

1. Raga Jog
2. Raga Tilanga
3. Raga Bahar
4. Danse Gandharva: Raga Malkauns
5. Danse Ramachandra: Ragas Sinhendra- Maddhyama, Hansaddhwani
6. Tabla - Taranga: Raga Adana
7. Danse Kartikeyya: Raga Malkauns
8. Danse Indra: Raga Bhairada
9. Danse Snanum: Ragas Durga, Khamaj
10. Bhajana (Religious Song)
11. Raga Mishra-Kaphi

有名になってからはアドリブを大幅に取り入れて長い曲になっていたりしますが、ここでは基本的な演奏になっています。同じ曲でも、演奏する日や、その日の天気、演奏する人の気分で演奏を変えていいのがインド音楽であり、テーマ部分は同じでもその後に様々な変化をしていくのです。拍や拍子は決められているので、その中での即興と言う事になります。

インド音楽は所謂変拍子が多く、4拍子以外は変拍子と言う事になるのですが、ポップスは基本4拍子か3拍子ばかりで、最初に変拍子を大幅に取り入れたのはジョンマクラフリンのマハヴィシュヌオーケストラだったと思われます。このバンドはジャズとロックとファンクを融合したフュージョンにプラスインド音楽の概念を持ち込んでいて、それで変拍子が多く、ドラムのおかずも多すぎる事で、ドラマーのビリーコブハムがうんざりして脱退したりしているくらい超絶的な演奏になっています。それはそれはかっこいいのです。変拍子はロックにとってかっこいいと言う概念が出来て、今度はプログレバンドがクラシックでも変拍子があるので、変拍子を取り入れるようになっていきます。つまり、フュージョンもプログレもインド音楽の影響が大きいのです。そしてこのアルバムは、まだビートルズすら出てきていない時の演奏であります。

Raga Malkauns
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[20131122]

Sitar Concertos & Other WorksSitar Concertos & Other Works
(2005/02/04)
London Symphony Orchestra、London Philharmonic Orchestra 他

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98年の作品で、これまでオーケストラとの競演した演奏を集めたものです。London Symphony OrchestraやLondon Philharmonic Orchestraと競演した演奏、それらを編集し直して作品にしています。西洋音楽と東洋音楽のコラボレーション、ヨーロッパ音楽も少なからずも東洋から流れてきた音楽に強い影響を受けていますので、交わるべき点が多くあります。

ディスク:1
1. Morning Love (based on Raga Nata Bhairav)
2. Raga Piloo
3. Prabhati (based on Raga Gunkali)
4. First movement: Raga Khamaj
5. Second movement: Raga Sindhi Bhairavi
6. Third movment: Raga Adana
7. Fourth movement: Raga Manj Khamaj
ディスク:2
1. Raga Puriya Kalyan
2. Swara-Kakali (based on Raga Tilang)
3. I. Lalit (Presto)
4. II. Bairagi (Moderato)
5. III. Yaman Kalyan (Moderato)
6. IV. Mian ki Malhar (Allegro)

完全に別の音楽として確立された音楽を再び混じりあわせる試みは、新たな刺激に満ちた音楽に生まれ変わっています。そうした革新に貢献したシャンカールの業績を讃える事が出来る作品になっています。音楽は生き物です。蓄音機が発明されてから記録して残す事が出来るようになりましたが、昔は生演奏を聴きにいかないと音楽に触れる機会はありませんでした。生ものですから毎回同じように演奏出来るとは限りません。スポーツと同じでどんな結果が生まれるかは最後まで分からないのです。

特に即興による演奏は演奏するたびに変化しますので、それを記録として残せる技術はとても素晴らしい技術だと思います。世界中で同じ演奏を共有出来るのです。そして世界を移動する技術も発達して、本来なら混じりあう事の無い人達が共に素晴らしい音楽を演奏する事が出来るようになっています。その一瞬を切り残した素晴らしい演奏が収められた聴き応えのある作品です。

Morning Love
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[20131122]

Raga TalaRaga Tala
(2000/07/11)
Ravi Shankar

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97年のアルバムです。Ragaとか、Talaはインド音楽の音階などを含む形式の事で、これまでも同じような曲をリリースしていますが、演奏するたびに違う表情を付け加えています。ラビシャンカールはもはや世界の人間国宝として讃えるべき人であり、晩年にありながら、更なる修練を経て神に近い演奏になっています。サポートメンバーの演奏も凄いです。

1. Tala-Farodast
2. Raga Gara: Alap Gat I , Gat II, Gat III
3. Raga Hameer: Alap Gat I, Gat II, Taal Tintal

民族音楽というものは、若い人には敬遠されがちですが、若い時から修練をする必要がある音楽であり、独学でも通用するロックとは違って、その伝統を学ばなければなりません。その分若者には敷居が高いのですが、若者でも魅了するだけの魅力溢れる音楽が残されています。ラヴィシャンカールでもこの境地に達するまで、長い月日を要していますので、若いうちから関心を持ってもらった方が良いと思います。

その為にはポップスにも民族音楽性が含まれたヒット曲が必要かと思いますが、数えるほどしかありません。この作品を聴いていて、伝統を重んじながらも革新的な演奏をするには、時間がかかると言う思いが重くのしかかってきます。もっとより多くの若者が、こういう音楽に興味を持って、そして演奏する楽しさを身につけてくれる事を望むばかりです。

Tala-Farodast

[20131122]

Towards the Rising SunTowards the Rising Sun
(1996/04/08)
Ravi Shankar

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96年のアルバムです。78年にリリースされたEast Greets Eastと言うアルバムのリメイク盤です。日本とインドの友好をテーマにしています。ジャケットにはマハラジャと富士山が描かれていると言うユニークなもの。又、日本をJAPANではなくNipponと表記している所も同じアジア人らしい配慮だと思います。尺八の大家Hozan Yamamotoとのコラボレートもユニークです。そこではシタールで日本音階を演奏しています。

1. Padhasapa
2. Kaharwa
3. Improvisation on the Theme of "Rokudan"
4. Namah Shivaya
5. Tribute to Nippon
6. Raga Hemant - Vilambit Gat in Teental

日本の民族音楽はモンゴルや中国から入ってきたものを基礎としていますので、インド音楽とは違う進化をしています。同じアジアでありながら、この違う音楽の融合はとてもユニークな作品になっています。山本邦山の尺八は素晴らしい演奏です。日本にいながら、これほど素晴らしい表現者の存在をあまり知らずに過ごしていました。最近はサンプラーでも尺八の音は出せますが、こんな演奏は再現不可能です。フレーズサンプリングするしかないでしょう。

そしてその演奏に触発されたシャンカールの演奏も凄い事になっています。これぞコールアンドレスポンスの極みであります。達人同士のぶつかり合いはImprovisation on the Theme of "Rokudan" で堪能出来ます。六段なんですね。人間国宝なんですね。確かに国宝ものの演奏です。この人は尺八でジャズにも挑戦しています。こうした音楽は伝統を守りつつも、様々な融合を経て進化していって欲しいものであります。神業の応酬です。

Kaharwa
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[20131122]

GenesisGenesis
(2001/02/12)
Ravi Shankar

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95年の作品です。映画Genesisのサウンドトラックになっています。デジタル楽器を使ったりと、純粋なインド音楽だけではないオリジナル曲集になっています。インドの民謡みたいな曲もあったり、シタールだけにこだわっていない事で、バリエーション豊かな内容になっています。やはりシタールのみの演奏だけの作品は聴いていてつらいです。

1. Genesis Theme
2. Woman Reminiscing
3. Fair
4. Return From The Fair
5. Passion
6. Jealousy And Fighting
7. Variation On Genesis - Theme On Sitar
8. Bounty Full Crops
9. Song In The Fair
10. Swing
11. Camel
12. Title

シャンカールのスタイルは北インド音楽に偏っていて、それだけでインド音楽のすべてを理解するのは難しいです。しかいs、シャンカールが早くから世界に向けて音楽を発信しているので、インド音楽イコールシャンカールのような音楽と言う印象が強くなっています。しかし、他民族の集まりであるインド音楽はもっと様々なものが存在しています。そうした部分のスタイルも取り入れて幅広い音楽性になっています。

サントラなので、純粋なスタイルにこだわる必要も無く、時には中東系、時にはブラジルのネイティヴな音楽と共通する部分があります。民族音楽はその土地土地で特長がありますが、どんなに離れた場所の音楽でも共通する部分があったりします。ルーツが同じとか、音楽発祥の仕方が類似している事も考えられます。人の感情から生まれたものであれば、共通する部分もあるはずですし、どんなに色が違う人種であっても、同じ感情を持ち合わせた人間である事が分かるのも音楽であります。曲の成り立ち方を聴いていて、そう感じさせられます。

Genesis Full Album

[20131121]

Concert for PeaceConcert for Peace
(1995/07/18)
Ravi Shankar

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95年のアルバムで、93年にRoyal Albert Hallで行われた平和の為のコンサートのライブ作品です。CDで2枚組の容量です。平和への祈りを込めた演奏、かなり即興も入っています。それだけ感情を込めた演奏になっているようです。音楽は世界を変えられるか?という問いはパンクの時代に失望に変わりますが、音楽は人の心を変えられるだけの力を持っていると思います。人の心が変われば世界は変化を見せる事が可能だと思います。

ディスク:1
1. Raga Jait: Alap-Jor-Jhala
2. Raga Jait: Gat
3. Raga Kirwani: Slow And Fast Gats
ディスク:2
1. Raga Misra Khammaj: Slow And Fast Gats

平和を考えるきっかけとなるコンサートとはよくあります。これもその一つであり、戦争が行われている事に鈍感な日本などでは、そういうきっかけは重要だと思います。自分の身に降り掛からない火の粉は生活の忙殺に現実味を持たなくなります。戦争によって自分の生活が危うくなって初めて意識するのでしょうが、それでは手遅れなのです。しかし、実際問題、自分に何が出来るのか、それも曖昧です。

平和を歌えるコンサートによって争いが無くなるかと言ったら、無くならないでしょう。それでも平和を訴えるのは、一人だけではどうにもならない事も、思いを共有する事で大きな動きになる可能性があります。決して無駄な事ではないはずです。そういう思いになるきっかけになればと言う事を考えながらインド音楽を聴くのは、割と心の深い所に届きます。

Concert for Peace

[20131120]

PassagesPassages
(2013/04/25)
Ravi Shankar、Philip Glas 他

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90年の作品です。現代音楽の巨匠Philip Glassとのコラボレート作品になります。オーケストラとインド音楽の競演でありますが、オーケストラアレンジもシャンカールが手がけています。シャンカールが3曲、グラスが3曲づつ曲を提供しています。大半がオーケストラの演奏で、それをバックにシタールなどを演奏していますので、ほぼグラス色の強い作品だと思います。

1. Offering
2. Sadhanipa
3. Channels And Winds
4. Ragas In Minor Scale
5. Meetings Along The Edge
6. Prashanti

フィリップグラスにしては普通に音楽していますので、そこはシャンカールに合わせた部分もあるのでしょうが、それほどインド音楽にこだわっておらず、シャンカールも西洋音楽との競演の時は、それに合わせた演奏もこなせます。伊達にインド以外で活動していないのです。しっかり西洋音楽の知識も身につけています。インドの楽器以外も使うので、音階も限られたものになっています。

バイオリンのようにフレットレスな弦楽器のみインド音楽に適応出来ますが、全体のアンサンブルを考慮した音階を使っています。グラスは現代音楽家なので、クラシック音楽のようにあるがままの演奏にこだわっておらず、スタジオミキシングなどの電気処理する事も含めて曲になっていますので、スタジオテクニックも含めてクラシックのオーケストレーションとは違います。ただ、奇をてらったところはなく、音楽としても優れた作品であります。

Passages Full Album

[20131119]

Inside the KremlinInside the Kremlin
(1991/10/05)
Ravi Shankar

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88年の作品で、モスクワでのライブ音源になります。まだ共産国だったソビエト時代にモスクワで演奏しているんですね。Chamber Orchestra Of Moscow PhilharmonieというオーケストラとGovernment Chorus Of Ministry Of Culture Of USSRという合唱隊との競演になっています。まるでジンギスカンのようにユーラシア大陸を制覇しているみたいです。

1. Prarambh
2. Shanti Mantra
3. Three Ragas in "D" Minor
4. Tarana
5. Sandhya Raga
6. Bahu-Rang
7. Shanti Mantra (Reprise)

曲調は舞踏音楽が選ばれており、女性コーラスが入る事でポップで楽しい音楽になっています。インド音楽は中世時代のヨーロッパと同じように宗教音楽と宮廷での舞踏会用の音楽があります。貴族の為の音楽として成立している部分があるのです。勿論民衆の中で育まれた音楽もありますが、理論としては貴族音楽として発展してきました。特に権力と欲望が渦巻くマハラジャでは官能的な音楽もあったようで、ここで演奏されている音楽はこれまでになかったくらいに官能的な音楽になっています。

まるでアラビアの千夜一夜物語のように官能的で妖艶な音楽であり、きらびやかな宮廷の装飾に舞う美女達の映像が浮かびます。シャンカールの作品では珍しいくらい淫美な感じがします。特にバイオリンによるインド音階は悩ましいです。しかし、それにより聴く方も敷居が低くなると思います。ロックにしろポップスにしろ色気は重要な要素であり、一番人間の感性に響く音楽だと思います。オーケストラとの競演も見事にハマっています。名盤です。

Prarambh
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[20131118]

Doyen of Hindustani MusicDoyen of Hindustani Music
(1995/07/11)
Ravi Shankar

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88年のアルバムです。デジタルミュージックとの癒合を試みながらも、純粋なインド音楽が基本であり、ここは譲れない所のようです。しかし、インド音楽のこの長い曲が膨大にありますが、よくこれだけの曲を憶えられるものです。いくつかのパターンの組み合わせと言う事もありますが、彼らでも演奏前は綿密な打ち合わせは必要でありましょう。

1. Raga: Basant Mukhari
2. Tabla Solo
3. Raga: Vasant Pancham
4. Raga: Kedar

インド音楽でも歌があれば親しみ易いのですが、インストとなると孤高な感じが強くなります。響きが崇高な感じがするのです。シタールは普通の楽器以降に多くの倍音を含んでいて、スコットランドのバグパイプと双璧をなすと思います。これは一つの楽器で空間を埋めるだけの音が充満してきます。それだけで崇高な気持ちになるのです。

音楽は数学的に解釈する事が出来ますが、響きと言う点では数学としては計算出来ない部分も含んでいると思います。数学的に成立するのであれば、打ち込みで済む問題であり、誰が演奏しても同じ事でありますが、そうではないのが音楽の面白い所です。演奏する人によって、その空間によって音楽は変化するのです。そういう意味では全く同じ演奏は存在しないのであり、だからこそ楽譜に縛られるクラシック音楽も面白いのであります。即興演奏が当たり前に存在するインド音楽も尚更であります。

Raga: Basant Mukhari

[20131118]

中日まで両横綱は全勝できています。しかし、大関を始め、中堅どころが元気がありません。琴奨菊、琴欧洲、琴勇輝の佐渡ヶ嶽部屋の三力士が揃って怪我で休場しました。角番だった琴欧洲は復帰したとしても既に負け越しているので、来場所は平幕に落ちます。角番が多い大関でしたので、この辺が潮時でしょうか。

中日までの上位の成績
白鵬 8勝0敗
日馬富士 8勝0敗
稀勢の里 6勝2敗
琴奨菊 1勝2敗6休
鶴竜 6勝2敗
琴欧洲 1勝3敗5休
豪栄道 6勝2敗
栃煌山 4勝4敗
松鳳山 2勝6敗
隠岐の海 3勝5敗
妙義龍 4勝4敗
安美錦 3勝5敗


新入幕の大砂嵐は前に押す相撲ではなくて、投げ技などの小手先で勝とうとしています。前に出る圧力を身につけないと、これから厳しくなるでしょう。期待の遠藤も足に故障があるみたいで苦しんでいます。こういう時に勝てる術を身につけるのも経験でしょう。豪栄道も2敗していますので、横綱戦を考えるともう負けられません。日馬富士が最後まで集中力を切らさなければ面白い展開になると思います。

白鵬vs豪風
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[20131117]

The Ravi Shankar Project; Tana ManaThe Ravi Shankar Project; Tana Mana
(1991/10/05)
Ravi Shankar

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87年のアルバムです。ワールドミュージックブームにあやかるような作品です。純粋なインド音楽ではなく、当時流行っていた癒し系のヒーリングミュージックのようなサウンドトラック、デジタルシンセを使った演奏をバックに演奏しています。ここは時代に合わせてきました。孤高の音楽から庶民の元に舞い降りてきたかのような音楽になっています。

1. Chase
2. Tana Mana
3. Village Dance
4. Seven And 10 1/2
5. Friar Park
6. Romantic Voyage
7. Memory Of Uday
8. West Eats Meat
9. Reunion
10. Supplication

歌もあって、ポップなアレンジになっているので、普通の人にも聴き易いと思います。シタールやタブラはおかず的な配列になっていて、デジタルシンセが主役になっています。それでもインド感はたっぷり感じます。音階がそうですから、シンセであってもインド的です。いまでは音楽ソフトで様々な音階を鍵盤に当てはめる事が容易になっていますが、シンセなどのハード面ではポルタメントなどの演奏面で頑張らないと無理であります。

サンプラーも使っていると思われます。タブラは実際に演奏していますが、リズムの枠組みにサンプリングしたタブラも混ぜているようです。つまり打ち込みを軸に演奏されているのです。その中で、これだけインド感を出せているのは凄いと思います。入門編としては最適でありましょうが、ここから本格的なインド音楽へ行くのはかなり敷居が高いと思います。それでもデジタルミュージックとの融合を難なくこなしている秀作であります。

Tana Mana Full Album

[20131117]

Pandit Ravi ShankarPandit Ravi Shankar
(2000/04/27)
Ravi Shankar

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86年の作品です。80年代はアフリカ音楽が流行りますが、サイケブームの再燃もありました。世界の音楽が楽しまれるようになり、ワールドミュージックというカテゴリーが確立されます。その中でもインド音楽はシャンカールの功績により、他の国の音楽よりも先んじていました。この頃には今更インド音楽でもあるまいとすら思われていました。そうした中、彼はインド音楽の流布というより、新しい時代におけるインド音楽の在り方について考えていたのではないでしょうか。

1. Raga Puriya-Kalyan
2. Raga Purvi-Kalyan
3. Dhun Man Pasand

インド音楽というより、シタール奏者としての自分の表現に磨きをかけて、より円熟した演奏を展開しています。ジョージハリソンもソロアルバムではインド音楽をやらなくなっています。時代はリズム重視の時代になっています。そこでシタールだけの演奏による作品を創り上げている彼にとっては、もはや世界の流行も関係なくなっているようになっていると思います。

かなり奥深いインド音楽の世界、それは自分自身と向き合う事で更なる深みに入り込む修行のようなものではないでしょうか。ラヴィシャンカールと言う名前は定着しましたが、この時代には忘れ去られているほどでした。そういう環境であっても、人生をかけて音楽への追求、求道心は貫かれていい来ます。演奏テクニックもかなり進化しています。表現力も増しています。静かに、しかし着実に進化しています。

Raga Puriya-Kalyan
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