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[20130731]

26 Letters 12 Notes26 Letters 12 Notes
(2008/10/14)
Dave Mason

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2008年の作品です。11年ぶりの新作となったこのアルバムは現在までの最新作となります。80年代の混沌の中で自分を見失っていたデイヴメイソンは活動を停止していましたが、久々に復活したそのサウンドはレイドバックした渋いブルース作品になっていました。早くからこの路線に戻っていれば良かったのに、やっとファンが満足出来る作品が届きました。

1. Good 2 U
2. Let Me Go
3. One Day
4. Pink Lipstick
5. How Do I Get To Heaven
6. Ain't Your Legs Tired Baby
7. You're Standing In My Light
8. Passing Thru The Flame
9. That's Love
10. El Toro
11. World Of Hunger
12. Full Circle And Then

バックのサウンドはサンプラーやデジタルサウンドになっていますが、それをバックに渋いブルースギターを決めています。歌はよりしゃがれてレオンラッセルみたいになっています。Sheila EやWillie Nelsonなどが参加しています。少し新しめのサウンドにブルースという事で、何でもありの時代の21世紀になりましたので、問題なくアピール出来る内容になっています。しかし、やはり宣伝する力が足りなかったのか、それほど話題にはなっていませんが、聴いた人はきっと気に入る作品になっていると思います。

80年代にこういう事をやっていれば古くさいと言われていたでしょうが、90年代以降ならこれでも通用したと思います。ただ、レコード会社はいい顔しなかった事でしょう。しかし、ベテランミュージシャンの復活で金儲けが出来るような土壌が整ったので、この手の作品でも売れると判断したのでしょう。トラフィックの再結成には参加しませんでしたが、Dave Mason & Jim Capaldi名義でツアーを行った事もあります。渋いですが、良い曲ばかりです。アレンジも新しめになっていますので、新しいブルースの形として有効です。これからも新作が出るのか不明ですが、この路線なら問題ないと思います。

Good 2 U
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[20130730]

Some Assembly Required [Analog]Some Assembly Required [Analog]
(2012/01/31)
Dave Mason

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87年の作品です。7年ぶりに活動を再開したデイヴメイソンでしたが、昔ながらの楽曲をリリースしてくれるレコード会社が無く、マイナーレーベルからリリースしています。ですから、活動再開した事をうまくアピール出来ず、全く注目されませんでした。その反動でレコード会社の言いなりで創ったのがTwo Heartsになります。どっちにしてもどちらも売れませんでした。もう全く新しい時代に感覚がついていけなくなっていたのです。

1. Breakaway
2. Fools Gold
3. Hold On
4. In Love With You
5. Strong Heart
6. Sour Grapes
7. Draw The Line
8. Walkin' The Edge
9. I Can See the Wind
10. I Love The Music

A.O.R.系のスタイルで、曲の出来は素晴らしいものがあります。いい曲ばかりです。これが売れないと言うのも恐ろしい時代であります。トロピカルな感じの曲もありますし、ワールドミュージック的な扱いにすればアピール出来たと思いますが、当時の流行はアフリカンでしたから、そこもずれています。しかし、A.O.R.。大人が楽しめる音楽であり、都会的であり、バブルな時代には合う音楽だと思います。

MTVに便乗すればそれなりに売れていたかもしれませんが、そこまでの宣伝能力が無かったみたいです。アメリカの一部のファンには需要がある音楽だと思いますが、当時の雑多なスタイルの中では美し過ぎる音楽であります。Two Heartsよりも遥かに出来映えがいい作品です。現在ならこちらの方が人気が出るはずです。ですが、マイナーレーベルなので、再発してアピールするだけの能力が無いようです。実にもったいない作品です。

Draw The Line

[20130729]

Two HeartsTwo Hearts
(1987/01/01)
Dave Mason

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87年の作品です。7年ぶりの作品になりますが、やはり新しい浪に乗り切れていなかったのでしょう。そしてやっと出された新作は80年代ポップス、これも当時のウェストコーストサウンドであり、80年代の一番つまらない部類の音楽になってしまっています。なぜここまでして無理に時代に合わせる必要があったのでしょうか、当時はこれが売れると思われたので盲目な状態だったのだと思います。今聴き直すと、昔のまま、自分の音楽をやっていればまだ売れていたはずです。

1. Two Hearts
2. Just A Little Lovin'
3. Forever
4. Dreams I Dream
5. Something In The Heart
6. Ballerina
7. Fighting For Love
8. Replace The Face

デジタルシンセ、シンセドラム、打ち込み、やたら多いおかず、デイヴメイソンの良さでもあった、ソウルフルなグルーヴがジャストな打ち込みのリズムで失われています。歌はイエスのロンリーハートみたいな感じで、コーラスもいかにも80年代しています。きちんと計算された作曲、かなり頑張って創ったのは伝わってきます。しかしつまらないのです。

いい時代を知っているだけに、こんな内容ではファンは納得しないでしょう。実際に全く売れていません。こんな音楽は当時は捨てるほどありました。デイヴメイソンがやる必要はありません。アメリカに渡って、アメリカのレコード会社に依存した結果がこれです。当時の人は本気でこれだけやらないと売れないと思っていたのです。でも実際にはこの時代でも個性的な音楽をやっていたミュージシャンのみが生き残りました。

Two Hearts
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[20130728]

明日へのチャンピオン(紙ジャケット仕様)明日へのチャンピオン(紙ジャケット仕様)
(2010/04/14)
デイヴ・メイスン

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80年の作品です。時代は変わってパンク、テクノ、ニューウェイヴが席巻するようになり、アメリカの音楽も変化を強いられるようになります。無理矢理ニューウェイヴに対応しようとして、ウェイストコーストではクソつまらないアメリカンロックが生まれていきますが、デイヴメイソンはそれに対応してしまっています。

1. Paralyzed
2. You're A Friend Of Mine
3. I'm Missing You
4. Talk To Me
5. Gotta Be On My Way
6. Save Me
7. Life Is A Ladder
8. Tryin' To Get Back To You
9. Get It Right
10. Old Crest On A New Wave

Michael JacksonとデュエットしているSave Meが話題になりましたが、アルバムタイトルが示すように、オールドウェイヴのおっさんが無理にニューウェイヴに合わせようとして四苦八苦しているような作品になっています。A.O.R.になりかけていた事もあり、スティーリーダンのようなYou're A Friend Of Mineなどはそれなりに評価出来ますが、Paralyzedのような曲はひどいものです。

そこまで時代に合わせる必要も無いと思いますが、アメリカで生きていく為には致し方なかったのかもしれません。ジミヘンのAll Along the WatchtowerみたいなアレンジのTalk To Meなど光る曲もあります。これはどちらかというとダイアーストレイツっぽい感じになっているのでしょうか。こういうところにこれからの生き残っていく術が隠されていると思います。兎も角、この時期はオールドウェイヴのミュージシャンにとっては進退を迫られるような非常な時期でもあり、その戸惑いが現れた作品ではないかと思います。

Paralyzed
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[20130728]

Mariposa De OroMariposa De Oro
(1978/01/01)
Dave Mason

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78年の作品です。Split Coconutから続いたA.O.R.路線の三部作とも呼べる作品で、ウェイストコーストサウンドになっています。イーグルスやドゥービーブラザースのようなサウンドだと思っていただければよく分かると思います。日本でも当時のスタジオミュージシャン系の人にはこの路線を好んでいる人が多く、チャーなんかもこの手のサウンドをやっていました。柳ジョージもクラプトンを愛しながらもこの手のサウンドでした。

1. Don't It Make You Wonder
2. Searchin' (For A Feeling)
3. All Gotta Go Sometime
4. Warm Desire
5. Warm And Tender Love
6. Will You Still Love Me Tomorrow
7. Share Your Love
8. Bird On The Wind
9. So Good To Be Home
10. The Words
11. No Doubt About It

ハードロックやプログレが衰退し、ディスコミュージックが流行だし、アメリカで生まれたパンクロックがイギリスに飛び火していました。そんな混沌としていた時期にウェストコースとではこんなのんびりとした音楽が好まれていたのです。パンクの時代に入ると、この贅沢にも聴こえるサウンドは嫌われるようになっていきますが、音楽としては何の罪も無く、素晴らしい音楽は素晴らしいものとして愛好されて良しとするべきでしょう。

A.O.R.と言うのはもっと違う形として発展していきますが、その影響もあって、カントリー系の音楽もこのように進化していきました。古いスタイルのカントリーはそのまま残りますが、それとは別の若いリスナーを獲得していく事になります。ジャケットはとっちゃん坊やみたいな写真になってしまっていますが、音楽は美しくも素晴らしいものになっている名盤であります。

Don't It Make You Wonder
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[20130728]

Let It FlowLet It Flow
(1990/09/04)
Dave Mason

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77年の作品です。前作からトロピカル路線に入り、イーグルス以降の新しいカントリーロックに対応した作品を創るようになりました。あくまでもアメリカンロック、カントリーロックなのですが、A.O.R.な洗練された作品を創るようになります。完全にアメリカに馴染んでしまいました。

1. So High (Rock Me Baby And Roll Me Away)
2. We Just Disagree
3. Mystic Traveler
4. Spend Your Life With Me
5. Takin' The Time To Find
6. Let It Go, Let It Flow
7. Then It's Alright
8. Seasons
9. You Just Have To Wait Now
10. What Do We Got Here?

ウェストコーストサウンドと呼ばれるスタイルが当時は影で流行っていました。ただし、彼の場合はそれまでの経歴があるので、イメージとしては定着していませんが、これはまぎれも無くウェストコーストサウンドの名作になります。今回はYvonne Elliman、Stephen Stillsなどが参加して美しいコーラスハーモニーを構成させています。アメリカンロックというとブリティッシュファンには嫌われがちですが、このような素晴らしい作品がある事も認識して欲しいものです。

しかもこの名作を創っているのがブリティッシュロックを牽引していた一人のデイヴメイソンなのです。クラプトンはレイドバックしながらもイギリスを感じさせましたが、この人は完全にアメリカに馴染んでしまいました。初期の頃はまだイギリスらしさが残っていましたが、この頃には完全にイギリス臭さを無くしています。それだけこの頃のアメリカンロックには新しい魅力が生まれていたのです。より完成度が高くなった名盤です。

So High (Rock Me Baby And Roll Me Away)
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[20130728]

スプリット・ココナッツ(紙ジャケット仕様)スプリット・ココナッツ(紙ジャケット仕様)
(2010/04/14)
デイヴ・メイスン

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75年の作品で、ジャケットからも分かるようにトロピカルな雰囲気を持った作品になっています。高中正義みたいに徹底してトロピカルしている訳ではなく、完全にトロピカル仕切れていないフュージョン感覚が持ち味になっています。ファンクとは違うハネかたですが、踊れる音楽ではあります。

1. Split Coconut
2. Crying, Waiting & Hoping
3. You Can Lose It
4. She's A Friend
5. Save Your Love
6. Give Me A Reason Why
7. Two Guitar Lovers
8. Sweet Music
9. Long Lost Friend

David CrosbyとGraham Nash が参加して見事なハーモニーを聴かせてくれますが、それとは別にManhattan Transferも参加してコーラスワークに幅を持たせています。レゲエやスカのリズム、カリプソのリズムなど、これまで使っていなかったリズムを使ってよりA.O.R.的な洗練のさせ方を試みています。ソウル色が薄れていますが、曲自体はアメリカンロックになっています。

爽やかで落ち着いた感じの曲が多く、これまでの雰囲気とは違う面を出しています。これまではイーストアメリカンなスタイルでしたが、ここではウェストアメリカンな雰囲気があります。声もしゃがれた感じを薄れさせるような歌い方になっています。こういう変化には女が絡んでいる事が多いのですが、この人の場合はそういうプライベートは伝えられていないので、詳しい事は分かりません。当時のクロスオーバーもトロピカル路線に走っていた事もあり、その影響があるのでしょう。

Split Coconut
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[20130727]

Dave MasonDave Mason
(1995/11/17)
Dave Mason

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74年の作品で、自分の名前をタイトルにしています。前作で手応えを感じていたA.O.R.感覚をより押し進めた内容になっていて、フュージョンというか、ニューソウルなアレンジになっています。ジョージハリソンのトレードマークであるストラトにフェイザーかけたスライドギターをちゃっかり頂いてメイソンが演奏しています。ホーンセクションも加えてよりソウルフルな作品になっています。

1. Show Me Some Affection
2. Get Ahold Of Love
3. Every Woman
4. It Can't Make Any Differance To Me
5. All Along The Watchtower
6. Bring It On Home To Me
7. Harmony & Melody
8. Relation Ships
9. You Can't Take It When You Go

フュージョン色を示す上でエレピの存在が強くあります。スケールはスワンプロックと変わりないのですが、アクセントのつけ方がフュージョンになっています。これがStuff系、ニューヨークスタイルのA.O.R.の始まりでした。デイヴメイソンと言えば、ジミヘンのエレクトリックレディーランドに参加してAll Along The Watchtowerのアコースティックギターを弾いていた事で有名ですが、今回もそのディランのカバーであるAll Along The Watchtowerを演奏しています。大分アレンジは違っています。

それとサムクックのBring It On Home to Meをカバーしています。ストリングスも入れたりと、洗練されたソウルミュージック、ニューソウルに接近しています。この人はテクニックではなく、センスでギターを弾く人なので、それがそのまま曲の良さに現れています。当時のクラプトンのソロアルバムよりも遥かに出来がいいです。レイドバックしているようでプラスαのポップセンスを出しているので、はずれが無いです。

Show Me Some Affection
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[20130727]

It\'s Like You Never LeftIt\'s Like You Never Left
(2005/04/25)
Dave Mason

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73年の作品で、豪華なミュージシャンが参加しています。Graham Nash、Stevie Wonder、Jim Gordon、Chuck Rainey、そしてジョージハリソンが変名で参加しています。Chuck Raineyが参加している事でも分かるように、サザンロックにフュージョンの要素が加わり、スワンプからのA.O.R.へ進化する過程のようなミクスチャー感たっぷりの作品になっています。

1. Baby...Please
2. Every Woman
3. If You've Got Love
4. Maybe
5. Head Keeper
6. Misty Morning Stranger
7. Silent Partner
8. Side Tracked
9. The Lonely One
10. It's Like You Never Left

当時目立っていた流行はハードロックとプログレの二本柱でしたが、その陰に隠れてしっかりとカントリーロック、フォークロックが時代の音となっていました。そこにフュージョンという概念が入ってきてソウルミュージックが大きく変化していきます。それと平行してカントリーロック系もフュージョンの要素を取り入れて同じくA.O.R.へと洗練されていきます。そういう時代をしっかりと感じさせてくれるアルバムになっています。

ジョージハリソンのギターはすぐ分かります。ストラトにフェイザーをかけてスライドギターを使ったフレージングはソロになってからの彼のトレードマークで、それがデイヴメイソンの曲に結構マッチしています。彼の歌はポールロジャースのような感じにも聴こえますので、フリー後期のアンディーフレイザーが曲を書くようになっていた時期に似ていると思います。なのでとても私好みの音楽であります。なかなかの名盤です。

Baby...Please
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[20130727]

ヘッドキーパーヘッドキーパー
(2010/12/22)
デイヴ・メイスン

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72年の作品です。アナログ盤ではA面にあたる5曲目までがスタジオ盤で、それ以降のB面に当たる部分がライブ録音になっています。ライブではトラフィックのPearly QueenとFeelin' Alrightを演奏しています。スティーヴィーウィヌッドよりしゃがれた声ですが、デイヴメイソンの歌には味があります。ギターもそれほどテクニシャンではありませんが、こちらも味があるギタリストだと思います。

1. To Be Free
2. In My Mind
3. Here We Go Again
4. A Heartache, A Shadow, A Lifetime
5. Headkeeper
6. Pearly Queen
7. Just A Song
8. World In Changes
9. Can't Stop Worrying, Can't Stop Loving
10. Feelin' Alright?

スタジオ盤は新曲で、イーグルス以降の新しいカントリーロックと同じくらい洗練されたカントリーロックになっています。ゴスペル調のコーラスなど、ストーンズ並みにかっこいいです。トラフィック時代の名曲も彼が書いていましたから、曲の良さは間違い無しです。黒人音楽のいいところを押さえながらも白人ならではの洗練されたセンスが光る楽曲になっています。

ライブも自分のパーマネントバックバンドを従えて気持ちのいい演奏を繰り広げています。メンバーはキーボードのMark Jordan、ベースのLonnie Turner 、ドラムがDr.Rick Jaeger、パーカッションのFelix Falconです。スタジオ盤にはRita Coolidge、Spencer Davis、Graham Nashなどが参加しています。ヒット曲こそありませんが、どの曲もいい曲ばかりで心地の良い作品になっています。

To Be Free
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[20130727]

Dave Mason & Cass ElliotDave Mason & Cass Elliot
(2008/06/17)
Dave Mason

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71年の作品で、The Mamas & the PapasのCass Elliotとのデュエット作品になっています。アメリカに渡ったデイヴメイソンは新しい人脈を築いていきます。その中で知り合ったCass Elliotとのコラボレートはこの作品だけになりますが、スワンプロックにのめり込みながらもThe Mamas & the Papasのようなサイケポップな曲もこなしています。結構器用なミュージシャンなのが分かります。

1. Walk to the Point
2. On and On
3. To Be Free
4. Here We Go Again
5. Pleasing You
6. Sit and Wonder
7. Something to Make You Happy
8. Too Much Truth, Too Much Love
9. Next to You
10. Glittering Facade

Ned DohenyのカバーでもあるOn And OnはThe Mamas & the Papasの雰囲気がある曲になっています。サザンロック、スワンプロックを目指しながらも、泥臭くならずにポップスとしても聴けるような洗練されたスタイルになっています。全くネイティヴに泥臭い感じを追求していたらカントリーロック、サザンロックは発展してこなかった事でしょう。イギリスのミュージシャンがやる事によって、サムシングニューな作用が働いて世界に広まるだけの魅力を身につけていったのです。

キャスとメイソンはそれぞれ歌い分けをしていますが、全く違うタイプのミュージシャンでありながらも、心地良く混じりあった化学変化が素晴らしい音楽を生み出しています。バックコーラスのアレンジなんかもメイソンには無かったものです。意外に知られていない作品ではありますが、これは隠れた名盤と言えるでしょう。雰囲気は60年代後半のアメリカンロックでありますが、70年代ならではのトリートメントが普遍性を与えているように思えます。

On and On
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[20130726]

Alone TogetherAlone Together
(1987/08/24)
Dave Mason

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続きましては、元トラフィックのギタリスト、デイヴメイソンのソロ作品を紹介していきます。トラフィック脱退後にアメリカに渡って、アメリカのミュージシャン達と制作した70年のファーストアルバムです。当時流行っていたカントリーロック、サザンロックなどレイドバックした感じが渋い曲ばかりですが、スティーヴィーウィンウッドに歌わせる事を前提に創られていたような曲もあって、ソウルフルな作品になっています。

1. Only You Know And I Know
2. Can't Stop Worrying, Can't Stop Loving
3. Waitin' On You
4. Shouldn't Have Took More Than You Gave
5. World In Changes
6. Sad And Deep As You
7. Just A Song
8. Look At You Look At Me

参加ミュージシャンは当時のサザンロックを牽引していたLeon Russell、Rita Coolidge 、Bonnie Bramlett、Eric Clapton も参加しています。トラフィックの旧友Jim CapaldiやJim Gordon、Jim Keltner John Simonなど、号かな顔ぶれになっています。サザンロックだけではなく、当時のもう一つの流行だったトラッドフォーク的な曲も混じっています。全体的にまだトラフィックの雰囲気があり、それだけ心地良いグルーヴに包まれています。トラフィックの格好良さと、新しい音楽を楽しもうとしている感じが共存した素晴らしい内容になっています。

そして意外にもメイソンは歌も巧いと言う事が分かります。天才ボーカリスト、スティーヴィーウィンウッドの影に隠れていましたが、ボーカリストとしても充分通用する歌唱力であり、ソロになって正解だったと思います。多少サイケな感じも残っていますが、いろんな要素が混じりあって結構ファンキーでソウルフルな感じがたまりません。ヒット曲は生まれていませんが、このアルバムはロック史に残りる名盤として多くの人に絶賛されております。それだけの魅力を持った作品で、70 年代の幸せだった時代を代表する名作であります。

Only You Know And I Know
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[20130725]

Revolutionary SuicideRevolutionary Suicide
(2013/06/18)
Julian Cope

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2013年、今年発売されたばかりの最新作です。この人は全く老いる事なく現役でこれからも同じような作品を創り続けていく事なのでしょう。ギターだけの弾き語りやピアノだけの弾き語りを基本にした赤裸々なくらい剥き出しの歌。自称革命的なロックと称していますが、60年代後半から70年代初期の頃のロックのスタイルであり、このスタイルで現行進化しているロックと言う事では革命的なのかもしれません。

1. Hymn to the Odin
2. Why Did the Chicken Cross My Mind?
3. The Armenian Genocide
4. Revolutionary Suicide
5. Paradise Mislaid
6. Mexican Revolution Blues
7. Russian Revolution Blues
8. They Were on Hard Drugs
9. In His Cups
10. Phoney People Phoney Lives
11. Destroy Religion

歌詞の内容も以前の曲の続編的なところがあって、彼独自の物語が続いているようです。サイケフォークの幻想的な部分を省いたようなシンプルなフォーキーサウンドであり、アナログ感を大事にレコーディングされているようです。ライブでも一人だけで演奏したりしていますので、ライブを意識した編成なのかもしれません。バンドを雇うほど金がないのか、それともバンド形態固執しなくなったのか、これが彼の新しいスタイルのようです。

このサウンドが今年の最新作なのです。凄いです。今の時代にここまで私的な作品を出せるのはインディーズくらいなもので、それでいてしっかり盛り上げ方も分かっているベテランなのですから、ファンは唯黙って受け入れるしかありません。昔のロックミュージシャンはみんなそうでした。彼らの世界観を唯受け入れる事で黙ってついていきました。それだけのカリスマ性を持っていたのです。最近のようにファン受けする曲ばかり創っているようなサラリーマン似非ミュージシャンとは違うのです。これからもブレる事無くとことんやり続けて欲しい。ここに死んでいないロックがあります。

The Armenian Genocide
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[20130724]

WodenWoden
(2012/11/27)
Julian Cope

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2012年にリリースされた作品ですが、録音されたのは98年で、アンビエントシリーズのRite、Odinの続編として制作されていましたが、このシリーズは売れていなかったのでお蔵入りになっていました。Rite、Odinは再発されていないので、ジュリアンコープのアンビエントシリーズを聴くチャンスとなる作品かと思います。

1. Woden

1曲70分以上の曲だけの作品で、アンビエントなシンセのパッドサウンドもメロトロンのような音で、そこに鳥の声や鐘の音が重なって、一般的なテクノのアンビエント作品というより、プログレの序曲的なSEみたいなサウンドがジュリアンらしい作品だと思います。ルーリードも数枚アンビエント作品を創っていますので、彼もたまにこうした作品を創っているでしょうか。

環境音楽のような感じがありますが、アナログ感があって、暖かく気の温もりを感じられる音になっていると思います。風が吹いても、雨が降っても、大地に力強く根付いた恵みの木。大自然の恩恵を感じさせられる作品になっていると思います。ただし、癒し系と言う訳ではなく、どこか和むような雰囲気だと思います。たまにはこうした音楽を楽しむ余裕ある生活があってもいいと思います。

Woden

[20130723]

Psychedelic Revolution , from UK)Psychedelic Revolution , from UK)
(2012/05/15)
Julian Cope

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2012年の作品です。2009年にはThe Unruly Imagination、2011年にはThe Jehovacoat Demosをリリースしていますが、既に入手困難状態。新しめの作品でこれですからまいります。ソロになってからの彼の一つのテーマでもあるサイケデリックがアルバムタイトルになっています。しかしサイケデリックというよりはフォークロックな世界です。またしてもアナログ盤サイズの2枚組作品です。

Disc 1
1. Raving on the Moor
2. Vive Le Suicide
3. Cromwell in Ireland
4. Revolutionary Man
5. As the Beer Flows Over Me
6. Hooded & Benign
Disc 2
1. Psychedelic Revolution
2. X-Mass in the Woman's Shelter
3. Roswell
4. Because He Was Wooden
5. The Death of Rock'n'roll

サイケデリックの革命ですから、新しいサイケデリックの形を提示しているのでしょうが、あまり新しさは感じません。わざとミスタッチの和音を使ったり、細かなところで仕掛けがあったりしますが、フォークサイケデリックみたいな感じです。でも幻想的な感じではありません。余計な音は少なく、基本がギターによる弾き語りです。もう完璧に自分の世界をマイペースに表現しています。

売れるとか売れないとか気にしていない感じです。そういう意味ではB級なのでしょうが、B級と呼ぶにはしっかり押さえどころは押さえています。その微妙なところが魅力でもありますが、新作が出ても話題にならなくなった要因かもしれません。ファンでさえも全ての作品を入手するのは難しい状態ですし、そろそろ一発かまして欲しいものです。

Raving on the Moor
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[20130722]

Black SheepBlack Sheep
(2008/10/14)
Julian Cope

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2008年の作品です。これも1枚のCDで収まる容量をアナログ盤サイズで2枚に分けています。アナログ盤を聴き慣れている者にとっては、とても聴き易い長さに分けられています。しかしCD世代の人にとってはCDを入れ替えるのが面倒くさいと思われるのではないでしょうか。やはりどこかコンセプトアルバムのようにストーリー展開していくようなドラマティックな演出になっています。

Disc 1
1. Come the Revolution
2. It's too Late to Turn Back Now
3. These Things I Know
4. Psychedelic Odin
5. Blood Sacrifice
6. The Shipwreck of St. Paul
Disc 2
1. All the Blowing-Themselves-Up Motherfuckers (Will Realise the Minute They Die That They Were Suckers)
2. Feed My Rock'n'Roll
3. Dhimmi is Blue
4. The Black Sheep's Song
5. I Can Remember This Life

ジムモリソンを意識したような低音の歌い方は、声がしゃがれてきて、どこかトムウェイツを思わせるようになっています。泥臭くないトムウェイツ、ただ、それだけでは終わらない彼独自の世界観が今回も展開されていきます。イギリス人がドアーズのようなアーバンサイケロックをやったらこうなる。みたいな、ロックファンの好きなエッセンスがちりばめられています。

ひねくれポップとは違ってストレートにポップであり、難解ではないのですが、ストーリーテリング的な演出はまるでロックオペラです。日本でも売れる要素はいっぱい持っていると思いますが、あまりにも時代性を無視しているというのと、メジャーレコード会社じゃ無いので浸透しきれないところが売れない原因だと思います。いいも配意と言える時代のはずですが、売れるのはいつもつまらないラブソングばかりです。

Come the Revolution
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[20130722]

名古屋場所は予想通り白鵬の優勝で幕を閉じました。白鵬は琴奨菊戦で肉離れを興しましたが、それでも琴欧洲に勝って自力で優勝を決めました。しかし、後半になって自分の相撲を取り戻した稀勢の里に敗れ連勝はストップ。千秋楽でも日馬富士に押し込まれるとあっさり土俵を割るほど体を痛めていたようです。稀勢の里はまだ精神的には成長していませんが、綱取りが無くなった事で後半は安定した取り口で結局は11勝して、又準優勝になっています。しかし、これで又来場所綱取りとか言っていたら、もう横綱審議会は信用を失墜する事でしょう。やはり二場所連続優勝じゃないと納得しません。

上位の成績
白鵬 13勝2敗 優勝
日馬富士 10勝5敗
稀勢の里 11勝4敗
琴奨菊 9勝6敗
鶴竜 10勝5敗
琴欧洲 9勝6敗
妙義龍 8勝7敗
豪栄道 8勝7敗
松鳳山 7勝8敗
時天空 4勝11敗

関脇の豪栄道負け越すんじゃないかぐらいの負けっぷりでしたが、千秋楽になんとか勝ち越して関脇の地位を死守しました。千代大龍は負け越しましたが、持ち味の相撲を取りきっているので、来場所以降も期待出来る若手だと思います。平幕の魁聖も11勝しているので準優勝ですね。後半はまわしにこだわり過ぎて相手に体を起こされたりして負けていました。おっつけで逆に相手の上体を起こして押し来る相撲がいいと思います。自分十分の取り口になるのと同時に相手に充分な体勢をとらせない取り口が横綱相撲だと思います。

14日目 白鵬 vs 稀勢の里
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[20130721]

You Gotta Problem With MeYou Gotta Problem With Me
(2007/09/24)
Julian Cope

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2007年の作品です。2006年にアンビエントシリーズのRite Bastardをリリースしていますが、このシリーズは全て入手困難ですね。これの作品を全て再リリースするくらいの度量がレコード会社には欲しいものです。このアルバムはCD2枚組ですが、アナログ盤での2枚組くらいの容量しかありません。ですから本来ならCD 1枚で事足りるのですが、あえてアナログ盤の感覚で二つに分けているようです。確かにCDの70分近い容量にぎっしり曲が詰まっているのを聴くのは辛いものがあります。

Disc 1
1. Doctor Know
2. Beyond Rome
3. Soon to Forget Ya
4. You Gotta Problem with Me
5. They Gotta Different Way of Doing Things
6. Peggy Suicide is a Junkie
Disc 2
1. A Child is Born in Cerrig-Y-Drudion
2. Woden
3. Sick Love
4. Can't Get You Out of My Country
5. Vampire State Building
6. Hidden Doorways
7. Shame Shame Shame

このアルバムもなにかのコンセプトがあるみたいで、ドラマティックな構成になっています。この辺の感覚はグラムロックやロックオペラ辺りを意識しているのでしょうか。彼の歌い方も演劇風です。こういった演出はピーターガブリエルっぽいです。いつも売れている人が創った作品だったらきっと話題になっていた事でしょうが、ほぼ話題になっておりません。ドアーズがアルバムの最後でやる長めの曲の感じに似ています。Peggy Suicide is a Junkieなんて昔の曲の続編的な曲を書く辺りはデヴィッドボウイみたいです。

演奏力がある人による壮大なアレンジになっていたらプログレになっているはずですが、あくまでもグラムロックレベルでの演奏なので、ロックオペラ的なイメージです。相変わらず自由に曲を創っていて、それがいい感じなので私は大好きです。ただ、シンセが入っていてもあまりにもアナログ感が強い演奏なので、これを大々的に売り出そうとはレコード会社も思わないのでしょう。この時期にこれだけ自由に音楽が創れるなんてうらやましい限りです。

Doctor Know
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[20130721]

Dark OrgasmDark Orgasm
()
Julian Cope

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これも2005年の作品です。ほとんど日本でも知名度が薄くなっている時期ですが、この創作意欲は凄いです。本当にマイペースな人なのです。しかもこのアルバムはCDで2枚組です。2枚目はDeath & Resurrection Showと言う曲1曲で21分以上もあります。この人の世界観をそのまま作品にしたらこうなってしまうのでしょう。

Disc: 1
1. Zoroaster
2. White Bitch Comes Good
3. She's Got A Ring on Her Finger (& Another Through Her Nose)
4. Mr. Invasion
5. Nothing to Lose Except My Mind
6. I've Found a New Way to Love Her
7. I Don't Wanna Grow Back
Disc: 2
1. Death & Resurrection Show

この人の作品はテーマが一環していないようで、彼なりのコンセプトを持っているものが多いと思われます。彼にしか見えないストーリーが綴られているのです。しかし、その部分は分かり易く表現していないので聴き手までは伝わってきません。しかし、良く聴くと同じテーマを表現しているように聴こえるのです。そうでないと1曲で21分も続けようとは考えないでしょう。

歪んだギター、特にファズを多用していますが、その為オルタナやグランジみたいに聴こえます。しかし、良く聴くといつもの彼のスタイルなのです。ドアーズやヴェルベット、ストゥージズ、ピンクフロイドなどを彼なりに消化してパンク以降の感性で再構築したようなロックンロール。そこは一環しています。ワウワウギターと同じ感じでスキャットするのもお馴染みになっています。

Zoroaster
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[20130721]

Citizen Cain\'dCitizen Cain\'d
()
Julian Cope

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2005年の作品です。97年にRite 2、99年にOdin、2000年にライブAn Audience With the Cope 2000/2001、2001年にDiscover Odin、2002年にRite Now、2003年にRome Wasn't Burned In A Dayとアルバムを毎年リリースしていましたが、どれも現在は廃盤もしくは入手困難な状態になっていますので省きます。

1. Hell Is Wicked
2. I Can't Hardly Stand It
3. I'm Living In The Room They Found Saddam
4. Gimme Head
5. Dying To Meet You
6. Ill Will Be Absorbed
7. Feels Like A Crying Shame
8. World War Pigs
9. Stomping Dionysus
10. Homeless Strangers
11. Living Dead
12. Edge Of Death

元々自分の好きな音楽をやっていたので、時代が変わっても好きな音楽をやっています。さほど大きな変化はありませんが、オルタナ色が強い作品になっています。オルタナやグランジっぽい曲もありますが、どれも昔からやっていたスタイルであり、少しアレンジがそれっぽい感じになっているだけです。80年代では時代を先駆けていたのですが、90年代で時代が追いつき、21世紀になってからは時代が追い越していった感じで、スタイルとしては古い感じになっています。

しかし、いつものジュリアンコープであり、自分のスタイルはブレていない事になりますが、この時代になってくると、もう少し新しい事に挑戦して欲しいと思ってしまいます。それは聴き手の勝手な要望であって、この人は売れようが売れまいが自分のやりたい音楽をやってきたので、文句を言ってもしょうがありません。グランジっぽさがあるので、かなりロック色が強い作品です。

Hell Is Wicked
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[20130721]

InterpreterInterpreter
(2001/02/26)
Julian Cope

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96年の作品で、もう一つの傑作アルバムです。20 Mothersとこのアルバムが文句無しの最高傑作アルバムだと思います。20 Mothersよりもロック色が強く、当時のパワーポップに負けないくらいにロックしているかと思えば、思いっきりポップなブリットポップな曲もあったりと、こちらもやりたい放題ですが、疾走感はこちらがあると思います。

1. I Come From Another Planet, Baby
2. I've Got My TV & My Pills
3. Planetary Sit-In
4. Since I Lost My Head, It's Awl-Right
5. Cheap New-Age Fix
6. The Battle For The Trees
7. Arthur Drugstore
8. S.P.A.C.E.R.O.C.K. With Me
9. Re-Directed Male
10. Maid Of Constant Sorrow
11. The Loveboat
12. Dust

ストリングスアレンジのポップソングは当時のブリットポップにはありませんが、こちらは流行とは関係なくやっているので、60年代のブリティッシュポップスっぽいです。しかし、音はしっかり90年代しています。この辺が特長で、当時のテクノシーンで使うような音で60年代、70年代的な曲をやっているので、懐かしいようで新鮮な感じがします。決して懐古主義ではなく、あくまでも現在進行形のロックとして、自分に正直に自分が一番気持ち良くなれる曲をやっているのです。

だから、サイケに関わらず、ロックの美味しいところ、気持ちいいところに手が届く音楽をやっています。これに反応しないようでは本当のロックファンとは言えないでしょう。本作はグラムロック的なノリがあり、それでロック色が強く出ていると思います。グラムロック的な煌めきのあるギミックサウンド、そして曲が良く出来ています。短めの曲が多いので、もっと聴きたいと思っていても、次々にいい曲が連続して出てくる音の玉手箱状態。お見事です。最高です。このアルバムはもっと高く評価されるべき珠玉の名盤であります。

I Come From Another Planet, Baby
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[20130720]

20 Mothers20 Mothers
(1995/10/31)
Julian Cope

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95年の作品で、Julian Copeの最高傑作アルバムです。前作までの三部作ではある程度のコンセプトがあったので偏ったサウンドでしたが、このアルバムでは彼のポップセンスが全開であり、ポップ職人としての技が満載です。前作までのイギーポップみたいな低音の歌い方にこだわらず高音でもしっかり歌っております。シドバレット時代のピンクフロイドのようなサイケ感やブリティッシュ特有のポップソングで彩られています。

1. Wheelbarrow Man
2. I Wandered Lonely as a Cloud
3. Try, Try, Try
4. Stone Circles 'N' You
5. Queen/Mother
6. I'm Your Daddy
7. Highway to the Sun
8. 1995
9. By the Light of the Silbury Moon
10. Adam and Eve Hit the Road
11. Just Like Pooh Bear
12. Girl-Call
13. Greedhead Detector
14. Don't Take Roots
15. Senile Get
16. Lonely Guy
17. Crying Babies Sleepless Nights
18. Leli B.
19. Road of Dreams
20. When I Walk Through the Land of Fear

この頃からロンゲになってイメージ的にも70年代を体現するようになっています。音の玉手箱のような初期のトッドラングレンの作品に匹敵する内容になっています。70年代サウンドにこだわっていませんし、パンクもテクノもニューウェイヴも経由していますので、あらゆる要素のサウンドを万華鏡のようにちりばめられています。曲の長さも短めで次から次へとおいしいところどりの極上のポップアルバムになっています。

既にブリットポップが始まり出した頃ですが、だからといってブリットポップにならずにそういう枠組みを超えた、更に高みを目指した作風になっています。この人の場合はひねくれポップと呼ぶには、あまりにもストレートにポップで、それでいてかっこいいので、形容のしようがないほどのやりたい放題し放題で、その潔さがまた心地良いのです。音の魔術師とまでは言いませんが、歴代のポップアルバムの名作に劣る事の無い名盤だと思います。

I Wandered Lonely as a Cloud
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[20130720]

AutogeddonAutogeddon
(2000/03/28)
Julian Cope

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93年にDonald Ross Skinnerと競作でRiteというアンビエント作品を作っていましたが、やはりマイナーレーベルからリリースだったので、入手困難になっていますので省略いたします。これは94年の作品になります。やはり70年代テイストな作品になっています。少し素朴なサイケ、まるでシドバレットのソロアルバムのような雰囲気もあります。Peggy Suicide と Jehovahkillと併せて三部作となっているようです。

1. Autogeddon Blues
2. Madmax
3. Don't Call Me Mark Chapman
4. I Gotta Walk
5. Ain't No Gettin' Round Gettin' Round
6. Paranormal In The West Country (Medley): Paranormal Pt.1/Archdrude's Roadtrip/Kar-ma-kanik
7. Ain't But The One Way
8. S-T-A-R-C-A-R

非常に私的な、同じ時期に同じイメージで作られた曲のような雰囲気を感じます。この私的な感じが70年代のブリティッシュロックが好きな人にはいい感じに聴こえると思います。ただ、私的過ぎてイギリス以外ではほとんど売れていません。日本でも熱心なファンでなければ持っていないでしょう。しかし、かなりおいしいところを押さえた曲作りは聴けば気に入ってもらえると思います。しかし、店頭に並んでいなかったら聴くチャンスは無いでしょうから、こうしてブログで掘り起こす事は意義がある事だと思っています。

ヴェルベットアンダーグラウンドがもっとソリッドでかっこ良かったら、そんな作品と出会いたい人にとっては、またとない作品だと思います。時代の流行にこだわらず、やりたい音楽をやる事の気持ち良さ。それが独りよがりに終わっていないからこそイギリスではしっかり評価されています。ただ、それ以外の国へ発信するには足りないものがあるのも事実です。あくまでもマニアックなファン向けかもしれませんが、この心地良さはハマらないと分からないでしょう。

Autogeddon Blue
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[20130720]

JehovahkillJehovahkill
(1992/12/08)
Julian Cope

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92年の作品で、Peggy Suicideの続編的な作品です。80年代は60年代リバイバルな傾向がありましたが、90年代になると70年代リバイバルな傾向になります。10年前の世代は古く感じますが、20年前のスタイルは新鮮に感じるようです。その傾向を先んじて体現していたのがジュリアンです。この頃は70年代のフォークロックやカントリーロックなどのグルーヴを重視しています。それはオルタナともシンクロする事ですが、ひと味違うので売り上げには影響していません。

1. Soul Desert
2. No Hard Shoulder To Cry On
3. Akhenaten
4. The Mystery Trend
5. Up-Wards At 45 Degrees
6. Know (Cut My Friend Down)
7. Necropolis
8. Slow Rider
9. Gimme Back My Flag
10. Poet Is Priest...
11. Julian H. Cope
12. The Subtle Energies Commission
13. Fa-Fa-Fa-Fine
14. Fear Loves This Place
15. The Tower
16. Peggy Suicide Is Missing

しかし、イギリスでは既にカリスマ的な人気は持っていたのでイギリスでは売れています。それが後のブリットポップやパワーポップへ引き継がれていきますので、この人はマイペースでも後追いで時代がついていきます。知名度や売り上げはそれには反映しませんが、かなり重要なキーパーソンになっているのです。玄人受けしてしまう事はいたしかたありません。

たとえば、イギーポップやルーリードの新作に満足しない時、彼らにもっとぶっ飛んで欲しいとき、このアルバムはその期待に応えてくれる内容になっていると思います。70年代の作品はそれなりに名作がありますが、それらをもっと新鮮に味わえる作品が欲しいなら、このアルバムは応えてくれる内容になっていると思います。ロックのおいしいところはきちんと押さえている。そういう作品です。

Soul Desert
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[20130720]

Peggy SuicidePeggy Suicide
(2002/04/23)
Julian Cope

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89年のSkellington、90年のDroolianはマイナーレーベルからのリリースだった為か、現在は入手が困難になっていますので省略します。このアルバムは91年の作品で、ここから一気に吹っ切れたようにやりたい放題のポップワールド全開になっていきます。もはやパワーポップとかブリットポップとか関係なくなっていて何でもありなトッドラングレン並みの我が道を往く世界になっています。

1. Pristeen
2. Double Vegetation
3. East Easy Rider
4. Promised Land
5. Hanging Out And Hung Up On The Line
6. Safesurfer
7. If You Loved Me At All
8. Drive, She Said
9. Soldier Blue
10. You....
11. Not Waving But Drowning
12. Head
13. Leperskin
14. Beautiful Love
15. Western Front
16. Hung Up And Hanging Out To Dry
17. The American Lite
18. Las Vegas Basement

時代的に少しオルタナが入っているでしょうか、ポップでいい曲を書くルーリードみたいな感じがカッチョイイです。もしくはジムモリソンみたな歌い方になっています。ルーツはドアーズなのかもしれません。もしくはイギーポップ。サイケ感も復活していますが、それだけではなく、総体的に好きな音楽を好きなように演奏する、気持ちよければ何でもござれな精神はサイケなのでありましょう。

精神的にはパンクなのでしょうが、音楽スタイルにこだわらない感じが本来の新しいロックを創造するというパンクの黎明期を受け継いでいると思います。アメリカンパンクの方ですね。それはベルヴェットアンダーグラウンドやストゥージズのような実験性を持ったパンクが生まれる前のもっと自由だった頃のスタイルだと思います。それをやり続ける事で自信の音楽を追求しているように感じます。これはなかなかの名盤です。

Pristeen
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[20130719]

My Nation UndergroundMy Nation Underground
(1990/06/01)
Julian Cope

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88年の作品です。80年代ポップとは違った派手な装飾を排したサウンド、オルタナと呼ぶにはカラフルなサウンド、これこそがパワーポップであり、ブリットポップでもあります。後のパワーポップブームでの無理矢理歪ませたサウンドでも無く、まだパンクスピリッツやニューウェイヴの感覚を残しているのがコープの特長かと思います。そして躊躇無くポップである。それは当時としては異色な事でしたが、今聴くと80年代ポップとは違って現在でも通用するサウンドになっています。

1. 5 O'Clock World
2. Vegetation
3. Charlotte Anne
4. My Nation Underground
5. China Doll
6. Someone Like Me
7. Easter Everywhere
8. I'm Not Losing Sleep
9. The Great White Hoax

今作はソリッドな曲が多く、ニューウェイヴの感覚が多く残っていますが、ニューウェイヴと違うのは、簡略させすぎないで、必要な音はしっかり出して、ポップである事を恥ずかしがらないという姿勢であり、こういう事はパンクスにとっては踏み絵を踏むようなものであり、コープはためらいも無く踏みまくっているという潔さがあります。

ポップと言っても媚を売ってポップにするのであれば、当時の流行の音にしていたであるはずで、あくまでも自分のやりたい事をやった結果でのポップさなので、へつらっている感じはありません。だからさほど売れなかったと言うのもありますが、だからこそ今でも通用するサウンドになっていると思います。時代の音に合わせすぎると風化し易いものになってしまいます。時代の音にこだわっていなかった事が時間が経つと正解だった事がよく分かります。80年代の幻想に惑わされなかった貴重なミュージシャンです。

5 O'Clock World
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[20130718]

Saint JulianSaint Julian
(1990/06/01)
Julian Cope

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87年のサードアルバムです。前作から3年のインターバルがありますが、完全にパワーポップに移行しています。多少80年代サウンドになっているのはご愛嬌で、ここからポップ職人としての本領を発揮していく事になります。トッドラングレンやロイウッドのような器用貧乏なくらいのマジカルポップワールドを展開していきます。

1. World Shut Your Mouth
2. Trampolene
3. Eve's Volcano
4. Shot Down
5. Planet Ride
6. Saint Julian
7. Spacehopper
8. Pulsar
9. Screaming Secrets
10. A Crack In The Clouds

ファーストのアルバムタイトルだったWorld Shut Your Mouthと言う曲を書いたり、さりげない転調を入れてみたり、ソングライターとしての力量を存分に発揮しています。プロデューサーもSteve LovellからWarne LiveseyとEd Stasiumに変更され、サウンドもかなり変化しています。これまでのサイケ感が好きなファンも多いと思いますが、ジュリアンコープの本領が発揮されていくのはここからです。

ただ、器用貧乏で何でも出来てしまうポップ職人は玄人からは支持されますが、一般的に売れない事が多く、この人もイギリス以外ではさほど売れていません。まだパワーポップなんて言葉が生まれていない時代ですから、このハードなのかポップなのか分からないような微妙なスタイルは、どう受け止めていいのか戸惑うリスナーも多かったと思います。先輩としてはチープトリックなんかがいますから、その辺りが好きな人には無理無く入り込めるスタイルだと思います。

World Shut Your Mouth
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[20130717]

FriedFried
(1990/07/19)
Julian Cope

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84年のセカンドアルバムです。ファーストに比べるとサイケ感が薄れてパワーポップになっています。90年代にはパワーポップも流行ってきますので、これもその先駆けになります。このスタイルの方が後に定着してきます。このファーストとセカンドの2枚の作品で、当時のパンク、テクノ、ニューウェイヴの時代に異質なセンセーションを投げかけました。ただ当時はあまりにもブームとかけ離れていた為に一部のマニアに支持されたに留まっています。

1. Reynard The Fox
2. Bill Drummond Said
3. Laughing Boy
4. Me Singing
5. Sunspots
6. The Bloody Assizes
7. Search Party
8. O King Of Chaos
9. Holy Love
10. Torpedo

その一部のマニアの中に次世代を担うミュージシャンの卵が潜んでいるので、時の流れはやがて彼の意志を引き継いでいく事になります。レコード会社もこの作品がやがて時代の音になるとは思っていませんから、元ニューウェイヴバンドのリーダーが面白い事をやっている程度の感覚だったと思います。当時の80年代サウンドとは違って、60年代、70年代の懐かしいサウンドなのにどこか新鮮なこのサウンドはひねくれポップと言う言葉だけでは言い表せないくらいの出来映えです。

ひねくれポップはどこか難解な事もやっているのでメジャーに成れない部分もありますが、ここではさほど難解な事はやっていません。やたらにかっこ良くポップなのです。シンプルであり、それでいてツボを得ています。これこそがパワーポップの原型であり、この作品が今でも色褪せていない要因なのだと思います。アレンジセンスも非凡であり、これまで彼が押さえていたポップ感覚が一気に放出しております。これも歴史的な名盤です。

Reynard The Fox
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[20130716]

World Shut Your MouthWorld Shut Your Mouth
(1990/07/19)
Julian Cope

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84年のJulian Copeのファーストアルバムです。ここから歴史が一気に動き出します。Teardrop Explodesとは全く違うサイケポップの名盤。まだXTCはブリットポップになっていません。サイケリバイバルもまだです。それに先駆けて制作されたこのアルバムが後のネオサイケ、ブリットポップの礎となっているのです。70年代は脱ビートルズの時代だったと言えます。しかし時間が経った80年代にはビートルズっぽい曲は新鮮に聴こえるようになり、サイケデリックリバイバルが興ります。

1. Bandy's First Jump
2. Metranil Vavin
3. Strasbourg
4. An Elegant Chaos
5. Quizmaster
6. Kolly Kibber's Birthday
7. Sunshine Playroom
8. Head Hanglow
9. Pussyface
10. Greatness & Perfection
11. Lunatic & Fire-Pistol

このアルバムには後のXTCやオアシスが眠っています。あまりにも早過ぎているので日本ではリアルタイムで話題にはなっていませんが、明らかにこのアルバムが火付け役になって後のブームが生まれています。歴史的な名盤なのです。パンクの時代も経ているので、60年代のサイケとはひと味違っています。それこそがブリットポップであり、既にこの時点で90年代のブリットポップの形が完成しています。懐かしさだけではないのです。パンクに疲れたオーディンスにとっては、サイケって、ポップって気持ちいいと認識させるに値する名作なのです。

ピンクフロイドのようなビート感のあるサイケ、糞食らえと叫ぶパンクの時代にあって、ポップである事は軟弱な事であり、批判の対象でありました。その時代にためらいも無くポップな旋律を口ずさむJulian Copeは逆にアナーキーでさえあります。サイケは気持ちいい。気持ちいい事は大好き。そう正直に言える時代になるきっかけとなったアルバムです。そしてサイケデリックのリバイバル、ネオアコなどのムーブメントが生まれていきます。それはパンクの終焉をも意味していました。歴史上重要な名盤であります。

Bandy's First Jump
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[20130715]

Everybody Wants to Shag...The Teardrop ExplodesEverybody Wants to Shag...The Teardrop Explodes
(2004/04/13)
不明

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このバンドはサードアルバムの製作中に仲違いをして解散していましたが、その幻のサードアルバムが未発表曲も含めて90年にリリースされました。これをもって3枚のアルバムを残したと言う事になります。Julian Copeのファーストソロアルバムとかぶる曲もありますが、こちらではバンドの演奏として聴く事が出来ます。

1. Ouch Monkeys
2. Serious Danger
3. Metranil Vavin
4. Count to Ten and Run for Cover
5. In-Psychlopaedia
6. Soft Enough for You
7. You Disappear From View
8. Challenger
9. Not My Only Friend
10. Sex (Pussyface)
11. Terrorist
12. Strange House in the Snow
13. Christ Venus Warhol

よりアレンジに凝っていた事が分かります。リズムボックスやシンセなどの多用はニューウェイヴバンドにしてはかなり凝ったサウンドになっています。ポストパンクバンド、ネオサイケバンドなどがまだ出てきていない時に作っている曲なので、こうした凝ったアレンジは物議の議題に上がる要因だった事でしょう。ソロになってそのポップ感覚の才が開花していくJulian Copeにとっては窮屈であり、そうなり始めたサウンドに対して他のメンバーと意見がぶつかりあうのも想像がつきます。

テクノの要素も多く、まるでジョイディヴィジョンみたいだし、これが当時リリースされていればきっと話題作になっていた事でしょう。そうすれば日本でも知られるようになっていたはずです。しかしバンド自体がこれをリリースするまで保ちませんでした。それにしてはかなりシリアスな内容で、Julian Copeの歌はより内省的になっています。ロックの歴史に名を残すくらいの出来映えですので、これが長く陽の目を見なかったのはもったいない限りです。名盤です。

Ouch Monkeys
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