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[20130531]

Missa Dos QuilomboMissa Dos Quilombo
(1992/05/19)
Milton Nascimento

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82年の作品で、ジャケットからも分かるように宗教的な内容の作品になっています。音楽的にはコーラス隊を入れていますが、かなり独特の音楽性になっており、ブラジルのリズムを取り入れていますが、ジャンルを超越した存在になっていますので、ブラジル音楽の中でも独特のスタイルを独自に生み出しています。

1. We Are Arriving
2. In The Name Of God
3. Penitencial Rite (Kyrie)
4. Offertory
5. Litany
6. Halleluia
7. Rite Of Peace
8. Communion
9. The Lord Is Saint (Sanctus)
10. Praise To Maria, Mother Of God
11. Final March (From Longing To Hope)/Invocation To Maria, Mother Of God

ブラジルでもキリスト教が流布されていて、アメリカの黒人による崇拝とは又別な広まり方をしています。黒人音楽のゴスペルとは違った賛美歌になっているようで、それを又ミルトン節に変化させています。しかも、これまでのミルトン節とは違う低音の歌い方など、新境地を拓いています。この人の発想は日本では及びもつかないものであり、ブラジルの中でも特異な発想をしていると思われます。

ブラジルの儀式も陽気なものなのでしょうが、ここで聴かれる音楽は陽気と言うよりも優雅な感じがします。これだけの音楽に包まれたなら死への恐れも薄れていく事でしょう。サンバやボサノヴァのリズムを引用はしていますが、オーソドックスではないので、かなり独特なアクセントを持っています。ブラジルを感じさせながらももはやブラジルだけには留まらない、ミルトンの音楽は既にその領域なのです。

We Are Arriving
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[20130530]

AnimaAnima
(1990/01/05)
Milton Nascimento

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82年の作品です。デビューアルバムからオーケストラを効果的に使ったアレンジを得意としていましたが、今回もオーケストラとの見事なコラボレーションを実現しています。この時代はパンク、ニューウェイヴ真っ盛りの時代でありますが、アメリカではMTVの流行で産業ロックと呼ばれる時でもあり、フュージョンはソフトフュージョン、ライトフュージョンと呼ばれるブラコンみたいなスタイルが流行っていました。

1. Evocacao Das Montanhas (Evocatinon Of The Mountains)
2. Teia De Renda (Lace Web)
3. Anima
4. Olha (Look)
5. Coracao Brasileiro (Brazilian Heart)
6. As Varias Pontas De Uma Estrela (The Various Points Of A Star)
7. Comunhao (Communion)
8. Certas Cancoes (Certain Songs)
9. Filho (Son)
10. Essa Voz (This Voice)
11. No Analices (Not Analyze)

ロックは転換期から市民権を獲得したかのような錯覚になるくらい一般的にロックサウンドが氾濫し始めます。その代償に本来のロックの持つ衝動的な爆発力は失速し、パンクも含めてファッション的になっていきました。イギリスではパンクじゃないと売れないとまで言われていました。その中でマイペースに回りに振り回される事無く自分の音楽を更に成長させたミルトン。周りの喧噪などおかまい無しに崇高なる美しい音楽を創り上げています。

もはや国籍不明になるくらいすべてのスタイルがミルトンの血肉となり、フュージョンの枠も飛び越えて絶対無二なくらいに独自の音楽を生み出しています。それはとても美しく、そして力強い生命力に溢れ、時代も超越した素晴らしい作品になっています。無駄をそぎ落としているのに豊かな響き。世の中にいい音楽と良くない音楽の二種類しか無いとしたら、間違いなく良い音楽を創り上げています。独走態勢に入っています。素晴らしい名盤です。

Evocacao Das Montanhas
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[20130529]

Cacador De MimCacador De Mim
(2007/10/01)
Milton Nascimento

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81年の作品です。オープニングのCavaleiros Do Ceuはカバー曲で、オーケストレーションを使った西部劇音楽で今回はいつもと違うテーマになっている事をアピールしています。フォルクローレを通り越してメキシコ音楽を取り入れている感じですが、洗練されたフュージョンアレンジで都会的なサウンドであったり、一筋縄ではいかないミクスチャー具合になっています。

1. Crescente / Cavaleiros Do Ceu
2. Amor Amigo
3. De Magia De Danca E Pes
4. Noticias Do Meu Brasil (Os Passaros Trazem)
5. Vida
6. Cacador De Mim
7. Sonho De Moco
8. Nos Bailes Da Vida
9. Coracao Civil
10. Bela Bela

メキシコにしてもアルゼンチンにしても、中米、南米の音楽、勿論ブラジルも含めてフュージョンの味付けに加えて豊かなオーケストレーションアレンジのフュージョンを創りだしています。それをバックに気持ちよく歌う楽曲群、もはや現代音楽の権威のような風格さえ感じさせます。アメリカンポップスという少し大人な音楽があります。それが世界中を旅しながら進化したような音楽。ミルトンの音楽を言い表すなら、それがふさわしいと思います。時には泥臭くもありますが。

この作品では泥臭さは無く、都会的な洗練された音楽になっています。しかし、ネイティヴなエッセンスもたっぷりなところがj他とは違うところです。BGMとして聴き流す事の出来ない情念に満ちています。しかし難解には感じさせない程よい感じが人気の秘密でしょう。とても聴き易い作品になっていると思います。凄い事をやっているのに親しみ易いのです。名盤ですね。

Crescente / Cavaleiros Do Ceu
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[20130528]

SentinelaSentinela
(1999/05/13)
Milton Nascimento

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80年の作品です。79年にJourney to Dawnというアルバムを出していますが、現在は廃盤になっているみたいです。オーケストレーションの優雅なアレンジで土着的な泥臭い音楽を壮大に演奏しています。時にはアメリカンポップスのようなアレンジになっていたりして、まるでフリオイグレシアスみたいです。この人のルーツはもしかしてそこにあるのかもしれません。

1. O Velho (The Old Man)
2. Peixinhos Do Mar (Cantiga De Marujada) (Little Fish Of The Sea)
3. Tudo (All)
4. Cancao Da America (Song Of America)
5. Sueno Con Serpientes (Dream With Serpents)
6. Roupa Nova (New Clothes)
7. Povo Da Raca Brasil (People Of The Brazilian Race)
8. Sentinela (Sentinel)
9. Cantiga (Caico) (Song (Caico))
10. Bicho Homem (Human Animal)
11. Itamarandiba
12. Um Cafune, Na Cabeca Malandro, Eu Quero Ate De Macaco (A Scratch On The Scalp, Man, I'd Even...)
13. Peixinhos Do Mar - Chorus (Cantiga De Marujada) (Little Fish Of The Sea)

あまりブラジルを感じさせないポップな曲が多く、Yeah,Yeah,Yeahと歌う時にビートルズみたいなストリングスになるのは意図したものでしょう。しかし、アメリカンポップスがビートルズをカバーしたようなアレンジであり、そこが今回の狙いのようです。そこにブラジルのパーカッションが加わって、独自の世界にしています。80年代にやるような音楽ではありません。しかし、だからこそ価値がある音楽になっています。

ジャズオーケストラとビートルズ、ブラジルだけに限定されないラテン音楽。これらが程よく混じりあっています。ミキシング状況は、アメリカでの活動もあった事からしっかりしています。カエターノは変なミキシングだったけれども、ミルトンはその辺は心得ているようです。それにしても、このさりげなくも奥深い音楽の発想はどこからくるのでしょうか。誰も真似の出来ない世界です。名盤です。

O Velho
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[20130527]

Clube Da Esquina 2Clube Da Esquina 2
(1995/02/07)
Milton Nascimento

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78年の作品で、Clube Da Esquinaの第二弾になります。今回は前作ほどのサイケ感はありません。フォルクローレという新しい武器が備わったので、混じりっ気は増していますが、ひねくれポップみたいな、変わっているけどポップな音楽になっています。たとえばペンギンカフェオーケストラもフォルクローレを取り入れて洗練された音楽を創っていたように、彼も又フォルクローレをものにしてしまったようです。

ディスク:1
1. Credo
2. Nascente
3. Ruas Da Cidade
4. Paixao E Fe
5. Casamente De Negros
6. Olho D'agua
7. Canoa, Canoa
8. O Que Foi Feito Devera/O Que Foi Feito De Vera
9. Misterios
10. Pao E Agua
11. E Dai?
ディスク:2
1. Cancao Amiga
2. Cancion Por La Unidad De Latino America
3. Tanto
4. Dona Olympia
5. Testamento
6. A Sede Do Peixe
7. Leo
8. Maria Maria
9. Meu Menino
10. Toshiro
11. Reis E Rainhas Do Maracatu
12. Que Bom Amigo

フォルクローレも古い曲を演奏するだけではなく、新曲が生まれる土壌があっていいと思います。フォルクローレの新しい音楽なのです。フォルクローレがポップスとして親しめるような作品です。一般的にはコンドルは飛んでいくしか知られていないフォルクローレの未来を描いているように感じます。今回も2枚組の大容量ですが、その混血具合がアコースティックの素朴さで目立ちませんが、所々にブラジルやポップス、ジャズなどが顔を出しています。

ミルトンはミクスチャーの天才なのかもしれません。ブラジルの声を呼ばれているくらいブラジルを感じさせるミュージシャンなのに、自由自在に世界の音楽を一つにまとめて自分の歌にしています。どんなジャンルの音楽でも決め技となる盛り上がり方があります。それを巧く利用して、いや、目立っていなかった決め部分を強調する事でロックにも負けないくらいの盛り上がり方を創り上げています。音楽を楽しむ。そういう無邪気なくらいの楽しさを教えてくれる名盤です。

Credo
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[20130527]

MiltonMilton
(2000/04/04)
Milton Nascimento

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76年の作品で、70年のアルバムと区別する為にRaçaというサブタイトルがついています。Herbie Hancock、Wayne Shorter、Airto Moreiraといったジャズメンがバックアップしています。ファルセットのスキャットはまるでライトフュージョンの中のソフトなシンセ音のようであります。声も楽器の一つとなっているのです。それも魂が宿った楽器です。シンセでもかなわないような音色です。

1. Race
2. Fairy Tale Song
3. Francisco
4. Nothing Will Be As It Was
5. Clove And Cinnamon
6. The Call
7. One Coin
8. Exits And Flags
9. The People

ジャズやフュージョンではボサノヴァを融合させた新しいスタイルを身につけていますが、フラメンコも融合させたフュージョンもあります。スパニッシュの血を引くチックコリアが生み出したもので、Nothing Will Be As It Wasにはスパニッシュなテイストがあります。フラメンコにしろ、フォルクローレにしろ、ブラジル音楽として表現してしまうのがミルトンです。ブラジルの音楽というのさえも超越してるのかもしれません。

混血する事で強靭な人類になるように、音楽も混血を繰り返し、更にそれに磨きをかけて洗練させる、時には泥臭く、時には都会的な、ブラジルを感じさせながらも世界史民であるかのようなミルトンの音楽。懐かしいようで斬新な音楽。天から与えられたような音楽。ミルトンナシメントの魂に宿る歌には国境を越えていく鳥の翼が生えています。

Race
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[20130527]

GERAESGERAES
(2010/08/01)
MILTON NASCIMENTO

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76年の作品で、前作Minasの続編になっています。彼の故郷であるミナスをテーマにした内容になっています。今回は南米のフォークと言う事でフォルクローレを素材にしています。フォルクローレにブラジルのリズムを融合するとフラメンコを陽気にしたような音楽になっています。ケルトミュージックをモチーフにしたプログレにも似ています。

1. Fazenda
2. Calix Bento
3. Volver a los 17
4. Menino
5. O Que Sera (A Flor da Pele)
6. Carro de Boi
7. Caldera
8. Promessas Do Sol
9. Viver de Amor
10. Lua Girou
11. Circo Marimbondo
12. Minas Geraes
13. Primeiro de Maio
14. O Cio da Terra

フラメンコもケルトもルーツは一緒で、アジアから移民してきた流しの音楽一座の音楽が土着の音楽と融合して言った音楽になっています。それとブラジルやアンデスのフォルクローレに共通する部分があるのでしょうか。インディオもアジアからの移民と言う説もあります。どこかで通じるものがあるとして、そうした素材をミルトン節に変えていくミルトンの音楽は進化していきます。

ミルトンが凄いのはジャズという西洋音楽のタブーを塗り替える理論も習得している事になります。民族音楽ではあまり使われないテンションも音階に含めて歌い上げます。これにはボサノヴァの影響もあると思いますが、ボサノヴァのファッショナブルさに比べてソウルフルな魂を歌に託すスタイルは他に類をみません。洗練されているように聴こえて、かなりディープな情念が宿っているのです。フォルクローレの引用は地味に感じさせますが、感動的な歌には磨きがかかっています。

Fazenda
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[20130527]

今場所は白鵬が全勝優勝で幕を閉じました。朝青龍と並ぶ25度目の優勝は史上3位の成績となります。稀勢の里も全勝で着ましたが、直接対戦ではかないませんでした。しかし、今場所はまわしにこだわらず、前に圧力をかけられる立ち合いで隙がありませんでした。やっと自分の相撲に徹する事が出来るようになりましたが、問題は来場所以降も同じような相撲が取れるかどうかになります。同じく妙義龍もまわしにこだわらず、さしこんで前に出る相撲で11勝して技能賞を獲得。休場してしまった把瑠都にも見習ってもらいたい相撲でした。把瑠都は平幕に落ちてしまいますが、下にいってもいい加減な相撲をとるのではなく、自分が勝っていける相撲を身につけてもらいたいものです。

上位陣の成績
白鵬 15勝0敗 優勝
日馬富士 11勝4敗
稀勢の里 13勝2敗
鶴竜 10勝5敗
琴奨菊 11勝4敗
琴欧洲 8勝7敗
豪栄道 7勝8敗
把瑠都 3勝5敗7休
栃煌山 6勝9敗
隠岐の海 4勝11敗


鶴竜も久しぶりに集中した相撲がとれるようになりました。今後も続ければ上に上がれると思います。大関取りの豪栄道は前半は良かったのですが、後半は勝ちに焦り過ぎてツメが甘くなって結局は負け越しとなってしまいました。出直しとなります。琴欧洲は何とか勝ち越して大関残留。新入幕力士も健闘しましたが、負け越して出直しとなっていますが、今後も期待出来る力士が育っていると思います。

相撲の解説をする親方も多いのですが、貴乃花親方の解説が、力士の立場に立った解説で的を得ているので面白かったです。あそこまではっきりものを言う解説は珍しいので、力士も参考になると思います。一番嫌らしい解説が元琴錦で、しゃべり方が嫌らしいです。言い方は失礼ですが、何か詐欺師のようなしゃべり方というか、すけこましのようなしゃべり方を公共の電波で聴くのは気持ち悪いです。

日馬富士 vs 白鵬
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[20130527]

MinasMinas
(2006/06/27)
Milton Nascimento

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75年の作品です。74年のウェインショーターとコラボレートした Native Dancerはウェインショーターの作品紹介で紹介済みなので省略いたします。優れたミュージシャンとの交流はミルトンの音楽性に更に磨きをかけていきます。これまで革新的だったアコースティックフュージョンとブラジル音楽の融合のサイケなスタイルが洗練されて、より純度の高い内容になっています。

1. Minas
2. Fe Cega, Faca Amolada
3. Beijo Partido
4. Saudade Dos Avioes Da Panair (Conversando No Bar)
5. Gran Circo
6. Ponta De Areia
7. Trastevere
8. Idolatrada
9. Leila (Venha Ser Feliz)
10. Paula E Bebeto
11. Simples

ブラジリアンコーラスとでも言えるアフリカンコーラスに似ているヴァースとアコースティックなフュージョンスタイルが交差して摩訶不思議ながらも心地良い空間を生み出しています。これはファンクとアフリカンを交差させたトーキングヘッズのやり方の先を行く融合になっていると思います。トーキングヘッズは時代に呼応する形で大ヒットとなりましたが、ミルトンの場合は先を行き過ぎていたので、大きなヒットにまではなっていませんが、やっている事はもっと凄い事をやっていると思います。

もっと広くその偉業が評価されるべきですが、そのフォロワーを生み出すまでには至っていないので、ブームになっていない事が過小評価になっていると思います。カエターノがミルトンはオレよりも凄いと認めるくらい孤高の人なのです。勿論ファンにはその凄さが伝わっていますが、ヒットシングルを出すくらいのポップな作品が無い事が知る人ぞ知るにさせてしまっています。シンプルに研ぎすませた内容になってきていますが、ヒットチャートに出るまでにはポップになりきれていないのです。しかし、一度彼の音楽を耳にすればその感動は忘れる事が出来ないと思います。素晴らしい名盤です。

Minas
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[20130526]

Milagre Dos PeixesMilagre Dos Peixes
(2006/06/27)
Milton Nascimento

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73年の作品です。フォーキーなフュージョンにブラジルの強力なリズムを融合させた力強い作品になっています。ブラジルと言ってもサンバのリズムではありません。ネイティヴなスタイルで、アフリカのアフロなリズムにも似ています。原始的とでも言えるのでしょうか。原始的なリズムはより五感を刺激して高揚させる力を持っています。

1. Os Escravos De Jo
2. Carlos, Lucia, Chico E Tiago
3. Milagre Dos Peixes
4. A Chamada
5. Pablo No.2
6. Tema Dos Deuses
7. Hoje E Dia De El Ray
8. A Ultima Sessao De Musica
9. Cade
10. Sacramento
11. Pablo

ジャズの洗練された感覚を持っていながら原始的なリズムに身を任せる。知性を超えた本能を呼び覚ます音楽。なのに知性をも刺激しうる刺激。これも摩訶不思議な世界になっています。サイケファンカフォーキープログレッシヴジャズ。いろんな言葉で形容しても尽くせません。理路整然と時間を刻む事で理解しうる音楽ですが、音楽を奏でようとする初期衝動は本能的なものなのです。この矛盾しているようで、実は深い結びつきを持った行為が音楽なのだと思います。そういう意味でも実に音楽的な作品なのです。

どちらかに偏った事が多い音楽作品は音楽的とは思えないようなものもあるのです。そういう意味で、ジャズの理論を習得したミルトンが次に目指したのが本能的なリズムの追求だったと言うのは、実に興味深い事です。理屈だけでは理解出来ない感情の表現として音楽があるのならば、ミルトンは自分の感性に忠実に進化しようとしています。音宇宙への挑戦。そんな気概を感じさせる名盤です。

Os Escravos De Jo
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[20130526]

Clube Da EsquinaClube Da Esquina
(1995/02/07)
Milton Nascimento / Lo Borges

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72年の作品で、同じくブラジルのMPBの旗手Lô Borgesとのコラボレート作品になります。アナログ盤では2枚組の力作で、街角クラブみたいなタイトルで、基本はフォークソングを歌っている感覚なのですが、アレンジが微妙にフュージョンしていたり、サイケだったりして、実に摩訶不思議なフォークソングになっています。サイケフォークというスタイルもありますが、フュージョン感覚がある為にそれだけに留まりません。

1. Tudo Que Voce Podia Ser
2. Cais
3. O Trem Azul
4. Saidas E Bandeiras No. 1
5. Nuvem Cigana
6. Cravo E Canela
7. Dos Cruces
8. Um Girassol Da Cor De Seu Cabelo
9. San Vicente
10. Estrelas
11. Clube Da Esquina No. 2
12. Paisagem Da Janela
13. Me Deixa Em Paz
14. Os Povos
15. Saidas E Bandeiras No. 2
16. Um Gosto De Sol
17. Pelo Amor De Deus
18. Lilia
19. Trem De Doido
20. Nada Sera Como Antes
21. Ao Que Vai Nascer

ミルトンは一人だけでも凄いのに、Lô Borgesと混じりあう事で、何倍もの化学反応を見せています。フォーキーな歌ばかりなのにテンションコードを多用したアレンジは明らかにフュージョンであり、当時のシンガーソングライターとも違った感覚を持っています。前衛的なフォークとも言えますが、音楽自体は美しく心地良いのです。ここがサイケ感覚ですね。ブラジリアンフォークみたいなものですが、ここまですばらし音楽は他にはありません。

ソロではアナログシンセが登場したり、本人達はまったくフォークソングをやっている感覚がないみたいに自由に楽しんでいます。アコースティックギターでの弾き語りが基本になっているので、フォーキーと形容していますが、使用している和音は明らかにフォークではありません。実に絶妙なミクスチャーなのです。そして五感を刺激して甘美なる悦楽の境地へと導かれていきます。サイケファンカフォークとでも呼びましょうか、実に得難き名盤であります。

Tudo Que Voce Podia Ser
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[20130526]

MiltonMilton
(1966/11/30)
Milton Nascimento

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70年の作品です。フュージョンスタイルをいち早くから完成させて、ブラジルのサンバのリズムを活用したりして、泥臭かったファンクを洗練させた70年代のファンクのスタイルが早くも聴く事が出来ます。彼のリズム感は明らかにブラジルのそれとは違ったキレがあります。そしてそれはアメリカの新しいダンススタイルにシンクロしているように感じます。

1. Para Lennon E Mccartney
2. Amigo, Amiga
3. Maria Três Filhos
4. Clube Da Esquina
5. Canto Latino
6. Durango Kid
7. Pai Grande
8. Alunar
9. A Felicidade
10. Tema De Tostão
11. O Homem Da Sucursal
12. Aqui É O País Do Futebol
13. O Jogo

アメリカと言うのは移民の集まりで出来ている国家です。カントリーにしてもアイルランド民謡からきています。ブルースもアフリカから来た黒人によって生まれました。ジャズもブラスバンドに触発された黒人が生み出したものです。ロックンロールも黒人によるもので、ロカビリーはカントリーやブルーグラスの白人との融合から生まれました。ニューオリンズにはクレオールの音楽も含まれてファンクなどに発展していきます。そして新たに移民が増え出したブラジルの混血が60年代に増え始め、70年代の洗練された音楽性には、少なからずもブラジル音楽の影響が色濃く反映しています。

ミルトンの作品にはその洗練されていく過程が明確に聴き取れます。このアルバムもそうです。Para Lennon E Mccartneyはレノンマッカートニーの事を歌っていますが、やっているのはその後に流行るファンクです。当時はまだスライなどの実験的なファンクで泥臭さもありました。それがすっきりとした洗練されたリズムになっています。ボサノヴァとは違うミルトンのスタイルは明らかにアメリカに新しい感性をもたらしています。

Para Lennon E Mccartney
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[20130526]

Milton NascimentoMilton Nascimento
(2004/03/30)
Milton Nascimento

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69年の作品です。自分の名前をアルバムタイトルにしているだけあって、自分のスタイルが固まり始めた頃で、ストリングス有りのジャズロック、フュージョンサウンドという形は最初からありましたが、そこから発展していく流れをつかみかけています。当時はジャズロックと呼ばれていたクロスオーバーも試行錯誤の最中、既にフュージョンとしての形を固め始めています。

1. Sentinela
2. Rosa Do Ventre
3. Pescaria (Canoeiro) / O Mar É Meu Chão
4. Tarde
5. Beco Do Mota
6. Pai Grande
7. Quatro Luas
8. unset Marquis 333 - Los Angeles
9. Aqui, Oh!
10. Travessia

この後に出てくるリターントゥフォーエヴァーのようなサウンドが既に出来上がっているのです。RTFにはアイアートモレイラ夫婦がいましたので、ブラジルなエッセンスを持ったクリスタルサウンドをひっさげて出てきます。その形が既にこのアルバムにはあります。賛美歌のような歌で始まりジャズに展開していき、又賛美歌に戻るSentinelaなど、それだけには終わっていない進化も見せています。

そうしたジャズフォーマットの中でもブラジルを感じさせるのはどこにあるのでしょうか。ポルトガル語による歌もそうですが、リズムの構築の中にブラジルのサンバやボサノヴァのアクセントが隠されていると言うのもあります。そしてその美しい歌声は多くのミュージシャンからの羨望もあって、ウェインショーターのソロアルバムにも参加したりして、ジャズメンとの交流が頻繁に行われていきます。

Sentinela
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[20130525]

Courage (Dig)Courage (Dig)
(2005/07/12)
Milton Nascimento

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69年の世界メジャーデビュー作になります。Creed Taylorにその才能を認められCTIレーベルからのリリースになっています。ファーストアルバムとダブる曲もありますが、アメリカ資本によるアメリカのジャズミュージシャンの演奏でリメイクされています。そのデビューは鮮烈であり、世界中のジャズファンがブラジルといえばミルトンだというイメージを持ってしまうほどだったと思います。

1.Bridges (Travessia)
2.Vera Cruz
3.Tres Pontas
4.Outubro (October)
5.Courage
6.Rio Vermelho
7.Gira Girou (Round and Round)
8.Morro Velho
9.Catavento
10.Canao do So

バックミュージシャンが豪華で、どれだけ彼が期待されていたかが分かります。ピアノのHerbie Hancock、パーカッションがAirto Moreira、フルートのHubert Lawsなど、一流のミュージシャンとの競演は彼の眠っていた才能を呼び覚ますにふさわしい刺激になった事でしょう。アメリカ側の思惑によりボサノヴァタッチの曲調がありますが、脱ブラジルを意識するミルトンの思惑により、デフォルメされたボサノヴァになっています。

それこそがジャズとボサノヴァ、ブラジル音楽の融合であり、CTIの意図するところになっていて、ジャズ界においてのブラジルブームに拍車をかけていきます。ポルトガル語にしても、フランス語にしても、その発音が極めて音楽的であるがために、英語以上に楽器の一つとして歌が存在することになります。それはジャズと言うスタイルに置いては有効な事であり、カエターノとは違うスタンス、ジルベルトとは違うスタイルのシンガーとしてミルトンが成功した要因でありましょう。歴史的なる名盤であります。

Bridges (Travessia)
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[20130525]

TravessiaTravessia
(2002/09/02)
Milton Nascimento

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続きましてはブラジルの声と呼ばれているミルトン・ナシメントを紹介していきます。ジャズやフュージョンファンには一番馴染みのあるシンガーだと思います。このファーストアルバムは67年リリースでまだインディーズから出されたもので、既にその天才の遍歴を見せつけていますが、売り上げ的には失敗で永らく廃盤になっていたものがCD化されたものになります。

1. Travessia
2. Tres Pontas
3. Crenca
4. Irmao de F
5. Cancao Do Sal
6. Catavento
7. Morro Velho
8. Gira Girou
9. Maria, Minha F
10. Outubro

彼もMPBというジャンルになっていて、アメリカのシンガーソングライターのような曲調でありますが、ブラジルの声と呼ばれているくらいですから、非常にブラジルらしい歌を歌っています。まだ彼の特徴であるファルセットを使った歌い方にはなっていませんが、それだけに新鮮な感動があります。ビョークもお気に入りに入れているくらい、その内容は鮮烈な印象を与えてくれます。

ボサノヴァを取り入れたジャズフュージョン的なアレンジがあったり、アメリカの音楽と混血したようなサウンドで、まるで映画のサントラのような響きがあります。カエターノがイギリスのロックを手本にしていたのに対して、彼はアメリカのジャズを手本にして、新しいブラジルの音楽を作り上げようとしています。そして何といってもその歌声が感動的であります。まぎれも無く新しい時代を切り開こうとしている名盤であります。

Travessia
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[20130525]

AbracacoAbracaco
(2013/02/05)
Caetano Veloso

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2012年の作品で、現在までの最新作になります。まだまだ現役で創造性に富んだ活動を続けています。音響派なスタイルでテクノ感覚もあるバンドサウンドは引き続き、曲の作り方はマンチェスターサウンドやブリットポップみたいで、まだまだ頂を目指して上り続けている挑戦者のような若々しさがあります。これからの作品にも大いに期待が持てると思います。

1. A bossa nova  foda
2. Um Abraçaço
3. Estou triste
4. O imprio da lei
5. Quero ser justo
6. Um comunista
7. Funk meldico
8. Vinco
9. Quando o galo cantou
10. Parabns
11. Gayana

イギリスではダウナーなブームは去っていますが、カエターノはそれを自分なりに昇華しているので、まだ頭打ちする事無く、更に創造の幅を広げいてる途上にあるように感じます。はっきり言って、今のイギリスのシーンよりも面白い内容になっていると思います。今が絶頂期で現在進行中という頼もしい状態だと言えるでしょう。バックバンドの若い感性も大いに役立っているにしても、曲や歌詞も更に磨きがかかっています。

MPBの代表格でありますが、MPBとはMúsica Popular Brasileiraの略で、ブラジルにおけるロック、ポップスに刺激を受けた音楽は、それまでのブラジル音楽になかった新しい感性を吸収しながらも、ブラジルのリスナーにも受け入れられるような音楽を創ってきました。ブラジルの音楽的なレベルが向上する中で、カエターノの音楽性も進化していく様を紹介させていただきました。このアルバムはもはや世界でもトップクラスの出来映えになっていて、世界をリードするくらいの勢いを感じます。日本にもそんなミュージシャンが現れてくる時はくるのでしょうか。見事な名盤です。

A bossa nova  foda
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[20130525]

Zii E ZieZii E Zie
(2009/04/06)
Caetano Veloso

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2009年の作品です。久々のオリジナルアルバムになりますが、前作に引き続いてオルタナ路線、グランジでノイジーなサウンドでブラジル音楽としての新しい境地を拓いています。演奏もバンド形式のみに徹してソリッドなサウンドになっています。シンプルながらダウナーなコード進行になっています。それでも歌としての情緒性を失わないのがカエターノの特長だと思います。

1. Perdeu
2. Sem cais
3. Por Quem?
4. Lobao tem razao
5. A Cor Amarela
6. Base de Guantanamo
7. Falso Leblon
8. Incompatibiliidada de Genios
9. Terado
10. Menina da Ria
11. Ingenuidade
12. Lapa
13. Diferentemente

ファズで歪ませたベース、音響派のようなエレピ、リバーブを薄めにかけたギター、まるでソニックユースのようなサウンドですが、そうしたサウンドを完全に自分のものとして尚、ブラジルらしいスタイルをデフォルメしてミックスした独創的な音楽になっています。アレンジをかえればボサノヴァにもなりうるような歌。ソングライターとしても熟練の域に達しています。

やっている事は決して新しい事ではありませんが、彼のフィルターを通して出された音は明らかに他に類を見ないものであり、ヒップホップやオルタナ以降のポストニューウェイヴなスタイルもブラジルでは定着して、ブラジル音楽と融合して独自の音楽を発信するような時代になっていますが、その中でもカエターノ創りだす音楽は独創的でありながらも歌として魅了させるだけの歌心があり、オルタナの中でも最上級の仕上がりになっています。名盤です。

Perdeu
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[20130524]

Roberto Carlos & Caetano Veloso - E A Musica De Tom JobimRoberto Carlos & Caetano Veloso - E A Musica De Tom Jobim
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Roberto Carlos & Caetano Veloso

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2008年の作品で、Roberto Carlosとのジョイントでアントニオ カルロス ジョビンへのトリビュートライブを行った時の音源になります。カエターノのルーツもボサノヴァにありますので気持ちよく歌っています。それにしてもジョビンの代表作はほとんどがボサノヴァの代表作であり、名曲揃いの内容になっています。

1. Garota De Ipanema
2. Wave
3. Aguas De Marco
4. Por Toda A Minha Vida (Exaltacao Ao Amor)
5. Ela E Carioca
6. Inutil Paisagem
7. Meditacao
8. O Que Tinha De Ser
9. Insensatez
10. Por Causa De Voce
11. Ligia
12. Corcovado
13. Samba Do Aviao
14. Eu Sei Que Vou Te Amar / Soneto Da Fidelidade
15. Tereza Da Praia
16. Chega De Saudade

ロベルトカルロスはサッカー選手ではなくて、カエターノ同様MPBを代表するミュージシャンで、ボサノヴァも演奏します。こうした西洋の音楽に触発されたミュージシャン達にとってもジョビンは偉大な先駆者であり、彼と彼の音楽に対するリスペクトは日本では理解出来ないほど深いものだと思います。国民的な音楽家であり、英雄なのであります。

アレンジもほとんどオーソドックスであり、普通にボサノヴァを演奏しているだけです。それでもこの二人がジョビンの曲を歌うだけで拍手大喝采であります。ブラジルだけではなく、世界中で愛されているジョビンの音楽は、あまりにも有名なのでアレンジを工夫した方が面白いと思いますが、あえてオーソドックスに演奏してジョビンに対する敬意を払っております。イベント的な内容ですが、たまにはボサノヴァにどっぷり浸かるのもいいかもしれません。

Garota De Ipanema
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[20130523]

CeCe
(2006/10/18)
カエターノ・ヴェローゾ

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2006年の作品です。オルタナロックに対応した内容になっていて、フォークシンガー然としてた彼の歌が見事にオルタナにあっています。ダウナーなコード進行を使ってマイナーな感じを出していますが、ラテンの陽気さもたまに顔を出します。言葉の響きからオルタナシャンソンのような新しいジャンルのような気分にもなります。

1. Outro
2. Minhas Lagrimas
3. Rocks
4. Deusa Urbana
5. Wally Salamão
6. Não Me Arrependo
7. Musa Hibrida
8. Odeio
9. Homem
10. Porque?
11. Um Sonho
12. O Heroi

オルタナブームからは少し遅れていますが、まだこの時期はダウナーな曲が流行っていましたので、ブラジルと海外の流れはシンクロするようになっていると思います。カエターノの歌は元々オルタナ向けの歌でありましたので、自分を表現するのにふさわしい音楽と出会ったのだと思います。単なるダークなだけの曲ではなく、その中でも幾重にも展開していく音楽性を身につけているので、かなり濃い内容になっています。

オルタナからグランジ、ローファイなど変化していく世間の流れにも劣らないくらいに実験的な事もやっています。バックバンドも若いミュージシャンを起用したり、新しい息吹を感じさせます。そして何より彼の歌はその中でもしっかり歌心を持って響いてきます。ダークな曲は彼に適したスタイルであり、それが公然と売れる要素になった事は、彼に新しい創造の活力となっているようです。名盤です。

Outro
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[20130522]

A Foreign SoundA Foreign Sound
(2004/06/03)
Caetano Veloso

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2004年の作品で、ブラジル以外の国の曲をカバーした作品になっています。ジャズのスタンダードが目立ちますが、ボブディランやロカビリーなどをトロピカリアなアレンジで現代的な楽曲として演奏しています。カバー曲集と言う事でシンガーとして集中しているだけではなく、アレンジの妙を楽しめる作品になっています。

1. Carioca (The Carioca)
2. So In Love
3. I Only Have Eyes For You
4. It's Alright Ma (I'm Only Bleeding)
5. Body And Soul
6. Nature Boy
7. The Man I Love
8. There Will Never Be Another You
9. Smoke Gets In Your Eyes
10. Diana
11. Sophisticated Lady
12. Come As You Are
13. Feelings
14. Summertime
15. Detached
16. Jamaica Farewell
17. Love For Sale
18. Cry Me A River
19. If It's Magic
20. Something Good
21. Stardust
22. Blue Skies
23. Manhattan

Cariocaはフュージョン、レゲエなアレンジでけだるく、ボブディランのIt's Alright Maはヒップホップ系なアレンジになっています。ボブディランのトーキングスタイルの歌い方がラップっぽい歌い方にデフォルメされています。ジャズスタンダードのバラードはよりロマンティックに、音響派なアレンジもあったりと、海外の音楽をより魅力的な解釈で演奏されています。

ブラジルに住む人達にとっても良く知られている曲をあえて選んで、それを新鮮に聴かせる事に成功していると思います。 全体的な質感はフュージョン系のフォーマットになっていて、そこをもっと柔軟に自由に解釈したアレンジのセンスが素晴らしいです。もう晩年に入っていると思いますが、年を重ねるごとに音楽的に充実した燻し銀の旨味を醸し出しています。

Carioca
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[20130521]

Eu Nao Peco DesculpaEu Nao Peco Desculpa
(2002/11/05)
CAETANO VELOSO / JORGE MAUTNER

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2002年の作品で、トロピアリアの戦友であったJorge Mautnerとのコラボレート作品になっています。日本ではほとんど知られていないJorge Mautnerですが、この作品を聴く限りでもかなりの奇才である事が分かります。バイオリニストであり、ケルトやカントリー系のバイオリンを聴かせてくれます。なぜこの時期に彼とのコラボレートなのかと疑問に思いますが、彼らの青春であるトロピアリアの灯は消えていないのでありました。

1. Todo Errado
2. Feitico
3. Manjar De Reis
4. Tarado
5. Maracatu Atomico
6. O Namorado
7. Coisa Assassina
8. Homem Bomba
9. Lagrimas Negras/Doidao
10. Morra-Se Assim
11. Graca Divina
12. Ca Juina
13. Voa, Voa Perereca
14. Hino Do Carnaval Brasileiro

ビートルスに影響を受けたトロピカリアは、かなり実験的な音楽をブラジルで展開していたと想像出来ますが、全貌を把握している訳ではありません。カエターノの作品など、少数の作品しか日本では紹介されていませんので、このJorge Mautnerがいきなり登場してきてノックアウトされてしまいます。ブラジルの軍事政権下に埋もれた才能がいくつ存在していたのか、探し出すときりがないと思います。

とりあえずは現代的にアレンジされたこの作品でその時代の雰囲気を味わうしかありません。カエターノも奇才として日本では認識されていますが、この二人のジョイントの楽しい事。少し変なとぼけた感じがひねくれポップみたいで楽しいのです。例えば、日本で言えば意外と知られていない忌野清志郎と井上陽水のコラボレートのような感じか、それとも矢野顕子か、と言うところでしょうか。ひねくれポップファンにお薦めのアルバムです。

Todo Errado
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[20130521]

Noites Do NorteNoites Do Norte
(2001/01/30)
Caetano Veloso

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2000年の作品です。内容的には前作の続編のようになっています。ブラジル音楽を基本としたミクスチャー、様々な音楽が持つ躍動感、生命力が一つの曲の中に脈打っています。これが彼が辿り着いた結論であり、このスタイルは更なるバリエーションを拡げていく事が出来ます。こうなってくれば音楽を創る事が楽しくてしょうがなくなってくる事でしょう。

1. Zera a Reza
2. Noites do Norte
3. 13 de Maio
4. Zumbi
5. Rock'n'Raul
6. Michelango Antonioni
7. Cantiga de Boi
8. Cobra Coral
9. Ia
10. Meu Rio
11. Sou seu Sabi
12. Tempestades Solares

いろんなジャンルの音楽が渾然一体となっていますが、聴く方は難しく考える必要がないくらい曲自体が素晴らしい説得力を持っています。ブラジル音楽として微動だにしない存在感を持っているのです。ブラジルの現代的な音楽として楽しむ事が出来ます。もはやボサノヴァだとか、サルサだとか、サンバだとか考えなくていいのです。これこそがカエターノベローソの音楽なのです。

スティーヴィーワンダーがそうであるように、ソウルでもファンクでもなく、スティーヴィーワンダーの音楽として理解しないと判別がつかないくらいにスティーヴィーブランドになっているようにカエターノブランドを創り上げているのです。私たちはただその音楽の素晴らしさに胸躍らせればいいのです。人為的なもの意外の国境がないように、音楽にも区別する為の線引きは必要ないのです。いい音楽か、良くない音楽か、それだけの判別だけあればいいのです。

Zera a Reza
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[20130521]

LivroLivro
(1999/06/01)
Caetano Veloso

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98年の作品です。珍しくボサノヴァをやっていたりしますが、同時にサンバのリズムがあったり、オーケストラやロックギターが唸っていたり、様々な音楽が同時に存在しながらも曲として素晴らしいソングライティングを行った素晴らしい内容になっています。これこそがトロピカリア、MPBの最上級の音楽であると思います。

1. Os Passistas
2. Livros
3. Onde O Rio E Mais Baiano
4. Manhata
5. Doideca
6. Voce E Minha
7. Um Tom
8. How Beautiful Could A Being Be
9. O Navio Negreiro
10. Nao Enche
11. Minha Voz, Minha Vida
12. Alexandre
13. Na Baixa Do Sapateiro
14. Pra Ninguem

先達の作曲家に引けを取らないくらい素晴らしい音楽を創り、なおかつ、それに様々な要素のアレンジを加えた究極のブラジル音楽を創り上げています。パーカッションはサンバなのに歌はボサノヴァ、ストリングスはジャズ、ギターはロック、ベースはタンゴ、そうした幾重もの組み合わせを行いながらも、ブラジルの音楽として完結させている技巧はもはや他の追従を許しません、

そうした世界中の音楽に対するリスペクトを感じつつもブラジル愛に包まれた音楽であります。アメリカの単純なミクスチャーとは訳が違います。これほど濃厚な音楽がこれまであったでしょうか。かといってアヴァンギャルドにはならずに何とかポピュラー音楽として成り立たせているセンスも素晴らしいです。トロピカリア、MPBという考え方から言えば最高傑作だと思います。見事な名盤です。

Os Passistas
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[20130521]

Fina EstampaFina Estampa
(1994/10/04)
Caetano Veloso、Caetano Veloso 他

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94年の作品です。より熟練した音楽性が華開いたアルバムになっています。彼がこれまで吸収してきた音楽、ジャズ、フュージョン、ファンク、ソウル、レゲエ、それにブラジルの音楽、トロピカルな中南米の音楽、クラシックなどが渾然一体となったブラジルのA.O.R.が完成した作品になっています。

1. Rumba Azul
2. Pecado
3. Maria Bonita
4. Contigo En La Distancia
5. Recuerdos De Ypacarai
6. Fina Estampa
7. Capullito De Aleli
8. Un Vestido Y Un Amor
9. Maria La O
10. Tonada De Luna Llena
11. Mi Cocodrilo Verde
12. Lamento Borincano
13. Vete De Mi
14. La Golondrina
15. Vuelvo Al Sur

大人のロマンシチズム、前作までのセクシャルな色気をもっと洗練させた音楽。ボサノヴァとかに限定した音楽ではなく、他国の音楽を吸収しながらもブラジルの音楽として成立させる事に成功しています。まるでブラジルのカンツォーネのように情緒的な音楽でありながら、ジャズ的なセンスが泥臭さを感じさせない効果を生み出しています。

音楽的にも遅れを取り戻しながらも、アメリカの音楽の真似事から卒業してブラジルといようより、カエターノ節というものに燻し銀を加えたような深みがあります。様々な国の音楽を感じさせるところは世界音楽とも言えるでしょう。タンゴやマリアッチ、どれもカエターノ節になって、大人びた愛を歌い上げています。

Rumba Azul
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[20130520]

今場所は上位陣が頑張っており、大関の稀勢の里と鶴竜が全勝で折り返しました。稀勢の里は立ち合いが良くなっているのが勝因でしょう。一気に押し出す相撲がとれています。何で今まで出来なかったのかが不思議なくらいです。鶴竜も久々に調子が良さそうです。日馬富士は早くも2敗していて、その後は気合いを入れ直しています。いくら横綱でも軽量の力士は油断は禁物です。

中日までの上位の成績
白鵬 8勝0敗
日馬富士 6勝2敗
稀勢の里 8勝0敗
鶴竜 8勝0敗
琴奨菊 6勝2敗
琴欧洲 5勝3敗
豪栄道 5勝3敗
把瑠都 3勝5敗
栃煌山 2勝6敗
隠岐の海 1勝7敗


把瑠都がでたらめな取り口ばかりとっているので、負傷して休場になってしまいました。三役までも陥落してしまったら、これから大関に戻るのは大変になるでしょう。いい加減自分のいい相撲に気づくべきです。豪栄道は大関取りがかかっていますが前半戦で3敗しています。勝ち方も良くなっているので、取りこぼさないようにして欲しいものです。白鵬も全勝ですが、付け入る隙はあるようなので、波乱があると面白くなると思います。

稀勢の里 vs 豪栄道
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[20130517]

CirculadoCirculado
(1992/05/05)
Caetano Veloso

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91年の作品で、今回もアートリンゼイのプロデュースですが、当時流行っていたグラウンドビートを取り入れるなど、しっかりと90年代に適応しています。坂本龍一も参加するなど、ワールドワイドに活躍する為の素材も用意しています。アートリンゼイのアヴァンギャルドなギターは控えて、カエターノの歌を邪魔しないようなアレンジに変わっています。

1. Fora Da Ordem
2. Circulado De Fulo
3. Itapua
4. Boas Vindas
5. Ela Ela
6. Santa Clara, Padroeira Da Televisao
7. Baiao De Penha
8. Neide Candolina
9. A Terceira Margem Do Rio
10. O Cu Do Mundo
11. Lindeza

ミドルテンポのグラウンドビートなど、ハウスな処理をしていたりして、歌い方も大分変化が見られます。これまでに無かったくらいに色気があるのです。ギターだけの弾き語りでも対応出来る歌なのですが、弾き語りできるような基本的な演奏が見えないくらいに創り込まれたアレンジになっています。これは音楽先行で曲を創っている為でしょう。曲を創ってアレンジも決め手から歌の旋律なり歌詞を当てはめているように思われます。

フォークの時代には歌詞先行で曲を創る場合もありましたが、80年代以降は曲先行が一般的になりました。特に黒人音楽を手本にした曲が流行っていましたので、リズムから構築してからコード進行なり決めて曲を仕上げてから歌なり歌詞を当てはめるやり方が主流になりました。リズム、つまり踊らせる事が出来るリズムを創ってから曲を仕上げるダンスミュージックが主流になった為です。この時期のカエターノもその方法をとっていようです。勿論弾き語りを元にした曲もありますが、これまでになくセクシャルです。名盤ですね。

Fora Da Ordem
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[20130516]

EstrangeiroEstrangeiro
(1989/08/29)
Caetano Veloso

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89年の作品で、正式にArto Lindsayがプロデューサーとしてクレジットされています。ギターも弾いていて、その他にもBill Frisell、Marc Ribotといった新鋭のギタリストが参加しています。前作から70年代初期のような録音状態から一気に同年代の西洋音楽と同じレベルまで録音レベルが良くなっています。ブラジルにいる人だけでこうしたサウンドは創れなかったようです。

1. O Estrangeiro
2. Rai Das Cores
3. Branquinha
4. Os Outros Romanticos
5. Jasper
6. Este Amor
7. Outro Retrato
8. Etc.
9. Meia-Lua Inteira
10. Genipapo Absoluto

カエターノがどんなにいい曲を書いても、それを表現出来るだけの技術者がそれまでのブラジルにいなかった事が証明されました。アメリカに出て行ったジルベルト達はいい作品を創っていましたが、ブラジル国内では古い録音技術しか浸透していなかったようです。しかし、ここで聴けるサウンドは当時のアメリカの作品よりも遥かに優れた音を出しています。斬新さでは前作には及びませんが、アヴァンギャルドなギターが無理矢理入ってきてアグレッシヴです。

音楽的にはポップなので、これまでのファンの人も聴けるとは思いますが、これまでの作品に比べて音が増えてうるさいと思います。思いっきり装飾音が増えているので、耐えられないファンもいる事でしょう。しかし、これまでがおとなし過ぎたのです。もっと早くこうした作品が制作されてもおかしくなかったのですが、かなり鎖国された状態にいたものと推測されます。それにしてもいきなり刺激的過ぎる音楽になっています。これも素晴らしい名盤です。

O Estrangeiro
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[20130516]

CaetanoCaetano
(1990/10/25)
Caetano Veloso

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87年の作品です。自由に音楽に集中出来る環境になってからの本格的な作品になります。いつまでも80年代サウンドにつきあっていないところが素晴らしい。サンプラーを大々的に活用していますが、ジャズ、フュージョンとブラジル音楽が融合したようなサウンドで、かなり斬新なスタイルになっています。

1. Jose
2. Eu Sou Neguinha?
3. Noite De Hotel
4. Depois Que O Ile Passar
5. Valsa De Uma Cidade
6. 'Vamo' Comer
7. Canto Do Bola De Nueve
8. Giulietta Masina
9. O Ciume
10. Fera Ferida
11. Ia Omim Bum

ニューヨークのアヴァンギャルドの奇才、アートリンゼイがからんでいるようで、アヴァンギャルドなギターなど彼の影響が強いようです。歌はポップですが、アレンジはこれまでのアメリカの売れ線の真似事では無く、当時は斬新だったヒップホップの感覚も入っています。たとえばマテリアルのビルラズベルなどの影響もあるのではないでしょうか。音楽的にはこれまでの作品の中で一番唸らせてくれるものになっています。

ただ、カエターノらしいものではなく、かんりよそからのブレインが入っているものだと思います。だからこそ素晴らしい化学反応が起こっていると思います。録音状態もいいですね。軍事政権が無くなって海外からの技術者との交流も発達したのでしょう。明らかに音がいいです。しかも同時発音数を減らすと言うこの時期のスクリッティポリッティの立体的なアレンジも行われていながらしっかりとブラジルの音楽として完結しているところが素晴らしい。昔からのファンはこういう音楽を待っていたと思います。世界に出しても恥ずかしくない名盤です。

Jose
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[20130516]

Caetano VelosoCaetano Veloso
(2011/09/20)
Caetano Veloso

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86年の作品で、ギターでの弾き語りだけで自身の曲も含めてカバー曲を演奏しています。基本この人はギターでの弾き語りだけで用が足りますので、余計なアレンジを省く事で原点への回帰を計ったいるのでしょうか。またしてもCaetano Velosoという名前だけのタイトルにしているのもその為でしょう。しかしタイトルにこだわらない人なのでしょうね。

1. Trilhos Urbanos
2. Homem Velho
3. Luz Do Sol
4. Ca Ja
5. Medley: Dindi/Eu Sei Que Vou Te Amar
6. Medley: Nega Maluca/Billie Jean/Eleanor Rigby
7. O Leaozinho
8. Coracao Vagabundo
9. Pulsar
10. Get Out Of Town
11. Saudosismo
12. Odara
13. Terra

85年にブラジルの軍事独裁政権が倒れて、民主主義と外国の資本が参入してきてブラジルの近代化が進む事になりました。ここから彼は長年の非国家主義のレッテルから解放されますが、この後何をモチベーションに活動するのかが注目するところですが、届けられたアルバムはギターだけでの弾き語りというシンプルなものでした。歯科も過去の曲をカバーし直したり、マイケルジャクソンのBillie Jeanをアコースティックでカバーしたりしています。

もっと歓喜の作品が創られるものだと思っていましたが、気が抜けたのか、と思わせるような内容です。しかし、音楽的には気が抜けている訳ではなく、シンプルだからこそ曲の良さが分かるようにしっかりと魂のこもった歌を聴かせてくれます。とりあえずは余計な装飾を取り払う事から始めたと言うところでしょう。

Trilhos Urbanos
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[20130516]

VeloVelo
(1998/03/25)
Caetano Veloso

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84年の作品です。やっと西洋の音楽に反応してテクノ、ニューウェイヴなサウンドになっています。ですからこれまでの作品の中でも一番ロックな内容になっています。シンセを多用するようになって、80年代サウンドと呼ばれるアレンジになっていますが、ブレイクの仕方などは情緒的になったりするところがいい感じです。

1. Podres Poderes
2. Pulsar
3. Nine Out of Ten
4. O Homem Velho
5. Comeu
6. Vivendo Em Paz
7. O Quereres
8. Grafitti
9. Sorvete
10. Shy Moon
11. Lingua

アコースティックな演奏ではいつものカエターノですが、エレクトリックになると時代はデジタルシンセの時代ですので、流石のブラジルでもデジタル楽器が広まっていたようです。帝国政権の末期の作品ですので、まだ民主化されていない時代です。ブラジルで金を手にしたい貧しい青年はサッカー選手になるかミュージシャンになるしか無かった時代です。

しかし、ミュージシャンになるには楽器を買う金が必要ですし、才能も無ければなりません。サッカー選手になるにも運動神経が必要です。多少金があればセナみたいにF-1ドライバーになる道もあります。しかし、そうした政権も倒れる日がやってきます。そうした時期にこの作品は明るい希望を与えてくれるものだったと思います。

Podres Poderes
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