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[20130228]

Motif Volume 1Motif Volume 1
(2010/06/30)
Steve Howe

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2008年の作品で、これまでのキャリアの中の曲をセルフカバーしたアルバムになります。Homebrew シリーズと変わりないような感じですが、今回は全曲セルフカバーであり、全てスティーヴハウ一人の演奏になっています。基本多重録音無し、ギター1本のみの演奏でお馴染みの曲を演奏すると言うコンセプトになっています。

1. The Golden Mean
2. Intersection Blues
3. Corkscrew
4. Trambone
5. Devon Blue
6. Clap
7. Australia
8. Part and Parcel
9. Sketches In the Sun
10. Second Initial
11. Concerto In D 2nd Movement
12. Diary of a Man Who Vanished
13. Cat Napping
14. Ram
15. Provence
16. Winter 2nd Movement 4 Seasons
17. Meadow Rag
18. Heritage
19. Bareback
20. Dorothy

ハウのギターは一般のロックギタリストとはかなり違いますが、ある程度パターン化している部分もあります。そのバリエーションの中で、これまで多くの曲をリリースしてきました、ベスト盤のような内容ですが、ギター1本という素朴な演奏はその楽曲の良さがストレートに伝わってきます。そして彼はギター1本あれば、それだけで曲を完結出来るノウハウを身につけているのです。

セルフカバー集を出してしまうと、もう晩年に入った証拠でもありますが、彼のギターテクニックは多くのロックギタリストに継承されるべき宝でありますので、こういう作品は大歓迎であります。アカデミックなギター教養がありながら、独自にコピーして築き上げた独自の演奏法もからませ、プログレッシブロックにふさわしいギタリスト、正に時代が求めていたギタリストでありました。

Intersection Blues
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[20130227]

Homebrew 3Homebrew 3
(2005/11/08)
Steve Howe

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2005年の作品です。ホームレコーディングシリーズ第三弾になります。ほぼ既存の曲のカバーで、元々アコースティックの要素がある曲を選んでいます。エレクトリック仕様だった曲もアコースティックアレンジにしたり、打ち込みにする事で、原曲の良さが再確認出来ます。打ち込みありきのマルチレコーディングになっています。

1. Turbulence
2. Hint Hint
3. The Main Title
4. Just A Passing Phase
5. Suddenly
6. Kind Of Friends
7. Pyramidology
8. In The Course Of The Day
9. Family Tree
10. Solar Winds
11. In Your World
12. No Deceiving
13. From Door To Door
14. Cruise Control
15. It's Too Late
16. Seven Castles
17. Between Your Smiles
18. Reaching Out
19. The Last Word
20. Getting Through
21. Outlawed

全て多重録音でマルチプレイヤーとして手創り感覚でレコーディングされています。新曲もありますが、かなりポップな曲が多いです。バンドでの演奏でも多重録音するので、それほど珍しい事ではないのですが、バンドレコーディングでのグルーヴとは違うこじんまりとした雰囲気になっています。

これがいいのかどうかは個人の判断でしょう。打ち込みありきですので、かなり計算されたアレンジになっています。一人でもこれだけのアイデアを詰め込めるというのも、それだけ引き出しが多いという事です。バンドのRemedyとは対比している作品ですが、かなり共通した内容になっています。それでもこのような個人的な作品も創る事で自分のバランスをとっているのでしょう。

Suddenly
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[20130226]

SpectrumSpectrum
(2009/10/27)
Steve Howe

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2005年の作品です。バンドスタイルなのでRemedyの流れなのですが、若干メンバーが違うので、ハウのソロ作品扱いになっています。ドラムは息子のDylan Howe、キーボードも息子のVirgil Howeで変わりませんが、キーボードはRick Wakemanの息子のOliver Wakemanで、息子世代との共演になっています。ベースだけはベテランのTony Levinです。

1. Tigers Den
2. Labyrinth
3. Band Of Light
4. Ultra Definition
5. Ragga Of Our Time
6. Ebb And Flow
7. Realm Thirteen
8. Without Doubt
9. Highly Strung
10. Hour Of Need
11. Fools Gold
12. Where Words Fail
13. In The Skyway
14. Livelihood
15. Free Rein

スタイル的にはフュージョン系に近いものになっています。クラシックやポップスの要素もあるのですが、ジャズ的な部分が大きいのです。ギターインスト作品で、ハウのギターは素晴らしいのですが、さすがに息子達の演奏は父親ほどプロフェッショナルではありません。Dylan Howeはフィルでいつももたついた感じになっていますし、Oliver Wakemanの演奏も普通です。Tony Levinは彼らの演奏に合わせて目立った演奏はせずに的確なプレイに徹しています。

ですからハウのギターが際立ってプロフェッショナルに聴こえます。主役はハウのギターであり、バックがどんなにテクニカルでも目立つほどの個性を発揮しますが、バックが普通の演奏だとその際立ち方は尋常ではありません。カントリーやプログレな演奏をしていますが、今作はフュージョン作品だと総括して差し支えないでしょう。はっきりとしたテーマからの展開はポップフュージョンの流れです。ですからとても聴き易い作品でもあります。

Tigers Den
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[20130225]

ElementsElements
(2009/10/27)
Steve Howe

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2003年の作品でハードなプログレみたいあなバンドサウンドになっています。バックメンバーはドラムが息子のDylan Howe、キーボードが二番目の息子のVirgil Howe、ベースにDerrick Taylor、これにホーンセクションが加わったりしています。このメンバーでライブをこなすようになり、Remedyというバンド名を名乗ります。。

1. Across the Cobblestone
2. Bee sting
3. Westwinds
4. Where I belong
5. Whiskey hill
6. The chariot of gold
7. Tremolando
8. Pacific haze
9. Load off my mind
10. Hecla lava
11. Smoke silver
12. Inside out muse
13. Rising sun
14. Sand devil
15. The longing
16. A drop in the ocean

ハードなギターでもエイジアのようなデジタルエフェクトまみれの音ではないので許せます。完全にソロアーティストとして活動する為には、アコースティックギターだけではきついと思ったのか、バンドスタイルによる楽曲で勝負に出ました。カントリースタイルもソリッドな演奏になっています。新しいステップに入ったと思っていいでしょう。これまでのスタイルを更にレベルアップしようとしています。

イエスのような完全主義なバンドではなく、ごく普通のロックバンドで新しい可能性を模索しているのでしょう。それほど大げさにならないような演奏、若いミュージシャンを起用しているので、そうしたメンバーの演奏も含めての作品になっています。ブルースプレイもいつものゴツゴツしたフィンガリングなので、フュージョンバンドがやるようなブルースになっています。まだまだ創作意欲は衰える事も無く、新しい環境を楽しんでいます。

Across the Cobblestone
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[20130224]

SkylineSkyline
(2002/11/05)
Steve Howe

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2002年の作品で、気b−度、パーカッションのPaul Sutinとの二人だけで製作されていますが、久々にエレクトリックでバンドサウンドになっています。インストものですが、全盛期のイエスに近いサウンドでありながらもポップにまとめているのでプログレファンでなくても楽しめると思います。まるでフュージョンみたいですが、ジャズ的な要素だけではなくシンフォニックな部分がプログレというくくりになってしまいます。

1. Small Acts Of Human Kindness
2. Meridian Strings
3. Secret Arrow
4. Moon Song
5. Shifting Sands
6. Avenue De Bel Air
7. Resonance
8. The Anchor
9. Moment In Time
10. Simplification
11. Camera Obscura
12. Small Acts

シンフォニックなんですが、演奏はジャズ的だったりします。プログレはジャズもクラシックも含めてプログレなので、フュージョンでは解決出来ないサウンドはプログレでいいと思います。ハウのギターは歌心がありますが、旋律と伴奏が同時に行われているという点で、とてもユニークな演奏だと思います。ギターだけでも成り立つのです。それにシンセなどの肉付けがされて壮大なスケールに発展するのです。

この強者ギタリストに鬼のような鍵盤奏者リックウェイクマンがいた頃のイエスは正に無敵のバンドだったと思います。クリムゾンともピンクフロイドとも違うプログレの基礎を築き上げたのです。そのこrに近いサウンドでありながら古くさくもなく、本家イエスでは失われているアナログ感が心地いいです。トレヴァーラビンとギターパートを分け合っても無意味だと思うのですが、イエスは客寄せの為に大分太っています。無駄が無い分、ソロ作品の方に軍配が上がります。

Small Acts Of Human Kindness
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[20130224]

Natural TimbreNatural Timbre
(2009/01/14)
Steve Howe

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2001年の作品で、アコースティックギター、マンドリン、スティールギター、琴、ベースなどをハウが一人多重録音した作品です。ドラムはまたしても息子のDylan Howe 、ピアノにAndrew Jackman、バイオリンにAnna Palmという構成ですが、ほぼハウ一人による多重録音作品になっています。

1. Distant Seas
2. Provence
3. Intersection Blues
4. Family Tree
5. J's Theme
6. In The Course Of The Day
7. Dream River
8. Golden Years
9. The Little Galliard
10. Up Above Somewhere
11. Curls & Swirls
12. Pyramidology
13. Lost For Words
14. Winter
15. Solar Winds
16. Your Move
17. Disillusion
18. To Be Over

多重録音といっても、必要な音しか重ねておらず、それもアコースティック楽器なので胃もたれしません。ロックギターに飽きた人がプログレを好んで聴いていると思っているのですが、正にロックしか聴いていない人には思いもつかない奏法など、ハウの演奏はいつも新鮮です。こんなところまで指を伸ばすのかというような演奏もあり、コピーするのがいつも楽しみです。

こういった演奏をロックな曲にも活かしてくるので、ハウのギターはいつも斬新です。ほとんど昔と変わらない事をやっているのですが、ブルースギターの指癖がついてしまっている私にとっては矯正というか、新しい発見がいつもあります。ギターという楽器は弾き方によってまだまだ奥深い可能性を秘めているのです。

Intersection Blues
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[20130224]

HOMEBREW2HOMEBREW2
(2000/05/24)
スティーブ・ハウ

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2000年の作品で、アコースティックギターを中心としたホームレコーディング第二弾アルバムです。既存の曲を再レコーディングしている曲もあります。Patrick MorazがハープシコードでBeginningsに参加している以外は打ち込み以外全てスティーヴハウ一人での演奏になっています。ほぼアコークティックギターの独奏に近いものです。

1. Masquerade
2. Success Story
3. Together
4. Rhythm Of The Road
5. Seperate Ways
6. Sun Carnival
7. Riviera
8. Sleepless In The City
9. The Spiral
10. The Serpentine
11. The Go Between
12. Follow Your Heart
13. Beginnings
14. Surface Tension
15. Every Time You Look Over Your Shoulder
16. Cactus Boogie
17. Resistance Day
18. Wayward Course
19. Spanish Heritage
20. Outlawed
21. Mules' Head Stomp

クラシカルな曲からカントリー、ジャズとハウならではの演奏の数々。開放弦を利用した3連の連続プリングオフなど、一発でハウの演奏だと分かるものばかりで、ここまで自分のカラーを出せるギタリストも少なくなっている中、ここまで個性を感じさせる演奏が聴けるので大満足です。かなり多様なパターンがありますが、既にお馴染みの演奏でも、今でも新鮮に聴けるというのが不思議です。

それは曲の良さを損なう事無く聴かせてくれているのも大きいと思います。こういう中世的なアコースティックギターを演奏するのはプログレギタリストには多かったのですが、ここまで徹底的にやってくれると気持ちのいいものです。ソロアルバムなので、バンドスタイルに固執する必要も無く、存分にギターという楽器のバリエーションを楽しめます。

Masquerade
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[20130224]

Portraits of Bob DylanPortraits of Bob Dylan
(2002/03/18)
Steve Howe

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99年の作品で、ボブディランのカバー曲集になっています。自分の子供にディランとつけるくらいボブディランが好きなスティーヴハウが丹念に創り上げたアルバムで、原曲に忠実にアレンジされていますが、ギターオーケストレーションのような多重録音でスティーヴハウらしい作品になっています。

1. Sad Eyed Lady Of The Lowlands
2. Mama You've Been On My Mind
3. It's All Over Now Baby Blue
4. Going, Going, Gone
5. Just Like A Woman
6. Well, Well, Well
7. The Lonesome Death Of Hattie Carroll
8. Lay, Lady, Lay
9. One Too Many Mornings
10. I Don't Believe You
11. Don't Think Twice It's All Right
12. Buckets Of Rain

これまでソロアルバムでは自分で歌を歌っていましたが、ここではゲストボーカリストを起用しています。イエスからJon Anderson、ルネッサンスからAnnie Haslam、その他にMax Bacon、P. P. Arnold、Dean Dyson、Keith West、Phoebe Snow、Allan Clarkと複数のボーカリストに歌わせています。ドラムには息子のDylan Howe、キーボードにはGeoff Downesと、トゥモロウ、イエス、エイジアと自分が関わってきたバンドから選び抜かれています。

クセのあるディランの歌い方と違って、奇麗に歌う事でディランの曲の美しさが浮き彫りになっています。そして歌のクセが無い分mハウのギターの存在感が光っています。さりげないアレンジでも複数のギターの音色を使い分ける事でオーケストレーションのような広がりになっています。これほど愛情に満ちあふれたカバーアルバムはそれほどありません。素晴らしい演奏とアイデアが詰まっています。名盤です。

Sad Eyed Lady Of The Lowlands
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[20130223]

Quantum GuitarQuantum Guitar
(2001/06/05)
Steve Howe

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98年の作品で、スティーヴハウの多種多彩なギターと息子のDylan Howeが叩くドラムの親子デュエット作品になっています。いくらボブディランのファンだからと言って、息子にディランと名前を付けてしまうなんて、ジョンレノン以上にお馬鹿さんです。曲もヴェンチャーズのWalk Don't Runのカバーやイエスさんか前に在籍していたTomorrowのLight Wallsをカバーしています。

1. Walk Don't Run
2. The Collector
3. Light Walls
4. Mosaic
5. Suddenly
6. Country Viper
7. Mainland
8. Knights Of Carmelite
9. Paradox
10. Momenta
11. Sleep Walk
12. Sovereigns
13. Totality
14. Solid Ground
15. The Great Siege
16. Cacti Garden
17. Southern Accent

アコースティクギターだけではなくて、彼のギターコレクションを総動員した作品で、これまでのお馴染みのテクニックだけではない、まだ引き出しが多い事を知らしめたアルバムになっています。一般的なギターテクニックも充分にこなしながら、それでもゴツゴツした彼のフィンガリングだと、こういう演奏になってしまうよ。という彼のギターテクニックを総動員したような作品です。

本家イエスの作品がごった煮のようなつまらないものになってしまっているので、ファンとしては、こうしたメンバーのキャラクターが活かされたソロアルバムの方が楽しめます。スチールギターが楽しめるSleep Walkなど、ジャフベックに共通するものがあります。ギターを弾いていて楽しいと思えるような曲ばかりです。早弾きばかり追求するようなギタリストではなく、さりげなく難しい曲もゴツゴツとこなすスティーヴハウ、愛すべきギタリストであります。名盤です。

Walk Don't Run
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[20130223]

Masterpiece GuitarsMasterpiece Guitars
(2004/08/09)
Steve Howe

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96年の作品で、ジャズギタリストMartin Taylorとのデュエット作品になっています。選曲もスタンダードジャズやポップスになっています。ジャズギターと言ってもアコースティックギター的な、ジャンゴラインハルトみたいなメランコリックなジャズギターです。ロックギタリストには珍しいハウらしい選曲です。

1. Two Teardrops
2. No Pedestrians
3. Smile
4. La Questa
5. All The Things You Are
6. Thought Waves
7. Thank Heaven for Little Girls
8. Ginger
9. Blue Bossa (featuring The Blue Guitars)
10. Tailpiece
11. Cherokee Ridge
12. The Sunshine of Your Smile
13. Goofus
14. Moon River
15. Ae Fond Kiss
16. Farewell to Erin
17. Somewhere
18. Harpnosis

ジャンゴやウェスモンゴメリーなどのセミアコによるジャズギターもハウのルーツになっています。ウェスからオクターヴ奏法などのテクニックを学び、レスポールはカントリーとジャズギターのテクニックを学んでいるので、ジャンゴのような演奏もハウの得意分野みていです。

ロックの枠組みだけでは収まりきれない、ハウらしい作品だと思います。これまでのソロ作品はロックの分野で売れようと色気づいていましたが、本来はこうしたマニアックな作品を出した方が自然だったとおもいますし、ファンも納得出来たはずです。普通のロックファンの知らない世界を覗かせてくれるギタリスト、それがスティーヴハウであり、ファンが求めているのはそういう事なのであります。

La Questa
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[20130223]

Homebrew 1Homebrew 1
(1996/05/07)
Steve Howe

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96年のアルバムで。アコースティックギター1本だけの演奏で構成された作品です。スティーヴハウのソロアルバムなのですから、ファンとしては、どうしてもこのような作品を待ち望んでいました。それだけ好評だったみたいで、この作品は後にシリーズ化されます。クラシックギターのテクニックにより、i本のギターで伴奏と旋律を同時に演奏すると言うオーバーダビングがいらない演奏はライブ向きだったりします。

1. Sketches In The Sun
2. Sharp On Attack
3. The Valley Of Rock
4. Georgia's Theme
5. Dorothy
6. Meadow Rag
7. At The Full Moon
8. Never Stop Learning
9. Red and White
10. More About You
11. Rare Birds
12. Big Love
13. Running In The Human Race
14. Barren Land
15. Against The Tide
16. Breakaway From It All
17. For This Moment

新曲もありますが、これまでの曲から選ばれているものもあります。スティーヴハウのギターテクニックはカントリーギターとクラシックギターのテクニックを基本としているところがあります。これはブルースギターを基本としている一般のロックギタリストにはない華麗なテクニックが秘められています。それこそが彼の魅力であり、だからこそイエスの黄金時代は独自の音楽性が秘められていたと思います。

スティーヴハウという名前を使う限り、このテクニックが控えめなものはもの足りません。ロック界でも独特の演奏をするジェフベックもカントリーをルーツとしています。ブルースをルーツとしているクラプトンとは違うのはここにあります。勿論ブルースもかじっていますが、子供の頃にレスポールのようなエフェクティヴなカントリーを聴いていた事がこの二人の共通点です。それがロックに反映される事によって、ユニークな独自のプレイに昇華されていったのです。ソロアルバムとしては大満足の名盤です。

Sketches In The Sun
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[20130223]

Grand Scheme of ThingsGrand Scheme of Things
(2002/06/11)
Steve Howe

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93年の作品です。再々結成したイエスへの参加を果たしましたが、はっきり言って大人数になったイエスはまとまりが無いつまらないものになっていました。その分、このソロアルバムではハウらしいギターが聴けます。前作ではエイジアなど80年代サウンドを拭いきれずにいましたが、ここでは懐かしい、これぞスティーヴハウと言えるギターサウンドが聴けます。

1. The Grand Scheme Of Things
2. Desire Comes First
3. Blinded By Science
4. Beautiful Ideas
5. The Valley Of Rocks
6. At The Gates Of The New World
7. Wayward Course
8. Reaching The Point
9. Common Ground
10. Luck Of The Draw
11. The Fall Of Civilization
12. Passing Phase
13. Georgia's Theme
14. Too Much Is Taken And Not Enough Given
15. Maiden Voyage
16. Road To One's Self

究極などで良く耳にしたオクターヴ奏法やエレクトリックシタールなど、イエスで良く耳にしたギターサウンドは、他のギタリストにはない彼らしいプレイであり、リードボーカルよりもコーラスでの声はイエスそのものであり、イエスが失ってしまったアナログな良さが出ています。しかし、それに加えてサンプラーなど新しいサウンドも取り入れています。短めのポップな曲ばかりで、CDの時代でもあり、16曲も入っています。

エイジアでのギターサウンドはデジタルエフェクターまみれで、誰でも出せるような音でしたが、ここで聴かれるような音と演奏はスティーヴハウにしか出せません。アコースティックギターの独奏など、他の人とは違う独自の演奏こそが本来の演奏家としての意義があるもので、誰かみたいな演奏をするプレイヤーは本来B級であり、現在の音楽シーンにはB級、二流のミュージシャンしかいない事になります。何と現在のリスナーの不幸な事か。浅はかな曲が思い出の曲だというのはかわいそうだといつも思います。90年代にこんな個性的な作品を聴けるのは幸せな事です。名盤です。

The Grand Scheme Of Things
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[20130222]

TurbulenceTurbulence
(2002/04/01)
Steve Howe

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91年の作品で、イエス脱退後エイジアで金を儲けて、再びイエスのメンバーと接触し始めた頃の作品になります。それと同時にドラムのBill BrufordとキーボーディストのBilly Currie とのコラボレート作品を出していた流れでのレコーディングのようです。メンバーは他にドラムのNigel Glockner 、オルガンのAndrew Lucasが参加しています。ベースはハウが弾いています。

1. Turbulence
2. Hint Hint
3. Running The Human Race
4. The Inner Battle
5. Novalis
6. Fine Line
7. Sensitive Chaos
8. Corkscrew
9. While Rome's Burning
10. From A Place Where Time Runs Slow

エイジアでつまらんギターを憶えてしまった為に、エフェクターにより彼独自のフィンガリングが目立たなくなっています。それにデジタルシンセサウンドなので、昔のプログレ時代の音を期待していると失望するでしょう。何とか彼らしい構成力で曲を創っていますが、Bill Brufordでさえ80年代風のドラムスタイルを叩いているので、けしからんサウンドになっています。プログレファンは誰もエイジアなんて相手にしていなかったという事実を知らないみたいです。

エイジアが爆発的に売れていたので、それに近いサウンドを引きずっています。スティーヴハウらしい演奏もあるのですが、どうしてもエフェクターの波形に押しつぶされて特徴的なナチュラルトーンの伸びやかさが失われています。あくまでもBilly Currieとのコラボレートシリーズの流れにある作品だという事で目をつむれますが、これほどまでに80年代の呪縛から抜け出せていないのは痛いです。

Turbulence
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[20130221]

Steve Howe AlbumSteve Howe Album
(2011/01/11)
Steve Howe

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79年のセカンドアルバムです。イエスのメンバーの入れ替わりがあったりごたごたしていた時に制作されています。ファーストよりもギタリストとしてのルーツを垣間みれる内容で、レスポールなどの影響を強く感じられアルバムです。ギターも何種類も使い分けて、一番スティーヴハウらしい作品ではないでしょうか。プロデュースも彼自身が行っています。

1. Pennants
2. Cactus Boogie
3. All's A Chord
4. Diary Of A Man Who Vanished
5. Look Over Your Shoulder
6. Meadow Rag
7. The Continental
8. Surface Tension
9. Double Rondo
10. Concerto In D (2nd Movement)

ファースト同様ドラムはAlan WhiteとBill Brufordを使い分けています。ピアノにはイエスに1枚だけ参加したPatrick Morazを起用。ファーストではハウが歌っていましたが、今作では女性シンガーClaire Hamillに歌わせたりして、ギターインストが多くなっています。イエスのようなバンド形式にこだわっていないところがいいです。彼のギター1本だけで満足させられるだけの力量を持っていますので、余分な部分はそぎ落とした方がソロ作品としては納得出来ます。

Concerto In Dはヴィバルディの曲で、彼のクラシックギターからフォークギター、マンドリン、バンジョー、シンセなど、マルチに多重録音して、その構成力こそが彼の魅力であります。レスポールやチェットアトキンスからのエレクトリックカントリーな曲こそが彼のルーツであり、ジェフベックもそうしたギターイノヴェーターからの影響を受けている人はブルースだけにこだわらない多彩な演奏が出来ていて素晴らしいです。名盤です。

Pennants
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[20130220]

BeginningsBeginnings
(2012/02/22)
Steve Howe

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イエス、エイジアのギタリストだったスティーヴハウのソロアルバムを紹介します。イエスの黄金時代、こわれもの、危機、海洋地形学の物語発表後、リフレッシュする為に、各メンバーがソロアルバムを創る事になり制作されたのがこのファーストアルバムです。75年の作品で、スリーブデザインはRoger Deanであり、プロデューサーはEddie Offord、ドラムがAlan WhiteとBill Brufordとくればほとんどイエスのアルバムと同じです。

1. Doors Of Sleep
2. Australia
3. The Nature Of The Sea
4. Lost Symphony
5. Beginnings
6. Will O' The Wisp
7. Ram
8. Pleasure Stole The Night
9. Break Away From It All

スティーヴハウとくればクラップやムードフォーザデイのようなアコースティック曲を期待してしまいます。勿論アコースティックギター、クラシックギターも演奏していますが、意外なほどにバンドサウンドしているので少しがっかりしました。せっかくのソロアルバムなのにイエスと同じようなプレイになっていたりしています。勿論イエスではやらないようなポップな曲もあるのでいいのですが、もっとギター中心の作品だと思い込んでいました。

スティーヴハウは器用にギターをこなしていきますが、演奏自体は不器用なくらいにゴツゴツとしたフィンガリングで、滑らかさが感じられません。だからこそハウのギターだとすぐ分かるくらい特徴的だったりします。そのごつごつしたプレイは存分に堪能出来る内容になっています。変な思い込みを無くせば、曲も良く出来ているので、とてもいい作品だと思います。ただまとまりが無いので、イエスほど印象が強くありません。ボリューム奏法やスライドギターなど、存分にテクニックを披露していますので、ソロアルバムとしては合格点でしょう。でももっと専門的な作品を期待し過ぎていました。

Doors Of Sleep
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[20130219]

FollowFollow
(2012/10/30)
Travis & Fripp

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2012年の作品で、再びTheo Travisとのデュエット作品になっています。基本アンビエントなサウンドですが、Theo TravisのフルートやFrippのギターは、これまでよりもエモーショナルな演奏になっています。アンビエントなPadサウンドをバックに二人のインプロヴィゼーションのコールアンドレスポンスなパフォーマンスが収められています。

Disc: 1
1. Soaring and Gliding
2. Dark Clouds
3. When the Rains Fall
4. Hear Our Voices
5. 1979
6. Open Land
7. Return to Saturn
8. Rotary Symmetrical
9. So There
Disc: 2
1. Forgotten Days
2. Vivid 17
3. 1979 (Alt. Edit)

ドラムも入って普通にロックな曲もあります。Frippの歪んだギターもこれまでにないようなロックなフレーズを弾いたり、かなり新鮮なサウンドになっています。このやり方なクリムゾンを再始動しても面白いと思うのですが、もはや別名義のの方が分かり易いのかもしれません。この作品がFrippにとっては最新のものになりますので、まだ挑戦者としてアグレッシヴな演奏が出来ているので錆び付いてはいないと思います。

これまでのアンビエント作品では物足りなかった人達にとっては、少しは満足出来るものがあると思います。いまだに進化する事を止めない姿勢に感服いたします。少しクラシック調のフルートからソウルフルなサックスまで、アンビエントだけにこだわっていないのでポップです。まだまだ進化の余地を感じさせる、今後に期待出来る予感があります。名盤です。

When the Rains Fal
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[20130218]

Scarcity of MiraclesScarcity of Miracles
(2011/06/28)
King Crimson Projekct

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2011年の作品です。クリムゾンを始動する前にProjekctというフォーマットでライブを重ねて曲の構想を練っていましたが、これはクリムゾンが活動停止した状態でのプロジェクトであり、King Crimson Projekctと呼んでいます。しかし、クリムゾンの正式なアルバムではありません。あくまでも派生的なプロジェクトなのです。

1. A Scarcity of Miracles
2. The Price We Pay
3. Secrets
4. This House
5. The Other Man
6. The Light of Day

後期クリムゾンはダブルカルテットでそのメンバーのなかで組み分けてProjekctシリーズでしっくりくる感じを試していました、ここではギターにJakko JakszykとRobert Fripp、サックスのMel Collinsの三人が正式なメンバーで、サポートとしてベースとスティックのTony Levin、ドラム、パーカションのGavin Harrisonで構成されています。このメンバーならクリムゾンを名乗ってもいいでしょうが、あくまでも試作的な作品なのでProjekctシリーズの一つになっています。しかし、現在フリップはクリムゾンとして活動する事はもう無いと宣言しているので、この試作が実る事はありませんでした。

音楽的にもクリムゾンらしからぬスタイルで、ソロでやっていたアンビエントな部分とまるでフュージョンバンドのような卓越した音楽になっています。進化し続けるクリムゾンは同窓会的な再結成する事も無く、常に現役として作品をリリースしてきました。メンバーは元々演奏が達者な人達ばかりでしたが、それ更なる円熟味を増した演奏を展開、あまりにも演奏が巧いので面白みがありません。だからこそクリムゾンとしては活動を停止してしまったのでしょう。こんな大人な音楽では、もたらされるのは安定のみ、そういう判断なのだと思います。それでも素晴らしい音楽であり、クリムゾンとは別の素晴らしい大人の音楽になっています。名盤です。

A Scarcity of Miracles
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[20130217]

Live at Coventry CathedralLive at Coventry Cathedral
(2010/09/21)
Travis & Fripp

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2010年の作品で、サックス奏者Theo Travisとのコラボレートで、協会で行われたライブ演奏になっています。これまでのコラボレート作品からの選曲とクリムゾンのMoonchildを演奏しています。アンビエントな中にトラッドフォークな感覚が含まれてプログレファンも触手が伸びそうな内容になっています。

1. The Apparent Chaos of Stone
2. Field of Green
3. The Unquestioned Answer
4. Blue Calm
5. Duet for the End of Time
6. The Offering
7. Angels in the Roof
8. Moonchild
9. Lamentation

Theo Travisはサックスだけではなく、フルートも吹いて、まるでブレスコントロールのシンセ音のようなサウンドで、アンビエントに徹しています。協会でのナチュラルリバーブが更にアンビエントな感覚にいい味をもたらしています。まるでアコースティックギターを弾いているようなフリップのエレキギター、ここまで緩やかな演奏をするには相当な肺活量が必要だと思ってしまいます。

緩やかな音楽は1小節が長いですから、拍を考えながら演奏すると相当なタイム感が必要だと思います。それでも小節頭の音が揃っている事から、何かしらのガイドを元に演奏しているのではないかと思ってみたり、自分が演奏しないタイプの曲だと、どうしても演奏する側の心理状態を考えながら聴いてしまいます。オレがこの演奏に呼ばれたらどういう演奏をするだろうという事を考えしまうのです。一番重要なのは音色でしょう。音色が決まれば後は何とかなるものです。

Duet for the End of Time/The Power to Believe
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[20130217]

Thread [12 inch Analog]Thread [12 inch Analog]
(2010/03/09)
Robert Fripp & Theo Travis

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2008年の作品で、サックス奏者のTheo Travisとのコラボレートになっています。Theo Travisのソロ作品にフィリップが参加した事で実現した共演作品です。Theo Travisはジャズ系のミュージシャンですが、どういう訳かアンビエントな内容になっています。ギターシンセによるロングサスティーンと柔らかなサックスが漂っています。

1. land beyond the forest
2. the apparent chaos of blue
3. as snow falls
4. before then
5. one whirl
6. the silence beneath
7. curious liquids
8. the unspoken
9. pastorale

アンビエントミュージックというのは環境音楽と同じ感覚で、楽譜もいらずに創れますし、ある程度作曲されていれば、後は静かなインプロヴィゼーションのような演奏を繰り広げられます。それは演奏力がある二人だから出来る部分もありますが、即興といえば激しい演奏というイメージを覆すものになっています。

偶然演奏されたフレーズもあらかじめ用意されたフレーズもただ時間の中に漂う水の流れのようなもの。偶発的な事も違う観点からみれば必然というシンクロニシティーな考え方、音楽というものは本来そういう事の繰り返しの中に生まれるものであり、それを分かっていない人が型にはめようと必死なのに対して、分かった上で音楽を楽しむ事が出来ている二人だと思います。

as snow falls
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[20130217]

Beyond Even (1992 - 2006)Beyond Even (1992 - 2006)
(2007/10/30)
Robert Fripp

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2008年の作品で、イーノとのコラボレートで1992から2006の間に録音していながらボツになっていた音源を集めたものになっています。当初はインターネットからのダウンロードのみダッタみたいですが、現在はCDでも入手出来ます。アンビエントやテクノ、ブレイクビーツみたいな曲まであります。

1. Ringing Beat
2. Gasp
3. Sneering Loop
4. Tripoli 2020
5. Behold The Child
6. Timean Sparkles
7. Dirt Loop
8. The Idea Of Decline
9. Deep Indian Long
10. Hopeful Timean
11. Glass Structure
12. Voices
13. Cross Crisis In Lust Storm

Equatorial Starsのような静かな曲ではナチュラルなギターを弾いていますが、Cross Crisis In Lust Stormのようなブレイクビーツのような曲ではアグレッシヴなギターを弾いています。イギリスでアンビエントな作品を先駆けて作っていた二人だけに、現在のアンビエント、テクノのフォーマットを取り入れた際の遊び方を楽しめます。

アンビエントといえばPadサウンドというのが定番ですが、それだけに終わらせないフィリップの面目躍如なプレイが聴き所です。この人のプレイはすぐにフィリップ卿だと分かるくらいクリムゾンしていますが、クリムゾンを感じさせない演奏もあったりするので、ソロ作品もしらみつぶしに聴いていかないといけません。それは熱心なファンだけでいい事ですが。

Timean Sparkles
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[20130217]

The Equatorial StarsThe Equatorial Stars
(2005/04/05)
Fripp & Eno

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2005年の作品で、約30年ぶりになるブライアンイーノとのコラボレート作品になります。完璧なアンビエント作品になっていて、イーノが関わるだけで、これだけ表情も変わるのかというくらい、他の人とのコラボレートとは違う空気感を持っています。イーノが創りだすサウンドトリートメントにナチュラルに近いギタートーンでフリッパートロニクスしています。

1. Meissa
2. Lyra
3. Tarazed
4. Lupus
5. Ankaa
6. Altair
7. Terebellum

30年の間にお互いが様々な経験値を上げてきた上での共演ですから70年代のようなサウンドとも違っています。70年代当時はアンビエントなんて言葉もありませんでした。そのマニアックなアンビエント作品が嘘のように売れる時代になっているのです。先駆けのこの二人が若手と同じような事をやっていてはおかしな事になってしまいます。

そもそもアンビエントにギターを使う事も珍しいので、フィリップが加わるだけで異様な空気になってしまいます。以前の作品はその際立ったサウンドがエキセントリックでしたが、この作品では、シンセの音を邪魔しないようなギターを弾いています。この時点でアナーキーなギターを弾く事も可能だったでしょうが、それでは以前と同じになってしまうので、あえてシンセに溶け込むよなギターを心がけているようです。静かな時間が過ぎていきます。

Meissa / Lyra / Tarazed
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[20130216]

Faymann & Fripp - Temple in the CloudsFaymann & Fripp - Temple in the Clouds
(2000/08/22)
Jeffrey Fayman、Robert Fripp 他

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2000年の作品で、Jeffrey Faymanとのコラボレート作品になっています。Jeffrey Faymanはキーボード、作曲とプロデュース、そして写真なども手がけています。アンビエントな作品であり、フィリップが一人で創るような緊迫感は無く、穏やかながら生命力に溢れたサウンドに仕上がっています。

1. The Pillars of Hercules
2. The Sky Below
3. A Temple in the Clouds
4. The Stars Below

キーボードによるpadサウンドとギターシンセによるpadサウンドでは違った流線型の音響になります。その違う波形のサウンドの混じりあい方が絶妙で、一つの音を創りだすのに相当時間をかけていると思われます。音色によって曲が生まれる事もありますので、その積み重ねでアンビエントミュージックを創った方が自然な感じがするものです。この作品も、そうした作業の流れの結果生み出された必然性と偶然性の融合のような音楽だと思います。

アンビエントミュージックは自然界に流れるような音楽であった方が雄大になります。楽譜で認識される音楽とは違うトータリティー、そんな雄大な思想の元に制作されている作品だと思います。無駄な事は一切やっていません。自然に必要な音が当たり前のように流れてきます。League of Crafty Guitaristsでも精神性を重んじてきたフィリップですから、そうした思想を元に作品を創れるのは楽しいんでしょうね。

The Pillars of Hercules/The Sky Below/The Stars Below
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[20130216]

Birth of a GiantBirth of a Giant
(1999/11/09)
Bill Riefling

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99年の作品で、これもトリオ編成なのですが、Bill Rieflinの作品にRobert FrippとTrey Gunnが参加した作品になっています。Repercussions of Angelic Behaviorではフリージャズのようなインプロヴィゼーションを試していましたが、ここではBill Rieflinがギターを弾いたり、歌を歌ったり、マルチな演奏で彼のやりたい音楽をやっているところにクリムゾンの二人が押し掛けてきたような形になっています。

1. Intro (Non Outro)
2. Open Mouth
3. Endless Day
4. Birth Of A Day
5. Spy Thriller
6. Secret Cafe
7. Ballad Of Maria Banter
8. A Casual Observation
9. Uncomfortable Cafe
10. Hanging Gardens
11. Outro (Non Intro)

歌ものということで、David Sylvianとやっていたような感じもあり、彼らなりのポップフォーマットになっています。これもデジタル感が強く出ています。ドラムの間の部分に思いっきりノイズゲートをかけて、まるでドラムループをつなげているかのような錯覚を生み出し、コード進行もループをつなげたような流れにしています。フィリップもこういう場面ではバックに徹しています。

ほぼ曲の進行に鳴っているギターはBill Rieflinが弾いているようです。完全に彼のソロ作品なのですが、Repercussions of Angelic Behaviorでの流れでそのまま録音したという感じです。ですから演奏自体は無茶苦茶かっこいいです。こういう作品に参加している時のフィリップ卿の演奏も興味深いものです。

Endless Day

[20130216]

Repercussions of Angelic BehaviorRepercussions of Angelic Behavior
(1999/11/09)
Bill Rieflin、Robert Fripp 他

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99年の作品で、クリムゾンの新しいスタイルを追求するため、プロジェクトシリーズとしてライブでいろんな演奏を試したりする傍ら、bass, StickのTrey GunnとdrumsのBill Rieflinとのトリオ編成で制作された作品です。かなりデジタル色のあるサウンドながら、インプロヴィゼーションな演奏を展開するという、ジャムバンド形式の作品になっていると思います。ちょうど当時はジャムバンドブームが静かに起こっていました。

1. Blast pt. 1
2. Blast, pt. 2
3. Lost and Found Highway
4. Hootenanny at the Pink Pussycat
5. Brown Soufflé
6. Heard, Not Seen
7. Last Stop
8. Re-entry
9. Retarded (with Steam)
10.Strangers on a Train

ジャムバンドブームには大変期待していましたが、大きなブームには至らずに終わってしまいました。では我らがフィリップ曲がジャムバンドをやったらどうなるか、キースティペットとのフリージャズな演奏をクリムゾンで展開していた事もあって、インプロヴィゼーションはお手の物もでありますが、若い先鋭との組み合わせにより、新たな扉を開こうとしています。

クリムゾンの作品を創るのも、ファンの求めているものなどを分析しながら制作するようになり、もはやそこまでしてやる意味あるのか、とさえ思ってしまいますが、ストーンズにしても長い経歴を維持する為に必死になっています。その中での冒険という部分を、こうした別プロジェクトで試す過程が面白いもので、クリムゾンではやらないような事もあるので、ファンとしては目が離せません。こちらの方を新作とした方が新鮮味があるくらいユニークなものになっています。かなりの名盤です。

Blast pt. 1
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[20130216]

Gates of ParadiseGates of Paradise
(1998/02/02)
Robert Fripp

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98年の作品で、正式なソロアルバムとしては79年のExposureとこのアルバムだけになります。David Singletonによるデジタルプログラミングにアンビエントなフィリップのギターとギターシンセが漂う作品になっています。しかし、アンビエントと言っても、かなり緊張感をもたらすサウンドであり、眠くなるというよりかは、不安な気持ちにさせられる内容になっています。

1. The Outer Darkness: I. The Outer Darkness/II. Perimeter I/III. Perimeter II/IV. Wailing I...
2. The Gates Of Paradise: I. Abandonment To Divine Providence/II. Pie Jesu
3. The Outer Darkness: XI. In Fear And Trembling Of The Lord
4. The Gates Of Paradise: III. Sometimes God Hides/IV. Acceptance

Outer DarknessとGates Of Paradiseという組曲が交互に並べられています。デジタルフリッパートロニクスみたいなものでしょうか、音色がギターシンセなので、ギターを弾いていないような音なのですが、アタック音はギターでしか出せないニュアンスです。ビブラートもホイールベンダーではなく、指による振動であり、イーノでは出せないニュアンスです。正にロバートフィリップにしか創りだせない世界です。

ドラムレスだからアンビエントな雰囲気ですが、これに激しいリズムが加わればクリムゾンの世界です。ただ、いつものギターシーケンスは封印しています。絵画のような音楽、環境音楽という類いかもしれませんが、市販されているギターシンセはほぼ最近のシンセサイザーと変わらない音色になったまま進化していませんが、フィリップ卿の場合は、かなり改造していると思われます。最初の頃はギターシンセもアナログでした。その感覚で音色を創った方がプリセット音よりも刺激的だと思います。かなり創りこまれた音です。

The Gates Of Paradise: I. Abandonment To Divine Providence/II. Pie Jesu
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[20130215]

Thrang Thrang GozinbulxThrang Thrang Gozinbulx
(1996/06/11)
League of Gentlemen

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96年にリリースされた作品で、League of Gentlemenのライブ音源になっています。これまで収録されていなかった曲もあり、貴重な音源となっています。80年代当時の音源で、ファンが録音した音源を使用しているという変わった作品です。その為、音質はいいとは言えませんが、当時の熱気を伝えるのには充分なレベルになっています。

1. Inductive Resonance
2. Thrang Thrang Gonzinbulx I
3. Trap
4. Boy At Piano
5. Heptaparaparshinokh
6. Thrang Thrang Gozinbulx II
7. Christian Children Marching, Singing
8. Ooh! Mr. Fripp
9. Dislocated
10. Minor Man
11. Thrang Thrang Gozinbulx III
12. Farewell Johnny Brill
13. Inductive Resonance

広さ的にはライブハウスっぽい音響だと思います。客席に近い分、演奏者もかなり白熱した演奏をしています。海賊版を正式な作品と認めてからのリリースであり、自分のレーベルDiscipline Recordsだからこそリリース出来たものだと思います。League of Crafty Guitaristsなどの作品を聴いた後なので、当時のフィリップの演奏が時代とともに更に向上している事が分かります。この時の演奏はまだまだ若い。

新生クリムゾンもまだスタートする前ですから、クリムゾンを解散させたフィリップが何をやろうとしていたのか全くつかめなかった頃で、ニューヨークという似合わない街で刺激を求めていたフィリップのアナーキーな演奏が炸裂しています。League of Gentlemenという名前だけは有名ですが、音源が少ないので、音質が悪くても我慢出来ます。それまで聴いた事もなかったような音楽に反応しているオーディエンスが凄いです。名盤ですね。

Inductive Resonance
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[20130214]

FfwdFfwd
()
不明

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94年の作品で、The OrbのAlex Patersonら、テクノミュージシャンと組んだ作品です。テクノグループThe Orbのメンバー、Thomas Fehlmann, Kris Weston, Dr. Alex Paterson解くんで頭文字でFFWDとなっています。アンビエントな内容でフィリップのギターはほとんどシンセに溶け込んだ音色になっています。

1. Hidden
2. Lucky Saddle
3. Drone
4. Hempire
5. Collossus
6. What Time Is Clock
7. Can Of Bliss
8. Elevenses
9. Meteor Storm
10. Buckwheat & Grits
11. Klangtest
12. Suess Wie Eine Nuss

インダストリアルな音源を使ったリズム、アンビエントは得意分野のフィリップですが、ダンスミュージックは似合うはずも無く、これまでディスコやアフリカンミュージックのリズムにも挑戦していますが、素直に踊れるような音楽ではありませんでした。しかし、この作品ではThe Orbの創りだすトラックにギターシンセなどで何とか対抗しようとしています。

しかし、フィリップが加わると、どうしても哲学的な音楽になってしまいます。90年代に対応したスタイルを取り入れるためのセッションなのでしょうが、ここまで極端な挑戦は前例がありません。ギターシンセの音は聴き分けられますが、決してフィリップが主役になる事も無く、音楽の一部である事に徹しているのも珍しいです。しかし、この挑戦は、後のクリムゾンにはさほど活かされていません。

Lucky Saddle
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[20130213]

The Bridge BetweenThe Bridge Between
(2003/01/01)
Robert Fripp

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93年の作品で、California Guitar TrioにTrey Gunnのチャップマンスティックとフィリップのギターを加えた弦楽五重奏としての作品です。League of Crafty Guitaristsの発展系であり、ドラムレスですが、ギターだけではなくチャップマンスティックが加わる事で楽曲としての完成度を高めています。

1. Kan Non Power
2. Yamanashi Blues
3. Hope
4. Chromatic Fantasy
5. Contrapunctus
6. Bicycling To Afghanistan
7. Blue
8. Blockhead
9. Passacaglia
10. Threnody For Souls In Torment

ギターシーケンスにフリッパートロニクス、スティックの複雑なリズムというクリムゾンの枝分かれ的な音楽です。その他にバッハの曲をギターアンサンブルで演奏したりと、League of Crafty Guitaristsのアカデミックな演奏形態です。フィリップがクリムゾンで出したアイデアは最初に完成形が出来上がって、その後で、その完成形の応用編みたいな作品を出すので、最初の作品だけが出来映えが良いのですが、ソロやコラボレーションでもその応用を気の済むまでやり続けている感じです。

このアルバムもその応用編であり次へのステップへの試行錯誤でもあります。いろんなフォーマットを試しては更なる発展を望んでいるのです。新しいクリムゾンの捨て石的な存在かもしれませんが、クリムゾンのメンバーではない人の演奏、未完成ならではの面白み、クリムゾンの新作が待ち遠しい人にとってはインターバルとしても納得のいく作品だと思います。全てはクリムゾンを進化させる為のステップであり、その過程が作品として確認出来るのもファン冥利につきます。

Kan Non Power
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[20130212]

First DayFirst Day
(1993/07/05)
Sylvian、Fripp 他

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93年の作品で、元JapanのDavid Sylvianとのコラボレート作品になっています。キングクリムゾンを再スタートするにあたり、以前David Sylvianのソロ作品に参加した事があるフィリップはDavid Sylvianをクリムゾンのボーカリストに勧誘しましたが、David Sylvianのダンディズムとクリムゾンのイメージが違う事から断ります。そこでジョイントという形で製作されたのがこのアルバムです。

1. God's Monkey
2. Jean The Birdman
3. Firepower
4. Brightness Falls
5. 20th Century Dreaming (A Shaman's Song)
6. Darshan (The Road To Graceland)
7. Bringing Down The Light

David Sylvianは歌以外にもギター、キーボードを演奏。Robert Frippはギターにfrippertronics、ベースではなくchapman stickには次期クリムゾン加入が濃厚なTrey Gunn、ドラムはJerry Marotta、パーカッションにMarc Anderson、David Bottrillがプロデュースとプログラミングを担当。スーパーテクニシャン揃いなので内容が悪い訳ありません。フィリップもこれまでに無かったような曲を創っていますし、何よりDavid Sylvianのボーカルは最高にかっこいい。この後のクリムゾン作品よりもこちらの方がかなり優れています。

サウンドとしてはハイパーファンクと呼びたくなるような、テクノ的な質感もあるスタイルで、リズムをファンクにしながらもプログレな旋律、フュージョンのような貫禄、クリムゾンがファンクをやる事で生じる刹那のポップ感覚をDavid Sylvianの歌が渋く仕上げる。格好良さの極地です。かなりシビレます。エイドリアンブリューのボーカルがファンには不評なだけにSylvianがクリムゾンに参加すればどれだけ完成度が上がるのかというのが目に見えています。しかし、Sylvianが拒否、その代わり、このプロジェクトをとても楽しんでいます。これぞ新しいプログレの形として指標になるべき名盤です。

God's Monkey
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[20130211]

Kneeling at the ShrineKneeling at the Shrine
(1991/05/02)
Sunday All Over the World

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91年の作品で、とうとうフィリップはトーヤを率いてバンドを結成、ボーカルがToyah Willcox、ギターがRobert Fripp、ベースというかスティックがTrey Gunn、ドラムがPaul Beavisです。もうほとんどクリムゾンをバックにトーヤが歌っているようなバンドですが、作品はこれ1枚のみになってしまいます。

1. Sunday All Over The World
2. Blood Bruise Tattoo
3. Kneeling At The Shrine
4. Don't Take It Away
5. Transient Joy
6. Open Air
7. Strange Girls
8. If I Were A Man
9. Answered With A Smile
10. Storm Angel
11. Freedom

新しい刺激を得る為には女房までも引きずり出すフィリップ。奥さんと共演するのはジョンレノン以来珍しくありませんが、実力主義のフィリップにおいて、その才能が無ければ共演はしないはずです。それだけトーヤの歌には魅力があるという事です。80年代のニューウェイヴの歌姫として世に出たトーヤ、音楽的にもニューウェイヴ的ですが、クリムゾン的な演奏にもしっかり適応しています。

女性ボーカルが入るだけでポップになりますので、クリムゾンほど複雑ではありません。あくまでも彼女の歌を前面に出したグループです。クリムゾンだやれるところまでやっては休憩して、他のプロジェクトを楽しむ。常に刺激を求めているフィリップ卿、ここからTony Levinに代わってTrey Gunnを器用する事が多くなっていきます。クリムゾンの次なるステップを常に念頭においているのです。stickを活かした音楽と女性ボーカルという組み合わせは新鮮であり、名盤です。

Sunday All Over The World
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