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[20120131]

Peter Gabriel 4: SecurityPeter Gabriel 4: Security
(2010/09/28)
Peter Gabriel

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82年の作品で、前作を更に上回る衝撃作になっています。このアルバムでやっと本格的に大胆にサンプラーを導入し、フレーズサンプリングをつなぎ合わせて、これまでのロックの概念を覆すような衝撃的なサウンドを構築しています。アフリカの音楽を自分でやるのは難しいものですが、それを解決したのがサンプラーでした。アフリカ現地に出向いて、現地のミュージシャンの音源をサンプリングしてきて、その中から選び抜かれた音源を加工して独自の音楽に作り替えています。エスニックな題材は後のワールドミュージックの走りとなります。

1. The Rhythm Of The Heat
2. San Jacinto
3. I Have The Touch
4. The Family And The Fishing Net
5. Shock The Monkey
6. Lay Your Hands On Me
7. Wallflower
8. Kiss Of Life

今回のプロデューサーはDavid Lordで、参加ミュージシャンはTony Levin、David Rhodes、Jerry Marotta 、Larry Fast、Peter Hammill、Simon Phillipsも参加しています。アフリカのネイティヴな楽器をサンプリングしているので、これまで聴いた事も無いようなシンセサウンドのシーケンスになっています。コーラスだったり、リズムパターンのフレーズサウンプリングを切り刻んでつなぎ合わせるブレイクビーツの手法が既にこの作品で完成しています。当時はサンプラーは出始めなので高価で、一部のミュージシャンしか使用していませんでした。ほんの前までアナログな楽器しか使った事の無い人間にとっては、どういう事が出来るのかさえ未知の世界でしたが、ピーターは既に効果音だけではない音楽的な使い方をしています。

MTVの時代でもあり、ジャケットはビデオクリップから使われています。I Have the Touch、Kiss of Life、Shock the Monkeyがシングルカットされ、ピーターにしてはかなりヒットしました。ジェネシスに比べたら人気は及びませんが、Y.M.O.ですらここまで使っていなかったサンプラーの可能性を引き出した功績は大きいです。リズムはアフリカのリズムですが、後にリズムを変えてブレイクビーツやビッグビーツに発展していくやり方が行われています。アイデア的にはビッグビーツなんて子供みたいなもので、かなり斬新なサウンドになっています。兎に角リズムが強調されており、これまでのロックには無かったリズムの嵐になっています。この作品も当時はカルチャーショックを大いに受けましたし、文明開化の音がしました。歴史的なる名盤であります。

The Rhythm Of The Heat

San Jacinto

I Have The Touch
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[20120130]

Peter Gabriel 3: MeltPeter Gabriel 3: Melt
(2010/09/28)
Peter Gabriel

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80年リリースのサードアルバムです。この後の80年代、90年代のムーヴメントのアイデアがこのアルバムにほとんど詰まった歴史的名盤です。まず、80年代の象徴とも言えるゲートリバーヴサウンドは、歴史上、このアルバムで始めてお目見えします。そして80年代に流行るアフリカのリズムの導入、ジャズでは古くからアフリカのリズムを取り入れていましたが、もっとネイティヴなリズムになります。そしてサンプラーの活用法が示されています。フレーズサンプリングをつなぎ合わせる90年代に流行るブレイクビーツやビッグビートの元祖とも言えます。

1. Intruder
2. No Self Control
3. Start
4. I Don't Remember
5. Family Snapshot
6. And Through The Wire
7. Games Without Frontiers
8. Not One Of Us
9. Lead A Normal Life
10. Biko

プロデューサーはSteve Lillywhiteで、エンジニアのHugh Padghamと一緒にゲートリバーヴサウンドを発明します。Intruderのドラムサウンドがそうですが、ここでは旧友のPhil Collinsが叩いています。ヘヴィーなドラムを叩けるのはジョンボーナムか、カーマインアピスくらいで、普通のドラマーにとってヘヴィーなドラムサウンドは力不足でしたが、リバーヴをたっぷりかける事によって、ヘヴィーなサウンドを生み出します。勿論コンプやEQでも歪ませます。しかし、リバーヴだと音がのびるので、タイトなリズムになりません。そこで、ノイズゲートで、余韻をばっさり切り落としてしまうのです。ですから、重くてタイトなドラムサウンドとなるのです。この1曲目からやられてしまいます。

このアルバムとトーキングヘッズのリメインインライトは、それまでのロック様式とは全く違う、カルチャーショックとも言える衝撃策でした。パンクよりも衝撃的でした。全く新しい時代が動き始めた事を知らされます。まるで今まで鎖国していて、文明開化の音を聴いたような気分でした。プログレとも言えない、テクノとも違う、全く新しいサウンドです。アフリカのビートが流行った理由としては、当時イギリスで放送されたアフリカのドキュメンタリー番組が影響しています。これでアフリカの音楽に興味を示したピーターガブリエルはいち早く自分の音楽に取り入れますし、アフリカの社旗情勢を歌詞に含ませています。又、この影響でボブゲルドフがアフリカの子供達はクリスマスというものがある事を知っているのだろうかという思いからバンドエイドを企画します。テレビ番組が音楽の歴史を塗り替えたのです。

Family Snapshotのような美しいバラードやフュージョンのようなNo Self Control、アフリカの政治活動家Bikoを歌ったBiko。Kate Bushとのデュエットはここから始まっていて、No Self Control、Games Without Frontiersなどでコーラスを担当しています。その他にJerry Marotta、Robert Fripp、Dave Gregory、Tony Levin、David Rhodes、Paul Wellerもギターで参加しています。まだサンプラーは全面的に使われていませんが、当時はこれまで聴いた事も無いような衝撃的な作品でした。アヴァンギャルドでもありポップでもあり、ロックの歴史が塗り替えられた名盤であります。

Intruder

No Self Control

Start
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[20120130]

Peter Gabriel 2: ScratchPeter Gabriel 2: Scratch
(2010/09/28)
Peter Gabriel

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78年のセカンドアルバムで、Robert Frippがプロデュースしています。Robert Frippはキングクリムゾン解散後、リーグオブジェントルメンなどでニューウェイヴに接触しているので、プログレ感覚が残っていたファーストアルバムとは違って、コンパクトでシンプルにまとめた作品になっています。ですから昔に比べるとポップにはなっているのですが、素直にポップにしないのがピーターガブリエルでありまして、結構癖の強い曲が多いです。

1. On The Air
2. DIY
3. Mother Of Violence
4. A Wonderful Day In A One-Way World
5. White Shadow
6. Indigo
7. Animal Magic
8. Exposure
9. Flotsam And Jetsam
10. Perspective
11. Home Sweet Home

今回も当時まだスタジオミュージシャンだったTony LevinとRobert Frippが参加しています。ドラムはこの後もピーターのバックを務めるJerry Marottaが担当してます。On the AirやD.I.Y.などポップなシングル曲もありますが、かなり癖があります。D.I.Y.は言わずと知れたDo It Yourselfと言う事で、当時のイギリスでは自分で家具を創ったりするのが流行っていて、後に日本でもホームセンターD.I.Y.のチェーン店が流行りだします。日曜大工用品店ですね。こういう庶民的な観点も彼らしいところです。

A Wonderful Day in a One-Way Worldはひょうきんでポップな曲ですが、ジェネシス的な展開になっていきます。ピーターのアルバムは4枚目までタイトルは単なるPeter Gabrielしかクレジットされておらず、レコード会社の方で見分ける為に1とか2とか数字やCarとかScratchとか愛称をつけて販売しています。このタイトルにこだわらないところも変わっていますし、ソロとなってもステージでは演劇的なパフォーマンスを続けています。Robert Frippのフリッパートロニクスも炸裂するアルバムで、一番地味かもしれませんが、これも名盤です。

On The Air

DIY

Mother Of Violence
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[20120129]

Peter Gabriel 1: CarPeter Gabriel 1: Car
(2010/09/28)
Peter Gabriel

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80年代を迎えるにあたって、一番重要な人物となるのがこのピーターガブリエルです。ジェネシスのリードボーカリストとしてカリスマ的な存在でしたが、ツアー中に妊娠している妻からの電話でホームシックにかかり、ツアーをほっぽり出してそのままバンドを脱退していました。やがて子供も生まれ、家庭も安定してきた頃に友人のバックアップ、特にRobert Fripp卿の助けもあり、77年にこのファーストアルバムからソロ活動をスタートさせます。

1. Moribund The Burgermeister
2. Solsbury Hill
3. Modern Love
4. Excuse Me
5. Humdrum
6. Slowburn
7. Waiting For The Big One
8. Down The Dolce Vita
9. Here Comes The Flood

プロデューサーはアリスクーパーでも有名なBob Ezrinを起用。ジャケットデザインはヒプノシスで、長かった髪を短くして、来るべきニューウェイヴの新しい流れに立ち向かっていく意思表明をしています。Robert FrippやTony Levinが参加しています。内容的にはプログレからテクノへと進む途上のような曲があったり、ポップな曲も創っていたりしています。特にシングルヒットしたSolsbury Hillはコードのベース音は動かさずに和音部分を動かせてテンションを生み出す曲作りで、ポップな作品に仕上げています。この辺はジェネシス時代には無かったものです。

Modern Loveもビートの効いたロックナンバーですが、これはジェネシス時代でもありました。ジェネシス時代は歌詞を担当していましたが、曲のアイデアは提示していましたので、その音楽性も彼が作り上げてきたと言っていいですが、それを演奏出来るメンバーがいたからこそプログレッシヴな作品になっていましたが、一人で曲を創ると、演奏はシンプルになりますし、それがニューウェイヴな感じにもなっているので、新しい時代がきた事を感じさせるような内容になっています。この流れで80年代サウンドの基礎を作り上げていきますので、これはまだその前哨戦に過ぎません。それでも名盤であります。

Moribund The Burgermeister

Solsbury Hill

Modern Love
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[20120129]

MojoMojo
(2010/07/15)
Tom Petty & The Heartbreakers

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2010年の作品で、現在の最新盤になります。Tom Pettyはソロ活動とバンドを平行してやっているので、アルバムリリースに時間がかかっていますが、まだまだ現役であります。このアルバムはライブレコーディングに挑戦していて、一発録りした音源を編集した作品になっています。ですからバンドのグルーヴをいかした内容になっています。プロデュースにはRyan Ulyateが加わっています。

1. Jefferson Jericho Blues
2. First Flash Of Freedom
3. Running Man's Bible
4. The Trip To Pirate's Cove
5. Candy
6. No Reason To Cry
7. I Should Have Known It
8. U.S. 41
9. Takin' My Time
10. Let Yourself Go
11. Don't Pull Me Over
12. Lover's Touch
13. High In The Morning
14. Something Good Coming
15. Good Enough

前作でも21世紀の音楽業界やそのあり方について批判していただけに、アナログな録音方法で作品を創っています。音楽的にはブルースロックになっています。当時の Tom Pettyはブルースに凝っていたようで、その趣向がアルバムに反映しています。これまでもそれっぽい感じの曲はありましたが、基本がブルースであり、そこから自分ならではの曲作りで作り上げているので、これまでの作品とは違う雰囲気になっています。アメリカでは、これが全盛期並みに売り上げを伸ばしています。

古いフォーマットであるブルースなのに、古くさく感じさせないような味付けになっていて、一発録音とは思えないくらいに計算された構成になっています。多少のダビングは施していますが、バンド全体で録音したテイクを採用すると言う、最近ではやらない方法を好むミュージシャンも増えていますが、それだけ演奏力に自信が無ければ出来ませんし、ライブバンドとしての実力があるからこそ出来る作品です。ブルースギターと言う事でMike Campbellも頑張っています。ラップはとっくの昔に色あせていますが、ブルースはいまだに新鮮に響かせるすべがある事を教わる事が出来ます。素晴らしい名盤です。

Jefferson Jericho Blues

First Flash Of Freedom

Running Man's Bible
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[20120129]

Last DJLast DJ
(2002/10/12)
TOM PETTY & HEARTBREAKERS

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2002年の作品で、プロデュースにはGeorge Drakouliasが加わっています。前作ではサザンロックしていましたが、本作はフォークロックというか、60年代のビートポップスを思わせるような、パロディーめいた感じさえする曲調になっています。昔若い頃に夢中になっていた音楽なのです。そして歌い上げる歌詞の内容はと言うと、産業ロックへの風刺めいた内容になっています。

1. The Last DJ
2. Money Becomes King
3. Dreamville
4. Joe
5. When A Kid Goes Bad
6. Like A Diamond
7. Lost Children
8. Blue Sunday
9. You And Me
10. The Man Who Loves Women
11. Have Love, Will Travel
12. Can't Stop The Sun

タイトル曲でもありシングルカットされたThe Last DJは、MP3の普及で、最後の人間味ある声をもったDJについて歌っています。この曲はバーズのようなフォークロックを思わせます。ロックスターの成長と堕落について歌った Joeは珍しくもヘヴィーなロックナンバーになっています。この重さはジョンレノンっぽい感じでしょうか。以前はボブディランを意識した歌い方でしたが、ジェフリンとの出会いによって、優しい歌い方になっていましたが、このアルバムでは曲に会わせて表現方法が様々です。ジョージハリソンっぽい歌い方も目立ちます。

音楽業界に対して言いたい事が山積みだったみたいで、これまでの作品の中でも一番ストレートにメッセージを発しています。そしてその表現方法として、これまで自分が愛してきた音楽をモチーフにしたスタイルを拝借しています。そのせいか、これまでで一番バラエティー豊かな作品になっています。そしてファンもこれに反応して売り上げは回復しています。アルバムリリースのインターバルは長くなっていますが、それでも頑張る彼らにファンも応えているのです。素晴らしい名盤です。

The Last DJ

Money Becomes King

Dreamville
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[20120128]

EchoEcho
(1999/04/06)
Tom Petty

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99年の作品で、前作にあたるサントラ盤と同じく、Rick Rubin、Tom Petty、Mike Campbellの三人体制によるプロデュースになっています。今作では久々のバンドサウンドでの録音でありますが、サウンド的には優しい歌い方のTom Pettyになってからのオルタナな感じのになっています。しかし、ビートルズやバーズのような曲調ではなく、彼ららしいサザンロックになっています。

1. Room At The Top
2. Counting On You
3. Free Girl Now
4. Lonesome Sundown
5. Swingin'
6. Accused Of Love
7. Echo
8. Won't Last Long
9. Billy The Kid
10. I Don't Wanna Fight
11. This One's For Me
12. No More
13. About To Give Out
14. Rhino Skin
15. One More Day, One More Night

ピアノの音がブリットポップしていたりしていますが、サウンドはほとんどサザンロックを90年代らしいオルタナなシンプルな素っ気ない感じのスタイルにしています。オルタナって、70年代っぽいところがありますが、70年代に比べると素っ気ない感じがします。誰も曲の中で主役になっていないというか、主義主張があっても心まで届いてこないとか、60年代や70年代の心をえぐられるようなロックを聴いてきたものにとっては響くものが無いのです。

しかし、肩の力の抜けたようなイメージのTom Pettyにとっては、この素っ気なさがよく似合っています。ですから、いつものTom Pettyと大差ないのです。ですから新しいファンも昔からのファンも楽しめる作品だと思います。曲はほとんどTom Pettyが一人で創っていて、Mike Campbellの曲が1曲あるだけです。この方がファンには親しみ易いのか、久々に売り上げも伸びています。リバーブが少なく、乾いた感じのサウンドでもあり、渋くなりかけてもいますが、まだ留まって若々しさも感じられます。

Room At The Top

Free Girl Now

Swingin'
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[20120128]

She\'s The OneShe\'s The One
(1996/08/02)
Tom Petty & The Heartbreakers

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彼女は最高彼女は最高
(1996/08/25)
サントラ、トム・ペティ 他

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96年の作品で、彼らにとっては5年ぶりの新作となりましたが、映画She's The Oneのサウンドトラックとして製作されています。プロデュースにはRick Rubinが加わり、ポップな作品になっていますが、サントラというよりも彼らの久々のオリジナルアルバムとして聴いて大丈夫な内容になっています。前作からポップになった事によって、歌い方もボブディランを意識したものから優しい歌い方に変わってきていて、それが映画のラブストーリーにしっくりくる形になっています。

1. Walls (Circus)
2. Grew Up Fast
3. Zero From Outer Space
4. Climb That Hill
5. Change The Locks
6. Angel Dream (No. 4)
7. Hope You Never
8. Asshole
9. Supernatural Radio
10. California
11. Hope On Board
12. Walls (No.3)
13. Angel Dream (No. 2)
14. Hung Up And Overdue
15. Airport

歌の処理がノンリバーブになっている事が多くて、声が結構ONな感じになっていて、これまでの作品とは違う感じであり、ビートルズ的な曲も多く、彼らの作品の中でも一番毛並みが違う内容です。サントラだからなのか、あまりバンドスタイルにはこだわっていないところも新しい感じです。ゲストミュージシャンにはRingo Starr やLindsey Buckinghamなどが参加して、とても彩りのあるサウンドに仕上がっています。

ベックのAssholeをカバーしていたりと、新しい世代にも注目している事が分かります。時代的にはオルタナであり、ブリットポップの時代でもあるので、時代には即した内容になっております。ラストはジャズピアノによるAirportで締めくくられています。デビュー当時から、他のミュージシャンに比べて、肩の力の抜けていたTom Pettyでしたが、ここにきて、より力の抜け方が顕著であり、それでいて音楽はしっかり創っているという、このくすぐったいような心地良さこそが彼らの魅力であります。

Walls (Circus)

Angel Dream (No. 4)

Supernatural Radio
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[20120128]

Into the Great Wide OpenInto the Great Wide Open
(1991/07/02)
Tom Petty & Heartbreakers

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91年の作品で、前作との間にTom Pettyのソロアルバムや覆面バンド、トラヴェリング・ウィルベリーズに参加していた関係もあって、Jeff Lynneがプロデュースに加わり、ほとんどの曲をJeff Lynneと Tom Pettyが共作しています。その為、Jeff Lynne色が強く出ていて、これまでの作品とは毛並みが違った作品になっています。しかし、ポップになっている分、作品としての完成度も高く、売り上げも伸びました。

1. Learning To Fly
2. Kings Highway
3. Into The Great Wide Open
4. Two Gunslingers
5. The Dark Of The Sun
6. All Or Nothin'
7. All The Wrong Reasons
8. Too Good To Be True
9. Out In The Cold
10. You and I Will Meet Again
11. Makin' Some Noise
12. Built To Last

ビートルズ的なポップスマジックを得意とするJeff Lynneによって、フォークロック的な部分が強調されて、Tom Pettyが好きなバーズに一番近いサウンドになっています。ファーストアルバムでは、このポップさはありましたので、Tom Pettyのやりたかったスタイルと近いものになったと言えます。ストリートロッカーやサザンロックといったイメージにとらわれる事無く、大好きだったフォークロックを素直にやれるような環境が整ったのです。

そして敬愛するバーズのRoger McGuinnがAll The Wrong Reasonsにバックコーラスで参加すると言うおまけ付きです。Jeff Lynneもあえてビートルズというよりはバーズに近い感じの作品に近づけていますし、トラヴェリング・ウィルベリーズ関係からジョージハリソンに近い感じもあります。ファンにとっては、こういうサウンドはソロでやるべきだと思ってしまいますが、ソロでもバンドでもこの感じになっていきます。曲はさすがに良い曲ばかりで、大人が楽しめるポップスになっています。名盤です。

Learning To Fly

Kings Highway

Into The Great Wide Open
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[20120128]

Let Me Up I\'ve Had EnoughLet Me Up I\'ve Had Enough
(2002/10/22)
Tom Petty & The Heartbreakers

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87年の作品で、前作との間にボブディランとのツアーをこなしていた事で、本作ではボブディランとの共作Jammin' Meが入っています。プロデューサーはバンドのギタリストであるMike CampbellとTom Pettyでこなしています。前作があまりにも売れた事でのプレッシャーはないようで、前作で培ったカッコいいロックナンバーの作り方が身に付いているようで、どの曲もカッコいいロックナンバーばかりになっています。しかし、前作ほどは売れませんでした。

1. Jammin' Me
2. Runaway Trains
3. The Damage You've Done
4. It'll All Work Out
5. My Life/Your World
6. Think About Me
7. All Mixed Up
8. A Self-Made Man
9. Ain't Love Strange
10. How Many More Days
11. Let Me Up (I've Had Enough)

シングルカットされたのはJammin' Me、Runaway Trains、Think About Me、All Mixed Upで、ヒットしました。前作と同じくらいのポテンシャルを持った作品であるにもかかわらず、前作ほどインパクトが無かったのは、バンドの演奏のみで、多彩なゲストがいなかったからでしょうか。内容的には引けを取らないほど素晴らしい出来映えなのですが、ジャケットがいまいちだった為でしょうか。

Mike Campbellが多くの曲を共作していて、ライブ受けするようなバンドサウンドになっていて、しかもカッコいいので、前作でファンになった人でも満足出来る内容になっています。全体的には明るい雰囲気になっているでしょうか。アレンジは昔に比べると80年代っぽいアメリカンロックになっていますが、Tom Pettyの歌の威力は問題ありませんので、昔からのファンでも違和感無く楽しめます。内容的には申し分無い名盤です。

Jammin' Me

Runaway Trains

The Damage You've Done

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[20120127]

Southern AccentsSouthern Accents
(1988/04/11)
Tom Petty & Heartbreakers

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85年の作品でTom Petty and the Heartbreakersの最高傑作アルバムです。プロデューサーも多彩で、いつものTom PettyとJimmy Iovineの他にユーリズミックスのDavid A. Stewart、ザバンドのRobbie Robertsonという当時絶好調の人達ばかりです。アルバムタイトルは南部訛りと言う意味であり、音楽的にも南部っぽいリズミカルな曲が多いです。Tom Pettyにとっても絶頂期であり、多くのヒット曲を含んだヒットアルバムになっています。

1. Rebels
2. It Ain't Nothin' To Me
3. Don't Come Around Here No More
4. Southern Accents
5. Make It Better (Forget About Me)
6. Spike
7. Dogs On The Run
8. Mary's New Car
9. The Best Of Everything

絵画的なアルバムジャケットも印象的ですが、参加ミュージシャンも過去最高に豪華で、Garth Hudson、Jim Keltner、Richard Manuel にDavid A. Stewart、ホーンセクション、ストリングス、バックコーラスなど大人数です。ストリングスアレンジはJack Nitzscheで、絶好調の時代だけに、かなり力の入った作品になっています。シングルヒットもDon't Come Around Here No More、Make It Better、RebelsとMTVでも人気で大ヒットしています。特にDon't Come Around Here No Moreは80年代らしくシンセドラムなどを使っていますが、シタールや女性コーラスなど、アレンジも凝っています。

ストリートロッカーらしいRebelsもカッコいいですし、It Ain't Nothin' To Meではニューオリンズスタイルのファンキーな曲になっています。ダンサブルなリズム&ブルースのMake It Betterもカッコいい名曲です。サザンロックをやっていても、80年代らしいアイデアが満載で、どの曲をシングルカットしてもヒットしそうな曲ばかりです。多くの人のアイデアも詰まっているはずですし、シンプルな曲でも聴き応えがあります。基本となる曲自体も良いのですが、David A. Stewartも作曲に加わっています。ユーリズミックスでもソウルフルな曲をやりだしていた時期です。文句無しの最高傑作であり、素晴らしい名盤です。私も一番のお気に入りです。

Rebels

Don't Come Around Here No More

Southern Accents
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[20120126]

Long After DarkLong After Dark
(2001/03/20)
Tom Petty & The Heartbreakers

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82年のアルバムで、Jimmy Iovineのプロデュースも定着しています。全体的にはバンドサウンドなのですが、デジタルシンセも使うようになっているので、80年代サウンドになりつつあります。日本でもMTVが流行りだして、彼らのシングル曲はテレビから入ってくるようになります。非情にポップになっていますが、トムペティの歌い方はかなり癖がありますので、独特の雰囲気が生まれています。

1. A One Story Town
2. You Got Lucky
3. Deliver Me
4. Change Of Heart
5. Finding Out
6. We Stand A Chance
7. Straight Into Darkness
8. The Same Old You
9. Between Two Worlds
10. A Wasted Life

シングルヒットしているYou Got Luckyはデジタルシンセのコードワークがいかにも80年代していますが、トムペティの歌は他のミュージシャンとは違う匂いを発しています。Change of Heartもシングルヒットしていますが、一番印象的なのはYou Got Luckyでしょう。短い曲ながらしっかり起承転結していて、いやがおうにも頭にこびりついてしまう曲です。その他はテンポの速いロックンロール曲が増えていると思います。

売れてくるとライブで受けるような曲が増えてきますので、ノリの良い曲が増えています。アルバムジャケットにギターが登場する事が多いですが、ファーストはフライングVであり、当初はこれが彼のトレードマークでした。サードアルバムではバーズをイメージさせるリッケンバッカー、そして今作はテレキャスターです。ギターに対する思い入れの強さが分かります。サウンドの方も、いろんなギターの歪ませ方を試しています。これも名盤です。

A One Story Town

You Got Lucky

Change Of Heart
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[20120125]

Hard PromisesHard Promises
(2001/03/20)
Tom Petty

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81年の作品で、前作から引き続きJimmy Iovineがプロデュースしています。前作でブレイクしたTom Petty and the HeartbreakersはMTVも活用してヒット作品を連発させていきます。売れた事で、多少ポップな曲も創るようになっています。ポップと言ってもバーズみたいな曲です。ロジャーマッギンがボブディランの歌い方を真似しているのをトムペティが真似しているような図式です。

1. The Waiting
2. A Woman In Love (It's Not Me)
3. Nightwatchman
4. Something Big
5. Kings Road
6. Letting You Go
7. A Thing About You
8. Insider
9. The Criminal Kind
10. You Can Still Change Your Mind

Fleetwood Macの歌姫Stevie NicksがInsiderとYou Can Still Change Your Mindにバックコーラスで参加している事でも話題になりました。シングルとしてはThe WaitingとA Woman In Loveがヒットしました。80年代になっていますが、80年代サウンドにはなっておらず、いつものバンドサウンドに徹しています。その中でも多少80年代ならではの音処理がなされているので、80年代でも通用する作品になっています。

ナンバーワンはとれないですが、確実にヒットチャートには顔をのぞかせる常連になっています。彼の創る曲は知らない間に頭の中に入っていて、気づいたら彼らの曲を口ずさんでいるような、体に浸透し易い曲が多いです。ですからこの時代にエアチェックしていた人なら、どこかで聴いた事があるような曲ばかりだと思います。アメリカでもDJ受けする曲ばかりなので、よくかかります。決して難しい事はやっていません、センスでやっているので、シンプルな曲でも何度聴いても心地良いのです。名盤です。

The Waiting

A Woman In Love (It's Not Me)

Nightwatchman
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[20120124]

Damn the TorpedoesDamn the Torpedoes
(2010/11/09)
Tom Petty & The Heartbreakers

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79年のサードアルバムで、彼らの代表作であり、一番売れた作品です。シングルヒットはラジオでいまだに流され続けるような、アメリカを代表するロックナンバーになっています。前作もまとまっていましたが、疾走感ではこのアルバムが勢いがあります。正にシティーロッカーであり、ブルーススプリングスティーンに負けないくらいのヒットとなりました。ブリティッシュロックファンにとってはアメリカンロックなんて肌に合わないのですが、カッコいいロックはブリティッシュロックファンの財布のひもも緩めてしまうのです。

1. Refugee
2. Here Comes My Girl
3. Even The Losers
4. Shadow Of A Doubt (A Complex Kid)
5. Century City
6. Don't Do Me Like That
7. You Tell Me
8. What Are You Doin' In My Life?
9. Louisiana Rain

プロデューサーは80年代のアメリカンハードロックを創っていくJimmy Iovineが担当しています。バックメンバーにはまたしてもDonald "Duck" DunnとJim Keltnerが加わっています。シングルとしてRefugeeとDon't Do Me Like Thatが大ヒットします。その他の曲も負けないくらい勢いのある演奏が展開します。決してパンクではないのですが、パンクに負けないくらい若者に支持されました。程よく力の抜けたTom Pettyと程よく間を空けた演奏が心地良いです。

何がカッコいいかと言うとmリズムにあった言葉を歌詞にしているので、まるで天に選ばれたような旋律が生まれるのです。とても自然なのですが、誰でも創れるような簡単なものでもなく、Tom Pettyの天賦の才だと思います。渋すぎず、派手すぎず、等身大のロックだからこそ説得力があります。サザンロックっぽいけど都会的でもあるという不思議な心地良さこそが彼らの魅力なのです。歴史的な名盤です。

Refugee

Here Comes My Girl

Even The Losers
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[20120123]

You\'re Gonna Get ItYou\'re Gonna Get It
(2002/05/27)
Tom Petty

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78年のセカンドアルバムです。ファーストでは多彩な音楽性を披露していましたが、ある程度手応えがあったようで、方向性が定まり始めています。70年代中頃から流行りだしたストリート系のシンガーソングライターから、バンドサウンドを重視したロックンロールをやっています。同期くらいのパティスミスはパンクの女王ですが、彼らは何とかパンクとは呼ばれないような方向性へ進んでいっています。

1. When The Time Comes
2. You're Gonna Get It
3. Hurt
4. Magnolia
5. Too Much Ain't Enough
6. I Need To Know
7. Listen To Her Heart
8. No Second Thoughts
9. Restless
10. Baby's A Rock 'N' Roller

パンクが発生したアメリカでは、パンクロックと言うのは新しいロックのあり方を示したものであり、イギリスのパンクとは様子が違っています。テレビジョンのようなインテリジェントな感じのバンドが最初はパンクバンドと呼ばれていました。イギリスでの反抗的なイメージを強調したものとは違っていたのです。ですからハートブレイカーズももう少しデビューが遅ければパンクとして売り出されていたかもしれません。そうならなかったのは、過去の音楽へのリスペクトがあったからだと思います。パンクは過去の音楽をぶっ壊すところから始まりますから。

シンセを津あkっていないので、ニューウェイヴと言う事でもなく、ストリートロッカーという言い方しか出来ない感じです。それでも当時のアメリカでは、この手のサウンドは結構人気がありました。日本でも後に来るバンドブームの手本となるようなバンドだったと思いますし、派手でも地味でもないちょうどいい感じのロックなので、バンドマンとしてはコピーし易かったと思います。このアルバムからはシングルでのビッグヒットはありませんが、全体的にバランスのとれた良いアルバムだと思います。

When The Time Comes

You're Gonna Get It

Hurt

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[20120123]

Tom Petty & The HeartbreakersTom Petty & The Heartbreakers
(2002/05/27)
Tom Petty

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ブルーススプリングスティーンやエリオットマーフィーのようにストリートロッカーとしてデビューしたトムペティーです。バックバンドのHeartbreakersを引っさげて76年にこのアルバムでデビューしました。バンドメンバーはギターのMike Campbell、キーボードのBenmont Tench、ドラムのStan Lynch、ベースのRon Blair、そしてギターボーカルのTom Pettyです。

1. Rockin' Around (With You)
2. Breakdown
3. Hometown Blues
4. "The Wild One, Forever"
5. Anything That's Rock 'N' Roll
6. Strangered In The Night
7. Fooled Again (I Don't Like It)
8. Mystery Man
9. Luna
10. American Girl

Tom Pettyも後にサザンロックな感じになっていきますが、元々はバーズやビーチボーイズなどからの影響を受けており、特にこのファーストアルバムではバーズの影響が強く出ています。バーズと言えばカントリーロックだけではなく、サイケな感じもありますので、そこはしっかり出していますが、シングルヒットしたBreakdownはパティスミスのような感じの曲で、ここがストリートロッカーのイメージになっています。パンクまでいっていないのです。

バンドメンバーだけではなく、ゲストも重鎮が参加していて、Jim GordonやDonald "Duck" Dunnなどがバックアップしています。American Girlもシングルヒットしていて、デビューした時から話題になっていたアーティストです。一番の特徴はTom Pettyの鶏の首をひねりつぶしたような声であり、そして若者らしいソングライティングであります。スプリングスティーンとも違う、エリオットマーフィーとも違うTom Pettyならではの世界観が既に完成されています。名盤です。

Rockin' Around (With You)

Breakdown

Hometown Blues
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[20120123]

On Every StreetOn Every Street
(2000/09/19)
Dire Straits

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91年の作品で、前作から6年ぶりにリリースされました。前作があまりにも出来がよく、売れまくった為に、その次回作と言う事で、かなりのプレッシャーもあったかと思いますが、前作でファンになった人でも楽しめるような作品になっています。そしてこのアルバム以降新作が出ていませんので、実質最後のスタジオ作品になっています。ゲストミュージシャンも多彩で、今回はドラムはJeff Porcaro になっています。

1. Calling Elvis
2. On Every Street
3. When It Comes To You
4. Fade To Black5. The Bug
6. You And Your Friend
7. Heavy Fuel
8. Iron Hand
9. Ticket To Heaven
10. My Parties
11. Planet Of New Orleans
12. How Long

サウンドとしては前作の流れを汲んでいますが、ストリングスも加えて、指揮はGeorge Martinに依頼しています。シングルカットも前作に負けていません。Calling Elvis、Heavy Fuel、On Every Street、The Bug、You and Your Friend、Ticket to Heavenとヒットさせています時間は経っていますが、前作からの勢いは止まっていません。しかし、この作品以降は新作をだしていません。Mark Knopflerはセッションギタリストとして引っ張りだこになり、ソロ活動も含めて活躍しています。

バンドとしてはやるべき事はやったと言う事でしょうか。現代的な解釈でのストリートロックで、ボブディランのような歌を歌うと言う姿勢は一貫しており、そしてこのバンドならではのサウンドを確立させているのですから、このまま続けても売れていたと思いますが、より自由に活動をしたくなったのではないでしょうか。初期の頃はワンパターンなアレンジも見受けられましたが、後期は多彩なアレンジ構成も見事な音楽を創りだしています。素晴らしい名盤です。

Calling Elvis

On Every Street

When It Comes To You
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[20120123]

Brothers in ArmsBrothers in Arms
(2000/09/19)
Dire Straits

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85年の作品で、ダイアーストレイツの最大のヒット作であり、最高傑作アルバムです。売れた原因としてはシングルヒットもありますが、劇的に80年代サウンドを大胆に導入している事です。ドラムゲートリバーヴな処理がなされ、歯切れがよく、チョッパーベースがあったりと、これまで時代の流行の外にいた彼らが、時代の音を吸収しても自分達らしいスタイルを貫いたところが質の高い作品に仕上げています。

1. One World
2. Ride Across The River
3. Your Latest Trick
4. Why Worry
5. Money For Nothing
6. The Man's Too Strong
7. So Far Away
8. Walk Of Life
9. Brothers In Arms

シングルもMoney for Nothing、One World、So Far Away、Brothers in Arms、Walk of Life、Ride Across the River、Your Latest Trickと立て続けにヒットさせています。特にStingがコーラスで参加しているMoney for Nothingが大ヒットしています。MTV社会を批判した曲にも関わらず、MTVでガンガン流され、MTVのテーマ曲のようになってしまいました。Mark Knopflerのデジタル処理されたようなギターサウンドも衝撃的でした。ギターの音もここまできたかと思いました。

参加ミュージシャンも豪華で、Omar Hakim、Michael Brecker、Randy Brecker、Tony Levin、Michael Mainieriなど、まるでフュージョン作品のような顔ぶれで、サウンドもコンテンポラリーな感じなのですが、歌はいつものダイアーストレイツらしいものなので、更に新境地を拓きながらも完成度の高い作品に仕上げています。そしてあまりにもこのアルバムが売れたからか、バンドはこの後しばらく休止状態になってしまいます。Mark Knopfler:はセッションミュージシャンのように他のミュージシャンのツアーに参加したりします。結構地味目の彼らのサウンドだったのが、一番派手で行き着くところまで逝ってしまった作品です。素晴らしき名盤です。

One World

Ride Across The River

Your Latest Trick
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[20120123]

今年の初場所は誰も予想していなかった把瑠都が初優勝を決めました。元々は体格に恵まれていて、一番横綱に近い力士なのですが、精神面が弱いので、勝ち急いで取り口が雑になりがちでした。今場所も相撲内容は決して良くありませんでしたが、運が味方していました。いつも取りこぼしが多かったのに、今場所は取りこぼしが無く、唯一白鵬には勝てませんでしたが、何とか昨日まで無敗でこれたのも運だけでしょう。それと前に出る積極的な取り口が良かったと思います。しっかり内容のある相撲を取れば曙くらい強くなれる力士なので、来場所は精神面だけが心配です。しっかり勝てる相撲が取れるように練習十分で綱取りに挑戦して欲しいと思います。

上位力士の成績
白鵬 12勝3敗
把瑠都 14勝1敗 優勝
琴奨菊 8勝7敗
琴欧洲 10勝5敗
日馬富士 11勝4敗
稀勢の里 11勝4敗
鶴竜 10勝5敗
豊ノ島 5勝10敗
雅山 3勝12敗
若荒雄 5勝10敗


白鵬は最初からあまり調子がいいとは言えませんでした。横綱相撲がほとんどありませんでした。何とか勢いで勝っていたと思います。最初に土を付けた鶴竜の相撲が素晴らしかった。相手に十分にさせないで、常に先手、先手で寄り切っていった相撲こそが横綱相撲であり、あれを毎回できたら上に行けたでしょうが、10勝止まりでした。来場所は大関取りとなりますが、かなりいい成績でないと難しいと思います。

琴奨菊は何とか千秋楽に勝ち越したというぎりぎりの内容でした。立ち合いがうまくいかなかった事が多かったと思います。稀勢の里は妥当な成績でしょう。おそらくずっとこの成績が続くと思います。来場所は下位力士が負け越して、十両から入れ替えになると思いますので、来場所も楽しみです。

白鵬 vs 把瑠都

稀勢の里 vs 琴欧洲

琴奨菊 vs 日馬富士
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[20120122]

Love Over GoldLove Over Gold
(2000/09/19)
Dire Straits

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82年のアルバムで、メンバーを増強しています。キーボードは新しくAlan Clark、ギターも新しくHal Lindesを加えて正式に5人編成になりました。音楽的にも前作からの続きで、ブルーススプリングスティーンのようなストリートロックになっています。ドラマティックに長尺な曲が多くなっています。Mark Knopflerはまるで吟遊詩人にでもなろうとしているのでしょうか。ボブディランの進化形としてブルーススプリングスティーンを選択してしまいました。

1. Telegraph Road
2. Private Investigations
3. Industrial Disease
4. Love Over Gold
5. It Never Rains

プロデュースもMark Knopfler自身が担当して、新しいダイアーストレイツのスタイルを確立させています。Telegraph Roadは14分もある曲で、スプリングスティーンのサンダーロードみたいな曲になっています。Private InvestigationsとIndustrial Diseaseがシングルカットされて、そこそこヒットしています。曲が長く5曲しか入っていないと言う事で、他のアルバムに比べると地味な感じですが、アルバムもそこそこ売れています。

バラード系が多くなっていますが、ニューウェイブっぽい曲もあったりします。もう彼のギタースタイルも珍しくなくなってきているので、楽曲の出来映えが重要になってきています。バンドアンサンブルも含めてドラマティックに盛り上がるような曲になっています。カントリーやサザンロックな感じも薄れて、80年代サウンドではない80年代ならではの音楽を構築していると思います。決して主流はではないのに支持されると言うところが重要です。Mark Knopflerはフィードバックもやったりして効果的なイメージ創りに徹しています。名盤です。

Telegraph Road

Private Investigations

Industrial Disease
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[20120122]

Making MoviesMaking Movies
(2000/09/19)
Dire Straits

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80年のサードアルバムで、ギターのDavid Knopflerが脱退して、キーボードのRoy Bittanはゲスト扱いになっているので、バンドとしては三人組になっています。このアルバム制作の前にMark Knopflerはボブディランのレコーディングセッションに呼ばれて、憧れの人との共演で、更なる影響を受けています。ディランにとってはクラプトンよりも注文し易いし、その才能も買っていたのでしょう。メンバーに変動があった事で、サウンドにも徐々に変化が見えてきます。

1. Tunnel Of Love
2. Romeo & Juliet
3. Skateaway
4. Expresso Love
5. Hand in Hand
6. Solid Rock
7. Les Boys

日本ではまだブームにはなっていませんでしたが、アメリカではMTVが始まりだして、シングル曲はほとんどPVが創られる時代になります。ダイアーストレイツもこれに乗っかってヒット曲を出していきます。このアルバムからは多くの曲がシングルカットされていて、Romeo and Juliet、Expresso Love、Skateaway、Tunnel of Love、Solid Rockがそれぞれヒットしています。7曲しか入っていないアルバムで4曲もシングルカットされるくらい出来が良いものになりました。

特にRomeo & JulietとTunnel of Loveは長尺の曲にも関わらず大ヒットしています。どうしてもダイアーストレイツのシングル曲は悲しきサルタンのパターンになりがちですが、少し新しい感触を与える曲になっています。どちらかというと、ピアノが入っていたりするので、ブルーススプリングスティーンっぽい感じになっています。どちらにしてもアメリカっぽいサウンドに変わりはありません。それでも新境地を拓き始めた作品になっています。名盤です。

Tunnel Of Love

Romeo & Juliet

Skateaway
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[20120122]

CommuniqueCommunique
(2000/09/19)
Dire Straits

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79年のセカンドアルバムで、新しくキーボードのBarry Beckettが参加して5人組になります。テクノとは違う感じですが、シンセも雰囲気作りで使っているので、それまでのカントリーロックとは違う雰囲気がこのバンドの特徴でもあり、クラプトンのように枯れた感じが好きな人にとっては、新しく好きになれるギタリストとしてMark Knopfler信者が増えていきます。

1. Once Upon A Time In The West
2. News
3. Where Do You Think You're Going?
4. Communique
5. Lady Writer
6. Angel Of Mercy
7. Portobello Belle
8. Single-Handed Sailor
9. Follow Me Home

このアルバムからはLady Writerがシングルカットされてヒットしていますが、ファーストほどのインパクトはもうありませんでしたが、ダイアーストレイツと言うバンドのサウンドに取り付かれたファンは確実に増えていきました。マイナーコードは単なるマイナーではなくマイナー7thにする事で、少しおしゃれになります。そこがこれまでのカントリーロックには無かった事で、ダイアーストレイツ独自のイメージにもなっています。

フィンガーピッキングの長所としては離れた弦を同時発音させ易いというこもあり、独自のフレージングが創れます。短所としては早弾きの時に指が痛くなると言う事であり、ジェフベックもスキャッターブレインの時はさすがにピックで弾いたりしています。渋いハーフトーンも、結構Mark Knopflerはボリューム奏法やハーモニックスを使ったりと小技も交えて演奏するので、表現は豊かになっています。

Once Upon A Time In The West

News

Where Do You Think You're Going?
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[20120122]

Dire StraitsDire Straits
(1984/07/26)
Dire Straits

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78年にデビューしたダイアーストレイツです。パンクやニューウェイヴが猛威を振るっていた時期に、サザンロックやフォークなどのオールドウェイヴなスタイルなのに売れたバンドです。ボーカルとギターのMark Knopfler 、兄弟でギターのDavid Knopfler、ベースのJohn Illsley、ドラムのPick Withersの四人組で、アメリカのカントリーロック、フォークロック、サザンロックを新しい解釈で演奏していますが、イギリスのバンドです。

1. Down To The Waterline
2. Water Of Love
3. Setting Me Up
4. Six Blade Knife
5. Southbound Again
6. Sultans Of Swing
7. In The Gallery
8. Wild West End
9. Lions

一番の特色はMark Knopfler につきますが、ボブディランのようなブロークンな歌い方と、エリッククラプトンやJJケールのような、メイプルネックの赤いストラトのハーフトーンをフィンガーピッキングで演奏するギタースタイルが特徴となっています。ハーフトーンと言うのは、3つあるピックアップの間でスィッチを止めて、フロントピックアップとセンターピックアップ、センターピックアップとリアピックアップの音をミックスさせたもので、固い金属的な音になります。これをナチュラルな音処理で演奏するとクラプトンのような枯れた音になるのです。これにエフェクターで変化を与えるとエイドリアンブリューのようなギターサウンドになります。

このハーフトーンを好んで使うので、クラプトンのような感じになるのですが、違うのはピックではなく、指でピッキングする事で、独特の質感になりますし、ギターの奏法的にも独創的なスタイルになります。その典型的なものがシングルヒットしたSultans of Swingです。ボブディランのような曲調ですが、m7thコードを絡めたりして、当時のボストンのヒット曲と共通するところがあり、古い感じながらも新しさを覚える曲が新鮮でした。Sultans of Swingがヒットしたから注目されるようになりますが、このヒットが無ければ知る人ぞ知るようなバンドで終わっていたと思います。この分野の中では革新的に売れた名盤です。

Down To The Waterline

Water Of Love

Setting Me Up
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[20120121]

SynchronicitySynchronicity
(2006/01/31)
Police

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83年のアルバムでポリスの最後のアルバムであり最高傑作となっています。Hugh Padghamはエンジニアからプロデューサーに昇格しており、Hugh Padghamとポリスと言うバンドのコラボレートと言う図式にもなっています。タイトルのSynchronicityとは偶然が重なると必然となると言うような意味合いで、三人がそれぞれやっていた偶然が、三人集まるとバンドとして必然の産物となるような意味合いのジャケットになっていると思います。

1. Synchronicity I
2. Walking In Your Footsteps
3. O My God
4. Mother
5. Miss Gradenko
6. Synchronicity II
7. Every Breath You Take
8. King Of Pain
9. Wrapped Around Your Finger
10. Tea In The Sahara
11. Murder By Numbers

メンバーそれぞれがソロ活動に意欲を燃やすようになっていた事が解散の要因となるのですが、Andy Summersがロバートフィリップ卿とのコラボレート作品で編み出した新しいギターアルペジオをStingが気に入り、それに歌をつけたのが見つめていたい、Every Breath You Takeとなります。コード進行は普通の黄金コード進行なので、ロマンティックなバラードになっていますが、Stingはストーカーの事を歌ったつもりが、ファンにとってはロマンティックなラブソングに聴こえているのだから、それでいいではないですか。

Stingの曲の作り方として、Stingの5度好きと言うのがあります。コードのルート音から5度の音程をキープさせながら旋律を創るのです。これは、同じく三人編成バンドのパリスのボブウェルチが得意としていた作曲法であり、パリスとポリスと言うバンド名も似ている事から、私はStingはボブウェルチファンではないかと思っているのですが、公言されている事実ではありません。

MotherはAndy Summersの曲で、歌も歌っています。キングクリムゾンやイーノのようなアヴァンギャルドなプログレになっています。打ち込みもテクノと言うよりはアフリカンなリズムになっています。この頃になるとレゲエよりもアフリカンがテーマになっています。つまり三人の持ち味が最後に解け合った作品であり、これ以降はこの三人三様はまとまる事は無理となります。ニューウェイヴとしてデビューした彼らでしたが、最後に成し遂げたのはプログレ作品であります。やはりオールソウェイヴな人達なのです。こんな大人な作品は他のニューウェイヴバンドには真似出来ません。これまでポリスをバカにしていた人でも納得の名盤です。

Synchronicity I

Walking in Your Footsteps

O My God
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[20120121]

Ghost in the MachineGhost in the Machine
(2007/08/21)
Police

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81年の作品で、80年代を代表するプロデューサー、Hugh Padghamをエンジニアに起用して創られた作品です。シンセを多用するようになっており、シンセポップというか、テクノな感じもありますが、よりポップなプログレっしヴロックになった印象で、革新的になりながらも親しみ易い曲を創っており、私は個人的にはファーストとこのアルバムが大好きです。ポリスは嫌いでも曲は好きなのです。理由は前作の時に書いていますが、よく出来た曲には罪はありません。続いてセカンドとシンクロニシティーになるでしょうか。前作がやはり一番イメージが悪いです。

1. Spirits In The Material World
2. Every Little Thing She Does Is Magic
3. Invisible Sun
4. Hungry For You
5. Demolition Man
6. Too Much Information
7. Re-Humanise Yourself
8. One World (Not Three)
9. Omegaman
10. Secret Journey
11. Darkness

シングルカットされたのはInvisible Sun、Every Little Thing She Does Is Magic、One World、Spirits in the Material World、Secret Journeyで、特に大ヒットしたEvery Little Thing She Does Is MagiとSpirits in the Material Worldはアレンジも含めて素晴らしい作品になっていると思います。特に80年代サウンドの象徴でもあるHugh Padghamのサウンドメイキングは見事にポリスに新しい境地を開かせています。バンドサウンドでありながら、バンドを感じさせないようなシンセアレンジも80年代らしいですし、オールドウェイヴな彼らが生み出した新しい80年代の音になっています。

このアルバムの完成度の前では来日時の嫌な印象は吹き飛んでいました。プログレが80年代で生き抜くにはこういうサウンドでしかないとと思いました。これは当時のジェネシスにも共通するものです。シンセが全体を占めているので、バンドでのプレイもその中に組み込まれた一部でしか無く、それでもシンセに見劣りしないギターサウンドなど、Andy Summersが良い仕事をしています。彼はギターシンセも使っています。この頃からソロ作品でロバートフィリップ卿とコラボレートしていて、それは次回作へと繋がっていきます。テレキャスターにフェイザーサウンドと言うトレードマークも貫いています。もはやポリスにしか創れないサウンドと言うものを確立した名盤です。

Spirits In The Material World

Every Little Thing She Does Is Magic

Invisible Sun
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[20120121]

Zenyatta MondattaZenyatta Mondatta
(2007/08/21)
Police

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80年のサードアルバムで、ワールドミュージックとしてアフリカのリズムが流行りだすのですが、Stewart Copelandは早くからアフリカのリズムに関心を示しており、このアルバムではStewart Copelandのリズムアレンジが強調されています。この頃からポリスの曲はヒットしながらも頭でっかちな感じになり始めます。それでありながらDe Do Do Do, De Da Da Daのようなアホな曲も創っています。来日も重なり、この曲は日本語バージョンもあります。

1. Don't Stand So Close To Me
2. Driven To Tears
3. When The World Is Running Down, You Make The Best Of What Is Still Around
4. Canary In A Coalmine
5. Voices Inside My Head
6. Bombs Away
7. De Do Do Do, De Da Da
8. Behind My Camel
9. Man In A Suitcase
10. Shadows In The Rain
11. The Other Way Of Stopping

新しい感覚のロックを生み出すバンドとして一目を置かれていたポリスでしたが、来日したときに失望させられました。当時の人気テレビ番組、夜のヒットスタジオに出演した時は生演奏ではなく、レコードに会わせて演奏しているフリだけだったのです。ブロンディーがこの番組に出た時はしっかり演奏していたし、デボラハリー嬢はめっちゃカッコいいXオフェンダーポーズを決めてくれましたが、ポリスは登場した時から、ポールマッカートニーのようなおちゃらけた動きで登場してきたのです。当時のポールはジョンとは違っておちゃらけた感じで嫌われていたのです。ですからその番組を見たロックファンからは相当反感を買っています。私もその番組を見て失望しましたし、ポリスが大嫌いになりました。

当人達にとっては、レコードを同じサウンドを出すには入念な打ち合わせが必要だったとは思いますが、テレビ番組でそこまでやる必要がないとの事だったのでしょうが、日本のファンもなめられたものだと思いました。これじゃベイシティーローラーズと変わりないじゃないかと思ったものです。そういう嫌な事を思い出させるアルバムなので、おそらく一番人気がないと思いますが、実際に実験性だけが強くてヒット性は一番少ない作品です。タイトルは私にとっては。銭やったら、揉んだった。と言う愛称で親しまれています。

Don't Stand So Close To Me

Driven To Tears

When The World Is Running Down, You Make The Best Of What Is Still Around
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[20120121]

Regatta De BlancRegatta De Blanc
(2003/06/09)
Police

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79年のセカンドアルバムで、これまで陽の目を見てこなかった三人が、ファーストアルバムから成功を手に入れた事によって、音楽の制作環境も激変するようになります。これまで才能やアイデアがありながらも発表の場が無かった彼らにとっては、たまりにたまったアイデアを発散させる環境が整った事で、正に80年代をリードするニューウェイヴバンドとして成長していった作品になります。

1. Message in a bottle
2. Regatta de blanc
3. It's alright for you
4. Bring on the night
5. Deathwish
6. Walking on the moon
7. On any other day
8. Bed's too big without you
9. Contact
10. Does everyone stare
11. No time this time
12. Walking on the moon (video)

特にAndy Summersのギターアレンジの革新性は目を見張るものがあります。プログレッシヴ感覚をニューウェイヴらしくシンプルにまとめてかっこ良くアレンジする技は、XTCも含めて日本のBoøwyの布袋寅泰にも多大な影響を与えています。特にシングルヒットしたMessage in a bottleでのアルペジオ奏法も、これまでのギターアルペジオとは違う衝撃的な新しさを感じました。ほんのささいな工夫なのですが、それでも新しくかっこ良くなるのです。レゲエのWalking on the Moonもシングルとして大ヒットしました。パンクのイメージは強調しなくなりましたが、白人レゲエのイメージは保っています。

Stewart Copelandのリズムの作り方も複雑で、ダヴやアフリカのリズムからヒントを得ていますが、それらの革新的なアレンジの中でStingが又良い曲を創ります。この三人のコンビネーションがこのバンドの魅力である訳ですが、日本ではカバーバンドはいましたが、彼らのような音楽をやれるバンドはいませんでした。海外ではU2などのポストパンクバンドが、彼らのようなシンプルなギターだけどかっこ良く聴かせるアレンジを継承していきます。パンクバンドとしてデビューした事は冗談でしかありませんが、ニューウェイヴバンドとしては新しいスタイルを確立させたという事で、大きな役割を果たしています。ファースト以上にプログレッシヴになった名盤です。

Message in a bottle

Regatta de blanc

It's alright for you
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[20120120]

Outlandos D\'amourOutlandos D\'amour
(2007/08/21)
Police

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元ジャズバンドのラスト・イグジットのベーシストStingと元後期アニマルズのギタリストだったAndy Summersと、カーヴド・エアのドラマーだったStewart Copelandの三人が結成したポリスの78年のファーストアルバムです。三人とも他のバンドで活躍していた経歴の持ち主でしたが、まだ陽の目を見れずにいました。その三人が集まって売れる為の作戦として、当時流行っていたパンクもどきで売り出す事でした。髪型も短くしてパンクが好んでいたレゲエの要素を取り入れながら、自分達もニューウェイヴの旗手なんだという事でアピールしたオールドウェイヴな三人でした。

1. Next To You
2. So Lonely
3. Roxanne
4. Hole In My Life
5. Peanuts
6. Can't Stand Losing You
7. Truth Hits Everybody
8. Born In The 50's
9. Be My Girl - Sally
10. Masoko Tanga

パンクをかたった形で売れた為に、ポールウェラーなどからは総スカンされています。特にパンクらしい主張も持たないのに、形だけいただいて売れたのが気に入らないのでしょう。私もパンクというにはいかがわしい感じがしていたので好きにはなれませんでした。しかし、なぜ彼らが売れたのかというと、曲が良かったのです。オールウェイヴの人はニューウェイヴな人よりも良い曲を書けるのです。このファーストアルバムは一番パンクっぽい作品ですが、私の好きな曲が多く含まれています。So Lonely、Can't Stand Losing Youなど、ポリスは嫌いでも曲は好きでした。

シングルカットされたのはCan't Stand Losing You、Roxanne、So Lonelyで、全て大ヒットしてます。特にマイナー調のレゲエ曲Roxanneは彼らの代表曲となるくらい大ヒットしました。どうみてもパンクバンドとは言えないので、ニューウェイヴとして語られますが、ニューウェイヴファン層に受けるような曲を創れるオールドウェーヴバンドというのが私の見解です。それだけ器用であり、才能もあったのです。ただ売れなかったので、売れる為に手段を選ばなかったのです。ですからスリーピースながら演奏はプログレッシヴなくらいによくアレンジされています。この後ヒット街道をばく進しますが、このファーストが一番ラフでシンプルで、一番カッコいいです。名盤ですね。何といっても曲が良いのです。

Next To You

So Lonely

Roxanne
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[20120119]

In the Long GrassIn the Long Grass
(2005/03/01)
Boomtown Rats

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In the Long GrassIn the Long Grass
(2005/03/01)
Boomtown Rats

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84年の作品で、彼らの最後のアルバムになっています。バンドエイドや映画の出演でBob Geldof だけが脚光を浴びましたが、バンドはまだ存続して今四tあ。しかし、前作ではギターのGerry Cottが脱退して5人組になりながらも頑張っていましたが、ついにこの作品で潮時という事になりました。その為か、内容も集中力が薄れているような出来映えになっています。

1. Dave
2. Over And Over
3. Drag Me Down
4. A Hold Of Me
5. Another Sad Story
6. Tonight
7. Hard Times
8. Lucky
9. An Icicle In The Sun
10. Up Or Down
11. Dave (Single Version)
12. Walking Down Town (B-side)
13. Precious Time (B-side)
14. She's Not The Best (Home Demo)

スパニッシュな感じとか、新しい事にも挑戦しているようですが、これまでしっかり保っていた、曲に対するアイデアが枯渇している感じで、やっつけ仕事で録音したのではないかとさえ思える作品です。演奏が雑というのはパンクではよくある事ですが、曲に対する愛情が雑になっていては、聴くものには何も伝わりません。それでもなんとかこの最後のアルバムを完成させた事は最後までよくやったと思います。

デビュー作よりも素人が創ったような曲をやっているというのは悲しくもあります。これまで良い曲を沢山創ってきただけに、手を抜いているとしか思えません。もうメンバーの気持ちがバンドから離れていっている感じです。Bob Geldofもバンドよりも慈善事業の方に気持ちが言っているのでしょう。まるでB級ニューウェイヴバンドのようです。それでも数少ない彼らのアルバムで、こういうアルバムでもあった方が言い訳で、これで潔く解散したので、気持ちのいいバンドだったと思います。再結成ブームにも乗っかっていませんし、セックスピストルズよりはましではないでしょうか。

Dave

Drag Me Down

A Hold Of Me
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[20120118]

V DeepV Deep
(2005/03/29)
Boomtown Rats

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V DeepV Deep
(2005/03/29)
Boomtown Rats

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82年の作品で、再びTony Viscontiにプロデュースを依頼しています。ここで彼らが目指していたものは80年代でのロキシーミュージックのようなプログレグラムロック、つまりはそれはニューウェイヴという事になるのですが、80年代初期の頃のニューウェイヴというものは、本当に新しい時代の音楽を切り開こうとする若者の野心の固まりのような音楽であり、ニューウェイヴっぽい事をやれば新しいと思っている便乗型バンドとは次元が違うものでした。ブームタウンラッツは正にそれでした。

1. He Watches It All
2. Never In A Million Years
3. Talking In Code
4. The Bitter End
5. The Little Death
6. A Storm Breaks
7. Up All Night
8. House On Fire
9. Charmed Lives
10. Skin On Skin
11. Say Hi To Mick
12. No Hiding Place (B-side)
13. House On Fire (12" Dub Version)
14. Up All Night (Long Version)

大きな成功を収めながらも、そこにとどまらずに新しいものを追求した結果がこのアルバムなのですが、大ヒットしたThe Fine Art of Surfacingの感動を再び味わいたいファンにとっては、全く違う方向に進んでおり、この作品辺りからファン離れが始まっています。バンドにとっては、スプリットエンズとポップグループとヘアカット100とディーヴォが融合したようなサウンドを生み出しているのですが、その工夫が評価されていませんですし、ほとんど無視されるようになり、バンドは忘れかけられます。

しかし、この後Bob Geldofがバンドエイドを始めた事により、Bob Geldofだけが注目されるようになります、既にバンドは過去のものになってしまうのです。ライブエイドも成功させますが、その事だけがクローズアップされてバンドの活動は全く問題にされませんでした。本来のバンドの追求していたサウンドをより実験的に表現しているのに、ほとんどの人が彼らに哀愁のマンデイを求めており、Bob Geldofはピンクフロイドの映画ザ・ウォールで主役を務めるなど、バンド以外の事ばかりが報道されていて、このアルバムはあまり売れませんでした。しかし、アルバムとしての出来映えは問題なく、名盤と言っていいです。

Never In A Million Years

Talking In Code

A Storm Breaks
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