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[20110831]

虹伝説 THE RAINBOW GOBLINS(紙ジャケット仕様)虹伝説 THE RAINBOW GOBLINS(紙ジャケット仕様)
(2006/03/01)
高中正義

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81年の作品で、イタリア画家、ウルデリコという人の絵本の12枚の絵に曲を創った作品で、ストーリー性があるコンセプトアルバムになっています。オーケストレーションを使って、まるで映画音楽のような感じもあります。基本的にはいつものラテンフュージョンサウンドなのですが、いつものような、ただ陽気なだけの音楽では無くなっています。ジャケットからも分かるように、絵から受けたインスピレーションは、新しい高中正義の可能性を生み出しています。

1. PROLOGUE
2. ONCE UPON A SONG
3. SEVEN GOBLINS
4. THE SUNSET VALLEY
5. THE MOON ROSE
6. SOON
7. MAGICAL NIGHT LIGHT
8. RAINBOW PARADISE
9. THUNDER STORM
10. RISING ARCH
11. JUST CHUCKLE
12. RAINBOW WAS REBORN
13. PLUMED BIRD
14. YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE

ファーストアルバムではギターによるトーキングモジュレーターを津あkっていましたが、このアルバムではシンセによるヴォコーダーを使っています。これも時代の流れを感じさせます。あくまでもラテンのリズムにこだわるのは、イタリア人画家の中にもラテンの血を感じたからなのでしょうか。いつもの海のイメージではないので、情緒的なところが新鮮です。途中の英語によるナレーションは無くても良かったと思います。言葉によってイメージが固まってしまうからです。

音楽だけでヴィジョンを表現するなら、バンド編成は無視したアレンジにした方が深みがでたと思いますが、バンドスタイルにこだわった事で、これまでのファンにもしっかりアピールしようとしている嫌らしさもあります。前から楽園パラダイスサウンドではありましたので、テーマ的にはいいのですが、絵の感じとは違うような曲もあります。それでもコンセプトアルバムに仕上げた事で、これまでの軽い感じではなくなっているので、名盤としての貫禄がある作品です。

Prologue

Once Upon a Song

THE MOON ROSE
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[20110830]

FINGER DANCIN’(紙ジャケット仕様)FINGER DANCIN’(紙ジャケット仕様)
(2006/03/01)
高中正義

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FINGER DANCIN’(紙ジャケット仕様)FINGER DANCIN’(紙ジャケット仕様)
(2006/03/01)
高中正義

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80年の作品で、アナログ盤時代に30センチ45回転というLPサイズのシングルと言うか、ミニアルバム的な作品がこの後でてくるのですが、それを先取りした作品です。回転数が速い方が音がいい訳ですから、ディスコなどでかける事を目的としたロングバージョンの曲をリリースする目的で、この手の作品はが多く創られる事になるのですが、高中正義もディスコをターゲットに考えていた事が伺えます。

1. SPACE WAGON
2. PLASTIC TEARS
3. FINGER DANCIN’
4. HEART ACHE

曲はテクノディスコ的なアレンジになっていて、基本はラテンのリズムで曲が創られていますが、四つ打ちのリズムパターンは明らかにディスコを意識した作品であり、昔の同僚、高橋幸宏はY.M.O.でテクノブームを創りだした張本人な訳ですから、この手のジャンルを取り入れてもおかしくない訳です。それでもいつものようにギターは歌いまくっているので、これまでの作品と違和感はありません。HEART ACHEでのウーマントーンがかっこいいです。

ラテンの陽気なリズムは踊らずにはいられませんし、ディスコのシンプルなリズムを無理矢理取り入れていますが、当時はこういうサウンドは流行っていて、チョッパーベースも流行でしたし、当時の音楽シーンを象徴したような作品になっています。ただ、フルアルバムではなかったので、幻の作品となっていましたが、CD化もされています。でも、現在は入手困難なようです。もうちょっとテクノ的な部分もあった方が面白かったと思いますが、これはいつものタカナカサウンドに他なりません。

SPACE WAGON

PLASTIC TEARS

FINGER DANCIN’
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[20110829]

T-WAVE(紙ジャケット仕様)T-WAVE(紙ジャケット仕様)
(2006/03/01)
高中正義

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80年の作品で、トロピカーナなパラダイスサウンドを更に追求した作品です、その中でもロック的なニュアンスをしっかり表現しながら、よりポップなソングライティングをこなしています。夏の海に合う音楽というイメージですが、それにしてはかなりドライヴ感のある演奏ですので、実際にこの音楽で海にいって盛り上がるかどうかは疑問も残ります、それほどホット過ぎるのです。

1. EARLY BIRD
2. WILD MOW-MOW
3. MAMBO NO.6
4. CRYSTAL MEMORIES
5. MY SECRET BEACH
6. 空ド白ソ
7. PALM STREET
8. Le Premier Mars

日本でシングルヒットさせるのですから、かなりしっかりとしたメロディーを創らなければなりませんが、高中正義は国内外問わず、クロスオーバーの分野では一番覚え易いメロディーを創っています。そして、その旋律がギターを弾く上で、かっこいいフレージングになるように演奏出来るという課題も、見事に成し遂げています。この辺のセンスはジャズ側のミュージシャンには真似出来ないところです。全ての曲に歌心があります。

今回はMAMBO NO.6も見事なアレンジで表現しています。そしてEARLY BIRDも彼の代表曲の一つです。彼の場合はアドリブはほとんどありませんが、アドリブをする上で、一番大事な事は、頭に浮かんだ旋律をそのまま楽器ですぐに表現出来るという事です。彼の場合は、頭に浮かんだメロディーをそのままギターで表現して、それを曲にしている感じかので、その才能はあるのだと思います。しかし、アンサンブルを大事にするという、日本的な習性なのか、冒険するような演奏はいっさいしていません。それは海外ではつまらない音楽に聴こえますが、日本では逆に安心感となって売れてしまうのです。

EARLY BIRD

WILD MOW-MOW

MAMBO NO.6
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[20110828]

JOLLY JIVE(紙ジャケット仕様)JOLLY JIVE(紙ジャケット仕様)
(2006/03/01)
高中正義

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79年の作品で、ジャケットからも分かるように、夏、海をイメージさせる楽曲が並んでいます。パラレル・ターンだけがスキーになっていますが、後に言うリゾートミュージックの先駆けになるでしょう。日本でもサーファーが徐々に増えだして、山下達郎やサザンの他に高中正義の音楽も愛されていました。ラテンのリズムは海によく似合うのです。

1. BLUE LAGOON
2. RADIO RIO
3. EXPLOSION
4. 珊瑚礁の妖精
5. TAJ MAHAL
6. BAMBOO VENDER
7. パラレル・ターン
8. RAINY DAY BLUE

サンタナのような攻撃的なラテンミュージックではなく、ただ陽気に明るいサンバのリズムを当時流行っていたディスコのような軽快なノリでフュージュンにアレンジした彼ならではのサウンドになっています。CMでも使われたBLUE LAGOONはその代表作です。南国の海、それはパラダイス。バブル前ですが、海外旅行も行き易くなって、そんな時のテーマ曲にぴったりな音楽であります。しかし、高中正義本人は、あまり南国に行った事が無いようです。TAJ MAHALはロッドスチュアートのアイムセクシーのパクリですが笑えます。

ナベサダのようなパラダイス系の音楽をやれば女に持てるというのもあります。彼の時代は女に持てる為にギターを始めたというのが動機になっているのが当たり前の時代でしたし、ルックスは良くない彼の場合、ギターに磨きをかける事が生命線な訳です。それでも、ここまで弾きこなせるようになるには相当な努力が必要でしょう。当時はキラーチューンとも言えるくらい若者に支持されていました。ロックフィーリングを失っていなかったので、ロックファンも彼の作品は軟派でも許せていたのです。

BLUE LAGOON

RADIO RIO

EXPLOSION
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[20110828]

CHA CHA MECHA CHA ME
(1995/05/25)
BACCO(高中正義)

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CHA CHA MECHA CHA ME
(1995/05/25)
BACCO(高中正義)

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79年お作品で、唯一このアルバムのみ残したBaccoというバンド名義での作品です。メンバーはかつてCHARのバックでドラムを叩いていたこともあるRobert Brillと、同じくCHARのバンドで一緒に演っていたキーボードの佐藤準、Jim Diamond、高橋ゲタ夫となっています。歌もありのロックよりな作品なのですが、メンバー同士の相性が良くなかったのか、このアルバムだけで解散となりました。

1. HIGH ACE
2. TOKYO LADY
3. CHA CHA ME
4. SEVENTEEN AND BLUE
5. GETTIN′LOST DOWN ON 8TH.STREET
6. JUST ANOTHER BOY IN THE BAND
7. KID KIND
8. STAND BY ME

ファンキーだけどロック的なところは第二期ジェフベックグループやスティーリーダンを連想させます。A.O.R.ともちょっと違うし、久々にバンドという事もあって、高中正義のギターも冴え渡っています。サディスティック・ミカ・バンドから聴いているファンとしては大満足な作品だと思います。サディスティックスのころもファンクやブラコンな曲をやっていましたが、その頃よりはあか抜けた感じがします。ボーカルはスティーヴマリオットみたいでかっこいいです。

当時の日本はクリエイションなどもクロスオーバーサウンドになったりして、結構日本独特のフュージョンバンドが今したが、その中の一つのバンドという位置づけが出来ます。このバンドでもう少しがんばっても良かったとも思いますが、それよりもソロ作品の方の人気を考えると、ソロ活動に専念した方が正解だったのかもしれません。70年代後半の日本のバンドらしいサウンドです。

HIGH ACE/TOKYO LADY

CHA CHA ME

SEVENTEEN AND BLUE
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[20110828]

BRASILIAN SKIES(紙ジャケット仕様)BRASILIAN SKIES(紙ジャケット仕様)
(2006/03/01)
高中正義

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78年の作品で、本場ブラジルに乗り込んで、ブラジルのミュージシャンを参加させて創ったアルバムです。クロスオーバーのミュージシャンは必ずと言っていいくらいラテンのリズムを取り入れるパターンが多いのですが、高中正義も早くからラテンのリズムを取り入れていたので、今回その部分を更に強調した作品に仕上げています。

1. BELEZA PULA
2. BRAZILIAN SKIES
3. NIGHTS
4. I REMEMBER CLIFFORD
5. STAR WARS SAMBA
6. DISCO{B}
7. FUNKY HOLO HOLO BIRD
8. 伊豆甘夏納豆売り

サンバやマンボのリズムは陽気で、トロピカルな楽園サウンドになっています。高中正義はロック代表という事もあって、ほとんどスケールはブルーノートなので、大変分かり易い旋律で、ロックファンでも覚え易いというのが人気の秘密だと思います。テクニックよりもセンスで成り立たせていたグラムロックを手本としていたサディスティック・ミカ・バンドにいたという事もあって、テクニックよりはセンスで演奏している感じもあります。

しかし、それだけギターの表現力もありますので、ジャズ出身のギタリストとは違ったアプローチも楽しみの一つです。スターウォーズのテーマ曲をサンバにアレンジしたSTAR WARS SAMBAや、坂本龍一によるシンセも独特なDISCO{B}など、新しいテクノの音も取り入れています。この柔軟性故にポップに広くアプローチ出来ています。このアルバム辺りから、サンタナと同じヤマハのSGを弾くようになっているので、ハーフトーンとは違った伸びのあるギターサウンドになっています。

BELEZA PULA

BRAZILIAN SKIES

NIGHTS
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[20110828]

AN INSATIABLE HIGH(紙ジャケット仕様)AN INSATIABLE HIGH(紙ジャケット仕様)
(2006/03/01)
高中正義

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77年の作品で、L.A.のララビースタジオで、リーリトナー率いるジェントルソウツのメンバーと録音した作品です。メンバーはLee Ritenour、Harvey Mason、Ed Green、Chuck Rainey,、Abraham Laboriel、Patrice Rushen、Steve Forman、Paulinho Da CostaにTower Of Powerのホーンセクションになっています。日本では村上 "ポンタ" 秀一、深町 純、浜口 茂外也も参加しています。

1. SEXY DANCE
2. MALIBU
3. AN INSATIABLE HIGH
4. E.S.P.
5. M5
6. SUNDROPS
7. GOOD(BAD?)OLD DAYS

ジャケットが印象的で、よく道路で見かける40高中の文字が、そのまま自分の名字になっているのでジャケットに入れています。風景は明らかにアメリカなのに日本の道路標示がでているというユニークなものです。ジェントルソウツのようなサウンドは、既に表現していたので、さほど新鮮な感じではありません。ただ、本場のクロスオーバーを体現出来た事は大きかったと思います。演奏もかなり余裕が感じられるもので、西海岸の能天気な感じが良くでています。

ジェントルソウツそのものがクロスオーバーの火付け役であり、そのメンバーと互角に渡り合えているのが凄いです。渡辺香津美も彼らとコラボレートしていますが、明らかに性格が違う作品になっています。インプロビゼーションよりも楽曲を忠実に演奏するというポップ性はジェントルソウツの一面でもあり、アドリブが好きな渡辺香津美とは別の側面でセッションしていました。勿論日本では高中正義のようなポップ性があって、なおかつ、その中でテクニックを披露するという方が好まれていますので、こちらの方が売れているのです。

SEXY DANCE

MALIBU

AN INSATIABLE HIGH
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[20110827]

TAKANAKATAKANAKA
(1995/05/25)
高中正義

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77年の作品で、高中正義 の人気を決定づけた作品です。日本でもクロスオーバー旋風が巻き起こる中、誰が日本で対抗出来るかというと、渡辺香津美くらいしかいませんでしたが、ロック代表で高中正義がそれに対抗してくれました。このアルバムではラテンのリズムを取り入れて、早くからクロスオーバーの定番となるアレンジを既に構築しています。サディスティックス時代からこの手のサウンドは既にやっていましたが、よりメロウなサウンドに仕上げています。

1. SUMMER BREEZE
2. MAMBO NO.5 (DISCO TANGO)
3. SWEET AGNES
4. MAMBO MAGIC
5. I REMEMBER YOU
6. GASCON COCKTAIL
7. READY TO FRY
8. APRIL WAVE

カバー曲ではりますが、MAMBO NO.5は彼の初期の代表曲となる大ヒットとなりました。当時のテレビ番組、どっきりマル秘大作戦で、この曲がよく使われていました。誰でも知っている曲ではありますが、ギターでこの曲をやるという発想が当時は新鮮でした。ジャケットにも映っているストラトキャスターのハーフトーンはエリッククラプトンが広めましたが、それが具体的にどういうサウンドだったかというのは、このMAMBO NO.5をコピーしたギターキッズに明確に刷り込まれました。その他の曲でもハーフトーンで演奏されていますが、MAMBO NO.5のサウンドで思い出すという条件反射となりました。

ライブでの定番となっているREADY TO FRYもこのアルバムに収められています。リーリトナーやラリーカールトンよりも覚え易い旋律になっているので、クロスオーバーサウンドとしての浸透力は高中正義が一番だったと思います。ただ、本格的なクロスオーバーかというと、ちょっとポップすぎる感はあります。インプロビゼーションはほとんどなく、全てあらかじめ作曲されているフレージングを演奏するというスタイルなので、聴く方は覚え易いですが、ジャズ側からすると、型にはまりきった感じに思えます。しかし、あくまでもロック代表ですから、これで言い訳です。日本を代表する名盤です。

SUMMER BREEZE

MAMBO NO.5 (DISCO TANGO)

SWEET AGNES
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[20110827]

SEYCHELLES(紙ジャケット仕様)SEYCHELLES(紙ジャケット仕様)
(2006/03/01)
高中正義

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今年のジャズ名盤シリーズ、最後は同じく日本から高中正義です。中国と日本のハーフであり、サディスティックミカバンド、サディスティックスを経てソロ活動を初めてのファーストアルバムになります。サディスティックス時代からニューヨーク系のフュージュンサウンドをやっていたので、自然とクロスオーバーなスタイルの作品になっています。

1. OH! TENGO SUERTE
2. トーキョー レギー
3. 蜃気楼の島へ
4. 憧れのセーシェル諸島
5. FUNKEE MAH-CHAN
6. サヨナラ……FUJIさん
7. バードアイランド急行
8. TROPIC BIRDS

バックメンバーはサディスティックスからの流れで、後藤次利、今井裕、ドラムは林立夫で、高橋ユキヒロは作詞で参加しています。その他に斉藤ノブや井上陽水も参加しています。ロック・フィールドからクロスオーバーに進んでいるので、渡辺香津美とかとは違って、ポップで分かり易い楽曲になっているので、最初から秘録支持されました。南国のセーシェル諸島をイメージしたトロピカル楽園的なサウンドは、日本でもサーファーが増え始めたこの時期に若者を中心に人気が出始めました。彼はソロになってからの方が人気が高くなったのです。

このアルバムでは苦手な歌も披露していますが、音痴な為、歌よりもギターに歌わせる事を選択し、サンタナのような分かり易い旋律、クロスオーバーの楽観的な部分を強調したサウンドになっています。この頃はまだストラトキャスターを愛用していて、ハーフトーンによるフェイズアウトサウンドをトレードマークにしています。髪をオールバックにして派手なステージ衣装で演奏するスタイルを貫いており、一躍日本を代表するギタリストへと上り詰めていきます。

OH! TENGO SUERTE

トーキョー レギー

蜃気楼の島へ
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[20110827]

ギター・ルネッサンスIV [響]ギター・ルネッサンスIV [響]
(2007/04/25)
渡辺香津美

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ギター・ルネッサンスIV [響]ギター・ルネッサンスIV [響]
(2007/04/25)
渡辺香津美

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2007年の作品でGuitar Renaissanceシリーズ第四弾になります。これが現在のところ渡辺香津美の最新作になります。今回も基本はギター一本での演奏ですが、ゲストとしてRichard Stoltzman (cl)とクラシックギターの第一人者、福田進一と共演しています。やはりカバー曲が中心ですが、オリジナル曲も入っています。

1. ELEANOR RIGBY
2. TAMAYURA
3. SARABANDE from Suite for unaccompanied Violoncello No.1 BWV 1007
4. SPAIN
5. NARDIS
6. DESPIERTE LA NOVIA
7. PROLOGUE
8. NANA DE SEVILLA
9. LAS MORILLAS DE JAEN
10. CRESCENT
11. BLOOD ESCAPE
12. JAMMING IBERICO
13. CELEBRACIÓN BLANCA
14. (EL AMOR BRUJO) CANCIÓN DEL FUEGO FATOU-DANZA RITUAL DEL FUEGO
15. ROMANCE

ビートルズのELEANOR RIGBY、チックコリアのSPAINは何度もカバーされていますが、今回はエレキギターで演奏しています。マイルスのNARDIS、映画音楽の禁じられた遊び、そして定番のバッハのカバーなど、いつものパターンですが、ライフワークの用になっているので、深みは増しています。もはや普通のフュージョンスタイルは飽きているのでしょうか。クラシックスタイルの方が多くなっています。

ジャズというより、ギターそのものを愛しているギタリストですから、ここまで追求しているのでしょう。シンセ音なども含まれていますので、ニューエイジミュージックのような響きにもなっていますが、ガットギターの鳴りが主役のようなシリーズになっています。今後も同じような展開になるのか、それとも新しいスタイルを披露してくれるのか分かりませんが、もっと意外性のある作品を期待したいと思います。

SPAIN

kazumi watanabe & Kaori Muraj

[20110827]

開放弦 オリジナル・サウンドトラック開放弦 オリジナル・サウンドトラック
(2007/02/14)
渡辺香津美

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2007年の作品で、舞台用のサウンドトラックとして制作された作品です。これまでのようなアコースティックギターによるスタイルから、トリッキーなエレキプレイに至るまで、彼のギターテクニックを発揮させながらも台本をじっくりと読み込んで作曲されています。

1. オープン・ストリングス
2. クラッシュ1
3. クラッシュ2
4. モンタズ・ソング
5. 浮きクラゲ
6. 愛の行方
7. オープン・ストリングス2
8. LUV SONG 1
9. LUV SONG 2
10. スーパー・ヒット
11. オープン・ストリングスLong ver.
12. モンタズ・ソングLong ver.
13. 愛の行方Long ver.
14. LUV SONG Long ver.

舞台音楽という事で、これまでのカバー曲集とは違うイマジネーションに溢れています。舞台音楽というと、演出家による動きにあわせる必要もあるので、出来上がっている映画音楽を創るより難しいと思います。毎日ば生の舞台ですから、いつも同じように演じられるというものでないので、それでもあえて舞台用の音楽を創るとなると、ある程度の遊び幅も考慮する必要があると思います。

そういう事を考えるとイメージだけでは済まないと思いますが、渡辺香津美は見事にそれ以上の作品を生み出していると思います。サウンドトラックという事を考えなくても、十分にオリジナルアルバムとして楽しめる内容になっています。何でも弾きこなせる人ですから、今回のように、しっかりとしたテーマがあった方が、作品としてはまとまるようです。

SPAIN

char meets 渡辺香津美

[20110826]

エイジアン・スーパー・ギター・プロジェクト~ギター三国志エイジアン・スーパー・ギター・プロジェクト~ギター三国志
(2006/10/18)
ユージン・パオ,ジャック・リー 渡辺香津美

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2006年の作品で、ジョン・マクラフリン、パコ・デ・ルシア、アル・ディメオラのスーパーギタートリオに対抗して、アジアを代表する三人のギタリスト、Eugene Pao, Jack Lee , Kazumi Watanabeによるスーパーユニット作品です。ギター三国志というアジア的なプロジェクト名ですが、やっている音楽はかなり西洋的なものです。

1. For The Children
2. Asian Triangle
3. Made in France
4. Waiting In the Rain
5. Off Side
6. Azimuth
7. Libertango
8. Spanish Fried Rice
9. Somewhere in Time

日本の渡辺香津美、韓国の Jack Lee、中国のEugene Paoというギタリストが集まって創った作品です。渡辺香津美意外は日本ではあまり知られていませんが、それなりに実力のあるギタリストだと言う事は分かります。その他にドラム、パーカッションでLewis Pragasamが参加しています。Eugene Paoはエレキギターも弾いています。アストル・ピアソラの「リベルタンゴ」、トニーニョ・オルタの「フォー・ザー・チルドレン」、ビレリ・ラグレーンの「メイド・イン・フランス」といったヨーロッパ的なカバー曲はエレガントです。

しかし、ギター三国志というくらいだから、もっと東洋的な曲があっても良かったと思います。何か西洋音楽へのコンプレックスが抜けていないような、そんな作品に感じられます。もっと東洋の文化に誇りをも持ったような作品を世界に発信してくれていたら評価も、もっと高かったと思います。この辺がまだ後進国的な弱さを感じずにはいられません。ギター三国志というイメージでは聴かない方がいいと思います。

Made in France

Asian Super Guitar Project

[20110825]

Mo’BOPIIIMo’BOPIII
(2006/09/06)
Kazumi Watanabe New Electric Trio

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2006年の作品で、New Electric Trioのサードアルバムになります。MO'BOPとしてはこれが最新作になるので、これ以降はまだ活動を再開していません。リチャー ド・ボナ(b)、オラシオ・エルネグロ・エルナンデス(ds)とのトリオの他に、ゲストミュージシャンも参加していて、ヨーヨー・マ、ジェイ・Z、ブラジリアン・パーカッションのシロ・バプティスタが参加して、より複雑なグルーヴを生み出しています。

1. Emboss
2. Somewhere In Time
3. Tiger Beam
4. Lawns
5. Dragon's Secret
6. Good Fellows
7. Infancia
8. Stolen Moments
9. Manhattan Flu Dance

カバー曲も多く、映画音楽のSomewhere In Time、Oliver NelsonのStolen Moments 、谷川公子のGood Fellows、Carla BleyのLawns、Egberto GismontiのInfancia、そして自身のセルフカバーManhattan Flu Danceを再演しています。ブラジルのリズムを導入しながらも、メローになるのではなく、あくまでも尖った感じの演奏に徹しているところがかっこいいです。そして渡辺香津美は伸びのあるロングトーンを活かしたフレージングを多用しています。これはテクニックよりも叙情性を重視している現れです。

バンドとしてもよりまとまり、以前のように各メンバーがそれぞれ主張し合うような感じで、楽曲がそっちのけでしたが、このアルバムでは、壮絶なテクニックの応酬がありながらも、しっかり楽曲の良さを活かす事に成功しており、やっとこのスーパーグループの利点が活かされた作品となりました。Guitar Renaissanceシリーズで培った間の取り方なども、このバンドにフィードバックされていると思います。ですからゆとりがありながらもスリリングな素晴らしい名盤に仕上がっています。

Stolen Moments

Manhattan Flu Dance

[20110824]

ギター・ルネッサンスIII<翼>[紙ジャケ]ギター・ルネッサンスIII<翼>[紙ジャケ]
(2006/06/07)
渡辺香津美

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2006年の作品でGuitar Renaissanceシリーズ第三弾です。これまではこのシリーズではギター一本だけで演奏されていましたが、このアルバムではゲストミュージシャンを招いています。中牟礼貞則(g)、古部賢一(oboe)、吉田美奈子(vo)です。このシリーズが定番化した事もあり、より完成度を求めた結果なのでしょう。もしくは、ギター一本だけでは、そろそろ厳しくなってきたのか。

1. Over The Rainbow(Harold Arlen)
2. Courante 無伴奏チェロ組曲第1番BOW 1007より (J.S. Bach)
3. Stairway To Heaven (Jimmy Page / Robert Plant)
4. Courante FROM HEAVEN (J.S. Bach)
5. 翼 (Toru Takemitsu)
6. MOMO (Koko Tanikawa)
7. Stella By Staright (Victor Young)
8. Les Parapluies De Cherbourg (Michel Legrande)
9. IF I FELL (John Lennon, Paul McCartney)
10. Cleopatara's Dream (Bud Powell)
11. Astro Jump (Kazumi Watanabe)
12. A Night In Tunisia (Dizzy Gillespie, Frank Paparelli )
13. 月の沙漠 (Suguru Sasaki)

今回もカバー曲ばかりで、既にカバー済みの曲もありますが、ツェッペリンのStairway To Heavenをカバーしているので話題になっています。ギターは多重録音されていますが、まり大きな編曲はされていません。ハーモニックスを重ねています。映画音楽も多く、Over The Rainbowやシェルブールの雨傘のような有名な名曲を取り上げています。ビートルズのIF I FELLはボサノヴァアレンジになっています。

日本の名曲月の沙漠はプログレ風です。バッハの曲をガットギターでやるのも定番です。定番すぎて、今回はゲストがいいアクセントになっています。多少選曲も工夫されていますが、そろそろこのパターンも飽きてしまうのがファン心理です。違うタイプの作品に飢え始めてきますが、もうこのシリーズがライフワークになりつつあります。まだ聴いた事が無いような渡辺香津美を期待したいところですが、どうなる事でしょう。

Stella By Staright

[20110823]

ギター・ルネッサンスII<夢> [紙ジャケ]ギター・ルネッサンスII<夢> [紙ジャケ]
(2005/06/22)
渡辺香津美

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ギター・ルネッサンスII<夢> [紙ジャケ]ギター・ルネッサンスII<夢> [紙ジャケ]
(2005/06/22)
渡辺香津美

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2005年の作品で、Guitar Renaissanceシリーズの第二弾です。今回は紀尾井ホールで録音されています。このシリーズでは渡辺香津美のアコースティックギター一本だけの演奏となっており、今回も同じ手法で制作されています。ただし、曲が以前カバーした事がある曲を選んだりしているので、新鮮味がありません。それでもこのシリーズを定着させようとしています。

1. Smile (Charlie Chaplin)
2. Allemandfe 無伴奏チェロ曲1盤より(J.S.バッハ)
3. Three Views Of A Secret (Jaco Pastorius)
4. ワーニャ伯父さん~Fool On The Hill (Kazumi Watanabe~Lennon-McCartny)
5. ゴンドラの唄 (中山晋平)
6. Blue Steel (Kazumi Watanabe)
7. 旅立つ秋 (荒井由美)
8. Night & Day (Cole Porter)
9. So What (Miles Davis)
10. 夢のあとに (Gabriel Faure)
11. Nuages (Django Reinhardt)
12. Minor Swing( Django Reinhardt)

ビートルズのFool On The Hillや、ジャンゴラインハルトの曲は何度もカバーしているので、あえてこのシリーズに持ってきた意味が分かりません。他の楽器が入っているか、ギター一本だけかの違いくらいしかありません。チャップリンのSmileや荒井由美の旅立つ秋は新鮮です。Blue Steelだけがこのアルバムの為の書き下ろしです。ちょっとブルースっぽい曲です。

ギターアレンジは独特で、クラシック風の奏法や、ジャズの奏法、ブルースの奏法を熟知した上で、他の人がやってないような手法でカバーしています。ある意味、MO'BOPでやっているインプロビゼーションよりも神経を研ぎすませている感じがします。MO'BOPでの演奏は、その瞬間で生まれる偶然性を楽しんでいる感じですが、このシリーズでは永久に鳴り響く音色を紡ぎだしています。

Smile

Nuages

[20110822]

MO’BOPIIMO’BOPII
(2004/09/21)
渡辺香津美New Electric Trio

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2004年の作品で、MO'BOP第二弾アルバムになります。最初のアルバムではオリジナル曲を創っていましたが、このアルバムではカバー曲を中心に演奏されています。これまでもカバーしてきた曲や、持ち曲を再演しています。それだけこのトリオでの演奏がどうなるのかという可能性を表現してみたかったのでしょうが、こういうのはライブやってもらって、スタジオ盤ではオリジナルをやってほしいものです。

1. Cleopatra’s Dream
2. Blue Spiral
3. Mystic Sand
4. Mosaic Stone
5. Dante’s Point
6. Cry Me A River
7. Death Valley
8. Havana
9. Favor Return of Ensyu Swallow

とにかく強力なトリオなので、いろんな曲を演奏してみたくなるのは分かりますが、どうも演奏している側の方が盛り上がりすぎて、作品として聴き手側まで伝わる熱とは温度差がある感じです。Cleopatra’s Dreamもハードバップなアレンジになっていて面白いですが、Havanaはよく再演され過ぎの曲ですね。Favor Return of Ensyu Swallowは遠州ツバメ返しのハードバップリアレンジです。

Richard Bonaのベースの手数の多さや、Horacio Hernandezもパーカッションやら手数が多いので、とても三人だけの演奏とは思えないほど音が詰まっています。ギターシンセの音色も入っています。バカテク揃いではありますが、そのテクニックをもっと音楽的に活用出来る曲を創れば、きっと感動出来るのでしょうが、そこまでにはなっていません。インプロビゼーションのところだけがんばるみたいな普通の曲の構成では、このトリオの良さが活かされていないような気がします。それでも凄い演奏の嵐ではあります。

Havana

[20110822]

Mo’BopMo’Bop
(2003/08/10)
渡辺香津美New Electric Trio

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2003年の作品で、Guitar Renaissanceシリーズとは別に結成されたスーパートリオMO'BOPの第一弾アルバムになります。メンバーはパットメセニーグループのリチャード・ボナ(b)オラシオ・エルバンデス(ds)で、New Electic Trioと銘打っています。MO'BOPとはおそらくMOBOとBeBopを掛け合わせた造語で、新しい時代のBeBopを創造するグループとして結成されました。

1. Mo’ Bop
2. DADA
3. ROBO
4. Ring of Life
5. Backdrop
6. Naima
7. MOMO
8. Neo
9. Partida
10. Tricorn

録音はニューヨークで、海外のベテランミュージシャンとの競演は久々です。ビバップという事で、インプロビゼーションの応酬が聴き所ですが、三人ともバカテクの持ち主ばかりですので、三人のそれぞれの主張が激しい演奏が繰り広げられています。カバー曲集ばかりだったので、久々のオリジナル曲で、バカテク満載の極端なくらいの作品にファンは歓喜しました。特にリチャード・ボナの5弦ベースのうねりは凄まじく、全員が主役を張っています。

スーパープレイヤーとの競演は渡辺香津美のギタリスト魂に火をつけ、久々に引き出しの多いテクニックを駆使しています。リチャード・ボナがいても、決してパットメセニーになるような事はせずに自分のギタリストとしての限界に挑戦しています。勿論ライブでの演奏の方が凄い事になる事は必須ですが、スタジオ盤にもしっかりその辺の熱気は収められています。

Mo’ Bop

DADA

Tricorn
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[20110822]

GUITAR RENAISSANCE(紙ジャケット仕様)GUITAR RENAISSANCE(紙ジャケット仕様)
(2003/02/21)
渡辺香津美

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GUITAR RENAISSANCE(紙ジャケット仕様)GUITAR RENAISSANCE(紙ジャケット仕様)
(2003/02/21)
渡辺香津美

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2003年の作品で、Guitar Renaissanceシリーズの第一弾になりますが、やっている事は、これまでと同じで、ジャズやクラシック曲、又ポップスのカバーをアコースティックギターで演奏するというスタイルになっています。銀座王子ホールでの録音で、ギター一本だけの演奏というのが、これまでと違うところです。ですから、ホールという響きを活かす事によって、ギター一本だけでも豊かな味わいを生み出しています。

1. PRELUDE FROM SUITE FOR UNACCOMPANIED CELLO NO 1 BWV1007
2. ACROSS THE UNIVERSE
3. Medley:DJANGO~MINOR SWING
4. WAVE B・A・C・H
5. PAVANE POUR UNE INFANTE DEFUNT
6. SAYONARA
7. PASSY HOME
8. TAMAGO NO JIKAN-for Takemitsu-
9. WALTZ FOR DEBBY
10. PAPER BLUES
11. MILESTONES
12. SE TU DELLA MIA MORTE

ガットギターにはまっていた時期のようで、他の楽器が入っていない分、渡辺香津美の息づかいがストレートに伝わってきます。ビートルズのACROSS THE UNIVERSEの解釈なども独特で、ギターの特色を活かしたアレンジになっています。WALTZ FOR DEBBYのようなピアノ曲を取り上げるのも、彼の好きなパターンです。この時期はカバーする事が多くなっていますので、オリジナルをやっていた頃が好きな人には物足りない感じもしますが、ギタリストとしての性は、ファンがどうもがいても致し方ないところがあります。

ギター一本といっても、一人でギターの多重録音は最小限やっております。この手法はシリーズ化されて、彼のライフワークの一つになっています。有名な曲をカバーする事で、ごまかしがきかない部分もあるので、アイデアが重要になりますが、ギタリストとしての彼のアイデアは尽きる事がありません。

PRELUDE FROM SUITE FOR UNACCOMPANIED CELLO NO 1 BWV1007

WAVE B・A・C・H

SAYONARA
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[20110822]

ビヨンド・ザ・インフィニットビヨンド・ザ・インフィニット
(2001/11/21)
渡辺香津美、NORA 他

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2001年の作品で、ギタリストとしての生活30周年を記念した作品であり、ギター組曲2001年宇宙の旅というコンセプトで、ギター組曲作品になっています。参加ミュージシャンは谷川公子。 NORA、本多俊之、中川昌三、吉野弘志、山木秀夫などで、ストリングスがフューチャーされているのでオーケストラ作品のような荘厳な感じになっています。

1. MOON(月)
2. MARS(火星)
3. MERCURY(水星)
4. JUPITER(木星)
5. VENUS(金星)
6. SUTURN(土星)
7. SUN(太陽)
8. NEKOVITAN X-Red Pill(ネコビタンX・赤玉)
9. NEKOVITAN X-Blue Pill(ネコビタンX・青玉)

太陽系の惑星をテーマにしているので、ホルストの惑星を連想しますが、アコースティックギターがスパニッシュだったりします。この時期はドラムレスな作品が多いので、ついて来れるファンと、そうではないファンに分かれていたと思います。しかし、ギターを追求する姿勢は崩れておらず、ガットギターでも一流の演奏をこなしています。

クラシック音楽ジャズが融合したようなところがあり、現代音楽的とも言えますが、ファンとしては、この手の作品は少し飽きてきた頃なので、やり過ぎな感じもしますが、プログレな観点からみると面白い作品だと思います。もう少し羽目を外してもらえるとファンとしては楽しめますが、かなり真面目に創っています。

地中海の舞踏

[20110821]

ディア・トーキョーディア・トーキョー
(2001/05/19)
渡辺香津美withオーケストラ

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ディア・トーキョーディア・トーキョー
(2001/05/19)
渡辺香津美withオーケストラ

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2001年の作品で、オーケストラとの競演で、又、カバー作品を創っています。ジャズやアメリカンポップス、映画音楽、そして自分の過去の曲をストリングスアレンジで再現しています。バンドとしては渡辺香津美(g)、山木秀雄(dr)、高水健司(b)、笹路正徳(key)、数原晋(tp)、中川昌三(fl)にオーケストラが加わった作品です。

1. CAVATINA
2. GOODBYE PORK PIE HAT
3. A MAGIC LAND
4. LONESOME CAT
5. ONE LESS BELL TO ANSWER
6. ELI'S COMIN'
7. BON APPETIT
8. DESCENTE
9. FOR TOKYO

ストリングスが加わったという事で、全体的に映画音楽のような雰囲気を持っています。渡辺香津美のギタータッチもいつもよりソフトでエレガントです。バカラックやローラ・ニーロのような音楽は、これまでの渡辺香津美の作品には無かったムードを持っており、こんな音楽をやるのかと、新鮮な感覚を持ってしまいます。あくまでも自分のギターの可能性を広げる為の挑戦の中の一つであり、そして見事にそれを成功させています。

アメリカンポップスもあってジャズギターというスタイルが多いですが、それだけにはとどまらないマルチなギター奏法により、新しい可能性を広げていますが、これまでもこのようなスタイルは演奏出来たと思います。今回は、これまでのようなデュエットものではなく、オーケストラという大人数との対話を楽しんでいるようです。

CAVATINA


GOODBYE PORK PIE HAT

[20110821]

ダンディズムダンディズム
(1998/06/01)
渡辺香津美 DUO with 小曽根真

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ダンディズムダンディズム
(1998/06/01)
渡辺香津美 DUO with 小曽根真

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98年の作品で、ピアニスト小曽根真とのデュオアルバムになっています。完全にギターとピアノだけの演奏なので、ここ最近のドラムレスなスタイルですが、今回はパーカッションもありませんので、二人だけのタイム感でのみ演奏されています。カバー曲とオリジナル曲が織り交ぜられており、トータルコンセプトとしては、彼なりのダンディズムという事になるのでしょう。

1. SPAIN
2. BABI'S BOSSA
3. AZIMUTH
4. SOMEDAY MY PRINCE WILL COME
5. PRAY
6. PASSIONATE SNOW
7. TOMORROW~MAYBE FROM "ANNIE"
8. DANDYISM

SPAINはチックコリアの曲のカバーで、ピアノ曲をギターで表現するのが結構好きみたいですね。ピアノとギターではボイシングが違ってきますので、ジャズギターでは、独自のボイシングが、そのギタリストの持ち味になると思います。ただ、指の長さの関係で、だいたい同じようなボイシングになりがちでもあります。そこが工夫の仕方次第なのですが、まあまあいい感じではないでしょうか。ミュージカルアニーのTOMORROWを選曲するというのもユニークです。

このアルバムと同じくしてギタリスト福田進一とのデュエット作品Forbidden Playsも出しています。一人のミュージシャンと一対一で向き合う事で、混じりっ気が少ない音楽を生み出そうとしているようです。一対一なので、楽器での会話もし易いのでしょう。そんなポエムのような演奏は、癒し系でもあります。ちょっとおとなしめになり過ぎの感もありますが、音楽を演奏する魂はしっかり伝わってきます。

SPAIN

[20110821]

エスプリエスプリ
(1996/09/26)
渡辺香津美

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エスプリエスプリ
(1996/09/26)
渡辺香津美

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96年の作品で、今回はトリオ編成によるオリエンタルなエスニックサウンドになっています。メンバーは打楽器のMino Cinelu、アラン・ホールズワース・バンドのベース奏者Skuli Sverrissonです。おやつシリーズのアコースティック系のカバー曲集に近い感覚を、今回はトリオ編成でエレキとアコーステイィックギター両方で表現しています。

1. Havana
2. Tinkle
3. La Lune
4. Desperado
5. Tears
6. Cascade
7. Puzzle Ring
8. Astral Flakes ~ Axis
9. Morocco
10. Kara Kara
11. Lately

これまで既成の音楽を破壊するような音楽も創っていましたが、ここら辺りの作品では、既成のを再構築する事で、自分のギター表現に、更に磨きをかけようとしているように思います。スーパーギタートリオがやるアコースティックギターの表現とは違う次元で音楽を表現しているので、真似事ではない姿勢が好感が持てます。ただ、ここまでくると、オリジナルの限界に挑戦するような音楽が恋しくなります。

それでも、一人のギタリストとして、ここまでギターの表現を極めようと言う心意気は理解出来ます。たまにはこういう音楽もいいですが、ちょっと時期によって音楽的に偏りすぎているところがあるので、そこは工夫する余裕も欲しいところです。その為、昔のスタイルの方が好きだというファンの声もあります。そこらあたりの折り合いが難しいところですが、作品としては満足出来るものになっています。

Havana/Tears


Lately

[20110821]

おやつ(2) 遠足おやつ(2) 遠足
(1995/11/22)
渡辺香津美、大工哲弘 他

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95年の作品で、おやつシリーズ第二弾になります。あくまでもおやつであって、主食ではない、そういう手頃な感覚の音楽という意図があるのでしょう。アコースティックギターによるカバー集であり、その他のゲストとしてはAashish Khan (sarod)、Pranesh Khan (tabla)、井野信義、金徳洙、陶敬穎、山田千里、小川美潮、大工哲弘、木津茂理、仙波清彦といった面々です。

1. Londondery Air
2. SAHIR
3. My One And Only Love
4. Island
5. Han-Bon-Do
6. 彩蝶追月
7. 早春賦
8. もつけ
9. モスラの歌
10. Blue In Green
11. 月の美しゃ
12. こきりこ節
13. As Time Goes By~亀の恩返し

タブラや三味線、琵琶、二胡、といった民族音楽、特に東洋系の楽器を使う事によって、曲本来の持っているイメージとは違う、独特の世界観を生み出しています。曲も民族民謡からジャズスタンダード、映画のモスラの歌など、幅広い選曲で、沖縄民謡があったり、独特の選曲を渡辺香津美 ならではのアレンジで表現しています。

音楽的な完成度でいったら、前作よりも高いと思います。かなり遊び心もありながら、素晴らしい演奏を展開しています。日本民謡も矢野顕子とは違ったセンスで表現しています。前作でつかんだ手応えを更に発展させた完成度の高い内容になっています。思いっきりがいいので、とても痛快に感じられる作品です。

Havana

[20110820]

おやつおやつ
(1994/11/21)
渡辺香津美

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94年の作品で、基本は渡辺香津美一人によるアコースティックギターによるカバー曲集になっています。曲によってはゲストが参加しています。山下洋輔、井野信義、井上敬三、桑名晴子、そしてLarry Coryellの再競演を果たしています。とても私的な作品になっていますが、渡辺香津美によるギターアレンジは独特で、他のギター作品とはひと味違う味わいがあります。

1. Prelude In Chords
2. To Chi Ka
3. Nuages
4. Cleopatra's Dream
5. Samba De Astronauta
6. I'll Never Fall In Love Again
7. Canto Dels Osells
8. Diana
9. Mission St. Xavier
10. Nuovo Cinema Paradiso
11. ワーニャ伯父さん
12. The Fool On The Hill
13. 上を向いて歩こう
14. St. Thomas
15. Nekovitan X
16. Blue Star

選曲もユニークで、ジャズのスタンダード、アメリカンポップス、日本の歌謡曲、映画音楽、ビートルズなど、幅広いジャンルから選曲されています。特にビートルズのThe Fool On The Hillを聴くと、他のビートルズのカバーとは違うアレンジが新鮮です。Cleopatra's Dreamでは山下洋輔のピアノとデュエットしています。これまで複雑なプログレのような作品を出していた後だけに、一息つける作品です。

基本渡辺香津美のギターだけの演奏ですから、他のミュージシャン影響ではなく、純粋に渡辺香津美というギタリストの力量が計られる内容になっています。ごまかしがきかないという事になりますが、この人の場合、最初からごまかす必要もないので、バンドよりギター一本でも勝負出来てしまうのです。日本ではロック界ではチャーがNo.1ギタリストですが、日本のジャズ界ではこの人の右に出る人はいません。

Nuages

Cleopatra's Dream

上を向いて歩こう

[20110820]

Resonance VoxResonance Vox
()
Resonance Vox

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Resonance VoxResonance Vox
()
Resonance Vox

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93年の作品で、このバンドのサードアルバムになります。この後ライブアルバム自業自得でバンドとしては終わりになるので、これが実質ラストアルバムになります。これまでの作品に比べると全体的にロック色が強くなっている感じがします。バンドとしてはまとまりかけているところであり、これだけのメンバーが揃って、これだけのコンビネーションを繰り広げている事は凄い事だと思います。

1. 雨の水曜日
2. BARONG
3. PARTIDO FORTE
4. NO MONEY,NO GIRL,NO BUSINNESS,-But We Still Have Music !
5. PONA PELA
6. KARULA
7. GLORY'S STOMP
8. ON THE BEACH
9. IRON CLAW
10. MERCI BRICE
11. FLOR

バンドとしてまとまってしまうという事は、ジャズ界で言えば終焉まじかということであり、そこから発展出来ないという事はバンドとしては機能しないという事なので、これが最後になった事は自然な流れだったと思います。最近のJ-POP系のバンドは、この機能しなくなった状態でいつまでもやり続けているバンドが多いので、かなり不自然な感じを私は受けてしまいますが、私に取ってはJ-POP系は死に体でしかありません。なんであんな気持ち悪い状態でいつまでもやっていられるのだろうと不思議でしょうがありません。

しかし、まともな感性をもっているミュージシャンであれば、こういう状態になれば末期だと気づいて更なる道を模索するものです。そういう点では渡辺香津美はとてもまともなミュージシャンだと思います。ロック色が強くなったという事で、最初に掲げたコンセプトがいきずまったのかもしれませんが、これだけのメンツが揃って、短期間にこれだけのコンビネーションを得られるという事は、うらやましいかぎりのバンドだったと言えます。

雨の水曜日

NO MONEY,NO GIRL,NO BUSINNESS,-But We Still Have Music !

IRON CLAW

[20110820]

O-X-OO-X-O
(1992/07/25)
RESONANCE VOX

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O-X-OO-X-O
(1992/07/25)
RESONANCE VOX

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92年の作品でRESONANCE VOXとしての第二弾アルバムになります。最初の作品でやりたい事をやった後なので、その応用編に入っている感じです。海外のミュージシャンとの競演ではフィーリングによるぶつかり合いがありましたが、日本人同士だと、なぜか頭でっかちな音楽になってしまっているような感じがします。頭で創った音楽であり、実に理論的な印象があり、熱くなれないような中途半端さを感じてしまいます。

1. Unlucky Heaven
2. Dream Invader
3. Wise Up
4. Renu
5. Saicoro
6. O-X-O
7. Amapola Negra
8. Ya tokot Ya
9. Cyber Pipeline
10. 牡丹の花

しかし、頭で創っているだけ合って、内容はかなり濃いものになっています。Unlucky Heavenではキングクリムゾンのギターシーケンスを再びやっています。昔からのプログレ志向は貫かれており、それにも増して、このバンドのコンセプトでもある、ブラジル、和食的な部分はしっかり出しつつ、新しい可能性も模索しています。アメリカのフュージョンではなく、ヨーロッパ系のフュージョンと共通する部分が多いと思います。

アメリカでは黒人ならではのフィーリングを重視した音楽になりますが、ヨーロッパでは、それが理論的になってしまうのです。その傾向がこのアルバムでは強く感じられます。勿論ファンキーなスタイルも取っていますが、あくまでもパーツとしてのファンキーさであり、体を動かしたくなるようなグルーヴにはなっていません。そこが一番残念なところですが、そのクールさが特徴とも言えます。

O-X-O

[20110820]

Pando:raPando:ra
(1991/07/25)
Resonance Vox

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Pando:raPando:ra
(1991/07/25)
Resonance Vox

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91年の作品で、日本人のメンバーによるResonance Voxというグループの第一弾アルバムです。メンバーは渡辺香津美(G)、バカボン鈴木(B)、東原力哉(Dr)、八尋知洋(Per)でゲストでバイオリンやアコーディオンなどが加わります。コンセプトとしては胆はロック、精神はジャズ、ファンクな心に頭ブラジルとなっており、日本人メンバーでも面白い事が出来る事を証明しています。

1. Pandora
2. Pekin Doll
3. Vega
4. Ashita Tenki Ni
5. Passy Home
6. Dr. Mambo X
7. Fire Cracker
8. Kumpoo Manman
9. Arashi No Yoru Kimi Ni Tsugu
10. Django 1953

リズムはブラジルやファンクであり、基本はフュージョンですが、ロックや日本をはじめとする東洋的なエッセンスも含まれています。ブラジルの要素を全面に出しているので、お祭り騒ぎのような喧噪が特徴とも言えるでしょう。かなりにぎやかでありながら、知的なプレイもあって、熱狂とユーモア溢れる作品になっています。これまでのプログレの延長といっていいですが、それに和な感じがあるのが特徴でしょう。

90年代当初はこのバンドでの活動が中心で、海外のミュージシャンとのコラボレートに負けないくらいのテンションを持ちながら、日本人ミュージシャンらしい雑食な感じの小技も惜しみなく出しています。ちょうどチャーが結成したサイケデリックス辺りに共通点があり、サイケな感じもありながら雅な和の感じも出しています。日本人バンドでもコンセプトによっては海外勢に負けないところを見せつけてほしいところですが、合格点としては人それぞれかもしれません。

Pandora

Pekin Doll

[20110819]

ROMANESQUEROMANESQUE
(1993/04/01)
渡辺香津美、仙波清彦 他

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ロマネスクロマネスク
(1996/10/25)
渡辺香津美、吉田美奈子 他

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91年の作品で、オーチャード・ホールで開かれたライブを収録したもので、ジャンゴラインハルトとデュークエリントンの曲をカバーしており、井野 信義(b)、仙波 清彦(per)、吉田 美奈子(vo)に加え、松本 治(tb)の指揮・アレンジによるビッグバンドスタイルの中で、渡辺香津美がフルアコ系の音を出しています。

1. Troublant Bolero
2. Belleville
3. Minor Swing
4. Stompin' At The Savoy
5. Prelude To A Kiss
6. Black Beauty
7. I Didn't Know About You
8. It Don't Mean A Thing
9. Solitude
10. Things Ain't What They Used To Be
11. Caravan
12. Take The "A" Train
13. In A Sentimental Mood

これまで海外の優れたミュージシャンとコラボレイトしていたので、日本のセミプロのようなビッグバンドの演奏は、あまりにも貧弱に聴こえます。その中で、どんなに渡辺香津美ががんばってギターを弾いても、単なるお遊びで創ったような作品にしか思われません。矢野顕子が言うところの仲良しこよしだけのバンドではいい音楽が創れないという趣旨の言葉を思い出してしまうくらい、何の緊張感も持たないものになっています。

はっきり言って、コンセプト自体も中途半端であり、それを表現しているミュージシャンも平均点的な演奏しかしていません。渡辺香津美のオリジナルアルバムとしていいのかどうかも疑問視してしまうような出来映えです。特にたいした工夫もないアレンジだし、お金を出してまで聴く必要はないでしょう。

Nuages


In A Sentimental Mood

[20110818]

KilowattKilowatt
(1994/09/27)
Kazumi Watanabe

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KilowattKilowatt
(1994/09/27)
Kazumi Watanabe

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89年の作品で、ベースのBunny Brunel、ドラムのJohn Wackermanとのトリオ編成を中心にキーボードのPatrick Moraz、サックスのWayne Shorter、パーカッションのAlex Acunaが加わった豪華盤になっています。プログレ系、フュージュン系のミュージシャンとのコラボレートにより、そこで生まれる新しい形を作品にしていくという、ジャズならではの化学変化を楽しむという趣旨の作品を連発しており、毎回違うイメージの作品を産み落としています。

1. 1000 Mega
2. Capri
3. No One
4. Jive
5. Papyrus
6. Sunspin
7. Pretty Soon
8. Bernard
9. Dolphin Dance
10. Good Night Machines

このアルバムではロック的な部分も多いですが、基本はフュージョンスタイルになっています。南米風のリズムも目立ち、そこはWayne ShorterやAlex Acunaの存在が大きいと思います。ウェザーリポート風の曲もありますが、Herbie HancockのDolphin Danceをカバーするなど、一筋縄ではいかない作品に仕上げています。Patrick Morazはフュージュンスタイルのプレイをしており、大プログレ大会にはなっていません。

サウンド的には80年代ならではのサウンドになっています。当時のデジタルシンセ独特のレイヤー度の薄いサウンドにシングルコイル系のギターサウンド。やたら深いデジタルリバーブ処理など、80年代の音で80年代という枠にとらわれていない演奏がユニークです。サウンドはソフトでもやっている事が凄かったり、演奏家としての限界に挑んでいるような当時の渡辺香津美のスタンスには脱帽です。

VLAD

[20110817]

スパイス・オブ・ライフ2スパイス・オブ・ライフ2
(2008/08/06)
渡辺香津美

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スパイス・オブ・ライフ(2)スパイス・オブ・ライフ(2)
(1996/10/25)
渡辺香津美

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88年の作品でTHE SPICE OF LIFE 第二弾になっています。渡辺香津美(g)、Bill Bruford(ds)、Jeff Berlin(b)のトリオに加えてキーボードのPeter Vetteseが加わって四人編成になっています。トリオでの一触即発なエネルギーを秘めていた前作とは違って、キーボードが加わっただけで、まとまらざるをえなかったようにバンドとしてのまとまりが出ているため、前作ほどの衝撃性は感じられません。

1. Andre
2. We Planet
3. Fu Bu Ki
4. Rain
5. Small Wonder
6. Concrete Cow
7. Kaimon
8. Men And Angels

Andreではボサノヴァのリズムを使用しながらも自分たちの音楽として完成されています。鍵盤楽器はポルタメントを使えば別ですが、基本12音階しか出ませんので、どうしても音楽的にまとまってしまいます。ですから、楽曲はしっかり創られていますが、楽曲の為の演奏になっている為に、前作ほどのスリリングな感じはありません。バンドとしてはこれでいいと思いますが、前作のような化学反応を期待していると満足出来ないかもしれません。

しかし、それだけ音楽的には完成度が高くなっていますので、作品としては申し分無いです。前作にはなかったような変化もありますし、内容はしっかりした作品です。前作がビバップだとすると、この作品はクロスオーバーです。つまりインプロビゼーションな部分が薄くなっているのです。それでも音楽的には計算されたものになっています。

Andre

Fu Bu Ki

Small Wonder
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