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[20110630]

One From the HeartOne From the Heart
(2004/01/27)
Various Artists

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Francis Ford Coppola監督作品の映画One From the Heartのサントラ作品です。女性シンガーCrystal Gayleとのコラボレート作品でもあります。音楽的にはジャズ系の曲ばかりで、オーソドックスなスタイルですが、初めてトムウェイツが映画に大きく関わった作品として、新しい時代の幕開けとなった作品になります。映画自体はコッポラ監督作品ではありますが、評判が悪く、ヒットしなかった映画でした。

1. Opening Montage - Tom Waits, Crystal Gayle
2. Is There Any Way Out Of This Dream? - Crystal Gayle
3. Picking Up After You - Tom Waits, Crystal Gayle
4. Old Boyfriends - Crystal Gayle
5. Broken Bicycles - Tom Waits
6. I Beg Your Pardon - Tom Waits
7. Little Boy Blue - Tom Waits
8. Instrumental Montage - Tom Waits, Crystal Gayle
9. You Can't Unring A Bell - Tom Waits
10. This One's From The Heart - Tom Waits, Crystal Gayle
11. Take Me Home - Crystal Gayle
12. Presents - Tom Waits, Crystal Gayle
13. Candy Apple Red - Tom Waits
14. Once Upon A Town/Empty Pockets - Tom Waits

映画の評判は悪かったのですが、映画音楽としてトムウェイツの評価は高く、音楽のみが評価された映画となりました。オーケストラを使ったこれまでのようなジャズ歌ものであり、これまでも映画音楽としてのイメージを持った作品が多かったので、見事に期待に応えています。時にハードボイルドに、時にロマンティックに初期の頃の集大成的な内容になっています。

Crystal Gayleに歌わせたり、デュエットしてみたりとロマンティックな雰囲気もたっぷりですが、Instrumental Montageでの破天荒なラテン的な曲では、新しいトムウェイツの世界観が見事に表現されています。ドラマが深まっていくほどにその新しいトムウェイツ節も顔を出してきます。そして次回作からは、いよいよトムウェイツにしか創れないような独自の世界を生み出していきます。この作品は映画に踏み込み、ほんのきっかけに過ぎません。この後は映画にも出演するようにもなります。

backstage making

Is There Any Way Out Of This Dream?

Picking Up After You
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[20110629]

Heart Attack & VineHeart Attack & Vine
(1995/03/15)
Tom Waits

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80年の作品で、オーソドックス時代の最後の作品であり、新しいアヴァンギャルド時代の幕開け的な、過渡期に当たるアルバムです。前作から取り入れ始めたギターが大きくフューチャーされており、ピアノではなくてオルガンを使った曲など、それまでのスタイルを残しながらも、新しいスタイルへ変貌しようとしています。ロック的な雰囲気もあるので、ロックファンにも強くアピール出来て売り上げも伸びています。

1. Heartattack And Vine
2. In Shades
3. Saving All My Love For You
4. Downtown
5. Jersey Girl
6. 'Til The Money Runs Out
7. On The Nickel
8. Mr. Siegal
9. Ruby's Arms

タイトル曲のHeartattack And Vineは歪んだギターのブルース的な作品で、これからのトムウェイツのスタイルとなっていく片鱗を伺わせます。In Shadesはオルガンジャズのインストもので、もう少しビートがあればアシッドジャズにもなり得る曲です。基本はこれまでのようにジャズなのですが、デルタブルースのような作品もあり、ロック色が出てきています。かと思うと Jersey Girlのようなカントリーフォークのような曲もあります。ブルーススプリングスティーンがカバーしたり、映画に使われている曲でもあります。

トムウェイツの曲は映画音楽として使われる事が多くなり、この後からは彼自身も大きく映画と関わっていきます。そしてそれは音楽的にも大きな変貌を遂げる事になります。ですからこのアルバムまでが初期の作品と言えますが、この後の作品が好きな人も気に入っていただけるだけの要素を既に持っています。 'Til The Money Runs Outはブルーススタイルですが、ほとんどロックンロールと言ってもいいくらい激しいバイブを持っています。パンクロックよりもアナーキーな生き様を感じさせます。On The Nickelではおなじしゃがれ声でも、様々な表情を魅せて、彼の歌唱力の素晴らしさを堪能出来る名曲になっています。

Heartattack And Vine

In Shades

Saving All My Love For You
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[20110628]

Blue ValentineBlue Valentine
(1995/03/24)
Tom Waits

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78年の作品です。時代はパンクやテクノニューウェイヴが登場していた時代でしたが、トムウェイツにはトムウェイツの時代が流れていたのでした。ジャズ系の音楽をやっているのでパンクなどは関係ないのですが、トムウェイツはトムウェイツで独自の進化を見せていきます。このアルバムにはこれまでのオーソドックスなジャズスタイルもありますが、後のアヴァンギャルド路線も顔を見せ始めます。明らかに彼なりのアナーキーな感じが音楽にも現れ始めるのです。

1. Somewhere
2. Red Shoes By The Drugstore
3. Christmas Card From A Hooker In Minneapolis
4. Romeo Is Bleeding
5. Twenty Nine Dollars
6. Wrong Side Of The Road
7. Whistlin' Past The Graveyard
8. Kentucky Avenue
9. Sweet Little Bullet From A Pretty Blue Gun
10. Blue valentines

Somewhereはミュージカル、ウエストサイド物語の曲のカバーですが、しゃがれ声で歌い上げています。オーケストラを使ったロマンティックなアレンジですが、続くRed Shoes By The Drugstoreが問題作です。80年代以降のアヴァンギャルド路線が早くも現れています。ジャングルビートなのか、何なのか分からないような独自のリズムパターンで、ジャズとも違う独自の世界観を生み出しています。それ以外はこれまでのジャズスタイルなので、まだオーソドックス時代に属します。

ジャケットに映っている女性は当時の彼女だったリッキーリージョーンズで、彼女はまだデビュー前の頃です。トムウェイツはピアノ以外にもギターも弾きます。このアルバムにはそのエレキギターが多く登場します。これは後のアヴァンギャルド路線への布石となります。ここではまだジャズギターのようになっていますが、後にはジャズでなく、独自のスタイルへと変化していくのですが、音源的には既に刺激的な響きになっています。

Somewhere

Red Shoes By The Drugstore

Christmas Card From A Hooker In Minneapolis
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[20110628]

Foreign AffairForeign Affair
(1995/04/12)
Tom Waits

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77年の作品で、短編小説を映画化したような作品のサントラ盤のような、いろんな情景が覗けるようなドラマティックな作品です。基本はジャズですが、その中に様々なアメリカの音楽が見え隠れして、まるでハードボイルド映画を見ているような気分にさせてくれます。異国の出来事というタイトルはジャケットを見るからに東洋的なイメージ画ありますが、特定していない所に神秘的な魅力を感じます。

1. Cinny's Waltz
2. Muriel
3. I Never Talk To Strangers
4. Medley: Jack & Neal/California, Here I Come
5. A Sight For Sore Eyes
6. Potter's Field
7. Burma-Shave
8. Barber Shop
9. Foreign Affair

オーケストラを使ったインストのCinny's Waltzは異国情緒たっぷりの映画音楽のようです。ここで見知らぬ街角に迷い込む準備は万端です。I Never Talk To Strangersではベットミドラーとデュエットしています。何かサッチモと女性シンガーがデュエットしているような雰囲気です。A Sight For Sore Eyesでは蛍の光が導入されています。後に映画ずくトムウェイツですが、それを予感させるようなストーリー性を持った作品です。

ハードボイルド映画にはジャズがつきものですが、自分の音楽スタイルを活かす事によって、架空の小説を物語る性格を持たせています。時にロマンティックに、時にセンチメンタルに、時にミステリアスに異国の夜は過ぎていきます。ジャズのスケールでオリエンタルな感じを出そうとして、アメリカ人が迷い込んだ異国というものを表現しようとしている、とても繊細な構成になっています。

Cinny's Waltz

Muriel

I Never Talk To Strangers
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[20110627]

Small ChangeSmall Change
(1994/07/08)
Tom Waits

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前作で披露した図太いしゃがれ声は本物でした。この作品からスタジオ盤でもサッチモみたいな声で歌うようになります。セカンドアルバムから導入したオーケストラアレンジも効果的にに使って、スタジオライブだった前作でのノリも活かすなど、自分の音楽スタイルを確立させつつあります。単なるジャズピアノの弾き語りとは違うメランコリックな男の哀愁に溢れています。

1. Tom Traubert's Blues (Four Sheets To The Wind In Copenhagen)
2. Step Right Up
3. Jitterbug Boy (Sharing A Curbstone With Chuck E. Weiss, Robert Marchese, Paul Body And The Mug...
4. I Wish I Was In New Orleans (In The Ninth Ward)
5. The Piano Has Been Drinking (Not Me)
6. Invitation To The Blues
7. Pasties And A G-String (At The Two O'Clock Club)
8. Bad Liver And A Broken Heart (In Lowell)
9. The One That Got Away
10. Small Change (Got Rained On With His Own .38)
11. I Can't Wait To Get Off Work (And See My Baby On Montgomery Avenue)

オーストラリア民謡を取り入れた感動的なTom Traubert's Bluesから始まります。そしてフォービートシャッフルなStep Right Upはとても個性的な曲です。ジャズミュージシャンでもこんな曲は創れないくらい独特なグルーヴを持ったトムウェイツならではの曲です。ジャズだけにはならずにアメリカンポップスバラードなど、白人だからこそ出来る曲、白人でも黒人でも真似出来ないような曲があります。

もはやジャズバーだけで演奏されるような曲ではなくなっているのです。もし、自分がぶらっと立ち寄ったナイトバーで、こんな音楽が演奏されていたら、どれほど衝撃を受ける事でしょう。そしてそれはきっと特別な夜となる事でしょう。それほどありそうで滅多にお目にかかれないような音楽なのです。このジャンルの中でも特異な存在。それがトムウェイツなのです。ある程度形が決まってしまっているモダンジャズにおいて、これほど個性的な音楽に出来る人はなかなかいません。音楽的な幅が更に広がっています。

Tom Traubert's Blues

Step Right Up

Jitterbug Boy
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[20110626]

Nighthawks at the DinerNighthawks at the Diner
(1995/04/12)
Tom Waits

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二日間に渡ってスタジオに少数のお客さんを招いて、ライブを行って、それをそのまま一発録りでレコーディングしたアルバムです。サードアルバムにしてアナログ盤では2枚組でした。全曲新曲で、曲の合間に入っているIntroとされる部分では演奏に合わせてトムウェイツの語りが入っています。これが客席には大爆笑を与えています。ナイトバーでピアノの弾き語りをしている様子をそのまま作品にしたような楽しい作品です。

1. Opening Intro
2. Emotional Weather Report
3. Intro
4. On A Foggy Night
5. Intro
6. Eggs And Sausage (In A Cadillac With Susan ....)
7. Intro
8. Better Off Without A Wife
9. Nighthawk Postcards (From Easy Street)
10. Intro
11. Warm Beer And Cold Women
12. Intro
13. Putnam County
14. Spare Parts I (A Nocturnal Emission)
15. Nobody
16. Intro
17. Big Joe And Phantom 309
18. Spare Parts II And Closing

鍵盤楽器2台でテナーサックスが入ったクインテット出の演奏です。ライブだからなのか、それとも経験が深まったのか、トムウェイツの声はかなり太くなっています。しゃがれ声に磨きがかかっているのです。ですから、彼の歌が直球で向かってきます。サッチモが乗り移っているかのようです。かなりジョークを飛ばしているような語りも、相当受けているようです。歌なのか、語りなのか分からないような節回しは80年代以降の作品予感させるものです。

温いビールと冷たい女というタイトルがとてもイカしていると思います。同じようなジャズピアノの弾き語りで、ここまで男心をくすぐる歌詞もトムウェイツならではのもので、スタンダードのようでスタンダードにはなりにくいような私的なものです。スタジオとはいえ、ライブなので、結構自由に演奏を楽しんでいる様子が分かります。録音の前に相当弾き込んでいるはずです。バンドの演奏も息がぴったりなのです。スタジオアルバムでは味わえないような雰囲気は独特のものです。

Opening Intro~Emotional Weather Report

On A Foggy Night

Eggs And Sausage
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[20110626]

The Heart of Saturday NightThe Heart of Saturday Night
(1994/07/08)
Tom Waits

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バンドサウンドに加えてオーケストラを使って豊かな音になったセカンドアルバムです。ファーストアルバムでの赤裸々なくらいの音響が渋かったのですが、音が豊かになった分、オーソドックスな感じが強まり、個性も薄くなった感じですが、その分ヒット曲も生まれて、その後の活動もしやすくなります。

1. New Coat Of Paint
2. San Diego Serenade
3. Semi Suite
4. Shiver Me Timbers
5. Diamonds On My Windshield (Looking For)
6. The Heart Of Saturday Night
7. Fumblin' With The Blues
8. Please Call Me, Baby
9. Depot, Depot
10. Drunk On The Moon
11. The Ghosts Of Saturday Night (After Hours At Napoleone's Pizza House

ジャズというよりも、アメリカのストリートから発せられた孤高な男のララバイのような作品です。ビリージョエルのようにロックンロールな曲がある訳ではないので、ある意味、トムウェイツのアルバムを買えば、特定の音楽にありつけるような安心感はあります。酒場でピアノを弾いて歌を歌って、その日暮らしの孤高な男の哀愁を表現させたら天下一品で、この手の音楽をやっている人で、ここまで有名になっている人は少ないです。

それだけブランドとしての彼の作品は定評があります。どんどん音が豊かになって、ファーストにあったリアル感が薄れていく感じはありますが、70年代はマイペースにこのスタイルを追求していきます。あまりにも渋過ぎるイメージがありますが、そのイメージが欲しい時には裏切りません。こんなにジャズっぽい曲をやっているのにロックのイメージが強いのはビートニクな雰囲気があるからでしょう。

New Coat Of Paint

San Diego Serenade

Semi Suite
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[20110626]

Closing TimeClosing Time
(1994/06/16)
Tom Waits

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73年にデビューしたシンガーソングライター、ピアノマンのトムウェイツです。コーヒー&シガレッツ、酒と女という場末の酒場でピアノの弾き語りをしているイメージで売り出した彼でしたが、実際にジャズバーなどで歌っていた所から出てきた人です。このファーストアルバムはそんな酒場が閉まってから見せのピアノで歌の練習をしていた頃のイメージで創られています。彼の特徴はほとんどがミディアムテンポのバラード系の曲だという事。ギターが主役の時代にピアノ弾きという全く流行の音楽ではない事が、彼の売りでもありました。

1. Ol' '55
2. I Hope That I Don't Fall In Love With You
3. Virginia Avenue
4. Old Shoes (& Picture Postcards)
5. Midnight Lullaby
6. Martha
7. Rosie
8. Lonely
9. Ice Cream Man
10. Little Trip To Heaven (On The Wings Of Your Love)
11. Grapefruit Moon
12. Closing Time

スリーコードなジャズバラード、もしくはジャズを取り入れた現代的なカントリー、アーバンブルースを得意としています。Ol' '55はイーグルスもカバーした名曲で、この曲はイーグルスのような新しいカントリーロックともシンクロしています。全曲ミディアムテンポなので、普通は途中で飽きる所ですが、ドラマのある彼の曲は最後まで気持ちよく聴き通す事が出来ます。酒やけしたしゃがれ声とジャズバラードという絵に描いたようなシンガーですが、これで売れているミュージシャンはそれほどいません。バラード系が多いのに、どこか危険な男の臭いがする彼は常に第一線で注目され続けます。

まだこのファーストアルバムでは声が若いです。しゃがれ声もおとなしめです。それでも、この大人びた貫禄のある楽曲は、相当夜の街で過ごしてきた時期が長かったのだなと思わせます。激しいロックばかり聴いていると、たまに夜中にこのアルバムを聴いて癒されていたものです。後に80年代以降、しゃがれ声がガラガラ声に変わって、アヴァンギャルドな作風になりますが、そうなる前のオーソドックスだった時代では、このファーストアルバムが最高傑作です。このアルバムほど心にしみる感動的な作品はありません。名盤です。

Ol' '55

I Hope That I Don't Fall In Love With You

Virginia Avenue
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[20110626]

Thank You Mr ChurchillThank You Mr Churchill
(2010/04/27)
Peter Frampton

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2010年発売の現在の最新盤です。前作Fingerprintsからは4年ぶりとなる作品で、前作はインスト作品でしたが、久々のボーカルロックアルバムになっています。ロックと言ってもオルタナ色が強く出ています。これは息子の影響なのでしょうか。息子のJulian FramptonがRoad To The Sunにボーカルで参加しています。正直言ってあまり似ていませんし、声もお父さんほど魅力的ではありません。やっぱりフランプトンの声は最大の魅力でもあり、最大の武器でもあるのです。

1. Thank You Mr Churchill
2. Solution
3. Road To The Sun (With Smoking Gun featuring Julian Frampton)
4. I'm Due A You
5. Vaudeville Nanna And The Banjolele
6. Asleep At The Wheel
7. Suite: Liberte a. Megumi b. Huria Watu
8. Restraint
9. I Want It Back
10. Invisible Man
11. Black Ice

ギターアレンジはいつもながらセンス良く配置されていますが、オルタナ風ですから、かなり控えめです。出来映えとしては名盤だったNowは超えていません。しかし、現在も現役で、これだけの創作意欲に溢れているのは素晴らしい事だと思います。ポールマッカートニーも、リンゴスターも最新作ほど出来が良くなってきているので、イギリスのベテラン勢はいい感じになっているような傾向があるようです。ライブを見てみるとストラトも弾いているので、曲によって結構弾き分けているようです。数曲インストものもあります。これがカッコいいですね。

昔からのファンも、新しいファンも増やしていけそうな内容なので、これからの活躍にも期待いたします。ギターリフから曲を組み立てる人が少なくなっている昨今。ギターリフありきで曲を創っているフランプトンの曲は今聴いてもカッコいいと思います。やはり主役はギターなのです。それを活かす為の歌であり、曲なのであります。70年代には当たり前だった、こんな事が今ではとても新鮮ですし、こういうロックに飢えていたのです。80年代以降リズム先行型で曲作りされるようになっていますが、ギターが俺についてこいとドラムを引っ張るようなロックにしびれていましたので、70年代のロックはリズムもユニークでした。こんな音楽が又まちに溢れ出してくれますように。

Thank You Mr Churchill

Road To The Sun

I'm Due A You
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[20110625]

FingerprintsFingerprints
(2008/08/19)
Peter Frampton

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2006年の作品で、初のインストルメンタル作品になっています。つまり、ギタリストとしてのピーターフランプトンを存分に楽しめるのです。やはりこの人のアイドルはジェフベックなのだというのが良く分かります。曲調はファンクやボサノヴァ、ブルース、ソウルミュージックという所で、つまりはフュージュンなのであります。アルバムタイトルは指紋という事で、ギターのフレットに刻み込まれた指紋がジャケットになっています。

1. Boot It Up- featuring Courtney Pine
2. Ida Y Vuelta (Out And Back)
3. Black Hole Sun- featuring Matt Cameron & Mike McCready (of Pearl Jam)
4. Float- featuring Gordon Kennedy
5. My Cup Of Tea- featuring Hank Marvin and Brian Bennett (of The Shadows)
6. Shewango Way
7. Blooze- featuring Warren Haynes (of The Allman Bros./Govt Mule)
8. Cornerstones- featuring Charlie Watts & Bill Wyman (of The Rolling Stones)
9. Grab A Chicken (Put It Back)
10. Double Nickels- featuring Paul Franklin
11. Smoky
12. Blowin' Smoke- featuring Matt Cameron & Mike McCready
13. Oh, When......
14. Souvenirs De Nos Pres- featuring John Jorgenson

参加メンバーも豪華で、Pearl JamやCharlie Watts & Bill Wyman、シャドウズのメンバーとか、様々なジャンルの人達が参加しています。久々にトーキングモジュレーターも使っているし、ジェフベックの最近のギターサウンドでもあるファズとモジュレーターで歪ませた音も出しています。オクターバーやワウワウなど、あらゆるギターエフェクトを駆使している所が、この人らしい所でもあり、曲はロックでもギターオーケストラになっているのです。

歌を歌ってヒット曲を出してきた人ですが、基本はギター小僧であり、ギターへの愛情の深さがこのアルバムの全てであり、使用しているギターはレスポールだけなのかは不明ですが、PVを見てみるとレスポールだけを弾いているようです。それでこれだけ豊かな表情を生み出せるというのは、日頃からギターの音色を研究しているからでしょう。的確な場所で、的確な音を発しています。このセンスも才能です。昔から私はフランプトンが参加しているジャズ系の作品でのギタープレイが好きだったので、いつかはこんなアルバムを出して欲しいと思っていました。もっとマニアックでも良かったのですが、このポップさも彼らしい所です。70年代のギタリストならではのセンスの良さが光る名盤です。

Boot It Up

Ida Y Vuelta

Black Hole Sun
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[20110625]

K-1の今年初めてのイベントがやっと開催されました。63k以下のMAXトーナメントです。しかし、今年はテレビでの放送が難しくなった為に、ネットでライブ放映されるだけになりました。本日15時半からYouTube、USTREAM、ニコニコ生放送の三つのサイトで生放送されました。生なので、オンデマンドでは見れないと思います。しかし、生放送だったので、オープニングファイトから見る事が出来ました。オープニングファイトを見たのは初めてだったのですが、若いファイターは試合の駆け引きよりも、自分がやってきた練習の全てを最初から出そうとする勢いが凄くて見応えがありました。日本でもスピードとパワーという、K-1の新しいスタイルに対応出来る選手が育っている事が確認出来ました。本当に武蔵が引退してくれて良かったと思いました。

試合結果
トーナメント1回線
○大和哲也 vs HIROYA
大学生になったHIROYAは逞しくなり、安定して試合運びも巧く、常に自分の間合いで試合をしていました。しかし、2R終了まじかにカウンターで入ったパンチでダウン。試合はほとんど互角で進んでいたのですが、一度のダウンがひびいて判定で大和が勝ちました。HIROYAの課題であった決定打のなさは、まだ解決していません。
○卜部功也 vs 裕樹
卜部が常にパンチで押していきます。裕樹はローキックを当てながらカウンター狙いのようですが、2Rに卜部が回転して裏拳をカンターで決めてダウンを奪いました。その後裕樹のローキックが効きだしてきますが、判定でダウンを奪った卜部が勝ちました。
○久保優太 vs 才賀紀左衛門
ミドルキックと膝蹴りでボデイーを攻める久保、蹴り技でカウンターを狙う才賀。お互い決定打が無いまま、ずるずると最終ラウンドまでいき、判定で久保が勝ちました。試合内容としてはちょっと雑な感じがしました。
梶原龍児 vs 野杁正明○
まだ高校生の野杁ですが、梶原のパンチをことごとくかわし、天才的な動きを見せますが、相手を倒し得るだけのパワーはまだないようで、判定でも決着がつかず延長へ。延長戦では野杁がローキックを巧く当てながら相手に攻撃させずにポイントをかせぎ、判定勝ちしました。
準決勝
大和哲也 vs 卜部功也○
卜部は前試合でのローキックが効いているようで、ローキックを撃たせないような攻撃で試合を組み立てます。それに対応出来ない大和は手数が稼げません。卜部はローキックを撃たせないように足を出しながらもパンチを的確にヒットさせて、手数で判定勝ちしました。
○久保優太 vs 野杁正明
お互いに的確に攻撃をヒットさせるタイプとして同じようなファイトスタイルですが、久保の方が体格的に大きいので野杁の方が消耗が大きく、野杁も攻撃しますが、ダメージを与えられず、判定で小保が勝ちました。
スーパーファイト
○佐藤嘉洋 vs アルバートクラウス
佐藤はいつものローキックからの組み立てですが、クラウスは構わず前に出てきて攻撃します。前に出て来るタイプは結構さばける佐藤ですが、クラウスは最後まで和えに出てくるタイプなので、最後は佐藤もパンチで応戦して、撃たれながらも最後はクラウスをぐらつかせたので、判定で佐藤が勝ちました。
決勝
久保優太 vs卜部功也
久保は迷う事無くローキック攻撃に徹します。卜部も我慢しながら頑張りますが、あまりにも連打されるので、ローが効いている事を隠す事も出来なくなりますが、それでもパンチを繰り出します。久保は結構パンチをもらいますが、徹底的にローキックにこだわりますが、KOする事は出来ず、判定で久保が優勝しました。去年は期待されながらも頂点には立てなかったので、雪辱を果たした事になります。

63k以下級というのは、K-1甲子園組がプロになって幅が広がっています。KOがないので、実力は均衡していると思います。ここで飛び抜けるような存在となるのは誰になるのでしょうか。まだ現時点では優勝した人も1回戦負けした人も、実力の差は無いと思います。

気になるのは、この後もテレビ放送が無いのかという事です。3D放送も視野に入れていたはずですが、いろんな未来の可能性が閉ざされてしまったような残念な気持ちになります。新しい才能が沢山控えているので、格闘技のテレビ放送を消して欲しくありません。DREAMもスカパーでしか見れない状態になっていますので、一般のテレビ局の采配にゆだねるしか無いのですが、テレビ放送も、もっと豊かな文化を発信出来るよう努力して欲しいと思う今日このごろです。

佐藤嘉洋 vs アルバートクラウス

久保優太 vs 野杁正明

大和哲也 vs HIROYA
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[20110625]

NowNow
(2003/01/01)
Peter Frampton

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2003年の作品です。又しても長いインターバルをおくようになりましたが、それだけ充実した内容の作品を生み出しています。もう髪の毛も薄くなったフランプトンですが、そのサウンドはまだまだ若々しいものです。熟練の旨味も加わり、これまでの作品の中でも音楽の完成度は一番高いものになっています。これは人気がぶり返してきたのも頷けます。ちょっとオルタナな作風にもなっているでしょうか。昔のままではないのに彼らしい作品です。

1. Verge Of A Thing
2. Flying Without Wings
3. Love Stands Alone
4. Not Forgotten
5. Hour Of Need
6. Mia Rose
7. I'm Back
8. I Need Ground
9. While My Guitar Gently Weeps
10. Greens
11. Above It All
12. No Going Back
13. Cleveland
14. How Long Is Forever

何よりも、売れようとして力んでいないで、自然にいい音楽を創る事だけに集中している事が分かります。ジョージハリソンのWhile My Guitar Gently Weepsをカバーしていますが、あの頃の雰囲気、つまりブリットポップの幸福だった頃の雰囲気を大事にしているようにも感じます。ギターもナチュラルサウンドのいい響きを活かしています。歌を歌うフランプトンはジェフベックの方向へは行かず、クラプトンの方向へ行こうとしているのでしょうか。

大人びた雰囲気もありますが、ギターソロは若々しいです。実にバランスいいのです。I Need Groundではシタールとタブラのサンプリングループで、デジタルサイケな曲もやっています。落ち着いた感じがあるにもかかわらず挑戦的な姿勢を貫いている所が心地いいのです。これまでの作品の中でも最高の出来映えです。ギタリストであり、シンガーでもあるピーターフランプトンならではの最高傑作だと思います。素晴らしい名盤です。

Verge Of A Thing

Not Forgotten

Hour Of Need
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[20110625]

Peter FramptonPeter Frampton
(2008/04/01)
Peter Frampton

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94年の作品です。前作からは5年ぶりの作品ですが、相当な自信作となったのでしょう。名前をそのままアルバムタイトルにしています。時代も変わり、ブリットポップが脚光を浴びる中、自分の持ち味であるサウンドをそのまま出してもおかしくない時代になったので、非常に素直でいい音楽を創りだしています。その自然な感じがジャケットからも伝わっており、このアルバムは結構売れました。

1. Day in the Sun
2. You Can Be Sure
3. It All Comes Down to You
4. You
5. Can't Take That Away
6. Young Island
7. Off the Hook
8. Waiting for Your Love
9. So Hard to Believe
10. Out of the Blue
11. Shelter Through the Night
12. Changing All the Time
13. You Can Be Sure [Live/Acoustic]
14. Baby, I Love Your Way [Live/Acoustic]
15. All I Wanna Be (Is by Your Side)
16. Show Me the Way [Live/Acoustic]

昔ながらのブランプトンらしい素晴らしい曲が並んでいます。気になるのが、彼の歌声がフィルコリンズにそっくりな事です。80年代に相当手本としていたのでしょう。でもサウンドはイギリスらしいポップスとサザンロックのような70年代サウンドに戻っています。ギタリストとしても久々に弾きまくっています。そして楽曲が良く出来ているので、このアルバムは売れてしかるべきものだと思います。

アイドル扱いされていた若い頃に比べると、おっさんになってきているので、その実力がストレートに伝わるようになっています。元々、自分なりの音楽的なアイデアを持っている人なので、自由に音楽が創れる状態になった事で、素晴らしいアイデアが詰まった作品になっています。暗黒の80年代から脱して、90年代になるとベテラン勢はいい作品を創るようになります。彼も例外ではありません。これは素晴らしいアルバムです。名盤です。

Day in the Sun

You Can Be Sure

It All Comes Down to You
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[20110625]

When All the Pieces FitWhen All the Pieces Fit
(1989/09/18)
Peter Frampton

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When All the Pieces FitWhen All the Pieces Fit
(1989/09/18)
Peter Frampton

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同級生、幼なじみでもあるデヴィッドボウイのツアーにギタリストとして参加してから、まだフランプトンは現役で頑張っているんだという事が世界中に知れ渡り、このあたりから徐々にフランプトンの注目度が上がり、売り上げも向上していきます。地道にやってきた事が、又報われようとしています。そんな時期に出されたアルバムです。

1. More Ways Than One
2. Holding on to You
3. My Heart Goes Out to You
4. Hold Tight
5. People All over the World
6. Back to the Start
7. Mind over Matter
8. Now and Again
9. Hard Earned Love
10. This Time Around

サウンド的には、当時のジェネシスの作品にそっくりです。打ち込みもあり、ギターアレンジもつまらないありきたりのものになっています。しかし、それが当時の売れるサウンドであり、PVもしっかり創って、今度は多少反響が出るようになります。ありきたりなサウンドを創っていますが、それでも曲は良い曲を書いています。注目されるようになったと言っても、ファンだった人が多少戻った程度で、大きなヒットは望めません。

やはり大きなヒットを出すには、フランプトンならではの曲調が必要だと思います。こんな誰でもやるような音楽をやる為にソロ活動を始めたのではないと思いますので、初心に返って、やりたい音楽をやる事が、本来のファンを取り戻す事に繋がると思います。こういう音楽は別に彼がやらなくてもいい音楽です。しかし生活していくたまには、こういう妥協もしょうがないのかもしれません。でも出来はいい作品です。

More Ways Than One

Holding on to You

People All over the World
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[20110624]

PremonitionPremonition
(1989/01/11)
Peter Frampton

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PremonitionPremonition
(1989/01/11)
Peter Frampton

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86年の作品で、売れる為にはなりふり構わないという感じで、思いっきり80年代サウンドになっています。曲もしっかり良い曲を創っていますし、ギターソロもヴァンへイレンのような流暢なフィンガリングに徹するなど、流行の傾向と対策がしっかり行われています。しかし、一度落ちた人気はなかなかとりかせません。当時のフォリナーの作品に比べても、断然こちらの方がいい作品なのですが、へなちょこフォリナーの作品の方が売れるというのが現実でした。

1. Stop
2. Hiding from A Heartache
3. You Know So Well
4. Premonition
5. Lying
6. Moving A Mountain
7. All Eyes On You
8. Into View
9. Call Of The Wild

コードもデジタルシンセのドローンサウンドだったり、サンプラーのチョッパーベースを使ったりと、流行の音源は使いたい放題です。ギターのアレンジも控えめにはなっていますが、当時の流行に比べると、まだまだ弾きまくっています。ここでフランプトンが思い違いをしているのは、当時の流行のアメリカのMTV的なサウンドよりも、次の段階としてイギリス的なサイケサウンドが新しかったのに、売れない事での焦りからか、時代の行く末を見極める事が出来ず、既に廃れ始めているサウンドに固執している事です。

だから、どんなに良い曲を創っても、掃いて捨てるほどある、こうしたサウンドにしてしまった事によって、なおさら売れませんでした。作品としての出来はいいのに、次に何がくるのか見極めないと時代の流れから振り落とされてしまうほど、激動の時代だったのです。現在のように十何年も新しいサウンドが生まれない停滞しているような状況ではなかったのです。ベテランになるほど、時代の流れを見失ってしまったミュージシャンが数多くいます。しかし、その中でもフランプトンはしっかりと自分のカラーは打ち出しながら曲を創っているのは凄い事だと思います。そして徐々に彼がまだ現役で頑張っている事が世間に知れ渡るようになっていくのでした。

Stop

Hiding from A Heartache

You Know So Well
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[20110623]

アート・オブ・コントロール(紙ジャケット仕様)アート・オブ・コントロール(紙ジャケット仕様)
(2010/04/01)
ピーター・フランプトン

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82年の作品です。売れなくなって焦ったのか、早いインターバルで作品を出しています。ニューウェイヴ、テクノ時代に対応すべく、シンセサイザーも使用したり、シンプルなロックンロールに徹しています。パンク世代にも受け入れられるように、60年代風のスリーコードなビートロックを元にして、何とか80年代にも受け入れられるように気を使っていますが、ニューウェイヴの本質が理解出来ていないので、オールドウェイヴにしか聴こえません。

1. I Read the News
2. Sleepwalk
3. Save Me
4. Back to Eden
5. An Eye for an Eye
6. Don't Think About Me
7. Heart in the Fire
8. Here Come Caroline
9. Barbara's Vacation

プロデューサーにEddie Kramerを迎えていますので、ハードロックアルバムとしては素晴らしいものですが、Eddie Kramerも70年代の人ですから、既成のロックとは違う、新しい若者によるロックを生み出そうとした、初期のパンクやニューウェイヴの志を分かっているものがいない環境では、感覚がずれているようにしか聴こえません。MTV用にPVも創っていますが、FramptonのPVなんて当時は見た事がありません。それだけ全く相手にされていなかった時期なのです。

ニューウェイヴにはなっていない作品ですが、ビートロック作品としてはさすがに素晴らしい内容になっていると思います。何とかヒット曲が欲しかったのでしょうが、ポップでキャッッチーな曲を創っていますが、ギタリストとしてもヴァンへイレンのような新しいギターヒーローが登場している中では、Framptonはテクニックがあっても古いタイプのギタリストでしかないのです。アメリカンハードロック化していますが、これを売り出す為には相当なプロモーションが必要だったでしょう。アメリカンハードロックアルバムだと思えば、良く出来ている作品です。

I Read the News

Sleepwalk

Save Me
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[20110622]

Breaking All the RulesBreaking All the Rules
(2005/09/13)
Peter Frampton

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81年の作品で、この頃から全く世間の記憶から失われた存在となりました。それだけ時代は大きな転換期を迎え、Framptonの新作が出ているとか、今どうしているのだろうかとさえ思われなくなってしまいます。しかし、当の本人はめげずに作品を出し続けます。このアルバムではSteve LukatherやJeff PorcaroなどのTOTOのメンバーを招いて、80年代にも適応出来るサウンドを創ろうとしています。

1. Dig What I Say
2. I Dont Want To Let Go
3. Rise Up
4. Wasting The Night Away
5. Going To L.A
6. You Kill Me
7. Friday On My Mind
8. Lost A Part Of You
9. Breaking All The Rules

Dig What I Sayでは珍しくファズをかけたギターで斬新なアレンジを創っていますが、当時これが斬新なサウンドだと思えた人がどれほどいたのでしょうか。シンセサイザーも入っていますが、ギターでシンセに負けないような音を出しているのです。かなりギタリスト的な作品ですが、時代はギターヒーローからシンセが主役となっている時代なので、ここまでギターを弾きまくっている作品はオールドウェイヴと呼ばれていたのです。

しかしギターアルバムとしては素晴らしい内容で、前作が地味だった分、このアルバムのアレンジはしっかりと練り込まれています。TOTOっぽい曲もありますが、完全にFrampton風の仕上げています。Friday on My MindはEasybeatsのカバーで、同級生のデヴィッドボウイもカバーしていた曲です。これが70年代に出されていたらヒットしていたでしょうが、もうしばらくFramptonが新作を出している事すら知らされないような時代が続きます。それでもいい作品を創り続ける意思は持ち続けています。

Dig What I Say

I Don't Wanna Let You Go

Rise Up
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[20110621]

Where I Should BeWhere I Should Be
(2004/05/11)
Peter Frampton

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このアルバムまでは何とか注目されています。しかし、ここから徐々に売り上げが落ちていき、そして全く注目されなくなってしまいます。時代がパンク、ニューウェイヴの台頭で、Framptonのように商業的に成功したミュージシャンは目の敵にされていたからです。この時期は来日もして、映画のサージェントペッパーにも出演していたので、まだスター扱いでしたが、やがて新しい時代の流れに埋もれてしまいます。

1. I Cant Stand It No More
2. Got My Feet Back On The Ground
3. Where I Should Be (Monkeys Song)
4. Everthing I Need
5. May I Baby
6. You Dont Know Like I Know
7. She Dont Reply
8. Weve Just Begun
9. Take Me By The Hand
10. Its A Sad Affair

アルバムの内容は、ソウルミュージックとロックの融合が更に進んで、統一感がありますが、前作に比べると目玉となる曲が無く、地味な感じですが、Steve CropperやBob Mayo、Donald "Duck" DunnやTower of Powerが参加しています。つまり、リズム&ブルース色が強調されているのです。ベテラン達と対等に渡り合える軸力を持っていながら、時代がそれを必要としなくなっていくのです。このままフュージュン系に進んでいけば、まだ需要はの残っていたと思います。現にセロニアスモンクのトリビュートアルバムでは素晴らしいインストを演奏しているからです。

しかし、あくまでもポップ路線にこだわる事で、一時忘れ去られるようになりますが、最近は又人気が出てきます。ソロ活動を始めたばかりの報われない日々を経験しているだけに、売れなくなっても自分を貫き通す頑固さがあるのでしょう。しかし、このアルバム、マニアックにリズム&ブルースしている為に、シングルヒットしそうな曲ありません。そこまで気を使っていれば、なんとか生き残る事も出来たのでしょうが、せっかくやってきた絶頂期もここまでです。

I Cant Stand It No More

Got My Feet Back On The Ground

Where I Should Be (Monkeys Song)
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[20110620]

I\'m in YouI\'m in You
(2000/08/01)
Peter Frampton

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アイム・イン・ユー(紙ジャケット仕様)アイム・イン・ユー(紙ジャケット仕様)
(2010/04/01)
ピーター・フランプトン

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ビッグヒットライブアルバムの後に初めてリリースされたスタジオ作品という事で、世界中が注目するプレッシャーの中、ニューヨークはElectric Lady Studiosでレコーディングされたアルバムです。果たして人気は継続するのかと思われましたが、見事に期待以上の作品を創り上げました。ライブアルバムでつかんだファンはそのまま、この作品にも満足し、その人気を絶対的なものとしました。元々素晴らしい作品を創り続けてきただけに、注目されれば、それだけ評価される内容を持っているのです。

1. I'm In You
2. (Putting My) Heart On The Line
3. St. Thomas (Don't You Know How I Feel)
4. Won't You Be My Friend
5. Don't Have To Worry
6. Tried To Love
7. Rocky's Hot Club
8. (I'm A) Roadrunner
9. Signed, Sealed Delivered (I'm Yours)

ほとんどの曲がギターで創られていますが、タイトル曲のI'm In Youはキーボードで創られています。A.O..R.のようにフュージュンを取り入れたロックが流行っていただけに、きちんとそれに対応した楽曲を創っています。当時絶好調だったWINGSの作品と聴き比べても見劣りしないだけの作品になっています。特にI'm In Youはシングルヒットしました。そしてStevie Wonderのカバー曲Signed, Sealed Deliveredもシングルヒットしました。選曲が素晴らしいです。そのStevie WonderがRocky's Hot Clubでハーモニカを吹いています。Mick Jaggerも遊びにきてタイトル曲とTried to Loveでバックコーラスで参加しています。

ファーストアルバム以来となるRingo Starrも参加しています。トーキングモジュレーターも効果的に使われています。Roadrunnerはロックンロールのスタンダードナンバーで、ロックミュージシャン、ギタリストとしての力量も存分に発揮しています。さすがに売れた事で気を良くしてレコーディング出来ているだけに、昔のスタジオアルバムよりも格段に完成度が増しています。ライブアルバムに引けを取らないくらいの名盤です。

I'm In You

(Putting My) Heart On The Line

St. Thomas (Don't You Know How I Feel)
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[20110619]

Frampton Comes AliveFrampton Comes Alive
(1998/07/28)
Peter Frampton

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それまでのアルバム売り上げ記録を塗り替えた歴史的名盤です。1200万枚も売り上げたモンスターアルバム。しかもアナログ盤で2枚組のライブアルバムであります。この作品によって、これまでの報われなかったものが全て報われて、一躍時代の寵児となりました。ライブアルバムは売れると言う考えが各レコード会社に生まれ、この作品の影響は、その後の多くのライブアルバムを生み出す事になります。

1. Something's Happening
2. Doobie Wah
3. Show Me The Way
4. It's A Plain Shame
5. All I Want To Be (Is By Your Side)
6. Wind Of Change
7. Baby, I Love Your Way
8. I Wanna Go To The Sun
9. Penny For Your Thoughts
10. (I'll Give) You Money
11. Shine On
12. Jumping Jack Flash
13. Lines On My Face
14. Do You Feel Like We Do

これまでのソロ活動は全くぱっとしないものでしたが、地道にライブ活動を続け、アメリカの小さな街でもどさ回りして、その人気を徐々に増していきます。そのアメリカでの熱狂的なライブを収めたこのアルバムは、シングルカットも多く出して、歴史を塗り替えるようなビッグヒットとなっていきます。まず日本ではShow Me The Wayが大ヒットします。スタジオバージョンでは売れなかったのに、ライブになった途端売れたのです。特に注目されたのはトーキングモジュレーターの使用です。スタジオバージョンよりも、こなれてスムーズな演奏になっています。このギターの音なのに歌っているような不思議な音は、瞬くまにヒットチャートをヘビーローテーションして、曲の良さと相まって大ヒットしていきます。

その他にもBaby, I Love Your Way、Do You Feel Like We Doが大ヒット、日本では更にSomething's Happeningがシングルカットされ、売り上げに更に拍車をかけていきます。この作品以降は、もう野球のスタジアムを満杯にするほどの人気で、スタジアムでコンサートを開くと言う走りになっていきます。一人のミュージシャンに、それだけの人間が集まってくるのです。ロックという商売も、この辺りから桁が違う儲けを生み出すようになっていきます。当時はフリートウッドマックの噂と共に、それまでの概念を覆すような売り上げを生み出しています。正に歴史を動かした大名盤なのであります。

Something's Happening

Doobie Wah

Show Me The Way
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[20110619]

FramptonFrampton
(2006/04/18)
Peter Frampton

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プロデューサーChris Kimseyと創り上げてきたソロアルバムがやっと売れ始めた作品です。ベースはAndy Bownに代わっていますが、ドラムはJohn SiomosでこれもCAMELの続編的な構成です。楽曲の良さがやっと認められたのか、このアルバムは売り上げが伸びていきます。フランプトンは売れなくても腐らずに、地道にライブ活動を続けていき、アメリカの各地を細かく回っていき、その努力が次回作のライブアルバムにより世界的なヒットへと結びついていきます。このアルバムはその前哨戦となります。

1. Day's Dawning
2. Show Me The Way
3. One More Time
4. The Crying Clown
5. Fanfare
6. Nowhere's Too Far (For My Baby)
7. Nassau
8. Baby I Love Your Way
9. Apple Of Your Eye
10. Penny For Your Thoughts - (I'll Give You) Money

彼の最大のヒット曲となるShow Me The Wayのスタジオバージョンがこのアルバムに収められています。フランプトンはマルチプレイヤーとして、ギター以外にもオルガンなどの楽器を担当して、少ない制作費で完成度の高い作品を生み出しています。エコですね。気になるのはジャケットのTシャツです。まるでSteve Marriottがシャウトしているようなデザインです。Baby I Love Your Wayもライブバージョンでヒットした曲で、売れる要素は前からしっかり持っていたのです。ライブバージョンでもトレードマークとなっているトーキングモジュレーターも、このアルバムかr扱い始めています。これもジェフベックからの影響なのですが、それを見たジェフベックはトーキングモジュレーターの使用を辞めてしまいます。

彼のもう一つのトレードマークである、ギブソンのレスポールカスタムのスリーピックアップモデルも、このアルバムのジャケットから登場しています。日本ではまだ当時はHumble PieにいたPeter Framptonは知っていても、ソロで活動しているPeter Framptonの認識はありませんでした。しかし、やがて彼はアメリカではスタジアムを満杯にして熱狂させるほどの人気を獲得していく事になります。報われなかった努力が、このアルバムを境に大きく変わっていく事になるのです。ただ、まだここまでは知名度が世界的にはなっておらず、このアルバムもそこそこ売れたという程度です。でも売れなきゃおかしいというくらいのレベルを既に示しています。

Day's Dawning

Show Me The Way

The Crying Clown
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[20110619]

Somethin\'s HappeningSomethin\'s Happening
(2000/08/22)
Peter Frampton

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又ソロ活動に戻ったフランプトンですが、バックメンバーはCAMELのRick WillsとJohn Siomosで、それにNicky Hopkinsが加わっているだけなので、CAMELのセカンドアルバムだと思ってもいいくらいです。ジャケットはヒプノシスが製作しており、各メンバーの顔に水がかけられている写真になっています。当時のブリティッシュポップ作品としても、かなり高いレベルの出来映えなのに、やはり当時は売れませんでした。

1. Doobie Wah
2. Golden Goose
3. Underhand
4. I Wanna Go To The Sun
5. Baby (Something's Happening)
6. Waterfall
7. Magic Moon (Da Da Da Da Da!)
8. Sail Away

タイトル曲のSomething's Happeningは後にライブバージョンでヒットする曲ですので、ヒット出来るだけのポテンシャルは持っている作品です。Doobie Wahは当時出てきたウェストコーストのDoobie Brothersに触発されて創られた曲です。m7thコードをテンションとしたフュージュンの要素を含んだ新しいアメリカンロックのスタイルは、他の曲にも反映していて、第二期ジェフベックグループ以降、ロックにもソウルやフュージュンとの融合が始まります。その新しい流れに敏感に反応しています。

それでいてアコースティックなブリットポップが基本となっている。当時のブリットポップの最先端をいっているサウンドです。これが当時は評価されなかったというのが、まだ早過ぎたという事だったのでしょうか。ギターも多重録音で、スライドギターなど、細かな音色の配分が行き届いています。兎に角フランプトンはレスポールのナチュラルサウンドの活かし方が巧いので、ギタリストとしても注目すべき点がかなり多いです。ファンキーなフュージュンポップロックの名盤です。

Doobie Wah

Underhand

I Wanna Go To The Sun
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[20110619]

Frampton\'s CamelFrampton\'s Camel
(2000/08/22)
Peter Frampton

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フランプトンがMick Gallagherと結成したバンド、CAMELの唯一のアルバムです。ソロ活動では売れなかったのでバンドで心機一転頑張っていこうとしたみたいです。メンバーは他にベースのRick Wills、ドラムのJohn Siomosです。ファーストと同じようにアコースティックな曲が多いですが、ファンキーでソウルフルな曲もあります。ソウル路線に進んだSteve Marriottとの音楽的な相違があったにもかかわらず、フランプトンもソウルミュージックは好きだったのです。

1. I Got My Eyes On You
2. All Night Long
3. Lines On My Face
4. Which Way The Wind Blows
5. I Believe (When I Fall In Love With You It Will Be Forever)
6. White Sugar
7. Don't Fade Away
8. Just The Time Of Year
9. Do You Feel Like We Do

バンドサウンドにはなっていますが、ファースト同様、緻密なアレンジが施されていて、ソロ作品とそれほど違いはありません。後にライブバージョンでヒットを飛ばすDo You Feel Like We Doはこのアルバムに入っています。それなのにこの時期の作品は全く売れませんでした。内容はいいだけにこれがこのまま日の目を見なかったのかと思うと、もったいない感じがします。フランプトンの努力が実って後にブレイクした事によって、この時代の作品も後追いで売れていきます。

ポップアルバムとしても、当時のウィングスなどに負けないくらいの密度を持っていると思います。フランプトンの作曲能力の高さは、ソロ活動になって開花しています。I Believe だけはStevie Wonderのカバーです。フランプトンはStevie Wonderが好きなみたいで、よく彼の曲を取り上げています。つまりソウルミュージックも好きなのです。というか、ギタリストとしてジェフベックが好きなので、その影響もあるのかもしれません。バンドとしてはMick Gallagher が妻の看病の為にバンドを離れ、そのまま戻らなかったので、バンドは自然消滅。作品はこのアルバムのみとなりました。

I Got My Eyes On You

All Night Long

Lines On My Face
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[20110618]

Wind of ChangeWind of Change
(2000/08/22)
Peter Frampton

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70年代で忘れてはいけないのがピーターフランプトンです。歴史的な名盤Frampton Comes Alive! で一躍時の人となるのですが、最初は、既に紹介済みのThe Herdというバンドから始まりますが、アイドル的な扱いに嫌気がさしてSteve Marriottと共に本格的なロックバンドHumble Pieを結成、スターダムを駆け上がっていたのですが、Steve Marriottとあわずにソロ活動をする事になります。そのファーストアルバムがこの作品です。

1. Fig Tree Bay
2. Wind Of Change
3. Lady Lieright
4. Jumping Jack Flash
5. It's A Plain Shame
6. Oh For Another Day
7. All I Want To Be (Is By Your Side)
8. The Lodger
9. Hard
10. Alright

ソウルフルな曲がやりたかったSteve Marriottとは違い、アコースティックな曲をやりたかったフランプトンはHumble Pieを脱退してソロ活動をスタートさせます。ですからこのアルバムはトラディショナルでアコースティックなサウンドになっています。オーケストラも導入するなど、かなり力が入っています。バックミュージシャンも豪華で、Mick Jones、Klaus Voorman、Billy Preston、Jim Price、そしてRingo Starrという、当時のイギリスでのトップミュージシャンが集まっています。それだけお金をかけているのですが、ソロ活動を始めたフランプトンは昔ほど売れませんでした。しばらく低迷時期に入ります。

しかし、作品は素晴らしいものを残しています。それが後のライブでの大ヒットに繋がるのですが、それまでは忍耐の時期となります。彼のトレードマークはレスポールで、Humble Pie時代から、レスポールの素晴らしいサウンドをいつも響かせています。このアルバムでもレスポールのカッコいい音を堪能出来ます。ストーンズのカバーJumping Jack Flash以外は全てオリジナル曲で、トラディショナルロックやジョージハリソン辺りのいい感じの曲調を創っています。しかし、ファンはHumble Pieのようなものを求めていたのでしょう。売り上げは伸びませんでした。しかし、それでも素晴らしいアルバムに仕上がっています。

Fig Tree Bay

Wind Of Change

Lady Lieright
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[20110618]

PromisePromise
(2010/11/16)
Bruce Springsteen

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2010年にリリースされた今の所の最新作ですが、このアルバムの音源は明日なき暴走から闇に吠える街を発表するまでの契約問題の為にオクラになっていた音源を編集して一つの新しい作品としてリリースした未発表作品になります。最初のブレイクを果たした絶頂期の作品だけに、ファンにとってはたまらない作品になっています。あまりオーヴァーダブされていないので、当時の空気感がそのまま味わえます。

ディスク:1
1. Racing In The Street ('78)
2. Gotta Get That Feeling
3. Outside Looking In
4. Someday (We'll Be Together)
5. One Way Street
6. Because The Night
7. Wrong Side Of The Street
8. The Brokenhearted
9. Rendezvous
10. Candy's Boy
ディスク:2
1. Save My Love
2. Ain't Good Enough For You
3. Fire
4. Spanish Eyes
5. It's A Shame
6. Come On (Let's Go Tonight)
7. Talk To Me
8. The Little Things (My Baby Does)
9. Breakaway
10. The Promise
11. City Of Night

パティスミスに提供していたBecause The NightのSpringsteenバージョンが収められています。当時のパンクの走りとなった曲で、多くのミュージシャンが影響を受けていた曲でもあります。当時のSpringsteenのスタイルはフィルスペクターのウォールオブサウンドを取り入れた新しいアメリカンロックの疾走感を生み出していましたが、このまだリミックスされていないようなこのアルバムを聴くと、アメリカンポップスを基本としていた事が浮き彫りになります。

この作品を新作としてリリースするなら、それなりのリミックスをしていればきっと売れていたでしょうが、そのままの音源を作品にしているので、売り上げはあまり伸びませんでした。どちらが良かったかは意見が分かれる所ですが、この音源を作品として日の目を見せてくれたSpringsteenには感謝です。当時通用するような曲はリリースされているので、ポップな曲ばかりが残っているような感じもします。それが最近のSpringsteenの作品とシンクロする部分もあるので、この時期でのこの作品のリリースはいい判断だったのかもしれません。

Racing In The Street

Gotta Get That Feeling

Outside Looking In
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[20110618]

Working on a Dream (W/Dvd)Working on a Dream (W/Dvd)
(2009/01/27)
Bruce Springsteen

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ベテランとなってからは時間を置いて作品をリリースしていましたが、最近は短いスパンで作品をリリースしています。このアルバムは2009年の作品で、前作からは1年半しかたっていません。それだけ絶好調なのでしょう。今回もE Street Bandとの共演ですが、メンバーのPhantom”Danが亡くなっており、彼への追悼盤となっています。音楽的にはポップなロックンロールというスタイルは続いており、勢いだけではない作曲が出来ているようです。

1. Outlaw Pete
2. My Lucky Day
3. Working On A Dream
4. Queen Of The Supermarket
5. What Love Can Do
6. This Life
7. Good Eye
8. Tomorrow Never Knows
9. Life Itself
10. Kingdom Of Days
11. Surprise, Surprise
12. The Last Carnival
13. The Wrestler

Outlaw Peteはポップなロックンロールですが、スキャットの旋律がKISSのI Was Made For Loving You Babyって感じで笑えます。My Lucky Dayは70年代の頃を思わせます。この疾走感はしばらくありませんでしたので新鮮です。やっとE Street Bandらしい演奏が表現出来るアレンジになっています。若々しくも、懐かしくもありますが、決して懐古主義になっていない所が評価されていると思います。このアルバムも大ヒットしました。年を取って無駄な筋肉がそぎ落とされたいい感じの作品です。

E Street Bandと創り上げてきたサウンドを再び楽しんでいるような穏やかな内容です。渋い音楽も創ってきましたが、それももう卒業して、Bruce Springsteenというミュージシャンならではの音楽を創る楽しみを満喫している感じです。まるで若手の作品のように初々しささえ感じさせます。流行に関係なく、こうした作品が売れるという事はいい事だと思います。まだまだ衰えない創作意欲が素晴らしいです。

Outlaw Pete

My Lucky Day

Working On A Dream
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[20110618]

MagicMagic
(2007/10/02)
Bruce Springsteen

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又、E Street Bandを復活させた2007年の作品です。90年代からの絶好調さは続いており、オルタナという後輩のムーヴメントを拝借しながらも、自分のロックンロールを貫いています。音楽的にはトムペティーっぽい曲が多くなっています。Clarence Clemonsのサックスソロが復活しているので、昔を思い出す人も多いと思いますが、70年代の頃とは違う吹っ切れたようなおおらかさがあります。

1. Radio Nowhere
2. You'll Be Comin' Down
3. Livin' In The Future
4. Your Own Worst Enemy
5. Gypsy Biker
6. Girls In Their Summer Clothes
7. I'll Work For Your Love
8. Magic
9. Last To Die
10. Long Walk Home
11. Devil's Arcade
12. Terry's Song

今回Springsteenはプロデュースには関わっておらず、Brendan O'Brienに任せっきりになっています。それがこの贅肉を落としたようなしまった感じになっているようです。歌い方は相変わらず字余りですが、アクが無く、清々しささえ感じさせます。アメリカンロックのあり方としてトムペティーを参考にしているのでしょうか。70年代の頃に比べるとパンチが足りない感じですが、悪くありません。売り上げも上々で多くの国で1位に輝いています。

ピートシーガーセッションの頃のような音楽を楽しむという姿勢は、このアルバムにも活かされており、力任せに歌っていたような若い頃とは明らかに違う包容力を感じさせます。ロックンロールというよりはポップな作品です。だから若いファンも、中年ファンも満足出来るものになっていると思います。しかし、タイトルのMagicとは、現実的な歌が多い彼の作品にしては不似合いなタイトルだと思います。

Radio Nowhere

You'll Be Comin' Down

Livin' In The Future
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[20110617]

We Shall Overcome: The Seeger SessionsWe Shall Overcome: The Seeger Sessions
(2006/04/25)
Bruce Springsteen

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2006年に発売されたこのアルバムは、Springsteen初のふるカバーアルバムになっています。題材はアメリカンカントリーフォークの巨匠Pete Seegerです。ウディガスリーではなくPete Seegerのカバーを歌うという事で、意表をついている所が心憎いです。しかもSpringsteenがいつも以上に活き活きと力一杯歌っています。ジョンレノンにしても自分の曲よりもカバー曲を歌った方が活き活きとする所がありましたが、それだけリスペクト具合が高いのでしょう。

1. Old Dan Tucker
2. Jessie James
3. Mrs. McGrath
4. Oh, Mary, Don't You Weep
5. John Henry
6. Erie Canal
7. Jacob's Ladder
8. My Oklahoma Home
9. Eyes On The Prize
10. Shenandoah
11. Pay Me My Money Down
12. We Shall Overcome
13. Froggie Went A-Courtin'
14. Buffalo Gals (bonus track)
15. How Can I Keep From Singing (bonus track)

Pete Seegerはギターではなくてバンジョー奏者だったので、バンジョーが全編にフューチャーされています。この作品を創る為に集められたメンバーでのセッションは一発録りにこだわっています。昔のレコーディングはダビングが出来なかったので一発録りが当たり前だったからです。ただカバーしているだけではなく、曲の持ち味はそのままに、ホーンやバイオリンなどのアレンジをつけて豪華なサウンドにしています。

Springsteenにとってはお馴染みの曲なので、歌い慣れているのでしょう。とても気持ち良く歌っています。オリジナルでもこれだけの歌いっぷりを出してくれていたらもっと好きになれていたのに、と思ってしまいます。それだけオリジナル以上に思い入れたっぷりです。パフォーマンス的にはこれまでの作品の中でも最高のものでしょう。本場アメリカでは馬鹿受けなのでしょうが、日本でもこの音楽の楽しさは十分楽しめます。

Old Dan Tucker

Jessie James

Mrs. McGrath

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[20110617]

Devils & DustDevils & Dust
(2005/04/26)
Bruce Springsteen

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2005年の作品でプロデューサーは前作同様Brendan O'Brienです。今作は基本トリオ構成での演奏になっており、ギターボーカルのSpringsteen、ドラムのSteve JordanにベースのBrendan O'Brienの演奏にバイオリンやキーボードが加わって来るもので、内省的なThe Ghost of Tom Joadがトリオ編成になったものと思っていただければいいと思います。ですから基本フォークロックです。

1. Devils & Dust
2. All The Way Home
3. Reno
4. Long Time Comin'
5. Black Cowboys
6. Maria's Bed
7. Silver Palomino
8. Jesus Was an Only Son
9. Leah
10. The Hitter
11. All I'm Thinkin' About
12. Matamoras Banks

70年代のSpringsteenはボブディランの影響を受けたと言いながらも、全く別の音楽をやっていました。しかし、フォークロックをやるようになって、ボブディランのような楽曲が多くなってきました。今作もそれが色濃く感じられます。ヨーデルの流れを汲むカントリーのファルセットを用いるなど、アメリカのルーツミュージックを継承しながらも、現代的なアメリカの現実を浮き彫りに歌い上げています。

内省的的ではありますが、多少外に向かっている内容な為か、このアルバムも1位の売り上げを記録します。非常にアメリカの良心的な作品ではありますが、世界のファンが受け入れているのです。カントリーロックとしてケルトミュージックに傾倒している部分も、この時期の作品には多いものです。アメリカのルーツミュージックとして、世界的な民族音楽も浮き彫りにしたようなエクソダス的な作品だと思います。

Devils & Dust

All The Way Home

Reno
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[20110617]

RisingRising
(2002/07/30)
Bruce Springsteen

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未発表曲も収められていたベストアルバムTracksをはさんで2002年に発売された作品で、久々にE Street Bandが復活しています。プロデューサーはBrendan O'Brienで、オルタナなロックアルバムになっています。9.11以降の作品だけに、Springsteenのような影響力のあるミュージシャンがどういう態度を示すのか興味がありましたが、彼はかなりクレバーに曲によってメッセージを放っています。大切な人を失った悲しみを表現する事で、被害者としてのアメリカだけの代弁者にはならない、何を憎むべきなのかを本質的に暴いた作品になっています。

1. Lonesome Day
2. Into The Fire
3. Waitin' On A Sunny Day
4. Nothing Man
5. Countin' On A Miracle
6. Empty Sky
7. Worlds Apart
8. Let's Be Friends (Skin to Skin)
9. Further On (Up The Road)
10. The Fuse
11. Mary's Place
12. You're Missing
13. The Rising
14. Paradise
15. My City Of Ruins

9.11はアメリカにとって初めての本土を攻撃された出来事でしたが、本当の被害者はアメリカとか、中東と言った問題ではなく、いつの時代でも弱者が権力争いの犠牲者となってきた歴史において、Springsteenはあくまでも、その弱者の立場に立って歌を作っています。だから、社会的な発言をしている者よりも強く言葉が伝わってきます。当時のアメリカでは発言も規制されていましたので、ロックとしての表現としてはとても本来あるべき本質的な部分を見抜いたメッセージとなっています。やたらナショナリズムを持ち出す偽善的な発言とは全く別な者になっています。

今回の東日本大震災からも偽善的な発言をして、いい気になっている連中をよくテレビで見かけて嫌悪感を憶えますが、それに比べて、この作品でのSpringsteenは何と優しく、暖かく、逞しい事か。悲しみや怒りだけでは解決出来ない現実を包み込むようなおおらかさに満ちています。売り上げ的にも久々にトップの売り上げを記録して、その健在ぶりを魅せつけました。音楽的にも優れていて、Born in the U.S.A.なんか幼く見えてくるくらい優れた作品だと思います。U2に似てきている所もありますが、ギミックが無い分、こちらが優れていると思います。名盤です。

Lonesome Day

Into The Fire

Waitin' On A Sunny Day
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