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[20110531]

StrangerStranger
(2004/03/01)
Billy Joel

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ビリージョエルの大ブレイク作品です。このアルバムで世界的に名を挙げる事になります。日本では最初のシングル曲The Strangerだけで大ヒットしました。その後もJust the Way You Are、Movin' Out、Only the Good Die Young、She's Always a Woman To Meと立て続けにシングルカットされて、全てヒットしています。プロデュースはPhil Ramoneで、ライトフュージュンとポップスを混ぜたA.O.R.作品としてのスタイルを極めた内容になっています。

1. Movin' Out (Anthony's Song)
2. The Stranger
3. Just The Way You Are
4. Scenes From An Italian Restaurant
5. Vienna
6. Only The Good Die Young
7. She's Always A Woman
8. Get It Right The First Time
9. Everybody Has A Dream

The Strangerでのジャズバラード風のイントロに口笛から、ツィンリードによるギターイントロと印象的な内容でしたが、当時の私はハードロック、プログレばかり聴いていたので、たいしてテクニックもいらないギターフレーズなどで大ヒットなった為に、アンチビリージョエルな姿勢でした。しかし、Just The Way You Areの曲の良さは認めざるおえませんでした。一時アンチだったのですが、自分で曲を創るようになってからは、参考になる部分が多かったのでアンチは辞めました。特にJust The Way You Areは、これぞA.O.R.の名曲といえるもので、エアサプライよりもビリージョエルからA.O.Rの到来を感じていたと思います。

バックミュージシャンにはニューヨークのスタジオミュージシャン、スタッフのメンバーRichard Teeなどが参加しています。A.O.R.といってもビリージョエルの場合、テンションコードよりも分数コードを多用しています。基本はオーソドックスなコード進行なのですが、分数コードを部分的に使っただけで、これほど洗練された響きを生み出しているのです。そして歌の旋律ですか、音楽理論に長けているとテンションとなる音を絡めたりするものですが、ビリージョエルの場合はコードに対して素直な音を選んでいます。だから親しみ易くポップなのです。これは理論よりも感性に頼るべきと言う教訓となります。その方が売れるからです。A.O.R.の洗練されたアレンジでありながらロックポップスに近いスタンスが受けたのだと思います。昔はアンチでしたが、名盤としておきましょう。捨て曲がまったくありません。

Movin' Out

The Stranger

Just The Way You Are
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[20110530]

TurnstilesTurnstiles
(1998/10/20)
Billy Joel

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ブレイク前の最後のアルバムです。日本ではまだ無名に近かったのですが、ライブでは重要なレパートリーが沢山入った作品です。活動の拠点をロスからニューヨークへと変えた頃の作品で、Say Goodbye To Hollywoodはロスへの別れと、新天地ニューヨークへの思いを歌ったNew York State Of Mindなど、環境の変化をいい具合に作品に反映させています。

1. Say Goodbye To Hollywood
2. Summer,Highland Falls
3. All You Wanna Do Is Dance
4. New York State Of Mind
5. James
6. Prelude/Angry Young Man
7. I've Loved These Days
8. Miami 2017 (Seen The Lights Go Out On...

フィルスペクター調のSay Goodbye To Hollywoodは後にライブバージョンがシングルカットされてヒットしています。当時はヒットしていません。All You Wanna Do Is Danceはレゲエ調の曲で、声質、歌い方はまるでポールマッカートニーです。Jamesもそうですね。この曲は既にA.O.R.しています。まだエルトンジョンの作風に近いですが、これが洗練されればA.O.R.になります。New York State Of Mindはシングル曲ではありませんが、多くの人がカバーした名曲です。バラードの手本のような曲です。

既にヒットを飛ばせるような曲ばかりで、ここでブレイクしてもおかしくなかったのですが、ブレイクすると言う強い力を生み出すには、後サムシングワンダフルが必要だったみたいです。プロデュースも自分でやっていて、自分のスタイルがほぼ完成に近づいている作品だと思います。ニューヨークに移り住んだことによって、ビリージョエルの作風も円熟してヒットメーカーへと突き進んでいく事になります。ブレイク前の作品としては一番出来がいいと思います。アメリカンポップとしては名盤でしょう。

Say Goodbye To Hollywood

Summer,Highland Falls

All You Wanna Do Is Dance
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[20110529]

Streetlife SerenadeStreetlife Serenade
(1998/10/20)
Billy Joel

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ビリージョエル初期の名作です。まだ完全にA.O.R.する前のスタイルの中で彼らしい音楽を完成させています。他のアルバムに比べるとシングルヒット曲が少ないのですが、その分、じっくり聴かせる曲が揃っています。The Entertainerがシングルヒットしていますが、Los Angelenosのほうが有名ではないでしょうか。ピアノマンとして、ピアノバーで歌を聴かせるような俗っぽさは無く、洗練されています。

1. Streetlife Serenader
2. Los Angelenos
3. The Great Suburban Showdown
4. Root Beer Rag
5. Roberta
6. The Entertainer
7. Last Of The Big Time Spenders
8. Weekend Song
9. Souvenir
10. The Mexican Connection

クルセダーズが関わっている事から、南部のスタイルと都会的なサウンドのバランスがよく、ボズスキャッグスよりもポップスよりな感じが後になって受けるのですが、この時点では軽く見られてしまう原因でもありました。このアルバムの重要な所はSouvenirが入っている所です。彼の初期の作品の中では一番の名曲ではないでしょうか。日本ではリアルタイムではリリースされておらず、ブレイクした後で発売されました。

それほど日本ではまだ無名に近かった時期です。当時はハードロック、プログレこそが主流でギタリストが主役の時代でしたので、ピアノを弾きながら受け入れられていたのはエルトンジョンくらいしかいませんでした。売れる要素が含まれるまで、あとちょっとという感じが売れた後で聴くと新鮮に感じられます。ヒット作品に飽きた頃に聴くといいかと思います。そういう控えめな感じで聴くと以外といい作品ではないかと思える作品です。

Streetlife Serenade

Los Angelenos

The Great Suburban Showdown
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[20110529]

Piano ManPiano Man
(1973/01/01)
Billy Joel

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ビリージョエルが最初に売れたアルバムです。しかし、アメリカでは売れても世界的にはまだまだ無名でした。日本でも後追いとして売れるようになった作品です。バックメンバーにWilton Felderなどクルセダーズのメンバーが参加しており、Larry Carlton もギターを弾いています。フュージュン系のミュージシャンが参加している事で、当時はまだスタイルが確立されていなかったA.O.R.的な雰囲気も持っています。

1. Travelin' Prayer
2. Piano Man
3. Ain't No Crime
4. You're My Home
5. The Ballad Of Billy The Kid
6. Worse Comes To Worst
7. Stop In Nevada
8. If I Only Had The Words (To Tell You)
9. Somewhere Along The Line
10. Captain Jack

シングルヒットしたPiano Manはボブディランのような三拍子のフォークソングをピアノを弾きながら歌うというもので、音楽的には新しくはないのですが、ギターがピアノに変わっただけでフォークソングがこんなにも雰囲気が変わると言う驚きと、憶え易い旋律で、いつの間にか口ずさんでしまう曲になっています。彼の代表作となっているAin't No CrimeやTravelin' Prayer、The Ballad of Billy the KidやCaptain Jackなど、重要なレパートリーが入っていると言う意味でも重要なアルバムとなっています。

しかし、まだまだ日本ではこうした曲は軽い扱われ方しかされておらず、ブレイクするのはまだまだ後になりますが、アメリカではこのアルバムを足がかりに活動が活発になっていきます。当時はまだギタリストこそが花形であり、ピアノマンというのは受けなかったのです。曲は既に良い曲を書いているのですが、それが評価されるのは大ヒット曲を出すようになってからです。つまり、まだ不遇の時代から少し良くなった程度の時期の作品です。それでも彼の音楽としては、既に完成度の高いものが創られています。

Travelin' Prayer

Piano Man

Ain't No Crime
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[20110529]

Cold Spring HarborCold Spring Harbor
(1998/10/20)
Billy Joel

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70年代になると実験的なサイケサウンドも持ちついてきて、ハードロックやプログレという二大ムーヴメントがありましたが、ポップスの上でも大きな変化が現れます。洗練されているという表現でいいと思いますが、60年代との大きな違いは録音機器の発達にあると思います。ビートルズがデビューした頃はまだモノラル録音で、トラックも二つしかありませんでした。それが4トラックになるのですが、4つだけのトラックでビートルズのようなアイデアは収まりきるはずも無く、ピンポン録音を繰り返していたので音の輪郭がぼけた感じになってしまいがちでした。それが8トラックになるのですが、サージェントペッパーのようなバンド以上の音が入っている場合はやはりピンポン録音になるのです。

それが70年代になると一気に16トラックでレコーディング出来るようになります。これはバンドだけの演奏なら余るくらいで、一つの楽器に2トラックを割当て、原音とエフェクト音をミックスしたり、ドラムは2トラックを使ってステレオ録音するようになります。そうする事で音の輪郭がはっきりしてきて、立体的な演奏が明確になる事になります。ですから60年代の作品と70年代の作品では音が明らかに違います。そして優れた名曲も多く登場してくる事になります。

1. She's Got A Way
2. You Can Make Me Free
3. Everybody Loves You Now
4. Why Judy Why
5. Falling Of The Rain
6. Turn Around
7. You Look So Good To Me
8. Tomorrow Is Today
9. Nocturne
10. Got To Begin Again

ビリージョエルはピアノの弾き語りで、シンガーソングライターの部類に当たります。売れないバンドからソロデビューしたこのファーストアルバムはテープの回転数が早い状態でマスタリングされるというミスが生じ、ビリージョエルの声は少し高い感じになっており、本人は人間不信になるくらいに曰く付きの作品になっています。しかし、ピアノマンとして、エルトンジョンやギルバートオサリバンに続くソングライターとして、とても良い曲を残しています。勿論当時は全く売れなかったのですが、後にライブアルバムに収められてShe's Got a Wayはリバイバルヒットしています。

彼が売れるのは大分後になるので、不遇の時代の作品でありますが、既に優れたソングライティングが芽生えています。当時ソロ活動に入っていたポールマッカートニーに近い感じの曲が多く、Everybody Loves You Nowなど、後にライブではお馴染みになる曲も入っています。当時はシングルヒットが無ければ、こうしたポップソングは売れませんでしたので、レコード会社の売り方も巧くなかったと思いますし、何といってもビリージョエルとは思えないような声が、逆にファンにとっては貴重な作品として扱われています。

She's Got A Way

You Can Make Me Free

Everybody Loves You Now
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[20110529]

Camera ObscuraCamera Obscura
(1991/09/12)
Nico

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カメラ・オブスキュラカメラ・オブスキュラ
(2008/05/28)
ニコ

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Nicoの最後のスタジオオリジナルアルバムとなった作品です。前作は昔と同じような手法だったので、もはや80年代には前衛とは呼べないものでしたが、このアルバムはきっちり80年代でも前衛と呼べる強烈な作品に仕上げています。再びJohn Caleがプロデュースして、The Factionというユニットをバックに創り上げています。そして、イギリスジャズ界の巨匠Ian Carrが、まるで80年代のマイルスデイヴィスのようなトランペットを披露しています。

1. Camera Obscura
2. Tananore
3. Win A Few
4. My Funny Valentine
5. Das Lied Von Einsanen Madchens
6. Fearfully In Danger
7. My Heart Is Empty
8. Into The Arena
9. Konig

前作はロックなドラムが入っていたのでポップに感じましたが、この作品では民族音楽的なパーカッションをリズムとして、無国籍な旋律を絡めて、昔のようなダウナーで暗黒の冷徹さを醸し出しています。シンセも無機質なテクノ感覚で使われていて、サンプリングしている民族打楽器音と共にドイツの前衛ミュージシャンのような事をやっています。これは後のジャングルやブレイクビーツへのヒントとなる手法なので、ここでも時代を先取りしています。Ian Carrのトランペットはジャズ的ですが、時折中近東のラッパのような響きを生み出しています。

John Caleが絡んでいるので現代音楽的な音の配置になっています。Nicoの歌はより呪文度を増していますが、ジャズスタンダードのMy Funny Valentineをまともにカバーしています。今の耳で聴いても衝撃的な斬新さに溢れている名盤です。MTVの時代なのでPVもあるのですが、なぜか60年代後半のアンディーウォーホールが撮影したフィルムのような質感に仕上げています。この後彼女はイビサ島の自宅近くで自転車で転倒し、頭を強く打って脳内出血により、帰らぬ人となりました。しかし、彼女が残した作品は未だに風化する事も無く、燦然とその歪さを失わず存在しています。

Camera Obscura

Tananore

Win A Few
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[20110528]

Drama of ExileDrama of Exile
(1996/08/26)
Nico

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音楽活動からは遠ざかっていたNicoでしたが、81年に活動を再開します。時代が既に彼女達がやっていた音楽に追いついていたという事もあり、彼女ならではのアイデアが溢れていたのでしょう。ニューウェイヴ、パンク、テクノ、インダストリアルと、彼女達がやっていた音楽が分かり易くなっている状況は彼女に新しい居場所を生み出したのです。もうこの頃になると前衛でもなく、ロックそのものが当時の前衛を飲み込んで進化していたのです。

1. Genghis Khan
2. Purple Lips
3. One More Chance
4. Henry Hudson
5. Waiting For The Man
6. Sixty-Forty
7. The Sphinx
8. Orly Flight
9. Heroes

ほとんどの曲を彼女自身が創っていますが、Waiting For The ManはLou Reedが作曲したVelvet Undergroundのファーストアルバムに入っていた曲のカバーです。そしてHeroesはDavid Bowieのカバーです。David Bowieこそが、Velvet Undergroundからニューウェイヴへとつないでいった張本人であり、このアルバムのロック的なアレンジはDavid Bowieにヒントを得ていると思えます。David BowieやBrian Eno達が彼女達がやっていた前衛的な音楽を標準化に近づける役目を果たしていたのです。

ですから、暗黒的なサウンドは昔ながらでも異質な感じがしなくなっています。勿論こうした音楽は彼女達が元祖でありますから、当時のニューウェイヴの女性ミュージシャンがいたスージー&ザバンシーズやニナハーゲンよりも凄みがあります。格が違うと言った所です。ロック的なアレンジが強い事もあって、昔よりも躍動的です。何といってもドラムがあるというだけでも、これだけものが違ってきます。楽曲がバンド体系になっている分、彼女の歌は呪文度が上がっているようにも感じます。名盤です。

Genghis Khan

Purple Lips

One More Chance
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[20110528]

EndEnd
(2007/04/10)
Nico

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前衛作品時代の最後を飾る作品で、アルバムタイトル曲はDoorsのカバーです。この時代になるとVelvet Undergroundの意思を継ぐバンドとしてロキシーミュージックが登場しており、そこからBrian EnoとPhil Manzaneraが参加しています。Brian Enoはシンセサイザーという新しい武器を彼女の音楽に与えました。プロデュースはJohn Caleでほとんどの楽器を演奏していますが、前述の新しい才能が参加している事によって、より表情が豊かな作品になっています。

1. It Has Not Taken Long
2. Secret Side
3. You Forgot To Answer
4. Innocent And Vain
5. Valley Of The Kings
6. We've Got The Gold
7. The End
8. Das Lied Der Deutschen

Nicoが作詞作曲していますが、The Endはドアーズの曲で、Das Lied Der Deutschenは彼女の母国ドイツ国歌です。この国歌を前衛的なアレンジでジミヘンのアメリカ国歌みたいに攻撃的なものにしています。彼女の前衛音楽の集大成的な作品であり、この後しばらく音楽活動からは遠ざかります。ドイツ的な冷たく凍てついたような暗黒感がある彼女の作風は、母国ドイツで受継がれ、ジャーマンロックとして、後のテクノやパンク、ニューウェイブの大元となっていきます。

ジャーマンロックからヒントを得たイギリスの若者がニューウェイヴという新しい価値観を生み出した事によって、彼女や Velvet Undergroundを再評価させるに至るのです。新し過ぎた彼女達の感性は後の世に確実に受継がれて、ロックの新たな原動力となっています。今聴いても十分衝撃的な力を持った作品だと思います。90年代のダウナーなミュージシャンとも似たような雰囲気を持っています。光ばかりを放つ音楽ではなくて、闇をも表現出来る潔さと実直さも人間の本質の中にはあるのです。歴史的な名盤です。

It Has Not Taken Long

Secret Side

You Forgot To Answer
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[20110528]

DesertshoreDesertshore
(2000/03/13)
Nico

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今作はプロデュースもJohn Caleと Joe Boydで、完全にJohn CaleとNicoの共同作業で作り上げられています。前作Nicoの作詞作曲で、アレンジはJohn CaleというパターンでNicoは歌とharmonium、他の全楽器はJohn Caleによる多重録音です。この前衛的な音楽が浸透してくるのが80年代以降ですから、彼女達の孤軍奮闘となる、これらの作品が80年代以降に現れるミュージシャン達を導いています。

1. Janitor Of Lunacy
2. The Falconer
3. My Only Child
4. Le Petit Chevalier
5. Abschied
6. Afraid
7. Mtterlein
8. All That Is My Own

インダストリアルバンドとして君臨するThrobbing Gristleも、90年代以降の歌姫となるビョークも、このアルバムの中で静かに眠っています。アルバムジャケットは彼女が出演した映画La Cicatrice Interieureのワンシーンが使われています。映画の描写と共通する雰囲気があるのでしょう。harmoniumのミニマル的な反復は手弾き故の不規則さもあって、テクノとは違うシーケンシャル感があって心地良いです。これをテクノ的なシーケンスにするとビョークになるのです。

この頃はアングラという言葉が流行るほど、メジャーではない部分から多くの才能が現れては消えていきました。彼女の作品は今も愛されているから、作品として残されています。前作よりも音楽的で深みがあります。これはJohn Caleよりも彼女のアイデアの方が多くを占めるようになっているからだと思われます。アヴァンギャルドにはなりすぎず前衛音楽として成り立っています。彼女の表現力も徐々に豊かになっています。美しい作品だと思います。

Janitor Of Lunacy

The Falconer

My only child
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[20110528]

Marble IndexMarble Index
(1990/06/30)
Nico

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ファーストアルバムはフォーク調のポップな作品でしたが、続くセカンドアルバムはJohn Caleと2人で創り上げた前衛的な作品になっています。全ての楽器をJohn Cale賀宴そうしていて、Nicoも歌の他にharmoniumを演奏しています。全曲Nicoによる作詞作曲で、彼女が本格的にミュージシャンに目覚めた作品とも言えます。John Caleによるアレンジは幻想的で、現代音楽の手法が成されています。

1. Prelude
2. Lawns Of Dawns
3. No One Is There
4. Ari's Song
5. Facing The Wind
6. Julius Caesar (Memento Hodie)
7. Frozen Warnings
8. Evening Of Light
9. Roses In The Snow
10. Nibelungen

ニューヨークアンダーグラウンドの前衛芸術家達との交流があった事から影響を受けていたのでしょうが、当時こうした音楽はオノヨーコくらいしかメジャーな人はやっていませんでした。現在でも特定の人しかやっていませんが、後のインダストリアルミュージックの布石となる作品になっています。歌も語り口調というのもあり、当時サイケバンドとしていたDoors辺りの手法にも似ており、サイケデリックの進化形とも捉える事が出来ます。

抽象的な音の塊、ドラムレスでもあるので、タイム感が麻痺して幻想的な陶酔の世界へと誘われます。女優がこんな本格的な実験音楽をやるというのも珍しく、Nicoはマニアックな音楽ファンからも認められる存在となっていきます。いびつな環境音楽としてもありえるような、単なる乱雑な音楽とは違う崇高さも感じられます。普通の音楽に飽きた人にはお勧めです。

Prelude

Lawns of Dawns

No One Is There
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[20110528]

Chelsea GirlChelsea Girl
(1988/03/21)
Nico

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ニコはドイツ出身の女優で、歌もたまに歌っていたようですが売れてはいませんでした。女優としてもフェリーニ作品にちょい役で出る程度でした。しかし、友人となっていたボブディランの紹介でアンディーウォーホールに出会ってから、アメリカでも活動するようになり、無理矢理Velvet Underground のファーストアルバムに押し込まれて世界的に名が知られるようになります。

1. The Fairest Of The Seasons
2. These Days
3. Little Sister
4. Winter Song
5. It Was A Pleasure Then
6. Chelsea Girls
7. I'll Keep It With Mine
8. Somewhere There's A Feather
9. Wrap Your Troubles In Dreams
10. Eulogy To Lenny Bruce

Velvet Undergroundへの参加により歌手として認識された彼女は、いくつかのアルバムを残しています。このファーストアルバムとなったチェルシーガールはタイトルのキュートさといい、Velvet Undergroundのファーストアルバムと共にj痔愛を象徴する作品として親しまれてきました。Velvet Undergroundではアンニュイな感じでしたが、このアルバムでは歌手として目覚めたのか、しっかりと歌っています。フォーク調の曲にオーケストラによるアレンジで、ドラムレスなので、癒し系でもあります。

後の80年代以降のフランス系女性シンガーの先駆けとなるような雰囲気を持っており、ロック調ではない女性シンガーの手本となっています。作曲陣も当時の新進気鋭のソングライターJackson Browneが曲を提供しており、ギター演奏でも参加しています。Velvet Undergroundもバックアップして、曲の提供と演奏で参加しています。John Cale によるサイケで前衛的な曲もこなしています。Tim Hardinの曲も取り入れています。Velvet Undergroundのファーストアルバムよりも更に積極的にミュージシャンしているので、完成度も高いです。Velvet Undergroundファンも満足出来る歴史的名盤です。

The Fairest Of The Seasons

These Days

Little Sister
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[20110526]

Another ViewAnother View
(1990/10/25)
Velvet Underground

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VUと同じく未発表音源を集めた作品です。Velvet Undergroundは作品自体が少ないので、こうした音源も集めておいても損はありません。損どころか、オリジナルアルバムには無い自由な感じが楽しめます。John Caleが関わっているのはやはり前衛的ですが、Lou Reedが中心となっている曲ではロックンロールなポップな曲が沢山あり、何で作品化されていなかったのか不思議なくらいの曲が沢山あります。

1. We're Gonna Have A Real Good Time Together
2. I'm Gonna Move Right In
3. Hey Mr. Rain (Version I)
4. Ride Into The Sun
5. Coney Island Steeplechase
6. Guess I'm Falling In Love (Instrumental Version)
7. Hey Mr. Rain (Version II)
8. Ferryboat Bill
9. Rock And Roll

John Caleの前衛性は後のパンクが巻き起こす、既成のフォーマットの破壊作業であり、芸術は破壊と構築の繰り返しでありますからスタートが破壊だった訳です。そしてJohn Caleがいなくなってから構築作業へと進んでいき、それはバンドとしての破壊へと繋がっていく訳です。時期としては破壊はまだ早かったのです。ロックはこの後ハードロック、プログレ、フュージュンへと膨れ上がる構築作業を飽和させてやっとパンクによって破壊されていくのです。その構築作業の間に起こった彼等の破壊作業はあまりにも早過ぎたのです。

ラフなデモテイクのような演奏がかなり後のパンクに近いサウンドになっています。でもだからまだ歌詞がついていない曲もあり、お蔵入りになっていたのでしょうが、それでもファンにとっては貴重な音源であり、その荒削りさが逆に分かり易くて、オリジナルアルバム以上に親しみ易い作品だと思います。バンドは伝説となりましたが、彼等の意思は確実に後継に受け継がれています。アルバムの売り上げ自体は少なかった彼等でしたが、その影響力は反比例して絶大です。ロックの歴史においていなくてはならなかったバンドの一つです。

We're Gonna Have A Real Good Time Together

I'm Gonna Move Right In

Hey Mr. Rain (Version I)
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[20110525]

VuVu
(1987/01/01)
Velvet Underground

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Velvet UndergroundにはラストアルバムとしてSqueezeというアルバムがあります。そこではメンバーはボーカルのDoug Yuleだけになっていて、後はゲストミュージシャンを招いて録音されています。オリジナルメンバーではないDoug Yule一人が残っていると言う時点でもはやVelvet Undergroundでは無いという感じで、Velvet Undergroundがあまりにも売れなかった為にレコード会社が毒である部分を取り除けば売れると思ったのでしょうか。毒が無くなったVelvet Undergroundは全く相手にされなくなりました。なのでアルバムは廃盤みたいなので紹介できません。ドラムではDeep PurpleのIan Paiceが参加していたので結構レアな作品なのですが。

1. I Can't Stand It
2. Stephanie Says
3. She's My Best Friend
4. Lisa Says
5. Ocean
6. Foggy Notion
7. Temptation Inside Your Heart
8. One Of These Days
9. Andy's Chest
10. I'm Sticking With You

さて、このアルバムはバンド解散後に出された未発表曲集です。68~69年の2nd、3rd時期の録音曲です。結構ポップで良い曲があるので、オリジナルアルバムに負けないくらいの内容になっています。パンクニューウェイヴの時代、85年のリリースですから、その時期には、売れると言う確証が持てたのでしょう。Lou Reedのデリケートな部分、パンキーな部分両方収められているので、オリジナルアルバム以上に楽します。パンクが登場した後で聴くと、受け入れ易い状況になっているので、非常に効果的なタイミングのリリースだったと思います。

下手なパンクバンドよりも格の違いを感じさせます。あまりにも早過ぎたセンスだったのです。やっと時代がVelvet Undergroundに追いついてきたのです。本来はオリジナルラウバムを創るつもりで録音されていた曲もあります。バンドが続いていれば当時リリースされていたのでしょうが、諸事情によりバンドは解散、Lou ReedとJohn Caleはソロ活動で独自の世界を追求していて、このバンドの価値を高める存在となっています。一般の人にはオリジナルアルバムよりも入り込み易い作品だと思います。

I Can't Stand It

Stephanie Says

She's My Best Friend
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[20110524]

LoadedLoaded
(2000/03/13)
Velvet Underground

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John Caleがいなくなった事で、前作は普通の曲を演奏していましたが、このアルバムでは更にポップなタッチの曲をやるようになっています。Lou Reedの曲はボブディランの影響を強く感じますが、ボブディランと次ぎに来るグラムロックの中間的な感じになっています。と言うのもデヴィッドボウイがこのバンドの影響を強く受けているため、グラムロック時代のデヴィッドボウイは、このアルバムのような感じの曲を沢山作っています。

1. Who Loves the Sun
2. Sweet Jane
3. Rock & Roll
4. Cool It Down
5. New Age
6. Head Held High
7. Lonesome Cowboy Bill
8. I Found a Reason
9. Train Round the Bend
10. Oh! Sweet Nuthin'

最初のWho Loves the SunはDoug Yuleがリードボーカルをとっているので、別のバンドかと、一瞬錯覚してしまいます。最後のOh! Sweet Nuthin'もDoug Yuleが歌っているので、明らかにLou Reed潰しにかかっているような気になってしまいます。この後Lou Reedは脱退してというか、このアルバムが実質上のラストアルバムになるのですが、ソロとなったLou Reedはこのアルバムのようなポップな曲をやるようになりますので、このアルバムの持つ意味もあるのです。

Sweet JaneやRock & RollはLou Reedのソロ活動の中でも重要なレパートリーとなっています。サイケ色は完全に薄れて、何とか売れようとする魂胆も見えてくる作品ですが、それでも、このへたウマさ加減はグラムロックのいんちきな感じに似ています。伝説のバンドと言うよりは、元祖グラムロックバンドとして楽しめるアルバムです。前作が陰だとするとこのアルバムは陽です。これだけメジャー向けに媚を売っているのに、これも売れませんでした。その為現在は評価も低いのですが、曲は悪くありませんので、結構いいアルバムだと思います。

Who Loves the Sun

Sweet Jane

Rock & Roll
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[20110523]

Velvet UndergroundVelvet Underground
(1996/05/07)
Velvet Underground

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Velvet Undergroundの革新的な存在だったJohn Caleが脱退して、代わりにベーシストのDoug Yuleが加入しました。アヴァンギャルドな作品を提供していたJohn Caleがいなくなった事で、Lou Reedが中心になって作品を創っていきます。このアルバムは全曲Lou Reedが創っています。それにより、ロックンロールな作品になるのかと思いきやファーストアルバムでNicoに歌わせていたようなアンニュイな曲も多くあります。バンド名がアルバムタイトルになっている事から、再スタートに対する意欲が感じられます。

1. Candy Says
2. What Goes On
3. Some Kinda Love
4. Pale Blue Eyes
5. Jesus
6. Beginning To See The Light
7. I'm Set Free
8. That's The Story Of My Life
9. The Murder Mystery
10. After Hours

実験的な音楽はJohn Caleが一人でやっていたのが分かってしまう作品になっています。彼がいなくなった事で、普通の歌ものだけになっています。その分、曲だけで勝負している作品なので、彼等の作品の中では一番まともな作品とも言えますが、かなりダウナーな脱力感があります。Lou Reedの微妙なビブラートのかかった歌い方は、後のT-REXにも影響を与えていると思います。それは、やはりパンクやオルタナへと繋がってもいきます。

John Caleのいた頃に比べると衝撃性はありません。へたをすると、演奏がヘタクソなB級サイケバンドとも捉えられてしまいがちですが。Velvet Undergroundという看板は既に高く評価されているので、こうした作品もクールに受け入れられています。しかし当時はあまり売れていません。売れないという事はバンド生命に関わる事ですから、長続きはしていないのですが、このデリケートなLou Reedの感性が理解出来れば、後のソロ作品はもっと楽しめます。ロックンロールアニマルなイメージは虚構なのです。

Candy Says

What Goes On

Some Kinda Love
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[20110523]

白鵬は13日目に日馬富士に敗れ、本日、魁皇にも敗れて2敗となりましたが、2敗で追っていた栃ノ心も本日、日馬富士に敗れたため、白鵬の7場所連続優勝となりました。新入幕の魁聖は後半は上位との対戦となった為、結局10勝5敗で終わっています。それでも素晴らしい成績です。ブラジル旋風が巻き起こるかもしれません。

上位力士の成績
白鵬 13勝2敗 優勝
琴欧洲 3勝8敗4休
魁皇 9勝6敗
把瑠都 10勝5敗
日馬富士 10勝5敗
琴奨菊 10勝5敗
稀勢の里 8勝7敗
鶴竜 12勝3敗
豊ノ島 5勝10敗


把瑠都は10勝していますが、相撲内容は全く駄目で、体格だけで勝っているようなものです。八百長問題の後なので、本来の実力が分かる場所とも言えますが、問題の前も、後も、いい相撲を取る力士に変更はありません。小兵ながら見応えのある相撲を見せてくれたのが鶴竜と土佐豊で、共に二桁勝っています。本来なら三賞となる所ですが、今場所は三賞は自粛しているようです(実際はあったみたいです)。八百長と言っても、本当に八百長が横行していたら、みんな横綱になっている事でしょう。ですから、番付は割と実力に比例していると言えます。八百長するのは勝ち越しがかかった一番ぐらいではなかったかと推測しています。

今場所で一番目立ったのが、待ったの多さです。異常なほどまったが続発しています。今までだったら、厳しい注意が成されたり、一時は罰金となった場所もありました。八百長問題ばかり気にし過ぎていて、本来の土俵のあり方がおざなりになっています。時間になったら、いつでも立てる世にしきる練習をしていなければならないのですが、なぜこうも待ったばかりするのでしょうか。次は本場所として開催するのならば、きちんと立ち合いが出来るように練習させて欲しいと思います。

白鵬 vs 魁皇

稀勢の里 vs 豪風

高見盛 vs 玉乃島

[20110522]

White Light White HeatWhite Light White Heat
(1996/05/07)
The Velvet Underground

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Andy Warhol から離れて、自分達で製作したセカンドアルバムです。ファーストではNicoとバンドとの両側面の対比的な作品でしたが、このアルバムでやっと純粋にバンドとしてのサウンドを追求出来るようになっています。前作でもサイケデリックな感覚はありましたが、このアルバムでは現代音楽的であったり、アヴァンギャルドであったりと、サイケデリックとはひと味違う感覚になっています。

1. White Light/White Heat
2. The Gift
3. Lady Godiva's Operation
4. Here She Comes Now
5. I Heard Her Call My Name
6. Sister Ray

彼等の作品の中でも一番まとまった作品とも言えます。デヴィッドボウイもカバーしたWhite Light/White Heatはロックンロールナンバーの名曲で、それ以外はJohn Caleの現代音楽志向が強く、実験的な曲になっています。解散後はLou Reedのソロ活動が有名になっていくので、彼が元いたバンドと言うイメージが強いですが、このバンドの要はJohn Caleなのです。マルチにいろんな楽器を駆使して、アヴァンギャルドでコンクリートな音楽を生み出しています。フランクザッパほど演奏力はありませんが、それがこのバンドのカラー、へたウマバンドの元祖であり、それは後のジャーマンロック、パンク、ニューウェイヴからインダストリアルミュージック、オルタナといった変遷を生み出していきます。

このへたウマさ加減はロキシーミュージックの初期の作品と同じ質感を持っています。これで演奏が巧かったら、きっと重たく受け止められていた事でしょうが、この力の抜け加減がクールだったのです。後に生まれる先鋭的なミュージシャン達へ大いなる触発をもたらす存在となっていきます。このバンドがいなかったら、きっと70年代後半から出てくるバンドの多くは、全く別のものになっていた事でしょう。純粋にバンドとしての力量のみで勝負した、一番Velvet Undergroundらしいアルバムです。これも歴史的名盤と言っていいでしょう。

White Light/White Heat

The Gift

Lady Godiva's Operation
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[20110522]

Velvet Underground & NicoVelvet Underground & Nico
(1996/05/07)
The Velvet Underground

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又少し60年代後半に戻ります。Velvet Undergroundの紹介です。彼等はニューヨークのアンダーグラウンドシーンから生まれたバンドで、メンバーはLou Reed、John Cale、Sterling Morrison、Maureen Tuckerで、バンドのあり方がテクニック主義へと向かう流れの中で、全く真逆な存在のバンドでした。演奏力では無く、センスで勝負するバンドだったのです。ですから当時は全く売れなかったのですが、その影響は後のグラムロックへと引き継がれ、デヴィッドボウイなどに多大な影響を与えています。そしてそれはそのままパンク、ニューウェイヴへと繋がっていく事となり、ニューウェイヴの元祖的なバンドなのです。

1. Sunday Morning
2. I'm Waiting For The Man
3. Femme Fatale
4. Venus In Furs
5. Run Run Run
6. All Tomorrow's Parties
7. Heroin
8. There She Goes Again
9. I'll Be Your Mirror
10. The Black Angel's Death Song
11. European Son

当時のニューヨークにはアンダーグラウンドシーンに様々な前衛的なアーティストがたむろしており、その中でも前衛芸術家のAndy Warholがこのファーストアルバムをプロデュースしました。前衛アートの一貫として始めたバンドプロジェクトだったのです。このアルバムではNicoという女性ボーカリストをフューチャーして、アルバムジャケットが当時から話題となりました。白いジャケットにバナナのシールが貼られているのです。このシールをはがすと、中から出てくるものは?と変な想像をかき立たせるものになっています。しばらくすると廃盤になっていたので、輸入盤などで高価な値段がついていましたが、今では当たり前のように売られています。

そういう意味でも伝説の名盤なのです。サウンド的にはビートバンドのちょっと変わった雰囲気を感じられると思います。そしてNicoのアンニュイな魅力はフレンチポップを連想させるでしょう。歌詞の内容はセックスや同性愛、ドラッグなど、それまではタブーとされている部分にスポットが当てられています。そういう意味ではアナーキーな存在だったのです。その為か、コアなファンには受けますが、売り上げは伸びませんでした。ニューウェイヴ以降に再評価されてから売れていると思います。Andy Warholは絵以外でも映画などを創ったりと、その表現を幅広いジャンルで生み出しており、この作品もその一環で、ロックと言うフォーマットを使った表現になっています。

ニューアートの旗手として、ロック史においては外せないバンドなのです。All Tomorrow's PartiesはJAPANにカバーされています。Heroinなど直接的な曲があります。演奏力が無くても、センス次第でこれほどクールなサウンドが創れると言う彼等の作品は、後のロックキッズ達に新しい可能性を垣間見せました。イーノの初期の作品にもその影響を感じさせます。それまでの概念を打ち破った歴史的名盤です。

Sunday Morning

I'm Waiting For The Man

Femme Fatale
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[20110522]

In the Hot SeatIn the Hot Seat
(2011/03/22)
Emerson Lake & Palmer

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結局新生ELPはこのアルバムまでで、2枚のアルバムしか残していません。それだけ、あまりいい結果が残せなかったという事になります。元々我が強い三人が集まったバンドだったので、ここぐらいが限界だったのでしょう。本作では、キースエマーソンが腕の手術をした後のレコーディングだった為、打ち込みが多用されています。その為、ファンを満足させられない内容になっています。

1. Promenade
2. The Gnome
3. Promenade
4. The Sage
5. The Hut Of Baba Yaga
6. The Great Gates Of Kiev
7. Hand Of Truth
8. Daddy
9. One By One
10. Heart On Ice
11. Thin Line
12. Man In The Long Black Coat
13. Change
14. Give Me A Reason To Stay
15. Gone Too Soon
16. Street War
17. Pictures At An Exhibition

ボブディランのMan In The Long Black Coatをカバーしたり、展覧会の絵はライブ盤でしたので、ここで初めてスタジオ録音という事をやっています。これは別のレコーディングで製作されたものですからボーナストラック扱いになっています。ピアノやオルガンを使っている分には彼等らしさが残されていますが、シンセの音源は、どういう訳かリックウェイクマンのような音色になっています。前作で反省したのか、アナログシンセも所々ではつかっています。ライブをこなしたせいか、グレッグレイクのボーカルも多少戻っています。

前作で反省した所もあったみたいで、大分修正されていますが、昔からのファンを満足させられるような驚きはありません。新しい事をやろうとしているみたいですが、その新しさというのが80年代的なので新しく感じないのです。クラシック畑のキースエマーソンにとってはサンプラーは敬遠されているみたいで、音源の選び方が既成の楽器のモデリングみたいな音源ばかり使っています。そういう柔軟性の無さが露出している作品で、これからELPが何かをやらかしてくれそうな期待が全く持てません。すべからく、このアルバムで終わりとなりました。

Hand Of Truth

Daddy

Heart On Ice
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[20110522]

Black MoonBlack Moon
(2011/03/22)
Emerson Lake & Palmer

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92年の再結成アルバムです。ここでカールパーマーが合流します。エイジアのようなアメリカンプログレも衰退して来ると、元の大御所バンドに戻って、再結成ブームにのって金儲けしようとする動きになります。ここでの再結成も、その類いになります。オリジナルメンバーに戻ったのに昔のELPのようなスリルを期待していると肩すかしを食らいます。

1. Black Moon
2. Paper Blood
3. Affairs Of The Heart
4. Romeo And Juliet
5. Farewell To Arms
6. Changing States
7. Burning Bridges
8. Close To Home
9. Better Days
10. Footprints In The Snow
11. Black Moon
12. Affairs Of The Heart
13. Paper Blood
14. Romeo And Juliet

カールパーマーがドラムを叩いているのに、ゲートリバーヴサウンドで重たいドラムサウンドになっています。これではコージーパウウェルがいた頃と変わりません。グレッグレイクの歌唱力も衰えており、昔のとろけるような甘い歌声は失われています。太り過ぎなのです。キースエマーソンはデジタルシンセを多用しているので残念な感じになっています。オルガンだけが昔の格好良さをとどめています。ProkofievのRomeo And Julietでのアレンジはいい感じですが、全体的に少し勘違いしているようなサウンドになっています。

80年代はデジタルシンセの初期型の音が氾濫していましたが、90年代はアナログシンセの音圧が見直されて、デジタルシンセでもアナログシンセのような音圧を創りだす事を重視するようになっているのに、ELPは80年代はアナログシンセを使い続けていましたが、この90年代の再結成ではデジタルシンセの綺麗な音源をおりがたそうに使っているので、昔のかっこ良かったプログレの面影はありません。キースエマーソンはコルグと契約していた事もあり、最新のシンセを与えられる立場なので、仕方ないかもしれませんが、音源の選び方はセンスがありません。まだ80年代を引きずっているような曲ばかりで、期待はずれではありますが、オリジナルメンバーが揃ったという事でよしとしておきます。

Black Moon

Paper Blood

Affairs Of The Heart
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[20110521]

Emerson Lake & PowellEmerson Lake & Powell
(1987/07/07)
Emerson Lake & Powell

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ELPは解散まで紹介していましたが、その後再結成されていますので、その分を紹介いたします。まず86年に一度再結成されていたのですが、当時カールパーマーはエイジアで忙しかった為に参加しておらず、その代役のような形でコージーパウウェルが参加しています。彼もPなのでELPになる訳ですが、作品としてはこのアルバム1枚で終わっています。それでもELPの新作が聴けるという事は大変な喜びでした。

1. The Score
2. Learning To Fly
3. The Miricle
4. Touch and Go
5. Love Blind
6. Step Aside
7. Lay Down Your Guns
8. Mars, The Bringer Of War
9. The Loco-Motion
10. Vacant Possession

音の軽かったカールパーマーのドラムに比べて、コージーパウウェルのドラムサウンドは重いので、大変な違和感があるのですが、それでもグレッグレイクが歌い出せば、一気にELPだと実感出来るのです。私にとっての、ロック界での最高のボーカリストはグレッグレイクですからFENからシングルカットされていたTouch and Goが流れてきた時は狂喜乱舞いたしました。サウンド的には恐怖の頭脳改革から三部作辺りの感じになっています。ポリフォニックシンセは違和感がありますが、アナログシンセを多用しているので、この後のカールパーマーが復帰した作品よりもELPらしいと言えるかもしれません。

昔のようにクラシック曲をロックにアレンジしています。ホルストの惑星からMars, The Bringer Of Warが選ばれています。当時はまだ大物バンドの復活というのはブームにはなっていませんでしたので、安っぽいイメージでの再結成ではなく、昔のようにワクワクさせてくれると信じていました。ドラムがコージーパウウェルだからなのか、変拍子の攻撃的なスタイルはありませんが、ELPがあのまま活動を続けていれば、きっとこの感じになっていたであろうと思わせる音になっています。ジャズ的なStep Asideはありますが。金銭的な面での解散だったので、その続きはみなが夢見ていた事でしょう。その夢が現実になっている作品です。カールパーマーではありませんが、私は彼等の代表作であり、名盤だと思います。

The Score

Learning To Fly

The Miricle
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[20110521]

ビヨンド・ザ・ビギニング ビヨンド・ザ・ビギニング
レイク&パーマー エマーソン (2005/10/13)
ビクターエンタテインメント
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EL&Pの歴史を映像で確認出来る貴重な作品です。
2層式DVD2枚組です。値段もはりますが、それだけの内容はあると思います。

Disc: 1
1. ファイアー(Beat Club 1968) Fire
2. アメリカ(Beat Club 1968) America
3. 21世紀のスキゾイド・マン(Hyde Park 1969) 21st Century Schizoid Man
4. 石をとれ(Beat Club, Germany 1970) Take A Pebble
5. ナイフ・エッジ(Brussels 1971) Knife Edge(Adapted From Janacek's“sinfonietta")
6. ロンド~キエフの大門 (Isle Of Wight Festival 1970) Rondo~the Great Gates Of Kiev
7. ロンド(Brussels 1971) Rondo
8. タルカス(噴火)(Tokyo 1972) Tarkus(A Eruption)
9. ホウダウン(Milan 1973) Hoedown
10. タンク(Milan 1973) Tank
11. ラッキー・マン(California Jam 1974) Lucky Man
12. 悪の教典 #9(第3印象)(California Jam 1974) Karn Evil 9(3rd Impression)
13. トッカータ(Aquarias Tv Show 1974) Toccata(Adaptation Of Ginastera's 1st Piano Concerto, 4th Movement)
14. 夢みるクリスマス(Promotion Video 1975) I Believe In Father Christmas
15. ホンキー・トンク・トレイン・ブルース(Oscar Peterson's Piano Party 1975) Honky Tonk Train Blues
16. 庶民のファンファーレ(Promotion Video 1977) Fanfare For The Common Man
17. 海賊(Motreal 1977) Pirates
18. 孤独なタイガー(Pop Rock 1977) Tiger In A Spotlight
19. 君を見つめて(Memphis 1978) Watching Over You
20. タルカス(Royal Albert Hall, London 1992) Tarkus
21. タッチ・アンド・ゴー(Budapest 1997) Touch And Go
22. 悪の教典 #9(第3印象) Karn Evil 9(3rd Impression)
23. 21世紀のスキゾイド・マン 21st Century Schizoid Man
24. タルカス(噴火) Tarkus(A Eruption)
25. 永遠の謎 The Endless Enigma
26. リヴィング・シン Living Sin
Disc: 2
1. トッカータ Toccata(Adaptation Of Ginastera's 1st Piano Concerto, 4th Movement)
2. スティル・・・ユー・ターン・ミー・オン Still...you Turn Me On
3. ラッキー・マン Lucky Man
4. ピアノ・インプロヴィゼイション Piano Improvisations
5. 石をとれ Take A Pebble
6. 悪の教典 #9(第1印象パート2) Karn Evil 9(1st Impression Part 2)
7. 悪の教典 #9(第3印象) Karn Evil 9(3rd Impression)
8. キエフの大門 The Great Gates Of Kiev
9. 石をとれ Take A Pebble
10. ナイフ・エッジ Knife Edge(Adapted From Janacek's“sinfonietta")
11. 21世紀のスキゾイド・マン 21st Century Schizoid Man
12. 石をとれ Take A Pebble
13. トッカータ Toccata(Adaptation Of Ginastera's 1st Piano Concerto, 4th Movement)
14. リヴィング・シン Living Sin
15. 庶民のファンファーレ Fanfare For The Common Man
16. ホンキー・トンク・トレイン・ブルース Honky Tonk Train Blues
17. 夢みるクリスマス I Believe In Father Christmas
18. タルカス Tarkus
19. タルカス Tarkus
20. タルカス Tarkus
21. フロム・ザ・ビギニング From The Beginning
22. セ・ラ・ヴィ C'est La Vie
23. 海賊 Pirates
24. 海賊 Pirates
25. 海賊 Pirates
26. ピアノ協奏曲第1番 Piano Concerto No.1
27. 邪教の神、そして悪の精の踊り(スキタイ組曲 作品20 第2曲) The Enemy God, Dances With The Black Spirits(Excerpt From“the Scyth
28. タンク Tank
29. 庶民のファンファーレ Fanfare For The Common Man
30. ラウドマウス Loudmouth
31. 君を見つめて Watching Over You
32. ギャンブラー The Gambler
33. 孤独なタイガー Tiger In A Spotlight
34. キエフの大門 The Great Gates Of Kiev
35. 石をとれ Take A Pebble

初期の貴重な映像はもとより、全盛期の映像も知らない私ですので、どれも楽しめました。一番貴重な映像はタルカスのレコーディング風景です。カールパーマーが巧く変拍子を叩けないので、キースエマーソンが、事細かに指示を出して行きます。リズム面でもキースの意向が強いのですね。そこへグレッグレイクが変拍子はやりたくないと、駄々をこねてきます。もっと一般受けする作品を創りたいというのです。グレッグとキースの対立が見事に映像として残っております。その間で仲介役に徹するカールと、クリーム同様トリオではこんな争いが絶えなくなるのでしょうか。

曲もたっぷりあり、MOOG,ハモンド、ピアノ、モノフォニックシンセなど、見所満載です。そして、なぜプログレが廃れて行ったのか、そんな事情も垣間見れます。

Toccata

Tarkus,Pictures Medley

[20110521]

Pictures at an Exhibition (Aniv Coll) Pictures at an Exhibition (Aniv Coll)
Emerson Lake & Palmer (2005/06/07)

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EL&Pのセカンドとして発売されたライブによる展覧会の絵の映像版です。私はVHFで持っておりますが、内容は同じもののようです。デジタルリマスターはされているようです。

1. Promenade
2. Gnome
3. Promenade
4. Sage
5. Old Castle
6. Blues Variation
7. Promenade
8. Hut of Baba Yaga
9. Curse of Bab Yaga
10. Hut of Baba Yaga
11. Great Gates of Kiev
12. Mussorgsky's 1874 Suite: Pictures at an Exibition

当時はレコードで聴ける音楽だけが全てでしたが、それを映像として見れるというのは素晴らしい事です。グレッグレイクがアコースティックで弾くアルペジオのポジションを確認出来たりします。お決まりのキースエマーソンがナイフをオルガンに突き刺して、ハモンドオルガンと格闘するパフォーマンスも見れます。

所々サイケなアニメっぽい映像がまぎれてきます。それだけが邪魔なのですが、時代性なのでしょう、そこだけ我慢が必要です。あとは素晴らしい演奏を堪能出来ます。ナットロッカーがないのが残念ではあります。

Promenade & The Gnome
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[20110521]

Love BeachLove Beach
(2011/03/22)
Emerson Lake & Palmer

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オーケストラを引き連れてツアーを続けるほどに赤字になり続けたELPの末期は解散しか道がない除隊になっていました。しかし、契約上の問題でもう1枚アルバムを創らなければなず、しかも売れるポップな曲を創るようにレコード会社から押し付けられ、仕方なく製作されたアルバムです。これまでのヨーロッパの雰囲気から一転して、南国のラブビーチであります。一番彼等に似つかわしくないコンセプトになっています。

1. Prologue / The Education Of A Gentleman
2. Love At First Sight
3. Letters From The Front
4. Honourable Company (A March)
5. All I Want Is You
6. Love Beach
7. Taste Of My Love
8. The Gambler
9. For You
10. Canario
11. Memoirs Of An Officer And A Gentleman
12. Canario
13. Taste Of My Love
14. Letters From The Front

サウンド的にはWorks Volume 2に近い音源を使っていますが、全てポップなラブソングになっています。発売当時はさんざん酷評された作品ですが、今聴き返してみると、アメリカンプログレに近く、ポップな作品だと思って聴けば、それほど出来は悪くありません。ELPの作品だと思うから酷評してしまうだけです。ポップと言っても、演奏力が無い人が創れば自然だったのでしょうが、やたらテクニックだけは持っている三人が創っているから、余計な技がポップさを台無しにしています。

ですからものすごく売れなかったアルバムです。でも、それだけレアな音源である事は間違いありません。全盛期のELPは期待しなければファンは持っていても損は無い作品だと思います。こんな陽気なプログレがあってもいいと今なら思えます。陽気で脳天気なイメージはありますが、演奏はしっかりとプログレしている曲もあります。今なら許せる作品です。後の再結成の作品よりはましです。

Honourable Company

All I Want Is You

Love Beach
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[20110521]

Works 2Works 2
(2008/01/22)
Emerson Lake & Palmer

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タイトルは前作の続編のようですが、前作は賛否両論ありましたが、納得出来る作品でした。しかし、この作品は納得出来る人は少ないでしょう。シンセがモノフォニックからポリフォニックへと代わり、イメージが全然違うし、アナログモノフォニックシンセの攻撃的なはありません。唯一の救いはグレッグレイクのファザークリスマスがあることでしょう。この曲を聴く為に購入してもいいくらいです。キースが変に得意としているホンキー・トンク・トレイン・ブルースでのホンキートンクピアノなど、バラバラの曲構成なので、アルバムとしてはいただけませんが、一曲一曲はそれなりの出来なので、最後にこれを紹介します。

1. Tiger in a Spotlight
2. When the Apple Blossoms Bloom in the Windmills of Your Mind I'll Be Y
3. Bullfrog
4. Brain Salad Surgery
5. Barrelhouse Shake-Down
6. Watching Over You
7. So Far to Fall
8. Maple Leaf Rag
9. I Believe in Father Christmas
10. Close But Not Touching
11. Honky Tonk Train Blues
12. Show Me the Way to Go Home

全体的にはビッグバンドジャズ的な要素が多く、それなりに新しい事をしようとしていたのでしょうが、成功しておりません。赤字を出していた影響もあるのでしょうが、次回作、ラブビーチという、とんでもないくだらない作品を創って解散となってしまいます。それは、あんまりな内容なので、紹介しません。その後、エイジアで忙しいカールパーマーの代わりに、コージパウエルを入れて復活し、その後は又カールパーマーを入れて復活していきます。その作品は気が向いたら紹介します。

Tiger in a Spotlight

Brain Salad Surgery

Barrelhouse Shake-Down
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[20110521]

Works 1Works 1
(2008/01/22)
Emerson Lake & Palmer

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二枚組で、A面がキースエマーソンによるオーケストラをピアノによるピアノ協奏曲になっております。パープルのロイヤルハーモニーとの競演と同じく、今までのキースのプレイをしっかり聴いてきていれば、これはロックに聴こえるはずです。最初から最後まで飽きる事なく楽しめます。

B面はグレッグレイクによるフォーク調の作品集です。詩は旧友ピートシンフィールドが担当しております。セ・ラ・ヴィ、ノーバディ・ラヴズ・ユー・ライク・アイ・ドゥ、クローサー・トゥー・ビリーヴィングと名曲揃いです。

C面はカールパーマーによるフュージョン系の作品集です。ジョーウォルシュなどゲストも豊富で、パーカッションもここまでやれたらカッコいいです。

D面がEL&Pグループとしての作品となっております。イギリスの現代音楽の作曲家コープランドの作品、庶民のファンファーレをEL&P独特のアレンジで聴かせてくれます。このアルバムと同じ頃発売された、ストーンズのラブユーライブのオープニングもこの曲でした。オリジナルの海賊は、前作の延長線上にあるようなロックよりでいて、壮大な作品です。

Disc: 1
1. Piano Concerto No. 1: First Movement: Allegro Giojoso/Second Movement:
2. Lend Your Love to Me Tonight
3. C'est La Vie
4. Hallowed Be Thy Name
5. Nobody Loves You Like I Do
6. Closer to Believing
Disc: 2
1. Enemy God Dances with the Black Spirits
2. L. A. Nights
3. New Orleans
4. Two Part Invention in D Minor
5. Food for Your Soul
6. Tank
7. Fanfare for the Common Man
8. Pirates
9. Tank [Live]
10. Enemy God Dances with the Black Spirits
11. Nutrocker

このアルバム発売後、オーケストラを引き連れて世界ツアーに挑むのですが、パンク全盛の時代でもあり、大人数でのツアーは莫大な赤字になったと言われています。それが原因で、この後つまらない作品を出して解散となっていくのです。しかし、これまでのEL&Pの作品には駄作はありません。どれもロック史に輝く名盤ばかりです。

Piano Concerto No. 1

Lend Your Love to Me Tonight

C'est La Vie
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[20110521]

Brain Salad Surgery Brain Salad Surgery
Lake & Palmer Emerson (2004/08/30)
Sanctuary Midline
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Brain Salad Surgery Brain Salad Surgery
Lake & Palmer Emerson (2004/08/30)
Sanctuary Midline
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エイリアンをデザインしたギーガーによるジャケットが印象的なアルバムです。シンセサイザーもモノフォニックからポリフォニックに変わりつつあり,グレッグが弾くエレクトリックギターがかなりフューチャーされております。一番ロックよりな作品で、新境地へ向かっていっていたのが伺えます。

1. Jerusalem
2. Toccata
3. Still...You Turn Me On
4. Benny the Bouncer
5. Karn Evil 9: 1st Impression, Pt. 1/1st Impression, Pt. 2/2nd ...
6. Brain Salad Surgery [Single]
7. When the Apple Blossoms Bloom in the Windmills of Your Mind I'll ...
8. Excerpts from Brain Salad Surgery: First Impression/Second Impression

リード楽器としてのシンセサイザーを確立しており、さらに効果音的な使い方についてもキースの右に出る者はいないでしょう。この路線を突き進めばよかったのですが、才能のある人は一つの流れには収まらないのでしょうね。そしてプログレの終焉をまじかにして、EL&Pは引き返せない世界へと踏み出してゆくのです。

Jerusalem

Toccata

Still...You Turn Me On
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[20110521]

トリロジー+3(紙ジャケット仕様)トリロジー+3(紙ジャケット仕様)
(2010/06/23)
レイク&パーマー エマーソン

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EL&Pの作品で、どれが最高傑作かというと、このトリロジーが考えられます。他の作品も素晴らしいのですが、このアルバムが一番メンバーの良さがでており、グループとしてまとまっております。作品構成などから考えて、このアルバムがベスト作品でしょう。

1. Endless Enigma, Pt. 1
2. Fugue
3. Endless Enigma, Pt. 2
4. From the Beginning
5. Sheriff
6. Hoedown
7. Trilogy
8. Living Sin
9. Abaddon's Bolero
10. Hoedown [Live]

ジャケットの優雅な絵画とは対象的に、内ジャケットはヒプノシスによる不気味な映像が隠されております。
音楽面では、オープニングの永遠の謎 パート1からして名曲です。クリムゾンのポセイドン以来の素晴らしいグレッグのボーカルを堪能出来ます。フーガやシェリフではキースが大活躍です。カバー曲ですが、ホウダウンは見事なくらいEL&Pらしい曲に仕上がっております。一番EL&Pらしいサウンドがここにはあるのです。

注目度で言えば前作か次回作となりますが、一番納得出来る作品はこれです。

Endless Enigma, Pt. 1/Pt. 2

Fugue

From the Beginning
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[20110521]

TarkusTarkus
(2007/04/24)
Emerson Lake & Palmer

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いよいよEL&Pのオリジナルによる本領発揮のアルバムの登場です。ジャケットに描かれているタルカスが、頭が獅子で、しっぽがサソリのマンティコアと戦うアートによるストーリーのサントラ的な組曲、タルカスは怪獣映画かあるくハウルの城のサントラとして捉えて頂けると、かなりカッコイイ作品となっております。変拍子の嵐ですので一般受けしないんじゃないかとグレッグは嫌がっていましたが、キースにとっては本来やりたかった事の実現に向けて譲らない光景が、最近でたDVDに映されておりました。

1. Tarkus: Eruption/Stones of Years/Iconolast/Mass/Manticore/The ...
2. Jeremy Bender
3. Bitches Crystal
4. Only Way (Hymn)
5. Infinite Space (Conclusion)
6. Time and a Place
7. Are You Ready Eddy?

しかし、変拍子だったからこそ、サントラとしての迫力もあります。バロック調のアレンジもあり、かなりクラシカルでジャズ的で、プログレ後発グループなだけあって、プログレの最終進化形の面持ちです。

タルカス以外ではJeremy Benderのような陽気な曲もあり、ロックンロールなAre You Ready Eddyは、イエスのプロデューサーとしても知られる、エディーオフォードに対して、こっちは準備いいぜ、そっちはいいかい、とのお遊びで創った曲をそのまま採用しております。The Only WayやInfinite Spaceのような荘厳な曲でのグレッグのボーカルは素晴らしいです。

ゴジラやガメラ世代の私にとってはカッコイイ事この上ない名作中の名作です。

Tarkus 1

Tarkus 2

Jeremy Bender
⇒ 続きを読む

[20110521]

Pictures at an ExhibitionPictures at an Exhibition
(2007/06/26)
Emerson Lake & Palmer

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まだオリジナルが少なかった時代にムソルグスキーの展覧会の絵を題材にして演奏されたライブアルバムです。中には、オリジナルも含めて、一つの作品としての存在感があり、これもオリジナルアルバムの一つとして捉えていいと思います。聴衆にもEL&Pのポテンシャルを知らしめるに値する作品として受け止められました。詩はクリムゾンからの付き合いでピート新フィールドが担当しております。

1. Promenade
2. Gnome
3. Promenade
4. Sage
5. Old Castle
6. Blues Variation
7. Promenade
8. Hut of Baba Yaga
9. Curse of Baba Yaga
10. Hut of Baba Yaga
11. Great Gates of Kiev
12. Nut Rocker
13. Pictures at an Exhibition: Promenade/The Gnome/Promenade/The Sage/The O

テーマ曲が又グレッグのボーカルにマッチしており、オリジナルも作品の流れにあって、不自然ではなく、EL&Pサウンドを世に知らしめる作品となりました。MOOGシンセサイザーも既に使いこなしております。ラストのNutrockerはクルミ割り人形をジャズ的なアレンジで聴かせてくれます。

プログレの新しい世界を予感させてくれる歴史的名盤です。

Promenade/The Gnome

Sage

Old Castle/ Blues Variation
⇒ 続きを読む

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