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[20090331]

Signs of LifeSigns of Life
(2008/06/09)
The Penguin Cafe Orchestra

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サインズ・オブ・ライフ(紙ジャケット仕様)サインズ・オブ・ライフ(紙ジャケット仕様)
(2008/09/26)
ペンギン・カフェ・オーケストラ

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現代音楽とフォルクローレの融合、フォルクローレとトラディショナルフォーク、ケルトミュージックなどの共通点をきちんと理解した上での現代風アレンジは見事です。あくまでも南米の音楽を手本としながらも、それだけに留まらない多彩な音楽性。それはペンギンの惑星の舞踏の調べなのかもしれません。

1. Bean Fields
2. Southern Jukebox Music
3. Horns of the Bull
4. Oscar Tango
5. Snake and the Lotus (The Pond)
6. Rosasolis
7. Dirt
8. Sketch
9. Perpetuum Mobile
10. Swing the Cat
11. Wildlife

このアルバムでは久々にサイモンジェフズによるエレキギターが復活しています。しかし、ファーストアルバムにあったような70年代風のサウンドとは違い、しっかりと80年代の音になっています。80年代になってからギター用のエフェクターも細やかな表現が出来るようになった事で、そういうサウンドが反映するのは自然な事ですが、一般的に普及しているようなサウンドとはニュアンスが違う所がセンスの良さだと思います。

このグループにかかればオーケストラ用の楽器も民族音楽の楽器のように機能します。特にバイオリンは両方の顔を持っています。そして部族の音楽と貴族の音楽を行き来するのです。ペンギンは南半球にしかいません。だから南米の音楽にこだわるのか。ワールドミュージックのようでありながら、どのこの国の音楽は特定出来ません。特定するとしたら、それはきっとペンギンの楽園なのでしょう。

Bean Fields

Southern Jukebox Music

Oscar Tango


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[20090330]

Broadcasting from HomeBroadcasting from Home
(1990/08/31)
The Penguin Cafe Orchestra

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ブロードキャスティング・フロム・ホーム(紙ジャケット仕様)ブロードキャスティング・フロム・ホーム(紙ジャケット仕様)
(2008/09/26)
ペンギン・カフェ・オーケストラ

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ペンギンカフェオーケストラの音楽は想像上のフォークロアだとサイモンジェフズは発言していますが、確かに南米のエッセンスが至る所にちりばめられています。それを室内楽オーケストラで表現しているので、実際には場所を特定出来ないくらいに洗練されています。

1. Music for a Found Harmonium
2. Prelude and Yodel
3. More Milk
4. Sheep Dip
5. White Mischief
6. In the Back of a Taxi
7. Music by Numbers
8. Another One from the Colonies
9. Air
10. Heartwind
11. Isle of View (Music for Helicopter Pilots)
12. Now Nothing

日本で拾ってきたハーモニウムで創ったMusic for a Found Harmonium。Prelude and Yodelは実にアンデスの臭いがするフォルクローレに聴こえます。室内楽の優雅さをもってユーモラスな、時にはひょうきんな音楽。そして心地良くインテリジェンスも感じさせる素晴らしい音楽集団です。ロックではここまでの感覚に慣れるものはかなり少ないでしょう。

シングルヒットするような曲はありませんが、ランキングに入るような音楽では得られない極上の時間が過ごせます。ロックミュージシャンでも多く学ぶべき所があります。生楽器による空気感と少しばかりの電子音。忘れかけていた何かを見つける事が出来るはずです。

Music for a Found Harmonium

Prelude and Yodel

White Mischief


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[20090330]

10日目に朝青龍が日馬富士に敗れてから横綱同士による優勝争いの均衡は破られました。この日の日馬富士は以前のような素早い立ち合いで朝青龍の後ろに回り込み一気に送り出しました。今場所一番の相撲内容でした。それからは思い出したように勝ちだして最後には10勝を上げています。その後も朝青龍は集中力が切れたように琴光喜、琴欧洲に敗れ、最後は白鵬にも負けてしまいました。白鵬は最後まで集中力を切らす事無く朝青龍がいる場所では初めて全勝優勝しました。

主な上位力士の成績
朝青龍 11勝4敗
白鵬 15勝0敗 全勝優勝
琴欧洲 10勝5敗
千代大海 2勝13敗
魁皇 8勝7敗
日馬富士 10勝5敗
琴光喜 8勝7敗
把瑠都 8勝7敗
稀勢の里 5勝10敗
豪栄道 9勝6敗
旭天鵬 6勝9敗
鶴竜 10勝5敗


豪栄道は9勝に終わりましたが、上位に通用する事が出来たので今後が楽しみです。琴光喜は角番を脱出しましたが、勝ち越してからはアホな取り組みばかりでした。しかし朝青龍に勝った相撲は素晴らしい内容でした。鶴竜が前頭筆頭で10勝を上げたのはかなり評価出来ます。上位陣に勝っての10勝ですから三役昇進は勿論ですが、この内容を持続出来れば大関も見えてきます。

白青時代と言われてから久しくなりますが、朝青龍が一時土俵に立てない時期もあり、出てくれば優勝するしで、今場所白鵬が優勝した事で、再び2人の時代になっていくようです。後は若手がどんどん伸びてくればもっと面白い場所が見れる事でしょう。

[20090329]

Penguin Cafe OrchestraPenguin Cafe Orchestra
(1990/08/31)
The Penguin Cafe Orchestra

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ペンギンカフェオーケストラのセカンドアルバムです。ファーストではフェイザーをかけたサイモンジェフズのギターが印象的でしたが、それがロック的なイメージにもなっていました。しかし今作品ではそのギターは封印してアコースティックギターやオーケストレーションに重きを置いています。

1. Air a Danser
2. Yodel 1
3. Telephone and Rubber Band
4. Cutting Branches for a Temporary Shelter
5. Pythagoras's Trousers
6. Numbers 1 to 4
7. Yodel 2
8. Salty Bean Fumble
9. Paul's Dance
10. Ecstasy of Dancing Fleas
11. Walk, Don't Run
12. Flux
13. Simon's Dream
14. Harmonic Necklace
15. Steady State

まるでブラジリアンなAir a Danserはウェインショーターを連想させるような爽やかなアレンジになっています。Telephone and Rubber Bandでは電話の音をサンプリング、もしくはテープ処理して楽器の一つとして扱っています。ジョークののようなユーモアを室内楽でまじめに表現しているおかしさがあります。ニューエイジミュージックとして南米系のワールドミュージックも融合させた作品です。Walk, Don't Runはオーケストラによるヴェンチャーズのカバーです。

このアルバムからサイモンジェフズだけでプロデュースしていきますが、彼のエレキギターが聴けない分、現代音楽の新たな集団というイメージが強くなっていきます。実際彼らのステージはオーケストラとして演奏しているので、非ロックな表の顔なのですが、音楽的にはプログレの発展系という印象を私は持っています。猿の惑星ならぬペンギンの惑星のようなジャケットが物語るように、彼らの曲のテーマもどこか別の世界の、国籍不明な民族音楽のようでもあります。

Air a Danser
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[20090329]

Music From the Penguin CafeMusic From the Penguin Cafe
(2008/06/09)
The Penguin Cafe Orchestra

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Music From the Penguin CafeMusic From the Penguin Cafe
(1990/08/31)
The Penguin Cafe Orchestra

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ブライアンイーノを紹介してきた事でやっと紹介出来るのが、このペンギンカフェオーケストラです。ブライアンイーノの主催するオブスキュアレーベルからデビューします。環境音楽ではなく、当時はニューエイジミュージックと呼ばれていました。そのためレコード店ではロックのジャンルの棚には置いていなくて、ニューエイジミュージックとか現代音楽の棚を探さなければお目にかかれないという中々アルバムを探し出しにくいグループでもありました。

1. Penguin Cafe Single
2. Zopf: From the Colonies
3. Zopf: In a Sydney Motel
4. Zopf: Surface Tension
5. Zopf: Milk
6. Zopf: Coronation
7. Zopf: Giles Farnaby's Dream
8. Zopf: Pigtail
9. Sound of Someone You Love Who's Going Away and It Doesn't Matter
10. Hugebaby
11. Chartered Flight

サイモンジェフズというギタリストが中心のグループで、室内楽のような編成もあるグループで、そういう意味では現代音楽の中の一つのスタイルとも言えますが、音楽的にはポップスやロック的な感覚を持った心地良いサウンドが特徴です。sus4や6thなどの和音を穏やかに響かせてくれる所が私は大好きです。プロデュースはサイモンジェフズとスティーヴナイです。

プログレのような牧歌的な曲もあり、プログレファンの私としてはプログレファンが行き着くサウンドだと思っていたのですが、ロックとしてはジャンル分けされていないので、知っている人しか彼らのアルバムを見つけ出す事は出来ないでしょう。是非このブログでペンギンカフェを知っていただいたら彼らの作品に触れてみていただきたいと思います。作品構成も組曲風だったりしますが、とても聴き易い曲ばかりでいて、軽薄でも無く、実に素晴らしい音楽に出会えると思います。

このファーストアルバムから彼らの音楽は既に完成されていて、これぞペンギンカフェといえるスタイルになっています。私としてはロックに属していただきたいくらいの名盤です。

From the Colonies

Giles Farnaby's Dream

Sound of Someone You Love Who's Going Away and It Doesn't Matter


[20090329]

Another Day On EarthAnother Day On Earth
(2005/07/09)
ブライアン・イーノ

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イーノは環境音楽を卒業してくれたのか、2005年発売の最新作は久々のボーカルアルバムとなりました。しかも初期の頃のようなポップ感覚もあります。さすがにこれまで培ってきたあらゆるスタイルも踏襲していますので、これが最新のイーノの音楽だと言えるでしょう。

1. This
2. And Then So Clear
3. A Long Way Down
4. Going Uncosious
5. Caught Between
6. Passing Over
7. How Many Worlds
8. Bottmliners
9. Just Another Day
10. Under
11. Bone Bomb
12. The Demon Of The Mines

昔のようなポップな歌もあれば、デヴィッドバーンを連想させるものや、U2を連想させるものなど、これまでイーノが関わってきた様々な音楽が解け合っています。And Then So Clearではボコーダーを通して歌っています。この音はクリムゾンの最近のアルバムでも聴かれました。アレンジ的には打ち込みの骨組みにアンビエントな音色がまとわりついています。ロバートフィリップは参加していませんが、それを真似したようなギター音はあります。

ビフォーアンドアフターサイエンス依頼のボーカルアルバムになりますが、他のミュージシャンとの共演作では歌を披露する事もありました。最近のでヴィッドバーンとの共演も歌のための作品になっていましたが、最近のイーノはもう環境音楽だけだった時期を過ぎたような印象があります。デヴィッドボウイとも違うイーノ独特の歌が創られており、ファンとしては永年待たされてきた環境音楽の先にあるイーノのたどり着いた音楽に触れた思いになります。曲も親しみ易く良い曲ばかりです。

And Then So Clear

How Many Worlds

Just Another Day


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[20090329]

Bell Studies for the Clock of the Long NowBell Studies for the Clock of the Long Now
(2003/07/08)
Brian Eno

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Bell Studies for the Clock of the Long NowBell Studies for the Clock of the Long Now
(2003/07/08)
Brian Eno

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様々なミュージアムのための音楽を創ったり、イベントの音楽を手がけたりとしていたブライアンイーノが2003年に久々に出した作品です。題材はベル音で、様々なベル音を響かせているだけという現代音楽的な手法で創られています。

1. Fixed ratio harmonic bells
2. Changes where bell number = repeat number
3. 2 harmonic studies
4. Deep glass bells (with harmonic clouds)
5. .Dark cracked bells with bass
6. German-style ringing
7. Emphasizing enharmonic partials
8. Changes for January 07003, soft bells, Hillis algorithm
9. Lithuanian bell study
10. Large bell change improvisation
11. Reverse harmonics bells
12. Bell Improvisation
13. Virtual dream bells, thick glass
14. Tsar Kolokol lll (and friends)
15. 1st - 14th January 07003, hard bells, Hillis algorithm

環境音楽というよりも様々なバリエーションのベル音の音源集といった感じです。シンセで創られたベル音がほとんどですが、中にはサンプリングされたものもあるような感じです。環境音楽と呼ぶにはうるさいし、何ともマニアックなアルバムだと思います。

非ロックという事ではイーノの思うつぼという感じですが、このアルバムどれほど売れたのでしょうか。このアルバムからベル音をサンプリングして頂くという事も出来るでしょうが、それほどベル音を必要としているミュージシャンがどれほどいるのでしょうか。イーノの作品の中でも一番マニアックな作品だと思います。

Venezia inaugura il 258° anno accademico dell'accademia delle Belle Arti

iPhone App by Brian Eno


[20090329]

今年もK-1が始まりました。今大会はバダハリがヘヴィー級王者を剥奪されたので、空白のヘヴィー級王者決定戦になっています。スーパーファイトも始めから新旧交代を意味する贅沢な内容になっています。

試合結果
K―1ヘビー級王者決定トーナメント準決勝
タイロン・スポーン VS グーカン・サキ○
お互いにスピードのある攻防で、ややタイロンに分がある形で判定となりましたが、ドローで延長へ、そこでサキの左フックが見事に決まりダウンしたタイロンは起き上がりましたが、もう戦えないとレフリーが判断しサキが勝ちました。
メルヴィン・マヌーフ VS 前田慶次郎○
優勝候補のマヌーフでしたが、ゴング開始から集中力が無く、獰猛に攻めていきましたが、カウンターで前田の左フックが入り、意識を飛ばされたマヌーフは続行不可能と判断され前田があっけなく勝ちました。マヌーフは帰りの花道でも訳が分かっていない様子でした。
スーパーファイト
澤屋敷純一 VS グラウベ・フェイトーザ○
澤屋敷はこれまでの戦い方から積極的な攻めが出来るようになってグラウベを手こずらせましたが、接近戦でも攻撃出来るグラウベの攻撃が決まりだし、ノーモーションからの左ストレートがカウンターで何度も入り、ダウンを何度も奪われますが、最後はもう戦えないと判断され、タオルが投入されました。
ジェロム・レ・バンナ VS エヴェルトン・テイシェイラ○
レバンナはもう以前のような体力がありません。それに比べてスタミナ抜群のテイシェイラはガードする左腕を狙ったミドルキックを連発。延長に入り手数でテイシェイラが判定勝ちとなりましたが、決定打がないテイシェイラの今後の課題は相手を確実に倒せる一発を手に入れる事でしょう。
○ピーター・アーツ VS エロール・ジマーマン
新旧交代の対戦ですが、初心に返ってドージョーチャクリキに戻ったアーツは若々しい戦いで常に相手に圧力をかけていきます。エロジマンも前のめりなパンチを浴びせますが、打たれてもアーツはひるみません。これも延長に突入しますが、最後は判定でアーツが勝ちました。
○セーム・シュルト VS ヘスディ・カラケス
ドージョーチャクリキのカラケスは打たれても前に出る戦いで攻めますが、シュルトは手数も出せるようになり、常に相手を圧倒。一度ダウンを取っての判定勝ちとなりました。シュルトは王者奪還の気持ちが強いようです。
○レミー・ボンヤスキー VS アリスター・オーフレイム
体力抜群のオーフレイムでしたが、以前はちゃんと打撃にも対応していましたが、今回は総合ルールのようなラフファイトで攻めたためか、打撃に威力がありません。レミーも戦いにくく、それでも威力のあるオーフレイムの攻撃に体力を奪われていましたが、3Rに顔面へのパンチが決まりオーフレイムはダウン。それが響いて判定でレミーが勝ちました。威力のあるオーフレイムパンチの連打はいれば勝てたのに、作戦負けです。
K―1ヘビー級王者決定トーナメント決勝
グーカン・サキ VS 前田慶次郎○
準決勝での消耗が無い前だと準決勝でかなり体力を奪われたサキとの決勝ですが、サキはスピードが衰えていません。前田もそのスピードに対応出来て判定2Rまでもつれます。最後は疲れていたサキに対して手数を減らさない前田が判定勝ち。日本人で初めてのヘヴィー級の栄冠を取りました。しかしチャンピオンと呼ぶにはそれほど内容が伴っていた訳ではありませんが、今日の前田は勝利の女神に愛されていたのです。

若手がどんどん実力をつけてきていますので、今年のK-1はかなり面白くなると思います。対戦の組み合わせも面白いものが組めそうですし、今年も大変期待しています。

[20090328]

The DropThe Drop
(2005/06/28)
Brian Eno

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イベント用の音楽を手がけていて、久々に97年に出された作品です。ここらあたりからは環境音楽にはこだわらなくなっています。イーノにしか創れないような変態テクノサウンドになっています。アシッドジャズでのインプロヴィゼーションが変態的な感じといった感じでしょうか。

1. Slip, Dip
2. But If
3. Belgian Drop
4. Cornered
5. Block Drop
6. Out/Out
7. Swanky
8. Coasters
9. Blissed
10. M.C. Organ
11. Boomcubist
12. Hazard
13. Rayonism
14. Dutch Blur
15. Back Clack
16. Dear World
17. Iced World
18. Slicing System
19. Charply Cornered

アンビエントな創りの曲もありますが、ジャズ的なスケールをジャズ的に格好良く使うのではなく、アヴァンギャルドなくらいに変態的に弾きまくっています。何といってもスィングしていない訳ですからジャズにはなりません。あくまでも現代音楽風な作品です。サウンドはテクノしていますから変態テクノと呼ばさせていただきます。

テクノにしてはやたらとインプロヴィゼーションな演奏が入っていて、テクノとも呼びにくい、イーノにしか創れない世界です。環境音楽はそれはそれで良い作品なのですが、そこを卒業してロック的な作品を生み出して欲しいというのが昔ながらのファン心理だと思いますが、この作品ではその一つの形にはなっていると思います。誰も真似しないくらいに独自の世界になっています。

Block Drop

Hazard

Rayonism


[20090328]

NeroliNeroli
(2005/06/28)
Brian Eno

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NeroliNeroli
(1993/08/03)
Brian Eno

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これも1曲だけの作品で、57分だけ、音数も少なめという残響音だけでいかに広がりを持たせられるかという試みがされていると思います。90年代に入ってから迷っている感じでしたが、このアルバムでやっとThursday Afternoonの先にたどり着いたという感じです。

1. Neroli: Thinking Music, Pt. 4

鍵盤系の音色だけで57分もたせるという、環境音楽としては究極の作品です。実際に楽器を弾こうとして、ここまでゆったりと演奏するのは逆に至難の業です。どこかで何らかの変化を持たせなければ、演奏する側も飽きてくるからです。90年代の作品ですからコンピューターで編集されている事は想像がつきますが、そうした環境が無ければここまで徹底したアンビエントは創れないと思います。

速弾きも修練がいりますが、ここまでゆったりとしたタイム感で演奏するのも修練がいる事です。和音ではなく、モードな手法なので、民族音楽のような感覚すら感じさせる、いや感じなくても良い。そんな環境音楽に仕上がっています。

Interview/Lecture


[20090328]

The Shutov AssemblyThe Shutov Assembly
(1992/11/10)
Brian Eno

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前作があまりにもコマーシャルな創りだったのがいやだったのか、その3ヶ月後にリリースされた作品です。環境音楽シリーズに戻っていますが、どちらかというとサウンドトラック的な動きのある内容になっています。

1. Triennale
2. Alhondiga
3. Markgraph
4. Lanzarote
5. Francisco
6. Riverside
7. Innocenti
8. Stedelijk
9. Ikebukuro
10. Cavallino

85~90年に録音してあった題材から編集していき、サウンドコラージュのような手法で創られています。急遽創られたようなアルバムで、それだけ前作がいやだったみたいです。ロックファンとしてはこれだけ動きがある方が聴き易いのですが、アンビエントミュージックというのとは訳が違うみたいです。サウンドフォーフィルムスのようなイメージだと思えばいいでしょう。

90年代に入って、今まで自分が創り上げてきたものを若手が乗り越えようとして時代が大きく動いていた時期ですから、イーノなりに時代に併せようとしていたのが前作だとすると、その反動で創ったのがこの作品のようです。誰も追いつけない領域にいたと思っていた自分がいつの間にやら誰も彼もが追いついていた事は多少なりとも焦りになっていたのではないでしょうか。こういう孤高の人はあまり人と比べずに我が道を進むべきだと思います。

Triennale

Alhondiga

Lanzarote

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[20090328]

Nerve NetNerve Net
(2005/06/28)
Brian Eno

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Nerve NetNerve Net
(1992/09/01)
Brian Eno

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環境音楽に邁進していたイーノも、他のミュージシャンのプロデュース業を通じて、違う事がやりたくなったのか、ビッグビートな打ち込み系のダンサブルな作品を創り上げました。イーノがこれほどコマーシャルな作品を創るのは大変珍しい事で、本人も一時的な気まぐれ的な感じで創り上げたような事を語っています。

1. Fractal Zoom
2. Wire Shock
3. What Actually Happened?
4. Pierre in Mist
5. My Squelchy Life
6. Juju Space Jazz
7. Roil, The Choke
8. Ali Click
9. Distributed Being
10. Web
11. Web [Lascaux Mix]
12. Decentre
13. Fractal Zoom [Separate Time Edit]
14. Ali Click [Doo Gap Mix]

ファンクもトーキングヘッズで培った部分もあるでしょうが、自分の作品でこれほどまでにダンサブルな曲をやるとは天変地異のようなものです。中にはロバートフィリップやジョンポールジョーンズが参加してイーノらしいコンパクトプログレな感じもあるのですが、時代に即したような他人に曲をミックスさせたりと、それまでの活動からは異常とも思える内容になっています。

インターネットの時代を感じさせるタイトルなど、来るべき時代に少しでも触れておこうとしていたのかもしれません。実に一般的なサウンドなのですが、イーノがこんな音楽やる必要ないと思うのがファン心理ではないでしょうか。当時は新しい音だったかもしれませんが、現在の耳で聴くと使い古されたサウンドとアレンジになっています。大問題作です。

Fractal Zoom

Wire Shock

Ali Click


[20090327]

サーズデイ・アフタヌーン(紙ジャケット仕様)サーズデイ・アフタヌーン(紙ジャケット仕様)
(2005/06/22)
ブライアン・イーノ

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Thursday AfternoonThursday Afternoon
(2008/07/08)
Brian Eno

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木曜の午後という、時間もしくは空間をテーマとした環境音楽です。61分の1曲のみの作品で、61分間大きな変化は無く、徐々に移り行く午後の日差しのような音楽です。聴こうと思えば聴こえて来る。無視しようと思えば無視出来る音楽というテーマから考えると、とうとう行き着いたという完成度を持っています。

1. Thursday Afternoon

この作品もロジャーイーノ、ダニエルラノアのトリオを中心として制作されています。浮遊感のあるピアノとストリングスに近いパッドサウンドいつ変化しているのかさえ気づかせないほどのゆったりとした時間が流れていきます。正にアンビエントミュージックとしての一つの到達点です。ポップスのように変化していますよといわんばかりの曲ばかり聴いていると、この作品はかなり退屈で眠くなる事請け合いです。

しかし、それこそがイーノの狙いなのです。環境として存在しているのだけれど、意識しなければ気づかないくらいの距離感を持った音楽。同時発音数は少ないのですが、長い時間で聴き取ると結構いろんな音が出てきます。しかし、それすらも意識しないで済む緩やかな流れに身を委ねてみる時間が、一日のうちにとれる事が心のゆとりになるのではないでしょうか。こうした作品をたまには聴いてみるゆとりを週に一回くらいは持ちたいものです。

Thursday Afternoon


[20090326]

More Music for FilmsMore Music for Films
(2008/07/08)
Brian Eno

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モア・ミュージック・フォー・フィルムズ(紙ジャケット仕様)モア・ミュージック・フォー・フィルムズ(紙ジャケット仕様)
(2005/06/22)
ブライアン・イーノ

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1976年にプロモーション用サンプルとして製作された11曲と83年発表のMusic for Films Volume 2をコンパイルしたアルバムです。Music for Films Volume 2は現在入手困難で、このコンパイル盤がその代役となっています。

1. Last Door
2. Chemin de Fer
3. Dark Waters
4. Fuseli
5. Melancholy Waltz
6. Northern Lights
7. From the Coast
8. Shell
9. Empty Landscape
10. Reactor
11. Secret
12. Don't Look Back
13. Marseilles
14. Dove
15. Roman Twilight
16. Dawn, Marshland
17. Climate Study
18. Drift Study
19. Approaching Taidu
20. Always Returning (II)

1976年のテイクはパーシージョーンズが加わっている時期の作品で、コンパクトプログレなイーノらしい曲ばかりになっています。ファンにとっては未発表曲のようなもので嬉しい限りです。Music for Films Volume 2の作品はロジャーイーノ、ダニエルラノアとのトリオ編成での作品で、架空の映画音楽第二弾となっています。

コンパイルする事によって、Music for Films Volume 2の統一感が無くなっていますが、まだロックしていた時期の作品が聴けるので、これもありがたいアルバムになっています。ロバートフィリップのアグレッシヴなプレイがとても心地良いです。Music for Films Volume 2の静寂な感じとの対比がありますが、どちらもイーノらしくて2倍楽しめる作品になっています。

Empty Landscape


[20090325]

アポロ(紙ジャケット仕様)アポロ(紙ジャケット仕様)
(2005/06/22)
ブライアン・イーノ

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Apollo: Atmospheres & SoundtracksApollo: Atmospheres & Soundtracks
(1990/08/31)
Brian Eno

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ドキュメンタリー映画『アポロ計画』のサントラとして制作されたアルバムです。弟のロジャーイーノとダニエルラノアの3人で制作されています。題材は宇宙ですので、アンビエントミュージックとしては表現し易い題材です。イーノの音楽にはスペース感が常にありましたので、適材適所と言えるでしょう。

1. Under stars
2. Secret place
3. Matta
4. Signals
5. Ending (ascent)
6. Under stars II
7. Drift
8. Silver morning
9. Deep blue day
10. Weightless
11. Always returning
12. Stars

パッドサウンドの連綿たる響き、時折入るベースやギターのような弦の旋律はどこか民族音楽のような生命力を持っています。特にUnder starsはサイケな雰囲気がたっぷり感じられいます。この時代になるとサンプラーサウンドが大活躍している時ですが、どうもイーノに関して言えば、ほとんどサンプラーは使っていないのではないでしょうか。ヴォイスのような音源はサンプラーのようにも思えますが、シンセでも出せる音です。

イーノはあくまでもシンセのプログラミングにこだわって独自のサウンドを追求しているように感じます。弦楽器はダニエルラノアによる演奏なのでしょう。どこかネイティヴな響きを持っています。ロックファンから見るとこの頃のイーノは世捨て人のようなイメージでしたが、今聞き返してみるとしっかりと未来を先取りしているのが分かります。この80年代の作品は90年代になって理解されるようになっています。

Under stars

Secret place

Matta


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[20090324]

Ambient 4: On LandAmbient 4: On Land
(2008/07/08)
Brian Eno

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アンビエントシリーズはハロルドバットなどとの共演作もあり、このアルバムには4という表示がついています。On Land。つまりは大地のための環境音楽のようです。そしてこのシリーズのジャケットはみな地図になっています。このアルバムでは旋律というよりも音響によるシンフォニーになっています。

1. Lizard Point
2. Lost Day
3. Tal Coat
4. Shadow
5. Lantern Marsh
6. Unfamiliar Wind (Leeks Hills)
7. Clearing
8. Dunwich Beach, Autumn, 1960

このアルバムではダニエルラノワという、後にイーノの片腕となる人物を発掘しています。イーノの環境音楽も進化していて、無視出来るとか出来ないとか言う次元は既に超越しているようです。旋律の無い音響に重視した創りですが、決して無視出来るような音ではありません。まるで砂嵐や風の通る音のようでありながら、何かを予感させるような息づかいを感じます。

ニューエイジミュージックの元祖的な存在のイーノですが、彼の音楽は決してそのようなイージーリスニングのものとは毛並みが違います。映画のサントラだと思えば分かり易いですが、映像も無い状態でこうした音楽を聴き続けるのは馴染めない人もいるでしょう。エイフェックスツィンのアンビエントワークスなどで慣れておく必要があります。テクノ世代になってくると、こうした作品もヒップだったりします。

Lizard Point

Lost Day

Tal Coat


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[20090323]

Music for FilmsMusic for Films
(2008/07/08)
Brian Eno

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フィルムのための音楽という事で、架空の映画のサントラという形の作品です。アンビエントしていますが、環境音楽シリーズとは違う印象を受けてしまいます。なぜなら決して無視出来るような音楽ではないからです。しっかりと意識の中に伝わってくる音楽です。

1. Aragon
2. From the Same Hill
3. Inland Sea
4. Two Rapid Formations
5. Slow Water
6. Sparrowfall, Pt. 1
7. Sparrowfall, Pt. 2
8. Sparrowfall, Pt. 3
9. Alternative 3
10. Quartz
11. Events in Dense Fog
12. 'There Is Nobody'
13. Patrolling Wire Borders
14. Measured Room
15. Task Force
16. M386
17. Strange Light
18. Final Sunset

ジョンケール、ロバートフィリップ、フィルコリンズ、パーシージョーンズといった面々が参加していますが、どこで何を演奏しているか分からないくらいアンビエントしています。唯一ロバートフィリップのフリッパートロニクスのようなロングサスティーンのギターらしき音は分かります。映画館のための環境音楽というのでもありません。あくまでも映画の中で使われるような音の断片を次々と提示しているのです。

しかも、ロシアの映画にあうようなサウンドではないでしょうか。タルコフスキーあたりの映画に使われても自然な感じです。音源集とでも言えるような無愛想なくらいにただ短めの曲が沢山入っています。マニュピレーターが音色を創っては録音して遊んでいるような感じです。そう考えると、何と贅沢な作品なのでしょうか。環境音楽シリーズよりは退屈しないと思います。

From the Same Hill

Two Rapid Formations

Alternative 3


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[20090323]

中日まで両横綱が全勝で勝ち越しという安定感を出しています。それに比べて大関陣が元気がありません。それに比べて若手のライバル同士 豪栄道と栃煌山が元気良く大関陣に勝っています。上位に通用する相撲が取れているという事はかなり評価出来るものです。これから上位に定着していけるだけの力をつけてきているようです。

主な上位陣の成績
朝青龍 8勝0敗
白鵬 8勝0敗
琴欧洲 5勝3敗
千代大海 2勝6敗
魁皇 6勝2敗
日馬富士 5勝3敗
琴光喜 6勝2敗
把瑠都 3勝5敗
稀勢の里 3勝5敗
豪栄道 4勝4敗
旭天鵬 2勝6敗
栃煌山 5勝3敗


日馬富士が大関になってからどうも調子が良くありません。もっと上を目指して気合いを入れていただきたいものです。下位では体のぶつぶつが気持ち悪いですが、山本山が体を活かした相撲で勝っていましたが、まだ詰めが甘く雑な所があるので負け始めていますが、これから稽古十分になって来ると驚異になる事でしょう。

本来は体を活かした相撲を取らなければならないのが把瑠都です。内容は悪くはありませんが、立ち合いの鋭さで前に出て行く相撲を忘れているようです。優勝は横綱の二人に絞られてきています。この二人は他の力士とは次元の違う所で相撲を取っている感じがします。気を抜かなければこの二人で間違いないでしょう。

[20090322]

Ambient 1: Music for AirportsAmbient 1: Music for Airports
(2008/07/08)
Brian Eno

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ミュージック・フォー・エアポーツ(紙ジャケット仕様)ミュージック・フォー・エアポーツ(紙ジャケット仕様)
(2004/12/22)
ブライアン・イーノ

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ここから本格的に環境音楽に没頭していきます。最初の題材としたのが空港でした。このアルバムからアンビエントという概念が持ち出されて、空港で聴く音楽として聴く事も出来るし、無視する事も出来る音楽という音楽を追究しています。

1. 1/1
2. 2/1
3. 1/2
4. 2/2

ロバートワイアットがピアノでで参加しています。イーノの方は今で言うパッドサウンドをバリエーション豊かに創り上げています。あくまでもゆったりとしていて変化するサイクルを極力長いスタンスにして聴く人の注意を集中させないように配慮されています。いつ変化しているのかも意識していなければ分からないくらいにゆったりとしているのです。

この頃はポリフォニックのシンセサイザーも登場していましたが、それを使っているかどうかは分かりにくいのです。イーノが使うシンセ音はどのメーカーのどの機種なのかを特定するのが難しいくらいに創り込まれているからです。現在のシンセにはここで使われているようなサウンドはプリセットから入っていたりしますが、当時はこのようなサウンドを創るには相当創り込まなければならなかったはずです。つまりは現在必要とされているシンセ音をこの時に既に確立していた訳です。2小節くらいでコードチェンジするロックばかり聴き慣れていると馴染めない作品かもしれませんが、ヒーリング効果もあるこうした音楽はやがて地味ながら普及していく事となります。

Music for Airports


2/1


[20090322]

ビフォア・アンド・アフター・サイエンス(紙ジャケット仕様)ビフォア・アンド・アフター・サイエンス(紙ジャケット仕様)
(2004/07/22)
ブライアン・イーノ

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環境音楽は一時休みで、アナザーグリーンの続編のような作品で、パーシージョンーンズ、フィルコリンズやドイツのミュージシャンが参加した作品です。イーノ風のファンクがあったりしてダイナミックな、どちらかというと明るい感じになっています。

1. No One Receiving
2. Backwater
3. Kurt's Rejoinder
4. Energy Fools the Magician
5. King's Lead Hat
6. Here He Comes
7. Julie with...
8. By This River
9. Through Hollow Lands (For Harold Budd)
10. Spider and I

デヴィッドボウイのアルバムで言うとロジャーに近いと思います。ラテンなフレイバーもあるイーノ流ファンクが炸裂しています。デヴィッドバーンとの最新共演作で自分流のゴスペルソングを追求しているとコメントがありますが、イーノはソロになってからはリズム&ブルースのようなタイプの曲があるので最近うなずいてしまいますが、当時はそれ以上にプログレッヴなアレンジに耳がいっていました。良く聴き直すと確かにゴスペルしています。

それ以上にこのアルバムにはラテンやカリプソなどの明るい曲が多いのが印象です。そういうオーソドックスな曲でも斬新に聴こえるのがイーノの魅力でしょうか。しかし、ロックなアルバムはここまでで、これ以降は環境音楽に邁進していく事になります。80年代、90年代を予知するようなこれらの音楽はまだ70年代というテクノロジーも未発達な時に創りだされています。これも見事な名盤です。

No One Receiving

Backwater

Kurt's Rejoinder


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[20090322]

Discreet MusicDiscreet Music
(1990/08/31)
Brian Eno

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いよいよイーノが提唱する環境音楽の登場です。実験音楽紹介のため設立したオブスキュアレーベルからリリースされました。交通事故で入院したイーノが、友人のもってきたハープ音楽を聴いたとき、スピーカーが壊れていて、聞こえるか聞こえないかの音量でハープ音楽が流れたという事がきっかけで環境音楽というものを創る事になりました。

1. Discreet Music
2. Three Variations on the Canon in D Major: Fullness of Wind
3. Three Variations on the Canon in D Major: French Catalogues
4. Three Variations on the Canon in D Major: Brutal Ardour

聴こうと思えば聴こえて来るし、無視していれば無視出来る音楽、それが環境音楽の定義のようです。この後いろんな場所を想定した作品を出してきますが、これはその第一作という事で、まだ熟成されていない感じになっていますが、それはそれで面白い音楽になっています。ただ環境音楽になっているのはDiscreet Musicだけで、後はバッハのカノンを題材にした作品が入っています。

2本のテープループをつなぎあわせて創っているようで、まだサンプラーやシーケンサーも発展していない時期の作品だけにかなり先を言っています。エイフェックスツィンのアンビエントワークスに比べると結構動的だったりしています。カノンはストリングスなどを使っていますが、かなりアンビエント感があります。それまでのロックミュージックの概念を拒否してしまったような音楽は、当時かなりの反響を呼びました。

Discreet Music

Three Variations on the Canon in D Major: Fullness of Wind

Three Variations on the Canon in D Major: Brutal Ardour


[20090322]

アナザー・グリーン・ワールド(紙ジャケット仕様)アナザー・グリーン・ワールド(紙ジャケット仕様)
(2004/07/22)
ブライアン・イーノ

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イーノ独自の発展を遂げた新たな音楽性を提示した名盤です。イーノのアルバムの中でも私が一番好きなアルバムです。何といっても私が好きなブランドXのベーシスト、パーシージョーンズが参加していて、独特のうねうねベースサウンドを聴かせてくれているのです。パーシーの代表作でもあります。このサウンドは後にジャパンのミックカーンが受け継いでいます。

1. Sky Saw
2. Over Fire Island
3. St. Elmo's Fire
4. In Dark Trees
5. Big Ship
6. I'll Come Running
7. Another Green World
8. Sombre Reptiles
9. Little Fishes
10. Golden Hours
11. Becalmed
12. Zawinul/Lava
13. Everything Merges with the Night
14. Spirits Drifting

コンパクトプログレと形容したくなるサウンドで、恐らくはドイツのミュージシャンの影響もあるのでしょうが、イーノにしか創れない独自性があります。同時期にイーノがプロデュースしたデヴィッドボウイのロウにも共通する凍てつくヨーロッパの退廃感もあります。その中にこれまでのようなポップな曲も共存しているのですが、ロバートフィリプ卿のフリッパートロニクスのウーマントーンやスネイクギターなどがアグレッシヴなプログレッシヴロック色を醸しています。

80年代に入ってから一般化するゲートリヴァーブサウンドに近い残響処理など、これから始まるアンビエントな音処理がかなり繊細に施されています。こうなるともうイーノの独壇場になります。ロバートフィリップとの共演作などからの延長線上にあるのですが、更に突き抜けた到達感があります。シンセサイザーもまだアナログなのですが、これほど美しいサウンドを創りだすのは当時はドイツ系かイーノかというくらいのもので、テクノ以前にこれだけのサウンドを拵えていたというのも驚異的です。環境音楽だけがイーノではないのです。

Sky Saw

Over Fire Island

St. Elmo's Fire


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[20090321]

テイキング・タイガー・マウンテン(紙ジャケット仕様)テイキング・タイガー・マウンテン(紙ジャケット仕様)
(2004/07/22)
ブライアン・イーノ

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中国の舞踏団の映画の写真から受けたインスピレーションで創り上げたアルバムです。ファーストのような豪華ゲストではなく、バンドスタイルとして録音されています。前作はロキシーとは違うタイプの曲をあえてやっていましたが、このアルバムではかなりロキシーミュージックに近い感じになっています。

1. Burning Airlines Give You So Much More
2. Back in Judy's Jungle
3. Fat Lady of Limbourg
4. Mother Whale Eyeless
5. Great Pretender
6. Third Uncle
7. Put a Straw Under Baby
8. True Wheel
9. China My China
10. Taking Tiger Mountain

ロキシーやデヴィッドボウイのようなグラムロック感覚と、後にジャパンにコピーされるようなシンセサウンドが聴けます。ブライアンフェリーを意識しているのか、かなりくねくねしたような歌い方の曲が多いです。Third Uncleはバウハウスにカバーされた名曲です。シンプルなフレーズの繰り返しと言うニューウェイヴっぽい感覚が早く発揮されています。

このアルバムまでがまだロック的な感覚を持っています。次回作から独自の音楽性を確立していきますから、ポップ感覚で楽しめるのはこのアルバムまでという事になります。それでも早くもボウイのロウのようなデカダンスを感じさせる曲も出来上がっています。時代をあまりにも先取りしているためリアルタイムでは評価されていませんでしたが、後の音楽達がブライアンイーノのあまりにも鋭い感性を認めさせる役割を果たしています。これ又名盤です。

Burning Airlines Give You So Much More

Back in Judy's Jungle

Fat Lady of Limbourg


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[20090321]

ヒア・カム・ザ・ウォーム・ジェッツ(紙ジャケット仕様)ヒア・カム・ザ・ウォーム・ジェッツ(紙ジャケット仕様)
(2004/07/22)
ブライアン・イーノ

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さて、ポストパンクとして80年代以降のムーヴメントを紹介していますが、その前にどうしても紹介しておかなければならないのがこのブライアンイーノです。ニューウェイヴを語る上でこの存在抜きにしては語れないからです。少し時代が逆行してしまいますがブライアンイーノの業績を紹介させていただきます。

1. Needle in the camel's eye
2. Paw paw negro blowtorch
3. Baby's on fire
4. Cindy tells me
5. Driving me backwards
6. On some faraway beach
7. Blank Frank
8. Dead finks don't talk
9. Some of them are old
10. Here come the warm jets

ブライアンフェリーの独裁体制になったロキシーミュージックを脱退したブライアンイーノは、直ちにソロ活動に入ります。いろんなセッションもやっていますが、ソロアルバムで彼なりの主張をしています。そのファーストアルバムとなる作品ですが、パンク以降に起こるニューウェイヴの原型をここに確認する事が出来ます。楽器もそれほど得意ではなかったイーノはロキシーミュージックでもサウンドトリートメントという役割でした。つまりはグラムロック以降定着したヘタウマそのものの人で、センスだけで新たな時代のヒントを提示し続けました。

このアルバムではブライアンフェリー以外のロキシーのメンバーにロバートフィリップ、ロバートワイアットなどが参加しており、歌も巧くはありませんが味のある歌でポップなロックナンバーを前半に、実験的な音楽を後半に持ってきた構成になっています。このさほど演奏力も無いイーノがセンスだけで創り上げたこの初期の作品は、パンク以降のニューウェイヴのあり方そのものでした。ですからここから影響を受けたバンドが山のように現れてくる事になります。Paw paw negro blowtorchなどはまるでトーキングヘッズなので笑えます。

どの曲もヒットはしていませんがブリティッシュロックの歴史を語る上では外せない名曲ばかりです。どちらかというとカンタベリー系のセンスに近い事からイーノもカンタベリー系だと思われています。ロキシーミュージックでは好きに出来なかった分ソロアルバムでその才能を爆発させています。音響派とも言えるミュージシャンが野に解き放たれた最初の作品です。その後のイギリスの全てのミュージシャンが影響を受けているといっても過言ではないくらいの名盤です。

Needle in the camel's eye

Paw paw negro blowtorch

Baby's on fire


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[20090321]

DeceitDeceit
(2006/11/27)
This Heat

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ラフトレードから出されたセカンドアルバムですが、残念ながらこのアルバムで解散となってしまいます。民族楽器も使ったサイケな感じの曲があったり、歌が占める部分が多くなっており、ファーストよりは聴き易いかもしれませんが、より深い世界が広がっています。

1. Sleep
2. Paper Hats
3. Triumph
4. S.P.Q.R.
5. Cenotaph
6. Shrink Wrap
7. Radio Prague
8. Makeshift Swahili
9. Independence
10. New Kind of Water
11. Hi Baku Sho (Suffer Bomb Disease)

サイケな感じといい、プログレに通じる演奏力といい、ポストパンクとしては満点の力量を持ったバンドだったと思います。歌ものが多くなっていますがアヴァンギャルド感は増しています。当時はフランクザッパを連想していましたが、今聴くとグリッターズバギンあたりに通じるジャムバンド系でもあったのだという事が分かります。

80年代という時代でサイケデリックをやるとこうなるのが正解だと言える見事なセンスです。民族音楽といってもインドだけではなく、アフリカなどの呪術的なビートをテープループで表現したりとインダストリアルの新たな可能性も示しています。被爆症というタイトルなどいかにもな感じも良しでしょう。アグレッシヴなのにどこか親しみ易さを感じていたのは私だけだったのでしょうか。ポップグループの次を示したとも思っていますが、これにつずくバンドが現れていなかった事が彼らを過小評価していると思います。80年代初期の大名盤です。

S.P.Q.R.

Cenotaph

Makeshift Swahili

New Kind of Water


[20090321]

This HeatThis Heat
(2006/03/14)
This Heat

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ラフトレードというインディーズレーベルのカタログの中で、一番気に入った出会いだったのがこのディスヒートでした。このファーストはまだラフトレードと契約していませんが、十分に衝撃的な内容になっています。このバンドも又正当なインダストリアルの継承者だと思います。

1. Testcard
2. Horizontal Hold
3. Not Waving
4. Water
5. Twilight Furniture
6. 24 Track Loop
7. Diet of Worms
8. Music Like Escaping Gas
9. Rainforest
10. Fall of Saigon
11. Testcard

まだ80年代を迎える前からまるでサンプラーによるビッグビートのようなドラムサウンドを聴く事が出来ます。かなり過激でアヴァンギャルドな内容なのですが、ドリルンベースなどが好きな人には馴染み易い音だと思います。それだけ時代を先読みしていたような強烈な音です。パンク的な主張もありで、テクノにはなっていないロック寄りなサウンドがかっこ良かったのです。

当時は他のどのバンドとも違う独自の進化を遂げたバンドだという印象がありました。かなり気に入っていたのですが、さすがに売れませんでした。スロッビンググリッスルのような一種アートのようなノイズとも違う異質なその構成は、フランクザッパのような猥雑な感じがして私には心地良かったのです。インダストリアルというくくりで理解した方が分かり易いですが、ロックの可能性を示唆してくれていた数少ないバンドの一つだったと思います。

Horizontal Hold

Twilight Furniture


[20090320]

Haus Der LugeHaus Der Luge
(2003/03/10)
Einstuerzende Neubauten

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Ende NeuEnde Neu
(1996/08/01)
Einstuerzende Neubauten

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Funf Auf Der Nacht Oben Offenen RichterskalaFunf Auf Der Nacht Oben Offenen Richterskala
(1987/07/01)
Einstuerzende Neubauten

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インダストリアルの代表選手としてドイツのアインシュテュルツェンデ ノイバウテンは割と有名だと思います。現在全てのアルバムの入手が困難な状態なので、アーティストとして紹介します。彼らはチェーンソーやドリルといった工具を実際にライブでも楽器として使っています。そしてサンプラーもさすがにドイツだけあって巧く活用しています。そういう意味でも正当なインダストリアルの継承者だと言えるでしょう。

曲はきちんと作曲されていて音楽になっていますが、既成の楽器以外の音色が当時はかなり衝撃的でした。そういう意味でもサンプラーという新しいフォーマットの特性を活用するために登場したようなバンドで、その新しいサウンドはピーターガブリエルのソロ作品と共に私にとっては衝撃的な存在でした。シンセが一般的になった頃から、ギター、ベース、ドラムといったバンド形態は必ずしも必要ではなくなるようになりました。80年代というのはそうした既成概念を覆すような時期でもありました。

バンドを結成する時にドラマーがいなくても何とかなると思い始めたのがこの頃ですが、さすがにドラムセンスが無いと巧く打ち込めないで苦労していた事を思い起こします。そうした既成概念を覆す最もたる存在がこのバンドでした。ドイツの技術職人気質とユーモアが同居したそのサウンドは今聴いても色褪せていません。それだけ当時からしっかりとしたサウンドメイキングがなされています。

Sabrina

Blume

The Garden


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[20090320]

2X452X45
(1990/10/22)
Cabaret Voltaire

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2X452X45
(1990/11/13)
Cabaret Voltaire

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ミュートレコードというこれまたインディーズレーベルに移籍して出された初期の終焉を告げるアルバムになっています。変則的な2面性を持った作品で、サックスやフルート等の生楽器を使用したダンサブルな内容とクリス抜きのメンバーに「Hula」という同郷の実験ユニットのメンバーをギターとドラム、パーカッションでフューチャーした内容で、この頃になるとサンプラーも使われるようになっています。

1. Breathe Deep
2. Yashar
3. Protection
4. War of Nerves (T.E.S.)
5. Wait & Shuffle
6. Get Out of My Face

テープ操作というインダストリアルな部分を担当していたクリスがこのアルバムを最後に脱退してしまいます。このアルバムでもあまり参加しておらず、その為バンドはより一般的な音楽性を追究するようになっています。つまり80年代の普通のシンセポップバンドへと変貌し始めているのです。

つまり、キャバレーヴォルテールがインダストリアルの代表選手と呼ばれていたのは、このアルバムまでとなります。次回作からはパンクを経たシンセポップバンドのようになっていきますので、紹介としてはここまでとします。どんなに頑張っても商業主義に乗っからないと生き残っていけないということを象徴しているようで、次の作品からは紹介出来ません。興味がある方は検索してみて下さい。

Yashar


[20090320]

Red MeccaRed Mecca
(2002/02/19)
Cabaret Voltaire

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初期のキャバレーヴォルテールの最高傑作アルバムです。これまでの実験的なサウンドメイキングが一つの到達点に達しています。ノイジーなサウンドも贅肉が落とされ、楽曲を構成する最小限の音源として機能しています。

1. Touch of Evil
2. Sly Doubt
3. Landslide
4. Thousand Ways
5. Red Mask
6. Split Second Feeling
7. Black Mask
8. Spread the Virus
9. Touch of Evil (Reprise)

スロッビンググリッスルのようなノイズとしての音源としてだけではなく、あくまでも曲に必要な音源の一つとしてノイズが使われており、ちゃんと音楽になっているこのバンドのスタイルは後のインダストリアルのあり方に強く影響しています。つまり、インダストリアルミュージックはきちんと作曲された音楽として大きく変わっていく事になるのです。

逆に言うと、普通の曲にノイズを加えるだけでインダストリアルと呼ぶようになってしまうのです。ですからスロッビンググリッスルのようなスタイルはレコード会社的にはノーと言えるようになっていくので、その存在すらいかがなものかという感じになってしまいます。その反面、聴いてくれる人が増えていくようにもなっていきます。

Touch of Evil (Reprise)

Red Mask

Spread the Virus


[20090320]

The Voice of AmericaThe Voice of America
(1990/06/01)
Cabaret Voltaire

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テクノポップとは違う硬質で廃退的雰囲気を醸し出すインダストリアル。しかし、それは90年代以降のテクノに直結する感性を秘めていました。90年代のサンプラーが活躍する時期においてはテクノポップよりもインダストリアルからの影響が強かったのです。

1. Voice of America/Damage Is Done
2. Partially Submerged
3. Kneel to the Boss
4. Premonition
5. This Is Entertainment
6. If the Shadows Could March?
7. Stay out of It
8. Obsession
9. News from Nowhere
10. Messages Received

当時からサンプラーは存在していましたが、まだまだ高価で駆け出しのミュージシャンが持てるようなものではありませんでした。ですからこのバンドのようにサウンドコラージュとしてまだまだテープをつなぎあわせたり、チープなアナログシンセによるフィルタリングサウンドによるサウンドメイキングがなされていました。

特にこのバンドの場合はパンクの影響も強く、特にストラングラーズのようなキーボードを使うパンクバンドの影響があるようです。形容としてはポストパンクですが、パンクの新しい形として捉えた方が良いかもしれません。ニューウェイヴと呼ぶにはかなりアグレッシヴです。

Kneel to the Boss

Premonition

This Is Entertainment


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