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[20071130]

We're Only in It for the MoneyWe're Only in It for the Money
(1995/04/18)
The Mothers of Invention

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ウィー・アー・オンリー・イン・イット・フォー・ザ・マニーウィー・アー・オンリー・イン・イット・フォー・ザ・マニー
(2001/09/21)
フランク・ザッパ&ザ・マザーズ・オブ・インヴェンション

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3枚目のアルバムはジャケットが印象的です。日本盤とアメリカ盤のジャケットを起用しましたが、日本盤のジャケット本来の表ジャケットでアメリカ盤が内ジャケットになっていました。そうです、ビートルズのサージェントペッパーのジャケットの表と裏を逆にしたパロディージャケットになっているのです。これはサージェントがザッパの作風を真似した事に対するこちらが元祖だと言わんばかりの表明であり、音楽的にも当時のサイケ文化をおちょくった内容になっているのです。主流を生み出しながらも決して主流にはならないザッパの主義主張が込められています。

1. Are You Hung Up?
2. Who Needs the Peace Corps?
3. Concentration Moon
4. Mom & Dad
5. Telephone Conversation
6. Bow Tie Daddy
7. Harry, You're a Beast
8. What's the Ugliest Part of Your Body?
9. Absolutely Free
10. Flower Punk
11. Hot Poop
12. Nasal Retentive Calliope Music
13. Let's Make the Water Turn Black
14. Idiot Bastard Son
15. Lonely Little Girl
16. Take Your Clothes Off When You Dance
17. What's the Ugliest Part of Your Body? (Reprise)
18. Mother People
19. Chrome Plated Megaphone of Destiny

テープエコーを手に入れたザッパの遊び心が満載で、出だしからディレイのようなエコー処理にテープエフェクトなど、スタジオテクニックを駆使しながらも冗談のような編集が成されています。音楽的にはポップな曲ばかりなのですが、テープ編集で次々に場面転換していき、アヴァンギャルドポップというスタイルのはしりになっています。とにかくマザーズのこれまでの初期3枚が一番変態度が高く、私にとってはこの3枚が一番ザッパらしいスタイルだと言うイメージを持っています。

特にこのアルバムではエコーマシーンを多用しているのでその変態度は最高潮に達しています。いろんな音楽のパロディーの断片がちりばめられていて何のパロディーなのか分からないくらいに切り刻まれています。今で言うサンプリングミュージックの複雑な構成だとも思えます。ただどの曲もポップなので前作までのへヴィーな威圧感はありません。この雑多感が近いもので言うとソフトマシーンのファーストアルバムが似ています。

カンタベリー系にも影響を与えているのですね。これは究極の現代音楽とも言えます。ただその淫猥な雰囲気によりそれほどまで評価しずらいかもしれません。これはロックを越えながらもロックであると言うスタンスがユニークな名盤であります。初期の3枚のアルバムでそれまでの既成概念を完璧に覆した驚異的なる名盤なのであります。

Are You Hung Up?

Who Needs the Peace Corps?

Concentration Moon

Mom & Dad

What's the Ugliest Part of Your Body?

Let's Make the Water Turn Black

Mother People

Chrome Plated Megaphone of Destiny
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[20071129]

Absolutely FreeAbsolutely Free
(1995/05/02)
The Mothers of Invention

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このアルバムが発売される前にその音源をビートルズが入手しており、サージェントペッパーでの大胆なカット割りに影響を与えたと言われるアルバムです。音楽的には真似が出来る者ではありませんが、そのアイデアなどで確実にサージェントペッパーはそれまでの概念を覆すような作品になりました。ザッパがいなければストロベリーフィールズやレヴォリューションNo.9などの作品は生まれなかった事でしょう。思いついた事を思うがままに表現していくザッパにとって売れる事より自由である事が第一なのです。

1. Plastic People
2. Duke of Prunes
3. Amnesia Vivace
4. Duke Regains His Chops
5. Call Any Vegetable
6. Invocation and Ritual Dance of the Young Pumpkin
7. Soft - Sell Conclusion
8. Big Leg Emma
9. Why Don'tcha Do Me Right?
10. America Drinks
11. Status Back Baby
12. Uncle Bernie's Farm
13. Son of Suzy Creamcheese
14. Brown Shoes Don't Make It
15. America Drinks and Goes Home

しかしこのアルバムではアメリカ政府からの制約が入ってしまいます。ファーストアルバムでは巧い事問題視される事はなかったのですが、ザッパの過激な政府をおちょくった歌詞に政府が敏感になってしまい、何点かの歌詞の書き換えを申し渡されます。それでも過激さは損なわれる事なく伝わってくる強烈な内容になっています。Invocation and Ritual Dance of the Young Pumpkinはまるでモードジャズでのインプロヴィゼーションが暴れまくっています。1枚に収めているので曲間の継ぎ目をなくしたメドレー形式はビートルズが拝借したと言われています。

デタラメに演奏しているようなイメージもありますが、現代音楽までのスケールを駆使した作曲が成されており、結構緻密に計算された上での音楽だと言う事が分かります。まるで映画を撮影しているような編集が成されているようにも思います。それもかなり革新的なヌーヴェルヴァーグです。所々ででてくるメロディーにデヴィッドボウイのアラジンセインあたりのフレーズが聴こえたりします。ボウイも影響を受けていたのでしょうか。アメリカでのヒッピー文化にも影響を与えながらもザッパは常に違う次元でそれらのメインストリュームをおちょくりながら存在しています。それ故孤高であり、誰も真似出来ない、追いつけない世界から顔を出しています。このアルバムは前衛的でありながらもポップな曲もあり、その変態世界を満喫し易い名盤となっております。

Duke of Prunes

Call Any Vegetable

Invocation and Ritual Dance of the Young Pumpkin

America Drinks

Brown Shoes Don't Make It

[20071128]

Freak Out!Freak Out!
(1995/05/02)
Frank ZappaThe Mothers of Invention

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アメリカでもいよいよサイケデリックの時代に入るのですが、その前に大きなきっかけとなったのがこのフランクザッパです。ザッパは決してサイケデリックと言う言葉では表現出来ません。彼の音楽アヴァンギャルドロックなのです。前衛芸術が広まりつつあった時代に音楽、ロックとしての前衛を提示してみせたのがフランクザッパなのです。

現代音楽家のピエール・ブーレーズに絶賛されるほど現代音楽理論にも精通しているザッパですが、若い頃はドゥワップに夢中でした。だから彼の音楽には現代音楽と前衛、そしてヘンテコドゥワップがいつもついて回ります。キースムーンとロック界の二大変態ミュージシャンと称されるほどの変人ぶりなファッションセンスと音楽センスにより、決して主流になる事はありませんでしたが、常に第一線のミュージシャンに影響を与え続ける存在でありました。ビートルズのサージェントペッパーもザッパの影響なくしては、あれほど大胆な問題作とはならなかったのです。彼こそが影の革新者だったのです。影のロック番長なのです。

1. Hungry Freaks, Daddy
2. I Ain't Got No Heart
3. Who Are the Brain Police?
4. Go Cry on Somebody Else's Shoulder
5. Motherly Love
6. How Could I Be Such a Fool?
7. Wowie Zowie
8. You Didn't Try to Call Me
9. Any Way the Wind Blows
10. I'm Not Satisfied
11. You're Probably Wondering Why I'm Here
12. Trouble Every Day
13. Help, I'm a Rock
14. It Can't Happen Here
15. Return of the Son of Monster Magnet

マザーズオブインヴェイションと言うバンドを率いて出された彼のファーストアルバムはアナログ盤でいきなり2枚組という大容量でした。ロック的な面から見ても格好いいヅレーズが沢山ありますが、それ以上におちょくったような変態フレーズがてんこもりです。パンタの頭脳警察はWho Are the Brain Policからとった名前だと言うのはあまりにも有名な話です。

しかし動くフランクザップは意外と二枚目のいい男なのです。ギターを弾いて歌を歌いますが、ザッパの歌ははっきり言って巧いもんではありません。ヴォーカリストを別にフューチャーするようになると大分聴き易くなります。それほど癖のある歌の為、余計に変態度が増しているのです。ビートルズの出現も衝撃的だったかもしれませんが、それらのビートブームに原爆を投下したほどの衝撃をフランクザッパは与えくれました。しかし、この後に続く作品でもっと変態度を増していきますから、このファーストアルバムから入るといい感じでファンになれるかもしれません。本質的にロックの歴史を変えた衝撃の大名盤であります。

Hungry Freaks, Daddy

Who Are the Brain Police?

Trouble Every Day

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[20071127]

Everything PlayingEverything Playing
(1998/11/01)
The Lovin' Spoonful

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ギタリストが交代してのアルバムで、一番サイケデリック度があります。サントラなどを手がけてきた彼らならではのドラマティックな流れを持った作品でオーケストラなども導入しています。肥大していく音楽文化の中にもシンプルなナチュラル傾向も覗かせる時代の賜物です。

1. She Is Still a Mystery
2. Priscilla Millionaira
3. Boredom
4. Six O'Clock
5. Forever
6. Younger Generation
7. Money
8. Old Folks
9. Only Pretty, What a Pity
10. Try a Little Bit
11. Close Your Eyes
12. Darling Be Home Soon
13. Amazing Air
14. Never Going Back
15. Till I Run With You
16. Me About You

She Is Still a Mysteryからの流れは明らかにサージェントペッパーの影響が感じられますが、マイペースなくらいに自分達の音楽をやっているところが好感が持てます。Six O'ClockなどはXTCの覆面バンドがやっているようなタイトルで笑えます。ラストのClose Your Eyesの盛り上がり方などは明らかにビートルズの影響でしょう。かなりバラエティー溢れる内容で彼ららしいセンスに溢れています。

しかしこの後中心人物のジョンセバスチャンが脱退してソロに転向。セバスチャン無しで何とかバンドを維持していきますがうまくいかず、合えなく解散となりました。60年代後半のほんの短い間での活動でしたが、彼らはこの時代において、そしてその後のロックシーンにおいて大きな足跡を残した偉大なグループでありました。まずはヒット曲しか入ってこないかと思いますが、是非これを機会に彼らの音楽に触れてみてはいかがでしょうか。

Six O'Clock

Younger Generation

never going back / old folks

Darling Be Home Soon

[20071126]

Hums of the Lovin' SpoonfulHums of the Lovin' Spoonful
(2003/02/18)
The Lovin' Spoonful

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ラヴィンスプーンフルはデビューした年に4枚ものアルバムを一気に出しました。その4枚目の作品になります。しかし一番内容が充実しており、一番ヒットした彼らの代表曲Summer in the Cityも含まれております。サウンドトラックを手がけたりと、より自由な音創りが出来た事により勢いを感じさせられる彼らの最高傑作かもしれません。

1. Lovin' You
2. Bes' Friends
3. Voodoo in My Basement
4. Darlin' Companion
5. Henry Thomas
6. Full Measure
7. Rain on the Roof
8. Coconut Grove
9. Nashville Cats
10. 4 Eyes
11. Summer in the City
12. Darlin' Companion [John Sebastian Solo Demo]
13. Rain on the Roof [Instrumental Version]
14. 4 Eyes [Alternate Vocal/Extended Version]
15. Full Measure [Instrumental Version]
16. Voodoo in My Basement [Instrumental]
17. Darlin' Companion [Alternate Vocal/Alternate Mix]

Summer in the Cityはソウルフルな作品であり、ジャズ的な要素も持ったロックナンバーです。ダイハード3で使われているので最近耳にしている人もいるかもしれません。こういう曲が創れると言うだけでもの凄い才能を感じますが、サントラで使っていた曲に歌詞をつけたCoconut Groveも普通のバンドには創れないようなサロンジャズ的な名曲です。正にデビューした年にその才能を一気に爆発させた彼らですが、その為か短命に終わっています。

Voodoo in My Basementはアフリカンなリズムを持ったサイケデリックな曲です。カントリーロックやフォークロックな曲も沢山ありますが、ソウルやジャズといったアメリカンミュージックの全ての要素を吸収しながらも新しさお持ったオリジナリティー溢れる素晴らしい曲に仕上げています。そしてヒット曲として世に出しているところが感服いたすところであります。どちらと言うと私はブリティッシュロックが好きなのですが、こういう音楽ならアメリカもアリです。

Darlin' Companion

Rain on the Roof

Coconut Grove

Nashville Cats

Summer in the City

[20071126]

九州場所の優勝争いは昨日の2敗同士の対決、白鵬と千代大海の勝負で白鵬が勝ちましたが、本日千秋楽の結果がでるまで分からないというクライマックスを迎えましたが、本日千代大海が休場となり、闘わずして白鵬の優勝が決まりました。しかしその白鵬が琴光喜に負けてしまうと言う幕切れになってしまいました。琴光喜の立ち会いが良かったし、その後の攻めも気迫がこもっていました。

主な上位陣の成績
優勝 白鵬 12勝3敗
千代大海 11勝4敗
琴光喜 10勝5敗
魁皇 9勝6敗
琴欧洲 2勝5敗8休
安美錦 8勝7敗
朝赤龍 3勝12敗
安馬 10勝5敗 殊勲賞
琴奨菊 9勝6敗 技能賞
把瑠都 11勝4敗 敢闘賞

安馬が二桁勝ちましたので来場所は大関取りとなります。しかしかなり好成績が要求されるでしょう。把瑠都は怪我さえ無ければ今頃は大関になっていてもおかしくない器ですので今後の活躍が期待で来ます。まだ気持ちが弱いところを克服すれば上位陣にも通用するでしょう。魁皇は何とか勝ち越して大関陥落を免れましたが、来場所から又過酷な土俵が待つ事となります。琴欧洲は休場したので来場所は角番です。

来場所は問題なければ朝青龍が帰ってきます。マスコミは又つまらない報道をしているようですが、土俵の鬼となれるのは朝青龍だけですので、是非喝を入れて頂きたい。

[20071125]

What's Up, Tiger Lily?/You're a Big Boy Now What's Up, Tiger Lily?/You're a Big Boy Now
The Lovin' Spoonful (1999/09/13)
Camden
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デビューしたその年に4枚のアルバムを出し、しかも3枚目のWhat's Up, Tiger Lily?はウッディーアレンの映画のサントラというめまぐるしい活動をしていました。その後You're a Big Boy Nowというフランシスコッポラの映画のサントラも手がけており、このアルバムはその2枚をカップリングした作品になります。

1. Introduction to Flick
2. Pow!
3. Gray Prison Blues
4. Pow Revisited
5. Unconscious Minute
6. Fishin' Blues
7. Respoken
8. Cool Million
9. Speakin' of Spoken
10. Lookin' to Spy
11. Phil's Love Theme
12. End Title
13. You're a Big Boy Now
14. Lonely (Amy's Theme)
15. Wash Her Away (From the Discothedque)
16. Kite Chase
17. Try and Be Happy
18. Peep Show Percussion
19. Girl, Beautiful Girl (Barbara's Theme)
20. Darling Be Home Soon
21. Dixieland Big Boy
22. Letter to Barbara
23. Barbara's Theme [From the Discotheque]
24. Miss Thing's Thang
25. March
26. Finale

ポップセンスがサントラだと存分に発揮されています。サロンミュージックジャズ的なサイケな時代にあった映像にマッチしています。普通の彼らの楽曲のような曲もあり、インストではモンドな感じも出して末恐ろしい才能を発揮している作品になっています。ヒット曲以外でもこれほど良質な音楽を提供してしまうとは、それもオリジナルアルバムを連発している合間に創っているのです。

このアルバムの曲を4作目で創り直しているのもありますが、デビュー前からかなりの曲を創り溜めていたに違いありません。しかも大物監督作品に起用されるのですから、彼らがいかに時代に敏感な音楽を創っていたかが分かります。そして彼らがいかに起用に演奏が出来るのかも確認する事が出来ます。かれはかなり隠れた名盤であります。

Pow!

Respoken

What's Up, Tiger Lily?


Girl, Beautiful Girl

Darling Be Home Soon

[20071125]

DaydreamDaydream
(1992/07/30)
The Lovin' Spoonful

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カントリーロック的なアメリカンルーツミュージック色が出てきたセカンドアルバムです。ニューヨーク出身のバンドらしく知的な部分も感じられるカントリーロックです。活動時期は短いバンドでしたが、その影響力は多大で、ウッドストックにジョンセバスチャンがでた時は大喝采でした。それほど若者の心をつかんでいたと言えます。

1. Daydream
2. There She Is
3. It's Not Time Now
4. Warm Baby
5. Day Blues
6. Let the Boy Rock and Roll
7. Jug Band Music
8. Didn't Want to Have to Do It
9. You Didn't Have to Be So Nice
10. Bald Headed Lena
11. Butchie's Tune
12. Big Noise from Speonk

のどかで耳馴染みのいいDaydreamで始まるアルバムです。Jug Band Musicのような曲を聴けばキンクスが容易にカントリーロックに転向したのが納得出来ます。ちょっとジョンレノンを太らせたようなジョンセバスチャンの出立ちも笑えますが、音楽性もそれに負けず劣らず鋭いセンスで創り出しているところが最大の魅力です。

ジャズの盛んなニューヨークから出てきた彼らには単なるフォークロックやカントリーロックといった狭い枠組みでは説明出来ない要素が含まれており、最初の1年間で4枚ものアルバムを出すと言う離れ業も凄いですが、その内容が又充実していると言う事も驚きです。ラヴィンスプーンフルはブリティッシュロックファンにもお勧めです。

Daydream

Jug Band Music

You Didn't Have to Be So Nice

[20071125]

Do You Believe in MagicDo You Believe in Magic
(2002/07/09)
Lovin' Spoonful

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アメリカのソフトロックを語る上で忘れてはならないのがこのラヴィンスプーンフルです。ジョンセバスチャンを中心としたバンドで、キンクスのレイデイヴィスも大いに影響を受けたバンドとして知られています。音楽的にはフォークロックにデビューしており、セバスチャンもソロではフォークシンガーのようになっていますが、バンドとしての音楽性は多種多様で、ヒット曲も多く、カバーされた曲も数限りなくあります。

1. Do You Believe In Magic
2. Blues In The Bottle
3. Sportin' Life
4. My Gal
5. You Baby
6. Fishin' Blues
7. Did You Ever Have To Make Up Your Mind?
8. Wild About My Lovin'
9. Other Side Of This Life
10. Younger Girl
11. On The Road Again
12. Night Owl Blues
13. Allep Oop (bonus track)
14. Younger Girl (demo)
15. Blues In The Bottle (alternate vocal version)
16. Wild About My Lovin' (alternate vocal version)
17. Other Side Of This Life (instrumental)

Do You Believe In Magicでデビューして以来数々のヒット曲を生み出してきました。バーズとは又違ったタイプではありますが、その生み出された名曲の数は匹敵するものがあります。ポップと言ってもその歌唱法はソウルフルで迫力のあるものです。Younger Girlのようなメロディーの作り方にキンクスが影響を受けた事がよくわかります。

とてもアメリカンなトラディショナルな部分も持ち合わせていますが、ブリティッシュインヴェンションにも対抗しうる新しい感覚を持っているのも特徴です。バーズよりはバリエーションが豊富です。60年代を代表するアメリカンバンドとしては絶対的な存在感を持っています。それでいてアイドルのようなジャケットが笑えます。

Do You Believe In Magic

Blues In The Bottle

Fishin' Blues

Did You Ever Have To Make Up Your Mind?

Wild About My Lovin'

On The Road Again

Night Owl Blues

[20071125]

The Blue Marble The Blue Marble
Sagittarius (2001/08/06)
Poptones
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ゲイリーアッシャーの覆面スタジオプロジェクト サジタリアスのセカンドアルバムです。ファーストはミレニアムのデモテープをいじくって作った作品でしたが、このアルバムはしっかりとサジタリアスとしての作品として創られています。カートベッチャーがボーカルをとったりしていますし、ここでも又スタジオ技術をふんだんに発揮しています。

1. In My Room
2. From You Unto Us
3. Will You Ever See Me
4. Gladys
5. I Sing My Song
6. The Blue Marble
7. Lend Me A Smile
8. I Still Can See Your Face
9. I See In You
10. Cloud Talk
11. In My Room (bonus track)
12. Navajo Girl (bonus track)
13. I Guess The Lord Must Be In New York City (bonus track)
14. I Still Can See Your Face (bonus track)
15. Will You Ever See Me (bonus track)

アポロ11号により人類が月面に降り立つようになってから宇宙をテーマにした作品が多く存在しますが、このアルバムも宇宙から見た地球をテーマにしています。そしてムーグシンセサイザーを多用しているため、これまでのようなあたたかな雰囲気とは違いダークなイメージもあります。しかし曲自体はこれまで同様かなりポップなものばかりです。

ポップではありますがスケール感がでかくなった為に、プログレッシヴにもなっています。プログレッシヴロックにも情緒的でポップな作品もあるので、そういったものだと思って頂ければいいと思います。基本はポップスです。ゲイリーアッシャーはソロワークもしていますので、そうしばらくしてからそちらも紹介したいと思います。その前にこのプロジェクトを再確認して頂ければと思います。

My Sting Ray

[20071125]

Present Tense Present Tense
Sagittarius ()
Sony
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ミレニアム関連でこのサジタリアスを忘れる訳にはいきません。これはゲイリーアッシャーの覆面スタジオプロジェクトとして機能しているもので、ミレニアムのデモテープにオーヴァーダビングさせて創り上げたアルバムになります。かといってミレニアムほど凝りまくっている事もなく、フォークロック、ソフトロックとしてポップな世界が構築されています。

1. Another Time
2. Song to the Magic Frog (Will You Ever Know)
3. You Know I've Found a Way
4. Keeper of the Games
5. Glass
6. Would You Like to Go
7. My World Fell Down
8. Hotel Indiscreet
9. I'm Not Living Here
10. Musty Dusty
11. Truth Is Not Real
12. Artificial Light (Of All the Living Lies)
13. Get the Message
14. Mass #586
15. Love's Fatal Way
16. My World Fell Down [Mono Single Version]
17. Hotel Indiscreet [Mono Single Version]
18. Lonely Girl
19. Keeper of the Games [Demo Version]
20. Sister Marie [Instrumental Version]

ゲイリーアッシャーは射手座なので射手座を意味するサジタリアスというプロジェクト名がつけられています。ビーチボーイズが深みのある曲を創り出すようになったのは、ブライアンウィルソンのブレインにゲイリーアッシャーが加わるようになってからです。それだけアメリカンポップスを創り上げてきた人のプロジェクトですからかなりのものが期待で来ます。

ゲイリーアッシャーをサポートするのはアソシエイション、ミレニアムに関わってきたカートベッチャーです。スタジオを自在に操れる立場の人間が作った魔法の音が詰まった玉手箱のような作品です。ビーチボーイズゆずりのコーラスワークなどブライアンウィルソンが駄目になっている時に代わりに気を吐いていたようなところが感じられます。ミレニアムはプログレッシヴ過ぎてついていけないと言う人にはシンプルで聴き易いかもしれません。

Another Time

My World Fell Down

[20071124]

ビギン(紙ジャケット仕様) ビギン(紙ジャケット仕様)
ミレニウム (2006/03/24)
Sony Music Direct
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アソシエイションに関連してミレニアムも紹介します。アソシエイションを手がけていたカートベッチャーが新しく手がけた、これもコーラスワークを中心としたソフトロックのグループです。そしてこのアルバムこそが彼らの最高傑作であり、サイモン&ガーファンクルに続いて2番目に16トラックレコーディングされたアルバムになります。そしてブライアンウィルソンの片腕だったゲイリーアッシャーが手助けしています。

1. Prelude
2. To Claudia on Thursday
3. I Just Want to Be Your Friend
4. 5 A.M.
5. I'm With You
6. Island
7. Sing to Me
8. It's You
9. Some Sunny Day
10. It Won't Always Be the Same
11. Know It All
12. Karmic Dream Sequence, No. 1
13. There Is Nothing More to Say
14. Anthem (Begin)
15. Just About the Same
16. Blight

ソフトでポップな曲ばかりなのですが、アレンジが凝りまくっていてカルフォルニアプログレッシブソフトロックと呼ばれていました。制作に膨大な金をかけたのに売り上げは延びませんでした。しかし、60年代の最も優れたアルバムベスト3選ばれ、遅れて評価されると言う事になりました。まるでビーチボーイズのスマイルが完成していたらこんなアルバムになっていたのではないかと言うくらい作り込まれた作品です。実験的な事で終わらず、作品としてしっかり完成しているところが化け物みたいな作品です。

ヒット曲もなかったので人々の記憶からも忘れられがちですが、一度このアルバムを聴いてもらえれば忘れられない存在となる事でしょう。実際これほど優れた作品は無いのではないかと言うくらい良く出来ています。ソフトロックが嫌いな方でもXTCファンにはバカ受けするような内容です。現在では再評価されCDにもなっていますし、ソフトロックを語る上では外せない大名盤になっています。


There Is Nothing More to Say

[20071124]

BirthdayBirthday
(2003/11/11)
The Association

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シングルヒットに力を入れていたアソシエイションがアルバム本位で創り上げた名盤です。初期のアソシエイションの集大成ともなっております。これ以降はヒットに恵まれない不遇な時代となりますので、アルバムとしての彼らの最高傑作としてはこのアルバムになると思います。

1. Everything That Touches You
2. Time For Livin'
3. Come On In
4. Rose Petals
5. Incense And Kitten
6. Like Always
7. Toymaker
8. Barefoot Gentleman
9. Hear In Here
10. Time It Is Today
11. Bus Song
12. Birthday Morning

Everything That Touches YouとTime For Livin' というシングルヒットを出しながらも、アルバム全体がそれに負けないくらいの出来映えになっています。ビートルズのような手法も取り入れていますが、ビートルズそのものな真似はせず、独自に練り込まれたアレンジが好感が持てます。サイケデリックと言ってもドラッグカルチャーやヒッピームーヴメントはアメリカが本場です。その本場ならではの感覚にかなり知的にまとめられたアレンジ力は見事で、ソフトロック、サイケアルバムとしても名盤だと言えます。

この後もサントラやライブアルバムなどを出したり、レーベルを変えたりと70年代も活動を続けますが、全盛期ほどの成功は収められないままメンバーのドラッグによる死などもあり、解散してしまいます。ここでの紹介もこの全盛期の作品とさせて頂きます。60年代にはこれほどのバンドがいながらも知名度として浸透していないバンドが多数ありますが、有名どころに飽きてきたら、こういったバンドを発掘するのも面白いものです。

Everything That Touches You

Time It Is Today

[20071124]

Insight OutInsight Out
(2003/11/11)
The Association

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チェリッシュ以来のNo.1ヒットとなったウェンディーを収録したサードアルバムで、アソシエイション絶頂期の代表作になります。時代的にサイケな雰囲気もあり、ビーチボーイズのペットサウンズを真似たようなアレンジもあり楽しめます。コーラスワークもしっかりしていますが、彼らの場合はリードボーカルを前面に出してコーラスは控えめなミキシングが成されています。

1. On A Quiet Night
2. Reputation
3. Wasn't It A Bit Like Now
4. We Love Us
5. When Love Comes To Me
6. Happiness Is
7. Sometime
8. Wantin' Ain't Getting'
9. Requeim For The Masses
10. Never My Love
11. Windy

Windyのヒットに続いてNever My LoveがNo.2ヒットとなり、アソシエイションは押しも押されぬ人気グループとなっていきます。アレンジにハープシコードを使うだけでストーンズのようなサイケな雰囲気が出来てしまうのも面白い効果です。それでいてポップに聴こえるのですから便利な音源ではないでしょうか。Reputationではブルージーな曲をやっていますが、こういった男らしい曲もこなせてしまうのが彼らの強みでしょう。

今となってはあまり名前が浸透していないバンドではありますが、こういったバンドが後のアメリカンポップの礎となっているのです。80年代に入り、シンセなどのうわものアレンジなどを考える時に、彼らのようなポップなアレンジを参考にしていました。脱バンドアレンジという奴です。今でも彼らのようなソフトロックのアレンジは参考になると思います。特にこのアルバムは名盤です。

Requeim For The Masses

Never My Love

Windy

[20071124]

Renaissance Renaissance
The Association (2003/11/11)
Warner Bros.
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ファーストアルバムの成功のまま発売されたセカンドアルバムです。全曲オリジナルで演奏もメンバーのみによって録音されましたが、ファーストほどのヒットは望めませんでした。しかしファーストの延長線上にありるポップで美しいナンバーが揃った作品になっています。

1. I'm The One
2. Memories Of You
3. All Is Mine
4. Pandora's Golden Heebie Jeebies
5. Angeline
6. Songs In The Wind
7. You May Think
8. Looking Glass
9. Come To Me
10. No Fair At All
11. You Hear Me Call Your Name
12. Another Time, Another Place

Pandora's Golden Heebie JeebiesとNo Fair At Allがシングルカットされましたが、それほどヒットはしませんでした。しかし着実にその人気を獲得しつつありました。ビーチボーイズの影響もありますが、類似点で言うとキンクスのようなポップ性があるといった方が分かり易いかもしれません。ブリットポップと言う言葉がありますが、アメリカでもそれに対抗するようなポップグループが結構いたのです。

イギリスとは違ったエンターテイメント性がアメリカにはあり、その枠組みの中で活動しているので、イギリスのそれとは違う部分が多く感じられます。イギリスの方が日本では好まれていますが、アメリカのいわゆるブロードウェイ的な感覚、ハリウッド的な感覚でのポップセンスを探るなら、これらのバンドの音源が大いに役に立ちます。

Looking Glass

[20071123]

And Then...Along Comes the Association And Then...Along Comes the Association
The Association (2006/05/16)
Warner Bros.
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アメリカではビーチボーイズに影響を受けたコーラスを主体とした、いわゆるソフトロックと呼ばれるグループがいくつか存在していました。その一つがこのアソシエイションです。日本ではそれほど名前は知られていませんが、アメリカではNo.1ヒットを飛ばしたりしていたグループです。6人組でメンバー全員がリードボーカルをとれる歌唱力を持ち、ソフトロックらしいポップな曲でそのハーモニーを聴かせてくれます。

1. Enter the Young
2. Your Own Love
3. Don't Blame It on Me
4. Blistered
5. I'll Be Your Man
6. Along Comes Mary
7. Cherish
8. Standing Still
9. Message of Our Love
10. Round Again
11. Remember
12. Changes

Along Comes Maryでデビューし、Cherishが全米No.1に輝きます。ソフトロックというと軟弱なイメージがあってハードなロックへ流れていた当時の傾向からは注目度は下がるのですが、80年代にハーパーズビザールのようなソフトロックが再評価されるようになり、このアソシエイションズも再び脚光を浴びますが、日本ではそれほど注目さませんでした。

デビュー当時と言うのはサイケデリックミュージックが生まれ始めていた頃で、少しばかりこのファーストアルバムにもその影響が感じられます。ポップグループなので普通のロックバンドの編成以外の楽器もアレンジに組み込まれていてオシャレなサウンドになっています。Round Againではフレンチジャズのようなサロンミュージックなアレンジになっています。ちょっとオシャレなロックを求めている人にはお勧めのグループです。

Enter the Young

Along Comes Mary

Cherish

[20071123]

Farther AlongFarther Along
(2000/02/22)
The Byrds

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バーズのラストアルバムになります。後期バーズは演奏力があった為にライブに重点を置いていました。そのライブの良さをスタジオ盤では表現出来ないまま前作のバードマニアックスでは散々な出来となってしまった為に急遽録音されたのがこの作品です。ツアーの合間を縫って短時間でレコーディングされた為にこのアルバムも評価はかなり低いものになりました。

1. Tiffany Queen
2. Get Down Your Line
3. Farther Along
4. B.B. Class Road
5. Bugler
6. America's Great National Pastime
7. Antique Sandy
8. Precious Kate
9. So Fine
10. Lazy Waters
11. Bristol Steam Convention Blues
12. Lost My Driving Wheel
13. Born to Rock & Roll
14. Bag Full of Money
15. Bristol Steam Convention Blues [Alternate Version]

ロジャーマッギンには珍しいストレートなロックンロールのTiffany Queenでライブバンドとしての新生バーズを強調しようとしましたが、これまでの常に時代をリードしてきた経歴から比べると面白みの無い作品に聴こえてきます。しかし演奏の安定感と言う点では後期バーズの良さが欲でています。70年代のアメリカンロックアルバムとして聴けば、かなり水準の高い作品だと思います。

しかしそれだけではファンは納得してくれません。このアルバムを最後にバーズはとうとう解散となってしまいます。カントリーという古くさい音楽を若者にも浸透させると言う業績においてバーズが成してきた事は70年代のロックにとってもその影響を残しています。それを考えながら聴くとこの作品も又心を打つような素晴らしい演奏が詰め込まれています。

Farther Along

[20071123]

Byrdmaniax Byrdmaniax
The Byrds (2000/02/22)
Sony Japan
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後期バーズは各メンバーがそれぞれ主張し合うような関係の上に成り立っていました。これまでのようにどんなに個性的なメンバーの中でもロジャーマッギンが統率していたバーズとは違ってきていたのです。ですから昔からのバーズファンには違和感があったかもしれません。それでも生き残りをかけたマッギンにとっては受け入れなければならない現実だったのです。その個々の方向性がバラバラでありながらも一つの作品として存在しているのがこのアルバムです。

1. Glory, Glory
2. Pale Blue
3. I Trust
4. Tunnel of Love
5. Citizen Kane
6. I Wanna Grow up to Be a Politician
7. Absolute Happiness
8. Green Apple Quick Step
9. My Destiny
10. Kathleen's Song
11. Jamaica, Say You Will
12. Just Like a Woman
13. Pale Blue [Alternate Version]
14. Think I'm Gonna Feel Better

ピアノやホーンセクション、女性バックボーカルなどゲストミュージシャンを大胆に使っているのも特徴的です。その為ゴージャズなアレンジになっています。70年代らしいといえばらしい作品です。そしてまだデビュー前のジャクソンブラウンのJamaica, Say You Will を早くも取り上げています。こうした新しい感覚への臭覚は流石です。

しかし一番バーズらしくないアルバムとしてファンの間では一番さけられているのも事実です。一番異色の作品として聴いてもらうとそれなりに面白い作品ではあります。ロジャーマッギンの曲のみが唯一バーズらしさを残していますが、それだけでは明らかに古くさいものになってしまいます。こうした他の要素も取り入れるべきだったのですが、それをまとめあげるだけの力が誰にもなかったと言うのが不幸な事でした。アメリカンロックとしては出来のいいアルバムとも言えます。

I Wanna Grow up to Be a Politician

Jamaica, Say You Will

Just Like a Woman

[20071123]

Untitled Untitled
The Byrds (2000/02/22)
Sony
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70年代に入り、バーズの後継のバンドが活躍する中、何とかバンドを立て直そうとして全米でライブ活動を展開して地道に頑張っていたバーズのライブ音源とスタジオ音源に分けられてアナログ盤では2枚組で発売されていたアルバムです。このCDではそれを1枚目にまとめ、2枚目には未発表音源をのせた拡張盤になっています。

ディスク:1
1. Lover of the Bayou [Live]
2. Positively 4th Street [Live]
3. Nashville West [Live]
4. So You Want to Be a Rock 'N' Roll Star [Live]
5. Mr. Tambourine Man [Live]
6. Mr. Spaceman [Live]
7. Eight Miles High [Live]
8. Chestnut Mare
9. Truck Stop Girl
10. All the Things
11. Yesterday's Train
12. Hungry Planet
13. Just a Season
14. Take a Whiff on Me
15. You All Look Alike
16. Welcome Back Home
ディスク:2
1. All the Things [Alternate Version]
2. Yesterday's Train [Alternate Version]
3. Lover of the Bayou [Studio Recording]
4. Kathleen's Song [Alternate Version]
5. White's Lightning, Pt. 2 [Studio Recording]
6. Willin' [Studio Recording]
7. You Ain't Goin' Nowhere [Live]
8. Old Blue [Live]
9. It's Alright, Ma (I'm Only Bleeding) [Live]
10. Ballad of Easy Rider [Live]
11. My Back Pages [Live]
12. Take a Whiff on Me [Live]
13. Jesus Is Just Alright [Live]
14. This Wheel's on Fire [Live]

ベースにスキップバッティンが加入してライブバンドとしての実力をつけたバーズのライブが楽しめると言う事と、ミュージカル用に書いていた曲が結局ミュージカルが上演されなかった為に使われなかった曲を中心としたスタジオ盤の両方が楽しめます。当時はこうしたライブ盤とスタジオ盤を合わせた作品が多くありました。クリームのようなインプロヴェゼーションを聴かせる為には2枚組くらいの容量が必要だったのです。そのインプロヴィゼーションをロックに取り入れた最初の名曲Eight Miles Highでは16分ものソロのぶつかり合いが堪能出来ます。

当時はカントリーロックからスワンプロックが流行り出しており、バーズもスワンプっぽいLover of the Bayouを創っています。それ以外はカントリーロックにフォークのような味付けが成された曲が多くなっています。Hungry Planetではマッギンが得意としていたムーグシンセサイザーが使われています。この意欲的な作品が後期の中では成功を収め、後期バーズもしばらくは生き延びる事が出来ました。久々に力強い演奏が満喫出来ます。

Lover of the Bayou

Chestnut Mare

Truck Stop Girl

You Ain't Goin' Nowhere

[20071122]

Ballad of Easy Rider Ballad of Easy Rider
The Byrds (1997/03/25)
Columbia/Legacy
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アメリカンニューシネマの草分け的な映画イージーライダーの主題歌が入ったアルバムです。イージーライダーではステッペンウルフのボーントゥビワイルドが有名で他にジミヘンやザバンドの曲が使われていましたが、映画の為に書かれた曲が欲しいとピーターフォンダがボブディランに依頼したところ断られて、歌詞だけ提供してもらい、それをロジャマッギンのところに持っていくように言われます。そしてその歌詞にマッギンが曲をつけて完成させた曲がこのアルバムのテーマになっています。

1. Ballad of Easy Rider
2. Fido
3. Oil in My Lamp
4. Tulsa County
5. Jack Tarr the Sailor
6. Jesus Is Just Alright
7. It's All Over Now, Baby Blue
8. There Must Be Someone (I Can Turn To)
9. Gunga Din
10. Deportee (Plane Wreck at Los Gatos)
11. Armstrong, Aldrin and Collins
12. Way Beyond the Sun
13. Mae Jean Goes to Hollywood
14. Oil in My Lamp [Alternate Version]
15. Tulsa County [Alternate Version]
16. Fiddler a Dram (Moog Experiment)
17. Ballad of Easy Rider [Long Version]
18. Build It Up [Instrumental]

Ballad of Easy Riderは美しくももの悲しいくらいの穏やかな曲で、フォーク調の曲になっています。その他の曲はカントリーロックとフォークロックが合わさって、どこかアイルランド民謡のような雰囲気になっています。又、カバー曲が多く、Tulsa Countyはカントリーからのカバーで、Jack Tarr the Sailorは古い舟歌を取り上げ、Jesus Is Just Alrightはゴスペルのカバー曲でカントリーなアレンジがユニークです。この曲は後にドゥービーブラザースもカバーしてヒットさせました。

It's All Over Now, Baby Blueはボブディランのカバーで、かなりスローな曲にアレンジしています。Deporteeはウッディガスリーのカバーです。Armstrong, Aldrin and Collinsはスペースロックの曲です。いろんな寄せ集めのようにして曲が選ばれていますが、どれもおだやかな物腰の曲ばかりで、そういう意味では統一感があります。他のメンバーも曲を提供していますが、方向性を失っている感じもあり、当時は評価は低かったのですが、こういう作品もバーズらしくていいです。この辺りから後期に入っていきます。全盛期と同じ質はないかもしれませんが、非常にアメリカらしいバンドとしてのステータスは保ち続けます。

Ballad of Easy Rider

Tulsa County

Jesus Is Just Alright

Easy Rider



[20071121]

Dr. Byrds & Mr. Hyde Dr. Byrds & Mr. Hyde
The Byrds (1997/03/25)
Sony Mid-Price
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グラムパーソンズが新しいバンドフライングブリトーブラザースを結成する為にバーズのオリジナルメンバーだったクリスヒルマンを引き抜いてしまい、残されたオリジナルメンバーはロジャーマッギン一人になってしまいました。しかし新しいメンバーを集めて創られた作品になります。これまでも宇宙をテーマにしていたバーズが新しく切り開いた分野がスペースロックです。曲の歌詞は宇宙とは関係ないのですが、サイケなファズギターやリヴァーブをたっぷりかけたサウンドが宇宙を連想させたのです。スペースロックはブームにはなりませんでしたが、キャプテンビヨンドや初期のUFOに引き継がれます。

1. This Wheel's on Fire
2. Old Blue
3. Your Gentle Way of Loving Me
4. Child of the Universe
5. Nashville West
6. Drug Store Truck Drivin' Man
7. King Apathy III
8. Candy
9. Bad Night at the Whiskey
10. Medley: My Back Pages/B.J. Blues/Baby What You Want Me to Do
11. Stanley's Song
12. Lay Lady Lay [Alternate Version]
13. This Wheel's on Fire [Version One]
14. My Back Pages/B.J. Blues/Baby What You Want Me to Do [Alternate Take]
15. Nashville West [Alternate Version]

カントリーロックの曲も残っており、混沌としていますが、それがサイケ真ただ中の時代においてはいい味になっています。This Wheel's on Fireはディランのベイスメントテイプスのセッションに入っていた曲でザバンドがレコードかしていましたが、それとは違ったアレンジにしたバーズならではの解釈が成されています。激動の60年代後半を象徴するような混沌とへヴィーな内容になっています。

King Apathy IIIでの変幻自在な流れが格好良く、このアルバムのハイライトになっていると思います。ロジャーマッギンの声は元々しゃがれた感じがありましたが、このアルバムあたりからそれが顕著になっていきます。そしてこのアルバムのタイトルからも分かるように、このアルバムのコンセプトは二面性です。内ジャケットでは宇宙飛行士とカウボーイを対照的に描いており、スペースロックとカントリーロックの二面性を強調しています。これはカントリーだけではかなり批判を受けていた事が原因かもしれません。方向性を失いながらもこの後もバーズは羽ばたいていきます。

Drug Store Truck Drivin' Man

[20071120]

Sweetheart of the Rodeo Sweetheart of the Rodeo
The Byrds (1997/03/25)
Sony/Columbia
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これまでもカントリーっぽい曲を創っていたバーズですが、このアルバムでは本格的にカントリーしています。新しくメンバーとなったグラムパーソンズは当初ジャズピアノが弾けると言う触込みで参加したのですが、ふたを開けてみればカントリーに対する知識もさることながら、本格的なプレイも出来るとあってカントリーそのものとも言えるアルバムを創ってしまいました。

1. You Ain't Going Nowhere
2. I Am a Pilgrim
3. Christian Life
4. You Don't Miss Your Water
5. You're Still on My Mind
6. Pretty Boy Floyd
7. Hickory Wind
8. One Hundred Years from Now
9. Blue Canadian Rockies
10. Life in Prison
11. Nothing Was Delivered
12. You Got a Reputation
13. Lazy Days
14. Pretty Polly
15. Christian Life [Rehearsal - Take #11]
16. Life in Prison [Rehearsal - Take #11]
17. You're Still on My Mind [Rehearsal - Take #43]
18. One Hundred Years from Now [Rehearsal - Take #2]
19. All I Have Are Memories [Instrumental]

これまでやっていたカントリーにはロック的な要素も入っていましたが、それはカントリーとしてのテクニックを持っていたに過ぎません。それはそれで格好良かったのですが、なまじカントリーテクニックをもったグラムパーソンが入った為にカントリーそのものとも言える作品になりました。しかし、カントリーサイドからこれらの曲を聴いた時にはロック的な新しい感覚があり、これらグラムパーソンズによってカントリーミュージックの革命が起きるのです。

カントリーロックという形容もあり、古めかしかったカントリ-に新しい血液が流される事になるのです。これによりイーグルスやパコのような新しい感覚を持ったカントリーバンドが続いていく事になります。日本人にはどの曲を聴いてもカントリーと言うひとくくりにしか聴こえないのですが、アメリカでは革命的な出来事だったようです。バーズファンにとってはあまりにこれまでの音楽性とは違っていましたので戸惑いもあり、この作品は敬遠されていたようです。しかし後にフライングブリトーブラザースを結成していくグラムパーソンズとクリスヒルマンの活躍によりこの作品も見直されるようになりました。

このアルバムが発売される頃にはグラムパーソンズは脱退してイギリスに渡り、キースリチャードと蜜月のときを過ごします。その時にキースに施したカントリーギターのテクニックによってキースのギタープレイは独自の路線を創り出す事が出来ました。そしてストーンズやビートルズを始めとしたバンドがカントリーロックな作品を創るようになり、時代は一気にサイケからカントリーロックの時代へと動いていく事になるのです。その起爆剤ともなったこのアルバムは歴史的な作品でもあり名盤なのです。しかしそれほど片意地をはらずに聴けるカントリーミュージックは癒しの作品でもあります。

You Ain't Going Nowhere

Pretty Boy Floyd

Hickory Wind

[20071119]

The Notorious Byrd Brothers The Notorious Byrd Brothers
The Byrds (1997/03/25)
Sony/Columbia
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メンバー間の対立からデヴィッドクロスビーが脱退する事になりますが、数曲は参加しています。ジャケットには3人しか映されておらず、クロスビーは馬になっています。レコーディング中にはまいけるクラーク符ぁ脱退してマッギンとヒルマンの二人だけになってしまうまでになってしまいますが、前作同様ブライアンウィルソンの片腕だったゲイリーアッシャーがプロデュースしている事もあり、バーズの作品の中でも一番ビートルズ、それもサージェントペッパーの音に近い作品となりました。サウンドメイキングにはスマイルの制作にも関わっていたゲイリーアッシャーがいるので独特のサウンドエフェクトを駆使しています。

1. Artificial Energy
2. Goin' Back
3. Natural Harmony
4. Draft Morning
5. Wasn't Born to Follow
6. Get to You
7. Change Is Now
8. Old John Robertson
9. Tribal Gathering
10. Dolphin's Smile
11. Space Odyssey
12. Moog Raga
13. Bound to Fall
14. Triad
15. Goin' Back
16. Draft Morning
17. Universal Mind Decoder[Instrumental]

バーズの作品の中でも有名じゃない曲ばかり入っていますが、これまでの作品の中でも一番ポップな美しい曲が揃っています。サージェントペッパーのサイケではない音の玉手箱のようなアルバムになっています。バンドが崩壊しそうな状態でこれほどの完成度ある作品が創れるとは恐れ入ります。実際にはスタジオミュージシャンなどの助けも借りていますから演奏もしっかりしています。ボブディランのカバーがまったくなくたったアルバムでもあります。

Space Odysseyのように後に始まるスペースロックやカントリーロックの原型も創られており、急にカントリーをやり出した訳ではない事が分かります。このアルバムはサージェントペッパーのようでもあり、スマイルやペットサウンズのようでもありますが、そのどちらとも違うバーズにしか創れない音楽が溢れ返しています。コンセプトアルバムとしてバーズの最高傑作と呼んでもいいくらいです。しかしメンバーを一新したバーズは新たな音楽を創り始める事になります。ボーナストラックで入っているMoog Ragaではムーグシンセサイザーでインド音楽をやるというこれも又斬新な挑戦もしています。

Goin' Back

Wasn't Born to Follow

Dolphin's Smile

Triad

[20071119]

千代大海が無敗で中日まで来ましたが、本日出島にやられて一敗となりました。しかし一敗で追っていた白鵬を始めとする力士達も本日星を落とし二敗となりました。相変わらず一つの差を追う流れになっています。今場所安馬が調子良さそうで、三大関を倒し、今日は横綱白鵬を倒してしまいました。前に突き出す力がついているようです。

本日までの主な成績
白鵬 6勝2敗
千代大海 7勝1敗
琴光喜 6勝2敗
魁皇 5勝3敗
琴欧洲 2勝5敗1休
安美錦 4勝4敗
朝赤龍 3勝5敗
安馬 5勝3敗
琴奨菊 5勝3敗
豪栄道 6勝2敗

豪栄道は先場所の初入幕の調子の良さを継続しており、堂々とした相撲を取っています。二敗とはいえ横綱白鵬が直接対決が出来るので優利ですが、朝青龍がいない間に他の力士も優勝が狙えると思うので最後まで楽しみです。

[20071118]

Younger Than Yesterday Younger Than Yesterday
The Byrds (1996/04/30)
Sony Mid-Price
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前作のサイケデリックな雰囲気を残しつつも新しいスタイルスペースロックへ移行しようとしている作品になります。カントリー風の曲もあったりします。リンゴスターがカントリー好きでビートルズにも何曲かカントリーの曲が入っていたので、若者の間にもカントリーを見直す傾向が出てきていました。しかしバーズはカントリーでスペイシーなテーマをつけています。これはストーンズのサタニックマジェスティーズに影響を与えています。

1. So You Want to Be a Rock 'N' Roll Star
2. Have You Seen Her Face
3. C.T.A. - 102
4. Renaissance Fair
5. Time Between
6. Everybody's Been Burned
7. Thoughts and Words
8. Mind Gardens
9. My Back Pages
10. Girl with No Name
11. Why
12. It Happens Each Day
13. Don't Make Waves
14. My Back Pages [Alternate Version]
15. Mind Gardens [Alternate Version]
16. Lady Friend
17. Old John Robertson [Single Version]

このアルバムからヒットしたシングルSo You Want to Be a Rock 'N' Roll Starは昔マッギンとヒルマンが創っていた曲で軽快なロックンロールなのですが、観客の歓声やトランペットを入れたりと色付けされています。Renaissance Fairにサイケの名残があります。Thoughts and WordsやMind Gardensもサイケデリックでラガロックしています。

My Back Pagesはボブディランの曲でアルバムタイトルはこの曲の歌詞の一説からつけられています。この曲はディランがプロテストソング、フォークソングへの決別を表明した曲で、バーズはこの曲を借りてフォークロックへの決別を表現しているようです。このアルバムでは完全にサイケもしくはラガロックが中心でそのスタイルが次のスペースロックへとつながろうとしている内容になっています。

又このアルバムからジーンクラークが抜けており、四人で録音されています。プロデューサーはゲイリーアッシャーになっています。イギリス勢に対抗できるバンドとして成長したバーズもこの辺りからメンバーの流動が始まり、音楽的にも様変わりしていくのですが、その影響力は衰える事はありませんでした。

So You Want to Be a Rock 'N' Roll Star

Have You Seen Her Face

Time Between

Everybody's Been Burned

Mind Gardens

My Back Pages

Don't Make Waves

[20071118]

Fifth Dimension [12 inch Analog] Fifth Dimension [12 inch Analog]
The Byrds (1999/07/13)
Sundazed
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サイケデリックなサウンドを最初にやり出したアルバムになります。フォークロック的なスタイルはまだありますがドラッグ体験による曲を創ったり、デヴィッドクロスビーがインド音楽に傾倒して取り入れらインド風のサウンドを当時はまだサイケデリックと言う言葉がなく、ラガロックと呼ばれるようになりました。これはバーズが生み出したものです。そしてロジャーマッギンがジョンコルトレーンの音楽からモード奏法を取り入れる事によりこの新しい音楽はこのアルバムから生み出されていきました。

1. 5D (Fifth Dimension)
2. Wild Mountain Thyme
3. Mr. Spaceman
4. I See You
5. What's Happening?!?!
6. I Come and Stand at Every Door
7. Eight Miles High
8. Hey Joe
9. Captain Soul
10. John Riley
11. 2-4-2 Fox Trot (The Lear Jet Song)
12. Why? [Single Version]
13. I Know My Rider (I Know You Rider)
14. Psychodrama City
15. Eight Miles High [Alternate RCA Studios Version]
16. Why [Alternate RCA Studios Version]
17. John Riley [Instrumental]

まずI See Youでモード奏法によるラガロックが聴けます。そしてドラッグ体験を歌にしたEight Miles Highは彼らの代表曲にもなっていますが、当時は放送禁止になったりと先駆者の洗礼を受けますがここでもモード奏法を駆使したギターソロがラガロックしています。当時エレクトリックシタールはありましたがバーズはその雰囲気を12弦のリッケンバッカーで出しています。これがロックのインプロヴィゼーションの始まりとなります。

Hey Joeはジミヘンもカバーしているフォークのスタンダードナンバーです。バーズの演奏はかなり早いテンポでデヴィッドクロスビーが歌っています。Captain Soulはインストですがとても格好いい曲です。John Rileyはトラディショナルフォークのカバーです。ストリングスを入れたりと軽く幻想的な雰囲気を創っています。2-4-2 Fox Trotはサウンドエフェクトによるお遊びが後のサイケデリックミュージック的で面白い曲です。

このアルバム以降ヒッピームーヴメントやフラワーカルチャーが生まれ、サイケデリックの時代へ突入していくのですが、その先陣を切ったこの作品は歴史的名盤であり、いろんな要素を混沌とミクスチャーしている面白さもあります。しかし当の彼らは一所には留まらず変幻自在のサウンドメイキングを突き進めていく事となります。魔法の絨毯にのっているジャケットもユニークです。

Fifth Dimension

Wild Mountain Thyme

Mr. Spaceman

Eight Miles High

Hey Joe

Captain Soul

John Riley

Psychodrama City

[20071118]

Turn! Turn! Turn! Turn! Turn! Turn!
The Byrds (1996/04/30)
Sony Mid-Price
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ファーストでの成功をより確かなものにしたセカンドアルバムです。kの作品のヒットにより彼らの人気は決定的なものになりました。各メンバーがそれぞれ個性的な曲が書け、コーラスハーモニーもとれるという素晴らしいバンドでした。アメリカの西海岸を中心に活動していた彼らはそのポップなサウンドから軟弱な印象も与えていましたが、その影響力は日本のグループサウンズにまで及ぼしていました。

1. Turn! Turn! Turn! (To Everything There Is a Season)
2. It Won't Be Wrong
3. Set You Free This Time
4. Lay Down Your Weary Tune
5. He Was a Friend of Mine
6. World Turns All Around Her
7. Satisfied Mind
8. If You're Gone
9. Times They Are A-Changin'
10. Wait and See
11. Oh, Susannah
12. Day Walk (Never Before)
13. She Don't Care About Time [Single Version]
14. Times They Are A-Changin' [First Version]
15. It's All Over Now, Baby Blue [Version One]
16. She Don't Care About Time [Version One]
17. World Turns All Around Her [Alternate Mix]
18. Stranger in a Strange Land [Instrumental]

聖書の言葉にピートシーガーがメロディーをつけたTurn! Turn! Turn!が大ヒットとなり、彼らの人気は一時的なものでは終わらなくなりました。フォークロックと言うスタイルをより完成させたセカンドアルバムと言えます。Lay Down Your Weary TuneとTimes They Are A-Changin' がディランのカバーになっていますが、それ以外はオリジナルになります。しかしOh, Susannahはアメリカの有名な作曲家フォスターの曲をカバーしたものになります。

爽やかな感じと気怠いアンニュイな歌い方が不思議な世界観を持ったバーズですが、その絶妙なバランスがフォークロックの特徴だったのかもしれません。相変わらずリッケンバッカーサウンズを武器にしており、これにスローなフェイザーをかけた感じがビートルズっぽさとも言えます。ディランも彼らの成功に影響されてフォークロックの道を進むようになりますし、ビートルズのラバーソウルも彼らの影響無しには創れなかった事でしょう。60年代はそういったビッグモンスターが互いを高め合いながら素晴らしい作品を輩出していった夢のような時代だったのです。

Turn! Turn! Turn!

It Won't Be Wrong

Set You Free This Time

Lay Down Your Weary Tune

He Was a Friend of Mine

Satisfied Mind

Times They Are A-Changin'

Oh, Susannah

Day Walk

Stranger in a Strange Land

[20071118]

Mr. Tambourine Man Mr. Tambourine Man
The Byrds (1996/04/30)
Sony Mid-Price
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当時時代をリードしていたビートルズとボブディランの美味しいとこ取りで成功したバーズです。ボブディランのMr. Tambourine Manをポップにカバーし、ビートルズのようにリッケンバッカーの12弦ギターをイントロに持ってきたこの曲は大ヒットとなりました。そして人はそれをフォークロックと呼ぶようになりました。彼らのサウンドは逆にビートルズにも好まれ、ビートルズもフォークロックのような曲を創るようになりました。彼らも又時代を動かしたグループだったのです。

1. Mr. Tambourine Man
2. I'll Feel a Whole Lot Better
3. Spanish Harlem Incident
4. You Won't Have to Cry
5. Here Without You
6. Bells of Rhymney
7. All I Really Want to Do
8. I Knew I'd Want You
9. I'ts No Use
10. Don't Doubt Yourself, Babe
11. Chimes of Freedom
12. We'll Meet Again
13. She Has a Way
14. I'll Feel a Whole Lot Better [Alternate Version]
15. It's No Use [Alternate Version]
16. You Won't Have to Cry [Alternate Version]
17. All I Really Want to Do [Single Version]
18. You and Me

ロジャーマッギンを中心に後にCSN&Yを結成するデヴィッドクロスビー、ジーンクラーク、クリスヒルマン、マイククラークの5人によって始まったこのグループもあらゆるジャンルをかいたくしていく事になるのですが、このファーストアルバムが唯一フォークロックを純粋に呼べる作品になっています。このバンドの売りでもある12弦のリッケンバッカーによるアルペジオが全編に流れており、ビートルズのヘルプの頃のサウンドを連想させます。

Mr. Tambourine Man、Spanish Harlem Incident、All I Really Want to Do、Chimes of Freedomといったボブディランのカバーにビートルズに影響を受けたようなオリジナル曲が並んでいます。魚眼レンズで撮影されたジャケットがサイケデリックな時代を連想させますが、サウンド的にはまだサイケデリックしていません。ロジャーマッギンは当時ベンジャミン・フランクリン風のいわゆる老眼鏡型のサングラスを鼻にかけ一時期はトレード・マークにもなった。同じ型のサングラスをファンの女の子が付けていたり、ジョージハリスンやスモールフェイセズのスティーブマリオットもその影響でかけていたりして、モッズファッションにもなっており、ポールウェラーもかけていました。あらゆる面で影響力を持ったバンドでもあったのです。

Mr. Tambourine Man

I'll Feel a Whole Lot Better

Spanish Harlem Incident

All I Really Want to Do

Chimes of Freedom

We'll Meet Again

You and Me

[20071117]

Greatest Hits Greatest Hits
The Monkees (1995/10/24)
Rhino
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イギリスのブリティッシュインヴェンションに対抗すべく、オーディションによって結成されたアメリカのアイドルグループ、モンキーズです。創られたアイドルとしての元祖みたいなものです。70年代にはベイシティーローラーズがいましたが、彼ら同様作曲は別の人間が担当し、レコーディングもスタジオミュージシャンが演奏したりしています。そういうグループをここで紹介する必要もありませんが、創られたヒット曲であってもいい曲が沢山あるのです。ブリティッシュ勢に負けないくらいブリットポップしています。そういう訳で手っ取り早くベストアルバムで紹介いたします。

1. (Theme From) The Monkees
2. Last Train to Clarksville
3. I Wanna Be Free
4. I'm a Believer
5. (I'm Not Your) Steppin' Stone [Single Version]
6. Mary, Mary
7. Little Bit Me, A Little Bit You
8. Girl I Knew Somewhere
9. Randy Scouse Git
10. Pleasant Valley Sunday [Single Version]
11. Words [Single Version]
12. Daydream Believer
13. Goin' Down
14. Valleri
15. D.W. Washburn
16. It's Nice to Be With You
17. Porpoise Song [Single Version]
18. Listen to the Band [Single Version]
19. That Was Then, This Is Now
20. Heart and Soul

彼らの為のテレビ番組があったりとジャニーズのやり方の先駆者でもあります。自分のテレビ番組を持っているのですからシングル曲も大々的に宣伝が出来ると言うメリットがありました。特にLast Train to ClarksvilleとDaydream Believerが一番有名ですが、なかなか良く出来ている曲です。tレビではThemeから始まるのですが、Davy Jonesと同姓同名だったデヴィッドボウイは、彼らがあまりにも有名過ぎたので、あえてボウイという芸名をつけて世に出る事になりました。

I'm a believerもとてもいい曲です。Steppin' Stoneはシドヴィシャスのカバーでも有名な曲です。D.W. Washburnのようなバートバカラック的なポップスをやったり、Porpoise Songのようにサイケデリックなサウンドでもビートルズを追従していました。創られたアイドルであっても音楽的に優れていればそれはOKだと思います。昔は演奏する方と作曲者は別に存在しておりましたし、ポップシンガーとはそういうものでしょう。オリジナルアルバムで集めてもそれなりに満足するはずです。とりあえずはベスト盤でも彼らの魅力は分かって頂けると思います。

(Theme From) The Monkees

Last Train to Clarksville

I Wanna Be Free

I'm a Believer

Steppin' Stone

Mary, Mary

Little Bit Me, A Little Bit You

Girl I Knew Somewhere

Randy Scouse Git

Pleasant Valley Sunday

Words

Daydream Believer

Goin' Down

Valleri

D.W. Washburn

It's Nice to Be With You

Porpoise Song

Listen to the Band

That Was Then, This Is Now

Heart and Soul

[20071117]

Shot of Love Shot of Love
Bob Dylan (1990/05/29)
Columbia
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ボブディランのゴスペル三部作と言われた作品の最後の作品になります。しかしジャケットの悪趣味度はここに極めれりといった感じです。ジャケットを見ただけで購入意欲が薄れてしまいますが、この作品も音楽的には申し分のないで着映えです。宗教的意味合いは抜きにしてもゴスペルミュージックはリズム&ブルース同様はずれの無い音楽であり、のりさえ出せればそれなりの曲が創れます。ボブディランはそれに自分流を織り交ぜ、かなり格好いい曲を創っています。

1. Shot of Love
2. Heart of Mine
3. Property of Jesus
4. Lenny Bruce
5. Watered-Down Love
6. Groom's Still Waiting at the Altar
7. Dead Man, Dead Man
8. In the Summertime
9. Trouble
10. Every Grain of Sand

80年代のストーンズやクラプトンが好きな人には馴染み易い作品だと思います。ディランの音楽にはアメリカ再発見的な趣向があり、朝日があたる家はディランのファーストに収められており、後にアニマルズに教えたのもディランでした。そういう意味では全然ぶれていないディランの音楽性です。

この後は宗教色は表に出さなくなりまして、現在に至るまでいまだに現役でストーンズよりも息の長い活動を続けています。この辺りの作品も勿論良い出来ですが、これまで紹介してきた作品だけでも充分だとも思います。それだけ存在感のある名作を創ってきていますので、私は正直言って最近のディランの作品にはあまり興味がありません。ですので紹介もこの辺りまでにいたします。

Shot of Love

Lenny Bruce

Groom's Still Waiting at the Altar

Trouble

Every Grain of Sand

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