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[20061130]

テクノデリック テクノデリック
YMO (2003/01/22)
Sony Music Direct
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YMOの最高傑作はこのアルバムだと私は思っています。ソリッドステイト~とは違う世界ですが、音楽的にはこれでしょう。テクノとサイケデリックの融合。そして初めて大々的にサンプラーが使われたのもこのアルバムです。メンバーの声をサンプリングしたり、その辺の物をサンプリングしたリズムが非常にサイケです。

1. PURE JAM
2. NEUE TANZ~新舞踊
3. STAIRS~階段
4. SEOUL MUSIC~京城音楽
5. LIGHT IN DARKNESS~灯
6. TAISO~体操
7. GRADATED GRAY~灰色(グレイ)の段階
8. KEY~手掛かり
9. PROLOGUE~前奏
10. EPILOGUE~後奏

ビートルズ的なインド旋律やケチャのリズム。民族音楽テクノの融合としても初めての試みだったのでは無いでしょうか。YMOという存在はそれだけの革新性があったからこそ世界的にも成功したのだと思います。それでいて時代にマッチしていました。テクノポップとしては絵かいをリードしていたのです。

前作BGMを最高傑作とするする人もいますが、こちらの方が気持ちよく聴けると思います。現代音楽的な感覚もありながらポップです。ファンクやネイティヴなノリというものも存在しており、トレヴァーホーンよりも早くサンプラーの導入。その可能性を提示してみせています。ピーターガブリエルの使い方の方が衝撃的でしたが、こちらも当時と仕手はかなり強烈な音を発しております。幸宏のドラム音はゲートリヴァーブの走りだったのかもしれません。この素っ気ない感じがテクノたる由縁ですが。テクノデリックというタイトルどおりトリップ感覚たっぷりの名盤です。

PURE JAM

NEUE TANZ

STAIRS

LIGHT IN DARKNESS

TAISO

PROLOGUE

EPILOGUE
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[20061129]

BGM BGM
YMO (2003/01/22)
Sony Music Direct
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YMOの音楽は聴き易いけれども、聴き過ぎて精神病になった人がいたため、BGMとして聴いて欲しいとの願いを込めてつけられたタイトルです。しかし、これまでのポップなテクノとは違い、英国的なダークなイメージがある、マニアックな作品になっています。その分離れていったファンもいる訳ですが、コアなファンにとっては最高傑作と呼ばれる作品になっています。このあたりが真のYMOの姿であるという訳です。

1. BALLET~バレエ
2. MUSIC PLANS~音楽の計画
3. RAP PHENOMENA~ラップ現象
4. HAPPY END
5. 1000 KNIVES~千のナイフ
6. CUE~キュー
7. U.T.~ユーティー
8. CAMOUFLAGE
9. MASS~マス
10. LOOM~来るべきもの

この作品あたりからメンバーがソロで作曲する事が多くなります。どちらかというと細野晴臣と幸宏がタッグを組んで、坂本龍一が一人でやるパターンが多くなってきます。解散後の図式に既になっているのです。ある程度売れたので、やりたい事をやろうとする意思が感じられます。シンセをアンプに通して歪ませた音をマイク録りするといった工夫もされ、この頃からは打ち込み出来るシーケンサーが活用されています。後のテクノの名器TR-808も使われています。

YMOの方が有名になって、コピーしていたクラフトワーク側からシンセのプログラミングの見学に来るなど、逆転の現象も起きました。又、ワールソツアーで参加していた矢野顕子と坂本龍一が出来て、結婚という事になりましたが、少し前から別居しており、最近正式に離婚と相成りました。二人の間に出来た娘は坂本美雨というミュージシャンとなっています。

YMOと平行して各自ソロアルバムを出しておりますが、そのソロ作品が合わさったような内容になっています。これまでのアンサンブルがある楽曲ではなく、リズムヴァリエーションにより創られたような曲が目立ちます。デヴィッドシルヴィアンのような歌い方をする幸宏といい、時代的な部分もありますが、その中でもしっかりと東洋感覚も出しているところはさすがです。

MUSIC PLANS

1000 KNIVES

CUE

[20061128]

増殖 増殖
YMO、スネークマン・ショー 他 (2003/01/22)
Sony Music Direct
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ラジオ番組「スネークマンショー」が大阪から発信されていたのですが、このYMOとのコラボレートにより日本中で知られる事となりました。桑原茂一、小林克也、伊武雅刀からなるアヴァンギャルドでシュールなお笑いトリオスネークマンショーのギャグの間にYMOの曲が導入されているという創りです。

1. Jingle "YMO"
2. NICE AGE
3. SNAKEMAN SHOW
4. TIGHTEN UP (JAPANESE GENTLEMEN STAND UP PLEASE)
5. SNAKEMAN SHOW
6. HERE WE GO AGAIN ~TIGHTEN UP
7. SNAKEMAN SHOW
8. CITIZENS OF SCIENCE
9. SNAKEMAN SHOW
10. MULTIPLIES
11. SNAKEMAN SHOW
12. THE END OF ASIA

このアルバム出しか聴けない曲もあり、オリジナルアルバムとされています。それらの音楽に見事にとけ込んだギャグセンスは日本中で大ブームになり、スネークマン・ショーは独自のアルバムを出していく事となります。MULTIPLIESはカバー曲ですが、西部劇をスカテクノで再構築する面白い曲です。

ブラックコメディーは今聴いても笑えるところがあります。ひょうきん族に出演するなど、YMOはお笑いの世界へも進出したりしておりました。その動機はどうもお姉ちゃん達にもてたいが為だったようであります。

小林克也はVJ,英会話、伊武雅刀は俳優として現在でも頑張っております。ここでのギャグセンスはエキセントリックで、思わず吹き出したくなるような笑いです。内容は聴いてからお確かめ下さい。


NICE AGE

CITIZENS OF SCIENCE

THE END OF ASIA

[20061127]

ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー
YMO (2003/01/22)
Sony Music Direct
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YMOの名を一躍世界に広めた名作です。土曜のゴールデンタイムに始まった新しいドラマの挿入歌としてTechnopolisが使われた事により、YMOの名は日本全国で知れ渡る事となりました。海外でも大いに浮け、海外ツアーにでかけ、イギリスでは大成功しました。それがきっかけでJAPANとの交流もするようになります。テクノカットも大流行りで、もみあげを斜めにカットしておりました。現在も床屋ではもみあげはどうしますかと聞いてくるのは、この時の名残です。

1. Technopolis
2. Absolute Ego Dance
3. Rydeen
4. Castalia
5. Behind The Mask
6. Day Tripper
7. Insomnia
8. Solid State Survivor

Technopolisではヴォコーダーを使い、トキオ、トキオと東京を題材にしており、ここで聴かれるチョッパーベースは、ジョンフォックスの影響で急遽オーヴァーダヴィングされた事はウルトラヴォックスの紹介でもしました。Absolute Ego Danceではスカのビートに沖縄の合いの手が入るオリエンタルな曲です。大ヒット曲Rydeenはディスコでも流行、ライディーンダンスなるものが流行っておりました。今で言うパラパラダンスのようなもので、全員で同じ踊りをするという気持ちの悪いものでした。全員で同じダンスを踊って何が楽しいのかと内心バカにしておりました。

Behind The Maskはマイケル・ジャクソンもカバーした曲です。ビートルズのカバーDay Tripperでのつんのめった感じのアレンジは見事で、これぞテクノと感心しておりました。Solid State Survivorのカッコイイ事と言ったらありゃしません。まだ打ち込みの技術の無い時代でしたが、シーケンス機能を使ったりしております。しかしその機能だけでは表現出来ない部分は手弾きで演奏しております。シーケンスやプログラミングは第四のメンバー松武秀樹氏が担当しております。初のマニュピュレーターの登場ですね。東洋的なメロディーもかなり洗練されてテクノに融合しております。素晴らしい。

あまりにも有名な曲ばかりで、売れまくったアルバムですが、YMOファンにとっては後のアルバムの方を評価する人が多いです。しかし、まぎれも無くこのアルバムはYMOの代表作で名盤ですので、きちんと評価するべき作品です。

Technopolis

Absolute Ego Dance

Rydeen

Behind The Mask

Solid State Survivor

[20061127]

大相撲九州場所は朝青龍の全勝優勝で幕を閉じました。元寺尾の部屋の豊真将が見事な準優勝を飾りました。元々足腰が強く、素質に恵まれておりましたので、やっと華が咲いた形になりました。期待していた鶴竜は8勝止まりでしたが、もっと自分の形が出来上がれば上に上がれるでしょう。

主な上位力士戦績
朝青龍 15勝0敗
千代大海 9勝6敗   琴欧洲 10勝5敗
栃東 10勝5敗    魁皇 10勝5敗
雅山 8勝7敗     琴光喜 9勝6敗
琴奨菊 10勝5敗    豊真将 12勝3敗

これに白鵬が加わればもっと面白くなると思いますので、来年の初場所も楽しみになりました。若手が力をつけてくると場所が盛り上がります。今後の大相撲の盛り上がりに期待いたします。

[20061126]

イエロー・マジック・オーケストラ イエロー・マジック・オーケストラ
YMO (2003/01/22)
Sony Music Direct
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イエロー・マジック・オーケストラ(US版) イエロー・マジック・オーケストラ(US版)
YMO (2003/01/22)
Sony Music Direct
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テクノポップの本格的始動はこのYMOによってもたらされました。元はっぴいえんどの細野晴臣、元サディスティックミカバンドの高橋幸宏、そして新進気鋭のキーボーディスト坂本龍一によって、クラフトワークに影響されたシンセポップによる、海外受けするバンド名といい、人民服にテクノカットというファッション面でも時代をリードしました。

イエロー・マジック・オーケストラ
1. コンピューター・ゲーム~サーカスのテーマ
2. ファイアー・クラッカー
3. シムーン
4. コズミック・サーフィン
5. コンピューター・ゲーム~インベーダーのテーマ
6. イエロー・マジック(東風)
7. 中国女
8. ブリッジ・オーヴァー・トラブルド・ミュージック
9. マッド・ピエロ
10. アクロバット
イエロー・マジック・オーケストラ(US版)
1. COMPUTER GAME "Theme From The Circus"
2. FIRECRACKER
3. SIMOON
4. COSMIC SURFIN'
5. COMPUTER GAME "Theme From The Invader"
6. YELLOW MAGIC(TONG POO)
7. LA FEMME CHINOISE
8. BRIDGE OVER TROUBLED MUSIC
9. MAD PIERROT

ファーストは国内版とUS晩があって、微妙な曲目とミキシングが違っております。テクノサウンドと東洋風ののメロディー、そしてバンド名にファッションという海外受けを狙った内容が海外で受けましたが、日本ではまだこの頃は、クラフトワークの真似事をしているスーパーグループという印象だけでした。ギター小僧だった私にとって、テクノポップは興味の薄いものでしたが、坂本龍一の千のナイフというアルバムに、新進気鋭のフュージュンギタリスト渡辺香津美のギターが聴けるというだけで千のナイフを聴いたのがきっかけでした。それからYMOを聴くようになったのです。

ちょうどFMNHKラジオでサウンドストリートという番組があり、渡辺香津美も坂本龍一もDJだったのです。当時私がいた田舎ではラジオだけがロックの情報源だったのです。他に渋谷陽一のヤングジョッキーやわかいこだまが情報源でした。そんな訳で早くからYMOには注目しておりました。しかし、これほどまで大ブレークするとは思っても見ませんでした。まだちょっと騒がれていただけのファースとアルバムですが、当時流行していたインヴェーダーゲームなどをシンセで再現するという遊び心はトッ掴み易かったです。

正確な幸宏のドラムはテクノ向きだったし、細野のシンセベースもクラフトワーク以外では珍しく、クラシックの教養のある坂本龍一のリアルタイムプレイも面白く、クラフトワークとは違う日本独特のキャラクターで成功を収めていく前夜のサウンドをお楽しみ下さい。

Computer Game/Firecracker

COSMIC SURFIN'

TONG POO

[20061126]

The B-52's The B-52's
The B-52's (1990/10/25)
Warner Bros.
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Wild Planet Wild Planet
The B-52's (1990/10/25)
Warner Bros.
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本人達はテクノという意識は無いと思いますが、このへんちくりんサウンドはディーヴォという先駆がいたため、テクノとして評価した方が分かり易いと思います。ジャケットにあるようなヘアースタイルをスラングで B-52というそうで、戦闘機とは関係ないようです。いわゆるヘタウマサウンドで、センスのみで勝負するというテクノとしては常套手段になっています。

The B-52's
1. Planet Claire
2. 52 Girls
3. Dance This Mess Around
4. Rock Lobster
5. Lava
6. There's a Moon in the Sky (Called the Moon)
7. Hero Worship
8. 6060-842
9. Downtown
Wild Planet
1. Party Out of Bounds
2. Dirty Back Road
3. Runnin' Around
4. Give Me Back My Man
5. Private Idaho
6. Devil in My Car
7. Quiche Lorraine
8. Strobe Light
9. 53 Miles West of Venus

アルバムは他にデヴィッドバーンがプロデュースしたメソポタミアなどがありますが、最初の2枚で充分インパクトがあります。この様なヘタウマサウンドは80年代の日本のインディーズシーンに強い影響を与えています。当時は日本でも奇妙なバンドがごろごろいました。現在のような無個性なシーンとは大違いでした。

ニューウェイヴとして捉えられるこの個性は、シンセよりギターが主体で、ブロンディーに近いかもしれませんが、私にとってはディーヴォ、プラスティックスと同じくくりになります。ニューウェイヴもテクノポップも時代が重なっているので、分けるのが難しいバンドもいますが、聴いた人の判断で良いかと思います。私にとってはテクノなのです。当時の日本では戸川純が特異なキャラクターでしたが、これらの音楽を聴いていれば決しておかしくない存在だったのです。混沌として面白い時代でした。自己主張が商売になっていける可能性があったのです。センスにもよりますが。この頃のパワーが今のシーンには足りないように感じる今日この頃です。

Planet claire

Rock Lobster

Legal Tender

Roam

Mesopotamia

Private Idaho

[20061126]

WELCOME PLASTICS WELCOME PLASTICS
PLASTICS (2004/09/22)
ビクターエンタテインメント
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ORIGATO PLASTIC ORIGATO PLASTIC
PLASTICS (2004/09/22)
ビクターエンタテインメント
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テクノは日本からも発信されました。日本独自の呼び名でテクノポップというジャンルを確立。その先駆けとなったのがYMOとこのプラスティックスです。ディーヴォの影響が強いバンドです。ギターによるテクノで、シンセはいわゆるピコピコサウンドです。この感覚は海外でも受けて、YMO同様海外でのコンサートを成功させています。このバンド以降日本が海外で受ける手段としてテクノポップを用いる事が常套手段となりました。ハードロックでは体力負けしますが、テクノは日本人に非常に向いていたのです。

WELCOME PLASTICS
1. TOP SECRET MAN
2. DIGITAL WATCH
3. COPY
4. I AM PLASTIC
5. I WANNA BE PLASTIC
6. CAN I HELP ME ?
7. TOO MUCH INFORMATION
8. WELCOME PLASTICS
9. I LOVE YOU OH NO !
10. ROBOT
11. DELICIOUS
12. LAST TRAIN TO CLARKSVILLE
13. DELUXE
14. COMPLEX
ORIGATO PLASTIC
1. IGNORE
2. DIAMOND HEAD
3. NO GOOD
4. GOOD
5. BACK TO WIGTOWN
6. CARDS
7. PEACE
8. DANCE IN THE METAL
9. INTERIOR
10. PARK~Eight Days A Week
11. DESOLATE

イラストレーターの中西俊夫、ファッション・スタイリストの佐藤千賀子、グラフィック・デザイナーの立花ハジメによる音楽素人集団でした。元四人囃子の佐久間正英飲みが玄人でしょう。つまり楽器も始めたばかりで、いわゆるヘタウマロックなのです。グラムロック、パンクで許容されてきたヘタウマを逆手にとって、センスだけで音楽を創り上げています。当時からコピーバンドだらけの日本を批判したCOPYは象徴的な曲です。

全くなっていない英語の発音もテクノに乗せれば海外でも受けるのですから分からないものです。ディーヴォとは違うイントネーションが斬新だったのでしょう。リズムヴォックスにピコピコサウンド、チカの素っ頓狂なボーカル。テクノポップはいつしか日本の専売特許となっていくのでした。特にファーストが鮮烈ですが、セカンドも悪くありません。テクノポップはこの辺りから本格的に世界を席巻していく事になります。

COPY

[20061126]

Q: Are We Not Men? A: We Are Devo! Q: Are We Not Men? A: We Are Devo!
Devo (1990/10/25)
Warner Bros.
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Duty Now for the Future Duty Now for the Future
Devo (2005/02/22)
Warner Bros.
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Freedom of Choice Freedom of Choice
Devo (1990/10/25)
Warner Bros.
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新たなる人類、それがディーヴォ。ポルとパンク、ニューウェイヴとして登場しましたが、その短約的で感情的な部分を排除したサウンドは正にテクノでした。ブライアンイーノのプロデュースによるファーストアルバムは、ロキシーをもっとポップでハチャメチャにしたようなサウンドでした。シンセも登場しますが、ギターによるテクノというジャンルを確立していきます。つまりデヴィッドボウイのアルバム、ロウのA面のような感覚です。ギターもテクノの一部として存在出来たのです。ヴェンチャーズのようなギターですが。

Q: Are We Not Men? A: We Are Devo!
1. Uncontrollable Urge
2. (I Can't Get No) Satisfaction
3. Praying Hands
4. Space Junk
5. Mongoloid
6. Jocko Homo
7. Too Much Paranoias
8. Gut Feeling/Slap Your Mammy
9. Come Back Jonee
10. Sloppy (I Saw My Baby Gettin')
11. Shrivel Up
Duty Now for the Future
1. Devo Corporate Anthem
2. Clockout
3. Timing X
4. Wiggly World
5. Blockhead
6. Strange Pursuits
7. S.I.B. (Swelling Itching Brain)
8. Triumph of the Will
9. Day My Baby Gave Me a Surprize
10. Pink Pussycat
11. Secret Agent Man
12. Smart Patrol/Mr. DNA
13. Red-Eye Express
Freedom of Choice
1. Girl U Want
2. It's Not Right
3. Whip It
4. Snowball
5. Ton O' Luv
6. Freedom of Choice
7. Gates of Steel
8. Cold War
9. Don't You Know
10. That's Pep
11. Mr. B's Ballroom
12. Planet Earth

ディーヴォとしては最初の3枚のアルバムが最重要でしょう。日本のテクノにも多大な影響を与えた功績は大きいです。ローリングストーンズのSatisfactionのカバーが一番彼等の音楽性を理解し易いと思います。デジタルはビット数によって再現される質が変わってきますが、8ビットでデジタル化されたような曲線もギザギザで再現されるようなデフォルメ感です。

ディーヴォの存在なくして、トーキングヘッズのはじけた感性は生まれなかったでしょう。ニューウェイヴであり、テクノであり、パンク以降のロックに新たに生まれた感性、新たなる哺乳類、それがディーヴォです。独特のステージ衣装で、あたかも別の生き物のように振るまい。そのイメージをサウンドでも表現する。見事なまでの演出ですが、ディ-ヴォをきっかけとして、ロックは新たな時代へ突入する事となります。全てのアルバムを紹介しませんが、この3枚は必須の名盤です。

Uncontrollable Urge

(I Can't Get No) Satisfaction

Praying Hands+Shrivel up

Mongoloid

Jocko Homo

Too Much Paranoias

Gut Feeling/Slap Your Mammy

Come Back Jonee

Devo Corporate Anthem

S.I.B.(Swelling Itching Brain)+Tunnel of Li

Secret Agent Man

Smart Patrol/Mr. DNA

Girl U Want

Whip It

Freedom of Choice

Gates of Steel

Planet Earth

[20061125]

Vienna Vienna
Ultravox (1997/12/30)
Musicrama
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ウルトラヴォックスの名を世界中に知らしめた大ヒットアルバムです。リッチキッズ、ヴィサージにいたミッジユーロが加入して、よりテクノに、よりコマーシャリズムになった事により大々的にヒットしました。あまりにもヒットしたので、ジョンフォックス時代が正統だと斜に構えてしまいがちですが、内容がその分充実しており、ジョンフォックス時代の音楽性をより完成させた内容に成っており、名作として恥じない内容に成っております。これもコニープランクのプロデュースです。

1. Astradyne
2. New Europeans
3. Private Lives
4. Passing Strangers
5. Sleepwalk
6. Mr X
7. Western Promise
8. Vienna
9. All Stood Still

ニューロマンティックの仕掛人、スティーヴストレンジが企画していたヴィサージに加わっていたビリーカーリーがミッジユーロと知り合い、加入させた事が成功しました。ニューロマンティックというのはグラムリヴァイヴァルのムーブメントで、化粧をしてファッション面での流行だったのですが、音楽的にはテクノなのです。しかしユーロテクノというか、よりポップな音楽性でした。この第二期ウルトラヴォックスもニューロマンティックとしての成功でした。

日本ではCMで使われたNew Europeansがヒットして有名になりました。ギターカッティングがやけにカッコイイこの曲で時の人と成ったのです。Mr Xはジョンフォックスに捧げられた曲であり、ジョンフォックスもソロとなり、テクノの重鎮として存在しておりました。ウルトラヴォックスもこの後、エデンの嵐、カルテットといったアルバムで成功を欲しいままにしますが、私としてはこのアルバムまでの紹介といたします。当時の売れ線音楽ですが、内容も素晴らしい名作です。

Astradyne

Passing Strangers

Sleepwalk

Vienna

All Stood Still

[20061125]

Systems of Romance Systems of Romance
Ultravox (2006/08/29)
Universal Island
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テクノポップ永遠の名作システムオブロマンスです。クラフトワークからの影響を元に、ドイツへ赴き、ドイツの名腕コニー ブランクのプロデュースによるヨーロピアンデカダンの格調高き名盤を仕上げました。シンセとハードなギターが共存している点が非常にカッコいいです。

1. Slow Motion
2. I Can't Stay Long
3. Someone Else's Clothes
4. Blue Light
5. Some of Them
6. Quiet Men
7. Dislocation
8. Maximum Acceleration
9. When You Walk Through Me
10. Just For a Moment
11. Cross Fade (Bonus Track)
12. Quiet Men (Full Version) (Bonus Track)

YMOのテクノポリスをトラックダウンする寸前にこのアルバムを聴いた細野晴臣は、急遽チョッパーベースをダヴィングさせて曲を完成させたという逸話が残っております。それほど最先端の音が詰まっており、その最先端の音を取り入れたYMOも大成功する事と成りました。しかし、このアルバムは発売当初は成功したとはいえません。あまりにも早過ぎたのです。再評価されるまでにはフォロワーの成功を待たなければ成らなかったのです。

当時はめまぐるしく流行が変わって行きましたので、聴き手としては、ついていくのに必死でした。飽きる暇など無かったのです。現在のようにラップにはほとほと飽き飽きしているのに、今だにラップを聴かせられるという地獄のような苦しみも無縁だったのです。そんな時代に多くの音楽を吸収出来た事は幸福な時代でした。

全編テクノポップになった初めての作品ですが、ニューウェイヴの感覚も残っており、クラフトワークのような機械的な部分もありますが、非常にパワフルです。何よりシンセのプログラミングが素晴らしいです。フィルターのかけ具合も絶妙で、シンセにもエフェクターを通しておりますので、個性的な音色が今聴いても斬新です。しかしこのアルバムで成功出来なかったジョンフォックスはこのアルバムを最後に脱退して、ソロとしてテクノポップの世界を更に勧めていきます。残されたメンバーには成功という予期せぬ未来が待っております。

当時は評価が低かったアルバムですが、テクノポップの名盤として現在も語り継がれる名作です。このアルバムがあったからこそ、後の興隆が起こったのです。

Slow Motion

TV Orphan

I Came Back Hear To Meet You

I Wont Play Your Game

[20061125]

Ha!-Ha!-Ha! Ha!-Ha!-Ha!
Ultravox! (2004/08/09)
Polygram International
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ファースト以上にパンクのエッセンスが強いセカンドアルバムです。しかし明らかに他のニューウェイブバンドとは感覚が違います。テクノとしか言い様の無い作風なのです。突然変異としてテクノが登場したのではないという事が、このウルトラヴォックスの変遷から伺えます。

1. Rock Wrok
2. The Frozen Ones
3. Fear in the Western World
4. Distant Smile
5. The Man Who Dies Everyday
6. Artificial Life
7. While I'm Still Alive
8. Hiroshima Mon Amour
9. Young Savage - Single Version (Bonus Track)
10. The Man Who Dies Every Day - Remix (Bonus Track)
11. Hiroshima Mon Amour - Alternate Version (Bonus Track)
12. Quirks (Bonus Track)
13. The Man Who Dies Every Day - Live (Bonus Track)
14. Young Savage - Live (Bonus Track)

全体的にパンクの匂いがプンプンしておりますが、Hiroshima Mon Amourではリズムヴォックスを使い、ジョイディヴィジョンのようなリズムにブライアンフェリーのようなボーカルというグラマラステクノ世界が心地良いです。

パンクからニューウェイヴ、そしてテクノポップという時代の流れをそのまま体現したバンド、ウルトラヴォックス。正に時代の最先端にいた訳です。その為、当時は正当な評価されておりませんでしたが、後の後継の成功により、クラフトワーク同様再評価されて行きます。そんな混沌とした時代の産物として興味深い作品です。

The Man Who Dies Everyday

Hiroshima Mon Amour

[20061125]

Ultravox! Ultravox!
Ultravox! (2006/07/10)
Island
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クラフトワークへのイギリスからの回答として最初に名乗りを上げるのは、このウルトラヴォックすでした。でもこのファーストアルバムではまだパンクやニューウェイヴ的な音楽が聴かれます。クラフトワークはデヴィッドボウイのベルリン時代の音楽性に影響を受けていましたが、ジョンフォックスはボウイのダイアモンドの犬からの影響を公表しております。テクノの原型はダイアモンドの犬から既にあったのです。

1. Sat'day Night in the City of the Dead
2. Life at Rainbow's End (For all the Tax Exiles on Main Street)
3. Slip Away
4. I Want to be a Machine
5. Wide Boys
6. Dangerous Rhythm
7. The Lonely Hunter
8. The Wild, the Beautiful and the Damned
9. My Sex
10. Slip Away - Live (Bonus Track)
11. Modern Love - Live (Bonus Track)
12. The Wild, The Beautiful and The Damned - Live (Bonus Track)
13. My Sex - Live (Bonus Track)

ジョンフォックス率いる第一期ウルトラヴォックスはキーボードのビリーカーリー、ベースのスティーヴクロス、ギターのスティーヴシェアーズ、ドラムのウォーレンカンから成ります。ファーストアルバムからしてプロデューサーはブライアンイーノとスティーヴリリーホワイトです。その為かロキシーミュージックの影響も感じられます。イギリスのテクノニューウェイヴの始祖としてロキシーやボウイがいる訳です。

このアルバムではギターが中心で、シンセは控えめで、ストリングスなどが加えられており、テクノというよりニューウェイヴなのですが、指向性としてテクノの方向を向いております。I Want to be a Machine出のボーカルはもろデヴィッドボウイしております。先に孤高の活動をしていたJAPANとの共通点も感じられます。Dangerous Rhythmではレゲエのリズムに乗せてブライアンフェリーのように歌っています。

後のニューロマンティックの代表としても存在するウルトラヴォックスですが、グラムロックからテクノロジーの導入というJAPANに近いアプローチをしています。まだテクノというカテゴリは存在しませんので、彼等も孤高の創作活動を余儀なくされて行く事に成ります。このファーストアルバムは当時のロンドンの熱気を感じられる、まだ人間の血の通った感じがする貴重な音源が詰まっております。必聴盤です。

My Sex

[20061124]

Computer World Computer World
Kraftwerk (1990/10/25)
Warner Bros.
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コンピューターを題材にしたコンセプトアルバムです。もう、いかにもというテーマですが、この分かり易さがテクノポップたる由縁です。アナログモノフォニックシンセ故のピコピコサウンドも、このアルバムが出た頃にはお馴染みになっていました。

1. Computer World
2. Pocket Calculator
3. Numbers
4. Computer World, Pt. 2
5. Computer Love
6. Home Computer
7. It's More Fun to Compute

年と言っても日本では電卓が大ヒット。Pocket Calculatorの日本語版ですが、ボクハオンガクカ、デンタクカタテニ、タシタリ、ヒイタリ、ソウサシテサッキョクスル。というわかり易い言葉とメロディーでロックに感心が無い人達にも親しみを持って受け入れられました。この単純化した作風はYMOにも大いに影響を与えました。

アウトバーンの頃に比べると、フィルター加減も器用になっています。この頃のシンセは今のようにプログラミング出来ませんので、毎回手動で設定しなければなりません。それはそれは大変な音の重ね作業だったと思います。手動ですから機械らしく弾くのは根気がいるのです。この頃の苦労が現在の便利さに繋がっている訳で、黎明期の彼等には感謝の意を表したいと思います。現在も学ぶ部分はあります。アナログシンセの音は古くさく感じない独特の太さがあります。

この後もアルバムを出しますが、クラフトワークの全盛期はこの辺りまでなので、紹介もここまでとします。後は後継が引き継いでくれます。未来的な中にもノスタルジックなセンスがあるテクノポップ。その礎を築いてくれたクラフトワークの功績は大きいです。

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It's More Fun to Compute

[20061123]

The Man-Machine The Man-Machine
Kraftwerk (1995/09/26)
Universal
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ヨーロッパ特急で自信をつけた彼等は、より無機質でポップな世界を創り出しました。今回のテーマはロボット。いかにもな題材です。これまでの実験的な部分は影を潜め、より簡略化された規則正しいリズムになっています。その為ディスコなどでもかけられ、ロボットダンスなどというものまで出てきました。

1. Robots
2. Spacelab
3. Metropolis
4. Model
5. Neon Lights
6. Man-Machine

この冷淡な感じはイギリス勢に共感を与え、多くのフォロワーが出てくる事になります。ドラムもシンセで創り出されております。ちょっと前までこの時代のようなチープな音色が流行った事がありましたが、アナログシンセというのは現在でも通用するものがあります。80年代のデジタルシンセの風化したサウンドとは質感が違います。

歌もヴォコーダーで短略化されたメロディーでテーマをリフレインして行く様は、プログラミングされたロボットのごときであります。Modelでは完璧に歌っています。これはイギリスのテクノポップの原型のような曲です。全体的には淡々としていてリラックスした世界になっています。緊張感をもたらすようなものはありませんが、ちょっとした音色とかの工夫の仕方などにはっとする時があります。クラフトワークというイメージに一番近い作品でしょう。絶頂期の作品です。

Robots

Spacelab

Metropolis

Model

Neon Lights

Man-Machine

[20061123]

Trans-Europe Express Trans-Europe Express
Kraftwerk (2003/01/27)
Emi
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アウトバーンのように分かり易い題材、ヨーロッパ特急を題材にしたコンセプトアルバムで、前作では話題になる程度でしたが、このアルバムからはシングルヒットも生まれます。プログレのように複雑な部分を削除したテクノポップは一般の人にも受け入れられる音楽として広まって行きました。未来を予感させるシンセ音も当時は新鮮だったのです。

1. Europe Endless
2. Hall of Mirrors
3. Showroom Dummies
4. Trans-Europe Express
5. Metal on Metal
6. Franz Schubert
7. Endless Endless

Hall of Mirrorsでは反射音により鏡の世界を表現するなど、現代音楽的な実験性も持ち合わせています。ジャケットのように50年代風のフォトグラフ、無機質な質感。マネキンやロボットを思わせるステージパフォーマンス。70年代にこのサウンドは正に未来の音楽でした。それまでシンセといえばキースエマーソンやジョーザヴィヌルのようなプログレ、フュージュンの世界でリード楽器として使われてきました。しかし、クラフトワークにより、リズムなどのベーシックな部分までも使われ、人間臭さが失われた作品になっています。

ドイツ人気質と日本人気質は似ているところがあり、この几帳面なまでの音楽性はロックに疎い人にも受け入れられ、彼等の名前は多くの人の知るところとなりました。しかしブームにはまだフォロワーの出現を待つしかありませんでした。一般的なテクノポップとしてのイメージはこのアルバムで既に完成されています。フランジング機能による列車の走行音の模倣などはデヴィッドボウイの影響が色濃いです。

Showroom Dummies

Trans-Europe Express

Endless Endless

[20061123]

Radio-Activity Radio-Activity
Kraftwerk (2003/01/27)
Emi
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アウトバーンの成功により、よりエレクトリックな世界を表現するようになりました。彼等が題材とするのはみな文明を象徴するものばかりです。リズムも軽快になりテクノポップと呼ばれるようなサウンドが固まり始めています。

1. Geiger Counter
2. Radioactivity
3. Radioland
4. Airwaves
5. Intermission
6. News
7. Voice of Energy
8. Antenna
9. Radio Stars
10. Uranium
11. Transistor
12. Ohm Sweet Ohm

現代音楽の無調派音楽で知られるカールハインツ・シュトックハウゼンなどの影響もあり、シンセによるパルス音やノイズ音などで信号音によるサイケな感覚、つまりシドバレットのような感覚も見受けられます。元々このバンドにいたクラウス・ディンガーとミヒャエル・ローターが創ったバンドNeu!がパンクやニューウェイヴの直接的な影響もあり、彼等の感覚はイギリス、日本を中心に広がって行きます。

ヨーロッパの伝統、クラシックと現代音楽の融合ともいえる規則ただした。ミニマルな部分に分かり易い主旋律。テクノポップは機械的ですが、分かり易さ故に多くの人に受けました。又これが原因でギタリストの居場所が無くなり、シンセブームとなって行きます。シーケンサー機能はついているものの、手弾きによる演奏で機械的に表現している部分がほとんどで、まだ打ち込みという便利さの無い時代でした。フォロワーが成功する迄は孤高の存在だったクラフトワークですが、この頃のがんばりが現在の音楽シーンにまで与えた功績は大きいです。

Radioactivity

Airwaves

Intermission

Antenna

Ohm Sweet Ohm

[20061123]

アウトバーン アウトバーン
クラフトワーク (1998/05/27)
東芝EMI
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ここからテクノポップの特集に入ります。パンクより少し遅れますが、ほぼ同時期に派生したサウンドです。テクノポップとは日本固有の言葉で、世界的にはエレクトリックポップと呼ばれていました。シンセを使いながらも短約的でシンプルでポップである事が特徴です。どちらかと言うと機械的なコンピューターを連想させるものが多いです。

全ての始まりはこのクラフトワークのアウトバーンから始まります。クラフトワークはドイツのグループで、最初はプログレ的なものでした。ドイツではタンジェリンドリームというジャーマンプログレが有名ですが、クラフトワークも最初はジャーマンプログレとしてスタートします。そしてこのアウトバーンは4枚目のアルバムとなりますが、ヨーロッパの無料高速道路アウトバーンを車で駆け抜ける様子をエレクトリックに表現したこの曲が大ヒットとなり有名になりました。それ迄の3枚のアルバムはメンバー自身がクラフトワークの作品として認めておらず、現在発売されておりません。入手も非常に困難でしょう。

1. Autobahn
2. Komtenmelodie 1
3. Komtenmelodie 2
4. Mitternacht
5. Morgenspaziergang

当時のシンセサイザーはモーグがほとんどですが、まだモノフォニックです。デスのでコード感を出すにはアルペジオを使います。ある絵p路尾を自動演奏出来るシーケンサー機能がついており、それが機械的なため、この様なテクノポップが生まれてきております。このアルバムではまだテクノポップと呼べるほどのものではなく、どちらかと言うとシンセによる環境音楽のような趣ですが、その分芸術性も高く名盤です。

彼等自身はテクノポップという概念を持っておらず、日本のフォロワーYMOにより始祖として祭り上げられます。つまり他のバンドの成功が彼等の存在を高いものにしたのです。ボコーダーというマイクから入った音声をシンセサイズする機材を使いロボット的なキャラクター性も出しております。パンクやニューウェイブによる簡約的な表現も受け継いでおります。どちらかと言うとデヴィッドボウイのベルリン作品に影響を受けたといっていいでしょう。ニューウェイブもテクノもキーワードはデヴィッドボウイなのです。そして現在に至るエレクトロニカに迄及ぶ最初の鼓動がここにあります。

Autobahn

[20061123]

New Hope for the Wretched New Hope for the Wretched
Plasmatics (2005/03/07)
Cherry Red
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パンクロック、ニューウェイヴシリーズを締めくくるのはこのプラズマティックスです。彼等がデビューした頃は既にパンクブームは終わっておりましたが、そのサディスティックなステージパフォーマンスで注目を集める事となります。高速なまでのリフによる楽曲は後のコアパンクの走りとなりますが、まだパンクの許容量でしょう。私はコアパンクは好きになれなかったのでのめり込みませんでしたが、このプラズマティックスまでは好きで聴いていました。コアパンクは攻撃的で早いパッセージで演奏するため、何を言っているのかが聴き取れず、説得力の無いものになっておりました。ネオへヴィーメタルブーム同様、沢山の支持を得るようになりましたが、どちらも形骸化したもので聴くに値しないものだと私は判断しておりました。再ブームは嬉しかったのですが内容が良くありませんでした。

1. Tight Black Pants
2. Monkey Suit
3. Living Dead
4. Test Tube Babies
5. Won't You
6. Concrete Shoes
7. Squirm [Live]
8. Want You Baby
9. Dream Lover
10. Sometimes I...
11. Corruption
12. Butcher Baby
13. Sometimes I... [Live]
14. Living Dead [Live]
15. Tight Black Pants [Live]
16. Butcher Baby [Live]
17. Corruption [Live]
18. You Think You're Comin'
19. Fast Food Service

元ストリッパーだったボーカルのウェンディのサヂスティックなコスチュームに、ダイナマイトショー、実際に車を破壊しておりました。チェーンソーによるギター解体。ギターのリッチーはモヒカン頭にバレリーナ姿というグロテスクなルックスがこのバンドの特徴でもあります。音楽的にはラモーンズを高速にしたような曲でウェンディーのボーカルはクリッシーハインドをもっとかすれさせたような声です。そしてラモーンズのように曲を始める前にワンツースリーフォーと合図をするのがお決まりで、日本人ベーシストがいたため、イチニーサンシというかけ声も使います。

空砲ですがマシンガンも撃ちまくり、チェーンソーやマシンガンもエフェクターの一つとして捉えており、破壊的なイメージを強調しております。パンクが持つハチャメチャなイメージを具体化したバンドともいえます。思いっきりの良さが受けた原因だと思います。乳首にセロテープを貼ったほとんどヌード状態でも平気です。この後もアルバムを出し続けますが、私はこのファーストアルバムまでしか聴いておりませんので、ファーストだけの紹介になります。これだけでも充分インパクトのあるアルバムですので充分です。

パンクニューウェイブの紹介はここまでにします。他にもシャム69やリッチキッズ、マガジン、ブームタウンラッツ、ポリスなどがいますが、全て紹介していたらきりがないので一旦ここで終わります。ある程度したらこれらのバンドも紹介していきます。パンク!このムーヴメントがあるのと無いのとでは現在の音楽は大きく違ったものになっていたでしょう。この時代を把握する事で、新たなヒントが生まれるかもしれません。是非振り勝ってみて下さい。そして前進する事を考えて下さい。

Butcher Baby

Explosive Live Concert

Seduce - Sometimes I (Live Plasmatics Cover)

[20061122]

Night and Day II Night and Day II
Joe Jackson (2000/10/24)
Sony Classical
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プログレッシヴな音楽性を追究していたジョージャクソンが、急に名作Night and Dayの続編のようなアルバムを出しました。以前からのファンには懐かしさを覚えるかもしれませんが、以前のものはエレクトリックポップに乗せたフュージュン系のサウンドだったのに対して、今回は時代性もあり、エレクトリックテクノ風の打ち込み系リズムに乗せてニューヨークの24時間を描いております。

1. Prelude
2. Hell of a Town
3. Stranger Than You
4. Why
5. Glamour and Pain
6. Dear Mom
7. Love Got Lost
8. Just Because
9. Happyland
10. Stay

売り上げが伸び悩んでいた為の苦肉の作と捉えられてもいたしかたありませんが、新しさもあり、オーケストレーションも導入され、新しいNight and Dayが創られています。ヒット性ではかないませんが、こちらでも素晴らしい曲が創られています。女性ボーカルも多用されており、Whyでの中近東風メロディーをスーサンデイヒムが見事に歌っております。Love Got Lostではミックジャガーの恋人だったマリアンヌフェイスフルの枯れた歌声を聴けます。ジョーは相変わらずグレッグレイクのように歌っています。

全体的にはステッピングアウトを意識したような、リズムボックス的なサウンドが目立ちます。昔のヒット曲にあやかろうとしているように感じますが、自分で自分をパロディー化しているようにも感じます。Night and Dayとどうしても比べてしまうので、別のタイトルをつけた方が良かったかもしれませんが、このタイトルの方が分かり易くはあります。オーケストレーションが加わり、豪華なアレンジになっています。ミキシングのセンスも相変わらずいいです。Night and Dayとは別に考えても素晴らしいアルバムです。

このアルバム以降、ライブ盤やベスト盤などが出回り、新作が出ておりません。年齢的にも心配ではありますが、もっと驚くような新作を期待しております。新作が出たら又紹介していきますが、ジョージャクソンの紹介はここまでといたします。

[20061121]

シンフォニー・ナンバー・1 シンフォニー・ナンバー・1
ジョー・ジャクソン (1999/11/03)
ソニーミュージックエンタテインメント
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オーケストラスタイルが続きます。今回はギターでSteve Vaiが参加しています。これも聴きものです。編成はオーケストラでも内容はロックです。プログレと解釈していいでしょう。パンクから始まったジョージャクソンのソングライティングも本来クラシックの基礎を学んでいたジャクソンにとっては単純なものだったかもしれません。それらの経験も踏まえて、さらに新しい何かを創り出そうとすれば、自ずとこういう結果になるでしょう。

1. Symphony No.1: First Movement
2. Symphony No.1: Fast Movement
3. Symphony No.1: Slow Movement
4. Symphony No.1: Last Movement

より生音で、ロックを構築すればこうなるという時代に反しながらも、その時代の最高の音で録音された演奏は感動ものです。今回歌はありませんが、それでもジョージャクソンらしい音楽が溢れております。前作同様EL&Pのような音楽もあり、Steve Vaiの師匠フランクザッパのようなスケール感にも共通点を見いだせます。

ポップで分かり易い部分と荘厳な部分が共存する、、それがプログレッシヴロックです。カテゴリーは考えなくてもいいかもしれません。唯いい音楽を追究したらこうなったという事でしょう。これでいいのです。しかし、売り上げは伸びませんでした。時代に即していなかったからでしょう。しかし、良質な音楽とはこの様なことを言うのです。新しく出される一般の音楽がどんどんつまらなくなっている近年、これだけの音楽に飢えていなければ音楽を聴く資格はありません。本当に良いものに巡り会えたらきっと人生は幸福に包まれる事でしょう。ものの良し悪しが分かる方なら満足して頂ける作品です。

[20061120]

ヘヴン&ヘル ヘヴン&ヘル
ジョー・ジャクソン、スザンヌ・ベガ 他 (1997/09/21)
ソニーミュージックエンタテインメント
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ジョージャクソン&フレンズによる一大プログレ大会です。これまでもクラシカルな作品を出してきました、この作品はまるでキングクリムゾンやEL&Pのようなテンションがあります。スザンヌヴェガなど多彩な参加メンバーと繰り広げられるキリスト教の7つの大罪をテーマにしたコンセプトアルバムです。

1. Prelude
2. Gluttony: Fugue 1/More Is More
3. Lust: Angel
4. Avarice: Tuzla
5. Sloth: Passacaglia/A Bud And A Slice
6. Anger: Right
7. Envy: The Bridge
8. Pride: Fugue 2/ Song Of Daedalus

スケールの大きさはいつも以上かもしれません。オーケストラによるキングクリムゾンを想像してみて下さい。それ以上のテンションを体感する事が出来るでしょう。ロックというカテゴリーに収まりきれないジョージャクソンのイマジネーションが存分に発揮されている作品です。ポップ性もあるのですが、シングル向けではないため売り上げは比例していないのですが、強烈にロックなアルバムです。

ヒットシーンからは忘れ去られていたこの時期にこれほどの完成度の高い作品を出していた事を大いに知って頂きたい。どんなにエレクトリックテクノが頑張っても、生のこのダイナミズムには勝てません。どんなに恋の歌で共感を得ようと美しいバラードを書き上げても、この人間の本質に訴えかけるヴァイヴレーションにはかないません。音楽の、ロックの在り方を根本的な部分で考えさせられる強烈なアルバムです。ジョージャクソン、人気とは反比例してその音楽性は益々深まっております。名盤です。

[20061119]

Night Music Night Music
Joe Jackson (2001/06/25)
Virgin
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夜の音楽としてコンセプトされたアルバムです。その為バラード系が多いです。そしてオーケストラやシンセ、サンプリングといくつもの音色が織りなす夢物語でありましょうか。バラードでもこれまでの蓄積を見事に進化させています。

1. Nocturne No. 1
2. Flying
3. Ever After
4. Nocturne No. 2
5. Man Who Wrote Danny Boy
6. Nocturne No. 3
7. Lullaby
8. Only the Future
9. Nocturne No. 4
10. Sea of Secrets

ジョージャクソンがシンセを操る時はフュージュン、特にウェザーリポートやウェインショーターのボイシングを思い浮かべてしまいます。音楽理論を修得した彼ですから、ジャズ理論も研究したのでしょう。そして理論的に創られてはおりますが、彼の音楽には理屈は入らないような潔さがあります。

唯彼が発する音の塊を受け止めればいいのです。それだけ一つ一つの音に説得力があります。荘厳な面持ちもあるアルバムですが、分かり易く創られておりポップです。アダルトな夜、不安も希望も全てを包み込んでしまう闇に、このアルバムはどれほどの色彩を与え続けるでしょう。

[20061119]

九州場所も中日、今のところ上位は安泰となっています。特に波乱も無くいっておりますが、朝青龍は万全なのかまだ分かりません。以下は上位の成績です。

全勝  朝青龍、魁皇
1敗  千代大海、栃東、琴光喜、把瑠都、豊真将
2敗  朝赤龍、豊ノ島、玉春日

角番の魁皇は8戦全勝で角番を脱出しました。この人はハートは弱いので、引退覚悟で開き直った事が幸いしていると思います。明日から欲が出てくるとどうなるでしょうか。
今場所特に目を惹いたのが、新入幕の鶴竜です。新入幕なのにベテランのような落ち着きがあり、相撲感もいいです。何者かと思いきやモンゴル出身の力士でした。将来的には白鵬並に活躍する事が予想されます。
果たして、今年はどのような千秋楽を迎えるのでしょうか。

[20061119]

Laughter & Lust Laughter & Lust
Joe Jackson (1992/06/29)
Virgin
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前作BLAZE OF GLORYも素晴らしい出来でしたが、その延長線上にありながら、もっと勢いを感じさせるアルバムです。作詞作曲、演奏、録音全てに置いて充実しており、ジョージャクソンの絶頂期を象徴する名盤であります。

1. Obvious Song
2. Goin' Downtown
3. Stranger Than Fiction
4. Oh Well
5. Jamie G.
6. Hit Single
7. It's All Too Much
8. When You're Not Around
9. The Other Me
10. Trying to Cry
11. My House
12. Old Songs
13. Drowning

ナイト&デイズ、ボディー&ソウルがこれまでの最高傑作であり、一番ヒットしたのですが、前作からの流れは、それらを遥かに凌駕する出来映えになっています。この時期は如何せん注目度が低くなっている為、それほど高く評価されておりませんが、間違いなくこれがジョージャクソンの最高傑作だと思われます。現在も現役ですのでこれ以上の作品を出す可能性もありますが、このアルバムを超える勢いは今のところ感じておりません。

特にフリートウッドマックのカバー曲のOh Wellのカッコイイ事と言ったらたまったもんではありません。恐らくロックかいでも1,2を争うぐらいの出来映えです。Jamie G.でのラテン風の曲もこれまでの作品よりも良く出来ております。言葉が過ぎている訳ではありません。聴いて頂ければ納得して頂けるはずです。それほどノックアウトされる内容なのです。The Other Meでは男泣きしてしまいそうにもなります。

これほど素晴らしいアルバムなのに動画が無いという事が、あまり評価されていない事の現れでしょうか。仕方ないので、フリートウッドマックのoh wellを参照してみて下さい。これがオリジナルですが、これの数百倍カッコいいと思って下さい。ピーターグリーンも勿論カッコいいのですが、カバー曲をやるならこれぐらいカッコ良くやれ、と言いたくなるような素晴らしい出来なのです。勿論オリジナル曲も素晴らしい曲だらけです。なにより全体に勢いが感じられます。これほどエモーショナルなアルバムがあるだろうかと思えるぐらいの名作です。

fleetwood mac oh well

[20061119]

Blaze of Glory Blaze of Glory
Joe Jackson (1993/03/09)
A&M
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サントラ盤タッカーなども出しましたが、久々のロックアルバムを創り出しました。それもビッグワールドとは違う、フュージュン色の強いロックナンバーがもの凄い質感で収められています。これまでバラバラに行っていた音楽性を一つにまとめて、ジョージャクソンのカラーによって導き出された音楽が唸っております。

1. Tomorrow's World
2. Me And You (Against The World)
3. Down To London
4. Sentimental Thing
5. Acropolis Now
6. Blaze Of Glory
7. Rant And Rave
8. Ninteen Forever
9. The Best I Can Do
10. Evil Empire
11. Discipline
12. The Human Touch

自己の音楽性の確立。それが成されて行く過程を目撃させられているような作品です。その御圧といいこれまでのアルバムの中でも最高の出来ではないかというくらい素晴らしいものになっています。これまでも録音技術の試行錯誤によって素晴らしいアルバムを出してきましたが、その蓄積が見事に実を結んでいるようです。

Down To Londonでのリズム&ブルース的なものもジャズフレイヴァーを感じる新しさがあります。Sentimental Thingではサントラ盤のようなスケールの大きなオーケストレーションが印象的です。Acropolis Nowっはビッグワールドのようなオリエンタルムードがあるインストものです。バラエティー豊かでもあり、ジョージャクソンの集大成的な局面もありますが、それにしてもこの完成度の高さは並大抵のものではありません。素晴らしい名盤です。

[20061119]

Will Power Will Power
Joe Jackson (1990/10/25)
Mobile Fidelity
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ウィルパワー、当時流行っていたポジティブな指向性を喚起させる為のヒーリング療法で、トッドラングレンも同じような作品を出していました。しかし、ジョージャクソンの場合は単なる癒しを求めるような内容にはなっていません。オーケストラ形態によるインストゥルメンタルな内容は、プログレッシヴロックを思わせるスケールの大きさとダイナミズムを重ね持っています。

1. No Parasan
2. Solitude
3. Will Power
4. Nocturne
5. Symphony In One Movement

元々クラシックの教養を持っていた人でしたが、クラシックの作曲には限界を感じていたため、ロック界に入ってきた人です。そしてパンクからレゲエ、ラテンやジャズといったあらゆる音楽を吸収して行き、得た多くのものから改めてオーケストラ作品に取り組んだとした見方が妥当かと思います。ここにはクラシックなものはないのです。80年代の現代音楽として聴くべきでしょう。

No Parasanでのオーケストラヒットにしても、当時流行っていたトレヴァーホーンのサンプリングオケヒットよりも鋭利で迫力があります。録音状態も見事なものなのです。音の配列も従来のオーケストラでは考えられないような構成になっています。かといってサントラのような悠長な内容でもありません。ジョージャクソン特有の緊張感が漲っています。

名作body&soulからこだわっている録音方法もさらに進化しているように感じます。しかし、プログレファンの私ですから、この作品は気に入りましたが、ロックミュージシャンとして聴いていたファンにとっては、この作品はどうなのでしょうか。アルバムごとに違う事をやってきたジョージャクソンをどこまで理解していたかによって、このアルバムの評価も分かれてくると思います。でも純粋にこのアルバムに収められた音を感じ取れば、ただものではない存在感を持った音楽を体感出来る事でしょう。見事な作品です。

[20061118]

Joe Jackson Big World
icon
Night and Day

音楽による世界一周をイメージした作品で、ライブでの一発録音という当時は異色のレコーディングが成されました。2トラックのレコーダーしかない時代、もしくはモノラル録音しか出来な時代では、やり直しのきかない一発録音が当たり前でした。それだけ演奏もしっかり出来るものにしか演奏は許されていなかった時代があったのです。しかし時代は4トラックでもピンポン録音をすれば、かなりのダビングが出来ました。8トラック、16トラックとなり、この時代では32トラックとなり、それをリンクさせて64トラックも可能だったのです。そしてシーケンサーが発達して行きMIDI規格も定まり、打ち込みによる音楽も出てきました。そういう時代に反するこの録音方法は天の邪鬼なジョージャクソンらしいやり方でした。

1 wild west
2 Right and Wrong
3 big world
4 Precious Time
5 Tonight and Forever
6 Shanghai Sky
7 Fifty Dollar Love Affair
8 We Can't Live Together
9 Forty Years
10 Survival
11 Soul Kiss
12 Jet Set
13 Tango Atlantico
14 Home Town
15 Man in the Street

しかし、本当の理由はデジタルマスタリングの最新の技術により、よりリアルにカッティング出来る技術を利用する為のものだったのです。つまり、録音したまんまをそのままカッティングする為のものでした。ライブには観客も入れ、緊張した形での演奏というスリルも味わえます。観客には演奏が完全に終了するまで拍手をしないように言い渡されます。

音楽的にはロックフィールドに戻ってきました。ギターも多くフューチャーされ、その中で、世界のあらゆる音楽のエッセンスがふりまかれ、世界一周の疑似体験が出来るというコンセプトになっています。パンクではないロック、これまでの作品よりも新鮮に聴けます。80年代的なポップな感覚もあり、非常に聴き易くなっております。当時話題に事欠かなかったジョージャクソンらしい作品の一つとなりました。

Right and Wrong

Home Town


[20061118]

Body and Soul Body and Soul
Joe Jackson (1990/10/25)
Fontana Int'l
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サントラ盤マイクスマーダーをはさんで発表された作品で,当時のスタイルカウンシルの登場でソウルミュージックへのリスペクトを表明するミュージシャンが続出します。コステロのグッバイクルエルワールドと時を同じくして発表され、You Can't Get What You Wantでソウルミュージックへの敬愛の意を表しました。ジャケットはソニーロリンズの作品をパロディー化したジョーらしいユーモアに溢れ、よりジャズへの愛情を示しています。

1. Verdict
2. Cha Cha Loco
3. Not Here, Not Now
4. You Can't Get What You Want (Till You Know What You Want)
5. Go for It
6. Loisaida
7. Happy Ending
8. Be My Number Two
9. Heart of Ice

内容的には名作Night & Dayに近く、ラテンのリズムも入れながら、より壮大なスケールで創られています。女性シンガーイレイン キャズウェルトノデュエット曲Happy EndingやYou Can't Get What You Wantのヒットに加え、Verdictが日本のCMで使われたりして、内容の濃い作品になっています。Night & Dayと双璧を成す名盤です。

金管の使い方も独特で、ジョーならではの新しい解釈のジャズが展開されていると思って下さい。既存のジャズではありません。かといってAORでもないのです。そういう意味で一番芸術性の高いアルバムとなっています。ポップ性ではNight & Dayにはかないませんが、親しみ易い曲ばかりです。当時の流行のファンク色のあるソウルミュージックも見事にこなす器用さも魅せつけています。Go for Itもモータウン的で楽しい曲になっています。

Be My Number Twoのようなピアノバラードでも泣かせてくれますし、Loisaidaはフュージュンとしても完成度の高い曲になっています。ジョージャクソンがこれまで隠し持っていた音楽性と、新しく吸収した音楽性がぶつかり合い、幸福な結合を見せた素晴らしい名盤となっています。良質な音楽を探している方にはお勧めの名作です。

Verdict
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[20061118]

Night and Day Night and Day
Joe Jackson (1989/10/20)
A&M
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ジャズを愛するあまりアメリカに移住してしまったジョージャクソン。そこで彼に影響を与えたのがラテン音楽でした。そんな新しい音楽環境が反映されたアルバムでジョージャクソンのの最大のヒット作でもあり、最高傑作の一つです。ラテンのビート、ジャズフレイバー、いわゆるフュージュン的な部分と、エレクトリックポップな当時の流行の音楽が見事に融合して、新しいジョージャクソンサウンドが創り出されました。テクノポップの出現で、ギターの存在感が薄れていた時代、彼は別の理由でギターレスな世界を展開しています。

1. Another World
2. Chinatown
3. T.V. Age
4. Target
5. Steppin' Out
6. Breaking Us in Two
7. Cancer
8. Real Men
9. Slow Song

Steppin' OutはMTVの影響もあり、最大のヒット曲となりました。シティー感覚に溢れたオシャレなエレクトリックポップの傑作です。当時で言えば、ドナルドフェイゲンのナイとフライトに近いセンスを感じさせる名曲です。パンクなイメージは無くなりましたが、ニューウェイヴ的な感覚と行かれる若者的なボーカルは生きております。T.V. Ageはトーキングヘッズをもっとポップにしたようなパロディーなのかもしれない曲です。

サルサやサンバのリズムも都会的に取り入れ、シティージャズ的センスにイギリス人らしいユーモアも併せ持っています。Targetなどはラテンミーツポリスのような面白い曲です。曲間の隙間をフェイドインフェイドアウトにしてディスコ的な構成にしているのも時代性を感じます。1~5曲目までのA面にあたる部分がナイトサイドで6~9曲目にあたるB面をデイサイドという構成のアルバムでもありました。

ジョーの新しい面としてはBreaking Us in TwoやReal Men、Slow Songのようなピアノによるバラードが素晴らしく、男の哀愁を感じさせてくれます。特に早急な時代性への警鐘として歌われるSlow Songでの熱唱は見事で、バラードの名手としての地位を確立いたしました。彼の名を広く世に知らしめた名盤であります。全体的にシンプルでありながらもセンスで構成された内容は充分に満足出来るものになっています。ロックじゃないのにロックファンにもアピール出来る稀な存在、それがジョージャクソンなのです。

Steppin' Out

Real Men

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