SAMARQAND淫美ブログ

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2007/10/26(金) 23:32:37
 Title → ロック名盤シリーズ Freeway Madness
Freeway Madness Freeway Madness
The Pretty Things (2002/12/24)
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プログレだったのは前作のみで、このアルバムから又大幅に音楽性を転換しています。レイドバックしたサザンロックというか、アメリカンロックしており、CSN&Yのようなコーラスワークも披露しています。メンバーが変わっていると言うのもあるのですが、デビュー当時のパンクっぽい荒っぽさはなくなっています。

1. Love Is Good
2. Havana Bound
3. Peter
4. Rip Off Train
5. Over the Moon
6. Religion's Dead
7. Country Road
8. Allnight Sailor
9. Onion Soup
10. Another Bowl?
11. Religion's Dead [Live]
12. Havana Bound [Live]
13. Love Is Good [Live]
14. Onion Soup [Live]
15. Over the Moon [Single A-Side]
16. Havana Bound (Single B-Side)

Love Is Goodは明らかにCSN&Yしており、終盤にはビートルズのヘイジュードのような叫びが入っています。ツィンリードギターなどはモロにレナードスキナードしていますし、とてもイギリスのバンドとは思えなくなっています。それでも作曲能力は上がっていますので曲はしっかり創られており、アメリカンロックとして聴くなら素晴らしい内容の作品です。

ストーンズはレイドバックしても相変わらずストーンズしていたのに対して、プリティーシングスの場合は演奏表現も巧みになっており、バンドとしての成長が感じられます。これが健全なバンドとしての姿なのであります。いつまでたっても演奏が巧くならないストーンズと言うのはとても不思議な現象なのであります。私はプリティーシングスのこの進化を認めます。サウンドは変わっても音楽的質は向上しているからです。本来ミュージシャンと言うのはそうでなければなりません。いつまでたっても同じような音楽ばかりやっているようなたとえばサザンとかミスチルのようなものは不健全としか言いようがありません。

この後も彼らは70年代を乗り切っていきます。ツェッペリンのレーベルスワンソングなどに招かれたりしながら活動していくのですが、一旦解散した後、パンクブームにより再評価され再結成されます。その際にはピンクフロイドのデイヴギルモアなどが助っ人で参加していたりしています。しかし私が追いかけていたのはこのアルバムまでなので紹介はここまでにします。余裕があれば70年代のこの後のアルバムも集めたいのですが、その時には又紹介いたします。この時代のプリティーシングスも結構好きです。

Havana Bound
 テーマ : ハードロック / ジャンル : 音楽
INDEX <P> | TB : 0 | CM : 0 |

2007/10/25(木) 23:32:06
 Title → ロック名盤シリーズ Parachute
Parachute Parachute
The Pretty Things (2002/12/24)
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S.FSORROWで一つの頂点を極めた彼らもその次には脱サイケデリック、ビートルズやストーンズがたどったレイドバックしたサウンドへと移行していきますが、前作で作曲の実力をつけた彼らはこのアルバムでも素晴らしい曲を創り上げています。サイケのような幻想的な部分は薄まりましたが、より進んだプログレのようなサウンドに仕上がっています。そしてこのアルバムからジャケットデザインをヒプノシスが手がけます。

1. Scene One
2. Good Mr. Square
3. She Was Tall, She Was High
4. In the Square
5. Letter
6. Rain
7. Miss Fay Regrets
8. Cries from the Midnight Circus
9. Grass
10. Sickle Clowns
11. She's a Lover
12. What's the Use
13. Parachute
14. Blue Serge Blues
15. October 26
16. Cold Stone
17. Stone-Hearted Mama
18. Summer Time
19. Circus Mind

時代は70年代に入り、彼らも成長し続けています。しかし度重なるメンバーチェンジにより、このアルバムの時点でオリジナルメンバーはボーカルのフィルメイ一人となっていました。初期の頃から比べると大幅にサウンドが変わっています。しかし元々70代的なファッションをしていた彼等にとって、やっと自分達に合う時代が来たと言う感じではなかったでしょうか。アメリカではこのアルバムから売れ出すようになっていきます。

サウンド的にもサザンロックを思わせるおおらかさが出てきています。しかしそれにメロトロンとかが絡んでくるとプログレになっていくのです。アルバムもコンセプト性があり、田園と都市のコントラストをテーマに創られているようです。既にツェッペリンはデビューしていますが、プリティーシングスは全くオリジナルとも言えるサウンドを確立しています。これもS.FSORROWに負けないくらいの名盤だと言えるでしょう。非常にいい曲が揃っています。ハードロックともプログレとも形容しがたいオリジナリティーに溢れています。素晴らしい。

In the Square/Letter

Rain

Cries from the Midnight Circus

Sickle Clowns

She's a Lover
 テーマ : プログレ / ジャンル : 音楽
INDEX <P> | TB : 0 | CM : 0 |

2007/10/24(水) 23:25:07
 Title → ロック名盤シリーズ S.F. Sorrow
S.F. Sorrow S.F. Sorrow
The Pretty Things (2002/11/19)
Repertoire
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ロック史上初のロックオペラと言うコンセプトアルバムとなった4作目になります。明らかに作曲能力が優れてきており、これまでの勢いで創っていた曲とは明らかに違っています。ザフーのトミーよりも1年も前に発表されており、こちらがロックオペラの元祖となります。しかしこのアルバムではまだサイケ色によるコンセプトアルバムなのに対してトミーは脱サイケしたサウンドになっている所が対照的で、トミーは成功しましたが、このアルバムは商業的には成功していません。しかしカルトなファンからは絶大な支持を受けているアルバムです。それだけ素晴らしい楽曲が揃っています。

1. S.F. Sorrow Is Born
2. Bracelets of Fingers
3. She Says Good Morning
4. Private Sorrow
5. Balloon Burning
6. Death
7. Baron Saturday
8. Journey
9. I See You
10. Well of Destiny
11. Trust
12. Old Man Going
13. Loneliest Person
14. Defecting Grey
15. Mr. Evasion
16. Talkin' About the Good Times
17. Walking Through My Dreams
18. Private Sorrow [Single Version]
19. Balloon Burning [Single Version]
20. Defecting Grey

S.F. Sorrow Is Bornのイントロだけ聴いても曲の出来映えがいいのは感じ取れます。これまでの作品には無かった事です。Bracelets of Fingersのコーラスなんかはまるでクィーンのようです。70年代の音楽に多大な影響を与えているのが分かります。アルバムのストーリーはS.F. Sorrowという孤独な人間の悲しい一生を描いたもので、アシッドテイストなものも感じ取れます。

Baron Saturdayなどからビートルズというかジョンレノンの影響をモロに感じますが、プリティーシングスのようなバンドがビートルズとプログレの橋渡しをする機能となっています。Well of Destinyではシドバレットがいた頃のピンクフロイドのような幻想的なサウンドになっています。下手すればツェッペリンのサウンドエフェクトもこれが元ネタかもしれません。ディレイのようなテープエコーが大胆です。彼らもこのアルバムで自信をつけたのか、これまでのようなパンクライクなスタイルから、しっかりと曲を創りこむバンドへと成長していきます。

サイケデリックミュージックには隠れた名盤が数多く存在しますが、このアルバムはその中でもかなり完成度の高い作品となっています。アルバムはLoneliest Personで終わります。それ以降の曲は当時のシングル曲です。制作費の問題でアルバムジャケットだけがお金をかけられていなかったのが残念ですが、無駄曲のない素晴らしいアルバムです。名盤です。

S.F. Sorrow Is Born

Private Sorrow

Balloon Burning

Death

Baron Saturday

Old Man Going

Loneliest Person
 テーマ : サイケデリック / ジャンル : 音楽
INDEX <P> | TB : 0 | CM : 0 |

2007/10/23(火) 23:59:45
 Title → ロック名盤シリーズ Emotions
Emotions Emotions
The Pretty Things (2002/11/19)
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ジャケットからも分かるようにこのアルバムはサイケデリック色溢れるアルバムになっています。セカンドよりは明らかに作曲力がついているのが分かります。とにかくこの時代はどのバンドもサイケを取り入れた作品を出しており、プリティーシングス流のサイケサウンドが楽しめます。

1. Death of a Socialite
2. Children
3. Sun
4. There Will Never Be Another Day
5. House of Ten
6. Out in the Night
7. One Long Glance
8. Growing in My Mind
9. Photographer
10. Bright Lights of the City
11. Tripping
12. My Time
13. House in the Country
14. Progress
15. Children [Single Version]
16. My Time [Single Version]
17. Death of a Socialite [Single Version]
18. Photographer [Single Version]
19. There Will Be Another Day [Undubbed Alternate Version]
20. My Time [Undubbed Alternate Version]
21. Sun [Undubbed Alternate Version]
22. Progress [Undubbed Alternate Version]
23. Photographer [Undubbed Alternate Version]

何とかポップな曲を創ろうとしているのが分かりますが、どうもその辺が不器用なようでサイケな感じも実験的なくらいにへんてこりんになっています。そこがこのアルバムの面白い所で、サイケ作品としてはB級かもしれませんがB級にはB級の楽しみ方があります。ちょっと変わったものが好きな人にはレアな作品です。There Will Never Be Another Day、Photographerなどでは彼ららしさはでています。この辺が本来の自然なスタイルだと思います。

このバンドにしては初めてのスローな曲になるSunやHouse of Ten、Growing in My Mindなど無理をしているような感じが又面白かったりします。サイケなやり方もストーンズを手本としているのがよく分かります。サタニックマジェスティーをヘタクソにしたようなヘンテコアレンジになっています。そのヘンテコぶりがこのアルバムの魅力でもあります。精神性を表現する手段としてサイケデリックミュージックは存在していますので、その創り手の個性が如実に反映されます。このバンドには彼らなりのトリップの仕方があったようです。

Rosalyn
 テーマ : ハードロック / ジャンル : 音楽
INDEX <P> | TB : 0 | CM : 0 |

2007/10/22(月) 22:27:31
 Title → ロック名盤シリーズ Get the Picture?
ゲット・ザ・ピクチャー?+6(K2HD/紙ジャケット仕様) ゲット・ザ・ピクチャー?+6(K2HD/紙ジャケット仕様)
プリティ・シングス (2007/06/27)
ビクターエンタテインメント
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オリジナル曲で固めたセカンドアルバムです。その為他のビートグループと同じようなポップな曲もあるのですが、彼らの演奏は相変わらず暴力的でワイルドなフェロモンで溢れています。ストーンズやザフーの暴力的な部分だけ受け継いだようなバンドで、後のストゥージズやMC5にも通じるものがあります。

1. You Don't Believe Me
2. Buzz the Jerk
3. Get the Picture?
4. Can't Stand the Pain
5. Rainin' in My Heart
6. We'll Play House
7. You'll Never Do It Baby
8. I Had a Dream
9. I Want Your Love
10. London Town
11. Cry to Me
12. Gonna Find a Substitute
13. Get a Buzz
14. Sittin' All Alone
15. Midnight to Six Man
16. Me Needing You
17. Come See Me
18. L.S.D.

You Don't Believe Meはアイドルバンドのような曲なのに非常にアウトロー的な演奏というギャップがあり、他のバンドとは違う存在だったに違いありません。映像を見るとドアーズと同じようなフェロモンも感じます。オリジナル曲で頑張っていますが、作曲はまだ上手だとは言えません。ロザリンのようなキャッチーな曲がありませんので、このアルバムは地味に感じるかもしれません。

しかしそれだけB級な存在としてこのセカンドアルバムは楽しめるかもしれません。他のビートゼネレーションと同じに考えると満足出来ないかもしれませんが、パンクの原型として聴くととても興味深い作品です。ポーズだけ不良だったストーンズとは違って彼らには妊娠させられてしまいそうな危うさを感じてしまいます。音楽的に成長していくのはこれからですが、まだまだ未熟ゆえの面白さのあるアルバムです。

You Don't Believe Me

Midnight to Six Man

Come See Me

L.S.D.
 テーマ : ハードロック / ジャンル : 音楽
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