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[20170722]

Pan Hopsiup
(1998/07/14)
Pchełki

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ポーランドのバンドPchełkiの2014年の今のところ唯一のアルバムです。メンバーは女性ボーカル、フルートのMarta Rogalska、キーボード、プログラミングのPaweł Rychert、ベースのKrzysztof Rogalski 、パーカッションのDamian Kowalskiです。スタイルとしてはドラムンベース、ヒップホップ、ダブ、など時代のスタイルも吸収したハードフュージョンサウンドになっています。

1. Miksują Dziewki
2. Wianki
3. Uciekaj
4. Fado
5. Krystynka
6. Osty
7. Pekin
8. Wołaj

このバンド凄いところは生演奏出来る技術を持っているということころです。プログラミングされている部分もありますが、それに負けないくらいの演奏力も持っているのです。最近は演奏力があるバンドはヘヴィメタやオルタナ系が多く、フュージョンを演奏する若者が少なくなっています。しかもメロウなフュージョンではなく、エッジの勃ったハードフュージョンです。そのバリエーションでメロウな曲もありますが、かなりかっこいいフュージョンになっています。

アメリカではジャズ系は死に絶えていますが、北欧で、しかも白人の若いバンドがこうしたスタイルを選択するというのは奇跡と言えるでしょう。勿論昔のフュージョンとは訳が違います。ヒップホップもオルタナやグランジも経過してきたあらゆるスタイルを飲み込んだ上でのフュージョンの再構築に成っていますから、かなりかっこいいです。そして歌もちゃんとポップフォーマットで含まれている。私の好みから言えば完璧なバンドだと言えます。こんなバンドが世界中から山ほど出てきて欲しいと願うばかりです。次の作品も楽しみです。

Miksują Dziewki
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[20170520]

Muse
(1998/07/14)
Piana

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2014年のアルバムで、現在までの最新作になります。前作からは7年ぶりの作品となります。それだけ時間が経っている分、内容の熟成度も濃密になっています。アンビエント性も深く、ドラムも必要なところで出てきますし、英語で歌ったり、ウィスパーボイスにも色気が増すようになっています。色気が増せばそれだけ表現の幅も広がってきます。

1. I Think...
2. Imaginary Window
3. In Silence
4. Nostalgia
5. Ruins
6. 7 years
7. Phosphorescence
8. Borderless
9. Tohanab

フォークトロニカの手法も当たり前になってきていますが、そういう手法を使いながらも、それに固執する事なく音楽の完成度を高めるための手段として何でも使うようになっています。だから古いやり方も何のためらいもなく使っています。それでも音楽の完成度を高める為に必要な使い方をしているので違和感もなく、説得力を持ったサウンドになっています。

ロック的なサウンドでも違和感無く存在していますし、逆に彼女がロック的なアレンジを使う事が新鮮に感じられます。ウィスパーボイスに色気が出ていますので、ロック的なアレンジにも負けていませんし、エレクトロニカにこだわらない表現が味方してくれています。シンガーとしても実力がついてきた事の証明でしょう。これからも期待が持ているような作品になっています。しかし、インディーズでインターバルが長くなるのは良くないと思います。もっと存在感を誇示するような活動をしていくべき優れたミュージシャンだと思います。

I Think...
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[20170519]

Eternal Castle
(1998/07/14)
Piana

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2007年のアルバムです。バイオリンやチェロ、ギター以外にもドラムなどの生演奏もあり、プログラミングよりも生演奏の比重が多くなっています。それだけ歌が中心になりつつあります。それでいてエレクトロ感覚もしっかり構成されていて、女性版コーネリアスのようになっています。

1. With The Sea
2. Norway
3. Two Of Us
4. Snowflakes
5. Ancient Note
6. Hydrangea
7. Beyond The Season
8. Prayer

ドラムはそれほどフューチャーされていませんが、以前よりビートを強調した感じになっています。そうする事でよりドラマティックな展開を作り出しています。曲も長めになっていますので、起承転結のある表現によりエレクトロニカを超えた表現をするようになっています。ストリングスもシンセやサンプラーではなく、生ものですから響きが違います。

これまではエレクトロニカを意識した曲調だったのが、エレクトロニカ、フォークトロニカという手段を使いながら自分の表現したい物を作れるようになっています。それだけで印象がガラッと変わりますから、音楽って生き物なんだなって思います。作り手の気持ち次第で印象に変化が生まれます。楽譜に縛られない音楽。ポップス、ロックにはそうした魅力があるのです。

Two Of Us
⇒ 続きを読む

[20170518]

Ephemeral
(1998/07/14)
Piana

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2005年のアルバムです。よりエレクトロニカ色が強くなっていますが、チェロやバイオリン、ギター、オルガン、ピアノなどの生楽器の演奏も加わってきます。歌は日本のインディーズらしいもので、J-POPとは又違います。サンプリング音源よりも電子音の割合が多くなっています。それだけポップに聴こえます。

1. なくしたもの Something Is Lost
2. 初夏 Early In Summer
3. 僕のとなりで Beside Me
4. 風色 Color Of Breeze
5. 小さな女の子の詩 Little Girl Poems
6. 空想の響 Muse
7. 母性愛 Mother's Love
8. 月とチェロ Moon And Cello
9. はじまり Beginning

パーカッションの音源は入っていますが、ほぼドラムレスでほのぼのとした雰囲気を作っています。ボーカルも多重録音させたコーラスなど、ボーカリストとしての役割も重要になっています。どちらかというとプログラミングの方が主体で、キーボードやギターも自分で煙草するマルチぶりを発揮していますが、歌を中心とした曲作りになっています。

ウィスパーボイスですが、日本語ではっきりと言葉を伝えるところが他のインディーズ女性ボーカリストとは違うところだと思います。それほど個性的ではありませんが、ちゃんと自分の世界観を持っているので、説得力のある音楽になっています。電子音なのに野原に寝転がっているような気分になれる音楽です。

Something Is Lost
⇒ 続きを読む

[20170517]

Snow Bird
(1998/07/14)
Piana

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日本の女性アーティストPianaの2003年のファーストアルバムです。サンプラーを多用したエレクトロニカと少々生楽器を組み合わせたサウンド。ウィスパーボイスの歌声と、日本ではよくあるタイプのスタイルですが、ここまでサンプラーのエディットを大胆に使いこなす女性アーティストは少ないと思います。

1. 20 Years Ago
2. Butterfly
3. Snow Bird
4. Spring Has Come!!!
5. Winter Sleep
6. Hide And Seek
7. Voice
8. Monster
9. April
10. Blue Bell
11. After 20 Years

全て一人でトラックメイキングしていますが、ゲストによりギターやクラリネット、ベースの生演奏が加わってきます。打ち込みですがドラムレスです。アレンジもプロデュースも自分で手がけています。非楽器のサンプリング音源、クリスタル系のシンセ音源など、ほっくりさせてくれそうでいて、緊張感を感じさせる音源も加わってくるので癒し系にはなれません。

ビートを刻むのもドラムじゃない音源を使うところはエレクトロニカらしいところです。ウィスパー系の歌が入る事で不思議な空間を作り出しています。結構よくあるタイプではありますが、その中でも個性を出せていると思います。相当エディットしまくっているサンプリング音源はひっかりながらも音楽的に解決出来ています。結構挑戦的な音楽だと思います。

20 Years Ago
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