SAMARQAND淫美ブログ

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2008/06/21(土) 17:11:09
 Title → ロック名盤シリーズ Of Queues & Cures
オブ・キューズ・アンド・キュアーズ(紙ジャケット仕様)オブ・キューズ・アンド・キュアーズ(紙ジャケット仕様)
(2003/12/13)
ナショナル・ヘルス

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ナショナルヘルスが出てきた時代はパンク維新の時代であり、フュージュンやプログレのようなテクニカルなサウンドはオールドウェイヴと呼ばれていました。その為彼らも不遇な扱いをされており、ここまでの2枚のオリジナルアルバムで解散となってしまいます。この後81年白血病で亡くなったアラン・ゴウエンを偲んで再結成し、D.s.Al Codaというアルバムを出していますが、ここまでが本来の彼らの作品となります。

1. Bryden Two-Step (For Amphibians), Pt. 1
2. Collapso
3. Squarer for Maud
4. Dreams Wide Awake
5. Binoculars
6. Phlakaton
7. Bryden Two-Step (For Amphibians), Pt. 2

これまでの中でも一番プログレとフュージュンの度合いが同じレヴェルで融合した見事なサウンドになっています。ハードでアグレッシヴなプレイなど、パンクなんかよりもかなりかっこいいのですが、当時はそれが理解されていませんでした。後になって彼らは再評価されていく事になります。単なるインプロヴィゼーションではなく、歌心を持った演奏を繰り広げています。

かなりかっこいい内容で、カンタベリー系の中でも完成度は一番高い作品ではないでしょうか。フュージョンファンにはたまらない名盤だと思います。アメリカのバンドには無い表現力はさすがです。決してB級じゃないのに時代故に不遇な扱いを受けた一級品の名作であります。

The Collapso

Dreams Wide Awake

 テーマ : プログレ / ジャンル : 音楽
INDEX <N> | TB : 0 | CM : 0 |

2008/06/21(土) 16:48:31
 Title → ロック名盤シリーズ National Health
National HealthNational Health
(1997/06/01)
National Health

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ハットフィールド&ザノースの続編とも言えるバンドで、エッグ、ギルガメッシュ、ハットフィールド&ザノース飲めんバーで構成されていました。このアルバムが出た頃にはメンバーも代わっており、デイヴスチュアート、フィルミラー、ピプパイル、ニールマーレイという布陣になっています。

1. Tenemos Roads
2. Brujo
3. Borogoves [Excerpt from Pt. 2]
4. Borogoves, Pt. 1
5. Elephants

サウンド的にはハットフィールド&ザノースよりももっとアグレッシヴになっています。フュージュンサウンドに徹していますが、表現方法としてはプログレのような手法がなされています。これがカンタベリー系の特徴でもあるのですが、彼らの活躍によってカンタベリー系というものが認識されていくようになっていきます。

フィルミラーのギターもロバートフィリップからスティーヴハウのような音色になっていますし、シンセの使い方もリックウェイクマンのようになっていますので、ハットフィールド&ザノースがクリムゾンがフュージュンしているようなバンドであったのに対して、このバンドはイエスがフュージュンしているような感じになっています。

Brujo
 テーマ : プログレ / ジャンル : 音楽
INDEX <N> | TB : 0 | CM : 0 |

2008/05/31(土) 15:23:08
 Title → ロック名盤シリーズ In Flagrante Delicto
In Flagrante DelictoIn Flagrante Delicto
(2003/01/01)
Nucleus

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ドイツでのライブを納めた作品です。ニュークリアスの特徴をよく捉えている作品で、この時代の集大成とも言える作品です。黒人のいないジャズフュージュンサウンドは独特の静かなうねりを持っています。

1. Gestalt
2. Mysteries
3. Jeyday
4. In Flagrante Delicto

まるでスタジオアルバムのように正確なタッチによるプレイは神業とも言えるでしょう。イアンカーの統率力の賜物だと思います。しかしスタジオ盤には無いミキシングの頃合いが心地よいです。

この後Out of the Long Darkというスタジオ盤を出すのですが、これは現在入手困難なので紹介できません。その他ライブ盤が数枚出されています。一時解散していたニュークリアスですが、最近同窓会的なのりで復活したりしています。イアンカーは音楽評論家になったりしていますが、まだまだプレイヤーとしても衰えておりません。少しマニアックなグループでしたが、イギリスのジャズロックを語る上では欠かせないバンドなのです。

Mutatis Mutandis

 テーマ : FUSION / ジャンル : 音楽
INDEX <N> | TB : 0 | CM : 0 |

2008/05/30(金) 23:25:44
 Title → ロック名盤シリーズ Under the Sun / Snakehips Etcetera
Under the Sun / Snakehips EtceteraUnder the Sun / Snakehips Etcetera
(2002/12/03)
Nucleus

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アルバム アンダーザサンとスネークヒップエトセトラはカップリングでした作品が残っていないため、まとめて紹介する事にします。前作からも傾向がありましたが、ファンキーなフュージュンサウンドに転換しております。メンバーがだいぶ変わった事によるものなのか、流行の音を求めていたのかは定かではありません。

ディスク:1
1. In Procession
2. The Addison Trip
3. Pastoral Graffitti
4. New Life
5. A Taste Of Sarsaparilla
6. Theme 1: Sarsaparilla
7. Theme 2: Feast Alfresco
8. Theme 3: Rites Of Man
ディスク:2
1. Rat's Bag
2. Alive & Kicking
3. Rachel's Tune
4. Snakehips Etceter

アンダーザサンの後半は組曲になっており、リフを効果的に使ったロック的なアレンジでありながら壮大なスケールを持っています。スネークヒップエトセトラはコラシアムのジョンハイズマンがプロデュースしており、エンジニアは何と当時はまだ無名だったスティーブリーリーホワイトが担当しています。

その為か、タイトでメリハリの利いたファンキーなサウンドになっています。コラシアム鵺でもファンキー路線になっていましたので、同じブリティッシュジャズロックの旗手だったハイズマンと影響しあっていたのかもしれません。なにぶん当時の日本では情報量が少なかったので、聴きながらいろんな事を想像する他ありませんでした。難解さが薄くなった分聴きやすい作品になっています。

Midinight Oil

 テーマ : FUSION / ジャンル : 音楽
INDEX <N> | TB : 0 | CM : 0 |

2008/05/29(木) 23:27:15
 Title → ロック名盤シリーズ Roots
Labyrinth/RootsLabyrinth/Roots
(2002/12/03)
Ian Carr & Nucleus

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ルーツと言うアルバムですがラビリンスとのカップリングでしか現在入手出来ないようです。ギターレスになっていた前作から新しくJocelyn Pitchenというギタリストが参加。ブラックコンテンポラリーのようなフュージュンサウンドに変化しつつあります。

1. Roots
2. Images
3. Caliban
4. Whapatiti
5. Capricorn
6. Odokamona
7. Southern Roots And Celebration

前衛のような無秩序なジャズではなく、常に何らかの法則に則ったサウンドを展開していニュークリアス。時代がより洗練されたクロスオーヴァーが流行りだしていたため、彼らもその方向に乗っかっている感じです。

ただどことなく文学的な、マイルスのように詩的なプレイをイアンカーも得意としており、軽薄にならないところが玄人受けするところです。イギリスではジャズ系のバンドでもロック系のバンドでもプログレとして捉えられる為、ロックバンドとしても聴けるし、ジャズバンドといってしまえばそうなってしまいますが、時代がその垣根を曖昧にしておりましたので、どちらのファンも捉えられるだけの魅力があります。
 テーマ : FUSION / ジャンル : 音楽
INDEX <N> | TB : 0 | CM : 0 |

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