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[20180411]

Breath in Silence"
(1998/07/14)
no.9 orchestra

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2014年の作品で現在までの最新作になります。これまでのように一人プロジェクトでは無くてno.9 orchestraというバンドでの作品になります。つまり全て生演奏による内容で、曲はno.9の作品のリメイクになっています。ライブを重ねてバンドとしての結束を強めてからのアルバムとなっています。

1. with millions of love - fine -
2. Left the wind
3. after it
4. Good morning
5. inside outside
6. Re: bug beats
7. Source of harmonic

メンバーはTakayuki Joeを中心にギターがTomoya Ito、ドラムがShinichiro Hamada、ピアノがTakahiro Sato、ベースがKeita Sakuma、バイオリンがFumiko Kawabataです。城 隆之はギターを中心にマルチな演奏を繰り広げます。デジタルサウンドも含みますが、バンドによる生演奏と言う事でどれだけno.9の曲が素晴らしいものであったかを再認識させてくれます。

特にRe: bug beatsを生演奏する事でギミック無しの楽曲としての勝負になっています。一人プロジェクトのアーティストは今では数多くいますが、本来であれば、理想とするバンドメンバーが集まるのであれば、バンドとして演奏したいというのが正直なところだと思います。メンバーに恵まれない、一人やったほうが手っ取り早いし、それが出来る環境があるので、一人プロジェクトとなっているケースが多いと思います。そういう意味では城 隆之の願望を叶えさせた作品だと思います。

Left the wind
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[20180410]

History Of The Day"
(1998/07/14)
No.9

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2013年のアルバムです。情緒的でネオクラシカルな洗練された感じに戻りました。ピアノ割合も多くなり、軽やかに流れるような音楽になっています。部分部分でブレイクビーツっぽいことをやっていますが、あくあまでもアクセントしてのブレイクビーツなので、普通っぽく打ち込んでいるドラムの割合が多くなっています。

1. inside outside
2. The History of the Day
3. whisper of rain
4. there
5. small promis
6. fairground spring #02
7. balance
8. flat point
9. before the wind
10. a picture on the wall
11. source of harmonics
12. imagine fun
13. remember
14. softly song to you
15. Hello

コセンプチャルな統一感があり、生演奏に近いアレンジになっています。普通になったのかというと、普通では無いと思います。かなり聴きやすいイージーリスニングな雰囲気にはなりましたが、ジャズ系の感覚は相変わらずで、ネオクラシカルとフュージョンが溶け合ったような音楽になっています。

目立ってサンプラーですよ、というサウンドはドラムパターンくらいで、後は生演奏と生演奏してるかのような打ち込み。アブストラクトなサウンド少なめになっているので、楽曲で勝負という感じになっています。これは大きな挑戦であり、作曲家として自分を極めて行こうとする強い意志を感じます。

inside outside
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[20180409]

9-9-9-9-9"
(1998/07/14)
No.9

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2009年のアルバムです。プログレッシヴで壮大なスケール感は抑えて、エレクトロニカ、サンプラーの頻度を上げてきました。アブストラクトで自然の雄大さでは無い表現。それでも虫の音にこだわる。ノイズと虫の音が放つ信号。音響派とも言えるかもしれませんが、世界の中でも独特な雰囲気を構築しています。

1. Urban Nature
2. Will
3. Hikari Sasu Michi E
4. Flower Shop
5. Tomorrow Land
6. Re: Bug Beats
7. Auto Tech
8. Last Song
9. Melodion

生演奏の部分は少なめで、打ち込みの妙を繰り広げ、それでも情緒的な流れを作り出しています。都会的で洗練された感じも残していますが、デジタルに加工された繕いは隠しもせず、ミニマルの機械的な反復にかすかなヒューマニズムを添えています。ネオクラシックというより現代音楽のテーゼを持っています。

フォークトロニカと呼ぶにはどこか違う毛並みの音楽だと思います。音源ソフトも充実して、フィールドレコーディングも駆使して、それでもブレイクビーツの感性は取り払う事もなく、いろんな要素が混ざり合って、流行にはこだわらずに音を並べる事で独自のスタイルを繰り広げています。

Urban Nature
⇒ 続きを読む

[20180408]

Usual Revolution And Nine"
(1998/07/14)
No.9

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2008年のアルバムです。よりドラマティックに完成度を高めた作品になっています。クラシックとジャズ、ミニマルの融合。プログレが進化してエレクトロニカになったような構成。洗練されて豊かな美しい音にもなっているので、ニューエイジミュージックのような軽やかさも持っています。

1. introduction
2. I hope [ canon no9 remix ]
3. alive
4. Future airport
5. again and again
6. Symmetry world
7. meguru
8. found it
9. princess
10. prays
11. afterglow no.9 remix
12. clover classic
13. over there empty
14. with millions of love - fine -

ピアノやバイオリンはゲストによる生演奏になっていますが、サンプリング音源も使っていて、アシッドジャズのような雰囲気もあったり、ドラムンベースの間を抜いてグラウンドビートみたいなゆったりしているけどアクセントがかっこよかったりします。雄大さとミニマルの高揚感が見事に調和した内容になっています。

細かく無いドラムンベースのような都会的な雰囲気にネオクラシックの気品を纏わせたような日本人離れしたサウンドになっています。海外のレーベルになっていますが、日本でレコーディングしているはずなので、これは機材とテクノロジーの発展によるものだと思います。それでもセンスがなければこれだけの作品は作れないと思います。

Introduction
⇒ 続きを読む

[20180407]

Good Morning"
(1998/07/14)
No.9

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2007年のアルバムです。音楽的にも洗練されてきてビバップからフュージョンなアレンジになった事で、プログレのような展開になっています。それでもブレイクビーツなサンプラーの使い方をしています。その一方でオーケストラ音源の自然さとかは、PCのスペックが上がってきている事とソフトの充実ぶりが伺えます。

1. Shift
2. Left The Wind
3. Good Morning
4. Life Of The Sun
5. Uran To Amenohi
6. Drop Tap Sequence
7. C In C
8. In The Fake
9. Flower Children
10. Through The Trees
11. Good Night
12. Friend Comes From East

90年代のPCのスペックではオーディオレコーディングには耐えられないもので、プロツールスのように専用のボードを噛ませてPCのスペックに頼らない方法が主流でありましたが、XPやMac Xの時代になるとスペックも上がってきて、プロツールスじゃなくてもPC のスペックに依存するソフトでも普通に作業出来るようになってきました。今でも音が気に入ってプロツールスを使い続ける人は多いですが、90年代に苦労していた事が簡単にやれるようになりました。

そうなってくると表現方法も若干変化が生まれてきます。エディットの技を競うのではなく、音楽性に重きを置けるようになってきます。その傾向がよく現れている作品だと思います。音楽性も洗練されているし音もいい。だけどブレイクビーツのようなトゲのあるサウンドも忘れない。とてもバランスの良い内容になっていると思います。

Shift
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