SAMARQAND淫美ブログ

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2008/06/29(日) 16:35:17
 Title → ジャズ名盤シリーズ Max Roach Drums Unlimited
Drums UnlimitedDrums Unlimited
(2004/05/03)
Max Roach

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ビバップに時代からコールマンホーキンス、チャーリーパーカー、マイルスデイヴィスとのセッションを経て、クリフォードブラウンのバックを勤めたハードバップ系の名ドラマーマックスローチは、常にバックで支える名ドラマーでしたが、数枚のリーダーアルバムも出しています。その中でも革新的なのがこのアルバムです。

1. Drum Also Waltzes
2. Nommo
3. Drums Unlimited
4. St. Louis Blues
5. For Big Sid
6. In the Red (A Xmas Carol)

ドラマーのリーダーアルバムと言っても多くは普通の曲を演奏して、その中で自由にドラムを叩く程度ですが、このアルバムが革新的なのはまずドラムソロありきなのです。ドラムだけでどこまで表現出来るのかという挑戦的なアルバムなのです。その全面的に飛び出してくるドラムをバックアップするようにフレディーハバード達の演奏が絡んできます。

ドラムはあくまでもバックを支えるものでしたが、ジャズにおいては花形とも言えるくらい人気があるポジションでした。特にハードバップの時代は多くの有名なドラマーが誕生しており、ソロでも目立つ存在なのですが、テーマ部分からドラムだけで受け持つという試みはそれまでには無いものでした。リズム楽器にとどまらず歌うドラミングが堪能出来る特殊ではありますが名盤であります。

Drum Also Waltzes

For Big Sid

Drum Waltz

s'good stuff

The Third Eye

 テーマ : JAZZ / ジャンル : 音楽
INDEX <M> | TB : 0 | CM : 0 |

2008/06/28(土) 16:17:10
 Title → ジャズ名盤シリーズ Mal Waldron Left Alone
レフト・アローン(K2HD/紙ジャケット仕様)
Left AloneLeft Alone
(2000/10/17)
Mal Waldron

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レフト・アローン(K2HD/紙ジャケット仕様)
(2007/06/21)
マル・ウォルドロン・ウィズ・ジャッキー・マクリーンマル・ウォルドロン・トリオ

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日本のジャズ人気で特に人気があったのがこのマルウォルドロンのレフトアローンでした。当時のハードボイルド映画のバックにはこの曲がよく流されていました。哀愁のある作品で、昔の映画を見ていると嫌というほど流れています。

1. Left Alone
2. Catwalk
3. You Don't Know What Love Is
4. Minor Pulsation
5. Airegin
6. Mal Waldron:the Way He Remembers Billy Holiday

マルウォルドロンはビリーホリデイの後期のバックピアニストでした。レフトアローンはビリーが歌詞を書いてマルが作曲した曲でしたが、彼女が他界したために彼女の歌が入ったバージョンは録音されないままになっています。ジャケットにもビリーの写真が心霊写真のように映っています。このアルバムは彼女のために捧げられ、Mal Waldron:the Way He Remembers Billy Holidayではマルがビリーについてのインタビューに答えています。

ジャッキーマクリーンの哀愁のあるテーマは物悲しく印象的です。これ以外の曲もどれも哀愁に満ちあふれています。マルのピアノプレイはモールス信号と比喩されるぐらいシンプルなタッチのもので、このアルバム以外にも多くの作品を残しています。その中でもこの作品は今では知らない人もいるかもしれませんが、日本ではあまりにも有名すぎるくらいのジャズの名盤です。

Left Alone

Catwalk

 テーマ : JAZZ / ジャンル : 音楽
INDEX <M> | TB : 0 | CM : 0 |

2008/06/19(木) 23:20:07
 Title → ロック名盤シリーズ Matching Mole's Little Red Record
Little Red RecordLittle Red Record
(1993/02/17)
Matching Mole

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デイヴシンクレアが脱退してデイヴマックレエが加入したセカンドアルバムです。プロヂュースをロバートフィリップ卿が引き受けています。ゲストでブライアンイーノがシンセを弾いております。その為かイーノもカンタベリー系と呼ばれる時があります。タイトルのLittle Red Recordとは毛沢東が行った文化大革命時、人民に強制的に持たせていた毛語録の英語読みです。共産主義を賞賛しているのかどうかは不明です。

1. Starting in the Middle
2. Marchides
3. Man True's Hole
4. Righteous Rumba
5. Brandy as in Benge
6. Gloria Gloom
7. God Song
8. Flora Fidgit
9. Smoke Signal

ファーストでもロバートフィリップのようなウーマントーンでギターを弾いていたフィルミラーでしたが、今回は本人の前で演奏するという緊張感の中でのレコーディングでした。全体的な結果までをも追求していた完璧主義者のロバートフィリップにより出来上がったアルバムで、かなりの緊張感を持った作品です。デアミュッターコーラスという奇妙なコーラスがこれまでのワイアットがやっていた奇妙なエフェクティヴコーラスの代わりになっており、全体を支配しています。

ジャズバンドによる一発取りでのインプロヴィゼーション大会のような緊張感でプログレしているという凄まじい内容になっています。それはマイルスのエレクトリックジャズロックとも違う独特の音世界を構築しています。この後もこのマッチングモールを継続していこうとしていたワイアットでしたが、あるパーティーで2階から酔っぱらって落ちてしまい下半身不随となり、ドラマー生命を終わらせてしまいました。それでもボーカリストとしてソロ活動をしてそれなりの人気を得ています。ですので、マッチングモールとしては2枚のアルバムだけで終わってしまいました。そして彼のドラムはこれ以降聴く事は出来なくなってしまいました。

Starting in the Middle

Marchides

God Song

 テーマ : プログレ / ジャンル : 音楽
INDEX <M> | TB : 0 | CM : 0 |

2008/06/18(水) 23:26:24
 Title → ロック名盤シリーズ Matching Mole
Matching MoleMatching Mole
(1993/04/01)
Matching Mole

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ワイルドフラワーズからソフトマシーン、ゴング、キャラヴァンと大きく三つに分裂したカンタベリー系は、そこからさらに細分化していき、離合集散を繰り返し広がっていくのでした。このマッチングモールはソフトマシーンのドラマー、シンガーだったロバートワイアットが結成したバンドです。当初ソロ作品として制作していたのですが、レコード会社の意向からバンドとして活動する事を義務づけされ、急遽マッチングモールとしてバンドを結成する事になります。マッチング・モール(そっくりモグラ)と言うバンド名は、ソフトマシーン(Soft Machine)のフランス語読みであるマチンヌモル(Machine Molle)をもじったもと言われています。

1. O Caroline
2. Instant Pussy
3. Signed Curtain
4. Part of the Dance
5. Instant Kitten
6. Dedicated to Hugh, But You Weren't Listening
7. Beer as in Braindeer
8. Immediate Curtain

ソロ作品として録音されていたのであろうO Carolineはメロトロンを活かしたとても美しい曲です。ボーカリストとしてのワイアットを前面に出した曲で、それに続いてソフトマシーンでもやっていたアヴァンギャルドでポップな世界が広がっていきます。ジャズロックへシフトチェンジし始めたソフトマシーンから、初期のソフトマシーンへの回帰を求めて制作されています。Part of the Danceでやっとバンドサウンドになりますが、いきなり各メンバーのインプロヴィゼーションが入り乱れるという展開になっています。

このアルバムでのメンバーはロバートワイアット、デヴィッドシンクレア、フィルミラー、ビルマコーミックとなっています。デヴィッドシンクレアはキャラヴァンを脱退してからこのバンドに加入しています。テープの逆回転などサイケ色のある音色をジャズ的な表現で繰り広げている名盤で、ソフトマシーンよりも面白い作品になっています。メロトロンのフルートの音色もブレス音が乱暴なくらいに入っており、まるでサンプラー感覚で使用されています。正にカンタベリー系を代表する名盤なのであります。これを聴かずしてカンタベリー系は語れません。

O Caroline

Signed Curtain

Part of the Dance

Instant Kitten

Immediate Curtain

 テーマ : プログレ / ジャンル : 音楽
INDEX <M> | TB : 0 | CM : 0 |

2008/03/13(木) 23:16:18
 Title → ロック名盤シリーズ Macdonald and Giles
Mcdonald & Giles [HDCD]Mcdonald & Giles [HDCD]
(2002/08/19)
McDonald & Giles

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マクドナルド・アンド・ジャイルズマクドナルド・アンド・ジャイルズ
(1989/07/10)
マクドナルド・アンド・ジャイルズ

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クリムゾンとしてデビューした彼らはファーストアルバムから大成功をおさめましたが、ロバートフィリップ卿の独裁体制やハードスケジュールのツアーなどから逃れるために、次々とメンバーが脱退していきます。そして最初に飛び出したドラマーのマイケルジャイルズとイアンマクドナルドで創られた1枚だけのアルバムがこれです。

1. Suite in C
2. Flight of the Ibis
3. Is She Waiting?
4. Tomorrow's People - The Children of Today
5. Birdman: The Inventor's Dream (O.U.A.T.)/The Workshop/Wishbone Ascension/Birdman Flies!/Wings in the Sunset/The Reflection

クリムゾン時代はキーボードのみ演奏を許されていたマクドナルドは、本来マルチプレイヤーでこのアルバムではギター、鍵盤楽器、管楽器、ボーカルなどを担当、スティーヴウィンウッドがゲスト参加しているのも目玉です。情緒的で牧歌的な英国らしいプログレッシヴロックのかくれた名盤とされている作品です。

プログレッシヴのドラムスタイルの手本ともなったマイケルジャイルズのロールを随所にちりばめられたドラミングが印象的です。ジャズやクラシックの要素を取り入れながらも、プログレとしか予備用がない世界を創っています。Birdmanのような組曲はクリムゾンとは又ひと味違ったスタイルです。まるでサージェントペッパーやシドバレットがいた頃のピンクフロイドのようなサイケポップワールドです。クリムゾンに比べると完成度では劣るかもしれませんが、通好みの陰ながらの名盤です。

Suite in C
 テーマ : プログレ / ジャンル : 音楽
INDEX <M> | TB : 0 | CM : 0 |

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