SAMARQAND淫美ブログ

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2008/06/26(木) 23:05:00
 Title → ロック名盤シリーズ Is There Anything About
Is There Anything AboutIs There Anything About
(1996/08/05)
Brand X

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既に前作を最後に解散となっていたのですが、キーボードのロビンラムリーが未発表テイクを集めてアルバムを出しました。でスのでこれが最後のアルバムとなったのです。ラムリー好みの曲ばかり集めたようで、ソフトフュージュンのような曲ばかりになっています。

1. Ipanaemia
2. Longer April
3. Tmiu-Atga
4. Swan Song
5. Is There Anything About?
6. Modern, Noisy and Effective

Ipanaemiaはジェフベックをソフトにしたようなグッドサルのギターがフュージュンしている曲で、これまでもこのような曲はありましたが、ここまでソフトなスムーズな流れのままの曲はありませんでした。いつもどこかに引っかかる部分があったのですが、さすがに没テイクだけあって、まともなフュージュンのままになっています。ここからいつものアレンジへと持っていくのかという参考になる曲ではあります。

まともすぎると言ってもさすがにテクニシャンだらけの演奏だけに、どの曲も水準はかなり高いものばかりです。普通のフュージュンバンドのアルバムだとしたらかなりの名盤と呼ばれていたでしょう。それがブランドXの作品となると忘れ去られるくらいの扱いになるのですからファンとは冷たいものです。

これにてバンドは解散となるのですが、90年代に復活しています。パーシージョーンズはトンネルズという21世紀型フュージュンバンドを創っています。これがなかなか斬新なバンドでおすすめです。ともかくブリティッシュジャズロックの極みとも言えるスーパーバンドでした。パンク以降イギリスのでジャズブームは去りますが、90年代になってからアシッドジャズという形で再度ブームとなります。

MARSCAPE

Bass Exploration of Percy Jones

 テーマ : FUSION / ジャンル : 音楽
INDEX <B> | TB : 0 | CM : 0 |

2008/06/25(水) 23:23:43
 Title → ロック名盤シリーズ Do They Hurt
Do They Hurt?Do They Hurt?
(1991/07/01)
Brand X

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前作同様ダブルカルテット体制での録音作品です。音楽的にもかなりポップになっていますが、パーシージョーンズのベースが入れば別世界へと誘ってくれます。時代はパンクからテクノの時代となっており、さすがにシンセを扱うバンドなので、その影響はあるようです。

1. Noddy Goes to Sweeden
2. Voidarama
3. Act of Will
4. Fragile!
5. Cambodia
6. Triumphant Limp
7. D.M.Z.

Noddy Goes to Sweedenからパーシージョーンズ独特のフレットレスベースが炸裂しています。Y.M.O.のようなオリエンタルテクノのような雰囲気があります。そしてジャパンのミックカーンが影響を受けたうねうねベースが入れば後期ジャパンのようでもあります。Act of Willのようなアメリカを狙ったようなポップな曲があれば、Fragile!のようなフレットレスベースをブリッジ近くで弾いているバキバキうねうねベースサウンドが無国籍な世界を浮き上がらせます。

テクノの影響からか、ヴォコーダーで歌ったりと新しい感性も取り入れておりますが、そのスケール感はフュージュンしていて、一筋縄ではいきません。ヒプノシスのジャケットもワニの前にワニ皮の靴を履いた女性が立っていたりとユニークなものになっています。裏ジャケットはワニ皮のバックを持っています。どちらが加害者なのか分からない世界の図式を1枚の写真で表現しています。

PERCY PIERRE SOLO

PERCY SOLO JAPAN Noddy Goes to Sweeden

 テーマ : FUSION / ジャンル : 音楽
INDEX <B> | TB : 0 | CM : 0 |

2008/06/24(火) 23:22:28
 Title → ロック名盤シリーズ Product
ProductProduct
(1991/07/01)
Brand X

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フィルコリンズも復帰した作品で、ドラムは二人、ベースは二人、キーボードは二人と二つのプロジェクトに分かれた演奏を編集した異色の作品になりました。彼らも売れる事を意識したのか、ジェネシスのようなポップな歌ものをやったりしています。

1. Don't Make Waves
2. Dance of the Illegal Aliens
3. Soho
4. ...And So to F...
5. Algon (Where an Ordinary Cup of Drinking Chocolate Costs ...)
6. Rhesus Perplexus
7. Wal to Wal
8. Not Good Enough - See Me!
9. April

ジェネシスのようなポップさなので、アメリカンプログレとは違うポップさを持っています。それにいつものテクニカルなフュージュン曲もあったりとバラエティーに富んでいます。ポップになっても軽薄な感じがしないのは彼らのアレンジ力によるものだと思います。後期ジェネシスファンにも楽しめる作品だと思います。

ダブルカルテット形式ですが別々に録音しているので仰々しくなっていません。クリムゾンも同じような試みをやっていましたが、ブランドXの場合は各メンバーのエゴが感じられないので気持ちよく聴けます。エゴのぶつかり合いのイエスやクリムゾンはちときつかったです。本当のプロフェッショナルとはこのブランドXのようなバンドの事なのだと思います。

...And So to F...

 テーマ : FUSION / ジャンル : 音楽
INDEX <B> | TB : 0 | CM : 0 |

2008/06/23(月) 22:56:35
 Title → ロック名盤シリーズ Masques
MasquesMasques
(1991/07/01)
Brand X

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このアルバムではフィルコリンズの代わりにチャックバージがドラムを叩いています。キーボードがロビンラムリーからピーターロビンソンに代わっています。メンバーチェンジした訳ではなく、このバンドはプロジェクト化しており、ジェネシスで忙しいフィルコリンズなどに配慮してメンバーは流動的になっていきます。

1. Poke
2. Masques
3. Black Moon
4. Deadly Nightshade
5. Earth Dance
6. Access to Data
7. Ghost of Mayfield Lodge

パーカッションのモリスパートが半分くらい曲を書いており、アグレッヴな演奏も滑らかに表現した、このバンドならではの極上の世界を創りだしています。パーシージョーンズもエモーショナルなスライド&ビブラートを効かせたベースプレイを活かしており、そして何よりロック的なジョングッドソルのギターがカッコいいです。

パンク旋風が吹き荒れる中、多くの大物バンドが経営難に陥っているときに、このバンドだけはなぜかしっかりとした固定客を確保しており、ニューウェイヴの時代にも生き残っております。私もその固定客の一人として、このバンドの演奏にはいつも興奮させられていました。ファーストでのアグレッシヴさと、セカンドのゆとりのあるポップさがいい感じでバランスがとれた素晴らしいアルバムです。良質なフュージュンバンドが不在の時代に欲求不満を解消してくれた名盤です。

Masques

Black Moon

Ghost of Mayfield Lodge

 テーマ : FUSION / ジャンル : 音楽
INDEX <B> | TB : 0 | CM : 0 |

2008/06/22(日) 23:57:12
 Title → ロック名盤シリーズ Moroccan Roll
モロカン・ロール(紙ジャケット仕様)モロカン・ロール(紙ジャケット仕様)
(2006/06/28)
ブランドX

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パーカッションにモーリスパートが加わり、5人組となったブランドX。リズムセクションを強化してきました。モロッコをイメージしたヒプノシスのジャケットに冒頭のSun in the Nightは中東風のスケールを使った曲で、まるでウェザーリポートのようです。その為か幾分かポップなイメージがあり、このアルバムによりブランドXというバンドの知名度が上がりました。

1. Sun in the Night
2. Why Should I Lend You Mine (When You've Broken Yours off Already)
3. ...Maybe I'll Lend You Mine After All
4. Hate Zone
5. Collapsar
6. Disco Suicide
7. Orbits
8. Malaga Virgen
9. Macrocosm

ファーストでは鳴りを潜めていたパーシージョーンズのフレットレスベースが唸っています。フェイザーやファズを使ったブーチーコリンズとは又違ったセッティングのエフェクトとジャコパストリアスのフレージングをミックスしているようでいて、全くオリジナリティーに溢れたプレイをするパーシージョーンズのベースは天下無双の存在です。

ファンキーなアレンジもあり、前作のようなアグレッシヴなだけの内容ではなく、ユーモアもあるゆとりある演奏が聴けます。Disco Suicideのような当時のディスコブームを小馬鹿にしたような曲もあります。全体的にポップなので、入門編としては一番入りやすい作品です。

Disco Suicide

 テーマ : FUSION / ジャンル : 音楽
INDEX <B> | TB : 0 | CM : 0 |

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